JPH11143924A - ユニット式建物の図面作成用cadシステム - Google Patents

ユニット式建物の図面作成用cadシステム

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JPH11143924A
JPH11143924A JP9305940A JP30594097A JPH11143924A JP H11143924 A JPH11143924 A JP H11143924A JP 9305940 A JP9305940 A JP 9305940A JP 30594097 A JP30594097 A JP 30594097A JP H11143924 A JPH11143924 A JP H11143924A
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JP
Japan
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unit
building
attribute
area
floor
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JP9305940A
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English (en)
Inventor
Kazuki Kurita
一樹 栗田
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Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アイテム数の増大を防止しつつ、バリエーシ
ョンに富んだユニット式建物を設計できるユニット式建
物の図面作成用CADシステムを提供する。 【解決手段】 建物ユニットのユニット駆体に関するユ
ニット駆体データが蓄積されたユニット駆体情報蓄積手
段24と、このユニット駆体情報蓄積手段24に蓄積さ
れたユニット駆体データを用いて、ユニット式建物の図
面を設計する設計手段31とを備える。設計手段は、ユ
ニット駆体情報蓄積手段からユニット駆体データを読み
出して表示する読出手段と、この表示されたユニット駆
体データに対して任意の領域を指定してその領域の属性
を指定する属性指定手段と、指定された領域をその指定
された属性に従って変更する属性変更手段とを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータを用
いてユニット式建物の図面を設計する作業を支援するユ
ニット式建物の図面作成用CADシステムに関する。詳
しくは、建物ユニットを組み合わせてユニット式建物を
形成する際に、その建物ユニットのユニット駆体に関す
るユニット駆体データのアイテム数を増加させることな
く、バリエーションに富んだユニット式建物を設計する
ことができるCADシステムに関する。
【0002】
【背景技術】従来より、工場で製造した箱状の建物ユニ
ットを、建築現場で複数組み合わせて建築されるユニッ
ト式建物が利用されている。ユニット式建物を構成する
建物ユニットは、図11に示すように、四隅の柱11
と、これらの柱11の上端部間および下端部間をそれぞ
れ連結する上梁12および下梁13とを含んで箱状(略
直方体状)に構成されたフレーム14を備え、このフレ
ーム14に図示しない天井面材や床面材、並びに、外壁
材や間仕切壁などを取り付けて居室などを形成したもの
である。このようなユニット式建物によれば、従来、建
築現場で行っていた作業のほとんどを工場で行うことが
できるから、建築現場での作業を著しく軽減でき、高品
質の建物を短期間で建築できるという利点がある。
【0003】このユニット式建物の利点を確保するため
に、顧客に提供する商品(ユニット式建物)を既製品化
し、これにより、設計および製造すべき商品の種類を限
定し、設計作業および製造作業の高効率化を図っていた
が、これでは、顧客の多様な要望に十分対応することが
困難となる。そこで、一般的な注文建築と同様に、顧客
の要求に応じてユニット式建物を1つずつ設計するにあ
たり、設計作業の効率が十分確保されるように、設計作
業を支援するCADシステムが利用されている。
【0004】このCADシステムでは、間取り設計が主
で、また、住宅では、顧客が平面図を見ながら使い勝手
の善し悪しを判断することから、平面図が変更される場
合が多く、基本的には、建物ユニットを各階に平面配置
したのち、その平面図上に、間仕切壁、階段、エレベー
タ、ドア、システムキッチン、バス、トイレなどの各部
品を入力しながら、間取り設計を行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、通常の標準
建物ユニット(4本の柱、床、天井を有し、幅、長さお
よび高さ寸法が基準寸法を1モジュールとする所定モジ
ュール数に形成された建物ユニット)だけで建物を設計
するのでは、顧客の要求に十分に応えられない場合があ
る。たとえば、建物内に吹き抜けを形成したい場合に
は、通常の標準建物ユニットだけでは対応できない。何
故なら、通常の標準建物ユニットでは、床から天井まで
の高さが一定寸法に規定されているので、十分な天井高
さが得られないためである。また、複数の建物ユニット
を積層するような場合、通常の標準建物ユニットだけで
は、建物の高さ制限を超えてしまう場合がある。
【0006】そこで、通常の標準建物ユニットとは別
に、天井が無い(つまり、吹き抜けになっている)天井
吹抜建物ユニット、床が建物ユニットの高さ方向中間位
置にある吹抜用中間床建物ユニット、全体の高さが通常
の標準建物ユニットの高さよりも低い階低建物ユニット
などを用意しておくことが考えられるが、これでは、ア
イテム数が増える。このことは、アイテムデータベース
が大きくなり、多くのアイテムの中から1つのアイテム
を選択するにも、アクセス時間がかかるうえ、誤りも多
くなるという問題がある。
【0007】本発明の目的は、このような従来の問題を
解消し、アイテム数の増大を防止しつつ、バリエーショ
ンに富んだユニット式建物を設計することができるユニ
ット式建物の図面作成用CADシステムを提供すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のユニット式建物
の図面作成用CADシステムは、図を参照して説明する
と、箱状の建物ユニットを複数組み合わせて形成される
ユニット式建物の図面を作成する作業を支援するユニッ
ト式建物の図面作成用CADシステムであって、前記建
物ユニットのユニット駆体に関するユニット駆体データ
が蓄積されたユニット駆体情報蓄積手段24と、このユ
ニット駆体情報蓄積手段24に蓄積されたユニット駆体
データを用いて、ユニット式建物の図面を設計する設計
手段31とを備え、前記設計手段31は、前記ユニット
駆体情報蓄積手段24からユニット駆体データを読み出
して表示する読出手段37と、この読出手段37によっ
て読み出されたユニット駆体データに対して任意の領域
を指定してその領域の属性を指定する属性指定手段38
と、この属性指定手段38によって指定された領域をそ
の指定された属性に変更する属性変更手段39とを含む
ことを特徴とする。
【0009】このような構成によれば、まず、読出手段
37によって、ユニット駆体情報蓄積手段24から任意
のユニット駆体データを読み出して表示し、このユニッ
ト駆体データに対して、属性指定手段38によって任意
の領域を指定してその領域の属性を指定すると、属性変
更手段39によって指定された領域が指定された属性に
変更され登録される。従って、最初から異なる多くの種
類のユニット駆体データを用意しておかなくてもよいか
ら、アイテム数の増大を防止しつつ、バリエーションに
富んだユニット式建物を設計することができる。このこ
とは、アイテムデータベースであるユニット駆体情報蓄
積手段24も大きくしなくてもよく、また、アイテムの
選択にも、アクセス時間が短時間ですみ、誤りも少なく
できる。
【0010】以上の構成において、前記属性指定手段3
8は、指定した領域の属性として、天井15の有または
無を指定できるようになっていることが望ましい。たと
えば、読み出したユニット駆体データが天井有のもので
は天井無を指定でき、逆に、天井無のものでは天井有を
指定できるようになっていることが望ましい。この場
合、指定した領域が天井無しの場合、その天井の領域に
中間梁の有または無を指定できるようになっていればよ
り望ましい。このようにすれば、吹き抜けの中間に壁を
設けた場合でも、その壁の上端を中間梁で支持すること
ができる。
【0011】また、前記属性指定手段38は、指定した
領域の属性として、床16がユニット駆体データの上下
方向中間位置にあることを指定できるようになっている
ことが望ましい。この場合には、その下階に前述した天
井無しのユニット駆体データを組合せることによって、
吹き抜けを形成することができる。さらに、前記属性指
定手段38は、指定した領域の属性として、ユニット駆
体データの高さを指定できるようになっていることが望
ましい。このようにすれば、たとえば、標準建物ユニッ
トのユニット駆体データを変更して、高さが標準建物ユ
ニットの高さより低い階低建物ユニットや、高さが標準
建物ユニットの高さより高い階高建物ユニットのユニッ
ト駆体データを作成、登録することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。図1には、本実施形態に係るCA
Dシステムが示されている。本CADシステム1は、顧
客の要求に応じてユニット式建物を設計する際に、その
設計作業を支援するもので、本システム1の核となるコ
ンピュータ本体10と、設計している階の平面図などを
表示するCRT表示装置2と、前記コンピュータ本体1
0などの操作を行うための入力装置3と、設計した平面
図などを製図するX−Yプロッタ装置4と、設計した建
物についてのデータなどを印字するプリンタ5とを備え
ている。
【0013】前記コンピュータ本体10は、記憶装置で
あるハードディスク装置20と、各種の処理を行う演算
装置であるCPU30とを含んで構成されている。この
うち、ハードディスク装置20には、記憶される情報の
属性毎に複数の記憶領域が設定されている。これらの記
憶領域としては、ユニット式建物を構築する建物ユニッ
トのユニット駆体に関するユニット駆体データが蓄積さ
れたユニット駆体情報蓄積手段24と、ユニット式建物
を構築する部品に関する部品データが蓄積された部品情
報蓄積手段21と、ユニット式建物の基礎を形成する部
位の要素に関する部位データが蓄積された基礎情報蓄積
手段22と、設計されたユニット式建物の本体ならびに
その基礎の部品、部材および工賃の価格などに関する価
格データが蓄積された積算情報蓄積手段23とが設けら
れている。
【0014】前記CPU30は、各種のソフトウエアが
インストールされ、これらのソフトウエアを並列処理す
るマルチタスク機能を備える。CPU30には、ソフト
ウエアにより、ハードディスク装置20のユニット駆体
情報蓄積手段24および部品情報蓄積手段21に蓄積さ
れたデータを用いてユニット式建物の平面図を設計する
平面図設計手段31と、ハードディスク装置20の基礎
情報蓄積手段22に蓄積された部位データを用いてユニ
ット式建物の基礎伏図を設計する基礎伏図設計手段32
と、ハードディスク装置20の部品情報蓄積手段21に
蓄積された部品データを用いてユニット式建物の屋根伏
図を設計する屋根伏図設計手段33と、ハードディスク
装置20のユニット駆体情報蓄積手段24、部品情報蓄
積手段21および基礎情報蓄積手段22に蓄積された各
データを用いてユニット式建物の立面図を設計する立面
図設計手段34と、ハードディスク装置20の積算情報
蓄積手段23に蓄積された価格データを用いて設計した
ユニット式建物の価格を積算する積算手段35とが設け
られている。
【0015】なお、CPU30には、以上の手段31〜
35のほかに、ユニット駆体情報蓄積手段24、部品情
報蓄積手段21、基礎情報蓄積手段22および積算情報
蓄積手段23に蓄積されたデータの入出力を管理すると
ともに、ユニット式建物の部品のうち、基礎の構造およ
び形状に関連する部品の部品データを平面図設計手段3
1へ入力させる際に、その部品と関連する基礎の部位に
関する部位データを基礎伏図設計手段32へ入力させる
情報管理手段36が設けられている。
【0016】前記平面図設計手段31には、図2に示す
ように、前記ユニット駆体情報蓄積手段24および部品
情報蓄積手段21に蓄積されたユニット駆体データや部
品データを選択して読み出して平面図上に表示する読出
手段37と、この読出手段37で表示されたユニット駆
体データに対して任意の領域を指定してその領域の属性
を指定する属性指定手段38と、この属性指定手段38
によって指定された領域をその属性に従って変更して登
録する属性変更手段39とを含む。
【0017】前記読出手段37によって前記ユニット駆
体情報蓄積手段24から読み出されるユニット駆体デー
タとしては、たとえば、図3に示すように、4本の柱1
1と、天井15と、床16とを備え、幅、長さおよび高
さ寸法が基準寸法を1モジュールとする所定モジュール
数に設定された標準建物ユニットUAのユニット駆体デ
ータや、他の数種のユニット駆体データなどである。ま
た、前記部品情報蓄積手段21から読み出される部品デ
ータとしては、間仕切壁、エレベータ、階段、ドア、シ
ステムキッチン、バス、トイレなどの各部品である。な
お、これらの部品を、CADシステム1において、建物
ユニットの内部に配置するにあたっては、予め建物ユニ
ットの内部に格子状に設けられているグリッドモジュー
ル線(部品の設置位置の基準線)に沿って配置するよう
になっている。
【0018】前記属性指定手段38は、建物ユニットの
ユニット駆体データ、たとえば、前記標準建物ユニット
UAのユニット駆体データに対して、任意の領域を指定
してその領域の属性を新たに指定する。ここで、属性の
指定としては、読み出したユニット駆体データの天井が
無(吹き抜け)である旨の指定、読み出したユニット駆
体データの天井が吹き抜けで、かつ、その吹き抜け内の
中間に中間梁がある旨の指定、読み出したユニット駆体
データの床がそのユニット駆体データの上下方向中間位
置にある旨の指定、読み出したユニット駆体データの高
さがそのユニット駆体データの高さよりも低い旨の指定
などを行えるようになっている。
【0019】前記属性変更手段39は、前記属性指定手
段38によって指定された領域を指定された属性に変更
して登録する。たとえば、属性指定手段38によって、
標準建物ユニットUAのユニット駆体データに対して、
天井15が無(吹き抜け)である旨の指定が行われる
と、標準建物ユニットUAのユニット駆体データを変更
して、天井15が無い(吹き抜け)天井吹抜建物ユニッ
トのユニット駆体データとして登録する。また、属性指
定手段38によって、標準建物ユニットUAの天井15
が無(吹き抜け)で、かつ、その吹き抜け内の中間に中
間梁がある旨の指定が行われると、標準建物ユニットU
Aの駆体データを変更して、天井15が無く、中間梁が
ある吹抜中間梁付き建物ユニットのユニット駆体データ
として登録する。
【0020】また、属性指定手段38によって、標準建
物ユニットUAの床16の少なくとも一部が標準建物ユ
ニットUAの上下方向中間にある旨の指定が行われる
と、標準建物ユニットUAのユニット駆体データを変更
して、床16が上下方向中間位置にある中間床建物ユニ
ットのユニット駆体データとして登録する。また、属性
指定手段38によって、標準建物ユニットUAの全体高
さが低い旨の指定が行われると、標準建物ユニットUA
のユニット駆体データを変更して、全体高さが標準建物
ユニットUAの高さより低い階低建物ユニットのユニッ
ト駆体データとして登録する。
【0021】次に、本実施形態の作用を具体的な例を基
に説明する。たとえば、図4および図5に示すように、
複数の建物ユニットU1〜U3を積層配置して建物を設
計する際、最上階の中央に位置する一方の建物ユニット
U3aを天井が吹き抜けとなった天井吹抜建物ユニット
UBで、他方の建物ユニットU3bを天井が吹抜けかつ
中間梁17を有する吹抜中間梁付き建物ユニットUCで
構成しようとする場合、次のようにして行う。
【0022】まず、読出手段37によってユニット駆体
情報手段24の中から標準建物ユニットUAのユニット
駆体データを読み出し、その標準建物ユニットUAのユ
ニット駆体データを各階に配置したのち、最上階の平面
図において、標準建物ユニットUAのユニット駆体デー
タを属性変更する。これには、建物ユニットU3aの位
置に配置される標準建物ユニットUAのユニット駆体デ
ータに対して、天井面全域(斜線部分)を指定(点P〜
Qで指定)し、その指定した領域の属性が天井無である
旨の指定を行う。すると、図6に示すように、天井が無
い(吹き抜け)天井吹抜建物ユニットUBのユニット駆
体データに変更されて(標準建物ユニットUAのユニッ
ト駆体データが変更されて)登録される。
【0023】また、建物ユニットU3bの位置に配置さ
れる標準建物ユニットUAのユニット駆体データに対し
て、天井面全域(斜線部分)を指定し、その指定した領
域の属性が天井無で、かつ、その吹き抜け領域の中間に
中間梁17がある旨の指定を行う。すると、標準建物ユ
ニットUAのユニット駆体データが変更され、図7に示
すように、天井が無く(吹き抜け)、かつ、中間梁17
がある吹抜中間梁付き建物ユニットUCのユニット駆体
データに変更されて(標準建物ユニットUAのユニット
駆体データが変更されて)登録される。このようにし
て、標準建物ユニットUAのユニット駆体データを用い
て、これを属性変更することにより、図4および図5に
示す建物を設計できる。
【0024】また、図8(A)(B)に示すように、床
16の少なくとも一部が建物ユニットの上下方向中間位
置にある吹抜用中間床建物ユニットUDを使用して建物
を設計しようとする場合には、次のようにして行う。ま
ず、読出手段37によってユニット駆体情報手段24の
中から標準建物ユニットUAを読み出した後、図8
(C)に示すように、標準建物ユニットUAの床の一部
を指定(斜線部分)し、その指定した領域の属性が中間
床である旨の指定を行う。この場合、床の高さ位置情報
を入力する。すると、図8(A)(B)に示すように、
床16の一部が建物ユニットの上下方向中間位置にある
吹抜用中間床建物ユニットUDのユニット駆体データに
変更されて登録される。
【0025】また、図9(A)に示すように、複数の標
準建物ユニットUAと、高さが標準建物ユニットUAの
高さより低い階低建物ユニットUEとを用いてスキップ
フロアの建物を設計しようとする場合、次のようにして
行う。まず、図9(B)に示すように、標準建物ユニッ
トUAのユニット駆体データを配置し、1階の平面図に
おいて、該当する建物ユニットについて高さが標準建物
ユニットUAの高さより低い階低建物ユニットUEであ
る旨の指定を行い、2階および3階の平面図において、
階低建物ユニットUEの上に配置された建物ユニットに
ついて階低上建物ユニットである旨の属性指定を行う。
【0026】すると、1階の平面図の該当建物ユニット
が階低建物ユニットUEに属性変更され、2階および3
階の平面図の標準建物ユニットUAが階低建物ユニット
UEの上に配置される。これにより、立面図設計手段3
4によって立面図を設計すると、上記操作によって登録
されたユニット駆体データを用いて、図9(A)に示す
ような建物が作図される。
【0027】ところで、延床面積を算出するには、建物
の各階の床面積を積算して求めることができる。たとえ
ば、図10(A)に示すような建物の場合には、各階の
設計時に予め登録された1階の床面積1F、2階の床面
積2Fおよび3階の床面積3Fを積算(1F+2F+3
F)して、建物の延床面積を算出する。また、図10
(B)に示すような建物、つまり、2階が標準建物ユニ
ットUAより低い蔵ユニットUFによって構成された建
物の場合には、2階の平面図のユニットに対して、最初
に初期値として蔵2F(高さが標準建物ユニットUAよ
り低く床面積に算入しない旨の指示)を設定しておく。
すると、積算時には、2階の床面積2Fは算入せずに、
1階の床面積1Fと3階3Fの床面積とを積算(1F+
3F)して、建物の延床面積を算出する。
【0028】本実施形態によれば、平面図設計手段31
を、ユニット駆体情報蓄積手段24からユニット駆体デ
ータを読み出して表示する読出手段37と、この読出手
段37によって読み出されたユニット駆体データに対し
て任意の領域を指定してその領域の属性を指定する属性
指定手段38と、この属性指定手段38によって指定さ
れた領域をその指定された属性に変更する属性変更手段
39とを含んで構成したので、アイテム数の増大を防止
しつつ、バリエーションに富んだユニット式建物を設計
することができる。
【0029】つまり、ユニット駆体情報蓄積手段24か
らユニット駆体データを読み出して表示し、このユニッ
ト駆体データに対して任意の領域を指定してその領域の
属性を指定すると、属性変更手段39によって指定され
た領域が指定され属性に変更される。従って、最初から
異なる多くの種類のユニット駆体データを用意しておか
なくてもよいから、アイテム数の増大を防止しつつ、バ
リエーションに富んだユニット式建物を形成することが
できる。このことは、アイテムデータベースであるユニ
ット駆体情報蓄積手段24も大きくしなくてもよく、ま
た、アイテムの選択にも、アクセス時間が短時間です
み、誤りも少なくできる。
【0030】また、属性指定手段38は、読み出した建
物ユニットのユニット駆体データについて、天井が無い
旨の指定、天井が無い場合にその天井の領域に中間梁1
7が有る旨の指定、床16が建物ユニットの上下方向中
間位置にある旨の指定、建物ユニットの高さが標準建物
ユニットの高さ寸法より低い旨の指定を行えるよにした
ので、読み出した建物ユニットのユニット駆体データを
異なる属性を有する複数種の建物ユニットのユニット駆
体データに変更して登録することがでる。
【0031】具体的には、指定した領域の天井が無い旨
の指定が行われた場合には、図6に示す天井吹抜建物ユ
ニットUBのユニット駆体データへ属性が変更される。
また、指定した領域の天井が無い場合にその天井の領域
に中間梁17がある旨の指定が行われた場合には、図7
に示す吹抜中間梁付き建物ユニットUCのユニット駆体
データへ属性が変更される。従って、標準建物ユニット
UAを用いて、図4および図5に示すような建物を設計
することができる。
【0032】また、指定した領域の床が建物ユニットの
上下方向中間位置である旨の指定が行われた場合には、
図8(A)(B)に示す吹抜用中間床建物ユニットUD
のユニット駆体データへ属性が変更される。従って、そ
の下に天井吹抜建物ユニットUBのユニット駆体データ
を組み合わせれば、床から天井までの高さが約1.5ユ
ニットの高さを有する吹き抜けを有する建物を構成でき
る。また、建物ユニットの高さが標準建物ユニットUA
の高さ寸法より低い旨の指定が行われた場合には、階低
建物ユニットUEのユニット駆体データへ属性変更され
る。従って、この属性変更を利用して、図9(A)に示
すようなスキップフロアの建物を標準建物ユニットUA
のユニット駆体データを用いて構成することができる。
【0033】また、延床面積を算出するにあたって、最
初に初期値として、蔵2F(高さが標準建物ユニットよ
り低く床面積に算入しない旨の指示)を設定しておけ
ば、積算時には、その階の床面積は算入せずに、他の階
の床面積を積算するから、簡単に延べ床面積を算出する
ことができる。
【0034】以上、本発明について好適な実施形態を挙
げて説明したが、本発明は、この実施形態に限られるも
のでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々
の改良並びに設計の変更が可能である。たとえば、前記
実施形態において、平面図設計手段31で設定された平
面図には、上下方向の情報(つまり、建物ユニットの天
井や床が吹き抜けとして設定されている点や高さが標準
建物ユニットUAより低い点など)が含まれているか
ら、これらの情報を基に立面図を作成することができ
る。
【0035】また、前記実施形態では、標準建物ユニッ
トUAのユニット駆体データを基準に、これを属性変更
して、天井吹抜建物ユニットUB、吹抜中間梁付き建物
ユニットUC、吹抜用中間床建物ユニットUD、階低建
物ユニットUEのユニット駆体データとして登録するよ
うにしたが、基準となるユニット駆体データは標準建物
ユニットUAに限らず、他の建物ユニットでもよい。
【0036】また、ユニット駆体情報蓄積手段24、部
品情報蓄積手段21、基礎情報蓄積手段22および積算
情報蓄積手段23を比較的大きな第1のコンピュータ内
に構成し、平面図設計手段31、基礎伏図設計手段3
2、屋根伏図設計手段33、立面図設計手段34および
積算手段35を別の比較的小型の第2のコンピュータ内
に構成するとともに、第2のコンピュータを複数設け、
かつ、第1のコンピュータと複数の第2のコンピュータ
をを通信手段で相互に接続してもよい。このようにすれ
ば、ユニット駆体情報、部品情報、基礎情報および積算
情報が収納されたファイルを著しく大きくできるうえ、
そのファイルの管理およびメンテナンスを一括して行う
ことができる。
【0037】また、積算手段35は、平面図設計手段3
1、基礎伏図設計手段32および屋根伏図設計手段3
3、立面図設計手段34とは別のコンピュータに設けて
もよく、オンラインまたはオフラインでデータの受け渡
しを行うことにより、前記実施形態と同様の動作が確保
できる。
【0038】また、本発明においては、ハードディスク
装置20に記録されるユニット駆体情報蓄積手段24、
前記部品情報蓄積手段21、基礎情報蓄積手段22、積
算情報蓄積手段23などの各種データは、FD、CD−
ROM、DVDなどのコンピュータで読み取り可能な記
録媒体に記録してCADシステム1を実現するコンピュ
ータに提供したり、パソコン通信、インターネットなど
のネットワークを介して各コンピュータに提供してもよ
い。
【0039】また、平面図設計手段31を構成する読出
手段37、属性指定手段38、属性変更手段39は、コ
ンピュータ本体10で実現されるプログラムであるた
め、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して
各コンピュータに提供したり、パソコン通信、インター
ネットなどのネットワークを介して各コンピュータに提
供して機能させてもよい。
【0040】
【発明の効果】本発明のユニット式建物の図面作成用C
ADシステムによれば、アイテム数の増大を防止しつ
つ、バリエーションに富んだユニット式建物を設計する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るCADシステムを示
すブロック図である。
【図2】同上実施形態の平面図設計手段を示すブロック
図である。
【図3】標準建物ユニットを示す斜視図である。
【図4】建物ユニットを用いて構成した建物の立面図で
ある。
【図5】図4の建物の最上階を示す平面図である。
【図6】天井吹抜建物ユニットを示す斜視図である。
【図7】吹抜中間梁付き建物ユニットを示す斜視図であ
る。
【図8】(A)(B)は吹抜用中間床建物ユニットの平
面図および正面図、(C)は標準建物ユニットのユニッ
ト駆体データを属性変更して吹抜用中間床建物ユニット
のユニット駆体データとするための説明図である。
【図9】(A)はスキップフロアの建物を示す正面図、
(B)は標準建物ユニットのユニット駆体データを属性
変更して階低建物ユニットのユニット駆体データとする
ための説明図である。
【図10】(A)は標準建物ユニットを積層した3階建
て建物を示す正面図、(B)は蔵ユニットを含んで構成
した3階建て建物を示す正面図である。
【図11】建物ユニットの一般的形状を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 CADシステム 10 コンピュータ本体 21 部品情報蓄積手段 24 ユニット駆体情報蓄積手段 31 平面図設計手段 34 立面図設計手段 37 読出手段 38 属性指定手段 39 属性変更手段 UA 標準建物ユニット UB 天井吹抜建物ユニット UC 吹抜中間梁付き建物ユニット UD 吹抜用中間床建物ユニット UE 階低建物ユニット

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 箱状の建物ユニットを複数組み合わせて
    形成されるユニット式建物の図面を作成する作業を支援
    するユニット式建物の図面作成用CADシステムであっ
    て、 前記建物ユニットのユニット駆体に関するユニット駆体
    データが蓄積されたユニット駆体情報蓄積手段と、 このユニット駆体情報蓄積手段に蓄積されたユニット駆
    体データを用いて、ユニット式建物の図面を設計する設
    計手段とを備え、 前記設計手段は、前記ユニット駆体情報蓄積手段からユ
    ニット駆体データを読み出して表示する読出手段と、こ
    の読出手段によって読み出されたユニット駆体データに
    対して任意の領域を指定してその領域の属性を指定する
    属性指定手段と、この属性指定手段によって指定された
    領域をその指定した属性に変更する属性変更手段とを含
    むことを特徴とするユニット式建物の図面作成用CAD
    システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のユニット式建物の図面
    作成用CADシステムにおいて、 前記属性指定手段は、指定した領域の属性として、天井
    の有または無を指定できるようになっていることを特徴
    とするユニット式建物の図面作成用CADシステム。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のユニット式建物の図面
    作成用CADシステムにおいて、 前記属性指定手段は、指定した領域が天井無しの場合、
    その天井の領域に中間梁の有または無を指定できるよう
    になっていることを特徴とするユニット式建物の図面作
    成用CADシステム。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のユニット式建物の図面
    作成用CADシステムにおいて、 前記属性指定手段は、指定した領域の属性として、床が
    ユニット駆体データの上下方向中間位置にあることを指
    定できるようになっていることを特徴とするユニット式
    建物の図面作成用CADシステム。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載のユニット式建物の図面
    作成用CADシステムにおいて、 前記属性指定手段は、指定した領域の属性として、ユニ
    ット駆体データの高さを指定できるようになっているこ
    とを特徴とするユニット式建物の図面作成用CADシス
    テム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002073690A (ja) * 2000-08-31 2002-03-12 Eidai Co Ltd 自動作図システム
JP2009123161A (ja) * 2007-11-19 2009-06-04 Misawa Homes Co Ltd Cadシステム

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