JPH11144161A - 光バリア装置 - Google Patents

光バリア装置

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JPH11144161A
JPH11144161A JP9305932A JP30593297A JPH11144161A JP H11144161 A JPH11144161 A JP H11144161A JP 9305932 A JP9305932 A JP 9305932A JP 30593297 A JP30593297 A JP 30593297A JP H11144161 A JPH11144161 A JP H11144161A
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JP
Japan
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light
output
normal operation
pulse
barrier device
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Application number
JP9305932A
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English (en)
Inventor
Norihiro Asada
規裕 浅田
Koichi Yomogihara
弘一 蓬原
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Nippon Signal Co Ltd
Original Assignee
Nippon Signal Co Ltd
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Publication date
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  • Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安全情報が得られ、監視領域の広い、反射型
光センサタイプの光バリア装置を提供する。 【解決手段】 レーザダイオード1からのレーザビーム
を、半導体ガルバノミラー4で反射し、監視領域7を走
査する。監視領域7を含む領域からの反射光を半導体ガ
ルバノミラー4で反射し受光器3で受光する。正常動作
確認手段12は、パルス生成手段10のパルスにもとづ
いて、受光器3の出力iから反射体6,8からの反射光
によるパルスを抜き出し、このパルスがあることで正常
動作を確認し、出力eとして“1”を出力する。不存在
判定手段11は、パルス生成手段10のパルスにもとづ
いて、受光器3の出力iから反射体6,8によるパルス
を消去し、人等からの反射光によるパルスのみを抜き出
し、このパルスが無いとき不存在を判定し、出力gとし
て“1”を出力する。この出力g=1と、出力e=1に
より、アンドゲート13から安全情報“1”を出力す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、監視領域を光ビー
ムで走査し、監視領域に存在する人等からの反射光を検
出する反射型の光バリア装置(反射型光センサともい
う)に関し、特に安全情報(安全を示す情報)の生成に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】たとえば、ロボットにより作業を行う場
合、ロボットのアームが通る作業領域内に人等が存在す
ると、非常に危険なので、作業領域内に人等が存在する
場合にはロボットを動作させてはいけない。
【0003】このため、通常投光器から作業領域に光ビ
ームを放射し、この光ビームが人体等により遮られて受
光器が受光しない場合にロボットの動作を禁止してい
る。このタイプの光センサは、投光器と受光器を監視領
域を挟んで対向配置し、監視領域に光ビームを透過させ
る光透過型光センサである。
【0004】この光透過型光センサでは、装置が故障し
た場合には、監視領域に人等が存在する場合と同様に受
光の信号が得られなくなるので、受光の信号が得られる
場合は確実に安全ということができ、安全情報を得るこ
とができる。そして、この安全情報を用いてロボットを
安全に動作させることができる。
【0005】このような光センサとして、本出願人によ
り先に提案されたフェールセーフな多光軸光センサがあ
る(特開平6−81998号公報及びPCT/JP93
/01463等参照)。
【0006】このものは、投光器と受光器を監視領域を
挟んで互いに対向配置する透過型光センサである。投光
器と受光器はそれぞれ互いに対をなす複数の発光素子と
受光素子を備え、各発光素子及び各受光素子を周期的に
駆動走査し、各受光素子が対応する発光素子からの光ビ
ームのみ順次受光可能として、監視領域内の人等を検出
する構成である。
【0007】ところで、この光センサは、投光側の各発
光素子と受光側の各受光素子を互いに同期させて駆動す
る必要があり、監視領域を挟んで配置された投光側と受
光側との間を、同期をとるための同期信号伝達用配線で
結線する必要がある。このため、投光側と受光側との距
離が長い時、前記信号伝達用配線が長くなって邪魔にな
る。また、前記配線にノイズが混入する虞れがあり、ノ
イズ対策が投光側及び受光側で必要となる。
【0008】このような問題を解消するため、監視領域
の一側に投光器と受光器を配置し、監視領域に人等が存
在する場合、その反射光を受光して危険を通報する、反
射型光センサを使用することが考えられる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種
の反射型光センサでは、受光の信号が得られないケース
としては、監視領域に人等が存在しない場合以外に装置
の故障の場合があり、受光の信号が得られない場合は確
実に安全とはいえず、安全情報が得られないという問題
がある。
【0010】また、監視領域が狭くて実用的でないとい
う問題がある。
【0011】本発明は、このような状況のもとでなされ
たもので、安全情報が得られ、監視領域が広い、反射型
光センサタイプの光バリア装置を提供することを目的と
するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明では、装置の正常動作を確認する手段と光ビ
ーム走査手段を用いる。すなわち、光バリア装置を次の
(1)〜(6)のとおりに構成する。
【0013】(1)光ビームを発生する光ビーム発生手
段と、受光手段と、前記光ビーム発生手段で発生した光
ビームを、監視領域を含む領域を走査するよう反射する
と共に、前記監視領域を含む領域から反射されてくる光
を前記受光手段へ反射する光ビーム走査手段と、前記受
光手段の出力にもとづいて前記監視領域における人等の
不存在を判定する不存在判定手段と、前記光ビーム発生
手段,受光手段,光ビーム走査手段の正常動作を確認す
る正常動作確認手段と、前記不存在判定手段の出力と前
記正常動作確認手段の出力との論理積により安全情報を
出力するゲート手段とを備えた光バリア装置。
【0014】(2)不存在判定手段と正常動作確認手段
とゲート手段をフェールセーフな回路により構成した前
記(1)記載の光バリア装置。
【0015】(3)監視領域の端部近傍に配置した反射
体を備え、正常動作確認手段は、前記反射体からの反射
光による受光手段の出力信号にもとづいて正常動作の確
認を行うものである前記(1)記載の光バリア装置。
【0016】(4)光ビーム走査手段の変位を検出する
変位検出手段を備え、不存在判定手段は、前記変位検出
手段の出力にもとづいて、受光手段の出力信号から、反
射体からの反射光による出力信号を消去して、監視領域
からの反射光による出力信号を抜き出し人等の不存在の
判定を行うものである前記(3)記載の光バリア装置。
【0017】(5)正常動作確認手段は、変位検出手段
の出力にもとづいて、受光手段の出力信号から、反射体
からの反射光による出力信号を抜き出し、この信号によ
り正常動作確認を行うものである前記(3)または
(4)記載の光バリア装置。
【0018】(6)不存在判定手段は、監視領域からの
反射光による出力信号を、ウィンドウコンパレータに入
力し判定処理を行うものである前記(1)ないし(5)
のいずれかに記載の光バリア装置。
【0019】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を光バリ
ア装置の実施例により詳しく説明する。
【0020】なお実施例は、レーザビームを用いるもの
であるが、本発明はこれに限らず通常光のビームを用い
る形で実施することができる。また、実施例では連続点
灯のビームを用いているが、これに限らず、適宜の周波
数でオンオフまたは明暗変調されたビームを用い、受光
器出力側で復調する形で実施することができる。
【0021】また、実施例では、走査手段として半導体
ガルバノミラーを用いているが、これに限らず、回転す
るミラー等の適宜の手段により実施することができる。
【0022】
【実施例】〔実施例1〕 (全体構成)図1は実施例1である“光バリア装置”の
全体構成を示すブロック図である。図1において、1は
駆動回路2により付勢されレーザビームを発生するレー
ザダイオードである。3は受光素子とこの受光素子の出
力を増幅する増幅回路を有する受光器である。4は、駆
動回路5により付勢され矢印に示すようにミラーが回動
する半導体ガルバノミラーであり、レーザダイオード1
からのレーザビームを監視領域7を含む領域に反射する
と共に、監視領域7を含む領域からの反射光を受光器3
へ反射する。
【0023】9は半導体ガルバノミラー4の検出コイル
からミラーの変位を検出する変位検出手段であり、10
はこの変位検出手段9の出力にもとづき、反射体6,8
の反射のタイミングに合ったパルスを生成するパルス生
成手段である。
【0024】11は、監視領域7における人等の不存在
を判定する不存在判定手段であり、受光器3の出力か
ら、パルス生成手段10の出力にもとづいて反射体6,
8の反射による信号を消去し、人等の不存在を判定す
る。
【0025】12は、レーザダイオード1,受光器3,
半導体ガルバノミラー4等の正常動作を確認する正常動
作確認手段であり、受光器3の出力から、パルス生成手
段10の出力にもとづいて反射体6,8の反射による信
号を抜き出し、正常動作を確認する。
【0026】13は、不存在判定手段11の出力と正常
動作確認手段12の出力の論理積を得るアンドゲートで
あり、手段11により不存在の判定“1”が出力され、
かつ手段12により正常動作の確認“1”が出力された
場合にのみ、安全情報“1”を出力する。
【0027】変位検出手段9,パルス生成手段10,不
存在判定手段11,正常動作確認手段12,アンドゲー
ト13は、既知のフェールセーフな回路により構成され
ているが、安全性が低くてもよい場合には通常の回路に
より構成することができる。なお監視領域7の外側に
は、必要に応じて光吸収体を配置し、誤動作を防止する
ことができる。
【0028】以下各部の構成を詳しく説明する。
【0029】(半導体ガルバノミラー4)以下半導体ガ
ルバノミラー4の構成,動作の詳細を本出願人の出願に
かかる特願平7−27996号の明細書の一部を引用し
て説明する。永久磁石の配置等に異なる点があるが、基
本的構成,動作には差異がない。
【0030】簡単にいうと、半導体ガルバノミラー4
は、半導体基板に一体形成した可動板と、この可動板を
前記半導体基板に対し揺動自在に軸支するトーションバ
ーと、前記可動板の周縁部に設けた駆動コイルと、この
駆動コイルに静磁界を与える磁界発生手段と、前記可動
板上に形成したミラーから構成されている。
【0031】図11,図12は、半導体ガルバノミラー
4の構成を示す図である。この装置は、検流計(ガルバ
ノメータ)と同じ原理で動作するものである。なお、図
11,図12では判り易くするため大きさを誇張して示
している。
【0032】図11及び図12において、半導体ガルバ
ノミラー4は、半導体基板であるシリコン基板102の
上下面に、それぞれ例えばホウケイ酸ガラス等からなる
上側及び下側絶縁基板としての平板状の上側及び下側ガ
ラス基板103,104を接合した3層構造となってい
る。前記上側ガラス基板103は、後述する可動板10
5上部分を開放するようシリコン基板102の左右端
(図11における)に積層されている。
【0033】前記シリコン基板102には、平板状の可
動板105と、この可動板105の中心位置でシリコン
基板102に対して基板上下方向に揺動(回動)可能に
可動板105を軸支するトーションバー106とが半導
体製造プロセスにおける異方性エッチングによって一体
形成されている。従って、可動板105及びトーション
バー106もシリコン基板102と同一材料からなって
いる。前記可動板105の上面周縁部には、可動板10
5駆動用の駆動電流と、この駆動電流に重畳する変位角
検出用の検出用電流とを流すための銅薄膜からなる平面
コイル107が、絶縁被膜で覆われて設けられている。
前記検出用電流は、下側ガラス基板104に後述するよ
うに設けられた検出コイル112A,112Bの前記平
面コイル107に対する相互インダクタンスに基づいて
可動板105の変位を検出するためのものである。本実
施例では半導体ガルバノミラー4を交流で駆動してお
り、この駆動電流が検出用電流を兼ねている。この検出
コイル112A,112Bによる変位角検出について後
述する。
【0034】ここで、コイルは抵抗分によってジュール
熱損失があり、抵抗の大きな薄膜コイルを平面コイル1
07として高密度に実装すると発熱により駆動力が制限
されることから、公知の電解メッキによる電鋳コイル法
によって前記平面コイル107に形成してある。電鋳コ
イル法は、基板上にスパッタで薄いニッケル層を形成
し、このニッケル層の上に銅電解めっきを行って銅層を
形成し、コイルに相当する部分を除いて銅層及びニッケ
ル層を除去することで、銅層とニッケル層からなる薄膜
の平面コイルを形成するもので、薄膜コイルを低抵抗で
高密度に実装できる特徴があり、マイクロ磁気デバイス
の小型化・薄型化に有効である。
【0035】また、可動板105の平面コイル107で
囲まれた上面中央部には、ミラー108が公知の手法で
形成されている。更に、シリコン基板102のトーショ
ンバー106の側方上面には、平面コイル107とトー
ションバー106の部分を介して電気的に接続する一対
の電極端子109,109が設けられており、この電極
端子109,109は、シリコン基板102に電鋳コイ
ル法による平面コイル107と同時に形成される。
【0036】上側及び下側ガラス基板103,104の
左右側(図11における)には、前記トーションバー1
06の軸方向と平行な可動板105の対辺の平面コイル
107部分に磁界を作用させる、互いに対をなす円形状
の永久磁石110A,110Bと111A,111Bが
設けられている。上下の互いに対をなす各3個づつの永
久磁石110A,110Bは、上下の極性が同じとなる
よう、例えば図12に示すように、下側がN極、上側が
S極となるよう設けられている。また、他方の各3個づ
つの永久磁石111A,111Bも、上下の極性が同じ
となるよう、例えば図12に示すように、下側がS極、
上側がN極となるよう設けられている。そして、上側ガ
ラス基板103側の永久磁石110Aと111A及び下
側ガラス基板104側の永久磁石110Bと111B
は、図12からも判るように、互いに上下の極性が反対
となるように設けられる。
【0037】また、下側ガラス基板104の下面には、
平面コイル107と電磁結合可能に配置され、各端部が
それぞれ対をなす電極端子113,114に電気的に接
続された一対のコイル112A,112Bがパターニン
グされて設けられている(なお、図11では、模式的に
1本の破線で示したが実際は複数巻回してある)。検出
コイル112A,112Bは、トーションバー106に
対して対称位置に配置されて可動板105に変位角を検
出するもので、平面コイル107に駆動電流に重畳して
流す検出用電流に基づく平面コイル107と検出コイル
112A,112Bとの相互インダクタンスが、可動板
5の角度変位により一方が接近して増加し他方が離間し
て減少するよう変化するので、例えば相互インダクタン
スに基づいて出力される電圧信号の変化を差動で検出す
ることにより可動板105の変位角を検出できる。
【0038】次に、半導体ガルバノミラー4の動作につ
いて説明する。
【0039】例えば、一方の電極端子109を+極、他
方の電極端子109を−極として平面コイル107に電
流を流す。可動板105の両側では、永久磁石110A
と110B、永久磁石111Aと111Bによって、可
動板105の平面に沿って平面コイル107を横切るよ
うな方向に磁界(矢印で示す)が形成されており、この
磁界中の平面コイル107に電流が流れると、平面コイ
ル107の電流密度と磁束密度に応じて平面コイル10
7、言い換えれば可動板105の両端に、電流・磁束密
度・力のフレミングの左手の法則に従った方向に力Fが
作用し、この力はローレンツ力から求められる。
【0040】この力Fは、平面コイル107に流れる電
流密度をi、上下永久磁石による磁束密度をBとする
と、下記の(1)の式で求められる。
【0041】F=i×B……(1) 実際には、平面コイル107の巻数nと、力Fが働くコ
イル長wにより異なり、下記の(2)の式のようにな
る。
【0042】F=nw(i×B)……(2) 一方、可動板105が回動することによりトーションバ
ー106が捩じられ、これによって発生するトーション
バー106のばね反力F′と可動板105の変位角φの
関係は、下記の(3)の式のようになる。
【0043】 θ=(Mx/GIp)=F′L/8.5×1094 )×11 ……(3) ここで、Mxは捩りモーメント、Gは横弾性係数、Ip
は極断面二次モーメントである。また、L、11 、rは
それぞれ、トーションバーの中心軸から力点までの距
離、トーションバーの長さ、トーションバーの半径であ
る。
【0044】そして、前記力Fとばね反力F′が釣り合
う位置まで可動板105が回動(変位)する。従って、
(3)式のF′に(2)式のFを代入することにより、
可動板105の変位角φは平面コイル107に流れる電
流iに比例することが判る。
【0045】従って、平面コイル107に流す電流を制
御することにより、可動板105すなわちミラー108
の変位角φを制御することができる。
【0046】本実施例では、半導体ガルバノミラー4を
交流で駆動するが、動作原理は変らない。
【0047】そして、駆動電流に基づいて、平面コイル
107と下側ガラス基板104に設けた検出コイル11
2A,112Bとの間の相互インダクタンスによる誘導
電圧がそれぞれの検出コイル112A,112Bに発生
する。検出コイル112A,112Bに発生する各誘導
電圧は、可動板105、言い換えれば、ミラー108が
水平位置にある時には、検出コイル112A,112B
と対応する平面コイル107との距離が等しいことから
等しくなりその差は零である。可動板105が前述の駆
動力でトーションバー106を支軸として回動すると、
一方の検出コイル112A(または112B)では接近
してコイル107との相互インダクタンスの増加により
誘導電圧は増大し、他方の検出コイル112B(または
112A)では離間してコイル107との相互インダク
タンスの減少により誘導電圧は低下する。従って、検出
コイル112A,112Bに発生する誘導電圧はミラー
108の変位に応じて変化し、この誘導電圧を検出する
ことで、ミラー108の光軸変位角φを検出することが
できる。
【0048】なお、可動板の変位は、可動板の駆動電流
iに比例するときは、この電流iの大きさから判定可能
である。しかし、可動板の振動の大きさを制限して抑止
するような場合は必ずしも一致しない。このような場合
のために、ここでは検出コイル112A,112Bを備
えて変位の検出を行っている。また、検出コイル112
A,112Bを用いて、コイル107による自己インダ
クタンスの変化を検出してもよい。
【0049】(変位検出手段9,パルス生成手段10)
図2は、変位検出手段9,パルス生成手段10の構成を
示すブロック図であり、図3はパルス生成手段の説明図
である。図2において、112A,112Bは半導体ガ
ルバノミラー4の検出コイルであり、抵抗24,25と
共にブリッジ回路を構成する。21は、半導体ガルバノ
ミラー4の駆動電流の周波数より充分高い周波数の交流
信号源であり、検出コイル112Aと抵抗22の共通接
続点と、検出コイル112Bと抵抗23の共通接続点に
接続される。25はトランスでその1次コイル24はブ
リッジ回路における検出コイル112A,112Bの共
通接続点と抵抗22,23の共通接続点に接続される。
26,27はトランス25の2次コイルである。
【0050】27は入力端が2次コイル26に接続され
たフェールセーフな増幅器、28はこの増幅器27の出
力を検波する検波回路(整流回路)、29は検波回路2
8の出力をレベル検定するレベル検定器、30はレベル
検定器29の出力を否定演算する否定回路である。3
2,33は、29,30と同機能部分であり、31は位
相反転回路である。
【0051】否定回路30,33は、図2(b)に示す
ように、ウィンドウコンパレータ35とこの出力を整流
する整流回路36と、カップリングコンデンサ36より
構成されている。ウィンドウコンパレータ35は、詳細
は後述するが、要するに、ウィンドウ(窓)の範囲内の
入力に対しては“1”を出力し、ウィンドウの範囲内に
入らない入力に対しては“0”を出力する機能を有し、
図示のように、ウィンドウの範囲内のレベル(“0”)
からウィンドウの範囲外に出るパルス(“1”)を入力
すると、出力は“1”から“0”に反転、すなわち否定
演算を行うことができる。
【0052】以上の構成により、検出コイル112A,
112Bには、半導体ガルバノミラー4のミラー108
の変位角に対応する振幅で、半導体ガルバノミラー4の
駆動電流の周波数の誘導電圧が得られる。トランス25
には、交流信号源21の信号が、前記誘導電圧により振
幅変調された信号が入力する。トランス25の2次コイ
ル26には、振幅変調された信号が発生する。
【0053】
【0054】
【0055】(正常動作確認手段12)図4は、正常動
作確認手段12の構成を示すブロック図であり、図5
は、変位検出手段9,パルス生成手段10,正常動作確
認手段12の動作を示すタイムチャートである。
【0056】
【0057】35はオアゲートである。36はオンディ
レー回路であり、パルス信号eを出力する。33は、受
光器3からの信号iとパルス生成手段10で生成したパ
ルス信号b2との論理積を得るアンドゲートであり、パ
ルス信号c2を出力する。34は、アンドゲート33か
らのパルス信号c2よりトリガされる、32と同構成の
自己保持回路であり、信号d2を出力する。
【0058】自己保持回路32,33は、図4(b)に
示すように、後述するウィンドウコンパレータ/AND
ゲート回路を用いており、入力端子Aがハイレベル(ウ
ィンドウの範囲内)のとき、入力端子Bをハイレベル
(ウィンドウの範囲内)にすると、発振状態となり、そ
の発振出力が整流され入力端子Bに帰還されるので、入
力端子Bがハイレベルに保持され、発振状態が持続す
る、すなわち自己保持状態となる。ANDゲート機能に
より、入力端子(ホールド端子)Aがローレベル(ウィ
ンドウ範囲外)となると発振が停止し自己保持が解け
る。
【0059】以上の構成により、正常動作確認手段12
は、半導体レーザ1,受光器3,半導体ガルバノミラー
4等の正常動作時には、図5の左方に示す、ハイレベ
ル,ローレベルが交互にくる信号d1,d2が得られ、
オンディレー回路36の出力信号eはハイレベルすなわ
ち“1”となる。半導体レーザ1,受光器3,半導体ガ
ルバノミラー4等の異常動作時(図5は半導体レーザ1
または受光器3の異常時を示す)には、図5の右方に示
すように、入力パルスiが欠落するので、自己保持回路
32,34はトリガされずその出力信号d1,d2はロ
ーレベルのままとなり、オアゲート35の出力もローレ
ベルとなり、オンディレー回路36の出力信号eはロー
レベルすなわち“0”となる。
【0060】
【0061】
【0062】
【0063】〔実施例2〕本実施例は、反射体を1個と
した例であり、実施例1における、反射体の一方を欠
き、正常動作確認手段の構成を図7に示す構成とした点
を除き、実施例1と同様の構成となっている。
【0064】半導体ガルバノミラー4の可動板の振幅が
半導体ガルバノミラー4の駆動電流の大きさに殆ど比例
する場合(可動板の回動を阻止するものがない場合)
は、可動板の振幅をその両端で検出するまでもないの
で、本実施例では反射体の一方を設けない構成としてい
る。
【0065】
【0066】一方自己保持回路32は、実施例1の場合
と同様に、1〜6部分の故障等により、反射体からの反
射による受光器3の出力パルスiが欠落すると、トリガ
されなくなり、オンディレー回路36の出力eは、ハイ
レベルからローレベルに反転したまま、すなわち“0”
となり、正常動作が確認できない状態となる。
【0067】以上説明したように、本実施例においても
実施例1と同様の効果が得られる。
【0068】(フェールセーフな回路)以下に本発明で
使用可能なフェールセーフな回路の動作原理を説明す
る。
【0069】図9はフェールセーフなアンドゲートの例
を示す図である。図9(a)の回路では、増幅器A1
11が全て正常であれば、入力信号X1 …Xn が全て
“1”である場合にのみ、検査信号kが伝達されて、包
絡線検波出力信号Z=1を生じる。検査信号kの有無を
同じ記号の2値の論理変数kとし、k=1を有、k=0
を無しで表せば、出力信号Zは次の(4)式で表され
る。
【0070】Z=X1 ・X2 …・Xn ・k……(4) 入力信号X1 〜Xn のいずれかが0の場合、および増幅
器A1 〜An のいずれかが故障の場合は出力信号は0と
なる。よってこの回路は、フェールセーフなn入力のア
ンドゲートとして動作する。
【0071】図9(b)の回路は、図9(a)の回路の
検査信号発生回路PGを除くため、最終段増幅器An
出力を初段の増幅器A1 に正帰還して発振回路を構成す
るようにした回路である。この回路も発信信号の有無を
kとして表せば出力信号は前記(4)式で表される。入
力信号X1 …Xn のいずれかが0の場合、および増幅器
1 〜An のいずれかが故障の場合は発振が停止する。
すなわちフェールセーフなn入力アンドゲートとして動
作する。
【0072】図10は、フェールセーフなウィンドウコ
ンパレータ,アンドゲート,インバータとして動作する
回路の例を示す図である。図10(a)に基本回路を示
し、図10(b)にこの基本回路を2個従属接続した回
路を示す。
【0073】図10(a)の基本回路において、発振条
件は次の(5),(6)式により定まる。
【0074】
【0075】このように、この回路は、入力端子1,2
を共通に接続した場合は、その入力信号のレベルXが窓
の範囲にあるか否かが検出でき、すなわちコンパレータ
として動作する。
【0076】また、この窓の範囲における発振は、入力
端子1,2のいずれか一方が切断する、すなわち信号が
入力されないとき停止する。よってこの回路は2入力ア
ンドゲートとして動作する。
【0077】更に、この回路は、発振状態において、入
力信号が窓の上限を越えてその範囲外に変化すると発振
が停止する、すなわちインバータとして動作する。
【0078】図10(b)の回路は、図10(a)の基
本回路を2個、位相反転用トランジスタQ4を介して従
続接続し、抵抗R9 を介して帰還したものである。入力
端子1,2は共に式(7)に示す窓をもつので、2入力
ウィンドウコンパレータを構成する。そして、入力端子
1,2の信号が共に式(7)を満たす場合にのみ回路は
発振するので、この回路は2入力アンドゲートの機能を
併せもっている。
【0079】図10(a),(b)の回路は、いずれも
いずれかの増幅器が故障とする発振が停止する。また、
回路を構成するトランジスタの一部のエミッタ電位が電
源電位Eとなっている。これは電源電位Eをエミッタ電
位とするトランジスタが電源電位Eより高い入力信号で
ないと動作しないことを意味しており、信号伝達が“電
源枠外”である。このように発振の信号が伝達される過
程に電源枠外の信号伝達過程を挿入することによって、
たとえトランジスタの入出力に短絡故障が起こっても、
信号が印加されていない限り発振できないような構成と
している。すなわち、図10(a)では、トランジスタ
3 の出力は端子2に入力信号V2 が入力されない限り
トランジスタQ1 をドライブすることができない。図1
0(b)においてもトランジスタQ1 ,Q4 に関して同
様である。
【0080】このように、この図10(a),(b)の
フェールセーフな回路を構成している。
【0081】なお、この種のフェールセーフなウィンド
ウコンパレータ/ANDゲートの回路,動作,特性は、
米国特許第4661880号,第5027114号,第
5345138号、国際公開公報WO94/23303
等により既知である。
【0082】以上説明したように、本実施例によれば、
レーザダイオード1,受光器3,半導体ガルバノミラー
4等が正常に動作して、正常動作確認手段12の出力e
が“1”であり、かつ監視領域7内に人等が存在せず、
不存在判定手段11の出力gが“1”の場合にのみ、出
力端子14から安全情報“1”が出力される。
【0083】また、半導体ガルバノミラー4により走査
しているので、監視領域を広くすることができる。
【0084】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
安全情報が得られ、監視領域が広い、反射型光センサタ
イプの光バリア装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1の構成を示すブロック図
【図2】 変位検出,パルス生成手段の構成を示すブロ
ック図
【図3】 パルス発生手段の説明図
【図4】 正常動作確認手段の構成を示すブロック図
【図5】 変位検出,パルス生成,正常動作確認手段の
タイムチャート
【図6】 不存在判定手段の構成,動作を示す図
【図7】 実施例2における正常動作確認手段の構成を
示すブロック図
【図8】 変位検出,パルス生成,正常動作確認手段の
タイムチャート
【図9】 フェールセーフアンドゲートの例を示す図
【図10】 フェールセーフウィンドウコンパレータ/
ANDゲートの例を示す図
【図11】 半導体ガルバノミラーの構成を示す図
【図12】 図11のA−A断面図
【符号の説明】
1 レーザダイオード 3 受光器 4 半導体ガルバノミラー 11 不存在判定手段 12 正常動作確認手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01H 35/00 G01V 9/04 B

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ビームを発生する光ビーム発生手段
    と、受光手段と、前記光ビーム発生手段で発生した光ビ
    ームを、監視領域を含む領域を走査するよう反射すると
    共に、前記監視領域を含む領域から反射されてくる光を
    前記受光手段へ反射する光ビーム走査手段と、前記受光
    手段の出力にもとづいて前記監視領域における人等の不
    存在を判定する不存在判定手段と、前記光ビーム発生手
    段,受光手段,光ビーム走査手段の正常動作を確認する
    正常動作確認手段と、前記不存在判定手段の出力と前記
    正常動作確認手段の出力との論理積により安全情報を出
    力するゲート手段とを備えたことを特徴とする光バリア
    装置。
  2. 【請求項2】 不存在判定手段と正常動作確認手段とゲ
    ート手段をフェールセーフな回路により構成したことを
    特徴とする請求項1記載の光バリア装置。
  3. 【請求項3】 監視領域の端部近傍に配置した反射体を
    備え、正常動作確認手段は、前記反射体からの反射光に
    よる受光手段の出力信号にもとづいて正常動作の確認を
    行うものであることを特徴とする請求項1記載の光バリ
    ア装置。
  4. 【請求項4】 光ビーム走査手段の変位を検出する変位
    検出手段を備え、不存在判定手段は、前記変位検出手段
    の出力にもとづいて、受光手段の出力信号から、反射体
    からの反射光による出力信号を消去して、監視領域から
    の反射光による出力信号を抜き出し人等の不存在の判定
    を行うものであることを特徴とする請求項3記載の光バ
    リア装置。
  5. 【請求項5】 正常動作確認手段は、変位検出手段の出
    力にもとづいて、受光手段の出力信号から、反射体から
    の反射光による出力信号を抜き出し、この信号により正
    常動作確認を行うものであることを特徴とする請求項3
    または請求項4記載の光バリア装置。
  6. 【請求項6】 不存在判定手段は、監視領域からの反射
    光による出力信号を、ウィンドウコンパレータに入力し
    判定処理を行うものであることを特徴とする請求項1な
    いし請求項5のいずれかに記載の光バリア装置。
JP9305932A 1997-11-07 1997-11-07 光バリア装置 Pending JPH11144161A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001194466A (ja) * 2000-01-06 2001-07-19 Nippon Signal Co Ltd:The 光バリア装置
JP2002107452A (ja) * 2000-10-02 2002-04-10 Nippon Signal Co Ltd:The 2次元走査型光レーダセンサ
US11548160B2 (en) 2018-06-26 2023-01-10 Seiko Epson Corporation Three-dimensional measuring device, controller, and robot system

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JP2002107452A (ja) * 2000-10-02 2002-04-10 Nippon Signal Co Ltd:The 2次元走査型光レーダセンサ
US11548160B2 (en) 2018-06-26 2023-01-10 Seiko Epson Corporation Three-dimensional measuring device, controller, and robot system

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