JPH11144851A - 誘導加熱装置および誘導加熱制御方法 - Google Patents
誘導加熱装置および誘導加熱制御方法Info
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- JPH11144851A JPH11144851A JP30432097A JP30432097A JPH11144851A JP H11144851 A JPH11144851 A JP H11144851A JP 30432097 A JP30432097 A JP 30432097A JP 30432097 A JP30432097 A JP 30432097A JP H11144851 A JPH11144851 A JP H11144851A
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- General Induction Heating (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 出力制御を高速に行う誘導加熱装置および誘
導加熱制御方法を実現する。 【解決手段】 スイッチング手段6のスイッチング周波
数を調節するとともに、平滑手段8,10の出力のフィ
ードバック信号および出力設定値に基づいてスイッチン
グ手段のスイッチングのデューテイレシオを制御し、加
熱出力を制御する。
導加熱制御方法を実現する。 【解決手段】 スイッチング手段6のスイッチング周波
数を調節するとともに、平滑手段8,10の出力のフィ
ードバック信号および出力設定値に基づいてスイッチン
グ手段のスイッチングのデューテイレシオを制御し、加
熱出力を制御する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、誘導加熱装置およ
び誘導加熱制御方法に関し、特に、例えば鋼の焼入れ等
に用いる可変出力の誘導加熱装置およびそのような誘導
加熱装置の制御方法に関する。
び誘導加熱制御方法に関し、特に、例えば鋼の焼入れ等
に用いる可変出力の誘導加熱装置およびそのような誘導
加熱装置の制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の可変出力の誘導加熱装置では、加
熱出力の調節は、サイリスタを用いて商用周波数の交流
電圧の導通位相角を制御することによって行っている。
熱出力の調節は、サイリスタを用いて商用周波数の交流
電圧の導通位相角を制御することによって行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】焼入れ等を高精度に行
うためには、高速な出力制御性を必要とするが、上記の
ような出力制御では、交流電源の周期に基づく制約によ
り、出力制御動作時間を20msまたは16.7msよ
り短くすることができず、このため、0.1S以下の加
熱時間制御を精度良く行うことは困難であった。
うためには、高速な出力制御性を必要とするが、上記の
ような出力制御では、交流電源の周期に基づく制約によ
り、出力制御動作時間を20msまたは16.7msよ
り短くすることができず、このため、0.1S以下の加
熱時間制御を精度良く行うことは困難であった。
【0004】本発明は上記の問題点を解決するためにな
されたもので、その目的は、出力制御を高速に行う誘導
加熱装置および誘導加熱制御方法を実現することであ
る。
されたもので、その目的は、出力制御を高速に行う誘導
加熱装置および誘導加熱制御方法を実現することであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】(1)上記の課題を解決
する請求項1の発明は、商用周波数の交流電源の出力を
整流平滑する整流平滑手段と、前記整流平滑手段の出力
をスイッチングするスイッチング手段と、前記スイッチ
ング手段の出力を平滑する平滑手段と、前記スイッチン
グ手段のスイッチング周波数を調節するとともに、前記
平滑手段の出力のフィードバック信号および出力設定値
に基づいて前記スイッチング手段のスイッチングのデュ
ーテイレシオを制御する制御手段と、前記平滑手段の出
力を交流出力に変換する変換手段と、前記変換手段の交
流出力が供給される加熱コイルと、を具備することを特
徴とする。
する請求項1の発明は、商用周波数の交流電源の出力を
整流平滑する整流平滑手段と、前記整流平滑手段の出力
をスイッチングするスイッチング手段と、前記スイッチ
ング手段の出力を平滑する平滑手段と、前記スイッチン
グ手段のスイッチング周波数を調節するとともに、前記
平滑手段の出力のフィードバック信号および出力設定値
に基づいて前記スイッチング手段のスイッチングのデュ
ーテイレシオを制御する制御手段と、前記平滑手段の出
力を交流出力に変換する変換手段と、前記変換手段の交
流出力が供給される加熱コイルと、を具備することを特
徴とする。
【0006】請求項1の発明では、制御手段により、ス
イッチング手段のスイッチング周波数を調節するととも
に、平滑手段の出力のフィードバック信号および出力設
定値に基づいてスイッチング手段のスイッチングのデュ
ーテイレシオを制御し、加熱出力を制御する。
イッチング手段のスイッチング周波数を調節するととも
に、平滑手段の出力のフィードバック信号および出力設
定値に基づいてスイッチング手段のスイッチングのデュ
ーテイレシオを制御し、加熱出力を制御する。
【0007】(2)上記の課題を解決する請求項2の発
明は、商用周波数の交流電源の出力を整流平滑し、前記
整流平滑によって得られた整流平滑出力をスイッチング
し、前記スイッチングによって得られた出力を平滑し、
前記平滑によって得られた平滑出力を交流出力に変換
し、前記交流出力を加熱コイルに供給し、前記スイッチ
ングの周波数を調節するとともに、前記平滑出力のフィ
ードバック信号および出力設定値に基づいて前記スイッ
チングのデューテイレシオを制御する、ことを特徴とす
る。
明は、商用周波数の交流電源の出力を整流平滑し、前記
整流平滑によって得られた整流平滑出力をスイッチング
し、前記スイッチングによって得られた出力を平滑し、
前記平滑によって得られた平滑出力を交流出力に変換
し、前記交流出力を加熱コイルに供給し、前記スイッチ
ングの周波数を調節するとともに、前記平滑出力のフィ
ードバック信号および出力設定値に基づいて前記スイッ
チングのデューテイレシオを制御する、ことを特徴とす
る。
【0008】請求項2の発明では、スイッチング手段の
スイッチング周波数を調節するとともに、平滑手段の出
力のフィードバック信号および出力設定値に基づいてス
イッチング手段のスイッチングのデューテイレシオを制
御し加熱出力を制御する。
スイッチング周波数を調節するとともに、平滑手段の出
力のフィードバック信号および出力設定値に基づいてス
イッチング手段のスイッチングのデューテイレシオを制
御し加熱出力を制御する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。なお、本発明は実施の形態
に限定されるものではない。
施の形態を詳細に説明する。なお、本発明は実施の形態
に限定されるものではない。
【0010】図1に、誘導加熱装置のブロック(block)
図を示す。本装置は本発明の誘導加熱装置の実施の形態
の一例である。本装置の構成によって、本発明の装置に
関する実施の形態の一例が示される。本装置の動作によ
って、本発明の方法に関する実施の形態の一例が示され
る。
図を示す。本装置は本発明の誘導加熱装置の実施の形態
の一例である。本装置の構成によって、本発明の装置に
関する実施の形態の一例が示される。本装置の動作によ
って、本発明の方法に関する実施の形態の一例が示され
る。
【0011】(構成)本装置の構成を説明する。図1に
示すように、本装置は、商用周波数の交流電源2から供
給される交流電圧を整流回路4で整流し、キャパシタ3
で平滑するようになっている。整流回路4およびキャパ
シタ3は、本発明における整流平滑手段の実施の形態の
一例である。
示すように、本装置は、商用周波数の交流電源2から供
給される交流電圧を整流回路4で整流し、キャパシタ3
で平滑するようになっている。整流回路4およびキャパ
シタ3は、本発明における整流平滑手段の実施の形態の
一例である。
【0012】キャパシタ3の両端電圧をスイッチング素
子6でスイッチングし、スイッチング出力をインダクタ
8およびキャパシタ10からなるL型回路で平滑するよ
うになっている。スイッチング素子6は、本発明におけ
るスイッチング手段の実施の形態の一例である。スイッ
チング素子6としては、例えばMOSFET等が用いら
れる。
子6でスイッチングし、スイッチング出力をインダクタ
8およびキャパシタ10からなるL型回路で平滑するよ
うになっている。スイッチング素子6は、本発明におけ
るスイッチング手段の実施の形態の一例である。スイッ
チング素子6としては、例えばMOSFET等が用いら
れる。
【0013】インダクタ8およびキャパシタ10は、本
発明における平滑手段の実施の形態の一例である。イン
ダクタ8としては、例えば空芯コイル等が用いられる。
インダクタ8には、キャパシタ10とは対称的な位置関
係でダイオード12が接続され、スイッチングにともな
ってインダクタ8に生じる逆電圧を吸収するようになっ
ている。
発明における平滑手段の実施の形態の一例である。イン
ダクタ8としては、例えば空芯コイル等が用いられる。
インダクタ8には、キャパシタ10とは対称的な位置関
係でダイオード12が接続され、スイッチングにともな
ってインダクタ8に生じる逆電圧を吸収するようになっ
ている。
【0014】キャパシタ10の両端電圧は、次段の負荷
に供給される。出力検出器13は、負荷に供給される出
力電流を検出して制御回路14にフィードバックするよ
うになっている。出力検出器13としては例えば電流検
出抵抗等が用いられる。あるいは、出力検出器13は、
キャパシタ10の両端電圧を検出してフィードバックす
るようにしたものでも良い。その場合は、例えば分圧抵
抗等が用いられる。
に供給される。出力検出器13は、負荷に供給される出
力電流を検出して制御回路14にフィードバックするよ
うになっている。出力検出器13としては例えば電流検
出抵抗等が用いられる。あるいは、出力検出器13は、
キャパシタ10の両端電圧を検出してフィードバックす
るようにしたものでも良い。その場合は、例えば分圧抵
抗等が用いられる。
【0015】制御回路14は、本発明における制御手段
の実施の形態の一例である。制御回路14には、設定器
16から設定信号を与えるようになっている。設定信号
には、スイッチングの基本周波数を設定する周波数設定
信号が含まれる。また、出力設定信号が含まれる。
の実施の形態の一例である。制御回路14には、設定器
16から設定信号を与えるようになっている。設定信号
には、スイッチングの基本周波数を設定する周波数設定
信号が含まれる。また、出力設定信号が含まれる。
【0016】制御回路14は、周波数設定信号に対応し
た基本周波数でスイッチング素子6をスイッチングさせ
るようになっている。基本周波数設定値は、例えば20
KHz〜200KHzの範囲で可変となっている。
た基本周波数でスイッチング素子6をスイッチングさせ
るようになっている。基本周波数設定値は、例えば20
KHz〜200KHzの範囲で可変となっている。
【0017】制御回路14は、また、出力設定信号とフ
ィードバック信号との差に基づいてスイッチングのデュ
ーティレシオを制御し、出力電流を出力設定信号に一致
させるようになっている。なお、フィードバック信号が
出力電圧をフィードバックしたものである場合は、出力
電圧を出力設定信号に一致させるように制御する。
ィードバック信号との差に基づいてスイッチングのデュ
ーティレシオを制御し、出力電流を出力設定信号に一致
させるようになっている。なお、フィードバック信号が
出力電圧をフィードバックしたものである場合は、出力
電圧を出力設定信号に一致させるように制御する。
【0018】図2に、出力制御の例を示す。同図の
(a)は50%出力状態を示すものであり、キャパシタ
3の両端電圧A−A’をスイッチング素子6によりデュ
ーティレシオ50%でスイッチングすることにより、ダ
イオード12の両端電圧B−B’を得る。これをインダ
クタ8とキャパシタ10で平滑することにより50%出
力C−C’を得る。
(a)は50%出力状態を示すものであり、キャパシタ
3の両端電圧A−A’をスイッチング素子6によりデュ
ーティレシオ50%でスイッチングすることにより、ダ
イオード12の両端電圧B−B’を得る。これをインダ
クタ8とキャパシタ10で平滑することにより50%出
力C−C’を得る。
【0019】同図の(b)は25%出力状態を示すもの
であり、キャパシタ3の両端電圧A−A’をスイッチン
グ素子6によりデューティレシオ25%でスイッチング
することにより、ダイオード12の両端電圧B−B’を
得る。これをインダクタ8とキャパシタ10で平滑する
ことにより25%出力C−C’を得る。
であり、キャパシタ3の両端電圧A−A’をスイッチン
グ素子6によりデューティレシオ25%でスイッチング
することにより、ダイオード12の両端電圧B−B’を
得る。これをインダクタ8とキャパシタ10で平滑する
ことにより25%出力C−C’を得る。
【0020】同図の(c)は1%出力状態を示すもので
あり、キャパシタ3の両端電圧A−A’をスイッチング
素子6によりデューティレシオ1%でスイッチングする
ことにより、ダイオード12の両端電圧B−B’を得
る。これをインダクタ8とキャパシタ10で平滑するこ
とにより1%出力C−C’を得る。
あり、キャパシタ3の両端電圧A−A’をスイッチング
素子6によりデューティレシオ1%でスイッチングする
ことにより、ダイオード12の両端電圧B−B’を得
る。これをインダクタ8とキャパシタ10で平滑するこ
とにより1%出力C−C’を得る。
【0021】同図の(d)は75%出力状態を示すもの
であり、キャパシタ3の両端電圧A−A’をスイッチン
グ素子6によりデューティレシオ75%でスイッチング
することにより、ダイオード12の両端電圧B−B’を
得る。これをインダクタ8とキャパシタ10で平滑する
ことにより75%出力C−C’を得る。
であり、キャパシタ3の両端電圧A−A’をスイッチン
グ素子6によりデューティレシオ75%でスイッチング
することにより、ダイオード12の両端電圧B−B’を
得る。これをインダクタ8とキャパシタ10で平滑する
ことにより75%出力C−C’を得る。
【0022】以上の、整流回路4乃至設定器16からな
る部分は、スイッチングギュレーション型の直流電源を
構成する。この直流電源の出力は、設定器16で出力設
定信号を変えることにより、任意に変更することができ
る。すなわち、可変出力の直流電源となる。
る部分は、スイッチングギュレーション型の直流電源を
構成する。この直流電源の出力は、設定器16で出力設
定信号を変えることにより、任意に変更することができ
る。すなわち、可変出力の直流電源となる。
【0023】この直流電源では、スイッチング周波数を
例えば20KHz〜200KHzとしている。20KH
zでスイッチングした電圧の周期は50μSとなり、2
00KHzでは5μSとなる。すなわち、商用周波数の
交流電源の周期よりもはるかに短い周期を持つ信号とな
る。
例えば20KHz〜200KHzとしている。20KH
zでスイッチングした電圧の周期は50μSとなり、2
00KHzでは5μSとなる。すなわち、商用周波数の
交流電源の周期よりもはるかに短い周期を持つ信号とな
る。
【0024】そのような周期を持つ電圧のデューティレ
シオを制御して出力を調節するようにしているので、出
力制御動作が高速となり、例えば基本周波数が20KH
zの場合は出力制御動作時間は50μSとなり、200
KHzでは5μSとなる。
シオを制御して出力を調節するようにしているので、出
力制御動作が高速となり、例えば基本周波数が20KH
zの場合は出力制御動作時間は50μSとなり、200
KHzでは5μSとなる。
【0025】また、このような制御の高速性により、短
時間動作を時間精度良く行うことができる。これによ
り、従来は困難であった0.1S以下の短時間動作を精
度良くかつ容易に行うことができる。
時間動作を時間精度良く行うことができる。これによ
り、従来は困難であった0.1S以下の短時間動作を精
度良くかつ容易に行うことができる。
【0026】また、基本周波数が高いため、平滑用のイ
ンダクタ8は空芯コイルで良く、従来装置におけるよう
な鉄心入りの大きなチョークコイルは不要になる。ま
た、電源周波数でのうなり音等も生じない。
ンダクタ8は空芯コイルで良く、従来装置におけるよう
な鉄心入りの大きなチョークコイルは不要になる。ま
た、電源周波数でのうなり音等も生じない。
【0027】また、出力制御動作時間が50μS以下な
ので、スイッチング素子6の保護に特別な回路を必要と
せずに、異常時の動作停止および正常回復時の動作復帰
を高速に行うことができる。
ので、スイッチング素子6の保護に特別な回路を必要と
せずに、異常時の動作停止および正常回復時の動作復帰
を高速に行うことができる。
【0028】また、高周波でのスイッチングレギュレー
ション方式なので、電源歪みないし高調波の発生も微弱
である。このような直流電源の出力を、スイッチング素
子18,20,22,24からなるブリッジ回路に供給
するようになっている。スイッチング素子18〜24か
らなるブリッジ回路は、本発明における変換手段の実施
の形態の一例である。スイッチング素子18〜24とし
ては、例えばMOSFETやIGBT等が用いられる。
ション方式なので、電源歪みないし高調波の発生も微弱
である。このような直流電源の出力を、スイッチング素
子18,20,22,24からなるブリッジ回路に供給
するようになっている。スイッチング素子18〜24か
らなるブリッジ回路は、本発明における変換手段の実施
の形態の一例である。スイッチング素子18〜24とし
ては、例えばMOSFETやIGBT等が用いられる。
【0029】スイッチング素子18,20,22,24
は、それぞれブリッジの1辺を構成する。スイッチング
素子18と20の共通接続点がブリッジの一方の給電端
となり、スイッチング素子22と24の共通接続点がブ
リッジの他方の給電端となる。スイッチング素子18と
22の直列接続点がブリッジの一方の出力端となり、ス
イッチング素子20と24の直列接続点がブリッジの他
方の出力端となる。
は、それぞれブリッジの1辺を構成する。スイッチング
素子18と20の共通接続点がブリッジの一方の給電端
となり、スイッチング素子22と24の共通接続点がブ
リッジの他方の給電端となる。スイッチング素子18と
22の直列接続点がブリッジの一方の出力端となり、ス
イッチング素子20と24の直列接続点がブリッジの他
方の出力端となる。
【0030】ブリッジ回路の出力端間にトランス28の
1次側を接続し、トランス28の2次側にワークコイル
28とキャパシタ30の直列回路を接続するようになっ
ている。ワークコイル28は、本発明における加熱コイ
ルの実施の形態の一例である。
1次側を接続し、トランス28の2次側にワークコイル
28とキャパシタ30の直列回路を接続するようになっ
ている。ワークコイル28は、本発明における加熱コイ
ルの実施の形態の一例である。
【0031】スイッチング素子18〜24は、駆動回路
26で駆動され、スイッチング素子18,24の対とス
イッチング素子20,22の対が、一方の対がオンにな
るとき他方がオフになる関係、すなわち、互いに逆な位
相でオン・オフするようになっている。これによって、
トランス28を通じてワークコイル30とキャパシタ3
0の直列回路に交流電流が流れる。この交流電流は、ワ
ークコイル28のインダクタンスとキャパシタ30のキ
ャパシタンスによって定まる直列共振周波数を持つ。
26で駆動され、スイッチング素子18,24の対とス
イッチング素子20,22の対が、一方の対がオンにな
るとき他方がオフになる関係、すなわち、互いに逆な位
相でオン・オフするようになっている。これによって、
トランス28を通じてワークコイル30とキャパシタ3
0の直列回路に交流電流が流れる。この交流電流は、ワ
ークコイル28のインダクタンスとキャパシタ30のキ
ャパシタンスによって定まる直列共振周波数を持つ。
【0032】キャパシタ30の両端電圧は、トランス3
4を介して駆動回路26にフィードバックするようにな
っている。駆動回路26は、PLL回路を内蔵し、その
働きにより、フィードバック信号の周波数すなわち共振
周波数に一致した周波数の駆動信号を発生するようにな
っている。
4を介して駆動回路26にフィードバックするようにな
っている。駆動回路26は、PLL回路を内蔵し、その
働きにより、フィードバック信号の周波数すなわち共振
周波数に一致した周波数の駆動信号を発生するようにな
っている。
【0033】図3に、駆動回路26が内蔵するPLL回
路の一例を示す。同図に示すように、PLL回路は、ト
ランス34からのフィードバック電圧を、抵抗42,4
4を通じてダイオード46,48の逆極性の並列回路に
印加し、それらの順方向の電圧降下を利用して矩形波に
波形成形し、この矩形波信号をキャパシタ50,52を
通じてOPアンプ54に入力し、増幅するようになって
いる。
路の一例を示す。同図に示すように、PLL回路は、ト
ランス34からのフィードバック電圧を、抵抗42,4
4を通じてダイオード46,48の逆極性の並列回路に
印加し、それらの順方向の電圧降下を利用して矩形波に
波形成形し、この矩形波信号をキャパシタ50,52を
通じてOPアンプ54に入力し、増幅するようになって
いる。
【0034】OPアンプ54の出力信号は、キャパシタ
56を通じてナンド回路58の一方の入力とするように
なっている。ナンド回路58の出力信号はナンド回路6
0の一方の入力とするようになっている。ナンド回路6
0の出力信号はナンド回路58の他方の入力とするよう
になっている。
56を通じてナンド回路58の一方の入力とするように
なっている。ナンド回路58の出力信号はナンド回路6
0の一方の入力とするようになっている。ナンド回路6
0の出力信号はナンド回路58の他方の入力とするよう
になっている。
【0035】ナンド回路60の出力信号は、また、抵抗
62を通じてOPアンプ64の負入力端子に入力するよ
うになっている。OPアンプ64の負入力端子には、ま
た、抵抗66を通じて抵抗分圧器68の出力電圧を入力
するようになっている。OPアンプ64の正入力端子は
コモンに接続し、負入力端子と出力端子をキャパシタ7
0で接続し、積分器を構成するようになっている。
62を通じてOPアンプ64の負入力端子に入力するよ
うになっている。OPアンプ64の負入力端子には、ま
た、抵抗66を通じて抵抗分圧器68の出力電圧を入力
するようになっている。OPアンプ64の正入力端子は
コモンに接続し、負入力端子と出力端子をキャパシタ7
0で接続し、積分器を構成するようになっている。
【0036】この積分器の出力信号は、抵抗72を通じ
てV/Fコンバータ74に入力するようになっている。
V/Fコンバータ74は、入力信号(電圧)に対応した
周波数を持つ矩形波信号を発生するものである。この矩
形波信号に基づいてスイッチング素子18〜24の駆動
信号を形成する。V/Fコンバータ74の出力信号は、
キャパシタ76を通じてナンド回路60の他方の入力信
号とし、閉ループを形成している。
てV/Fコンバータ74に入力するようになっている。
V/Fコンバータ74は、入力信号(電圧)に対応した
周波数を持つ矩形波信号を発生するものである。この矩
形波信号に基づいてスイッチング素子18〜24の駆動
信号を形成する。V/Fコンバータ74の出力信号は、
キャパシタ76を通じてナンド回路60の他方の入力信
号とし、閉ループを形成している。
【0037】このような構成において、ナンド回路5
8,60は、OPアンプ54から入力されたフィードバ
ック信号とV/Fコンバータ74の出力信号について位
相差検出を行い、位相差検出信号をナンド回路60から
出力する。OPアンプ64は位相差検出信号の積分値で
V/Fコンバータ74を制御してフェーズロックを行
い、V/Fコンバータ74の出力信号の周波数をフィー
ドバック信号の周波数に一致させる。
8,60は、OPアンプ54から入力されたフィードバ
ック信号とV/Fコンバータ74の出力信号について位
相差検出を行い、位相差検出信号をナンド回路60から
出力する。OPアンプ64は位相差検出信号の積分値で
V/Fコンバータ74を制御してフェーズロックを行
い、V/Fコンバータ74の出力信号の周波数をフィー
ドバック信号の周波数に一致させる。
【0038】駆動回路26がこのようなPLL回路を内
蔵することにより、駆動回路26、スイッチング素子1
8〜24、トランス28、ワークコイル30、キャパシ
タ32およびトランス34からなる閉ループは、発振機
を構成する。そして、その発振周波数は、ワークコイル
30とキャパシタ32の直列共振周波数に一致する。し
たがって、ワークコイル30の交換や被加熱物の変化等
により共振周波数が変化しても、常にそれに追従して発
振する。
蔵することにより、駆動回路26、スイッチング素子1
8〜24、トランス28、ワークコイル30、キャパシ
タ32およびトランス34からなる閉ループは、発振機
を構成する。そして、その発振周波数は、ワークコイル
30とキャパシタ32の直列共振周波数に一致する。し
たがって、ワークコイル30の交換や被加熱物の変化等
により共振周波数が変化しても、常にそれに追従して発
振する。
【0039】このため、トランス28、ワークコイル3
0およびキャパシタ32からなる部分を、例えば図4に
示すように、共振周波数が500Hzから400KHz
までの広い範囲でそれぞれ異なる、複数種類のワークコ
イルユニット80〜106として構成することができ、
しかも、それらのいずれを切換器108によって発振機
本体110に切り換え接続しても、発振機本体110は
各ワークコイルユニットの共振周波数に一致した周波数
で発振することができる。
0およびキャパシタ32からなる部分を、例えば図4に
示すように、共振周波数が500Hzから400KHz
までの広い範囲でそれぞれ異なる、複数種類のワークコ
イルユニット80〜106として構成することができ、
しかも、それらのいずれを切換器108によって発振機
本体110に切り換え接続しても、発振機本体110は
各ワークコイルユニットの共振周波数に一致した周波数
で発振することができる。
【0040】なお、駆動回路26には、図示しない保護
回路を設けてスイッチングの出力波形を監視し、波高値
等が異常になった場合にスイッチングを停止するように
している。
回路を設けてスイッチングの出力波形を監視し、波高値
等が異常になった場合にスイッチングを停止するように
している。
【0041】(動作)本装置の動作を説明する。作業者
は、予め、焼入れ等をおこなう被加熱物に適応したワー
クコイルユニットを切換器108によって選択する。ま
た、設定器16で基本周波数、出力値および出力時間等
を設定する。
は、予め、焼入れ等をおこなう被加熱物に適応したワー
クコイルユニットを切換器108によって選択する。ま
た、設定器16で基本周波数、出力値および出力時間等
を設定する。
【0042】基本周波数は、所望の出力制御動作時間に
合わせて、例えば20KHz〜200KHzの中から適
切なものを設定する。出力値および出力時間は、必要な
加熱量に合わせて適切な値を設定する。出力制御動作が
高速なので、0.1S以下の出力時間でも精度良く設定
することが可能である。
合わせて、例えば20KHz〜200KHzの中から適
切なものを設定する。出力値および出力時間は、必要な
加熱量に合わせて適切な値を設定する。出力制御動作が
高速なので、0.1S以下の出力時間でも精度良く設定
することが可能である。
【0043】次に、図示しない起動ボタン等を押して本
装置を起動する。それによって、制御回路14による制
御の下で本装置が動作する。すなわち、スイッチング素
子6が制御回路14による制御の下で出力設定値に対応
したデューティレシオでスイッチング動作を行う。これ
によって、設定どおりの出力電流あるいは出力電圧をス
イッチング素子18〜24からなるブリッジ回路に供給
する。
装置を起動する。それによって、制御回路14による制
御の下で本装置が動作する。すなわち、スイッチング素
子6が制御回路14による制御の下で出力設定値に対応
したデューティレシオでスイッチング動作を行う。これ
によって、設定どおりの出力電流あるいは出力電圧をス
イッチング素子18〜24からなるブリッジ回路に供給
する。
【0044】スイッチング素子18〜24は駆動回路2
6で駆動され、ワークコイル30とキャパシタ32の直
列回路の共振周波数に一致する周波数でスイッチング動
作を行い、ワークコイル30に交流電流を流す。ワーク
コイル30は交流電流に応じた交流磁界を生じ、被加熱
物を誘導加熱する。
6で駆動され、ワークコイル30とキャパシタ32の直
列回路の共振周波数に一致する周波数でスイッチング動
作を行い、ワークコイル30に交流電流を流す。ワーク
コイル30は交流電流に応じた交流磁界を生じ、被加熱
物を誘導加熱する。
【0045】加熱の過程でワークコイル30と被加熱物
との距離や位置関係が変化し、ワークコイル30のイン
ダクタンスが変化し、共振周波数が変化しても発振周波
数はそれに追従して変化するので、発振が停止するよう
なことはなく効果的な加熱を行うことができる。
との距離や位置関係が変化し、ワークコイル30のイン
ダクタンスが変化し、共振周波数が変化しても発振周波
数はそれに追従して変化するので、発振が停止するよう
なことはなく効果的な加熱を行うことができる。
【0046】加熱は設定された時間後に終了する。出力
制御の高速性により、0.1S以下の極く短時間の加熱
であっても精度良く行える。
制御の高速性により、0.1S以下の極く短時間の加熱
であっても精度良く行える。
【0047】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、請求項1の
発明または請求項2の発明では、スイッチング手段のス
イッチング周波数を調節するとともに、平滑手段の出力
のフィードバック信号および出力設定値に基づいてスイ
ッチング手段のスイッチングのデューテイレシオを制御
し、加熱出力を制御するようにしたので、出力制御を高
速に行う誘導加熱装置および誘導加熱制御方法を実現す
ることができる。
発明または請求項2の発明では、スイッチング手段のス
イッチング周波数を調節するとともに、平滑手段の出力
のフィードバック信号および出力設定値に基づいてスイ
ッチング手段のスイッチングのデューテイレシオを制御
し、加熱出力を制御するようにしたので、出力制御を高
速に行う誘導加熱装置および誘導加熱制御方法を実現す
ることができる。
【0048】また、出力制御を高速に行うようにしたの
で、短時間加熱を精度良く行う誘導加熱装置および誘導
加熱制御方法を実現することができる。また、出力制御
の基本周波数が高いため、出力平滑用のインダクタは空
芯コイルで良く、従来装置におけるような鉄心入りの大
きなチョークコイルは不要になり、また、電源周波数で
のうなり音等も生じない。
で、短時間加熱を精度良く行う誘導加熱装置および誘導
加熱制御方法を実現することができる。また、出力制御
の基本周波数が高いため、出力平滑用のインダクタは空
芯コイルで良く、従来装置におけるような鉄心入りの大
きなチョークコイルは不要になり、また、電源周波数で
のうなり音等も生じない。
【0049】また、出力制御を高速に行うようにしたの
で、スイッチング素子の保護に特別な回路を必要とせず
に、異常時の動作停止および正常回復時の動作復帰を高
速に行うことができる。
で、スイッチング素子の保護に特別な回路を必要とせず
に、異常時の動作停止および正常回復時の動作復帰を高
速に行うことができる。
【0050】また、高周波でのスイッチングレギュレー
ション方式なので、電源歪みないし高調波の発生も微弱
である。
ション方式なので、電源歪みないし高調波の発生も微弱
である。
【図1】本発明の実施の形態の一例の装置のブロック図
である。
である。
【図2】本発明の実施の形態の一例の装置における出力
制御を示すグラフである。
制御を示すグラフである。
【図3】本発明の実施の形態の一例の装置におけるPL
L回路のブロック図である。
L回路のブロック図である。
【図4】本発明の実施の形態の一例の装置におけるワー
クコイルユニットの切り換え接続を示すブロック図であ
る。
クコイルユニットの切り換え接続を示すブロック図であ
る。
2 交流電源 4 整流回路 3 キャパシタ 6 スイッチング素子 8 インダクタ 10 キャパシタ 12 ダイオード 13 出力検出器 14 制御回路 16 設定器 18〜24 スイッチング素子 26 駆動回路 28 トランス 30 ワークコイル 32 キャパシタ 34 トランス 42,44 抵抗 46,48 ダイオード 50,52 キャパシタ 54 OPアンプ 56 キャパシタ 58,60 ナンド回路 62 抵抗 64 OPアンプ 66 抵抗 68 分圧抵抗 70 キャパシタ 72 抵抗 74 V/Fコンパータ 76 キャパシタ 80〜106 ワークコイルユニット 108 切換器 110 発振器本体
Claims (2)
- 【請求項1】 商用周波数の交流電源の出力を整流平滑
する整流平滑手段と、 前記整流平滑手段の出力をスイッチングするスイッチン
グ手段と、 前記スイッチング手段の出力を平滑する平滑手段と、 前記スイッチング手段のスイッチング周波数を調節する
とともに、前記平滑手段の出力のフィードバック信号お
よび出力設定値に基づいて前記スイッチング手段のスイ
ッチングのデューテイレシオを制御する制御手段と、 前記平滑手段の出力を交流出力に変換する変換手段と、 前記変換手段の交流出力が供給される加熱コイルと、を
具備することを特徴とする誘導加熱装置。 - 【請求項2】 商用周波数の交流電源の出力を整流平滑
し、 前記整流平滑によって得られた整流平滑出力をスイッチ
ングし、 前記スイッチングによって得られた出力を平滑し、 前記平滑によって得られた平滑出力を交流出力に変換
し、 前記交流出力を加熱コイルに供給し、 前記スイッチングの周波数を調節するとともに、前記平
滑出力のフィードバック信号および出力設定値に基づい
て前記スイッチングのデューテイレシオを制御する、こ
とを特徴とする誘導加熱制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30432097A JPH11144851A (ja) | 1997-11-06 | 1997-11-06 | 誘導加熱装置および誘導加熱制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30432097A JPH11144851A (ja) | 1997-11-06 | 1997-11-06 | 誘導加熱装置および誘導加熱制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11144851A true JPH11144851A (ja) | 1999-05-28 |
Family
ID=17931615
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30432097A Pending JPH11144851A (ja) | 1997-11-06 | 1997-11-06 | 誘導加熱装置および誘導加熱制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11144851A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008088772A (ja) * | 2006-10-05 | 2008-04-17 | Tobishima Corp | 高周波誘導加熱アンカー除去装置 |
-
1997
- 1997-11-06 JP JP30432097A patent/JPH11144851A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008088772A (ja) * | 2006-10-05 | 2008-04-17 | Tobishima Corp | 高周波誘導加熱アンカー除去装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20040720 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20060530 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20061003 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |