JPH11145637A - サーボアンプの筐体 - Google Patents

サーボアンプの筐体

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JPH11145637A
JPH11145637A JP32059797A JP32059797A JPH11145637A JP H11145637 A JPH11145637 A JP H11145637A JP 32059797 A JP32059797 A JP 32059797A JP 32059797 A JP32059797 A JP 32059797A JP H11145637 A JPH11145637 A JP H11145637A
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heat sink
servo amplifier
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resin cover
cover
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Tatsuo Shinohara
達夫 篠原
Makoto Takeshita
誠 竹下
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヒートシンクと樹脂製カバーとを固定手段を
用いることなく結合することができ、又、ヒートシンク
と樹脂製カバーとの接合部分の強度を高めることができ
るサーボアンプに筐体を提供する。 【解決手段】 ヒートシンク2と樹脂製カバー3とを同
時に一体成形することによって、ヒートシンクと樹脂製
カバーとを固定手段を用いずに結合を行い、又、樹脂部
に発生する応力を低減させてヒートシンクと樹脂製カバ
ーとの接合部分の強度を高めるものであり、ヒートシン
ク2と樹脂製カバー3とを同時に一体成形するために、
ヒートシンク及び樹脂性カバーを備えたサーボアンプの
筐体において、ヒートシンクはカバーと接合する接合面
の少なくとも一部に凸状又は凹状、もしくは凹凸状の第
1の係合部11を備え、樹脂製カバーは、第1の係合部
と係合する第2の係合部12を備えた構成とし、第2の
係合部をカバー成形と同時に第1の係合部に接して形成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サーボアンプの回
路を収納する筐体に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、アンプを構成するプリント基板
や半導体素子を備える回路部分は筐体内に収納され、こ
れによって内部部品の保護や外観を良好に保つことが行
われている。このようなアンプにおいて、サーボアンプ
はIGBT等のパワー半導体を使用しているため、内部
部品から発生する発熱量が多いため、熱をアンプ外に放
熱するためにヒートシンク(放熱器)を備える構成とし
ている。
【0003】そのため、サーボアンプの筐体は、ヒート
シンクとカバーを構成部品として備えている。
【0004】図10,図11は従来のサーボアンプの筐
体を説明するための概略断面図である。図10に示す従
来構成において、サーボアンプの筐体はヒートシンク2
と樹脂製カバー3を備え、内部にプリント基板4及びパ
ワー半導体素子5を収納している。このサーボアンプの
筐体において、ヒートシンク2と樹脂製カバー3とは個
別に形成され、それぞれをネジ6によって結合してい
る。
【0005】又、図11に示す他の従来構成において、
サーボアンプの筐体を構成するヒートシンク2と樹脂製
カバー3は、図10と同様に、ヒートシンク2と樹脂製
カバー3とを個別に形成しておき、樹脂製カバー3の端
部に形成しておいたスナップ7を、ヒートシンク2の端
部に掛止することによって、ヒートシンク2と樹脂製カ
バー3との結合を行っている。なお、一般に、ヒートシ
ンクはアルミニウム製のものが使用されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来用いられているサ
ーボアンプの筐体では、ヒートシンクと樹脂製カバーと
を、ネジ締めや樹脂のスナップ等の固定手段を用いて結
合を行う構成であるため、固定手段やそのための工具を
必要とするという問題や、結合のための組み立て工数が
増加するという問題がある。
【0007】又、アルミニウム製のヒートシンクと樹脂
製のカバーとでは、機械的強度に大きな差があるため、
ネジ締めや樹脂のスナップ等の固定手段を用いると、樹
脂部分に応力が加わり結合部分の強度が低下して、樹脂
割れの原因となるという問題もある(図10中のA、及
び図10中のB)。
【0008】そこで、本発明は従来のサーボアンプの筐
体の持つ問題点を解決し、ヒートシンクと樹脂製カバー
とを固定手段を用いることなく結合することができるサ
ーボアンプの筐体を提供することを目的とし、又、ヒー
トシンクと樹脂製カバーとの接合部分の強度が高いサー
ボアンプの筐体を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のサーボアンプの
筐体は、ヒートシンクと樹脂製カバーとを同時に一体成
形することによって、ヒートシンクと樹脂製カバーとを
固定手段を用いずに結合を行い、又、樹脂部に発生する
応力を低減させてヒートシンクと樹脂製カバーとの接合
部分の強度を高めるものである。
【0010】そこで、本発明のサーボアンプの筐体は、
ヒートシンクと樹脂製カバーとを同時に一体成形するた
めに、ヒートシンク及び樹脂性カバーを備えたサーボア
ンプの筐体において、ヒートシンクはカバーと接合する
接合面の少なくとも一部に凸状又は凹状、もしくは凹凸
状の第1の係合部を備え、樹脂製カバーは、第1の係合
部と係合する第2の係合部を備えた構成とし、第2の係
合部をカバー成形と同時に第1の係合部に接して形成す
るものである。
【0011】ヒートシンクは、筐体内の熱を外部に放熱
するための放熱器であり、アルミニウム等の熱伝導性の
良好な素材により形成され、樹脂製カバーとともにサー
ボアンプの筐体を構成する。
【0012】樹脂製カバーは、サーボアンプの回路構成
部品を被って、部品の保護や良好な外観を形成するもの
である。
【0013】本発明のサーボアンプの筐体によれば、樹
脂製カバーの成形時において、樹脂製カバーをヒートシ
ンク接合面に形成された第1の係合部と接するように成
形する。この成形によって、樹脂製カバーが第1の係合
部と接する部分には、第1の係合部に対応した第2の係
合部が成形と同時に形成され、第1の係合部と第2の係
合部の係合によって、ヒートシンクと樹脂製カバーの接
合が行われる。
【0014】したがって、ヒートシンクと樹脂製カバー
とは同時に一体成形されることになり、この一体成形は
同時にヒートシンクと樹脂製カバーの接合をも行う。こ
れにより、固定手段やそのための工具は不要となり、
又、樹脂部分にも固定による応力は発生しないため、接
合部の強度は高まる(請求項1に対応)。
【0015】本発明のサーボアンプの筐体の一態様は、
ヒートシンク側の第1の係合部をヒートシンクの外周面
の全周又はその一部に沿って形成される溝とするもので
あり、例えば、アルミニウム製のヒートシンクの外形形
状の形成時に溝を設けることによって形成することがで
き、簡易な形状加工により行うことができる(請求項2
に対応)。
【0016】又、本発明のサーボアンプの筐体の他の態
様は、ヒートシンクを少なくとも第1の係合部を有する
構成部分のブロック構成とし、このブロックを複数個用
いてヒートシンクを構成するものであり、各ブロックの
結合は、ヒートシンク側の第1係合部と樹脂製カバーの
第2係合部との係合によって行うことができる。これに
よって、放熱特性の異なるブロックを用いることがで
き、この放熱特性の異なるブロックを組み合わせること
によって、サーボアンプの放熱特性に対応したヒートシ
ンクを持つサーボアンプの筐体を構成することができる
(請求項3に対応)。
【0017】又、本発明のサーボアンプの筐体の別の態
様は、カバーの成形を溶融樹脂の型成形で行うものであ
る。これによって、樹脂製カバーの成形時に、型内にヒ
ートシンクを配置することによって、樹脂製カバーとヒ
ートシンクとの接合をカバー成形により行うことができ
る(請求項4に対応)。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図を
参照しながら詳細に説明する。本発明の実施の形態の第
1の構成例について、図1のサーボアンプの筐体の断面
図,図2のサーボアンプの筐体の一部斜視図,図3のカ
バー成形時の断面図を用いて説明する。
【0019】図1において、筐体1は、ヒートシンク2
及び樹脂製カバー3を備え、内部にプリント基板4及び
パワー半導体素子5を収納する。ヒートシンク3はアル
ミニウム製とすることができ、パワー半導体素子5等の
発熱部分と接するベース21と、外部に熱を放出するた
めの放熱用のフィン22を備える。ヒートシンク3のベ
ース21部分の外周部分には凹形状の溝23が形成さ
れ、これによって第1の係合部を構成している。この溝
23はベース21の全外周に渡って形成することも、
又、一部の周部分にのみ形成することもできる。
【0020】樹脂製カバー3は、少なくとも、ヒートシ
ンク2のベース21部分に形成した溝23と接する位置
に成形され、溝23の第1の係合部11と係合する部分
には第2の係合部12が成形される。ヒートシンク2と
樹脂製カバー3との接合は、この第1の係合部11と第
2の係合部12との係合によって行うことができる。
【0021】図2の斜視図は、ヒートシンク2のベース
21部分と樹脂製カバー3の一部分を示している。樹脂
製カバー3の成形を行うことにより、樹脂製カバー3の
内面部分には、ヒートシンク2の溝23に対応して凸状
の第2の係合部12が成形と同時に形成される。したが
って、第1の係合部11である溝23と第2の係合部1
2とは係合状態で成形が行われることになる。
【0022】図3は、サーボアンプの筐体を形成する工
程を説明する図である。筐体の形成は型形成により行う
ことができる。この型形成による筐体の形成では、少な
くとも、ヒートシンク2の第1の係合部11を内側に収
納すると共に、樹脂製カバー3を成形する型6を用い
る。図3では型6内にヒートシンク2を収納する構成例
を示しているが、必ずしもヒートシンク2全体を収納す
る構成である必要はなく、ヒートシンク2の第1の係合
部11を内側に収納する構成部分と、樹脂製カバー3を
成形する構成部分を備えていればよい。図3ではこの型
6部分を斜線で示している。
【0023】型6にヒートシンク2をセットすると、型
6の内側部分、及び型6とヒートシンク2との間に、樹
脂製が入り込む隙間が形成される。この隙間が、樹脂製
カバー3の成形部分となる。溶融した樹脂を隙間内に注
入すると、樹脂は隙間を満たし、ヒートシンク2の第1
係合部11では、その形状に対応して変形する。樹脂が
硬化した後、型6をはずすことによって、樹脂製カバー
3の成形が完了する。このとき、ヒートシンク2の第1
係合部11と樹脂製カバー3の第2の係合部12は係合
した状態で成形され、これによって、ヒートシンク2と
樹脂製カバー3は同時に接合した状態で一体成形され
る。
【0024】図4は本発明の実施の形態の第2の構成例
を説明するための斜視図であり、図2と同様に、ヒート
シンク2のベース21部分と樹脂製カバー3の一部分を
示している。図4(a)は、ヒートシンク2の第1係合
部24を凸状で形成する構成例である。この構成例で
は、樹脂製カバー3の第2係合部12’は、第1係合部
側の凸状形状24に対応して凹状の形状に成形される。
【0025】又、図4(b)は、ヒートシンク2の第1
係合部24を凸状及び凹状で形成する構成例である。こ
の構成例では、樹脂製カバー3の第2係合部12’は、
第1係合部側の凹状形状の溝23、及び凸状形状24に
対応して凸状、及び凹状の形状に成形される。なお、溝
23の深さは任意に設定することができる。上記構成に
より、前記第1の構成例と同様に、第1の係合部11と
第2の係合部12とは係合状態で成形が行われる。
【0026】図5は本発明の実施の形態の第3の構成例
を説明するための断面図である。第3の構成例は、樹脂
製カバーの高さを低くした構成とするものであり、その
他の構成は第3の構成例と同様である。この構成例によ
れば、樹脂製カバー3’は回路部品の低い部分のみを被
い、高い部分については外部からの干渉が可能な状態と
なるため、回路部品の保守性を高めることができる。
【0027】図6,図7は本発明の実施の形態の第4の
構成例を説明するための、ヒートシンクの斜視部及び断
面図である。第4の構成例は、ヒートシンク2を複数個
のブロックに細分化し、この細分化したブロックを組み
合わせて結合させることによってヒートシンクを構成す
るものである。細分化したブロック部分は、ベース部2
1’に少なくとも第1の係合部11’を有する構成と
し、放熱フィン22’は任意に設ける構成とすることが
できる。放熱フィン22’を備えないブロックはベース
部のみの構成とし、他のブロックの結合材として使用す
ることができる。なお、図6では、各ブロックは同一形
状で同一寸法の場合を示し、それぞれ放熱フィン22’
を備える場合を示している。
【0028】図8,図9は本発明の実施の形態の第5の
構成例を説明するための、ヒートシンクの斜視部及び断
面図である。第5の構成例は、第4の構成例と同様に、
ヒートシンク2を複数個のブロックに細分化し、この細
分化したブロックを組み合わせて結合させることによっ
てヒートシンクを構成するものである。細分化したブロ
ック部分は、ベース部21’,21’’に少なくとも第
1の係合部11’,11’’を有する構成とし、放熱フ
ィン22’,22’’は任意に設ける構成とすることが
できる。放熱フィン22’を備えないブロックはベース
部のみの構成とし、他のブロックの結合材として使用す
ることができる。
【0029】第5の構成例の各ブロックは、ベース部2
1’,21’’のピッチ、及び放熱フィン22’,2
2’’の高さを異ならせる構成である。このブロックの
ピッチやフィンの高さを異ならせることによって、異な
る放熱特性を得ることができる。
【0030】この構成によれば、発熱量の異なる回路部
品に応じて、異なる放熱特性のブロックを組み合わせ、
これによってヒートシンクを構成することができる。
【0031】図9は、パワー半導体素子5’の放熱特性
に対応したブロックと、パワー半導体素子5’’の放熱
特性に対応したブロックとを組み合わせた構成を示す。
この組み合わせは、回路部品の発熱特性に応じて任意に
設定することができ、樹脂製カバーの成形時に、各ブロ
ックの組み合わせを設定して配置し、カバー成形と共に
一体成形する。
【0032】上記第4,5の構成によれば、 ヒートシ
ンクの形状及び放熱特性を任意に設定することができ、
押し出しやダイカストで一つのヒートシンクを成形する
場合よりも、大きな自由度の設計が可能となる。
【0033】なお、本発明のサーボアンプの筐体に用い
るヒートシンク及びブロックは、押し出し品、加工品、
アルミ板の加工品、あるいはアルミダイカストを用いる
ことができる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のサーボア
ンプの筐体によれば、ヒートシンクと樹脂製カバーとを
固定手段を用いることなく結合することができ、又、ヒ
ートシンクと樹脂製カバーとの接合部分の強度を高める
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の第1の構成例を説明する
ためのサーボアンプの筐体の断面図である。
【図2】本発明の実施の形態の第1の構成例を説明する
ためのサーボアンプの筐体の一部斜視図である。
【図3】本発明の実施の形態の第1の構成例を説明する
ためのサーボアンプの筐体のカバー成形時の断面図であ
る。
【図4】本発明の実施の形態の第2の構成例を説明する
ための斜視図である。
【図5】本発明の実施の形態の第3の構成例を説明する
ための断面図である。
【図6】本発明の実施の形態の第4の構成例を説明する
ための、ヒートシンクの斜視部である。
【図7】本発明の実施の形態の第4の構成例を説明する
ための、ヒートシンクの断面図である。
【図8】本発明の実施の形態の第5の構成例を説明する
ための、ヒートシンクの斜視部である。
【図9】本発明の実施の形態の第5の構成例を説明する
ための、ヒートシンクの断面図である。
【図10】従来のサーボアンプの筐体を説明するための
概略断面図である。
【図11】従来のサーボアンプの筐体を説明するための
概略断面図である。
【符号の説明】
1 筐体 2 ヒートシンク 3,3’ 樹脂製カバー 4 プリント基板 5 パワー半導体素子 6 型 11,11’,11’’ 第1の係合部 12 第2の係合部 21,21’,21’’ ベース部 22,22’,22’’ 放熱フィン 23 溝 24 凸状部分

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒートシンク及び樹脂性カバーを備えた
    サーボアンプの筐体において、前記ヒートシンクは、カ
    バーと接合する接合面の少なくとも一部に凸状又は凹
    状、もしくは凹凸状の第1の係合部を備え、前記樹脂製
    カバーは、第1の係合部と係合する第2の係合部を備
    え、第2の係合部はカバー成形と同時に第1の係合部に
    接して形成するサーボアンプの筐体。
  2. 【請求項2】 前記第1の係合部は、ヒートシンクの外
    周面の全周又はその一部に沿って形成される溝である請
    求項1記載のサーボアンプの筐体。
  3. 【請求項3】 前記ヒートシンクは、少なくとも第1の
    係合部を有する構成部分を複数個備え、第1係合部と樹
    脂製カバーの第2係合部との係合によって複数個の構成
    部分の結合を行う請求項1記載のサーボアンプの筐体。
  4. 【請求項4】 前記カバー成形は、溶融樹脂の型成形で
    ある請求項1,2,又は3記載のサーボアンプの筐体。
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