JPH11146737A - 養液栽培方法及びその装置 - Google Patents
養液栽培方法及びその装置Info
- Publication number
- JPH11146737A JPH11146737A JP10276713A JP27671398A JPH11146737A JP H11146737 A JPH11146737 A JP H11146737A JP 10276713 A JP10276713 A JP 10276713A JP 27671398 A JP27671398 A JP 27671398A JP H11146737 A JPH11146737 A JP H11146737A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rock wool
- cultivation
- nutrient solution
- tray
- water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y02P60/216—
Landscapes
- Hydroponics (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ロックウールを用いた養液栽培において、作
物に最適な量の養液を供給することにより、栽培床の含
水率及び養液濃度を安定させることができる養液栽培方
法及びその装置を提供する。 【解決手段】 養液を湛液したトレイ7に浸漬した水分
調節用ロックウール3の上部に接触面の幅と長さを略同
一とした栽培用ロックウール2を載置し、湛液と栽培用
ロックウール2との間の浸透作用によって養液5を栽培
用ロックウール2に供給するとともに、栽培用ロックウ
ールの周囲を防根シートで包み、かつ、湛液の水位を調
節するとともに、トレイ7と栽培用ロックウール2及び
水分調節用ロックウール3との間に空間を設けることに
より栽培用ロックウール2の側面及び上面を防根シート
1を介して常に空気に触れる状態として栽培するように
した。
物に最適な量の養液を供給することにより、栽培床の含
水率及び養液濃度を安定させることができる養液栽培方
法及びその装置を提供する。 【解決手段】 養液を湛液したトレイ7に浸漬した水分
調節用ロックウール3の上部に接触面の幅と長さを略同
一とした栽培用ロックウール2を載置し、湛液と栽培用
ロックウール2との間の浸透作用によって養液5を栽培
用ロックウール2に供給するとともに、栽培用ロックウ
ールの周囲を防根シートで包み、かつ、湛液の水位を調
節するとともに、トレイ7と栽培用ロックウール2及び
水分調節用ロックウール3との間に空間を設けることに
より栽培用ロックウール2の側面及び上面を防根シート
1を介して常に空気に触れる状態として栽培するように
した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は養液栽培方法及びそ
の装置に関し、特には養液をたん(湛)液する水耕栽培
において、ロックウールを使用した栽培ベッドの含水率
及び養液濃度を安定させることができるものである。
の装置に関し、特には養液をたん(湛)液する水耕栽培
において、ロックウールを使用した栽培ベッドの含水率
及び養液濃度を安定させることができるものである。
【0002】
【従来の技術】ナス、ピーマン、トマト、シシトウガラ
シ等の園芸作物の養液栽培は、大別して三つの方式が提
供されている。その一つにたん液型の水耕栽培、その二
つに薄膜水耕(NFT)、その三つに固形培地を用いた
ロックウール耕である。
シ等の園芸作物の養液栽培は、大別して三つの方式が提
供されている。その一つにたん液型の水耕栽培、その二
つに薄膜水耕(NFT)、その三つに固形培地を用いた
ロックウール耕である。
【0003】たん液型の水耕栽培は、培地を用いずに、
たん水(湛液)して作物を栽培する方式であり、薄膜水
耕は平板の上に数cmの厚さで根を伸長させ、一定時間
毎に養液をかけ流しながら作物を栽培する方式であり、
さらにロックウール耕は固形培地であるロックウールを
用いて栽培する方式である。
たん水(湛液)して作物を栽培する方式であり、薄膜水
耕は平板の上に数cmの厚さで根を伸長させ、一定時間
毎に養液をかけ流しながら作物を栽培する方式であり、
さらにロックウール耕は固形培地であるロックウールを
用いて栽培する方式である。
【0004】たん液型の水耕栽培は、根が酸素不足にな
る恐れがあるとともに、設備経費が他の方式よりも高く
なる。薄膜水耕は設備経費は安くなるものの、個体当た
りの培養液量が少ないために、養液管理に多大の注意を
払う必要がある。固形培地のロックウール耕は循環方式
とかん(潅)注方式に分けられるが、循環方式はかん注
方式に比べれば設備経費が高くなり、かん注方式は設備
経費がNFT型の栽培方式と同じ程度であるが、特別の
場合を除き、肥料費が循環方式よりも多く必要となる。
る恐れがあるとともに、設備経費が他の方式よりも高く
なる。薄膜水耕は設備経費は安くなるものの、個体当た
りの培養液量が少ないために、養液管理に多大の注意を
払う必要がある。固形培地のロックウール耕は循環方式
とかん(潅)注方式に分けられるが、循環方式はかん注
方式に比べれば設備経費が高くなり、かん注方式は設備
経費がNFT型の栽培方式と同じ程度であるが、特別の
場合を除き、肥料費が循環方式よりも多く必要となる。
【0005】そのため水耕栽培は未だに一部の篤農家を
除き、一般的に普及するに至っていない。これは、水耕
栽培が土耕栽培に比べると多額の初期投資及び肥料費を
中心とするランニングコストが必要であり、それに見合
う収益の増大がなければ、土耕栽培と比較して有利とな
らないからである。
除き、一般的に普及するに至っていない。これは、水耕
栽培が土耕栽培に比べると多額の初期投資及び肥料費を
中心とするランニングコストが必要であり、それに見合
う収益の増大がなければ、土耕栽培と比較して有利とな
らないからである。
【0006】ところで、ロックウールを人工栽培用培地
として栽培する栽培床の構造としては、底面にフィルム
を張り、その上にロックウールをならべてフィルムで包
むか、当初からフィルムでロックウールを包んだパック
を並べたいわゆるパックカルチャーの方法が行われてい
る(特公平5−23729号公報参照)。しかし、この
方法では含水率が安定しなくて栽培上問題となってい
る。
として栽培する栽培床の構造としては、底面にフィルム
を張り、その上にロックウールをならべてフィルムで包
むか、当初からフィルムでロックウールを包んだパック
を並べたいわゆるパックカルチャーの方法が行われてい
る(特公平5−23729号公報参照)。しかし、この
方法では含水率が安定しなくて栽培上問題となってい
る。
【0007】そこで、水分調節をするために、栽培槽下
部に養液をたん水し、ロックウールの下部に不織布を敷
くとともに、湛液中に不織布を垂らし、不織布の浸透作
用によりロックウールの含水率を調節する装置もある。
さらに、この湛液の水位を検出し、マイクロスイッチ、
モータ及びカムを組み合わせてミニタイマーに制御を移
し、余剰潅水量を排出させる方式(特公平4−1492
8号公報参照)もある。
部に養液をたん水し、ロックウールの下部に不織布を敷
くとともに、湛液中に不織布を垂らし、不織布の浸透作
用によりロックウールの含水率を調節する装置もある。
さらに、この湛液の水位を検出し、マイクロスイッチ、
モータ及びカムを組み合わせてミニタイマーに制御を移
し、余剰潅水量を排出させる方式(特公平4−1492
8号公報参照)もある。
【0008】かくして、ロックウールのような人工栽培
用培地でかけ流しにより養液栽培を行う場合、作物が吸
収する養分組成と給液する養分組成が異なるため、養分
組成の過不足が起こる。したがって、人工栽培用ロック
ウールへの給液量は作物吸収量の1〜2割増しにしなけ
ればならない。そのためには、作物蒸散量及び水面蒸発
量をセンシングするとともに、その蒸発散量の1〜2割
を排液させる機構が必要となる。また、ロックウール栽
培では、人工栽培用ロックウールが過湿になると根腐れ
により、作物収穫量が低下する。一方、過乾になるとロ
ックウール内に水道ができ、含水率が回復せず、同じく
作物収穫量が低下する。
用培地でかけ流しにより養液栽培を行う場合、作物が吸
収する養分組成と給液する養分組成が異なるため、養分
組成の過不足が起こる。したがって、人工栽培用ロック
ウールへの給液量は作物吸収量の1〜2割増しにしなけ
ればならない。そのためには、作物蒸散量及び水面蒸発
量をセンシングするとともに、その蒸発散量の1〜2割
を排液させる機構が必要となる。また、ロックウール栽
培では、人工栽培用ロックウールが過湿になると根腐れ
により、作物収穫量が低下する。一方、過乾になるとロ
ックウール内に水道ができ、含水率が回復せず、同じく
作物収穫量が低下する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】さらに、不織布で湛液
とロックウール間に養液を浸透させる方式では、液だま
りはロックウール下面の一部の面積に限られ、養液の浸
透作用が弱く、ロックウールの含水率の安定には限界が
ある。また、マイクロスイッチ等を用いてミニタイマー
に制御を移す方式は、耐久性の面で欠点がある。
とロックウール間に養液を浸透させる方式では、液だま
りはロックウール下面の一部の面積に限られ、養液の浸
透作用が弱く、ロックウールの含水率の安定には限界が
ある。また、マイクロスイッチ等を用いてミニタイマー
に制御を移す方式は、耐久性の面で欠点がある。
【0010】そこで、本発明はロックウールを用いた養
液栽培において、人工栽培用ロックウールの含水率及び
養液濃度を安定させることができる養液栽培方法及びそ
の装置を提供する。
液栽培において、人工栽培用ロックウールの含水率及び
養液濃度を安定させることができる養液栽培方法及びそ
の装置を提供する。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、養液を湛液したトレイに浸漬した水分調節用
ロックウールの上部に接触面の幅と長さを略同一とした
栽培用ロックウールを載置し、湛液と栽培用ロックウー
ルとの間の浸透作用によって養液を栽培用ロックウール
に供給するとともに、栽培用ロックウールの周囲を防根
シートで包み、かつ、湛液の水位を調節するとともに、
トレイと栽培用ロックウール及び水分調節用ロックウー
ルとの間に空間を設けることにより栽培用ロックウール
の側面及び上面を防根シートを介して常に空気に触れる
状態として栽培する養液栽培方法、及び栽培用ロックウ
ールと、栽培用ロックウールの周囲を包んで栽培作物の
根が外部に進入できないようにする防根シートと、防根
シートで包まれた栽培用ロックウールを載置する水分調
節用ロックウールと、栽培用ロックウールを載置した水
分調節用ロックウールを収納し、養液を湛液するトレイ
と、栽培用ロックウールの上部に配置されて養液を滴下
する給液管と、トレイ内の養液の液位を検出するレベル
センサと、レベルセンサで検出したトレイ内の液位に基
づきモータポンプで養液を前記給液管に供給し、液位を
水分調節用ロックウールの上面以下とし、栽培用ロック
ウールの側面及び上面を防根シートを介して常に空気に
触れる状態に制御する制御部とからなる養液栽培装置を
提供する。
するため、養液を湛液したトレイに浸漬した水分調節用
ロックウールの上部に接触面の幅と長さを略同一とした
栽培用ロックウールを載置し、湛液と栽培用ロックウー
ルとの間の浸透作用によって養液を栽培用ロックウール
に供給するとともに、栽培用ロックウールの周囲を防根
シートで包み、かつ、湛液の水位を調節するとともに、
トレイと栽培用ロックウール及び水分調節用ロックウー
ルとの間に空間を設けることにより栽培用ロックウール
の側面及び上面を防根シートを介して常に空気に触れる
状態として栽培する養液栽培方法、及び栽培用ロックウ
ールと、栽培用ロックウールの周囲を包んで栽培作物の
根が外部に進入できないようにする防根シートと、防根
シートで包まれた栽培用ロックウールを載置する水分調
節用ロックウールと、栽培用ロックウールを載置した水
分調節用ロックウールを収納し、養液を湛液するトレイ
と、栽培用ロックウールの上部に配置されて養液を滴下
する給液管と、トレイ内の養液の液位を検出するレベル
センサと、レベルセンサで検出したトレイ内の液位に基
づきモータポンプで養液を前記給液管に供給し、液位を
水分調節用ロックウールの上面以下とし、栽培用ロック
ウールの側面及び上面を防根シートを介して常に空気に
触れる状態に制御する制御部とからなる養液栽培装置を
提供する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に図を参考にして本発明の実
施の形態を説明する。図1に示すように本発明にかかる
栽培床6は、養液5を湛液したトレイ7に浸漬した水分
調節用ロックウール3の上部に、周囲を防根シート1で
包まれて根が伸長する培地としての栽培用ロックウール
2を載置し、湛液と栽培用ロックウール2との間の浸透
作用によって養液5を栽培用ロックウール2に供給する
ようにした構造を持ち、栽培用ロックウール2の含水率
を安定させるため、潅注パイプ4から養液5を潅注して
トレイ7に湛液させている。そして、栽培用ロックウー
ル2の上面には、上下が開口したポリエチレン製のカバ
ー2cで周囲を被覆された育苗用の培地としてのロック
ウール2aで育苗された作物8が植生される。さらに、
フィルムの遮光幕9が作物8を突出させてテント状に栽
培用ロックウール2と水分調節用ロックウール3を包ん
でトレイ7に達し、水分調節用ロックウール3の下部に
敷いてある。
施の形態を説明する。図1に示すように本発明にかかる
栽培床6は、養液5を湛液したトレイ7に浸漬した水分
調節用ロックウール3の上部に、周囲を防根シート1で
包まれて根が伸長する培地としての栽培用ロックウール
2を載置し、湛液と栽培用ロックウール2との間の浸透
作用によって養液5を栽培用ロックウール2に供給する
ようにした構造を持ち、栽培用ロックウール2の含水率
を安定させるため、潅注パイプ4から養液5を潅注して
トレイ7に湛液させている。そして、栽培用ロックウー
ル2の上面には、上下が開口したポリエチレン製のカバ
ー2cで周囲を被覆された育苗用の培地としてのロック
ウール2aで育苗された作物8が植生される。さらに、
フィルムの遮光幕9が作物8を突出させてテント状に栽
培用ロックウール2と水分調節用ロックウール3を包ん
でトレイ7に達し、水分調節用ロックウール3の下部に
敷いてある。
【0013】水分調節用ロックウール3はその側面とト
レイ7との間に空間が形成されるようにトレイ7に載置
されており、この水分調節用ロックウール3の上部に栽
培用ロックウール2が同様にトレイ7との間に空間が形
成されるように載置されている。この空間によりトレイ
7に湛液した養液5の水平移動が容易となる。この空間
は給液時には養液5の水位が上昇し、栽培用ロックウー
ル2が過湿となり、栽培用ロックウール2中の根が酸素
欠乏症を起こして根腐れを起こすこと、及び場所によっ
て給液不足を生じることが考えられるため、養液5の水
平移動を容易として水分調節用ロックウール3が空気に
触れる状態とするものである。一方、この空間の存在に
よって、根が栽培用ロックウール2の側面から湛液部や
水分調節用ロックウール3内へ伸長しやすい。そこで、
本発明では、栽培用ロックウール2の周囲全体を防根シ
ート1で包むことにより、防根の効果を高めて、水分調
節用ロックウール3には防根シート1によって根が入り
込まないようになっている。
レイ7との間に空間が形成されるようにトレイ7に載置
されており、この水分調節用ロックウール3の上部に栽
培用ロックウール2が同様にトレイ7との間に空間が形
成されるように載置されている。この空間によりトレイ
7に湛液した養液5の水平移動が容易となる。この空間
は給液時には養液5の水位が上昇し、栽培用ロックウー
ル2が過湿となり、栽培用ロックウール2中の根が酸素
欠乏症を起こして根腐れを起こすこと、及び場所によっ
て給液不足を生じることが考えられるため、養液5の水
平移動を容易として水分調節用ロックウール3が空気に
触れる状態とするものである。一方、この空間の存在に
よって、根が栽培用ロックウール2の側面から湛液部や
水分調節用ロックウール3内へ伸長しやすい。そこで、
本発明では、栽培用ロックウール2の周囲全体を防根シ
ート1で包むことにより、防根の効果を高めて、水分調
節用ロックウール3には防根シート1によって根が入り
込まないようになっている。
【0014】また、根は栽培用ロックウール2の内部へ
伸長するとともに、酸素を取り入れやすい栽培用ロック
ウール2の上面やトレイ7との間に空間を設けた栽培用
ロックウール2の側面の表面にも密生して繁茂し、この
部分の根も根量の増加や根域の拡大に寄与し、収量・品
質によい効果をもたらしており、このような表面の根を
乾燥による活力低下や養分の供給低下から保護する必要
がある。そのため、本発明では、栽培用ロックウール2
の周囲を防根シート1で包むことにより、栽培用ロック
ウール2の上面や側面の表面の湿度の維持並びに養分の
保持を図ることにより根を保護することができて、栽培
作物の高品質化及び多収を実現することができる。よっ
て、本発明では養液5の水位を調節することにより防根
シート1の側面及び上面が常に空気に触れる状態となる
ように制御されている。この防根シート1は作物の根が
水分調節用ロックウール3に進入できない目の細かい布
地などであり、ナイロン又はビニロン等の不織布が適当
である。
伸長するとともに、酸素を取り入れやすい栽培用ロック
ウール2の上面やトレイ7との間に空間を設けた栽培用
ロックウール2の側面の表面にも密生して繁茂し、この
部分の根も根量の増加や根域の拡大に寄与し、収量・品
質によい効果をもたらしており、このような表面の根を
乾燥による活力低下や養分の供給低下から保護する必要
がある。そのため、本発明では、栽培用ロックウール2
の周囲を防根シート1で包むことにより、栽培用ロック
ウール2の上面や側面の表面の湿度の維持並びに養分の
保持を図ることにより根を保護することができて、栽培
作物の高品質化及び多収を実現することができる。よっ
て、本発明では養液5の水位を調節することにより防根
シート1の側面及び上面が常に空気に触れる状態となる
ように制御されている。この防根シート1は作物の根が
水分調節用ロックウール3に進入できない目の細かい布
地などであり、ナイロン又はビニロン等の不織布が適当
である。
【0015】図1に示すように、栽培用ロックウール2
が常に養液5の水位よりも上に位置して、防根シート1
の側面及び上面が常に空気に触れて、栽培用ロックウー
ル2が防根シート1を介して常に空気に触れる状態とす
るため、図2に示すように、トレイ7内の養液5の水位
をセンサー10で検出し、モータポンプ11を稼働さ
せ、水位が回復したことを検知したら、タイマー12で
モータポンプ11を停止する制御を制御部13で行い、
かつ、栽培用ロックウール2と水分調節用ロックウール
3の洗浄と最高水位設定のために必要な排液は排液口1
4より行うようにしたものである。ロックウールは、元
来、鉱石を溶解してそれを綿状にしたいわゆる岩綿であ
るが、近時は鉄鋼石のスラグから製造されるロックファ
イバーがあり、このロックファイバーをも含む意味で一
般的に使用され、本書にあってもこれは同じである。し
たがって、栽培床6における栽培用ロックウール2及び
水分調節用ロックウール3はそのような素材からなる。
ここで、栽培用ロックウール2と水分調節用ロックウー
ル3の接触部の幅及び長さは同じにし、体積は水分調節
用ロックウール3の方が少なくしてある。
が常に養液5の水位よりも上に位置して、防根シート1
の側面及び上面が常に空気に触れて、栽培用ロックウー
ル2が防根シート1を介して常に空気に触れる状態とす
るため、図2に示すように、トレイ7内の養液5の水位
をセンサー10で検出し、モータポンプ11を稼働さ
せ、水位が回復したことを検知したら、タイマー12で
モータポンプ11を停止する制御を制御部13で行い、
かつ、栽培用ロックウール2と水分調節用ロックウール
3の洗浄と最高水位設定のために必要な排液は排液口1
4より行うようにしたものである。ロックウールは、元
来、鉱石を溶解してそれを綿状にしたいわゆる岩綿であ
るが、近時は鉄鋼石のスラグから製造されるロックファ
イバーがあり、このロックファイバーをも含む意味で一
般的に使用され、本書にあってもこれは同じである。し
たがって、栽培床6における栽培用ロックウール2及び
水分調節用ロックウール3はそのような素材からなる。
ここで、栽培用ロックウール2と水分調節用ロックウー
ル3の接触部の幅及び長さは同じにし、体積は水分調節
用ロックウール3の方が少なくしてある。
【0016】潅注パイプ4は栽培用ロックウール2の上
位にあり、モータポンプ11と接続されて養液5を供給
し栽培用ロックウール2に散水して給液する。したがっ
て、水位センサー10はトレイ7の底面近傍の最低と栽
培用ロックウール2の底面近傍の最高の水位を設定でき
るように、例えば図3に示すように、アースa及び長さ
を異にした上限センサーb及び下限センサーcの2本の
センサーが並列して設けられてトレイ7に垂れ下がって
いる。トレイ7は養液5を一定の水位に貯溜することが
できる容器であり、排水口14を備えている。水位セン
サー10、モータポンプ11及びタイマー12は制御部
13に接続される。トレイ7にはEC(養液濃度)セン
サー17を設置してもよい(図4参照)。
位にあり、モータポンプ11と接続されて養液5を供給
し栽培用ロックウール2に散水して給液する。したがっ
て、水位センサー10はトレイ7の底面近傍の最低と栽
培用ロックウール2の底面近傍の最高の水位を設定でき
るように、例えば図3に示すように、アースa及び長さ
を異にした上限センサーb及び下限センサーcの2本の
センサーが並列して設けられてトレイ7に垂れ下がって
いる。トレイ7は養液5を一定の水位に貯溜することが
できる容器であり、排水口14を備えている。水位セン
サー10、モータポンプ11及びタイマー12は制御部
13に接続される。トレイ7にはEC(養液濃度)セン
サー17を設置してもよい(図4参照)。
【0017】給液制御装置は、図4に示すように、制御
部13にプログラマブルコントローラ15を用い、養液
5が水位センサー10の信号入力に基づき、モータポン
プ11の制御により、濃度管理を栽培床6のECセンサ
ー17の信号とタイマー12の設定時間を基に、原液供
給モータポンプ18と撹拌モータ16の制御により行
う。水位センサー10及びECセンサー17は栽培床6
に設置し、トレイ7内における養液5の液面高さ、濃度
の測定を行い、養液混合タンク20にはレベルセンサー
22を設置し、供給・調合時の液面高さの測定を行う。
混合・給液部は、水道水を制御する電磁バルブ19、原
液タンク21から養液混合タンク20に原液を供給する
原液供給モータポンプ18、養液混合タンク20内を撹
拌する撹拌モータ16、養液混合タンク20から栽培床
6へ給液するモータポンプ11からなる。
部13にプログラマブルコントローラ15を用い、養液
5が水位センサー10の信号入力に基づき、モータポン
プ11の制御により、濃度管理を栽培床6のECセンサ
ー17の信号とタイマー12の設定時間を基に、原液供
給モータポンプ18と撹拌モータ16の制御により行
う。水位センサー10及びECセンサー17は栽培床6
に設置し、トレイ7内における養液5の液面高さ、濃度
の測定を行い、養液混合タンク20にはレベルセンサー
22を設置し、供給・調合時の液面高さの測定を行う。
混合・給液部は、水道水を制御する電磁バルブ19、原
液タンク21から養液混合タンク20に原液を供給する
原液供給モータポンプ18、養液混合タンク20内を撹
拌する撹拌モータ16、養液混合タンク20から栽培床
6へ給液するモータポンプ11からなる。
【0018】給液制御装置の制御方法は、栽培床6内の
養液5が作物8に吸収され、湛液液面が下がり、水位セ
ンサー10の下限センサーcがこれを検出すると、モー
タポンプ11を稼働させ、水位センサー10の上限セン
サーb迄養液5を養液混合タンク20から潅注パイプ4
に供給して栽培床6に散布する。また、給液中に養液混
合タンク20の養液5が減少し、液面がレベルセンサー
22の下限になった場合は、養液5の調合を行う。この
調合は養液混合タンク20への給水バルブを開き、養液
混合タンク20の上限センサーbまで水道水を入れ、原
液供給モータポンプ18で原液を一定量給液し、続けて
撹拌モータ16を稼働させて行う。
養液5が作物8に吸収され、湛液液面が下がり、水位セ
ンサー10の下限センサーcがこれを検出すると、モー
タポンプ11を稼働させ、水位センサー10の上限セン
サーb迄養液5を養液混合タンク20から潅注パイプ4
に供給して栽培床6に散布する。また、給液中に養液混
合タンク20の養液5が減少し、液面がレベルセンサー
22の下限になった場合は、養液5の調合を行う。この
調合は養液混合タンク20への給水バルブを開き、養液
混合タンク20の上限センサーbまで水道水を入れ、原
液供給モータポンプ18で原液を一定量給液し、続けて
撹拌モータ16を稼働させて行う。
【0019】栽培床6へ供給する養液5の濃度は、養液
混合タンク20での水道水と原液の混合割合、すなわ
ち、養液混合タンク20へ入る水道水の量は、レベルセ
ンサー22で一定量に定められているので、養液混合タ
ンク20への原液の供給量により決定される。この原液
の供給量は、原液供給モータポンプ18の稼働時間と比
例関係にあり、原液供給モータポンプ18の稼働時間に
より栽培床へ供給する養液濃度が決定される。栽培床6
へ供給される養液5の濃度は、通常濃度と栽培床内養液
濃度が上昇した場合に下げるための低濃度、及び、自動
供給制御時に濃度を下げるための自動給液低濃度の3つ
を設定することができる。
混合タンク20での水道水と原液の混合割合、すなわ
ち、養液混合タンク20へ入る水道水の量は、レベルセ
ンサー22で一定量に定められているので、養液混合タ
ンク20への原液の供給量により決定される。この原液
の供給量は、原液供給モータポンプ18の稼働時間と比
例関係にあり、原液供給モータポンプ18の稼働時間に
より栽培床へ供給する養液濃度が決定される。栽培床6
へ供給される養液5の濃度は、通常濃度と栽培床内養液
濃度が上昇した場合に下げるための低濃度、及び、自動
供給制御時に濃度を下げるための自動給液低濃度の3つ
を設定することができる。
【0020】このような給液濃度を変化させる方式とし
ては、制御部13の外部にボリュウムを設定し、それに
かかる電圧量をデジタル信号に変換(A/D変換)して
プログラマブル内部でECからの信号と比較して処理す
る方法がある。しかし、この方法ではアナログ入力ユニ
ットが必要になり価格が高くなる。
ては、制御部13の外部にボリュウムを設定し、それに
かかる電圧量をデジタル信号に変換(A/D変換)して
プログラマブル内部でECからの信号と比較して処理す
る方法がある。しかし、この方法ではアナログ入力ユニ
ットが必要になり価格が高くなる。
【0021】そこで、外部にタイマー12を設置し、こ
のタイマー12の稼働時間を取り込み、制御部13内部
のメモリーに記憶する。通常給液濃度時にはこの値を使
用して、原液供給モータポンプ18の稼働時間を決定す
る。自動給液低濃度の養液濃度は、記憶している原液供
給モータポンプ18のモータ稼働時間を内部で演算し決
定する。養液混合タンク20の養液濃度と外部タイマー
12の作動時間(原液供給モータポンプ18)の関係は
あらかじめ検定しておく必要がある。このような方式を
用いれば、養液混合タンク20の養液濃度の制御には養
液濃度センサー(ECセンサー17)を必要としない。
のタイマー12の稼働時間を取り込み、制御部13内部
のメモリーに記憶する。通常給液濃度時にはこの値を使
用して、原液供給モータポンプ18の稼働時間を決定す
る。自動給液低濃度の養液濃度は、記憶している原液供
給モータポンプ18のモータ稼働時間を内部で演算し決
定する。養液混合タンク20の養液濃度と外部タイマー
12の作動時間(原液供給モータポンプ18)の関係は
あらかじめ検定しておく必要がある。このような方式を
用いれば、養液混合タンク20の養液濃度の制御には養
液濃度センサー(ECセンサー17)を必要としない。
【0022】
【実施例】前記した従来例である栽培槽下部に養液をた
ん水し、ロックウールの下部に不織布を敷くとともに、
湛液中に不織布を垂らし、不織布の浸透作用によりロッ
クウールの含水率を調節する装置(特公平4−1492
8号公報参照)を比較例として本発明の栽培用ロックウ
ール2の含水率を比較する。図5は栽培用ロックウール
2の下面に養液5をたん水し、該養液5の中に発泡スチ
ロール等からなる2台の基台32を通路31を設けて載
置し、この2台の基台32の上に不織布からなる吸水シ
ート30で包まれた栽培用ロックウール2を載置し、通
路31において吸水シート30を養液5の中に浸漬した
ものをトレイ7に収納して栽培床33を形成した比較例
としての従来例である。本発明にかかる栽培床6と比較
例にかかる栽培床33共に、初めに水を飽和状態まで吸
水させ、そのときのロックウールの含水量を100%と
し、その後1時間毎にロックウールの含水量を測定し、
含水率の変化を比較した。図6はその含水率の変化を示
すグラフである。図6中縦軸は含水率(%)を、横軸は
経過時間(t)を示す。黒円は比較例の場合、白円は本
発明の場合を示す。グラフに示すように本発明の含水率
が長時間に渡って安定していることが示されている。
ん水し、ロックウールの下部に不織布を敷くとともに、
湛液中に不織布を垂らし、不織布の浸透作用によりロッ
クウールの含水率を調節する装置(特公平4−1492
8号公報参照)を比較例として本発明の栽培用ロックウ
ール2の含水率を比較する。図5は栽培用ロックウール
2の下面に養液5をたん水し、該養液5の中に発泡スチ
ロール等からなる2台の基台32を通路31を設けて載
置し、この2台の基台32の上に不織布からなる吸水シ
ート30で包まれた栽培用ロックウール2を載置し、通
路31において吸水シート30を養液5の中に浸漬した
ものをトレイ7に収納して栽培床33を形成した比較例
としての従来例である。本発明にかかる栽培床6と比較
例にかかる栽培床33共に、初めに水を飽和状態まで吸
水させ、そのときのロックウールの含水量を100%と
し、その後1時間毎にロックウールの含水量を測定し、
含水率の変化を比較した。図6はその含水率の変化を示
すグラフである。図6中縦軸は含水率(%)を、横軸は
経過時間(t)を示す。黒円は比較例の場合、白円は本
発明の場合を示す。グラフに示すように本発明の含水率
が長時間に渡って安定していることが示されている。
【0023】図7に本発明にかかる栽培床6の養液の水
位による栽培用ロックウール2の平均飽水度の変化を示
す。図において、縦軸は平均飽水度(%)を、横軸は栽
培用ロックウール2の下面から水面までの高さ(mm)
を表す。
位による栽培用ロックウール2の平均飽水度の変化を示
す。図において、縦軸は平均飽水度(%)を、横軸は栽
培用ロックウール2の下面から水面までの高さ(mm)
を表す。
【0024】図8に本発明における栽培床6の養液5中
のEC,pHの推移を示す。図において、縦軸はEC及
びpHを、横軸は月日を示す。いずれも養液栽培として
良好な値を示している。
のEC,pHの推移を示す。図において、縦軸はEC及
びpHを、横軸は月日を示す。いずれも養液栽培として
良好な値を示している。
【0025】
【発明の効果】以上説明した本発明によれば、栽培用ロ
ックウールの周囲を防根シートで包んで水分調節用ロッ
クウールの上に載置し、水分調節用ロックウールを湛液
した養液中に浸して栽培すると、栽培用ロックウールの
含水率及び養液濃度を安定させることができる。栽培用
ロックウールの上面は勿論のこと側面に空気が触れるよ
うに湛液の供給を制御するとともに栽培用ロックウール
とトレイとの間に空間を設けることにより、根が空気と
触れる栽培用ロックウールの側面及び上面に密生し、こ
の部分の根は酸素を空気中から十分に取り込めるために
活性が高く、作物の生長に大きく寄与する。また、栽培
用ロックウールの周囲が防根シートで包まれているか
ら、ロックウール内に害虫が侵入することを防ぐことが
できるとともに、栽培用ロックウールに含まれる水分の
蒸発を防止して栽培用ロックウール内の湛液の濃度が必
要以上に濃くなるのを防止できる。
ックウールの周囲を防根シートで包んで水分調節用ロッ
クウールの上に載置し、水分調節用ロックウールを湛液
した養液中に浸して栽培すると、栽培用ロックウールの
含水率及び養液濃度を安定させることができる。栽培用
ロックウールの上面は勿論のこと側面に空気が触れるよ
うに湛液の供給を制御するとともに栽培用ロックウール
とトレイとの間に空間を設けることにより、根が空気と
触れる栽培用ロックウールの側面及び上面に密生し、こ
の部分の根は酸素を空気中から十分に取り込めるために
活性が高く、作物の生長に大きく寄与する。また、栽培
用ロックウールの周囲が防根シートで包まれているか
ら、ロックウール内に害虫が侵入することを防ぐことが
できるとともに、栽培用ロックウールに含まれる水分の
蒸発を防止して栽培用ロックウール内の湛液の濃度が必
要以上に濃くなるのを防止できる。
【0026】更に、水分調節用ロックウールはその側面
とトレイとの間に空間が形成されるようにトレイに載置
されているため、この空間によりトレイに湛液した養液
の水平移動が容易となり、給液時に養液の水位が上昇
し、栽培用ロックウールが過湿、或いは養液不足とな
り、栽培用ロックウール中の根が酸素欠乏症を起こし
て、根腐れを起こすことを効果的に防ぐことができると
ともに、揃った生育が得られる。
とトレイとの間に空間が形成されるようにトレイに載置
されているため、この空間によりトレイに湛液した養液
の水平移動が容易となり、給液時に養液の水位が上昇
し、栽培用ロックウールが過湿、或いは養液不足とな
り、栽培用ロックウール中の根が酸素欠乏症を起こし
て、根腐れを起こすことを効果的に防ぐことができると
ともに、揃った生育が得られる。
【図1】本発明の実施の一形態を示す断面図。
【図2】図1の平面図。
【図3】水位センサーの配置例を示す説明図。
【図4】制御装置の概要構成図。
【図5】比較例として従来の栽培床を示す参考図。
【図6】本発明における栽培床の含水率の比較試験結果
を示すグラフ。
を示すグラフ。
【図7】本発明における栽培床の水位による栽培用ロッ
クウールの平均飽水度の変化を示すグラフ。
クウールの平均飽水度の変化を示すグラフ。
【図8】湛液中のEC,pHの推移を示すグラフ。
1…防根シート 2…栽培用ロックウール 3…水分調節用ロックウール 4…潅注パイプ 5…養液 6…栽培床 7…トレイ 8…作物 9…遮光幕 整理番号 P2860
フロントページの続き (72)発明者 松岡 達憲 高知県南国市廿枝1100番地 高知県農業技 術センター内
Claims (13)
- 【請求項1】 養液を湛液したトレイに浸漬した水分調
節用ロックウールの上部に栽培用ロックウールを載置
し、湛液と栽培用ロックウールとの間の浸透作用によっ
て養液を栽培用ロックウールに供給するとともに、栽培
用ロックウールの周囲を防根シートで包み、かつ、湛液
の水位を調節することにより栽培用ロックウールを防根
シートを介して常に空気に触れる状態として栽培するこ
とを特徴とする養液栽培方法。 - 【請求項2】 養液を湛液したトレイに浸漬した水分調
節用ロックウールの上部に栽培用ロックウールを載置
し、湛液と栽培用ロックウールとの間の浸透作用によっ
て養液を栽培用ロックウールに供給するとともに、栽培
用ロックウールの周囲を防根シートで包み、かつ、湛液
の水位を調節することにより栽培用ロックウールの側面
及び上面が防根シートを介して常に空気に触れる状態と
して栽培することを特徴とする養液栽培方法。 - 【請求項3】 栽培用ロックウール及び水分調節用ロッ
クウールの側面とトレイとの間に空間を設けてなる請求
項1又は2記載の養液栽培方法。 - 【請求項4】 栽培用ロックウール及び水分調節用ロッ
クウールの側面とトレイとの間に空間を設けることによ
り、トレイに湛液した養液の水平移動を容易とした請求
項1又は2記載の養液栽培方法。 - 【請求項5】 栽培用ロックウール及び水分調節用ロッ
クウールの側面とトレイとの間に空間を設けてトレイに
湛液した養液の水平移動を容易とすることにより、水分
調節用ロックウールが空気に触れる状態として栽培作物
の根腐れを防止する請求項1,2,3又は4記載の養液
栽培方法。 - 【請求項6】 栽培用ロックウールと水分調節用ロック
ウールの接触面を略同一の幅と長さとした請求項1,
2,3,4又は5記載の養液栽培方法。 - 【請求項7】 栽培用ロックウールと、栽培用ロックウ
ールの周囲を包んで栽培作物の根が外部に進入できない
ようにする防根シートと、防根シートで包まれた栽培用
ロックウールを載置する水分調節用ロックウールと、栽
培用ロックウールを載置した水分調節用ロックウールを
収納し、養液を湛液するトレイとからなることを特徴と
する養液栽培装置。 - 【請求項8】 栽培用ロックウールと、栽培用ロックウ
ールの周囲を包んで栽培作物の根が外部に進入できない
ようにする防根シートと、防根シートで包まれた栽培用
ロックウールを載置する水分調節用ロックウールと、栽
培用ロックウールを載置した水分調節用ロックウールを
収納し、養液を湛液するトレイと、液位を水分調節用ロ
ックウールの上面以下とし、栽培用ロックウールの側面
及び上面を防根シートを介して常に空気に触れる状態に
制御する制御部とからなることを特徴とする養液栽培装
置。 - 【請求項9】 栽培用ロックウールと、栽培用ロックウ
ールの周囲を包んで栽培作物の根が外部に進入できない
ようにする防根シートと、防根シートで包まれた栽培用
ロックウールを載置する水分調節用ロックウールと、栽
培用ロックウールを載置した水分調節用ロックウールを
収納し、養液を湛液するトレイと、栽培用ロックウール
の上部に配置されて養液を滴下する給液管と、トレイ内
の養液の液位を検出するレベルセンサと、レベルセンサ
で検出したトレイ内の液位に基づきモータポンプで養液
を前記給液管に供給し、液位を水分調節用ロックウール
の上面以下とし、栽培用ロックウールの側面及び上面を
防根シートを介して常に空気に触れる状態に制御する制
御部とからなることを特徴とする養液栽培装置。 - 【請求項10】 栽培用ロックウール及び栽培用ロック
ウールの側面とトレイとの間に空間を設けてなる請求項
7,8又は9記載の養液栽培装置。 - 【請求項11】 栽培用ロックウール及び栽培用ロック
ウールの側面とトレイとの間に空間を設けることによ
り、トレイに湛液した養液の水平移動を容易とした請求
項7,8又は9記載の養液栽培装置。 - 【請求項12】 栽培用ロックウール及び水分調節用ロ
ックウールの側面とトレイとの間に空間を設けてトレイ
に湛液した養液の水平移動を容易とすることにより、水
分調節用ロックウールが空気に触れる状態として栽培作
物の根腐れを防止する請求項7,8,9,10又は11
記載の養液栽培装置。 - 【請求項13】 栽培用ロックウールと水分調節用ロッ
クウールの接触面を略同一の幅と長さとした請求項7,
8,9,10,11又は12記載の養液栽培装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10276713A JPH11146737A (ja) | 1995-12-19 | 1998-09-30 | 養液栽培方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7349394A JPH09168340A (ja) | 1995-12-19 | 1995-12-19 | 養液栽培方法及びその装置 |
| JP10276713A JPH11146737A (ja) | 1995-12-19 | 1998-09-30 | 養液栽培方法及びその装置 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7349394A Division JPH09168340A (ja) | 1995-12-19 | 1995-12-19 | 養液栽培方法及びその装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11146737A true JPH11146737A (ja) | 1999-06-02 |
Family
ID=18403460
Family Applications (2)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7349394A Pending JPH09168340A (ja) | 1995-12-19 | 1995-12-19 | 養液栽培方法及びその装置 |
| JP10276713A Pending JPH11146737A (ja) | 1995-12-19 | 1998-09-30 | 養液栽培方法及びその装置 |
Family Applications Before (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7349394A Pending JPH09168340A (ja) | 1995-12-19 | 1995-12-19 | 養液栽培方法及びその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (2) | JPH09168340A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100988273B1 (ko) | 2010-07-22 | 2010-10-18 | (주)티아이에스 | 온실 생작물의 함수율 측정을 위한 슬라브 무게와 배액량 측정장치 및 이를 이용한 측정방법 |
| JP2016506741A (ja) * | 2013-02-08 | 2016-03-07 | ロックウール インターナショナル アー/エス | 植物生育システム |
| CN109997670A (zh) * | 2019-04-19 | 2019-07-12 | 关家祥 | 一种岩棉种植番茄方法 |
| KR20230090847A (ko) | 2021-12-15 | 2023-06-22 | 주식회사 그린랩스 | 실시간 양액 제어가 가능한 양액 재배 시스템 |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09168340A (ja) * | 1995-12-19 | 1997-06-30 | Kochi Pref Gov | 養液栽培方法及びその装置 |
| JP3177498B2 (ja) * | 1998-05-20 | 2001-06-18 | 高知県 | ミョウガの養液栽培方法およびその装置 |
| JP4636964B2 (ja) * | 2005-08-04 | 2011-02-23 | 隆盛 大出 | 植物栽培装置における給水管理方法、給水管理用コンピュータプログラム及び給水管理装置 |
| JP5449809B2 (ja) * | 2009-03-14 | 2014-03-19 | 野村 三佐子 | ミョウガの養液栽培方法 |
| KR101404518B1 (ko) * | 2014-03-04 | 2014-06-10 | (주) 이레아이에스 | 식물의 근권부 함수율 측정장치 |
| JP6893790B2 (ja) * | 2017-01-17 | 2021-06-23 | ヤンマーグリーンシステム株式会社 | 栽培装置及び栽培方法 |
| CN115088609A (zh) * | 2022-06-27 | 2022-09-23 | 安徽恒合智能控制系统有限公司 | 无土栽培营养基智配系统 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09168340A (ja) * | 1995-12-19 | 1997-06-30 | Kochi Pref Gov | 養液栽培方法及びその装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0414928A (ja) * | 1990-05-08 | 1992-01-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 障害区間検出方法 |
| JPH053731A (ja) * | 1991-06-26 | 1993-01-14 | Kitz Corp | 水耕栽培等の給液方法 |
-
1995
- 1995-12-19 JP JP7349394A patent/JPH09168340A/ja active Pending
-
1998
- 1998-09-30 JP JP10276713A patent/JPH11146737A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09168340A (ja) * | 1995-12-19 | 1997-06-30 | Kochi Pref Gov | 養液栽培方法及びその装置 |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100988273B1 (ko) | 2010-07-22 | 2010-10-18 | (주)티아이에스 | 온실 생작물의 함수율 측정을 위한 슬라브 무게와 배액량 측정장치 및 이를 이용한 측정방법 |
| JP2016506741A (ja) * | 2013-02-08 | 2016-03-07 | ロックウール インターナショナル アー/エス | 植物生育システム |
| US10492388B2 (en) | 2013-02-08 | 2019-12-03 | Rockwool International A/S | Plant growth system |
| CN109997670A (zh) * | 2019-04-19 | 2019-07-12 | 关家祥 | 一种岩棉种植番茄方法 |
| KR20230090847A (ko) | 2021-12-15 | 2023-06-22 | 주식회사 그린랩스 | 실시간 양액 제어가 가능한 양액 재배 시스템 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09168340A (ja) | 1997-06-30 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3678654B2 (ja) | 植物栽培用容器および植物栽培方法 | |
| JPH11146737A (ja) | 養液栽培方法及びその装置 | |
| JPH1132601A (ja) | 育苗容器への灌水方法および灌水装置 | |
| JP2016000027A (ja) | 栽培装置及び栽培方法 | |
| JP3991163B2 (ja) | キュウリの栽培ベッド | |
| US20040249505A1 (en) | Method and system for water management | |
| JPH0342853B2 (ja) | ||
| JP2945784B2 (ja) | 養液栽培装置 | |
| JP2979209B2 (ja) | 養液栽培方法および該構造 | |
| JP2546784B2 (ja) | 養液栽培方法及びその装置 | |
| JPH0349628A (ja) | 養液栽培床及びこれを使用した養液栽培方法 | |
| JPH1189452A (ja) | 植物生産用水管理システム | |
| JPH089806A (ja) | 養液栽培装置 | |
| JPH05123068A (ja) | 毛管水耕栽培装置 | |
| JP2945783B2 (ja) | 養液栽培装置 | |
| JPH08107720A (ja) | 植物育成装置及び植物育成方法 | |
| JP2548975Y2 (ja) | 種苗用自動灌水装置 | |
| KR100222729B1 (ko) | 자동 수경재배기 | |
| JPH0529019Y2 (ja) | ||
| JP2003000080A (ja) | 簡易土壌水分調節供給装置 | |
| JPH0216620Y2 (ja) | ||
| JPH07264941A (ja) | 水耕栽培方法およびその装置 | |
| JPH0458936B2 (ja) | ||
| JPH0824498B2 (ja) | 傾斜型浮根式養液栽培装置 | |
| JPH01256327A (ja) | 固定培地を用いる湛液・液面低下・湿気中根栽培法 |