JPH11148474A - 密閉型スクロール圧縮機 - Google Patents
密閉型スクロール圧縮機Info
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- JPH11148474A JPH11148474A JP31485097A JP31485097A JPH11148474A JP H11148474 A JPH11148474 A JP H11148474A JP 31485097 A JP31485097 A JP 31485097A JP 31485097 A JP31485097 A JP 31485097A JP H11148474 A JPH11148474 A JP H11148474A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明の目的は、従来技術における圧縮機の信
頼性低下と性能低下とを解決することにある。 【解決手段】モータ外周部を密閉容器のケーシング部の
内壁面に密着して固定し、該モータ外周部にはガス通路
と油通路となる複数個の切り欠き部を設け、モータステ
ータの上下部にあるコイルエンド部の外形寸法を前記モ
ータ外周部に設けた切り欠き部外周寸法より同等以上に
設定した圧縮機構造とする。
頼性低下と性能低下とを解決することにある。 【解決手段】モータ外周部を密閉容器のケーシング部の
内壁面に密着して固定し、該モータ外周部にはガス通路
と油通路となる複数個の切り欠き部を設け、モータステ
ータの上下部にあるコイルエンド部の外形寸法を前記モ
ータ外周部に設けた切り欠き部外周寸法より同等以上に
設定した圧縮機構造とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷凍空調用等の冷
媒圧縮機に使用される密閉形スクロール圧縮機に関す
る。
媒圧縮機に使用される密閉形スクロール圧縮機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】密閉形スクロール圧縮機において、密閉
容器内が高圧の雰囲気となる高圧チャンバ方式で、圧縮
機部が容器上部に、モータ部がその下方に位置した縦型
構造のスクロール圧縮機の開示が、特開平8−284853 号
公報にてその例がある。
容器内が高圧の雰囲気となる高圧チャンバ方式で、圧縮
機部が容器上部に、モータ部がその下方に位置した縦型
構造のスクロール圧縮機の開示が、特開平8−284853 号
公報にてその例がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の密閉型スクロー
ル圧縮機においては、密閉容器内が高圧の雰囲気となる
高圧チャンバ構造であるため、密閉容器自体の油分離機
能が不充分であることが欠点となっている。一方で、モ
ータ冷却を高温の冷媒ガスの流れとガス中に含まれる油
でなされるが、その冷却効果が不充分な場合、モータコ
イル温度が上昇して絶縁不良によるレアーショートの事
故に至る例があり、圧縮機全体としての信頼性の面で課
題がある。
ル圧縮機においては、密閉容器内が高圧の雰囲気となる
高圧チャンバ構造であるため、密閉容器自体の油分離機
能が不充分であることが欠点となっている。一方で、モ
ータ冷却を高温の冷媒ガスの流れとガス中に含まれる油
でなされるが、その冷却効果が不充分な場合、モータコ
イル温度が上昇して絶縁不良によるレアーショートの事
故に至る例があり、圧縮機全体としての信頼性の面で課
題がある。
【0004】本発明の目的は、上記課題を解決して信頼
性の高い密閉型スクロール圧縮機を提供することにあ
る。
性の高い密閉型スクロール圧縮機を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明は、密閉型スクロール圧縮機において、モー
タ外周部を密閉容器のケーシング部の内壁面に密着して
固定し、該モータ外周部にはガス通路と油通路となる複
数個の切り欠き部を設け、モータステータの上下部にあ
るコイルエンド部の外形寸法を前記モータ外周部に設け
た切り欠き部外周寸法より同等もしくは大きく設定する
こと、さらに、モータステータの上下部にあるコイルエ
ンド部の外形寸法D1とケーシング内径寸法D2との比
がD1/D2=0.95 以上にすることである。
め、本発明は、密閉型スクロール圧縮機において、モー
タ外周部を密閉容器のケーシング部の内壁面に密着して
固定し、該モータ外周部にはガス通路と油通路となる複
数個の切り欠き部を設け、モータステータの上下部にあ
るコイルエンド部の外形寸法を前記モータ外周部に設け
た切り欠き部外周寸法より同等もしくは大きく設定する
こと、さらに、モータステータの上下部にあるコイルエ
ンド部の外形寸法D1とケーシング内径寸法D2との比
がD1/D2=0.95 以上にすることである。
【0006】さらに、縦形の密閉型スクロール圧縮機で
あって、モータステータの上下部にあるコイルエンド部
の外形寸法において、上部コイルエンド部の外形寸法よ
り下側コイルエンド部の外形寸法を大きく設定した構成
とすることを特徴としている。
あって、モータステータの上下部にあるコイルエンド部
の外形寸法において、上部コイルエンド部の外形寸法よ
り下側コイルエンド部の外形寸法を大きく設定した構成
とすることを特徴としている。
【0007】本構成とすることにより、モータ室での冷
媒ガスと油の混合体がモータコイルエンド部に接触する
領域を大きくすることができる。このことが、コイルエ
ンド部の温度上昇を低下せしめ、さらにコイルエンド部
での衝突作用による油分離機能が飛躍的に改善できる。
結果的に、容器自体の油分離性能が向上し、圧縮機から
の油上がり量が低下するという作用・効果がえられる。
媒ガスと油の混合体がモータコイルエンド部に接触する
領域を大きくすることができる。このことが、コイルエ
ンド部の温度上昇を低下せしめ、さらにコイルエンド部
での衝突作用による油分離機能が飛躍的に改善できる。
結果的に、容器自体の油分離性能が向上し、圧縮機から
の油上がり量が低下するという作用・効果がえられる。
【0008】モータ冷却が従来機より改善されることに
より、コイル温度が低下するので実質のモータ効率が向
上することになる。このことは、圧縮機の入力低減と性
能向上がはかられ、ひいては年間を通しても空調機のエ
ネルギ消費効率が大きく改善できるという波及効果があ
る。
より、コイル温度が低下するので実質のモータ効率が向
上することになる。このことは、圧縮機の入力低減と性
能向上がはかられ、ひいては年間を通しても空調機のエ
ネルギ消費効率が大きく改善できるという波及効果があ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図1から
図6にわたって示す。
図6にわたって示す。
【0010】図1は、本発明の密閉形スクロール圧縮機
の一実施例を示す縦断面図である。図2は、図1のC−
C断面を示す平面図である。
の一実施例を示す縦断面図である。図2は、図1のC−
C断面を示す平面図である。
【0011】図1と図2において、密閉容器2内の上方
にはスクロール圧縮機部4が、下方にはモータ部3が収
納されている。モータ3の外周部を密閉容器2のケーシ
ング部2bの内壁面2mに密着して固定している。そし
て、密閉容器2内は吐出室1aとモータ室1bとにフレ
ーム7により区画されている。スクロール圧縮機部4は
固定スクロール5と旋回スクロール6を互に噛合わせて
圧縮室(密閉空間)8を形成している。
にはスクロール圧縮機部4が、下方にはモータ部3が収
納されている。モータ3の外周部を密閉容器2のケーシ
ング部2bの内壁面2mに密着して固定している。そし
て、密閉容器2内は吐出室1aとモータ室1bとにフレ
ーム7により区画されている。スクロール圧縮機部4は
固定スクロール5と旋回スクロール6を互に噛合わせて
圧縮室(密閉空間)8を形成している。
【0012】固定スクロール5は、円板状の鏡板5a
と、これに直立しインボリウト曲線と円弧曲線に形成さ
れたラップ5bとからなり、図2に示すように、その中
心部に吐出口10,外周部に吸入口16,16cを備え
ている。旋回スクロール6は円板状の鏡板6aと、これ
に直立し、固定スクロールのラップと同一形状に形成さ
れたラップ6bと、鏡板の反ラップ面に形成されたボス
部6cとからなっている。
と、これに直立しインボリウト曲線と円弧曲線に形成さ
れたラップ5bとからなり、図2に示すように、その中
心部に吐出口10,外周部に吸入口16,16cを備え
ている。旋回スクロール6は円板状の鏡板6aと、これ
に直立し、固定スクロールのラップと同一形状に形成さ
れたラップ6bと、鏡板の反ラップ面に形成されたボス
部6cとからなっている。
【0013】フレーム7は中央部に軸受部を形成し、こ
の軸受部に回転軸14が支承され、回転軸先端の偏心軸
14aは、上記ボス部6cに旋回運動が可能なように挿
入されている。またフレーム7には固定スクロール5が
複数本のボルトによって固定され、旋回スクロール6は
オルダムリングおよびオルダムキーよりなるオルダム機
構38によってフレーム7に支承され、旋回スクロール
6は固定スクロール5に対して、自転しないで旋回運動
をするように形成されている。
の軸受部に回転軸14が支承され、回転軸先端の偏心軸
14aは、上記ボス部6cに旋回運動が可能なように挿
入されている。またフレーム7には固定スクロール5が
複数本のボルトによって固定され、旋回スクロール6は
オルダムリングおよびオルダムキーよりなるオルダム機
構38によってフレーム7に支承され、旋回スクロール
6は固定スクロール5に対して、自転しないで旋回運動
をするように形成されている。
【0014】回転軸14には下部にモータロ−タ部を一
体に結合している。固定スクロール5の吸入口16には
密閉容器2を貫通して垂直方向の吸入管17が接続さ
れ、吐出口10が開口している上部室1aは通路18
a,18bを介してモータ室1bと連通している。
体に結合している。固定スクロール5の吸入口16には
密閉容器2を貫通して垂直方向の吸入管17が接続さ
れ、吐出口10が開口している上部室1aは通路18
a,18bを介してモータ室1bと連通している。
【0015】このモータ室1bは密閉容器2を貫通する
吐出管20に連通している。またモータ室1bの上部と
下部とは、モータステータ3aと密閉溶器2の側壁2m
との間の隙間25およびモータステータ3aとモータロ
ータ3bとの隙間を介して連通している。なお吸入管1
7と固定スクロール5との間には高圧部と低圧部とをシ
ールスルOリング53を設けている。また吸入管17内
には、逆止弁手段13aが設けられ、該逆止弁13aは
圧縮機停止時の回転軸14の逆転を防止することと、密
閉容器内の潤滑油が低圧側に流出するのを防止するもの
である。
吐出管20に連通している。またモータ室1bの上部と
下部とは、モータステータ3aと密閉溶器2の側壁2m
との間の隙間25およびモータステータ3aとモータロ
ータ3bとの隙間を介して連通している。なお吸入管1
7と固定スクロール5との間には高圧部と低圧部とをシ
ールスルOリング53を設けている。また吸入管17内
には、逆止弁手段13aが設けられ、該逆止弁13aは
圧縮機停止時の回転軸14の逆転を防止することと、密
閉容器内の潤滑油が低圧側に流出するのを防止するもの
である。
【0016】また、旋回スクロール6の鏡板の背面に
は、圧縮機部4とフレーム7で囲まれた空間36(以下
背圧室と呼ぶ)が形成され、この背圧室36には旋回ス
クロールの鏡板に穿設した細孔6dを介し、吸入圧力と
吐出圧力の中間の圧力が導入され、旋回スクロール6を
固定スクロール5に押付ける軸方向の付与力を与えてす
る。
は、圧縮機部4とフレーム7で囲まれた空間36(以下
背圧室と呼ぶ)が形成され、この背圧室36には旋回ス
クロールの鏡板に穿設した細孔6dを介し、吸入圧力と
吐出圧力の中間の圧力が導入され、旋回スクロール6を
固定スクロール5に押付ける軸方向の付与力を与えてす
る。
【0017】潤滑油22aは密閉容器2の底部22に溜
められており、この潤滑油22aは密閉容器内の高圧圧
力と、上記背圧室38の中間圧力との差圧により油吸上
管27へ吸い上げられた後、回転軸14内の孔内(給油
孔)13を上昇し、旋回軸受32,主軸受40および補
助軸受39へ横穴を介して給油される。各軸受部へ給油
された油は前記背圧室38を経てスクロールラップの圧
縮室8へ注入されて圧縮ガスと混合され、次いで吐出ガ
スと共に吐出室1aへ吐出される。
められており、この潤滑油22aは密閉容器内の高圧圧
力と、上記背圧室38の中間圧力との差圧により油吸上
管27へ吸い上げられた後、回転軸14内の孔内(給油
孔)13を上昇し、旋回軸受32,主軸受40および補
助軸受39へ横穴を介して給油される。各軸受部へ給油
された油は前記背圧室38を経てスクロールラップの圧
縮室8へ注入されて圧縮ガスと混合され、次いで吐出ガ
スと共に吐出室1aへ吐出される。
【0018】上記構成により、モータロータ3bに直結
した回転軸14が回転して偏心軸14aが偏心回転する
と、旋回軸受32を介して旋回スクロール6は旋回運動
を行う。この旋回運動により、圧縮室8は次第に中心に
移動して容積が減少する。作動ガスは吸入管17から吸
入口16を経て吸入室5fへ入ると共に、軸受を潤滑し
た油が旋回スクロール6の外周部隙間等から吸入室5f
へ流入して前記作動ガスに混入する。軸受を経由した油
と前記した穴6dから注入された油とを含んだ作動ガス
は前記圧縮室で圧縮されて吐出口10から上部室1aへ
吐出され、通路18a,18bを通ってモータ室1bへ
流入する。
した回転軸14が回転して偏心軸14aが偏心回転する
と、旋回軸受32を介して旋回スクロール6は旋回運動
を行う。この旋回運動により、圧縮室8は次第に中心に
移動して容積が減少する。作動ガスは吸入管17から吸
入口16を経て吸入室5fへ入ると共に、軸受を潤滑し
た油が旋回スクロール6の外周部隙間等から吸入室5f
へ流入して前記作動ガスに混入する。軸受を経由した油
と前記した穴6dから注入された油とを含んだ作動ガス
は前記圧縮室で圧縮されて吐出口10から上部室1aへ
吐出され、通路18a,18bを通ってモータ室1bへ
流入する。
【0019】図2に示すように、通路25(25a,2
5b,25c,25d)はモータ3の外周部に設けた扇
形の切り欠き状通路である。なお、図1において、実線
の矢印は冷媒ガスの流れを、破線の矢印は油の流れをそ
れぞれ示している。狭い通路18a,18bから広い空
間のモータ室1bに流入した作動ガスと油は、その流速
が急激に低下し、一部のガスは流れ方向が変更する。
5b,25c,25d)はモータ3の外周部に設けた扇
形の切り欠き状通路である。なお、図1において、実線
の矢印は冷媒ガスの流れを、破線の矢印は油の流れをそ
れぞれ示している。狭い通路18a,18bから広い空
間のモータ室1bに流入した作動ガスと油は、その流速
が急激に低下し、一部のガスは流れ方向が変更する。
【0020】また、通路25bを通ってガスと油は流下
し下側モータ室1cに至る。コイルエンド部3dと仕切
り板47との空間でガス速度が低下しその空間内で垂直
方向から水平方向への方向変換にともなう油分離作用が
なされる。さらに、通路25cを通って上昇し再び、上側
モータ室1bにいたり、その空間が広い空間なのでその
空間内のガス速度が小さくなり、ガス中に含まれる油の
大部分が分離される。
し下側モータ室1cに至る。コイルエンド部3dと仕切
り板47との空間でガス速度が低下しその空間内で垂直
方向から水平方向への方向変換にともなう油分離作用が
なされる。さらに、通路25cを通って上昇し再び、上側
モータ室1bにいたり、その空間が広い空間なのでその
空間内のガス速度が小さくなり、ガス中に含まれる油の
大部分が分離される。
【0021】さらに、ガスは吐出管20内へ流出するこ
とになる。油は仕切り板47の孔47f,47g(図5
参照)を通って流下し、密閉容器2の底部22に溜ま
る。密閉容器2の底部22に溜められた潤滑油22a
は、密閉容器2内の圧力(吐出圧力)と前記背圧室36
の圧力(中間圧力)との差圧によって管27に流入して
いく。
とになる。油は仕切り板47の孔47f,47g(図5
参照)を通って流下し、密閉容器2の底部22に溜ま
る。密閉容器2の底部22に溜められた潤滑油22a
は、密閉容器2内の圧力(吐出圧力)と前記背圧室36
の圧力(中間圧力)との差圧によって管27に流入して
いく。
【0022】このように、密閉容器2内に吐出された油
と冷媒ガスは、密閉容器2内が比較的広い空間を備えて
いるので、密閉容器2自体が油分離機能を有し、大部分
の油は、この密閉容器2内でガス中から分離されて、次
に容器下部の油溜め部に回収される。
と冷媒ガスは、密閉容器2内が比較的広い空間を備えて
いるので、密閉容器2自体が油分離機能を有し、大部分
の油は、この密閉容器2内でガス中から分離されて、次
に容器下部の油溜め部に回収される。
【0023】図3は、図1のA−A断面を示す1実施例
の平面図である。また、図4は、図1のA−A断面を示
すその他の実施例の平面図である。図3に示すように、
モータ3の外周部を密閉容器のケーシング部2bの内壁
面2mに密着して固定し、該モータ外周部にはガス通路
と油通路となる複数個の切り欠き部25(25a,25
b,25c,25d)を設けている。
の平面図である。また、図4は、図1のA−A断面を示
すその他の実施例の平面図である。図3に示すように、
モータ3の外周部を密閉容器のケーシング部2bの内壁
面2mに密着して固定し、該モータ外周部にはガス通路
と油通路となる複数個の切り欠き部25(25a,25
b,25c,25d)を設けている。
【0024】モータステータ3aの上下部にあるコイル
エンド部3c,3dの外形寸法D1を前記モータ外周部
に設けた切り欠き部外周寸法(最小ステータ幅寸法)D
3とほぼ同等に設定している。切り欠き部25は、扇形
状のもしくはスリット状に軸方向に設定している。図4
は、D3<D1に設定した実施例である。
エンド部3c,3dの外形寸法D1を前記モータ外周部
に設けた切り欠き部外周寸法(最小ステータ幅寸法)D
3とほぼ同等に設定している。切り欠き部25は、扇形
状のもしくはスリット状に軸方向に設定している。図4
は、D3<D1に設定した実施例である。
【0025】さらに、モータステータ3aの上下部にあ
るコイルエンド部3c,3dの外形寸法D1とケーシン
グ内径寸法D2との比がD1/D2=0.95 以上にす
ることが本発明の作用効果の得られる実用的な値とな
る。
るコイルエンド部3c,3dの外形寸法D1とケーシン
グ内径寸法D2との比がD1/D2=0.95 以上にす
ることが本発明の作用効果の得られる実用的な値とな
る。
【0026】本構成とすることにより、モータ室1b,
1cでの冷媒ガスと油の混合体がモータコイルエンド部
3c,3dに接触する領域を大きくすることができる。
このことが、コイルエンド部の温度上昇を低下せしめ、
さらにコイルエンド部での衝突作用による油分離機能が
飛躍的に改善できる。結果的に、容器自体の油分離性能
が向上し、圧縮機からの油上がり量が低下するという作
用・効果がえられるものである。なお、モータ外周部に
設けた切り欠き部外周寸法(最小ステータ幅寸法)D3
とケーシング内径D2との比D3/D2=0.92から
0.95の値が実用的な寸法となる。この範囲内で、上
記寸法関係が適正となっている。
1cでの冷媒ガスと油の混合体がモータコイルエンド部
3c,3dに接触する領域を大きくすることができる。
このことが、コイルエンド部の温度上昇を低下せしめ、
さらにコイルエンド部での衝突作用による油分離機能が
飛躍的に改善できる。結果的に、容器自体の油分離性能
が向上し、圧縮機からの油上がり量が低下するという作
用・効果がえられるものである。なお、モータ外周部に
設けた切り欠き部外周寸法(最小ステータ幅寸法)D3
とケーシング内径D2との比D3/D2=0.92から
0.95の値が実用的な寸法となる。この範囲内で、上
記寸法関係が適正となっている。
【0027】次に、図5において、通路25bを通って
ガスと油は流下し下側モータ室1cに至る。隙間L2が
従来機より狭くなっているので、直接ガスと油がコイル
エンド部3dに衝突しやすくなる。コイルエンド部3d
と仕切り板47との空間でガス速度が低下しその空間内
で垂直方向から水平方向への方向変換にともなう油分離
作用がなされる。さらに、反対側のコイルエンド部3
d′の中をとおってひいては、通路25cを通って上昇
し再び、上側モータ室1bにいたる。その空間が広い空
間なのでその空間内のガス速度が小さくなり、ガス中に
含まれる油の大部分が分離される。さらに、ガスは吐出
管20内へ流出することになる。油は仕切り板47の孔
47f,47gを通って流下し、密閉容器2の底部22
に溜まる。
ガスと油は流下し下側モータ室1cに至る。隙間L2が
従来機より狭くなっているので、直接ガスと油がコイル
エンド部3dに衝突しやすくなる。コイルエンド部3d
と仕切り板47との空間でガス速度が低下しその空間内
で垂直方向から水平方向への方向変換にともなう油分離
作用がなされる。さらに、反対側のコイルエンド部3
d′の中をとおってひいては、通路25cを通って上昇
し再び、上側モータ室1bにいたる。その空間が広い空
間なのでその空間内のガス速度が小さくなり、ガス中に
含まれる油の大部分が分離される。さらに、ガスは吐出
管20内へ流出することになる。油は仕切り板47の孔
47f,47gを通って流下し、密閉容器2の底部22
に溜まる。
【0028】図6は、本発明におけるその他の実施例の
モータ室でのガスと油の流れ様相を示す部分断面図であ
る。図6において、縦形の密閉型スクロール圧縮機であ
って、モータステータ3aの上下部にあるコイルエンド
部の外形寸法において、上部コイルエンド部3cの外形
寸法D2より下側コイルエンド部3dの外形寸法D7を
大きく設定した構成としている。
モータ室でのガスと油の流れ様相を示す部分断面図であ
る。図6において、縦形の密閉型スクロール圧縮機であ
って、モータステータ3aの上下部にあるコイルエンド
部の外形寸法において、上部コイルエンド部3cの外形
寸法D2より下側コイルエンド部3dの外形寸法D7を
大きく設定した構成としている。
【0029】本構成とすることにより、コイルエンド部
3dとケーシング内壁面2mとの隙間L2,L3が、上
側コイルエンド部3cとケーシング内壁面2mとの隙間
L1より小さくなって、下側モータ室1cでの冷媒ガス
と油の混合体がモータコイルエンド部に直接接触・衝突
する領域をさらに大きくすることができる。このこと
が、下側コイルエンド部の温度上昇を低下せしめ、さら
に該コイルエンド部3dとの衝突作用による油分離機能
が飛躍的に改善できる。結果的に、容器自体の油分離性
能が向上し、圧縮機からの油上がり量が低下するという
作用・効果がえられる。
3dとケーシング内壁面2mとの隙間L2,L3が、上
側コイルエンド部3cとケーシング内壁面2mとの隙間
L1より小さくなって、下側モータ室1cでの冷媒ガス
と油の混合体がモータコイルエンド部に直接接触・衝突
する領域をさらに大きくすることができる。このこと
が、下側コイルエンド部の温度上昇を低下せしめ、さら
に該コイルエンド部3dとの衝突作用による油分離機能
が飛躍的に改善できる。結果的に、容器自体の油分離性
能が向上し、圧縮機からの油上がり量が低下するという
作用・効果がえられる。
【0030】モータ冷却が従来機より改善されることに
より、殊に、下部コイル温度が低下するので実質のモー
タ効率がさらに向上することになる。本構成とすること
により、モータ室での冷媒ガスと油の混合体がモータコ
イルエンド部に接触する領域を大きくすることができ
る。このことが、コイルエンド部の温度上昇を低下せし
め、さらにコイルエンド部での衝突作用による油分離機
能が飛躍的に改善できる。結果的に、容器自体の油分離
性能が向上し、圧縮機からの油上がり量が低下するとい
う作用・効果がえられる。
より、殊に、下部コイル温度が低下するので実質のモー
タ効率がさらに向上することになる。本構成とすること
により、モータ室での冷媒ガスと油の混合体がモータコ
イルエンド部に接触する領域を大きくすることができ
る。このことが、コイルエンド部の温度上昇を低下せし
め、さらにコイルエンド部での衝突作用による油分離機
能が飛躍的に改善できる。結果的に、容器自体の油分離
性能が向上し、圧縮機からの油上がり量が低下するとい
う作用・効果がえられる。
【0031】モータ冷却が従来機より改善されることに
より、コイル温度が低下するので実質のモータ効率が向
上することになる。
より、コイル温度が低下するので実質のモータ効率が向
上することになる。
【0032】
【発明の効果】(1)本発明によるモータ冷却の改善に
よって、モータ効率向上などモータ特性が改善される。
このことにより、性能向上と圧縮機単体として油上がり
量低減効果を含めて、信頼性の高い圧縮機を提供でき、
ユニット側での運転範囲により制約がより少なくなると
いう、使い勝手性が改善できるというものである。
よって、モータ効率向上などモータ特性が改善される。
このことにより、性能向上と圧縮機単体として油上がり
量低減効果を含めて、信頼性の高い圧縮機を提供でき、
ユニット側での運転範囲により制約がより少なくなると
いう、使い勝手性が改善できるというものである。
【0033】(2)モータ入力が減少し、総合的に省エ
ネルギ性の高いスクロール圧縮機がえられ、年間を通し
ても空調機のエネルギ消費効率が大きく改善できる。
ネルギ性の高いスクロール圧縮機がえられ、年間を通し
ても空調機のエネルギ消費効率が大きく改善できる。
【0034】(3)コイル整形が容易となること、その
ことが、コイル整形時のコイルへのキズ発生を防止で
き、モータ製作の量産性が改善できる。
ことが、コイル整形時のコイルへのキズ発生を防止で
き、モータ製作の量産性が改善できる。
【0035】(4)従来のモータに発生していたレアー
ショートによる事故を未然に防止できる。
ショートによる事故を未然に防止できる。
【図1】本発明の全体構造を示す密閉形電動圧縮機の縦
断面。
断面。
【図2】図1のC−C断面を示す平面図。
【図3】図1のA−A断面を示す1実施例の平面図。
【図4】図1のA−A断面を示すその他の実施例の平面
図。
図。
【図5】本発明におけるモータ室でのガスと油の流れ様
相を示す部分断面図。
相を示す部分断面図。
【図6】本発明におけるその他の実施例のモータ室での
ガスと油の流れ様相を示す部分断面図。
ガスと油の流れ様相を示す部分断面図。
1…密閉容器、1a…吐出室、1b…モータ室、3…モ
ータ部、4…スクロール圧縮機部、5…固定スクロー
ル、5a…円板状の鏡板、5b…ラップ、5f…吸入
室、6…旋回スクロール、6a…円板状の鏡板、6b…
ラップ、6c…ボス部、6d…中間圧孔、7…フレー
ム、8…圧縮室、10…吐出口、13…給油孔、13a
…逆止弁手段、14…回転軸、14a…偏心軸、16…
吸入口、16c…通路、17…吸入管、20…吐出管、
22…密閉容器底部、22a…潤滑油、27…油吸上
管、32…旋回軸受、36…背圧室、38…オルダム機
構、39…補助軸受、40…主軸受。
ータ部、4…スクロール圧縮機部、5…固定スクロー
ル、5a…円板状の鏡板、5b…ラップ、5f…吸入
室、6…旋回スクロール、6a…円板状の鏡板、6b…
ラップ、6c…ボス部、6d…中間圧孔、7…フレー
ム、8…圧縮室、10…吐出口、13…給油孔、13a
…逆止弁手段、14…回転軸、14a…偏心軸、16…
吸入口、16c…通路、17…吸入管、20…吐出管、
22…密閉容器底部、22a…潤滑油、27…油吸上
管、32…旋回軸受、36…背圧室、38…オルダム機
構、39…補助軸受、40…主軸受。
Claims (1)
- 【請求項1】密閉容器内に圧縮機部とモータ部を収納
し、圧縮機部は鏡板に渦巻状のラップを直立する固定ス
クロールと旋回スクロールとをラップを互いに内側にし
てかみ合せて構成し、旋回スクロールを回転軸に連設す
る偏心機構に係合し、旋回スクロールを自転することな
く固定スクロールに対し旋回運動させ、固定スクロール
には中心部に開口する吐出口と外周部に開口する吸入口
を設け、吸入口よりガスを吸入し、両スクロールにて形
成される圧縮室を中心に移動させ容積を減少してガスを
圧縮し、吐出口より圧縮ガスを吐出する密閉型スクロー
ル圧縮機において、モータ外周部を密閉容器のケーシン
グ部の内壁面に密着して固定し、該モータ外周部にはガ
ス通路と油通路となる複数個の切り欠き部を設け、モー
タステータの上下部にあるコイルエンド部の外形寸法を
前記モータ外周部に設けた切り欠き部外周寸法より同等
もしくは大きく設定したことを特徴とする密閉型スクロ
−ル圧縮機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31485097A JPH11148474A (ja) | 1997-11-17 | 1997-11-17 | 密閉型スクロール圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31485097A JPH11148474A (ja) | 1997-11-17 | 1997-11-17 | 密閉型スクロール圧縮機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11148474A true JPH11148474A (ja) | 1999-06-02 |
Family
ID=18058373
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31485097A Pending JPH11148474A (ja) | 1997-11-17 | 1997-11-17 | 密閉型スクロール圧縮機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11148474A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008051050A (ja) * | 2006-08-28 | 2008-03-06 | Hitachi Appliances Inc | ヘリウム用密閉形圧縮機 |
| CN100379996C (zh) * | 2002-12-30 | 2008-04-09 | 大金工业株式会社 | 密闭型压缩机 |
-
1997
- 1997-11-17 JP JP31485097A patent/JPH11148474A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100379996C (zh) * | 2002-12-30 | 2008-04-09 | 大金工业株式会社 | 密闭型压缩机 |
| JP2008051050A (ja) * | 2006-08-28 | 2008-03-06 | Hitachi Appliances Inc | ヘリウム用密閉形圧縮機 |
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