JPH11148706A - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置

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JPH11148706A
JPH11148706A JP9316827A JP31682797A JPH11148706A JP H11148706 A JPH11148706 A JP H11148706A JP 9316827 A JP9316827 A JP 9316827A JP 31682797 A JP31682797 A JP 31682797A JP H11148706 A JPH11148706 A JP H11148706A
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JP
Japan
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fin
row
heat exchanger
air
pieces
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Application number
JP9316827A
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English (en)
Inventor
Yoshiteru Nouchi
義照 野内
Satohide Kouho
吏▲英▼ 皇甫
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Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Publication date
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱交換器(30) 全体に亘って均一に空気を流
通させて、熱交換器(30)の熱交換能力を最大限に発揮さ
せる。 【解決手段】 所定間隔で積層されたフィン(31) と伝
熱管(32) とによってクロスフィン型の熱交換器(30) を
構成する。熱交換器(30) のフィン(31) を3つの第1〜
第3フィン片(51〜53) に分割し、各フィン片(51〜53)
を積層して第1〜第3フィン列(41〜43) を構成する。
そして、第2フィン片(52) における上端面と切欠隅部
(51a) との連続点が第1フィン片(51) の背面側上端部
に位置し、第1フィン列(41) の上部と第2フィン列(4
2) の上部とを、ファン(20) に向かう空気流れに対して
一部が重畳するように配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和装置の熱
交換器に関し、特に、熱交換器の構成部品の削減対策に
係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、空気調和装置には、特開平9
−72297号公報に開示されているように、ほぼ逆V
字状のクロスフィン型の熱交換器とファンとをケーシン
グ内に収納して壁掛け型に構成されたものがある。上記
ケーシングには前面上部から上面に亘って吸込口が形成
される一方、前面下部には吹出口が形成されている。そ
して、吸込口から吸い込まれた室内空気は、熱交換器で
冷媒と熱交換して冷風又は温風の調和空気となり、該調
和空気は、ファンを通って吹出口から吹き出される。
【0003】また、この種の空気調和装置には、図3に
示すように、複数箇所で折り曲げられて略円弧状に形成
されたいわゆる多段曲げ型のクロスフィン熱交換器(a)
を備えるものがある。上記熱交換器(a) は、フィン(b)
の長手方向の所定の箇所において、フィン(b) の幅方向
に所定長さの切り込みを設け、該切り込みが外側に位置
する状態にフィン(b) を折り曲げて多段曲げ型に形成さ
れている。そして、上記多段曲げ型の熱交換器(a) で
は、折り曲げ部において、フィン(b) の幅に比して狭い
幅でフィン(b) がつながった状態となっており、小型で
大きな伝熱面積を確保するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た空気調和装置(1) の熱交換器(a) においては、折り曲
げ部、特に鋭角に折り曲げられている熱交換器(a) の頂
部に位置する折り曲げ部(d) でフィン(b) と空気との接
触が充分に行われず、また該折り曲げ部(d) における空
気の流通抵抗が熱交換器(a) の他の部分に比して小さく
なる。このため、いわゆる空気のバイパスが生じるとい
う問題があった。つまり、熱交換器(a) へ流れた空気が
冷媒との熱交換を充分に行うことなく折り曲げ部(d) か
ら多量にファンへと流れる現象が生じるという問題があ
った。そして、上述の空気のバイパスが生じると、上記
熱交換器(a) の折り曲げ部(d) 以外の部分を流れる空気
の量が相対的に減少し、熱交換器(a) の熱交換能力が十
分に発揮されなくなるという問題があった。また、冷房
運転時においては、充分に冷却されていない空気がファ
ンに流れると、該ファンの表面において空気中の水分が
凝縮し、この凝縮した水が調和空気と共に吹出口から吹
き出されるという問題があった。
【0005】そこで、上記熱交換器(a) の頂部に位置す
る折り曲げ部(d) の上面を覆うように板状のシール部材
(e) を設け、該シール部材(e) で該折り曲げ部(d) にお
ける空気の流通を阻止することが提案されている。
【0006】しかしながら、これでは、上記シール部材
(e) という新たな部品を熱交換器(a) に取り付けなけれ
ばならず、これによって熱交換器(a) の構造が複雑化す
るという新たな問題が生ずることになる。
【0007】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、新たな部材を設ける
ことなく、熱交換器(30) における空気のバイパスを確
実に防止することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、クロスフィン
熱交換器(30) を形成するフィン(31) を複数のフィン片
(51〜53) に分割し、各フィン片(51〜53) によって構成
されるフィン列(41〜43) を所定位置に配置することに
よって熱交換器(30) における空気のバイパスを防ぐよ
うにするようにしたものである。
【0009】具体的に、請求項1記載の発明が講じた手
段は、所定間隔を存して積層された多数のプレート状の
フィン(31) と、該各フィン(31) を貫通する伝熱管(32)
とを備えたクロスフィン型の熱交換器(30) がケーシン
グ(10) 内に収納され、上記熱交換器(30) で熱媒体と空
気とが熱交換する空気調和装置(1) を前提としている。
そして、上記熱交換器(30) の各フィン(31) を複数のフ
ィン片(51〜53) に分割し、該各フィン片(51〜53) が積
層する複数の個別のフィン列(41〜43) を構成し、該各
フィン列(41〜43) を、伝熱管(32) に対して直交する方
向で、且つ前面側から背面側へ向かって空気が貫流する
ように構成する一方、上記複数のフィン列(41〜43) の
うちの第1のフィン列(41) と第2のフィン列(42) と
を、第2のフィン列(42) の上端部が第1のフィン列(4
1) の背面における上部に位置して側面視逆Vの字状に
なるように配置するものである。
【0010】また、請求項2記載の発明が講じた手段
は、請求項1記載の発明において、伝熱管(32) には、
フィン片(51〜53) を貫通する直線状の直管部(33) を設
ける一方、第1のフィン列(41) のフィン片(51) を、長
方形状に形成して上端前面側の隅部を切除し、該フィン
片(51) の上端部の背面側には伝熱管(32) の直管部(33)
を配置し、また、第2のフィン列(42) のフィン片(52)
を、長方形状に形成して上端背面側の隅部を切除し、該
フィン片(52) の上端部の前面側には伝熱管(32) の直管
部(33) を配置するものである。
【0011】また、請求項3記載の発明が講じた手段
は、請求項1又は2記載の発明において、第2のフィン
列(42) の下方に第3のフィン列(43) を上下方向に設
け、該第3のフィン列(43) を、第2のフィン列(42) の
フィン片(52) の最下部(52b) が第3のフィン列(43) の
フィン片(53) における上端面の幅方向の中央部に位置
するように配置するものである。
【0012】−作用− 請求項1記載の発明では、逆V字状に配置された第1及
び第2のフィン列(41,42) の外側から内側へ向かって、
各フィン列(41〜43) において所定間隔を存して積層さ
れたフィン片(51〜53) の間を空気が流通する。そし
て、該フィン片(51〜53) と空気とが接触する一方、伝
熱管(32) の内部を熱媒体が流通し、該フィン片(51〜5
3) を介して空気と熱媒体とが熱交換する。また、第2
のフィン列(42) の上端部が第1のフィン列(41) の背面
における上部に位置するように両フィン列(41,42) を配
置したため、熱交換器(30) を流れる全ての空気がフィ
ン片(51〜53)と良好に接触して流れる。
【0013】また、請求項2記載の発明では、第1のフ
ィン列(41) の背面の上部が第2のフィン列(42) の上端
部に位置するように配置される一方、第1のフィン列(4
1)と第2のフィン列(42) の上端部では、両フィン列(4
1,42) の上端部に設けられた伝熱管(32) の直管部(33)
が近接するように両フィン列(41,42) が配置される。こ
のため、第1のフィン列(41) と第2のフィン列(42) の
上端部における空気の流通抵抗が熱交換器(30) の他の
部分における流通抵抗とほぼ同一となり、熱交換器(30)
全体に亘って均一に空気が流通する。また、第1及び
第2のフィン列(41,42) の上端部においては、近接して
設けられた2つの直管部(33) の近くを空気が流通する
ため、該空気と伝熱管(32) 内の熱媒体との熱交換が良
好に行われる。
【0014】また、請求項3記載の発明では、第3のフ
ィン列(43) における上端背面側の隅部が第2のフィン
列(42) の最下部(52b) よりも背側寄りに位置するよう
に、第3のフィン列(43) が配置される。
【0015】
【発明の効果】従って、請求項1記載の発明によれば、
第1のフィン列(41) のフィン片(51)と第2のフィン列
(42) のフィン片(52) とを、熱交換器(30) での空気の
流れに対して両フィン片(51,52) の一部が重畳する状態
に配置することができる。よって、空気を熱交換器(30)
全体に亘ってほぼ均一に流すことができると共に、上
記第1のフィン列(41) と第2のフィン列(42) の上端部
を流れる空気と伝熱管(32) 内の熱媒体とを確実に熱交
換させることができ、室内空気が熱交換器(30) におい
て熱媒体と充分に熱交換せずにファン(20) へと流れる
いわゆる空気のバイパスを確実に防ぐことができる。こ
の結果、熱交換器(30) の熱交換能力を最大限に発揮さ
せることができる。
【0016】また、空気の流通を阻止するシール部材を
付加することなく、空気のバイパスを確実に防止するこ
とができるため、部品点数の増大を防止することができ
ると共に、構造の複雑化を防止することができる。
【0017】更に、空気のバイパスを防止できるため、
冷房運転時において熱交換器(30)で充分に冷却されずに
水分を多く含んだ空気がファン(20) に流れてファン(2
0)表面において該水分が結露し、この結露した水分が冷
却された空気と共に吹出口(12) から吹き出されるとい
う現象を確実に防ぐことができ、この結果、冷房運転を
確実に行うことができる。
【0018】また、請求項2記載の発明によれば、第2
のフィン列(42) のフィン片(52) における上端背面側の
隅部が切除されているため、熱交換器(30) 全体の奥行
き又は高さを短縮することができる。また、第1のフィ
ン列(41) のフィン片(51) における上端前面側の隅部が
切除されているため、熱交換器(30) 全体の高さを短縮
することができ、この結果、装置全体を小型化すること
ができる。
【0019】また、請求項3記載の発明によれば、ま
た、複数の別個のフィン列(41〜43)によって熱交換器(3
0) を形成し、第2のフィン列(42) のフィン片(52) の
最下部(52b) を第3のフィン列(43) の上端面の幅方向
の中央部に設けるようにしたため、熱交換器(30) 全体
の奥行きを短縮することができ、装置全体を小型化する
ことができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳細に説明する。
【0021】図1に示すように、本実施形態の空気調和
装置は、ケーシング(10) の内部に熱交換器(30) が収納
されると共に、ファン(20) が収納されて、室内の空調
を行う壁掛け型の室内ユニット(1) に構成されている。
【0022】上記ケーシング(10) には、前面上部から
上面に亘って吸込口(11) が形成される一方、前面下部
には吹出口(12) が形成されている。そして、ファン(2
0) によって吸込口(11) からケーシング(10) 内へ吸い
込まれた室内空気は、熱交換器(30) で冷媒と熱交換し
て調和空気となり、この調和空気は、ファン(20) を通
って吹出口(12) から室内へと吹き出される。また、上
記熱交換器(30) の両端の下方向には、それぞれドレン
受け部(15) が形成される一方、上記ケーシング(10) の
吹出口(12) には、垂直フラップ(13) と水平フラップ(1
4) とが設けられ、両フラップ(13,14) によって吹出口
(12) から吹き出される調和空気の風向を調節可能に構
成されている。
【0023】上記ファン(20) は、多数の羽根を円周上
に配置して円筒形状に形成したクロスフローファンで構
成されると共に、図示しないが、ファンモータが取り付
けられ、該円筒形状の中心軸周りに回転することによっ
て室内空気を上記ケーシング(10) の吸込口(11) から吸
引して吹出口(12) から吹き出すように構成されてい
る。
【0024】上記熱交換器(30) は、本発明の特徴とす
るものであり、所定のフィンピッチを存して積層された
多数のプレート状のフィン(31) と、該各フィン(31) を
貫通する伝熱管(32) とを備えてクロスフィン型熱交換
器(30) に構成されている。そして、該熱交換器(30)
は、熱交換器(30) の各フィン(31) の間を室内空気が流
れる際に、室内空気を伝熱管(32) 内を流通する冷媒と
熱交換させて温風又は冷風の調和空気を生成するように
構成されている。
【0025】上記伝熱管(32) は、各フィン(31) を貫通
する複数の直管部(33) と、図示しないが、各直管部(3
3) を接続する連絡管部とによって構成されている。
【0026】上記各フィン(31) は第1〜第3のフィン
片である3つの略長方形状の第1フィン片(51) と第2
フィン片(52) と第3フィン片(53) とに分割され、各フ
ィン片(51〜53) が積層する第1〜第3のフィン列(41〜
43) である個別の第1フィン列(41) と第2フィン列(4
2) と第3フィン列(43) とが構成されると共に、各フィ
ン列(41〜43) においては、ファン(20) 側の面が背面に
なり、ケーシング(10)の吸込口(11) 側の面が前面にな
る。また、上記各フィン列(41〜43) において、フィン
片(51〜53) の長手方向には、各フィン列(41〜43) にお
ける前面側と背面側とに交互に位置して所定ピッチで伝
熱管(32) の直管部(33) が配置され、いわゆる2列千鳥
型の管配列が形成されている。そして、各フィン列(41
〜43) の前面側に位置する直管部(33) によって1列目
の第1管列(34a) が構成され、背面側に位置する直管部
(33) によって2列目の第2管列(34b) が構成されてい
る。
【0027】上記第2及び第3フィン列(42,43) は、ケ
ーシング(10) の内部においてファン(20) よりもケーシ
ング(10) の前面側に配置される一方、両フィン列(42,4
3)は上下方向に配列されると共に、両フィン列(42,43)
のフィン片(52,53) における長手方向が互いに所定の鈍
角を保つ姿勢に配置され、1つのフィン列群(45)に構成
されている。
【0028】上記第3フィン列(43) は、四隅が直角に
形成された矩形状平板に構成され、上端面及び下端面が
共にやや後ろ上がりに構成されている。更に、上記第3
フィン片(53) における上端前面側の隅角部には、第1
管列(34a) の直管部(33) が配置され、下端背面側の隅
角部には、第2管列(34b) の直管部(33) が配置されて
いる。そして、第3フィン列(43) の下方にはドレン受
け部(15) が形成されている。
【0029】上記第2フィン片(52) は、第3フィン片
(53) よりも約2倍長いほぼ矩形平板状に形成され、上
端及び下端の前面側の隅角部が直角に形成される一方、
上端背面側の隅角部は切除されて切欠隅部(52a) に形成
され、第2フィン片(52) の最下部である下端背面側の
隅角部は所定半径の円弧隅部(52b) に形成されている。
さらに、上記第2フィン片(52) の上端面及び下端面が
共に後ろ下がりに形成される一方、上端前面側の隅角部
には第1管列(34a) の直管部(33) が、下端背面側の円
弧隅部(52b) には第2管列(34b) の直管部(33) が配置
されている。
【0030】つまり、上記第2フィン列(42) と第3フ
ィン列(43) とは、第2フィン片(52)で生じたドレン水
が下端背面側の円弧隅部(52b) に集まり、該円弧隅部(5
2b) より第3フィン片(53) に伝わるように配置されて
いる。
【0031】また、上記第2フィン列(42) と第3フィ
ン列(43) とは、第2フィン片(52)における下端背面側
の円弧隅部(52b) が、第3フィン片(53) の上端面の中
央部に位置するように配置され、第2フィン列(42) の
下端前面側の隅角点と第3フィン列(43) の上端前面の
隅角点とが、ほぼ同じ前後方向位置に配置されている。
【0032】上記第1フィン片(51) は、第2フィン片
(52) よりもやや長いほぼ矩形状平板に形成され、上端
及び下端の背面側(図1では下側)の隅角部が直角に形
成される一方、上端前面側(図1では上側)の隅角部が
切除されて切欠隅部(51a) に形成され、下端前面側の隅
角部は所定半径の円弧隅部(51b) に形成されている。更
に、上記第1フィン片(51) の上端面及び下端面は共に
前下がりに形成される一方、上端背面側の隅角部には第
2管列(34b) の直管部(33) が、下端前面側の円弧隅部
(51b) には第1管列(34a) の直管部(33) が配置されて
いる。そして、第1フィン列(41) の下方にはドレン受
け部(15) が形成されている。
【0033】また、上記第1フィン列(41) と第2フィ
ン列(42) とは、第2フィン片(52)における上端面と切
欠隅部(51a) との連続点が、第1フィン片(51) の背面
側上端部に位置するように配置されている。
【0034】つまり、上記第1フィン列(41) の上部と
第2フィン列(42) の上部とがファン(20) に向かう空気
流れに対して一部が重畳するように第1フィン列(41)
と第2フィン列(42) とが配置され、上記第2フィン片
(52) の切欠隅部(52a) によって第1フィン片(51) との
干渉を回避する一方、第1フィン片(51) の切欠隅部(51
a) によってケーシング(10) との干渉を回避し、上下高
さが小さくなるようにしている。
【0035】また、上記第1フィン列(41) の上端背面
側の隅角部の直管部(33) と第2フィン列(42) の上端前
面側の隅角部の直管部(33) とは近接し、所定の熱交換
を確保するようにしている。
【0036】また、上記第1〜第3フィン列(41〜43)
の両側部には、各フィン列(41〜43)のフィン片(51〜53)
の形状に対応した形状に形成された第1〜第3管板(61
〜63) が設けられ、図2に示すように、第1管板(61)
と第2管板(62) との重複部分及び第2管板(62) と第3
管板(63) との重複部分をそれぞれネジ(64) で固定し、
各フィン列(41〜43) を上述のように配置固定すること
によって熱交換器(30)が形成されている。
【0037】−運転動作− 空調運転時の動作について説明すると、ファンモータで
ファン(20) を回転させて室内空気を吸込口(11) からケ
ーシング(10) の内部に吸い込み、該室内空気は熱交換
器(30) へ流れる。熱交換器(30) の伝熱管(32) の内部
には冷媒が流通し、該冷媒と室内空気とが熱交換を行
う。そして、冷房運転時には、伝熱管(32)内で冷媒が蒸
発すると同時に、室内空気は冷却されて冷風である調和
空気となる一方、暖房運転時には、伝熱管(32) 内で冷
媒が凝縮すると同時に、室内空気は加熱されて温風であ
る調和空気となる。そして、この調和空気はファン(20)
を通って吹出口(12) から再び室内に吹き出され、これ
によって室内の冷房又は暖房が行われる。
【0038】また、上記空調運転時において、ケーシン
グ(10) 内では吸込口(11) からファン(20) へ向かって
熱交換器(30) を貫通する方向へ室内空気が流通するこ
ととなる。一方、第1フィン列(41) の背面の上部が上
記第2フィン列(42) の上端部に位置するように配置さ
れると同時に、第1フィン列(41) と第2フィン列(42)
との上端部には、両フィン列(41,42) に設けられた伝熱
管(32) の直管部(33) が近接して設けられている。この
ため、室内空気は熱交換器(30) 全体に亘って均一に流
通し、また、第1フィン列(41) と第2フィン列(42) の
上端部においては、近接して設けられた2つの直管部(3
3) の近くを室内空気が流通するため、該室内空気と伝
熱管(32) 内の冷媒との熱交換が良好に行われる。
【0039】また、上述のように熱交換器(30) におい
て室内空気が冷却される際には、熱交換器(30) を形成
する各フィン列(41〜43) のフィン片(51〜53) の表面に
おいて、室内空気に含まれる水分が凝縮することによっ
てドレン水が生ずる。上記第1フィン列(41) の第1フ
ィン片(51) において生成したドレン水は、該第1フィ
ン片(51) の表面を伝って流れ落ち、第1フィン列(41)
の下部に設けられたドレン受け部(15) へと流れて、そ
の後、ケーシング(10) の外部へ排出される。一方、第
2フィン列(42) の第2フィン片(52) において生成した
ドレン水は、該第2フィン片(52) の表面を伝って流れ
落ち、下端背面側の円弧隅部(52b) へと集まる。その
際、該第2フィン片(52) の円弧隅部(52b) は、第3フ
ィン列(43) の第3フィン片(53) における上端面の幅方
向の中央部に位置すると共に、第3フィン片(53) の上
端面が後ろ上がりに構成されているため、第2フィン片
(52) の円弧隅部(52b) に至ったドレン水は、熱交換器
(30) を通過する室内空気と共に飛散することなく、第
3フィン片(53) へと流れ落ちる。この第3フィン片(5
3) へと流れたドレン水は、第3フィン片(53) の表面で
生成したドレン水と共に第3フィン片(53) を流れ落
ち、第3フィン列(43) の下部に設けられたドレン受け
部(15) に流れて、その後、ケーシング(10) の外部へ排
出される。
【0040】−実施形態の効果− 本実施形態によれば、第1フィン列(41) のフィン片(5
1) と第2フィン列(42)のフィン片(52) とを、熱交換器
(30) での空気の流れに対して両フィン片(51,52) の一
部が重畳する状態に配置することによって、空気を熱交
換器(30) 全体に亘ってほぼ均一に流すことができると
共に、上記第1フィン列(41) と第2フィン列(42) の上
端部を流れる空気と伝熱管(32) 内の冷媒とを確実に熱
交換させることができる。このため、室内空気が熱交換
器(30) において冷媒と充分に熱交換せずにファン(20)
へと流れるいわゆる空気のバイパスを確実に防ぐことが
でき、この結果、熱交換器(30) の熱交換能力を最大限
に発揮させることができる。
【0041】また、室内空気の流通を阻止するシール部
材を付加することなく、空気のバイパスを確実に防止す
ることができるため、部品点数の増大を防止することが
できると共に、構造の複雑化を防止することができる。
【0042】更に、空気のバイパスを防止できるため、
冷房運転時において熱交換器(30)で充分に冷却されずに
水分を多く含んだ空気がファン(20) に流れてファン(2
0)表面において該水分が結露し、この結露した水分が冷
却された空気と共に吹出口(12) から吹き出されるとい
う現象を確実に防ぐことができ、この結果、冷房運転を
確実に行うことができる。
【0043】また、冷房運転時には各フィン列(41〜43)
のフィン片(51〜53) の表面において空気中の水分が凝
縮してドレン水が生成するが、本実施形態によれば、フ
ィン列群(45) において上方に位置する第2フィン列(4
2) の第2フィン片(52) で生じたドレン水を、熱交換器
(30) から飛散させることなく第3フィン列(43) の第3
フィン片(53) へと流すことができる。この結果、いか
なる運転状態においても、熱交換器(30) で生じたドレ
ン水が熱交換器(30) から飛散して調和空気と共に吹き
出されるのを防ぐことができ、確実に冷房運転を行うこ
とができる。
【0044】また、複数の別個のフィン列(41〜43) に
よって熱交換器(30) を形成するようにしたため、第2
フィン列(42) の第2フィン片(52) の下端背面側の円弧
隅部(52b) を第3フィン列(43) の上端面の幅方向の中
央部に設けることができる。この結果、熱交換器(30)
全体の奥行きを短縮することができ、室内ユニット(1)
を小型化することができる。
【0045】また、第2フィン片(52) の上端背面側の
隅角部と第1フィン片(51) の上端前面側の隅角部とを
切欠隅角部(51a,52a) に形成したため、熱交換器(30)
全体の高さを短縮することができ、この結果、室内ユニ
ット(1) を小型化することができる。
【0046】−その他の実施の形態− 尚、上記実施形態においては、フィン(31) を3つの第
1〜第3フィン片(51〜53) に分割するようにしたが、
分割数は3つに限定されるものではなく2つであって
も、また4つ以上であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る室内ユニットの構成
を示す側視断面図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る熱交換器の構成を示
す側面図である。
【図3】従来の室内ユニットの構成を示す側視断面図で
ある。
【符号の説明】
(10) ケーシング (30) 熱交換器 (31) フィン (32) 伝熱管 (33) 直管部 (41) 第1フィン列 (42) 第2フィン列 (43) 第3フィン列 (45) フィン列群 (51) 第1フィン片 (52) 第2フィン片 (52b) 円弧隅部(最下部) (53) 第3フィン片

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定間隔を存して積層された多数のプレ
    ート状のフィン(31)と、該各フィン(31) を貫通する伝
    熱管(32) とを備えたクロスフィン型の熱交換器(30) が
    ケーシング(10) 内に収納され、 上記熱交換器(30) で熱媒体と空気とが熱交換する空気
    調和装置において、 上記熱交換器(30) の各フィン(31) は複数のフィン片(5
    1〜53) に分割され、該各フィン片(51〜53) が積層する
    複数の個別のフィン列(41〜43) が構成され、 該各フィン列(41〜43) は、伝熱管(32) に対して直交す
    る方向で、且つ前面側から背面側へ向かって空気が貫流
    するように構成される一方、 上記複数のフィン列(41〜43) のうちの第1のフィン列
    (41) と第2のフィン列(42) とは、第2のフィン列(42)
    の上端部が第1のフィン列(41) の背面における上部に
    位置して側面視逆Vの字状になるように配置されている
    ことを特徴とする空気調和装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の空気調和装置において、 伝熱管(32) は、フィン片(51〜53) を貫通する直線状の
    直管部(33) を備える一方、 第1のフィン列(41) のフィン片(51) は、長方形状であ
    って上端前面側の隅部が切除され、該フィン片(51) の
    上端部の背面側には伝熱管(32) の直管部(33)が配置さ
    れ、 第2のフィン列(42) のフィン片(52) は、長方形状であ
    って上端背面側の隅部が切除され、該フィン片(52) の
    上端部の前面側には伝熱管(32) の直管部(33)が配置さ
    れていることを特徴とする空気調和装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の空気調和装置にお
    いて、 第2のフィン列(42) の下方には、第3のフィン列(43)
    が上下方向に設けられ、該第3のフィン列(43) は、第
    2のフィン列(42) のフィン片(52) の最下部(52b) が第
    3のフィン列(43) のフィン片(53) における上端面の幅
    方向の中央部に位置するように配置されていることを特
    徴とする空気調和装置。
JP9316827A 1997-11-18 1997-11-18 空気調和装置 Pending JPH11148706A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006177627A (ja) * 2004-12-24 2006-07-06 Daikin Ind Ltd 熱交換器およびそれを備えた空気調和機の室内機
US7673671B2 (en) 2004-03-25 2010-03-09 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Air conditioner
KR20250138862A (ko) * 2024-03-13 2025-09-23 김상인 냉방기 토출 온도 감지 장치 및 방법

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