JPH11149536A - 複合icカード - Google Patents
複合icカードInfo
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- JPH11149536A JPH11149536A JP31394497A JP31394497A JPH11149536A JP H11149536 A JPH11149536 A JP H11149536A JP 31394497 A JP31394497 A JP 31394497A JP 31394497 A JP31394497 A JP 31394497A JP H11149536 A JPH11149536 A JP H11149536A
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- module
- composite
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Abstract
(57)【要約】
【課題】接触型と非接触型の双方の電力及び信号の伝達
機能を兼備した複合ICカードで、非接触結合素子と複
合ICモジュールとの配線接続を不要にし、且つ非接触
伝達機構の受信特性を改善し、また磁気ストライプやエ
ンボス加工にも適用可能とする。 【解決手段】複合ICカードは、接触型と非接触型との
両通信機能を内蔵したICを実装したICモジュール
と、非接触伝達用アンテナとを備え、ICモジュールと
非接触伝達用アンテナとの各信号伝達用コイルを互いに
密結合するよう配設し、ICモジュールと非接触伝達用
アンテナとがトランス結合によって非接触に結合させ
る。外部読み書き装置と非接触結合するアンテナコイル
を、接触型の電極である外部端子領域であるICモジュ
ールの嵌合部と、エンボス領域、そして磁気ストライプ
領域にかからぬよう配置する。
機能を兼備した複合ICカードで、非接触結合素子と複
合ICモジュールとの配線接続を不要にし、且つ非接触
伝達機構の受信特性を改善し、また磁気ストライプやエ
ンボス加工にも適用可能とする。 【解決手段】複合ICカードは、接触型と非接触型との
両通信機能を内蔵したICを実装したICモジュール
と、非接触伝達用アンテナとを備え、ICモジュールと
非接触伝達用アンテナとの各信号伝達用コイルを互いに
密結合するよう配設し、ICモジュールと非接触伝達用
アンテナとがトランス結合によって非接触に結合させ
る。外部読み書き装置と非接触結合するアンテナコイル
を、接触型の電極である外部端子領域であるICモジュ
ールの嵌合部と、エンボス領域、そして磁気ストライプ
領域にかからぬよう配置する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は情報媒体に関し、詳
しくは、オフィス・オートメーション(Offi-ce Automa
tionすなわちOA)、ファクトリー・オートメーション
(Factory Auto-mation すなわちFA)、あるいはセキュ
リティー(Security)の分野等で使用されるICカード
等に代表される情報媒体において、電力の受給と信号の
授受とを電気接点を介して行う接触型と、電源電力の受
電、並びに信号の授受を電磁結合方式によってICカー
ドに電気接点を設けることなく非接触状態で行う非接触
型との双方の機能を有する複合ICカードに関するもの
である。
しくは、オフィス・オートメーション(Offi-ce Automa
tionすなわちOA)、ファクトリー・オートメーション
(Factory Auto-mation すなわちFA)、あるいはセキュ
リティー(Security)の分野等で使用されるICカード
等に代表される情報媒体において、電力の受給と信号の
授受とを電気接点を介して行う接触型と、電源電力の受
電、並びに信号の授受を電磁結合方式によってICカー
ドに電気接点を設けることなく非接触状態で行う非接触
型との双方の機能を有する複合ICカードに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】半導体メモリー等を内蔵するICカード
の登場により、従来の磁気カード等に比べて記憶容量が
飛躍的に増大するとともに、マイクロコンピュータ等の
半導体集積回路装置を内蔵することによってICカード
自体が演算処理機能を有することで情報媒体に高いセキ
ュリティー性を付与することができるようになった。
の登場により、従来の磁気カード等に比べて記憶容量が
飛躍的に増大するとともに、マイクロコンピュータ等の
半導体集積回路装置を内蔵することによってICカード
自体が演算処理機能を有することで情報媒体に高いセキ
ュリティー性を付与することができるようになった。
【0003】ICカードはISO(International Orga
nisation for Standardisation)で国際的に規格化され
ており、一般的にICカードはプラスチックなどを基材
とするカード本体に半導体メモリー等のICが内蔵さ
れ、カード表面に外部読み書き装置との接続のために金
属製の導電性端子が設けられており、そのICカードと
外部読み書き装置とのデータの交信のためにICカード
を外部読み書き装置のカードスロットに挿入して用いる
ものである。これは、大量データ交換や決済業務等交信
の確実性と安全性が求められる用途、例えばクレジット
や電子財布応用では好都合である。
nisation for Standardisation)で国際的に規格化され
ており、一般的にICカードはプラスチックなどを基材
とするカード本体に半導体メモリー等のICが内蔵さ
れ、カード表面に外部読み書き装置との接続のために金
属製の導電性端子が設けられており、そのICカードと
外部読み書き装置とのデータの交信のためにICカード
を外部読み書き装置のカードスロットに挿入して用いる
ものである。これは、大量データ交換や決済業務等交信
の確実性と安全性が求められる用途、例えばクレジット
や電子財布応用では好都合である。
【0004】一方、入退室等のゲート管理への適用に際
しては、認証が主たる交信内容であって、交信データ量
も少量の場合が多く、より簡略な処理が望まれる。この
問題を解決するために考案された技術が非接触ICカー
ドである。これは、空間に高周波電磁界や超音波、光等
の振動エネルギーの場を設けて、そのエネルギーを吸
収、整流してカードに内蔵された電子回路を駆動する直
流電力源とし、この場の交流成分の周波数をそのまま用
いるか、或いは逓倍や分周して識別信号とし、この識別
信号をアンテナコイルやコンデンサ等の結合器を介して
データを半導体素子の情報処理回路に伝送するものであ
る。
しては、認証が主たる交信内容であって、交信データ量
も少量の場合が多く、より簡略な処理が望まれる。この
問題を解決するために考案された技術が非接触ICカー
ドである。これは、空間に高周波電磁界や超音波、光等
の振動エネルギーの場を設けて、そのエネルギーを吸
収、整流してカードに内蔵された電子回路を駆動する直
流電力源とし、この場の交流成分の周波数をそのまま用
いるか、或いは逓倍や分周して識別信号とし、この識別
信号をアンテナコイルやコンデンサ等の結合器を介して
データを半導体素子の情報処理回路に伝送するものであ
る。
【0005】特に、認証や単純な計数データ処理を目的
とした非接触ICカードの多くは、電池とCPU(Cent
ral Processing Unit 。中央処理装置)を搭載しないハ
ードロジックの無線認証(Radio Frequency IDentifica
tion。以下ではこれを単にRF−IDと呼ぶ)であり、
この非接触ICカードの出現によって、磁気カードに比
較して偽造や改竄に対する安全性が高まるとともに、ゲ
ート通過に際してカードの携帯者は ゲート装置に取り
付けられた読み書き装置のアンテナ部に接近させるか、
携帯したカードを読み書き装置のアンテナ部に触れるだ
けでよく、カードをケースから取り出して読み書き装置
のスロットに挿入するというデータ交信のための煩雑さ
は軽減された。
とした非接触ICカードの多くは、電池とCPU(Cent
ral Processing Unit 。中央処理装置)を搭載しないハ
ードロジックの無線認証(Radio Frequency IDentifica
tion。以下ではこれを単にRF−IDと呼ぶ)であり、
この非接触ICカードの出現によって、磁気カードに比
較して偽造や改竄に対する安全性が高まるとともに、ゲ
ート通過に際してカードの携帯者は ゲート装置に取り
付けられた読み書き装置のアンテナ部に接近させるか、
携帯したカードを読み書き装置のアンテナ部に触れるだ
けでよく、カードをケースから取り出して読み書き装置
のスロットに挿入するというデータ交信のための煩雑さ
は軽減された。
【0006】近年になって、多目的な用途に1枚のカー
ドで対応することを目的として前者の外部端子を持つ接
触型の機能と後者の無線通信によってデータ交信する非
接触型の機能を有する複合型のICカードが考案されて
いる。接触型のCPU処理という高いセキュリティー性
と非接触型の利便性という双方の利点を結合したもので
ある。
ドで対応することを目的として前者の外部端子を持つ接
触型の機能と後者の無線通信によってデータ交信する非
接触型の機能を有する複合型のICカードが考案されて
いる。接触型のCPU処理という高いセキュリティー性
と非接触型の利便性という双方の利点を結合したもので
ある。
【0007】一般的に、複合ICカードは以下のように
実装される。エッチングによって形成された非接触伝達
用の金属箔のアンテナコイルがICモジュールの嵌合穴
を明けられたシートと基材によって挟み込まれ、ラミネ
ートされてカード本体が製作される。このとき、アンテ
ナコイルとICモジュールとの接続のための2つのアン
テナ端子はカード本体の嵌合穴の内部で露出している。
ICモジュールの一方の面は外部機器との接続のための
金属の端子電極が形成されている。もう一方の面にIC
が実装され、アンテナとの接続のための端子が設けられ
る。この端子には導電性接着剤が塗布される。端子に導
電性接着剤が塗布されたICモジュールのその端子とカ
ードのアンテナ端子とが重なり合うようにICモジュー
ルがカード本体の嵌合穴に据え付けられた後、熱と圧力
を加えてICモジュールの端子とアンテナ端子とが結合
されて実装を終了する。
実装される。エッチングによって形成された非接触伝達
用の金属箔のアンテナコイルがICモジュールの嵌合穴
を明けられたシートと基材によって挟み込まれ、ラミネ
ートされてカード本体が製作される。このとき、アンテ
ナコイルとICモジュールとの接続のための2つのアン
テナ端子はカード本体の嵌合穴の内部で露出している。
ICモジュールの一方の面は外部機器との接続のための
金属の端子電極が形成されている。もう一方の面にIC
が実装され、アンテナとの接続のための端子が設けられ
る。この端子には導電性接着剤が塗布される。端子に導
電性接着剤が塗布されたICモジュールのその端子とカ
ードのアンテナ端子とが重なり合うようにICモジュー
ルがカード本体の嵌合穴に据え付けられた後、熱と圧力
を加えてICモジュールの端子とアンテナ端子とが結合
されて実装を終了する。
【0008】このような実装法は比較的簡便であるが、
ICモジュールとアンテナとの接続部の状態を確認する
ことが困難であり、その接続信頼性が問題となる。ま
た、機械的な応力により接続部の劣化が起こりやすい。
さらに、ICモジュールとアンテナとの接続のために導
電性接着剤の塗布工程や熱圧着工程が必要となるので、
従来の外部端子付きICカードの製造装置を使用しにく
く、新しく製造ラインを設置しなければならない。
ICモジュールとアンテナとの接続部の状態を確認する
ことが困難であり、その接続信頼性が問題となる。ま
た、機械的な応力により接続部の劣化が起こりやすい。
さらに、ICモジュールとアンテナとの接続のために導
電性接着剤の塗布工程や熱圧着工程が必要となるので、
従来の外部端子付きICカードの製造装置を使用しにく
く、新しく製造ラインを設置しなければならない。
【0009】加えて、非接触型伝達機構を備えたICカ
ードの多くは受信電力の確保のためにコイル形状等の制
約からエンボス加工や磁気ストライプ併用ができないも
のであった。市場の需要に十分に答えるためにはエンボ
スと磁気ストライプへの対応は考慮されなければならな
いので、エンボスと磁気ストライプを設けられないもの
は応用範囲に制約を強いられている。非接触型ICカー
ドのうちでエンボス加工と磁気ストライプへも対応した
従来の技術としては、例えば特開平8−227447号
公報に示されるものがある。すなわち、非接触ICカー
ドをISO7811規格に準じた外形形状のカードであ
り、なおかつ磁気ストライプ、エンボッサを同カード上
に乗せるために、該通信ICモジュールは磁気ストライ
プ領域、エンボス領域を外れた領域にIC搭載部、電力
受信コイル、データ送受信コイルを長手方向に並べて形
成される。
ードの多くは受信電力の確保のためにコイル形状等の制
約からエンボス加工や磁気ストライプ併用ができないも
のであった。市場の需要に十分に答えるためにはエンボ
スと磁気ストライプへの対応は考慮されなければならな
いので、エンボスと磁気ストライプを設けられないもの
は応用範囲に制約を強いられている。非接触型ICカー
ドのうちでエンボス加工と磁気ストライプへも対応した
従来の技術としては、例えば特開平8−227447号
公報に示されるものがある。すなわち、非接触ICカー
ドをISO7811規格に準じた外形形状のカードであ
り、なおかつ磁気ストライプ、エンボッサを同カード上
に乗せるために、該通信ICモジュールは磁気ストライ
プ領域、エンボス領域を外れた領域にIC搭載部、電力
受信コイル、データ送受信コイルを長手方向に並べて形
成される。
【0010】通信ICモジュールの受信コイル、通信コ
イルは電気鋳造法により形成された単層コイルよりなり
双方が1枚の短冊基板内に埋め込まれ、また同時に各コ
イルよりICチップのパッドと結合するリード部が形成
される。前記短冊基板上にICチップがICチップの回
路面が短冊基板に向き合う形で搭載され、前記リード部
がICのパッドとバンプ結合がなされ、短冊基板とIC
チップ間の空隙はポッティング樹脂により埋められ固着
がなされる。コイルの内端部と内端用リードの端部とは
エナメル銅線によりジャンパー結合される、結合は瞬時
熱圧接により行われポティング樹脂により端子部が保護
される。
イルは電気鋳造法により形成された単層コイルよりなり
双方が1枚の短冊基板内に埋め込まれ、また同時に各コ
イルよりICチップのパッドと結合するリード部が形成
される。前記短冊基板上にICチップがICチップの回
路面が短冊基板に向き合う形で搭載され、前記リード部
がICのパッドとバンプ結合がなされ、短冊基板とIC
チップ間の空隙はポッティング樹脂により埋められ固着
がなされる。コイルの内端部と内端用リードの端部とは
エナメル銅線によりジャンパー結合される、結合は瞬時
熱圧接により行われポティング樹脂により端子部が保護
される。
【0011】この通信ICモジュールをカードとを一体
化する方法は、上面をカバーする第1シート、短冊基板
と同厚であり短冊外形の窓のある第2シート、ICチッ
プの逃げ窓と第1ジャンパー結合部逃げ窓のある第3シ
ート、ICチップの逃げ窓のみの第4シート、下面をカ
バーする第5シート、が塩化ビニールよりなり、各シー
トにより通信モジュールを挟み込み、加熱加圧する事に
より通信モジュールを内蔵して一体化するものが記載さ
れている。しかしながら、上記のものでは外部端子付き
の複合ICカードには適用できない、という欠点があっ
た。
化する方法は、上面をカバーする第1シート、短冊基板
と同厚であり短冊外形の窓のある第2シート、ICチッ
プの逃げ窓と第1ジャンパー結合部逃げ窓のある第3シ
ート、ICチップの逃げ窓のみの第4シート、下面をカ
バーする第5シート、が塩化ビニールよりなり、各シー
トにより通信モジュールを挟み込み、加熱加圧する事に
より通信モジュールを内蔵して一体化するものが記載さ
れている。しかしながら、上記のものでは外部端子付き
の複合ICカードには適用できない、という欠点があっ
た。
【0012】外部端子付きカードの端子の位置に対して
も、ISO7816で規定されている。図6に、ISO
規格で規定された磁気ストライプ領域、エンボス領域、
そして外部端子領域を示す。複合ICカードにおいては
ICモジュールは外部端子領域に実装され、図6におい
て塗りつぶし処理した部分は非接触結合用のアンテナの
実装禁止領域となる。ISO7816に規定されるとこ
ろの、外形形状長辺85.47〜85.72mm、同短
辺53.29〜54.03mmの領域の中に、磁気スト
ライプ領域が上辺より15.82mm、またエンボス領
域が下辺より24mm、左辺から19.87mm、そし
て外部端子は上辺から28.55mmを右下コーナーと
する縦9.32mm、横9.62mmの領域である。
も、ISO7816で規定されている。図6に、ISO
規格で規定された磁気ストライプ領域、エンボス領域、
そして外部端子領域を示す。複合ICカードにおいては
ICモジュールは外部端子領域に実装され、図6におい
て塗りつぶし処理した部分は非接触結合用のアンテナの
実装禁止領域となる。ISO7816に規定されるとこ
ろの、外形形状長辺85.47〜85.72mm、同短
辺53.29〜54.03mmの領域の中に、磁気スト
ライプ領域が上辺より15.82mm、またエンボス領
域が下辺より24mm、左辺から19.87mm、そし
て外部端子は上辺から28.55mmを右下コーナーと
する縦9.32mm、横9.62mmの領域である。
【0013】複合ICカードの磁気ストライプとエンボ
スが可能とする従来の技術としては、例えば特開平7−
239922号公報に示されるものがある。これによれ
ば、ICカード用ICモジュールであって、該ICモジ
ュールは、ICチップと、該ICチップと電気的に接続
され外部機器との間で情報、及び/又はエネルギーの伝
達を行う伝達機構と、該ICチップ及び該伝達機構とを
支持する支持体とからなり、前記伝達機構が、コイルま
たはアンテナからなる非接触型伝達機構と、前記支持体
表面に設けられた導体をパターン化した複数の端子電極
からなる接触型伝達機構と、を備えた構成とし、接触型
と非接触型の両方の方式に対応可能な機能をモジュール
化して、このICモジュールをプラスチックカード基体
に嵌合固定するので、磁気ストライプやエンボス形成の
支障とならないことを主張している。さらに、前記の実
現手段として非接触伝達のためのアンテナまたはコイル
を端子電極の周囲を囲むように設けるか、逆に、アンテ
ナを中心に据え、その周囲に端子電極を設けるとしてい
る。つまり、非接触伝達用のアンテナをICモジュール
内に収納することで、最終工程におけるアンテナコイル
とICモジュールとの接続を不要としたものである。
スが可能とする従来の技術としては、例えば特開平7−
239922号公報に示されるものがある。これによれ
ば、ICカード用ICモジュールであって、該ICモジ
ュールは、ICチップと、該ICチップと電気的に接続
され外部機器との間で情報、及び/又はエネルギーの伝
達を行う伝達機構と、該ICチップ及び該伝達機構とを
支持する支持体とからなり、前記伝達機構が、コイルま
たはアンテナからなる非接触型伝達機構と、前記支持体
表面に設けられた導体をパターン化した複数の端子電極
からなる接触型伝達機構と、を備えた構成とし、接触型
と非接触型の両方の方式に対応可能な機能をモジュール
化して、このICモジュールをプラスチックカード基体
に嵌合固定するので、磁気ストライプやエンボス形成の
支障とならないことを主張している。さらに、前記の実
現手段として非接触伝達のためのアンテナまたはコイル
を端子電極の周囲を囲むように設けるか、逆に、アンテ
ナを中心に据え、その周囲に端子電極を設けるとしてい
る。つまり、非接触伝達用のアンテナをICモジュール
内に収納することで、最終工程におけるアンテナコイル
とICモジュールとの接続を不要としたものである。
【0014】しかしながら、端子電極の周囲にアンテナ
コイルを設ける方法では、図6に示す規格に照らしてみ
ると、その実現が困難であることが明確になる。端子電
極とエンボス領域の間隔は最大で1.45mmのみであ
ることから、端子電極の周囲を取り巻くようにアンテナ
やコイルを端子電極と同一面に重ならないように配置す
ることは以下の理由により現実的ではない。つまり、外
部端子の周囲にアンテナコイルを配置する場合コイルの
最大外径および最小内径はそれぞれφ12mmとφ9.
3mmであり、この領域にプリントパターンでアンテナ
コイルを形成するとパターン幅と間隔が0.15mmと
0.1mmのそれぞれの場合には、巻数とインダクタン
スとはおおむね4巻、0.4μHと6巻、1.0μHと
なる。(尚、ここでμHとは、いわゆるマイクロヘンリ
ーを意味する。)よって、エンボス領域を確保しつつ、
端子電極の外周部にコイルを配置した場合には、プリン
トコイルを形成するとしても数巻きしかとれないことに
なり、コイルの面積が小さいことも影響して十分な電力
を受信することができず、交信距離が数ミリメートル以
下の密着結合のみが許される。
コイルを設ける方法では、図6に示す規格に照らしてみ
ると、その実現が困難であることが明確になる。端子電
極とエンボス領域の間隔は最大で1.45mmのみであ
ることから、端子電極の周囲を取り巻くようにアンテナ
やコイルを端子電極と同一面に重ならないように配置す
ることは以下の理由により現実的ではない。つまり、外
部端子の周囲にアンテナコイルを配置する場合コイルの
最大外径および最小内径はそれぞれφ12mmとφ9.
3mmであり、この領域にプリントパターンでアンテナ
コイルを形成するとパターン幅と間隔が0.15mmと
0.1mmのそれぞれの場合には、巻数とインダクタン
スとはおおむね4巻、0.4μHと6巻、1.0μHと
なる。(尚、ここでμHとは、いわゆるマイクロヘンリ
ーを意味する。)よって、エンボス領域を確保しつつ、
端子電極の外周部にコイルを配置した場合には、プリン
トコイルを形成するとしても数巻きしかとれないことに
なり、コイルの面積が小さいことも影響して十分な電力
を受信することができず、交信距離が数ミリメートル以
下の密着結合のみが許される。
【0015】これでは非接触伝達機能を付加する効果が
小さい。接触型伝達機構に非接触伝達機構を付与する効
果は数十ミリメートルから百ミリメートルを超える交信
距離によって得られるものであり、この領域においてカ
ードを外部読み書き装置のアンテナ部に「かざす」こと
で交信が達成可能となる。そうするためには、コイルの
面積を大きくするか、巻数を多くすることが必要であ
る。しかし、実用的な巻数にするとエンボス領域にかか
ってしまうことになる。また、後者のアンテナの周囲に
端子電極を設ける配置は、エンボス領域への侵犯が明白
であり、外部端子付きICカードの規格であるISO7
816から大きく逸脱したものであって、市場に受け入
れられる可能性は低い。
小さい。接触型伝達機構に非接触伝達機構を付与する効
果は数十ミリメートルから百ミリメートルを超える交信
距離によって得られるものであり、この領域においてカ
ードを外部読み書き装置のアンテナ部に「かざす」こと
で交信が達成可能となる。そうするためには、コイルの
面積を大きくするか、巻数を多くすることが必要であ
る。しかし、実用的な巻数にするとエンボス領域にかか
ってしまうことになる。また、後者のアンテナの周囲に
端子電極を設ける配置は、エンボス領域への侵犯が明白
であり、外部端子付きICカードの規格であるISO7
816から大きく逸脱したものであって、市場に受け入
れられる可能性は低い。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上のような
従来の技術が持つ問題点に着目してなされたものであ
り、ICモジュールと非接触伝達用のアンテナコイルと
の接続の必要がなく、十分な交信距離が得られる受信感
度を有し、エンボス加工と磁気ストライプ形成に対応可
能で接触型と非接触型の双方の伝達機構を実用的な動作
状態を維持できる複合ICカードを提供することを課題
とする。
従来の技術が持つ問題点に着目してなされたものであ
り、ICモジュールと非接触伝達用のアンテナコイルと
の接続の必要がなく、十分な交信距離が得られる受信感
度を有し、エンボス加工と磁気ストライプ形成に対応可
能で接触型と非接触型の双方の伝達機構を実用的な動作
状態を維持できる複合ICカードを提供することを課題
とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明が提供する手段とは、すなわち、請求項1に示
すように、接触型と非接触型の機能の双方を具備した複
合ICカードにおいて、複合ICカードはICモジュー
ルと、該ICモジュールとは電気的接続を持たないアン
テナ素子とを有し、該ICモジュールは接触型伝達機能
と非接触型伝達機能とを内蔵したICチップと、接触型
伝達素子である外部端子と第1の結合コイルとを形成し
た基板とで構成され、該アンテナ素子は外部読み取り装
置と電力の受給と信号の授受を行うアンテナとそのアン
テナに接続された第2の結合コイルとを具備し、該IC
モジュールの第1の結合コイルと非接触伝達用のアンテ
ナ素子の第2の結合コイルとが、互いに密結合するよう
に配設され、ICモジュールとアンテナ素子とがトラン
ス結合によって非接触に結合されてなることを特徴とす
る複合ICカードである。
に本発明が提供する手段とは、すなわち、請求項1に示
すように、接触型と非接触型の機能の双方を具備した複
合ICカードにおいて、複合ICカードはICモジュー
ルと、該ICモジュールとは電気的接続を持たないアン
テナ素子とを有し、該ICモジュールは接触型伝達機能
と非接触型伝達機能とを内蔵したICチップと、接触型
伝達素子である外部端子と第1の結合コイルとを形成し
た基板とで構成され、該アンテナ素子は外部読み取り装
置と電力の受給と信号の授受を行うアンテナとそのアン
テナに接続された第2の結合コイルとを具備し、該IC
モジュールの第1の結合コイルと非接触伝達用のアンテ
ナ素子の第2の結合コイルとが、互いに密結合するよう
に配設され、ICモジュールとアンテナ素子とがトラン
ス結合によって非接触に結合されてなることを特徴とす
る複合ICカードである。
【0018】このように構成することで非接触伝達のた
めのアンテナの面積を許容最大まで大きくすることを可
能とする。また、アンテナとICチップとの結合を密結
合のトランス結合とすることでアンテナ端子とICチッ
プとの電気的な接続が不要になる。
めのアンテナの面積を許容最大まで大きくすることを可
能とする。また、アンテナとICチップとの結合を密結
合のトランス結合とすることでアンテナ端子とICチッ
プとの電気的な接続が不要になる。
【0019】さらに好ましくは、請求項2に示すよう
に、請求項1に記載の複合ICカードを基本構成として
おり、特に、エンボス領域を有する複合ICカードであ
って、前記外部端子付きICモジュールはカードの一方
の短辺側のほぼ中央に設けられ、該エンボス領域はカー
ドの一方の長辺に沿って設けられており、前記非接触伝
達用のアンテナが前記外部端子付きICモジュール領域
と該エンボス領域とのいずれにも干渉しないように設け
られてなることを特徴とする複合ICカードである。こ
の構成は、アンテナコイルの巻数が比較的多い場合に好
適である。
に、請求項1に記載の複合ICカードを基本構成として
おり、特に、エンボス領域を有する複合ICカードであ
って、前記外部端子付きICモジュールはカードの一方
の短辺側のほぼ中央に設けられ、該エンボス領域はカー
ドの一方の長辺に沿って設けられており、前記非接触伝
達用のアンテナが前記外部端子付きICモジュール領域
と該エンボス領域とのいずれにも干渉しないように設け
られてなることを特徴とする複合ICカードである。こ
の構成は、アンテナコイルの巻数が比較的多い場合に好
適である。
【0020】さらに好ましくは、請求項3に示すよう
に、請求項2に記載の複合ICカードを基本構成として
おり、特に、前記非接触伝達用のアンテナが、前記エン
ボス領域の設けられた長辺とは反対側の長辺と、該エン
ボス領域のカード内部の境界と、ICモジュールのカー
ド内部の境界と、そして前記ICモジュールが設けられ
た短辺と相対する短辺とに囲まれた領域内に設けられて
なることを特徴とする複合ICカードである。この構成
は、アンテナコイルの巻数が数巻程度の場合に特に有用
である。
に、請求項2に記載の複合ICカードを基本構成として
おり、特に、前記非接触伝達用のアンテナが、前記エン
ボス領域の設けられた長辺とは反対側の長辺と、該エン
ボス領域のカード内部の境界と、ICモジュールのカー
ド内部の境界と、そして前記ICモジュールが設けられ
た短辺と相対する短辺とに囲まれた領域内に設けられて
なることを特徴とする複合ICカードである。この構成
は、アンテナコイルの巻数が数巻程度の場合に特に有用
である。
【0021】また好ましくは、請求項4に示すように、
請求項2に記載の複合ICカードを基本構成としてお
り、特に、前記非接触伝達用のアンテナが、前記エンボ
ス領域と、前記ICモジュールの外部端子領域と、カー
ドの縁との間に、カードの外周に沿って設けられてなる
ことを特徴とする複合ICカードである。
請求項2に記載の複合ICカードを基本構成としてお
り、特に、前記非接触伝達用のアンテナが、前記エンボ
ス領域と、前記ICモジュールの外部端子領域と、カー
ドの縁との間に、カードの外周に沿って設けられてなる
ことを特徴とする複合ICカードである。
【0022】また好ましくは、請求項5に示すように、
請求項1に記載の複合ICカードを基本構成としてお
り、特に、磁気ストライプ領域とエンボス領域とを有す
る複合ICカードであって、前記外部端子付きICモジ
ュールはカードの一方の短辺側のほぼ中央に設けられ、
前記エンボス領域はカードの一方の長辺に沿って設けら
れ、カードの他方の長辺に沿って前記磁気ストライプ領
域が設けられており、前記非接触伝達用のアンテナが、
該外部端子付きICモジュール領域、該エンボス領域、
および磁気ストライプ領域のいずれにも干渉しないよう
設けられてなることを特徴とする複合ICカードであ
る。これによると、磁気ストライプ領域を有さない前記
の構成と同様に、アンテナコイルの必要とする巻数に応
じてアンテナコイルの配置を選択することで最適な複合
ICカードを可能にする。
請求項1に記載の複合ICカードを基本構成としてお
り、特に、磁気ストライプ領域とエンボス領域とを有す
る複合ICカードであって、前記外部端子付きICモジ
ュールはカードの一方の短辺側のほぼ中央に設けられ、
前記エンボス領域はカードの一方の長辺に沿って設けら
れ、カードの他方の長辺に沿って前記磁気ストライプ領
域が設けられており、前記非接触伝達用のアンテナが、
該外部端子付きICモジュール領域、該エンボス領域、
および磁気ストライプ領域のいずれにも干渉しないよう
設けられてなることを特徴とする複合ICカードであ
る。これによると、磁気ストライプ領域を有さない前記
の構成と同様に、アンテナコイルの必要とする巻数に応
じてアンテナコイルの配置を選択することで最適な複合
ICカードを可能にする。
【0023】さらに好ましくは、請求項6に示すよう
に、請求項5に記載の複合ICカードを基本構成として
おり、特に、前記非接触伝達用のアンテナが、前記磁気
ストライプ領域は避けて、前記エンボス領域とICモジ
ュールの外部端子領域の外周に沿って設けられてなるこ
とを特徴とする複合ICカードである。
に、請求項5に記載の複合ICカードを基本構成として
おり、特に、前記非接触伝達用のアンテナが、前記磁気
ストライプ領域は避けて、前記エンボス領域とICモジ
ュールの外部端子領域の外周に沿って設けられてなるこ
とを特徴とする複合ICカードである。
【0024】また好ましくは、請求項7に示すように、
請求項5に記載の複合ICカードを基本構成としてお
り、非接触伝達用のアンテナが、前記エンボス領域のカ
ード内部の境界と、前記ICモジュールのカード内部の
境界と、前記磁気ストライプ領域の内部の境界と、そし
て前記ICモジュールが設けられた短辺と相対する短辺
とに囲まれた領域内に設けられてなることを特徴とする
複合ICカードである。
請求項5に記載の複合ICカードを基本構成としてお
り、非接触伝達用のアンテナが、前記エンボス領域のカ
ード内部の境界と、前記ICモジュールのカード内部の
境界と、前記磁気ストライプ領域の内部の境界と、そし
て前記ICモジュールが設けられた短辺と相対する短辺
とに囲まれた領域内に設けられてなることを特徴とする
複合ICカードである。
【0025】
【発明の実施の形態】以下に、本発明における非接触伝
達機構の基本的構成と基本原理について図面を用いて説
明する。図7は、本発明の非接触伝達機構の原理を説明
する非接触結合回路の等価回路図である。この図におい
て、非接触型の外部読み取り装置100の送受信回路1
01には複合ICカード1の非接触伝達機構への電力供
給と情報の授受を行う電磁結合器である送受信コイル1
02が接続されている。
達機構の基本的構成と基本原理について図面を用いて説
明する。図7は、本発明の非接触伝達機構の原理を説明
する非接触結合回路の等価回路図である。この図におい
て、非接触型の外部読み取り装置100の送受信回路1
01には複合ICカード1の非接触伝達機構への電力供
給と情報の授受を行う電磁結合器である送受信コイル1
02が接続されている。
【0026】一方、複合ICカード1の非接触伝達機構
は、外部読み取り装置100の送受信アンテナ102と
直接電磁的に結合され電力の受信と情報の授受に関与す
るアンテナコイル4と、アンテナコイル4の両端に接続
され並列共振回路を構成するコンデンサ15と、複合I
Cモジュール2に実装された複合ICチップ6とそれに
接続された第1の結合コイル8と、その第1の結合コイ
ル8にアンテナコイルで受信した信号を最大効率で伝送
するために並列共振回路のコンデンサ15の両端に接続
された第2の結合コイル3からなる。このとき、コンデ
ンサ15の接続は並列としたが、アンテナコイル4と第
2の結合コイル3との間に直列に接続することも好適で
ある。また、線間容量を増大させることでコンデンサを
省略することも可能である。
は、外部読み取り装置100の送受信アンテナ102と
直接電磁的に結合され電力の受信と情報の授受に関与す
るアンテナコイル4と、アンテナコイル4の両端に接続
され並列共振回路を構成するコンデンサ15と、複合I
Cモジュール2に実装された複合ICチップ6とそれに
接続された第1の結合コイル8と、その第1の結合コイ
ル8にアンテナコイルで受信した信号を最大効率で伝送
するために並列共振回路のコンデンサ15の両端に接続
された第2の結合コイル3からなる。このとき、コンデ
ンサ15の接続は並列としたが、アンテナコイル4と第
2の結合コイル3との間に直列に接続することも好適で
ある。また、線間容量を増大させることでコンデンサを
省略することも可能である。
【0027】ここで、外部読み書き装置100から複合
ICカード1に電力および情報を伝達する場合につい
て、各コイルの結合を以下に説明する。外部読み書き装
置100の送受信回路101で発生された図示しない高
周波信号により、送受信コイル102に高周波磁界が誘
起される。この高周波信号は、磁気エネルギーとして空
間に放射される。このとき、複合ICカード1がこの高
周波磁界中に位置すると、外部読み書き装置100の送
受信コイル102により発生された高周波磁界により、
複合ICカード1のアンテナコイル4とコンデンサ15
で構成する並列共振回路に電流を流す。このとき、複合
ICチップ6に直接接続された第1の結合コイル8と、
前記アンテナコイル4とコンデンサ15の共振回路に接
続され第1の結合コイル8に電力伝送する第2の結合コ
イル3にも高周波磁界による電流が誘起されるが、前記
のアンテナコイル4に誘起される量に比べて一桁以上小
さいので、受信感度はアンテナコイル4の特性に大きく
依存する。
ICカード1に電力および情報を伝達する場合につい
て、各コイルの結合を以下に説明する。外部読み書き装
置100の送受信回路101で発生された図示しない高
周波信号により、送受信コイル102に高周波磁界が誘
起される。この高周波信号は、磁気エネルギーとして空
間に放射される。このとき、複合ICカード1がこの高
周波磁界中に位置すると、外部読み書き装置100の送
受信コイル102により発生された高周波磁界により、
複合ICカード1のアンテナコイル4とコンデンサ15
で構成する並列共振回路に電流を流す。このとき、複合
ICチップ6に直接接続された第1の結合コイル8と、
前記アンテナコイル4とコンデンサ15の共振回路に接
続され第1の結合コイル8に電力伝送する第2の結合コ
イル3にも高周波磁界による電流が誘起されるが、前記
のアンテナコイル4に誘起される量に比べて一桁以上小
さいので、受信感度はアンテナコイル4の特性に大きく
依存する。
【0028】アンテナコイル4とコンデンサ15の共振
回路で受信した信号は第2の結合コイル3に伝達され
る。その後、第2の結合コイル3と第1の結合コイル8
とが最大伝達効率を示す密結合配置で第2の結合コイル
3と第1の結合コイル8とのトランス結合によって、複
合ICチップ6に信号が伝達される。第2の結合コイル
3と第1の結合コイル8とのトランス結合の最大伝達効
率は回路定数の選択によって決定される。以上のように
して、受信特性の改善が達成される。結果として、アン
テナコイル4の特性が受信感度を決定することになり、
アンテナコイル4の面積は大きいほど有利である。
回路で受信した信号は第2の結合コイル3に伝達され
る。その後、第2の結合コイル3と第1の結合コイル8
とが最大伝達効率を示す密結合配置で第2の結合コイル
3と第1の結合コイル8とのトランス結合によって、複
合ICチップ6に信号が伝達される。第2の結合コイル
3と第1の結合コイル8とのトランス結合の最大伝達効
率は回路定数の選択によって決定される。以上のように
して、受信特性の改善が達成される。結果として、アン
テナコイル4の特性が受信感度を決定することになり、
アンテナコイル4の面積は大きいほど有利である。
【0029】電磁結合あるいは電磁誘導等の非接触伝達
機構の方式によってアンテナ特性は異なるが、短波帯で
電磁誘導式のアンテナコイル特性の例は表1に示す如く
算出される。尚、ここで*1だけは0.05ピッチ、また
それ以外の場合は全て0.15ピッチである。
機構の方式によってアンテナ特性は異なるが、短波帯で
電磁誘導式のアンテナコイル特性の例は表1に示す如く
算出される。尚、ここで*1だけは0.05ピッチ、また
それ以外の場合は全て0.15ピッチである。
【0030】
【表1】
【0031】ちなみに、現在実用化されている短波帯の
RF−IDカードのアンテナコイルのインダクタンスは
約5マイクロヘンリーである。このタイプのアンテナコ
イルはプリントパターン(プリントコイル)でカードの
外周部に配置することが可能である。
RF−IDカードのアンテナコイルのインダクタンスは
約5マイクロヘンリーである。このタイプのアンテナコ
イルはプリントパターン(プリントコイル)でカードの
外周部に配置することが可能である。
【0032】さて、図6を再度参照すると、エンボス領
域とカードの外周との間隙がもっとも狭いのは図6に正
対してカードの下部であり、その値は2.41mmであ
る。カードの縁から1mm内側からカードの中心に向か
ってスパイラルコイルを、パターン幅とその間隔を0.
15mmで製作すると、巻数5までのコイルが配置可能
である。パターン幅とその間隔を0.1mmにした場合
には、巻数7まで可能である。もし、従来の技術の例に
あるようなICモジュールの外部端子の周囲にアンテナ
コイルを設け、規格で許された1.45mm幅にコイル
を配置して5マイクロヘンリーのインダクタンスを得る
には巻数15が必要となり、パターン幅と間隔はともに
0.05mm以下にしなければならないことになる。
域とカードの外周との間隙がもっとも狭いのは図6に正
対してカードの下部であり、その値は2.41mmであ
る。カードの縁から1mm内側からカードの中心に向か
ってスパイラルコイルを、パターン幅とその間隔を0.
15mmで製作すると、巻数5までのコイルが配置可能
である。パターン幅とその間隔を0.1mmにした場合
には、巻数7まで可能である。もし、従来の技術の例に
あるようなICモジュールの外部端子の周囲にアンテナ
コイルを設け、規格で許された1.45mm幅にコイル
を配置して5マイクロヘンリーのインダクタンスを得る
には巻数15が必要となり、パターン幅と間隔はともに
0.05mm以下にしなければならないことになる。
【0033】一方、結合方式によっては、上記の巻数7
を超えるものもある。例えば、20マイクロヘンリーの
インダクタンスを持つアンテナコイルを必要とする構成
のものを考える。この場合には、表1に示す如くそのコ
イル面積に応じて10から16の巻数となる。巻数8を
超えるコイルの実現は立体形状の巻線コイルと平面形状
のプリントコイルが可能である。巻線コイルでは重ね巻
きすることでカードの外周部に配置することができる。
プリントコイルの場合には一般的には一面に重ならない
ように巻線を形成する。よって、巻数が多い場合にはエ
ンボス領域にかからないようにカードの外周部に配置す
ることは適切ではない。この場合には、アンテナコイル
の内部に、磁気ストライプ、エンボス、外部端子などの
実装禁止領域を含まないようにアンテナコイルを配置す
ることが製造が簡単で信頼性が確保でき、かつ低コスト
でカードを作ることができる。
を超えるものもある。例えば、20マイクロヘンリーの
インダクタンスを持つアンテナコイルを必要とする構成
のものを考える。この場合には、表1に示す如くそのコ
イル面積に応じて10から16の巻数となる。巻数8を
超えるコイルの実現は立体形状の巻線コイルと平面形状
のプリントコイルが可能である。巻線コイルでは重ね巻
きすることでカードの外周部に配置することができる。
プリントコイルの場合には一般的には一面に重ならない
ように巻線を形成する。よって、巻数が多い場合にはエ
ンボス領域にかからないようにカードの外周部に配置す
ることは適切ではない。この場合には、アンテナコイル
の内部に、磁気ストライプ、エンボス、外部端子などの
実装禁止領域を含まないようにアンテナコイルを配置す
ることが製造が簡単で信頼性が確保でき、かつ低コスト
でカードを作ることができる。
【0034】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明にかかる複合ICカードの概略構成
図である。図1(a)は、全体の構成を示し、図1
(b)は、ICモジュール実装部を横切る横断面図であ
る。本発明の複合ICカード1はICモジュール2とシ
ート状の樹脂の表面にプリントコイルで形成した第2の
結合コイル3とアンテナコイル4とを持つアンテナ基板
5を樹脂封止したカード基板10からなる。
する。図1は本発明にかかる複合ICカードの概略構成
図である。図1(a)は、全体の構成を示し、図1
(b)は、ICモジュール実装部を横切る横断面図であ
る。本発明の複合ICカード1はICモジュール2とシ
ート状の樹脂の表面にプリントコイルで形成した第2の
結合コイル3とアンテナコイル4とを持つアンテナ基板
5を樹脂封止したカード基板10からなる。
【0035】複合ICモジュール2は図示しない接触型
インターフェースと非接触型インターフェースとを内蔵
した複合ICチップ6と接触型伝達部である端子電極7
と非接触型伝達部の第1の結合コイル8とを相異なる面
にパターン形成したモジュール基板9からなる。ここ
で、第1の結合コイル8は絶縁被覆した導線を巻くこと
で形成してもよい。複合ICチップ6はモジュール基板
9の第1の結合コイル8形成面に実装される。複合IC
チップ6とモジュール基板9の端子電極7とはスルーホ
ールで接続される。そして、複合ICチップ6と第1の
結合コイル8の回路パターンとはワイヤボンドされて回
路が形成されている。この接続は、ICチップの回路形
成面と基板とを半田や導電性接着剤を用いて熱溶着する
ことによっても実現されうる。次いで、複合ICチップ
6をモジュール基板9に実装し、回路接続された後に、
複合ICチップ6は樹脂封止され複合ICモジュール2
が完成する。
インターフェースと非接触型インターフェースとを内蔵
した複合ICチップ6と接触型伝達部である端子電極7
と非接触型伝達部の第1の結合コイル8とを相異なる面
にパターン形成したモジュール基板9からなる。ここ
で、第1の結合コイル8は絶縁被覆した導線を巻くこと
で形成してもよい。複合ICチップ6はモジュール基板
9の第1の結合コイル8形成面に実装される。複合IC
チップ6とモジュール基板9の端子電極7とはスルーホ
ールで接続される。そして、複合ICチップ6と第1の
結合コイル8の回路パターンとはワイヤボンドされて回
路が形成されている。この接続は、ICチップの回路形
成面と基板とを半田や導電性接着剤を用いて熱溶着する
ことによっても実現されうる。次いで、複合ICチップ
6をモジュール基板9に実装し、回路接続された後に、
複合ICチップ6は樹脂封止され複合ICモジュール2
が完成する。
【0036】続いて、本発明による複合ICカード1は
概略以下のようにして製作される。まず、樹脂基板にプ
リントコイルで第2の結合コイル3とアンテナコイル4
とコンデンサ15を形成したフレキシブルなアンテナ基
板5が準備される。ここで、第2の結合コイル3とアン
テナコイル4とは絶縁被覆した導線を巻いて形成しても
よい。アンテナ基板5の樹脂としては塩化ビニルが使用
されたが、その他、ポリイミド、ポリカーボネート、P
ETなども適用でき、材料は一種に固定されるものでは
ない。
概略以下のようにして製作される。まず、樹脂基板にプ
リントコイルで第2の結合コイル3とアンテナコイル4
とコンデンサ15を形成したフレキシブルなアンテナ基
板5が準備される。ここで、第2の結合コイル3とアン
テナコイル4とは絶縁被覆した導線を巻いて形成しても
よい。アンテナ基板5の樹脂としては塩化ビニルが使用
されたが、その他、ポリイミド、ポリカーボネート、P
ETなども適用でき、材料は一種に固定されるものでは
ない。
【0037】次に、射出成形によりアンテナ基板5を封
入してカード基板10をつくる。成形の際、第2の結合
コイル3が複合ICモジュール2の実装位置に重なるよ
うに位置決めされ配置される。射出成形によるカード基
板10の製作と同時に複合ICモジュール2の嵌合穴1
1を形成する。最後に、カード基板10の複合ICモジ
ュール2の嵌合穴11に複合ICモジュール2を接着す
ることで複合ICカード1が完成する。カード基材とし
ては塩化ビニルを用いたが、その他、ポリカーボネート
など十分な強度とエンボス性などカードの特性が得られ
るもので有ればすべて本発明に適用できる。図1(a)
において、カード基板10は表面と裏面に分離して描い
てあるが、本来、一体のものであり、図では、カード基
板に封入されるアンテナ基板5における結合コイルと嵌
合穴11との関係を明確に説明するために修飾されてい
る。
入してカード基板10をつくる。成形の際、第2の結合
コイル3が複合ICモジュール2の実装位置に重なるよ
うに位置決めされ配置される。射出成形によるカード基
板10の製作と同時に複合ICモジュール2の嵌合穴1
1を形成する。最後に、カード基板10の複合ICモジ
ュール2の嵌合穴11に複合ICモジュール2を接着す
ることで複合ICカード1が完成する。カード基材とし
ては塩化ビニルを用いたが、その他、ポリカーボネート
など十分な強度とエンボス性などカードの特性が得られ
るもので有ればすべて本発明に適用できる。図1(a)
において、カード基板10は表面と裏面に分離して描い
てあるが、本来、一体のものであり、図では、カード基
板に封入されるアンテナ基板5における結合コイルと嵌
合穴11との関係を明確に説明するために修飾されてい
る。
【0038】本発明において、カードの製作を射出成形
としたが、エンボス特性を維持する方法であればいずれ
も本発明に適用可能であって、例えば、ラミネート方
式、接着剤充填方式であってもよい。また、ICモジュ
ールの嵌合穴11は、カード成形後にくりぬき加工する
ことも本発明に含まれる。
としたが、エンボス特性を維持する方法であればいずれ
も本発明に適用可能であって、例えば、ラミネート方
式、接着剤充填方式であってもよい。また、ICモジュ
ールの嵌合穴11は、カード成形後にくりぬき加工する
ことも本発明に含まれる。
【0039】<実施例1>図2はエンボスに対応した複
合ICカード1の平面図であり、アンテナコイル4の複
合ICカード1内部に於ける実装位置を示し、アンテナ
コイル4をカードの周囲全体に配置した場合を示す。こ
のときのコイル仕様は表1の1番に対応する。アンテナ
コイル4の巻数が比較的少なく3乃至7の場合に、より
好ましくは4または5の場合に有効である。この実施例
におけるアンテナ基板5はエンボス領域20に対応する
部分の樹脂シートを切り抜いてある。これは、エンボス
特性に影響を与えないことを目的としている。
合ICカード1の平面図であり、アンテナコイル4の複
合ICカード1内部に於ける実装位置を示し、アンテナ
コイル4をカードの周囲全体に配置した場合を示す。こ
のときのコイル仕様は表1の1番に対応する。アンテナ
コイル4の巻数が比較的少なく3乃至7の場合に、より
好ましくは4または5の場合に有効である。この実施例
におけるアンテナ基板5はエンボス領域20に対応する
部分の樹脂シートを切り抜いてある。これは、エンボス
特性に影響を与えないことを目的としている。
【0040】<実施例2>図3はエンボスに対応した複
合ICカード1の平面図であり、エンボス領域20と外
部端子領域21をアンテナコイル4の内部に配置しない
ようにしたアンテナコイル4の概略形状を示す。このと
きのコイル仕様は表1の3番に対応する。アンテナコイ
ル4の巻数が10以上の時に有効である。
合ICカード1の平面図であり、エンボス領域20と外
部端子領域21をアンテナコイル4の内部に配置しない
ようにしたアンテナコイル4の概略形状を示す。このと
きのコイル仕様は表1の3番に対応する。アンテナコイ
ル4の巻数が10以上の時に有効である。
【0041】<実施例3>図4は磁気ストライプとエン
ボスの方法に対応した複合ICカード1の平面図であ
り、アンテナコイル4の複合ICカード1内部に於ける
実装位置を示すものであって、アンテナコイル4が磁気
ストライプ領域22にかからないようにしてその他の部
分は複合ICカード1の外周に沿った配置状態を示す。
このときのコイル仕様は表1の2番に対応する。この実
施例においてもアンテナ基板5はエンボス領域20に対
応する部分の樹脂シートを切り抜いてある。
ボスの方法に対応した複合ICカード1の平面図であ
り、アンテナコイル4の複合ICカード1内部に於ける
実装位置を示すものであって、アンテナコイル4が磁気
ストライプ領域22にかからないようにしてその他の部
分は複合ICカード1の外周に沿った配置状態を示す。
このときのコイル仕様は表1の2番に対応する。この実
施例においてもアンテナ基板5はエンボス領域20に対
応する部分の樹脂シートを切り抜いてある。
【0042】<実施例4>図5は磁気ストライプとエン
ボスの方法に対応した複合ICカードの平面図であり、
エンボス領域20と外部端子領域21、そして磁気スト
ライプ領域22をアンテナコイル4の内部に配置しない
ようにしたアンテナコイル4の概略形状を示す。このと
きのコイル仕様は表1の4番に対応する。図2から図5
においてアンテナ基板5の外形を破線で示した。
ボスの方法に対応した複合ICカードの平面図であり、
エンボス領域20と外部端子領域21、そして磁気スト
ライプ領域22をアンテナコイル4の内部に配置しない
ようにしたアンテナコイル4の概略形状を示す。このと
きのコイル仕様は表1の4番に対応する。図2から図5
においてアンテナ基板5の外形を破線で示した。
【0043】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
おける複合ICカードは、外部端子付きの接触型とアン
テナコイル等の非接触結合素子を持つ非接触型の双方の
方式に対応可能な機能を有しており、ICモジュールと
アンテナコイルとにトランス結合回路素子を設けること
で、ICモジュールとアンテナコイル間を電気的に接続
することなく電力の受給と信号の送受を行うように構成
である。この構成により、アンテナコイルの面積を許さ
れた範囲内で可能な限り大きく取るようにしたことで、
非接触伝達機能の利点である外部読み書き装置のアンテ
ナ近傍にカードを「かざす」ことで通信可能な感度特性
を維持できるという効果がある。また、カードの受信感
度が大きくなることで、通信距離の増大、及び/又は外
部読み書き装置の送信出力の抑制が実現できる。このこ
とは、電波法によって送信出力が規制されているために
カードにとって好都合である。
おける複合ICカードは、外部端子付きの接触型とアン
テナコイル等の非接触結合素子を持つ非接触型の双方の
方式に対応可能な機能を有しており、ICモジュールと
アンテナコイルとにトランス結合回路素子を設けること
で、ICモジュールとアンテナコイル間を電気的に接続
することなく電力の受給と信号の送受を行うように構成
である。この構成により、アンテナコイルの面積を許さ
れた範囲内で可能な限り大きく取るようにしたことで、
非接触伝達機能の利点である外部読み書き装置のアンテ
ナ近傍にカードを「かざす」ことで通信可能な感度特性
を維持できるという効果がある。また、カードの受信感
度が大きくなることで、通信距離の増大、及び/又は外
部読み書き装置の送信出力の抑制が実現できる。このこ
とは、電波法によって送信出力が規制されているために
カードにとって好都合である。
【0044】加えて、ICモジュールとカード基板に内
蔵されたアンテナ回路との接続が不要なため、ICモジ
ュールをカード基板に設けられた嵌合穴に接着実装する
従来のICカード製造工程がそのまま利用できるととも
に、カードに曲げ応力などの機械的応力が加えられても
ICモジュールとアンテナ回路とが接続点を持たないた
めに故障する危険がきわめて少ない。
蔵されたアンテナ回路との接続が不要なため、ICモジ
ュールをカード基板に設けられた嵌合穴に接着実装する
従来のICカード製造工程がそのまま利用できるととも
に、カードに曲げ応力などの機械的応力が加えられても
ICモジュールとアンテナ回路とが接続点を持たないた
めに故障する危険がきわめて少ない。
【0045】さらに、外部読み書き装置と直接非接触結
合するアンテナコイルを接触型の電極である外部端子領
域であると同時にICモジュールの嵌合部とエンボス領
域、及び/又は磁気ストライプ領域にかからないように
配置するようにしたので、従来のカード応用にも十分適
応可能な汎用性を持っている。
合するアンテナコイルを接触型の電極である外部端子領
域であると同時にICモジュールの嵌合部とエンボス領
域、及び/又は磁気ストライプ領域にかからないように
配置するようにしたので、従来のカード応用にも十分適
応可能な汎用性を持っている。
【0046】また、射出成形を用いることとフレキシブ
ルなアンテナ基板の基材がエンボス領域に対応する範囲
に存在しないようにしたので、複数のシートの貼り合わ
せによるエンボス性への影響もない。そして、アンテナ
コイルを含むアンテナ基板をフレキシブルな印刷配線板
としてコイルを平面状に形成したので、カードの厚さも
0.76mmのISO7816規格を十分に満足できる
カードを得ることができる。
ルなアンテナ基板の基材がエンボス領域に対応する範囲
に存在しないようにしたので、複数のシートの貼り合わ
せによるエンボス性への影響もない。そして、アンテナ
コイルを含むアンテナ基板をフレキシブルな印刷配線板
としてコイルを平面状に形成したので、カードの厚さも
0.76mmのISO7816規格を十分に満足できる
カードを得ることができる。
【0047】以上を総じて、ICモジュールと非接触伝
達用のアンテナコイルとの接続の必要がなく、十分な交
信距離が得られる受信感度を有し、エンボス加工と磁気
ストライプ形成に対応可能で接触型と非接触型の双方の
伝達機構を実用的な動作状態を維持できる複合ICカー
ドを提供することが出来た。
達用のアンテナコイルとの接続の必要がなく、十分な交
信距離が得られる受信感度を有し、エンボス加工と磁気
ストライプ形成に対応可能で接触型と非接触型の双方の
伝達機構を実用的な動作状態を維持できる複合ICカー
ドを提供することが出来た。
【図1】本発明にかかる複合ICカードの概略構成図で
ある。
ある。
【図2】本発明の第1の実施例のエンボスに対応した複
合ICカードの平面図である。
合ICカードの平面図である。
【図3】本発明の第2の実施例のエンボスに対応した複
合ICカードの平面図である。
合ICカードの平面図である。
【図4】本発明の第3の実施例の磁気ストライプとエン
ボスに対応した複合ICカードの平面図である。
ボスに対応した複合ICカードの平面図である。
【図5】本発明の第4の実施例の磁気ストライプとエン
ボスに対応した複合ICカードの平面図である。
ボスに対応した複合ICカードの平面図である。
【図6】ISO規格で規定された磁気ストライプ領域、
エンボス領域、そして外部端子領域を説明する図であ
る。
エンボス領域、そして外部端子領域を説明する図であ
る。
【図7】本発明の非接触伝達機構の原理を説明する非接
触結合回路の等価回路図である。
触結合回路の等価回路図である。
1・・・・複合ICカード 2・・・・ICモジュール 3・・・・第2の結合コイル 4・・・・アンテナコイル 5・・・・アンテナ基板 6・・・・複合ICチップ 7・・・・端子電極 8・・・・第1の結合コイル 9・・・・モジュール基板 10・・・カード基板 11・・・嵌合穴 15・・・コンデンサ 20・・・エンボス領域 21・・・外部端子領域 22・・・磁気ストライプ領域 100・・外部読み書き装置 101・・送受信回路 102・・送受信アンテナ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 一雄 東京都台東区台東1丁目5番1号 凸版印 刷株式会社内
Claims (7)
- 【請求項1】接触型と非接触型の機能の双方を具備した
複合ICカードにおいて、 複合ICカードはICモジュールと、該ICモジュール
とは電気的接続を持たないアンテナ素子とを有し、該I
Cモジュールは接触型伝達機能と非接触型伝達機能とを
内蔵したICチップと、接触型伝達素子である外部端子
と第1の結合コイルとを形成した基板とで構成され、 該アンテナ素子は外部読み取り装置と電力の受給と信号
の授受を行うアンテナとそのアンテナに接続された第2
の結合コイルとを具備し、 該ICモジュールの第1の結合コイルと非接触伝達用の
アンテナ素子の第2の結合コイルとが、互いに密結合す
るように配設され、ICモジュールとアンテナ素子とが
トランス結合によって非接触に結合されてなることを特
徴とする複合ICカード。 - 【請求項2】エンボス領域を有する複合ICカードであ
って、 前記外部端子付きICモジュールはカードの一方の短辺
側のほぼ中央に設けられ、該エンボス領域はカードの一
方の長辺に沿って設けられており、 前記非接触伝達用のアンテナが前記外部端子付きICモ
ジュール領域と該エンボス領域とのいずれにも干渉しな
いように設けられてなることを特徴とする請求項1に記
載の複合ICカード。 - 【請求項3】前記非接触伝達用のアンテナが、 前記エンボス領域の設けられた長辺とは反対側の長辺
と、該エンボス領域のカード内部の境界と、ICモジュ
ールのカード内部の境界と、そして前記ICモジュール
が設けられた短辺と相対する短辺とに囲まれた領域内に
設けられてなることを特徴とする請求項2に記載の複合
ICカード。 - 【請求項4】前記非接触伝達用のアンテナが、 前記エンボス領域と、前記ICモジュールの外部端子領
域と、カードの縁との間に、カードの外周に沿って設け
られてなることを特徴とする請求項2に記載の複合IC
カード。 - 【請求項5】磁気ストライプ領域とエンボス領域とを有
する複合ICカードであって、 前記外部端子付きICモジュールはカードの一方の短辺
側のほぼ中央に設けられ、前記エンボス領域はカードの
一方の長辺に沿って設けられ、カードの他方の長辺に沿
って前記磁気ストライプ領域が設けられており、 前記非接触伝達用のアンテナが、該外部端子付きICモ
ジュール領域、該エンボス領域、および磁気ストライプ
領域のいずれにも干渉しないよう設けられてなることを
特徴とする請求項1に記載の複合ICカード。 - 【請求項6】前記非接触伝達用のアンテナが、 前記磁気ストライプ領域は避けて、前記エンボス領域と
ICモジュールの外部端子領域の外周に沿って設けられ
てなることを特徴とする請求項5に記載の複合ICカー
ド。 - 【請求項7】非接触伝達用のアンテナが、 前記エンボス領域のカード内部の境界と、前記ICモジ
ュールのカード内部の境界と、前記磁気ストライプ領域
の内部の境界と、そして前記ICモジュールが設けられ
た短辺と相対する短辺とに囲まれた領域内に設けられて
なることを特徴とする請求項5に記載の複合ICカー
ド。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31394497A JPH11149536A (ja) | 1997-11-14 | 1997-11-14 | 複合icカード |
| DE69831592T DE69831592T2 (de) | 1997-11-14 | 1998-11-16 | Zusammengesetzte ic-karte |
| PCT/JP1998/005142 WO1999026195A1 (en) | 1997-11-14 | 1998-11-16 | Composite ic module and composite ic card |
| CNB988110938A CN1179295C (zh) | 1997-11-14 | 1998-11-16 | 复合ic模块及复合ic卡 |
| EP98953057A EP1031939B1 (en) | 1997-11-14 | 1998-11-16 | Composite ic card |
| US09/568,977 US6378774B1 (en) | 1997-11-14 | 2000-05-11 | IC module and smart card |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31394497A JPH11149536A (ja) | 1997-11-14 | 1997-11-14 | 複合icカード |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11149536A true JPH11149536A (ja) | 1999-06-02 |
Family
ID=18047391
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31394497A Pending JPH11149536A (ja) | 1997-11-14 | 1997-11-14 | 複合icカード |
Country Status (1)
| Country | Link |
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