JPH1115037A - 光学装置の手振れ補正機構 - Google Patents
光学装置の手振れ補正機構Info
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- JPH1115037A JPH1115037A JP16997097A JP16997097A JPH1115037A JP H1115037 A JPH1115037 A JP H1115037A JP 16997097 A JP16997097 A JP 16997097A JP 16997097 A JP16997097 A JP 16997097A JP H1115037 A JPH1115037 A JP H1115037A
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Abstract
投影面積を小さくし、光学装置の小型化を図る。 【構成】 光軸と直交する平面と平行に移動可能に支持
された移動枠と、この移動枠に光軸上に位置させて支持
された補正レンズと、磁界生成手段と、この磁界生成手
段が生成する磁界中で上記移動枠と相対固定され、通電
により発生する推力で上記補正レンズを駆動させる空芯
コイルとを備えた光学装置の手振れ補正機構において、
空芯コイルの空芯部を補正レンズの光路上に位置させた
こと。
Description
する。
ときには、手振れによる撮影や観察の失敗が起こりやす
い。こうした手振れを補正する手段としては、特開平5
- 297443号のように、光学系内に設けた可動の補
正レンズを、磁界を生成する複数の永久磁石と該磁界中
の空芯コイルとを用いて電磁誘導で駆動制御するタイプ
がある。このタイプは光軸と直交する平面内で互いに直
交する2方向へ補正レンズを動かすため、補正レンズの
周囲で生成した磁界内に2つの扁平空芯コイルを配して
いる。コイルに作用する磁束を生成する永久磁石は、そ
れぞれのコイルの導線部分に対向して複数が配置されて
閉磁気回路を形成するが、永久磁石の磁束を有効に利用
するには、複数の磁石の間隔が広くなるように、扁平空
芯コイルの空芯部(空芯空間)を広く取ることが好まし
い。しかし従来はこの空芯部が空きスペースとされてい
たために、手振れ補正機構の正面投影面積が大きくなり
がちで、光学装置の小型化の妨げになっていた。
装置の小型化に寄与する手振れ補正機構を提供すること
を目的とする。
移動可能に支持された移動枠と、この移動枠に光軸上に
位置させて支持された補正レンズと、磁界生成手段と、
この磁界生成手段が生成する磁界中で上記移動枠と相対
固定され、通電により発生する推力で上記補正レンズを
駆動させる空芯コイルとを備えた光学装置の手振れ補正
機構において、上記空芯コイルの空芯部を補正レンズの
光路上に位置させたことを特徴とする。この構成によれ
ば、従来利用されていなかった空芯コイルの空芯空間が
光学系の光路として利用されるので、スペース効率が向
上し、補正機構の正面投影面積を小さくできる。また、
空芯空間が十分に大きく取られるので、空芯コイルに対
向させて設けられる磁界生成用の磁石を互いに離して置
き、磁束を有効に利用することができる。
軸を有するとき、上記移動枠は該一対の光軸上にそれぞ
れ左右一対の補正レンズを位置させて一体に支持してお
り、空芯コイルは、左右の補正レンズに共通で、両補正
レンズの光路上に単一の空芯部を位置させるための横長
形状をなすことが望ましい。つまり、複数光軸であって
も個別に補正レンズの駆動機構を設けるのではなく、共
通の空芯コイルを用いて一体に駆動させるため、駆動機
構の構成を簡単にできる。
で互いに直交する2方向へ直進移動可能に支持された2
方向直進移動枠とし、この2方向直進移動枠の移動方向
と平行な推力軸をそれぞれ有する一対の空芯コイルが、
その空芯部を補正レンズの光路上に位置させて2方向直
進移動枠の前後位置にそれぞれ設けられることが望まし
い。この構成により、上下方向及び左右方向など2方向
に手振れ補正を行う場合でも、手振れ補正機構をコンパ
クトに構成できる。また、一対の空芯コイルを補正レン
ズの前後位置に離して配置することで、各コイルに作用
する磁界相互の干渉を避けることができる。
は、上記移動枠を、左右の光軸の中間で該光軸と平行な
回動軸を中心に、左右の光軸上に位置させた左右一対の
補正レンズを揺動させる揺動部材とし、一対の空芯コイ
ルを、その空芯部を左右の補正レンズの光路上に位置さ
せて揺動部材上に設けることで手振れ補正機構を構成す
ることも可能である。
コイルを挟んだ光軸方向の前後位置に設けられることが
好ましい。これにより、磁界生成手段の補正レンズの径
方向への突出が抑えられるので、手振れ補正機構の小型
化に寄与する。
ニット10は、カメラの手振れ補正機構であり、光軸上
に補正レンズ12を位置させるように設置された補正レ
ンズ枠11を有している。各図においてx軸及びy軸
は、補正レンズ12の光軸Oと直交する平面内において
互いに直交する2つの軸であり、x軸はカメラ本体の左
右方向、y軸は上下方向に一致する。
交する平面内で移動支持枠11aが延設されている。補
正レンズ枠11はまた、この移動支持枠11aの前後
に、該移動支持枠11aと平行な前側フランジ11bと
後側フランジ11cを有している。上記補正レンズ12
は、光軸方向には移動支持枠11aの内側に保持されて
いる。移動支持枠11aは、その上側及び下側辺部の内
部に、x方向に平行に延びる一対のx貫通孔13を有し
ている。この一対のx貫通孔13には、ロ字形をなすガ
イド枠15のうち平行をなす一対のxシャフト15aが
摺動自在に支持されている。一方、カメラ本体には一対
の固定支持部材16が形成されており、各支持部材16
の内部には上記x貫通孔13と直交してy方向に延びる
y貫通孔16aが形成されている。y貫通孔16a内に
は、上記ガイド枠15を構成する、上記一対のxシャフ
ト15aに直交する一対のyシャフト15bがそれぞれ
摺動自在に支持されている。従って補正レンズ枠11
は、xシャフト15aとx貫通孔13の関係によりx方
向へ移動可能で、yシャフト15bとy貫通孔16aの
関係によりy方向へ移動可能であり、補正レンズ枠11
がxまたはy方向に駆動されると、これに保持される補
正レンズ12が一体に動く。なお、補正レンズ枠11の
移動が手振れ補正ユニット10の自重で生じないよう
に、ガイド枠15と各貫通孔(x貫通孔13、y貫通孔
16a)の摺接部分には、手振れ補正時に補正レンズ枠
11の駆動を妨げない程度で一定のフリクションが与え
られている。また補正レンズ枠11の自重による移動を
抑え、かつ非駆動時に所定の中立位置に保持させるため
には、ガイド枠15と補正レンズ枠11の間、及びガイ
ド枠15と固定支持部材16の間に、x及びy方向で補
正レンズ枠11の位置を一定に保持するばね部材を配し
てもよい。
bの前部には、第1固定ヨーク板18がカメラ内に固定
されている。また、前側フランジ11bと移動支持枠1
1aに挟まれる位置には、第2固定ヨーク板19が固定
されている。磁性材料からなる第1固定ヨーク板18及
び第2固定ヨーク板19は、いずれも上記補正レンズ1
2の光路を確保するために中央部に開口を有している。
なお、図1では第1固定ヨーク板18を透視した状態で
補正レンズ枠11を示している。
前面には、y駆動用空芯コイル20が固着されている。
y駆動用空芯コイル20は、前側フランジ11b前面の
外周形状に沿って枠状に導線が巻回された扁平空芯コイ
ルであり、その空芯部20aは、光軸Oと平行な方向か
ら見ると補正レンズ12の径方向断面より広くなってお
り、この空芯部20aの内側に補正レンズ12が位置す
るように配置されている(図1)。つまり、y駆動用空
芯コイル20の空芯部20aは、補正レンズ12に入射
する光束の光路となっている。上記第1固定ヨーク板1
8には、この枠状のy駆動用空芯コイル20のうちx方
向に延びる一対の平行導線部に対向させて、一対のy駆
動用固定磁石21a、21bが固着されている。
動用空芯コイル20の厚み方向(光軸方向)に着磁され
た永久磁石であり、この一対の磁石21a、21bと上
記固定ヨーク板18、19とによって図3に矢印αで示
す閉磁気回路が形成される。この磁気回路の磁束は、y
駆動用空芯コイル20の導線部の一対の平行部分に垂直
に鎖交しているため、該コイル20に通電すると磁束及
び電流に直交する方向への推力が発生する。すなわち、
図1の矢印A方向へ電流を流すと同図の上方向へ、矢印
B方向へ電流を流すと下方向への推力が、y駆動用空芯
コイル20に作用する。コイル20は補正レンズ枠11
に固定されており、補正レンズ枠11は上記ガイド枠1
5と固定支持部材16を介して図1のy方向に案内され
ているから、y駆動用空芯コイル20への通電により発
生した推力は補正レンズ枠11をy方向に移動させる。
つまり、y駆動用空芯コイル20の通電方向を変化させ
ると補正レンズ12を上下方向で正逆に駆動させること
ができる。補正レンズ12をy方向に駆動させる推力
は、y駆動用空芯コイル20に流す電流に比例してい
る。
aと後側フランジ11cに挟まれる位置には、第3固定
ヨーク部材22が固定され、後側フランジ11cの後部
には第4固定ヨーク部材23が固定されている。第3固
定ヨーク部材22及び第4固定ヨーク部材23は、いず
れも上記補正レンズ12の光路を確保するために中央部
に開口を有している。
芯コイル24が固着されている。x駆動用空芯コイル2
4は、y駆動用空芯コイル20と略同一形状をなす扁平
空芯コイルであり、その空芯部24aは補正レンズ12
の径方向断面より広く、この空芯部24aの内側に補正
レンズ12が位置するように設置されている。つまり空
芯部24aが補正レンズ12から出射する光束の光路と
なっている。上記第4固定ヨーク部材23には、x駆動
用空芯コイル24のうちx方向に延びる一対の平行導線
部に対向させて、一対のx駆動用固定磁石25a、25
bが固着されている。
に、x駆動用固定磁石25a、25bもx駆動用空芯コ
イル24の厚み方向(光軸方向)に着磁された永久磁石
であり、この一対の磁石21a、21bと固定ヨーク部
材22、23とによって図2に矢印βで示す閉磁気回路
が形成される。この磁気回路の磁束はx駆動用空芯コイ
ル24の一対の平行導線部に垂直に鎖交しており、コイ
ル24に電流を流すと磁束及び電流に直交する方向への
推力が発生する。すなわち、図1の矢印C方向へ電流を
流すと同図の左方向へ、矢印D方向へ電流を流すと右方
向への推力が、x駆動用空芯コイル24に作用する。コ
イル24は補正レンズ枠11に固定されており、補正レ
ンズ枠11は上記ガイド枠15と移動支持枠11a(x
貫通孔13)を介してx方向に移動可能に支持されてい
るから、x駆動用空芯コイル24への通電により発生し
た推力は補正レンズ枠11をx方向に移動させる。つま
り、x駆動用空芯コイル24の通電方向を変化させると
補正レンズ12を左右方向に正逆に移動させることがで
きる。この左右方向の推力は、x駆動用空芯コイル24
に流す電流に比例している。以上において、y駆動用空
芯コイル20及びx駆動用空芯コイル24に通電しない
状態では、それぞれの空芯部20a、24aの空芯中心
は補正レンズ12を通る光軸Oに一致する。
6とx位置検出センサ27が補正レンズ枠11の前方に
設置されている。このy位置検出センサ26とx位置検
出センサ27はそれぞれ公知の受光素子と発光素子から
なり、補正レンズ枠11に穿設したスリット(不図示)
の位置を検出して、補正レンズ枠11のx及びy方向で
の移動位置を検出することができる。
回路を図4に示した。カメラ内には、この電気回路が上
下方向用と左右方向用に1系統ずつ、計2系統設けられ
ている。例えば上下方向での手振れ補正では、使用者が
カメラを把持する際に生じた上下方向の手振れは、ジャ
イロセンサ28で光軸のy方向の振れ速度として検出さ
れ、さらに積分器29で積分されて振れ角度出力とな
る。一方、y位置検出センサ26で検出される補正レン
ズ12のy方向の位置出力は、誤差増幅器30において
上記振れ角度出力と比較増幅されてから電力増幅器31
で増幅される。そして補正レンズ12の位置出力と振れ
角度出力の間の誤差が減る(ゼロになる)方向へ補正レ
ンズ12を駆動させるようにy駆動用空芯コイル20に
コイル電流が流れる。これにより補正レンズ12がy方
向に駆動されて上下方向の手振れ補正が行われる。微分
器32はレンズ駆動を安定させる役割を有する。
イロセンサから得られる左右方向の手振れの大きさ及び
方向に応じて、x位置検出センサ27で補正レンズ12
のx方向での位置を検出しながらx駆動用空芯コイル2
4へ通電制御を行い、x方向の手振れを解消する方向に
補正レンズ12を駆動させる。これにより左右方向の手
振れ補正が行われる。
及びx駆動用空芯コイル24のコイル電流の通電方向を
制御することにより、補正レンズ12を光軸Oと直交す
る平面内で移動させて手振れを補正することができる。
補正レンズ駆動用の一対の空芯コイル20、24は、そ
の空芯部20a、24aを補正レンズ12の光路として
利用しているのでスペース効率がよい。加えて磁界を生
成する永久磁石とヨーク板も、この空芯コイルの前後に
配されている。従って、手振れ補正ユニット10の正面
投影面積が小さく抑えられている。この構成であれば空
芯コイルの空芯部を広く取ることができるので、コイル
に対向する永久磁石の設置間隔を離して磁束の有効利用
を図ることができる。なお本実施形態では、補正レンズ
12が駆動されたときに固定ヨークや永久磁石が光路に
干渉しないように、空芯コイル20、24の空芯部20
a、24aは、その駆動分を見込んで補正レンズ12の
径サイズよりも広く形成されている。
12の周縁に移動支持枠11aやガイド枠15からなる
駆動支持機構を設け、この駆動支持機構の前後位置に上
下方向補正用と左右方向補正用の電磁駆動機構を配して
いる。この配置であると両電磁駆動機構を光路上に置き
つつ、上下方向用と左右方向用の磁界生成手段が互いに
離れて置かれるためそれぞれの磁界が相互に干渉しにく
い。そして補正ユニット10を光軸方向にもコンパクト
に構成できる。
のであるが、本発明は双眼鏡のように複数の光軸を有す
る光学装置にも有効である。例えば双眼鏡の場合、上記
の手振れ補正ユニット10を2つ並列に配置して、左右
一対の光学系に対して個別に手振れ補正を行うことが可
能である。しかし、手振れは一対の光学系を内蔵する双
眼鏡の鏡体の動作によって生じるものであり、その補正
方向は左右の光軸とも同じである。よって同一の方向に
作動する補正機構を2つ設けるのでは、スペースや部品
に無駄があり、重量的にも不利である。
る、双眼鏡用の手振れ補正機構の実施形態を図5に示
す。この手振れ補正ユニット40は、上記補正レンズ枠
11に比して横長の補正レンズ枠41に、左右一対の補
正レンズ42、43が左右の光軸O上に保持されてい
る。図5においてx軸及びy軸は、左右の光軸Oと直交
する平面内において互いに直交する2つの軸であり、x
軸は双眼鏡の左右方向、y軸は上下方向に一致する。補
正レンズ枠41は、横長ロ字形のガイド枠44を介し
て、上記x方向及びy方向へ移動可能に支持されてい
る。補正レンズ枠41の前面には横長のy駆動用空芯コ
イル45が固着されており、その空芯部45aは、左右
の補正レンズ42、43に入射する光束を通す開口とな
っている。このy駆動用空芯コイル45を挟む前後には
図示しない一対の固定ヨークが設置されており、このう
ち前側の固定ヨークには、y駆動用空芯コイル45のう
ちx方向に延びる一対の平行導線部(長辺部)に対向さ
せて、一対のy駆動用固定磁石46が固定されている。
一方、補正レンズ枠41の後面には、補正レンズ42、
43両方からの射出光束を通す空芯部47aを有する横
長枠状のx駆動用空芯コイル47が固着され、これを挟
む前後位置に上記とは異なる一対の固定ヨーク(不図
示)が配される。このうち後側の固定ヨークには、x駆
動用空芯コイル47のy方向に延びる一対の平行導線部
(短辺部)に対向する一対のx駆動用固定磁石48が固
定されている。
空芯コイル45の厚み方向(光軸方向)に着磁されてお
り、その磁束が該コイル45のx方向の平行導線部に略
垂直に鎖交する。一対のx駆動用固定磁石48は、x駆
動用空芯コイル47の厚み方向(光軸方向)に着磁され
ており、その磁束が該コイル47のy方向の平行導線部
と略垂直に鎖交する。コイル45、47に電流を流した
ときに発生する推力の方向は、上記補正レンズ枠41の
可動方向(x及びy方向)と同じである。よって、ジャ
イロセンサ等で検出される手振れの方向と大きさに応じ
て、磁界内に置かれたy駆動用空芯コイル45またはx
駆動用空芯コイル47を通電制御することにより、補正
レンズ枠41を光軸Oと直交する平面内の所望位置へ駆
動させることができる。これにより補正レンズ42及び
補正レンズ43が一体に移動されて、左右の光学系で同
時かつ一体に手振れを補正することができる。このよう
に光軸が複数であっても、コイル形状を変化させること
で一つの空芯コイルを各光軸上の補正レンズに共通に用
いることができるので、手振れ補正ユニット40は構成
が簡単である。そして先の実施形態と同様に、空芯コイ
ルの空芯部を光路上に位置させたためスペース効率が良
く、手振れ補正ユニットの正面投影面積を小さく抑える
ことができる。
のさらに異なる形態を示す。この手振れ補正ユニット5
0では、正面から見て左側の補正光学系51は、対物側
から負レンズ51aと正レンズ51bの組み合わせから
なり、正面から見て右側の補正光学系52は負レンズ5
2aと正レンズ52bの組み合わせから構成されてい
る。揺動アーム53は、左右の光軸Oの中間位置におい
て該光軸と平行な回動軸54に軸支されており、回動軸
54を挟んだ一方の板部53aに負レンズ51aを保持
し、他方の板部53bに正レンズ52bを保持してい
る。負レンズ51aを保持する側の板部53aの前面に
は空芯コイル55が固定され、正レンズ52aを保持す
る側の板部53bの後面には空芯コイル56が固定され
ている。空芯コイル55、56は、その空芯部55a、
56aがそれぞれ補正光学系51、52の径方向断面よ
りも広くなるように導線が巻回され、その空芯部55
a、56aが補正光学系51、52の光路上に位置する
ように設置されている。なお図6及び図7においてx軸
及びy軸は、光軸Oと直交する平面内において互いに直
交する2方向に向いており、x軸は双眼鏡の左右方向、
y軸は上下方向に一致する。
板57及び第2ヨーク板58が設けられ、第1ヨーク板
57には空芯コイル55のx方向の平行導線部に対向す
る一対の永久磁石59が取り付けられている。一方、空
芯コイル56を挟む位置には第3ヨーク板60及び第4
ヨーク板61が設けられ、第4ヨーク板61には空芯コ
イル56のx方向の平行導線部に対向する一対の永久磁
石62が取り付けられている。また揺動アーム53の前
方には、該揺動アーム53の回転角度位置を検出する補
正レンズ位置検出センサ63が設けられる。
各一対の永久磁石59及び永久磁石62の取り付け位置
が平行であるため、空芯コイル55及び空芯コイル56
に電流を流したときに発生する推力軸は、共に図6中の
y方向に向いている。例えば、空芯コイル55と空芯コ
イル56のそれぞれに図6中の矢印E方向へ電流を流す
と、負レンズ51a側では図中上方向、正レンズ52b
側では下方向への推力が発生し、揺動アーム53が回動
軸54を中心に時計方向に駆動される。反対に空芯コイ
ル55と空芯コイル56のそれぞれに矢印F方向へ電流
を流すと、逆方向への推力が発生して揺動アーム53が
反時計方向に駆動される。このように、空芯コイル5
5、56を通電制御することにより揺動アーム53を揺
動させ、負レンズ51aと正レンズ52aを駆動するこ
とができる。揺動アーム53の揺動は、鏡体に対して若
干の左右方向(x方向)への移動を伴うものの、主とし
て負レンズ51aと正レンズ52aを上下方向(y方
向)に移動させる。つまり揺動アーム18を駆動するこ
とによって、上下方向の手振れを補正することができ
る。なお、左右の補正レンズが回動軸54を中心に同方
向へ回動するときには、左右の補正レンズは互いに逆方
向に向かうから、補正レンズ系51では負レンズ51
a、補正レンズ系52では正レンズ52bという符号が
反対のレンズを駆動することで左右の光軸を上あるいは
下のいずれか同方向に補正している。この実施形態でも
空芯コイル55、56の空芯部55a、56aを光路上
に位置させたのでスペース効率がよく、手振れ補正機構
の正面投影面積を小さく抑えることができる。
ではない。例えば、第1の実施形態及び第2の実施形態
では、補正レンズの前側の光路上に上下方向用、後側の
光路上に左右方向用の電磁駆動機構を配置したが、この
配置は前後で逆とすることができる。また、想定される
使用条件や対象とする使用者によっては電磁駆動機構は
上下方向用または左右方向用のいずれか一方のみを設け
てもよい。この場合、第1と第2の実施形態のように補
正レンズ枠を直進駆動するタイプでは、空芯コイルを含
む電磁駆動機構は1つで足り、構成がより簡単になる。
その際、空芯コイル及び磁界生成手段の設置位置は、空
芯空間を光路として利用するのであれば補正レンズの前
後のいずれであってもよい。
動する電磁駆動機構の空芯コイルの空芯部を光学系の光
路上に配したため、手振れ補正機構の正面投影面積を小
さく抑えて光学装置の小型化に寄与することができる。
形態を表す正面図である。
ク図である。
を表す正面図である。
である。
Claims (5)
- 【請求項1】 光軸と直交する平面と平行に移動可能に
支持された移動枠と、この移動枠に光軸上に位置させて
支持された補正レンズと、磁界生成手段と、この磁界生
成手段が生成する磁界中で上記移動枠と相対固定され、
通電により発生する推力で上記補正レンズを駆動させる
空芯コイルとを備えた手振れ補正機構において、 上記空芯コイルの空芯部を補正レンズの光路上に位置さ
せたことを特徴とする光学装置の手振れ補正機構。 - 【請求項2】 請求項1記載の手振れ補正機構におい
て、光学装置は左右に一対の光軸を有し、上記移動枠は
該一対の光軸上にそれぞれ左右一対の補正レンズを位置
させて一体に支持しており、 上記空芯コイルは、左右の補正レンズに共通で、両補正
レンズの光路上に単一の空芯部を位置させるための横長
形状をなしている光学装置の手振れ補正機構。 - 【請求項3】 請求項1または2記載の手振れ補正機構
において、上記移動枠は光軸と直交する平面内で、互い
に直交する2方向へ直進移動可能に支持された2方向直
進移動枠であり、 この2方向直進移動枠の移動方向と平行な推力軸をそれ
ぞれ有する一対の空芯コイルが、その空芯部を補正レン
ズの光路上に位置させて2方向直進移動枠の前後位置に
それぞれ設けられている光学装置の手振れ補正機構。 - 【請求項4】 請求項1記載の手振れ補正機構におい
て、光学装置は左右に一対の光軸を有し、上記移動枠
は、左右の光軸の中間で該光軸と平行な回動軸を中心
に、左右の光軸上に位置させた左右一対の補正レンズを
揺動させる揺動部材であり、 一対の空芯コイルが、その空芯部を左右の補正レンズの
光路上に位置させて揺動部材上に設けられている光学装
置の手振れ補正機構。 - 【請求項5】 請求項1ないし4いずれか1項記載の手
振れ補正機構において、磁界生成手段は空芯コイルを挟
んだ光軸方向の前後位置に設けられる光学装置の手振れ
補正機構。
Priority Applications (1)
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| JP16997097A JP3863638B2 (ja) | 1997-06-26 | 1997-06-26 | 光学装置の手振れ補正機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16997097A JP3863638B2 (ja) | 1997-06-26 | 1997-06-26 | 光学装置の手振れ補正機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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| JP3863638B2 JP3863638B2 (ja) | 2006-12-27 |
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Family Applications (1)
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1997
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