JPH1115110A - 写真感光材料用包装材料及びこれを用いた写真感光材料包装体 - Google Patents

写真感光材料用包装材料及びこれを用いた写真感光材料包装体

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JPH1115110A
JPH1115110A JP18307897A JP18307897A JPH1115110A JP H1115110 A JPH1115110 A JP H1115110A JP 18307897 A JP18307897 A JP 18307897A JP 18307897 A JP18307897 A JP 18307897A JP H1115110 A JPH1115110 A JP H1115110A
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JP
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surface layer
photographic
packaging material
resin
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JP18307897A
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Mutsuo Akao
睦男 赤尾
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】写真感光材料用包装材料として必要な諸特性に
優れる他に、製造する際に製造工程が少なく安価である
と共に、最近施行されたリサイクル法に対処すべく包装
材料として使用した後に再使用可能性が高く、リサイク
ル適性に優れ、廃棄適性や焼却適性に優れ、人体及び自
然環境に悪影響を及ぼすことのない写真感光材料用包装
材料を提供する。 【解決手段】外側表面層3aと、内側表面層1と、これ
らの間に存在する中間層2aを有する同時3層共押出し
フィルムから成り、前記中間層はメルトフローレートが
0.95g/10分以下、密度が0.935g/cm3
以上のホモポリエチレン樹脂及びエチレン−αオレフィ
ン共重合体樹脂のうちの1種以上を20重量%以上含
み、前記外側表面層及び前記内側表面層は、メルトフロ
ーレートが前記中間層よりも高く、エチレン系樹脂を5
0重量%以上含有する写真感光材料用包装材料。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、写真感光材料用包
装材料及びこれを用いた写真感光材料包装体に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】写真感光材料を包装する包装材料とし
て、従来、次のものが開示されている。特公平2−27
00号公報には、ポリエチレン系ポリマーと1重量%以
上の遮光性物質から成り、全ポリエチレン系ポリマーの
50重量%以上がエチレン−αオレフィン共重合体樹脂
である遮光性フィルムを少なくとも一層有する包装材料
が記載されている。
【0003】特公平2−2701号公報には、支持体の
少なくとも一面に50重量%以上の線状低密度ポリエチ
レン(L−LDPE)樹脂から成り遮光性物質を実質的
に含まないポリエチレン系ポリマー層を形成し少なくと
も遮光性を有する層を1層有する積層体から成る包装材
料が記載されている。
【0004】実公平2−19226号公報には、50重
量%以上の高圧法低密度ポリエチレン樹脂を含む内層の
遮光性ヒートシールフィルム層と、アルミニウム箔層
と、耐熱性フレキシブルシート層を接着層を介して積層
した易開封性包装材料が記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記特公平2−270
0号公報の包装材料は、リサイクル適性、引裂き強度、
ヒートシール適性及びゲルボテスト強度が優れたもので
あるが、ヤング率が小さく、エッジがシャープで重量が
大きい写真感光材料を包装した包装体では、前記シャー
プなエッジでピンホールや切断や伸び等が発生し、防湿
性や遮光性を必要とする場合はこれらを確保することが
困難である。また易開封性を付与することは困難であ
る。
【0006】前記特公平2−2701号公報の包装材料
は、支持体がポリエチレン系樹脂以外から成る場合はリ
サイクル適性に欠けるだけでなく、この包装材料を製造
する際には、少なくとも2つの工程(支持体製造工程、
ポリエチレン系ポリマー層形成工程)を必要とするため
高価になる上に、材料のロスが大きくシワや筋故障が発
生しやすい欠点を有する。また易開封性を付与すること
は困難である。
【0007】前記実公平2−19226号公報の包装材
料は、物理強度が不十分である上に、製造する際に少な
くとも5つの工程を必要とするために高価である。また
アルミニウム箔層を積層しているのでリサイクル適性に
欠ける。
【0008】本発明は上記の従来の包装材料の問題点を
解決し、写真感光材料用包装材料として必要な以下の諸
特性に優れる他に、製造する際に製造工程が少なく安価
であると共に、最近施行された容器・包装リサイクル法
に対処すべく包装材料として使用した後に再使用可能性
が高く、リサイクル適性に優れ、廃棄適性や焼却適性に
優れ、人体及び自然環境に悪影響を及ぼすことのない写
真感光材料用包装材料及びこれを用いた写真感光材料包
装体を提供することを目的とする。
【0009】精密化学製品である写真感光材料の変質し
やすい品質を1年以上の長期間の有効使用期間中良好な
状態で維持するため、写真感光材料用包装材料として必
要な諸特性としては、光カブリを完全に防止可能な遮光
性の他に、防湿性、ガスバリヤ性、高いヤング率、高い
各種の物理強度(引裂き強度、衝撃穴あけ強度、破袋強
度、ゲルボテスト強度、摩耗強度、落下強度等)、ヒー
トシール適性(高ヒートシール強度、カットシール性、
ホットタック性、夾雑物シール性、低温ヒートシール
性、1年以上の長期間の有効使用期間中のヒートシール
強度維持性等)、帯電防止性、防曇性、平面性、すべり
特性、写真感光材料の出し入れ適性、及び使用原料とし
て写真感光材料の写真性に悪影響を及ぼす物質(例え
ば、特開平6−67356号公報第2頁第2欄第47行
〜第3頁第3欄第14行に記載されている物質等)を写
真性に対して問題ない程度以下で含有すること等があ
る。さらにセーフライト下でも表裏判別可能であるこ
と、印刷可能であることが必要になる場合もある。
【0010】
【課題を解決するための手段】メルトフローレートが
0.95g/10分以下、密度が0.935g/cm3
以上のホモポリエチレン樹脂及びエチレン・αオレフィ
ン共重合体樹脂(但しαオレフィンの含有量は0.5モ
ル%未満)は、メルトフローレートが低いので、分子量
が大きく、高い分子配向性を有するから、単独で押出さ
れてフィルム状に成形された場合には、押出し方向に破
けやすい。また、厚さが50μmを越えると、内部応力
の緩和に時間が必要となりメルトフラクチャー(melt f
racture)が発生するので、包装した写真感光材料の表
面に擦り傷や圧力カブリ等をつけてしまうという欠点が
あった。
【0011】そこで、本発明者は、メルトフローレート
が前記樹脂よりも高く、エチレン系樹脂を50重量%以
上含有する2層のエチレン系樹脂層を表面層とし、これ
ら表面層の間にメルトフローレートが低い前記樹脂から
成る中間層を位置させて同時多層共押出ししてフィルム
状に成形したところ、得られた同時多層共押出しフィル
ムは、メルトフローレートが低い前記樹脂のみから成る
フィルムの上記欠点が解消されていると共に、生産性が
高く包装材料としての物理強度、使用性等に優れてお
り、さらに写真感光材料用包装材料として要求される諸
特性を有することを見出し、本発明を完成するに至っ
た。
【0012】即ち、本発明によれば、次の写真感光材料
用包装材料及びこれを用いた写真感光材料包装体により
上記問題点を解決することができる。
【0013】包装する写真感光材料から最もはなれた
外側表面層と、前記写真感光材料に最も近い内側表面層
と、前記外側表面層及び前記内側表面層の中間に存在す
る中間層の3層以上を有する同時多層共押出しフィルム
を具備し、前記中間層は、メルトフローレートが0.9
5g/10分以下、密度が0.935g/cm3以上の
ホモポリエチレン樹脂及びエチレン・αオレフィン共重
合体樹脂(但しαオレフィンの含有量は0.5モル%未
満)のうちの1種以上を20重量%以上含み、前記外側
表面層及び前記内側表面層は、メルトフローレートが前
記中間層よりも高く、エチレン系樹脂を50重量%以上
含有するエチレン系樹脂層である写真感光材料用包装材
料。前記外側表面層及び前記内側表面層は、メルトフロ
ーレートが前記中間層の2倍以上である上記写真感光材
料用包装材料。前記中間層の厚さは前記同時多層共押出
しフィルムの厚さの40〜98%である上記写真感光材
料用包装材料。
【0014】上記本発明の写真感光材料用包装材料で
写真感光材料を包装して成り、前記写真感光材料用包装
材料の同時多層共押出しフィルムの押出し方向に開封さ
せるための手段を設けた写真感光材料包装体。なお、前
記メルトフローレートはASTM D 1238のE条
件(温度190℃、荷重2.16kg)で測定した値で
あり、前記密度はASTM D 1505で測定した値
である。また、本発明において数値範囲の記載は、両端
値のみならず、その中に含まれる全ての任意の中間値を
含むものとする。
【0015】
【発明の実施の形態】
〔写真感光材料用包装材料〕本発明の写真感光材料用包
装材料は、3層以上の同時多層共押出しフィルムを具備
する。このような同時多層共押出しフィルムは、例えば
多層共押出しインフレーションフィルム成形方法あるい
は多層共押出しTダイフィルム成形方法により成形して
得ることができる。
【0016】前記3層以上の同時多層共押出しフィルム
は、包装する写真感光材料から最もはなれた外側表面層
と、前記写真感光材料に最も近い内側表面層と、前記外
側表面層及び前記内側表面層の中間に存在する1層以上
の中間層を有する。従って、1層の中間層を有する3層
の同時多層共押出しフィルムばかりでなく、例えば第1
中間層と第2中間層の2層の中間層を有する4層の同時
多層共押出しフィルムや、第1中間層と第2中間層と第
3中間層の3層の中間層を有する5層の同時多層共押出
しフィルムのように、n層の中間層を有する(n+2)
層の同時多層共押出しフィルムにすることができる。
【0017】本発明の写真感光材料用包装材料における
同時多層共押出しフィルムが2層以上の中間層を有する
場合は、少なくとも1層の中間層が、メルトフローレー
トが0.95g/10分以下、密度が0.935g/c
3以上のホモポリエチレン樹脂及びエチレン・αオレ
フィン共重合体樹脂(但しαオレフィンの含有量は0.
5モル%未満)のうちの1種以上を20重量%以上含む
層であればよい。このような条件を具備する2層以上の
中間層が連続して積層していてもよく、また、全ての中
間層が前記条件を具備していてもよい。
【0018】エチレン・αオレフィン共重合体樹脂にお
けるαオレフィンは、炭素数が3〜20ケ、好ましくは
炭素数が3〜15ケ、特に好ましくは、ブテン−1、ペ
ンテン−1、オクテン−1、ヘキセン−1,4−メチル
−ペンテン−1、ヘプテン−1,3−メチル−ペンテン
−1、4−メチル−ペンテン−1、ヘプセン−1、ノネ
ン−1、ウンデセン−1、ドデセン−1、デセン−1等
である。
【0019】[同時多層共押出しフィルムの中間層]中
間層は、メルトフローレートが0.95g/10分以
下、密度が0.935g/cm3以上のホモポリエチレ
ン樹脂及びエチレン・αオレフィン共重合体樹脂のうち
の1種以上を20重量%以上含み、好ましくは40重量
%以上、より好ましくは50重量%以上、特に好ましく
は70重量%以上、最も好ましくは80重量%以上含
む。縦方向のヤング率を大きくし、物理強度や剛度を大
きくしながら、且つ、縦方向(押出し方向)には直線状
に引き裂くことが可能な同時多層共押出しフィルムとす
る時は、メルトフローレートは小さく密度は大きいホモ
ポリエチレン樹脂及びエチレン・αオレフィン共重合体
樹脂のうちの1種以上を多く含む中間層を、同時多層共
押出しフィルムの厚さの60%〜98%の厚さになるよ
うにする。
【0020】中間層がエチレン・αオレフィン共重合体
樹脂を含む場合における当該エチレン・αオレフィン共
重合体樹脂におけるαオレフィンの含有量は、0.5モ
ル%未満であり、好ましくは0.3モル%以下、より好
ましくは0.1モル%以下、特に好ましくは0.05モ
ル%以下、最も好ましくは0.03モル%以下である。
【0021】中間層が含有する前記ホモポリエチレン樹
脂及びエチレン・αオレフィン共重合体樹脂のメルトフ
ローレートは、0.95g/10分以下であり、好まし
くは0.01〜0.80g/10分、より好ましくは
0.02〜0.65g/10分、特に好ましくは0.0
3〜0.50g/10分、最も好ましくは0.04〜
0.35g/10分である。中間層全体としてのメルト
フローレートは、0.95g/10分以下にすることが
でき、好ましくは0.01〜0.80g/10分、より
好ましくは0.02〜0.65g/10分、特に好まし
くは0.03〜0.50g/10分、最も好ましくは
0.04〜0.35g/10分である。
【0022】中間層が含有する前記ホモポリエチレン樹
脂及びエチレン・αオレフィン共重合体樹脂の密度は、
0.935g/cm3以上であり、好ましくは0.93
7〜0.980g/cm3、より好ましくは0.939
〜0.970g/cm3、特に好ましくは0.941〜
0.965g/cm3、最も好ましくは0.943〜
0.960g/cm3である。中間層全体としての密度
は、0.935g/cm3以上にすることができ、好ま
しくは0.937〜0.980g/cm3、より好まし
くは0.939〜0.970g/cm3、特に好ましく
は0.941〜0.965g/cm3、最も好ましくは
0.943〜0.960g/cm3である。
【0023】メルトフローレートが0.95g/10分
以下、密度が0.935g/cm3以上のホモポリエチ
レン樹脂及びエチレン・αオレフィン共重合体樹脂(但
しαオレフィンの含有量は0.5モル%未満)のうちの
1種以上を20重量%以上含む中間層の厚さ(このよう
な中間層を2層以上有する場合はそれらの合計の厚さ)
は、好ましくは、同時多層共押出しフィルムの厚さの4
0〜98%であり、より好ましくは50〜95%、より
一層好ましくは60〜92%、さらに好ましくは70〜
90%である。
【0024】本発明でメルトフローレート及び密度を特
定された前記ホモポリエチレン樹脂及びエチレン・αオ
レフィン共重合体樹脂(但しαオレフィンの含有量は
0.5モル%未満)のうちの1種以上を20重量%以上
含む単層の中間層(2層以上の中間層の場合は2層以上
の合計の中間層)の厚さは、5〜150μm、好ましく
は10〜130μm、特に好ましくは15〜110μ
m、最も好ましくは20〜90μmにすることができ
る。
【0025】中間層における前記特定のメルトフローレ
ート及び密度を有するホモポリエチレン樹脂及びエチレ
ン・αオレフィン共重合体樹脂以外の部分は、多層共押
出し可能な熱可塑性樹脂(好ましくは後述のポリオレフ
ィン樹脂)にすることができる。
【0026】[同時多層共押出しフィルムの表面層]同
時多層共押出しフィルムの表面層には、包装する写真感
光材料から最もはなれた外側表面層と、前記写真感光材
料に最も近い内側表面層がある。前記外側表面層及び前
記内側表面層は、リサイクル適性、焼却適性が優れ、安
価で、写真感光材料の写真性に悪影響を及ぼすことが少
なく、ヒートシールによる密封包装も可能なエチレン系
樹脂を50重量%以上(より好ましくは60重量%以
上、さらに好ましくは70重量%以上、特に好ましくは
80重量%以上、最も好ましくは90重量%以上)含有
し、メルトフローレートが前記中間層よりも高いエチレ
ン系樹脂層である。エチレン系樹脂としては、次のポリ
オレフィン樹脂を用いることができる。
【0027】ポリオレフィン樹脂は、エチレン、プロピ
レン、ブテン、イソプレン、ペンテン、メチルペンテン
などの比較的簡単な構造のオレフィン類の単独重合体樹
脂あるいは共重合体樹脂又はこれらの2種以上の混合樹
脂の総称であり、エチレン−αオレフィン共重合体樹
脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂、エチレン−エ
チルアクリレート共重合体樹脂、プロピレン−αオレフ
ィン共重合体樹脂、アイオノマー、エチレン−プロピレ
ン−ジエン類のターポリマー、ポリオレフィン系エラス
トマーなどをも包含する。好ましくは、ホモポリエチレ
ン樹脂、ホモポリプロピレン樹脂、プロピレン−αオレ
フィン共重合体樹脂、エチレン−αオレフィン共重合体
樹脂、ポリオレフィン系エラストマー及びエチレン共重
合体樹脂の1種以上にする。エチレン共重合体樹脂とし
ては、例えば、特開平2−178652号公報の第4頁
左下欄3行〜第5頁右下欄の表に記載のものがある。
【0028】前記外側表面層又は前記内側表面層におけ
る、50重量%以上のエチレン系樹脂以外の部分は、こ
のエチレン系樹脂以外の共押出し可能な熱可塑性樹脂に
することができる。
【0029】[表面層のメルトフローレート]同時多層
共押出しフィルムの前記外側表面層及び前記内側表面層
のメルトフローレートは、前記中間層のメルトフローレ
ートの2倍以上にすることができ、好ましくは4倍以
上、より好ましくは6倍以上、さらに好ましくは8倍以
上にすることができる。
【0030】外側表面層及び内側表面層のメルトフロー
レートは、前記中間層のメルトフローレートよりも高い
という条件下において、例えば、0.1〜50g/10
分、好ましくは0.5〜30g/10分、より好ましく
は1〜10g/10分、特に好ましくは1〜8g/10
分、最も好ましくは1〜5g/10分にすることができ
る。
【0031】本発明の写真感光材料用包装材料は、3層
以上の同時多層共押出しフィルムに接着層を介して各種
のフレキシブルシート層(厚さ7μm以上の金属箔層を
含むフレキシブルシート層を除く各種の不織布、各種の
紙、各種のプラスチックフィルム、セロハン、各種の金
属、アルミナ、セラミックス、酸化珪素等の蒸着フィル
ム又は蒸着紙、各種の合成紙、各種の編織物等、特に印
刷適性、耐熱性、写真性等が優れている各種の紙、各種
の合成パルプ紙、各種の合成紙、各種の加工紙、各種の
光反射性顔料を含むプラスチックフィルム、各種の不織
布が、写真感光材料用包装材料を構成するフレキシブル
シート層としては好ましい。)を設けることができる。
また、前記フレキシブルシート層には、厚さ7μm以上
の金属箔層を含むフレキシブルシート層と比較して焼却
適性が良いので、厚さ0.1μm以下(好ましくは0.
05μm程度以下)までの金属蒸着層及びアルミナ・セ
ラミック・酸化珪素等の無機物質蒸着層を含むことがで
きる。
【0032】なお、本発明の写真感光材料用包装材料で
は、シングルサイト触媒(カミンスキー博士の発明した
メタロセン触媒、例えばシクロペンタジェン環を配位し
た金属化合物とメチルアルモキサンからなる触媒)を用
いて製造したエチレン系樹脂を用いることができる。代
表的な例が特開昭60-35006号公報、特開昭60-35007号公
報、特開昭60-35008号公報、特開昭60-106808号公報、
特開昭61-31404号公報、特開昭61-108610号公報、特開
昭61-296008号公報、特表昭63-501369号公報、特開昭63
-178108号公報、特開平1-101315号公報、特開平2-41303
号公報、特開平4-25514号公報、特公平8-16128号公報、
特公平8-32732号公報、特公平8-32733号公報、特開平9-
40793号公報、米国特許4,530,914号公報、米国特許4,52
2,982号公報等に数多く開示されている。
【0033】[外側表面層の着色物質]本発明の写真感
光材料用包装材料は、外側表面層に各種の顔料や染料及
び金属粉末等を含有させることができる。顔料として
は、改訂新版顔料便覧(日本顔料技術協会編、1989
年3月10日、株式会社誠文堂新光社発行)に記載の顔
料、特に第7〜50頁に記載の体質顔料、白色顔料、黒
色顔料、黄色顔料、橙色顔料、褐色顔料、赤色顔料、紫
色顔料、青色顔料、緑色顔料、螢光顔料、金属粉末顔料
を、本発明の効果が損なわれない範囲の量で含有させる
ことができる。
【0034】好ましくは、外側表面層に光反射性物質
(白色顔料を包含する白色の着色物質、黄色顔料を包含
する黄色の着色物質、銀色や金色の着色物質等)を添加
して光反射性と遮光性を有する外側表面層とすることが
できる。この場合の外側表面層としては、エチレン・α
オレフィン共重合体樹脂を50重量%以上含むエチレン
系樹脂層が物理強度、光反射性物質添加適性の点で好ま
しい。外側表面層中に白色(含む灰色)、黄色、金色又
は銀色等の光反射性着色物質を含有させると、この着色
物質により光の反射性を良好にし耐熱性を向上させ、写
真感光材料包装体を製造するセーフライト下での写真感
光材料用包装材料の表裏判別性を向上させることができ
る。
【0035】白色(含む灰色)の着色物質としては、酸
化チタン、亜鉛華、鉛白、塩基性硫酸鉛、硫酸鉛、リト
ポン、硫化亜鉛、酸化アンチモン、雲母、硫酸バリウ
ム、ケイ酸マグネシウム、硫酸カルシウム、炭酸カルシ
ウム、水酸化アルミニウム、亜鉛末、珪藻土、クレー、
マイカ等が使用される。
【0036】黄色の着色物質としては、チタンイエロ
ー、クロムイエロー、カドミウムイエロー、オイルイエ
ロー、クロムフタールイエローGR、キノフタロン顔
料、各種のベンジジンイエロー(G、GR)、亜鉛黄、
クロム酸バリウム、黄色酸化鉄、黄土、鉛シアナミド、
鉛酸カルシウム、ナフトールイエロー、各種のハンザイ
エロー(10G、5G、3G、G、GR、A、RN、
R)、ピグメントイエローL、各種のパーマネントイエ
ロー(FGL、H10G、HR)、各種のバルカンファ
ストイエロー(5G、R)、タートラジンレーキ、キノ
リンイエローレーキ、アンスラゲンイエロー、アンスラ
ピリミジンイエロー等が使用される。
【0037】銀色の着色物質としては、アルミニウム粉
末、アルミニウムペースト、合成真珠箔等が使用され
る。金色の着色物質としては、銅粉末、銅合金粉末、上
記銀色の着色物質と黄色染・顔料との併用物等が使用さ
れる。これらの着色物質を2種以上混合して用いてもよ
いし、これらの光反射性着色物質とこれ以外の他の着色
物質(赤、緑、黄、金等)とを混合して外側表面層に含
有させてもよく、さらに内側表面層に光吸収性着色物質
のカーボンブラックを含有させて黒色着色層としてセー
フライト下でも包装材料の表裏を判別可能にすることが
できる。最も好ましい光反射性着色物質は、白色又は銀
色の着色物質である。光反射性物質を添加した外側表面
層の加工機適性の改善の為に、外側表面層中に各種の滑
剤や帯電防止剤等を必要特性に合せて必要量添加するこ
とができる。
【0038】[添加剤]本発明の写真感光材料用包装材
料の同時多層共押出しフィルムのいずれかの層、あるい
はフレキシブルシート層のいずれかの層には、本発明の
効果が妨げられない程度の量で特開平2−178652
号公報、特開平6−67356号公報、特開平7−29
5150号公報等に記載の各種の添加剤、例えば、遮光
性物質、滑剤、酸化防止剤、界面活性剤、ブロッキング
防止剤、紫外線吸収剤、低分子量熱可塑性樹脂可塑剤、
脱臭剤、脱酸素剤、相溶化剤、吸湿剤、ハイドロタルサ
イト類化合物、等を含有させることができる。
【0039】遮光性物質としては、例えば特開平6−6
7356号公報の第6頁第10欄第18行〜第7頁第1
2欄第49行に記載のもの等を用いることができる。滑
剤としては、例えば特開平6−67356号公報の第7
頁第12欄第50行〜第9頁第15欄第32行に記載の
もの等を用いることができる。酸化防止剤としては、例
えば特開平6−67356号公報の第3頁第3欄第20
行〜第5頁第7欄第15行に記載のもの、特開平7−2
95150号公報の第13頁第24欄第47行〜第15
頁第28欄第14行に記載のもの等を用いることができ
る。
【0040】界面活性剤としては、例えば特開平6−6
7356号公報の第9頁第16欄第26行〜第10頁第
17欄第18行に記載のもの等を用いることができる。
ブロッキング防止剤としては、特開平2−178652
号公報の第9頁右下欄第19行〜第10頁左上欄第16
行に記載のもの等を用いることができる。また、例えば
特開平7−295150号公報の第16頁第29欄第2
行〜第17頁第32欄第27行に記載のハイドロタルサ
イト類化合物等を用いることができる。
【0041】さらにまた特開平4−149542号公報
の第6頁左下欄第8行〜第8頁右上欄第9行に記載の防
菌又は防かび剤を用いることができる。特に銅−8−キ
ノリノレート、ビス(トリブチル錫)オキシド、トリブ
チル錫アセテート、ビス(トリブチル錫)トリサルファ
イド、トリブチル錫ラウレート、2,4,4’−トリク
ロロ−2’−ヒドロキシジフェニールエーテル、第4級
アンモニウム塩系化合物が好ましい。
【0042】[層構成]以下、図1〜6に基づいて本発
明の写真感光材料用包装材料の層構造の例についてより
具体的に説明する。ここで図1〜6は、本発明の写真感
光材料用包装材料の厚さ方向の断面図である。
【0043】図1の写真感光材料用包装材料は、包装す
る写真感光材料から最もはなれた外側表面層3aと、前
記写真感光材料に最も近い内側表面層1と、前記外側表
面層3a及び前記内側表面層1の中間に存在する中間層
2aの3層を有する同時3層共押出しフィルムIIIから
成る。これらの外側表面層3a、内側表面層1及び中間
層2aは、それぞれ本発明で特定する構成要件を具備す
る。また、外側表面層3a及び中間層2aは、それぞれ
遮光性物質を含有する。
【0044】図2の写真感光材料用包装材料は、内側表
面層1に遮光性物質を含ませる以外は図1の前記同時3
層共押出しフィルムIIIと同様にした同時3層共押出し
フィルムIIIaである。
【0045】図3の写真感光材料用包装材料は、包装す
る写真感光材料から最もはなれた外側表面層3aと、前
記写真感光材料に最も近い内側表面層1aと、前記外側
表面層3a及び前記内側表面層1aの中間に存在する2
層の中間層2a及び4aの4層を有する同時4層共押出
しフィルムIVaから成る。前記内側表面層1aに近いほ
うから中間層4a及び中間層2aが順に積層している。
これらの外側表面層3a、内側表面層1a、中間層2a
及び4aは、それぞれ本発明で特定する構成要件を具備
する。また、同時4層共押出しフィルムIVaの全ての層
は、遮光性物質を含有する。
【0046】図4の写真感光材料用包装材料は、包装す
る写真感光材料から最もはなれた外側表面層3と、前記
写真感光材料に最も近い内側表面層1aと、前記外側表
面層3及び前記内側表面層1aの中間に存在する2層の
中間層2a及び4aの4層を有する同時4層共押出しフ
ィルムIVaから成る。前記内側表面層1aに近いほうか
ら中間層2a及び中間層4aが順に積層している。これ
らの外側表面層3、内側表面層1a、中間層2a及び4
aは、それぞれ本発明で特定する構成要件を具備する。
また、外側表面層3以外の全ての層は、遮光性物質を含
有する。
【0047】図5の写真感光材料用包装材料は、図1に
示す同時3層共押出しフィルムIIIの内側表面層1同士
をブロッキング現象により接着して得られたものであ
り、前記内側表面層1同士の界面をブロッキング接着界
面Bとしている。この包装材料は、3層共押出しインフ
レーションフィルム成形方法により、径方向断面で3層
(外側表面層3a、ブロッキング性を有する内側表面層
1、及びこれらの間の中間層2a)が同心円状に積層し
ているチューブ状の同時3層共押出しフィルムを得て、
引き続き前記チューブ状の同時3層共押出しフィルムの
内側表面層1同士をニップロール(又はピンチロールと
も言う。通常一方をゴムロールに、他方を冷却に便利な
金属ロールにしている。)で圧着させ、必要であれば適
宜切断して得ることができる。
【0048】図6の写真感光材料用包装材料は、図2に
示された前記同時3層共押出しフィルムIIIaと、アル
ミニウムやアルミナやセラミックスや酸化珪素等の蒸着
薄膜層Mを片面に具備し遮光性物質を含有するフレキシ
ブルシート層5aとを、前記同時3層共押出しフィルム
IIIaの前記外側表面層3aと前記蒸着薄膜層Mとの間
を接着層6で接着して得られたものである。
【0049】〔写真感光材料包装体〕本発明の写真感光
材料包装体は、本発明の写真感光材料用包装材料で写真
感光材料を包装して成り、前記写真感光材料用包装材料
の同時多層共押出しフィルムの押出し方向(縦方向又は
machine directionとも言う)に開封させるための手段
を設けている。前記手段としては、同時多層共押出しフ
ィルムの押出し方向(縦方向又はmachine directionと
も言う)に開封させる旨の表示(例えば矢印)や、同時
多層共押出しフィルムの押出し方向を切り込み方向とす
る切り込み、例えば前記押出し方向に平行な複数の直線
状の切り込みや先端の頂角がV字形の切り込み等があ
る。
【0050】本発明の写真感光材料用包装材料は、写真
感光材料として次のものを包装して写真感光材料包装体
にすることができる。 (1)[ハロゲン化銀写真感光材料] 印刷用フィルム、カラー又は白黒印画紙、カラー又は白
黒ネガフィルム、印刷用マスター紙、DTR(拡散転
写)感光材料、電算写植フィルム及びペーパー、カラー
又は白黒ポジフィルム、カラーリバーサルフィルム、マ
イクロフィルム、映画用フィルム、自己現像型写真感光
材料、直接ポジ型フィルム及びペーパー等である。
【0051】(2)[熱現像感光材料] 熱現像カラー感光材料及び熱現像白黒感光材料である。
例えば特公昭43−4921号公報、同43−4924
号公報、「写真工学の基礎」銀塩写真編(1879年コ
ロナ社刊行)の553頁〜555頁及びリサーチ・ディ
スクロージャー誌1978年6月号9頁〜15頁(RD
−17029)等に記載されているもの。さらに、特開
昭59−12431号公報、同60−2950号公報、
同61−52343号公報や米国特許第4,584,2
67号明細書に記載されている転写方式の熱現像カラー
写真感光材料等である。
【0052】(3)[感光・感熱性記録材料] 特開平3−72358号公報等に記載されているフォト
サーモグラフィー(感光・感熱画像形成方法)を用いた
記録材料等である。 (4)[ジアゾニウム写真感光材料] 4−モルフォリノベンゼンジアゾニウムマイクロフィル
ム、マイクロフィルム、複写用フィルム、印刷用版材等
である。 (5)[アジド、ジアジド系写真感光材料] パラアジドベンゾエード、4,4’ジアジドスチルベン
等を含む感光材料、例えば複写用フィルム、印刷用版材
等である。
【0053】(6)[キノンジアジド系写真感光材料] オルソ−キノンジアジド、オルソ−ナフトキノンジアジ
ド系化合物、例えばベンゾキノン(1,2)−ジアジド
−(2)−4−スルフォン酸フェニルエーテル等を含む
写真感光材料、例えば印刷用版材、複写用フィルム、密
着用フィルム等である。 (7)[フォトポリマー] ビニル系モノマー等を含む写真感光材料、印刷用版材、
密着用フィルム等である。 (8)[ポリビニル桂皮酸エステル系感光材料] 例えば印刷用フィルム等である。
【0054】これらの写真感光材料を長期間(6カ月以
上)写真性が良好な状態に維持できるように、本発明の
写真感光材料用包装材料を用いて包装体とする時に、写
真感光材料が透湿度(JIS Z O208の条件Bで測
定)の値が10g/m2・24時間以下、好ましくは5
g/m2・24時間以下、特に好ましくは2g/m2・2
4時間以下、最も好ましくは1g/m2・24時間以
下、必要によりASTMD3985の米国Modern
Control社製OXtran測定器で測定した酸
素透過度が500cc/m2・24時間・1気圧・20
℃以下、好ましくは350cc/m2・24時間・1気
圧・20℃以下、特に好ましくは200cc/m2・2
4時間・1気圧・20℃以下、最も好ましくは100c
c/m2・24時間・1気圧・20℃以下となるよう密
封包装体とすることが好ましい。
【0055】本発明の写真感光材料包装体は、例えば下
記の写真感光材料用包装体の用途に使用可能である。 (1)[防湿・遮光包装体] 実公平2−19226号公報、実公平6−43802号
公報、実公平6−43803号公報、実公平6−438
04号公報、特公平4−77893号公報、特公平6−
29955号公報、特公平6−87138号公報、特公
平6−87140号公報、特公平7−101293号公
報、特公平7−104572号公報、特公平8−255
65号公報、実開昭62−51342号公報等に開示さ
れたもの。
【0056】(2)[明室装填用の帯状感光材の包装
体] 実公平7−50743号公報、実公平8−7398号公
報、特公平8−9723号公報、特公平8−9724号
公報、特公平8−9725号公報、実公平8−1081
2号公報、実開昭55−113543号公報、実開昭5
9−55756号公報、実開昭60−187796号公
報、特開平2−72347号公報、特開平6−2143
50号公報、特開平8−240887号公報、特開平8
−292523号公報等に開示されたもの。
【0057】(3)[防湿ピロー包装体] 実公平7−50747号公報、特公平7−1380号公
報、特開平6−250343号公報、特開平7−614
6号公報、特開平7−72593号公報、特開平7−1
04436号公報、特開平7−175173号公報、特
開平8−248573号公報、特開平8−334869
号公報、特開平8−334870号公報、特開平9−1
5796号公報等に開示されているレンズ付きフィルム
ユニット包装体や特開平8−122981号公報等に開
示されている写真感光材料包装体である。
【0058】
【実施例】
[実施例1〜10、比較例1〜5]実施例1〜10は、
図2に相当する断面構造を有し、表1に示される内側表
面層1aと、表2に示される中間層2aと、表4に示さ
れる外側表面層3aから成る写真感光材料用包装材料及
びこれを用いた写真感光材料包装体であり、それらの諸
特性を表5に示す。
【0059】内側表面層1aは、下記の添加剤を表1の
内容で含む、表1の厚さのエチレン系樹脂層である。中
間層2aは、下記の添加剤を表2の内容で含む、表2の
厚さのエチレン系樹脂層である。外側表面層3aは、下
記の添加剤を表4の内容で含む、表4の厚さのエチレン
系樹脂層である。
【0060】比較例1は、図2に相当する断面構造を有
し、表1に示される内側表面層1aと、表3に示される
層(中間層2a)と、表4に示される外側表面層3aか
ら成る写真感光材料用包装材料及びこれを用いた写真感
光材料包装体であり、それらの諸特性を表6に示す。
【0061】内側表面層1aは、下記の添加剤を表1の
内容で含む、表1の厚さのエチレン系樹脂層である。中
間層2aは、下記の添加剤を表3の内容で含む、表3の
厚さのエチレン系樹脂層である。外側表面層3aは、下
記の添加剤を表4の内容で含む、表4の厚さのエチレン
系樹脂層である。
【0062】比較例2〜4は、下記添加剤を表3の内容
で含み表3に示されるエチレン系樹脂層のみから成る単
層の写真感光材料用包装材料及びこれを用いた写真感光
材料包装体であり、それらの諸特性を表6に示す。
【0063】比較例5は、厚さ12μmの二軸延伸PE
T(ポリエチレンテレフタレート)フィルムと厚さ7μ
mのアルミニウム箔がポリエチレン樹脂から成るエクス
トルージョンラミネート接着層により積層され前記アル
ミニウム箔と表3の厚さ40μmの単層のエチレン・オ
クテン−1共重合体樹脂(L−LDPE)フィルムが厚
さ2μmのポリウレタン系接着剤でドライラミネート接
着されている積層フィルムから成る写真感光材料用包装
材料及びこれを用いた写真感光材料包装体であり、それ
らの諸特性を表6に示す。前記表3の単層のエチレン・
オクテン−1共重合体樹脂(L−LDPE)フィルム
は、下記の添加剤を表3の内容で含む。
【0064】
【表1】
【0065】
【表2】
【0066】
【表3】
【0067】
【表4】
【0068】
【表5】
【0069】
【表6】
【0070】表1〜4に示される樹脂A1〜A10、遮
光性物質B1〜B3、滑剤C1〜C3、酸化防止剤D1
〜D3、界面活性剤E1〜E2及びブロッキング防止剤
F1〜F2は、それぞれ以下のとおりである。 [樹脂A1〜A10] 樹脂A1・・・MFR(メルトフローレート、以下同
様)0.05g/10分、密度0.945g/cm3
分子量分布(Mw/Mn)25.5のポリエチレン樹脂
(αオレフィン含有量0.05モル%以下)
【0071】なお、分子量分布(Mw/Mn)は、GP
C(ゲルパーミエーションクロマトグラフィ)法で測定
した分子量分布(重量平均分子量Mw/数平均分子量M
n)である(以下同様)。 樹脂A2・・・MFR0.03g/10分、密度0.9
40g/cm3、分子量分布(Mw/Mn)34.8の
ポリエチレン樹脂(αオレフィン含有量0.05モル%
以下)
【0072】樹脂A3・・・MFR0.75g/10
分、密度0.951g/cm3、分子量分布(Mw/M
n)4.2のポリエチレン樹脂(αオレフィン含有量
0.05モル%以下) 樹脂A4・・・MFR0.30g/10分、密度0.9
60g/cm3、分子量分布(Mw/Mn)5.8のポ
リエチレン樹脂(αオレフィン含有量0.05モル%以
下) 樹脂A5・・・MFR1.21g/10分、密度0.9
51g/cm3、分子量分布(Mw/Mn)4.5のポ
リエチレン樹脂(αオレフィン含有量0.05モル%以
下)
【0073】樹脂A6・・・MFR1.23g/10
分、密度0.920g/cm3、分子量分布(Mw/M
n)3.5のエチレン・ブテン−1共重合体樹脂(ブテ
ン−1含有量3.5モル%) 樹脂A7・・・MFR2.08g/10分、密度0.9
21g/cm3、分子量分布(Mw/Mn)3.3のエ
チレン・オクテン−1共重合体樹脂(オクテン−1含有
量3.5モル%)
【0074】樹脂A8・・・MFR3.95g/10
分、密度0.915g/cm3、分子量分布(Mw/M
n)2.1のエチレン・ヘキセン−1共重合体樹脂(ヘ
キセン−1含有量5.5モル%)(メタロセン触媒を使
用して得られた気相法線状低密度ポリエチレン樹脂) 樹脂A9・・・MFR2.05g/10分、密度0.9
19g/cm3、分子量分布(Mw/Mn)2.8のエ
チレン・ヘキセン−1共重合体樹脂(ヘキセン−1含有
量3.5モル%) 樹脂A10・・・MFR2.05g/10分、密度0.
924g/cm3、分子量分布(Mw/Mn)6.8の
ホモポリエチレン樹脂
【0075】[遮光性物質B1〜B3] 遮光性物質B1・・・PH(JIS K 6221で測
定、以下同様)8.0、平均粒子径(電子顕微鏡法で測
定、以下同様)28nm、ジブチルフタレート(DB
P)吸油量(JIS K 6221の吸油量A法で測
定、以下同様)65ml/100g、モース硬度2.
0、比重1.86、屈折率1.61、硫黄成分(AST
M D 1619−60の測定方法による、以下同様)
0.41%、遊離硫黄成分0.002%のファーネスカ
ーボンブラック
【0076】なお、遊離硫黄成分は、以下のようにして
求めた(以下同様)。各試料を液体窒素で冷却固化後粉
砕し、この粉砕した試料100gをソックスレー抽出器
に入れクロロホルムで60℃8時間抽出冷却後、全容を
100mlとする。この溶液10mlを高速液体クロマ
トグラフに注入し、イオウを定量する。高速液体クロマ
トグラフ分離条件は、カラム;ODSシリカカラム
(4.6φ×150mm)、分離液;重量比はメタノー
ル95と水5(酢酸とトリエチルアミンをそれぞれ0.
1%含む)、流速;1ml/分、検出波長;254n
m、定量は絶対検量線法によって行う。
【0077】遮光性物質B2・・・PH7.5、平均粒
子径40nm、DBP吸油量125ml/100g、モ
ース硬度2.0、比重1.91、屈折率1.60、硫黄
成分0.02%、遊離硫黄成分0.001%以下のアセ
チレンブラック 遮光性物質B3・・・平均粒子径0.3μm、DBP吸
油量56ml/100g、モース硬度6.0、比重4.
2、屈折率2.76のAl230.2%、SiO20.
2%で表面処理した含水率が0.2%のアナターゼタイ
プの酸化チタン
【0078】[滑剤C1〜C3] 滑剤C1・・・エルカ酸アミド 滑剤C2・・・ステアリン酸カルシウム 滑剤C3・・・ステアリン酸亜鉛
【0079】[酸化防止剤D1〜D3] 酸化防止剤D1・・・ヒンダードフェノール系酸化防止
剤(チバガイギー社製イルガノックス1010) 酸化防止剤D2・・・リン系酸化防止剤(ジステアリル
ペンタエリスリトールジホスファイト) 酸化防止剤D3・・・αトコフェロール(ビタミンE)
【0080】[界面活性剤E1〜E2] 界面活性剤E1・・・非イオン系帯電防止剤マスターバ
ッチ(花王KK製エレストマスターHE−510) 界面活性剤E2・・・非イオン系帯電防止剤マスターバ
ッチ(花王KK製エレストマスターLL−10) [ブロッキング防止剤F1〜F2] ブロッキング防止剤F1・・・合成シリカ ブロッキング防止剤F2・・・ハイドロタルサイト類化
合物
【0081】光反射性遮光性物質であるアナターゼタイ
プの酸化防止剤を外側表面層に添加した実施例1〜10
の写真感光材料用包装材料は、写真感光材料を取り扱う
暗室のセーフライト下でも表裏の判別が可能になった。
また、印刷適性及び太陽光下での昇温防止適性も優れて
いる。実施例7のように、内側表面層にハイドロタルサ
イト類化合物を含有させると、ブロッキング防止性、写
真性、ブツ発生防止性等をより一層改良することができ
る。
【0082】実施例8の写真感光材料用包装材料は、本
発明の効果の中でも特に帯電防止性が良好であり、高感
度(ISO感度100以上)の写真感光材料を密封包装
した場合でもスタチックカブリが発生しない。また、実
施例8のように内側表面層に遮光性物質として遊離硫黄
成分の含有量が非常に少ないアセチレンブラックを含有
させるとブツの発生が少なく、帯電防止性が向上し、写
真性も良化する。実施例10のように、αトコフェロー
ル(ビタミンE)を酸化防止剤として含有させると光に
当たると黄色に着色するので遮光能力をより一層向上さ
せることができ、写真性も良化させることができる。
【0083】モース硬度がカーボンブラックより2倍以
上大きい酸化チタンとカーボンブラックを混合使用する
と、カーボンブラックの凝集物が微粉砕されて遮光能力
が大幅に向上した。内側表面層を光吸収性黒色着色層と
する時はカーボンブラック100重量部に対して酸化チ
タンを1〜200重量部、好ましくは5〜150重量
部、より好ましくは10〜100重量部、特に好ましく
は15〜80重量部で混合使用する。酸化チタンに対し
1/20以下の量のカーボンブラックを混合使用すると
遮光能力が大幅に向上し、且つ光反射性も確保でき、セ
ーフライト下での識別性、印刷適性、太陽光下での昇温
防止適性も向上できる。
【0084】[実施例11]図6に相当する断面構造の
写真感光材料用包装材料及びこれを用いて図7に相当す
る写真感光材料を包装して成る包装体である。同時3層
共押出しフィルムIIIaは実施例1のものを使用した。
フレキシブルシート層5aは、厚さ30μmの遮光性物
質B1のファーネスカーボンブラックを4.5重量%含
むポリプロピレン樹脂層の両側に厚さ5μmの透明ポリ
プロピレン樹脂層を有する3層構成から成る遮光性二軸
延伸フィルムである。前記フレキシブルシート層5aの
透明ポリプロピレン樹脂層の片面にコロナ放電処理をし
た後に、さらにアルミニウムを厚さ400オングストロ
ーム(0.04μm)で連続真空蒸着してアルミニウム
蒸着薄膜層Mを形成し、総厚さ約40μmのアルミニウ
ム真空蒸着遮光性二軸延伸ポリプロピレンフィルムとし
た。
【0085】実施例11の写真感光材料用包装材料は、
前記同時3層共押出しフィルムIIIaの外側表面層3a
と前記アルミニウム真空蒸着遮光性二軸延伸ポリプロピ
レンフィルムのアルミニウム蒸着薄膜層Mを接着層6で
接着している。接着層6は、ドライラミネート用接着剤
としてポリウレタン系樹脂を用いて成る厚さ2μmの接
着層である。
【0086】この写真感光材料用包装材料を用いて、図
7に示すような板紙製のコ字状の保護当ボール71で保
護したシート状写真感光材料積重体72を、4方シール
包装袋に密封・遮光包装して写真感光材料包装体とし
た。この包装体は、使用時は前記同時3層共押出しフィ
ルムIIIaの押出し方向に引き裂いて開封する開封ノッ
チから一直線状に易開封可能でありながら、輸送・保管
時はピンホールの発生もヒートシール剥がれの発生もな
く写真性も良好であり、さらに包装材料がほとんどポリ
オレフィン樹脂から構成されているのでリサイクル適
性、焼却適性にも優れる。さらに透湿度が1g/m2
24時間以下、酸素透過度が100cc/m2・24時
間・1気圧・20℃以下に密封包装されているので2年
間15℃の低温倉庫に保管後の写真感光材料の品質劣化
がほとんどなく問題なく使用できた。
【0087】[実施例12]図1に相当する断面構造の
写真感光材料用包装材料であり、これを用いた特公平7
−1380号公報に相当する写真感光材料包装体のレン
ズ付きフィルムユニット包装体である。即ち、実施例2
の内側表面層の樹脂組成物から遮光性物質を除いたもの
を内側表面層とし、実施例2の中間層の遮光性物質B1
の代わりに遮光性物質B3を用いたものを中間層とし、
外側表面層は実施例2と同一の樹脂組成物から成る同時
3層共押出しフィルムの表面に、紫外線硬化インキで印
刷を施した写真感光材料用包装材料である。この包装材
料で写真感光材料を包装して得られた包装体は、防湿
性、太陽光下での防熱性、密封性、易開封性等が優れた
特公平7−1380号公報開示の包装材料より40%以
上安価であった。
【0088】[実施例13]実施例11のアルミニウム
真空蒸着遮光性二軸延伸ポリプロピレンフィルムの厚さ
400オングストロームのアルミニウム真空蒸着薄膜層
Mの代りに厚さ500オングストロームの酸化珪素真空
蒸着薄膜層Mとした他は実施例11と同一の写真感光材
料用包装材料である。この包装材料を用いて実施例11
と同一の写真感光材料包装体とした。結果は、実施例1
1と略同等の優れた特性を有すものであった。
【0089】表5〜6の諸特性の評価方法及び評価基準
は、以下のとおりである。 〈評価方法〉 1)フィルム成形性:各包装材料を成形する際の押出し
機のスクリューのモーター負荷、バブルの安定性、フィ
ルムシワの発生程度、外側表面層のブロッキング防止性
(巻き取り性)等のフィルム成形性の総合評価をおこな
った。 2)外観(メルトフラクチャ発生の程度):各包装材料
の表面状態を目視検査し、包装材料の表面に不規則な凹
凸や光沢変化の発生度合より評価を行った。
【0090】3)リサイクル適性:各包装材料の再使用
可能性を使用材料から判断し、再使用可能性が高いもの
ほど優れているとした。 4)焼却適性:各包装材料を焼却した場合に有害ガスの
発生が少なく、不燃性の材料が残らないものほど優れて
いるとした。
【0091】5)カーリング:各包装材料で直径10c
mの円形の試験サンプルを作成し、温度20℃、湿度6
5%RHの条件の雰囲気中に1kgの荷重板下に24時
間放置した後、前記条件の雰囲気中に前記円形の試験サ
ンプルを1枚ごと無荷重で平板上に24時間放置した後
のカーリングの状態で判断し、カールしていないものほ
ど優れているとして評価した。 6)エッジがシャープな重量品包装体での耐ピンホール
性:各包装材料によりエッジがシャープな重量品包装体
を包装し、ピンホールの発生しにくいものほど優れたも
のとして評価を行った。
【0092】7)易開封性:各包装材料を用いて四方シ
ール平袋を作成し、縦(単層又は多層共押出しフィルム
の場合は押出し方向)及び横(縦に対して直角の方向)
の方向に対して、手による開封を試みて、縦又は横の少
なくとも一方において開封が容易であるものほど優れて
いるとして評価した。 8)直線状引裂き性:各包装材料の引裂き形状を目視で
観察し、直線状に近いものほど優れたものとして判断し
た。
【0093】9)経時ヒートシール強度:各包装材料に
ついて幅15mm×長さ20cmのフィルム状サンプル
を2枚切断し、このサンプルを2枚重ねてヒートシール
可能な温度で、シール圧力1kg/cm2、シール時間
1秒の条件でヒートシールを行い、3カ月間自然放置後
(室温20℃、湿度65%RH)、ヒートシール部を1
80度の角度で剥離するのに必要な荷重を測定し、この
値の大きさから評価した。 10)写真性:各包装材料の内側表面層(最内層)とI
SO感度100の写真フィルムとを35℃、70%RH
の条件下に1カ月の期間接触させておくコンタクトテス
トを行い、カブリ、階調、感度変化をブランクとの差に
より調査し評価した。
【0094】11)セーフライト下の表裏判別性:セー
フライト下において各包装材料の表裏判別のしやすさを
評価し、判別しやすいものほど優れているとした。 12)ゆびぬけ防止性:各包装材料を取り扱う際にゆび
ぬけが発生しないものほど優れているとして評価した。 13)コスト:比較例5の包装材料の1m2当たりの価
格(原材料コスト及び製造コスト)を100とした場合
の各包装材料の1m2当たりの値を求めて判断した。
【0095】14)遮光能力:各包装材料を用いて製袋
した袋にISO感度100の写真フィルムを入れ、完全
密封後、8万ルクスの光に1時間曝露し、遮光性を写真
フィルムの光カブリの程度により検出し、評価した。 15)帯電防止性:JIS L 1094の試験法によ
り各包装材料の帯電電荷量を測定し、帯電電荷量が少な
いものほど優れているとした。
【0096】16)防湿・遮光包装体適性:各包装材料
を用いてJIS Z0208−73(40℃、90%R
H)による水蒸気透過率を測定した。また、各包装材料
を用いてISO感度100の写真フィルムを四方ヒート
シール包装袋に密封遮光包装後、8万ルクスの光に1時
間曝露し、さらに40℃90%RHの恒温恒湿室に1日
放置後、現像してカブリや感度変化の発生の程度を調査
した。 17)明室装填用の帯状感光材包装体適性:帯状感光材
(ロール状カラー印画紙)を各包装材料で包装して得ら
れた特開平6−148820号公報に準ずる包装体につ
いて、明室でプリンターに装填して使用した場合の適性
を評価した。
【0097】〈評価基準〉前記13)コスト以外の評価
基準は以下のとおりである。 ◎:非常に優れている。 ○:優れている。 ●:実用限度内である。 △:問題があり改良が必要である。 ×:実用不可能である。
【0098】前記13)コストの評価基準は以下のとお
りである。 ◎:70未満 ○:70以上〜80未満 ●:80以上〜90未満 △:90以上〜100未満 ×:100
【0099】
【発明の効果】請求項1〜3の写真感光材料用包装材料
は、包装する写真感光材料から最もはなれた外側表面層
と、前記写真感光材料に最も近い内側表面層と、前記外
側表面層及び前記内側表面層の中間に存在する中間層の
3層以上を有する同時多層共押出しフィルムを具備し、
前記中間層は、メルトフローレートが0.95g/10
分以下、密度が0.935g/cm3以上のホモポリエ
チレン樹脂及びエチレン・αオレフィン共重合体樹脂
(但しαオレフィンの含有量は0.5モル%未満)のう
ちの1種以上を20重量%以上含み、前記外側表面層及
び前記内側表面層は、メルトフローレートが前記中間層
よりも高く、エチレン系樹脂を50重量%以上含有する
エチレン系樹脂層であるので、次の基本的効果を奏する
ことができる。
【0100】[1]写真感光材料用包装材料として必要
な諸特性に優れる他に、製造する際に製造工程が少なく
安価に製造できると共に、包装材料として使用した後に
再使用可能性が高く、リサイクル適性に優れ、廃棄適性
や焼却適性に優れ、人体及び自然環境に悪影響を及ぼす
ことなく、最近施行された容器・包装リサイクル法に対
処することができる。
【0101】[2]特に優れた点を列挙すれば以下のと
おりである。 (1)製造する際にフィルム成形適性が非常に優れる。
即ち、フィルム成形速度を早くしてもメルトフラクチュ
アーが発生しない。 (2)リュース適性、リサイクル適性、廃棄適性、焼却
適性に優れる。 (3)人体、自然環境に悪影響を及ぼさない(有害原料
を必須としていない)。 (4)フィルム成形工程のみで写真感光材料用包装材料
として要求される特性を全て満足することが可能であ
る。特に、安価であり(安価に製造でき)、製造原料の
ロスやシワ、筋故障の発生が少ない。
【0102】(5)カーリングがほとんど発生していな
い。 (6)物理強度が高いにもかかわらず易開封性に優れ、
開封する時にその切り口がまっすぐな直線状となる。 (7)重量が大きくエッジがシャープな写真感光材料を
包装しても、ピンホールや破れが発生せず常に防湿性及
び遮光性を確保することができる。 (8)写真感光材料の写真性に悪影響を及ぼす原料を必
須とせず、同時多層共押出しフィルム成形時の加熱によ
っても写真感光材料に悪影響を及ぼす原料を使用するこ
となく写真感光材料用包装材料として必要な諸特性を確
保することができる。 (9)写真感光材料を製造するセーフライト下でも表裏
判明可能で且つ印刷適性を具備させることができると共
に、このような写真感光材料用包装材料をフィルム成形
工程のみで製造することができる。
【0103】請求項2〜3の写真感光材料用包装材料
は、前記特定の構成をさらに具備するので、上記基本的
効果がより一層顕著である。請求項4の写真感光材料包
装体は、本発明の写真感光材料用包装材料で写真感光材
料を包装して成るので、精密化学製品である写真感光材
料を長期間にわたって良好な品質状態を維持して包装す
ることができる。また、請求項4の写真感光材料包装体
は、写真感光材料用包装材料の同時多層共押出しフィル
ムの押出し方向(縦方向又はmachine directionとも言
う)に開封させるための手段を設けたので、手で簡単に
且つその切り口がまっすぐな直線状に開封することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の写真感光材料用包装材料の厚さ方向の
部分断面図(層の部分断面図)である。
【図2】本発明の写真感光材料用包装材料の厚さ方向の
部分断面図(層の部分断面図)である。
【図3】本発明の写真感光材料用包装材料の厚さ方向の
部分断面図(層の部分断面図)である。
【図4】本発明の写真感光材料用包装材料の厚さ方向の
部分断面図(層の部分断面図)である。
【図5】本発明の写真感光材料用包装材料の厚さ方向の
部分断面図(層の部分断面図)である。
【図6】本発明の写真感光材料用包装材料の厚さ方向の
部分断面図(層の部分断面図)である。
【図7】本発明の写真感光材料用包装材料により包装で
きる写真感光材料の一例の外観を示す図である。
【符号の説明】
1、1a…内側表面層 2a…中間層 3、3a…外側表面層 4a…ポリオレフィン中間層 5a…フレキシブルシート層 6…接着層 III、IIIa…同時3層共押出しフィルム IVa…同時4層共押出しフィルム M…蒸着薄膜層 B…ブロッキング接着界面 a…遮光性物質を含むことを示す。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】包装する写真感光材料から最もはなれた外
    側表面層と、前記写真感光材料に最も近い内側表面層
    と、前記外側表面層及び前記内側表面層の中間に存在す
    る中間層の3層以上を有する同時多層共押出しフィルム
    を具備し、 前記中間層は、メルトフローレートが0.95g/10
    分以下、密度が0.935g/cm3以上のホモポリエ
    チレン樹脂及びエチレン・αオレフィン共重合体樹脂
    (但しαオレフィンの含有量は0.5モル%未満)のう
    ちの1種以上を20重量%以上含み、 前記外側表面層及び前記内側表面層は、メルトフローレ
    ートが前記中間層よりも高く、エチレン系樹脂を50重
    量%以上含有するエチレン系樹脂層であることを特徴と
    する写真感光材料用包装材料。
  2. 【請求項2】前記外側表面層及び前記内側表面層は、メ
    ルトフローレートが前記中間層の2倍以上であることを
    特徴とする請求項1に記載の写真感光材料用包装材料。
  3. 【請求項3】前記中間層の厚さは前記同時多層共押出し
    フィルムの厚さの40〜98%であることを特徴とする
    請求項1〜2のいずれかに記載の写真感光材料用包装材
    料。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれかに記載の写真感光
    材料用包装材料で写真感光材料を包装して成り、前記写
    真感光材料用包装材料の同時多層共押出しフィルムの押
    出し方向に開封させるための手段を設けたことを特徴と
    する写真感光材料包装体。
JP18307897A 1997-06-24 1997-06-24 写真感光材料用包装材料及びこれを用いた写真感光材料包装体 Withdrawn JPH1115110A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2394809A (en) * 2002-10-01 2004-05-05 Sun Microsystems Inc Content server synchronisation
JP2007024998A (ja) * 2005-07-12 2007-02-01 Hoya Corp 眼鏡用プラスチックレンズの保存方法

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