JPH11152090A - 船舶推進機用チルト装置 - Google Patents
船舶推進機用チルト装置Info
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- JPH11152090A JPH11152090A JP9334786A JP33478697A JPH11152090A JP H11152090 A JPH11152090 A JP H11152090A JP 9334786 A JP9334786 A JP 9334786A JP 33478697 A JP33478697 A JP 33478697A JP H11152090 A JPH11152090 A JP H11152090A
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- B63H20/10—Means enabling trim or tilt, or lifting of the propulsion element when an obstruction is hit; Control of trim or tilt
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- F15B—SYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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Abstract
排装置をコンパクトにするとともに、モータのヨークの
耐食性を向上すること。 【解決手段】 船舶推進機用チルト装置20において、
バルブブロック65の上に端板72を介してモータ61
を固定し、モータ61のヨーク70を覆うタンクハウジ
ング74によりタンク室75を形成し、バルブブロック
65に設けたポンプ62のためのポンプ室67と上記タ
ンク室75とを端板72に穿設した油路76により連通
してなるもの。
Description
装置に関する。
実登録第2520691 号公報に記載の如く、船体と、この船
体に傾動自在に支持された船舶推進機との間にシリンダ
装置を介装し、作動油給排装置からシリンダ装置に作動
油を供給もしくは排出制御することにより、シリンダ装
置を伸縮させて船舶推進機をチルト動作させるものがあ
る。そして、この従来技術では、作動油給排装置がモー
タとポンプとタンクと切換弁付流路にて構成され、タン
クと切換弁付流路をバルブブロックにて鋳造し、このバ
ルブブロックに設けたポンプ室にポンプを配置し、この
ポンプの上にモータを取付けることとしている。
術では以下の問題点がある。 作動油給排装置を構成するバルブブロックに切換弁付
流路とポンプを内蔵する他に、別体のタンクを設けてお
り、作動油給排装置が大型となり、船舶推進機まわりで
の作動油給排装置の占有スペースが過大になる。
筒)は磁力を備える必要から鉄製であるが、このヨーク
が外界に露出するものであるため、このヨークの耐食性
を高めるためにヨークの表面処理を施す必要がある。
において、作動油給排装置をコンパクトにするととも
に、モータのヨークの耐食性を向上することにある。
は、船体と、この船体に傾動自在に支持された船舶推進
機との間にシリンダ装置を介装し、作動油給排装置から
シリンダ装置に作動油を供給もしくは排出制御すること
により、シリンダ装置を伸縮させて船舶推進機をチルト
動作させるものであり、作動油給排装置がモータとポン
プとタンクと切換弁付流路にて構成されてなる船舶推進
機用チルト装置において、切換弁付流路をバルブブロッ
クにて形成し、このバルブブロックに設けたポンプ室に
ポンプを配置し、モータの端板を介してモータのヨーク
の取付座をバルブブロックに固定し、モータのヨークの
外郭形状に沿った形状のタンクハウジングでモータのヨ
ークを覆うとともに、このタンクハウジングをモータの
端板に固定し、タンクハウジングとモータのヨークとの
間の空間をタンク室とし、タンク室とポンプ室とをモー
タの端板に穿設した油路にて連通してなるようにしたも
のである。
載の本発明において更に、前記タンクハウジングが画成
するタンク室の横断面形状が、前記モータのヨークの取
付座の輪郭形状に倣うものとするようにしたものであ
る。
載の本発明において更に、前記タンクハウジングをモー
タの端板に設けた段差部にOリングを介して締結するに
際し、タンクハウジングのOリング収容溝が該タンクハ
ウジングの上記端板への締結進み方向に向けて次第に拡
径するOリング押圧面を備えてなるようにしたものであ
る。
作用がある。 モータのヨークを覆うタンクハウジングによりタンク
室を形成したから、バルブブロックに別体のタンクを設
ける必要がない。そして特に、タンクハウジング内のタ
ンク室からバルブブロック内のポンプ室に延びる油路
を、タンクハウジングとバルブブロックの間の端板の外
まわりに取り回す配管によることなく、端板の内部に穿
設したから、作動油給排装置の外観を全体的にコンパク
トにし、船舶推進機まわりでの作動油給排装置の占有ス
ペースも小さくできる。
われ、タンク室の作動油中に浸漬配置されるから、ヨー
クは鉄地のままで耐食性を高める必要がなく、ヨークの
表面処理を必要としない。
であり、モータに大きな冷却効果を期待できる。また、
モータの作動中の騒音を作動油及びタンクで遮音でき、
モータの静音性を向上できる。
作用がある。 タンクハウジングが画成するタンク室の横断面形状
が、モータのヨークの取付座の輪郭形状に倣うものとし
た。従って、タンクハウジングとモータのヨークとの間
に形成される空間を、特にモータのヨークの取付座の上
方で大なるものとし、作動油給排装置の外観をコンパク
トにしながら、タンクハウジングに大きな容量のタンク
室を形成し、作動油給排装置の占有スペースの有効利用
度を高めることができる。
作用がある。 タンクハウジングの取付座のモータの端板への取付部
が該タンクハウジングの上述の両側膨出部に直交する直
径方向の両側にだけ設けられ、タンクハウジングの周方
向でその取付部から離れた部分ではタンクハウジングと
モータの端板との締結力がその取付部におけるよりも弱
くなる。そこで、タンクハウジングに設けるOリング収
容溝に該タンクハウジングの上記端板への締結進み方向
に向けて次第に拡径するOリング押圧面を設けることと
し、Oリングの締め代がOリングの軸方向だけでなく径
方向にも大きくとれるようにし、タンクハウジングの周
方向の全域でタンクハウジングと端板との締結部にOリ
ングによる必要十分な液封を確保できるものとした。こ
れにより、タンクハウジングの周方向で端板への取付部
から離れた部分でも、タンクハウジングと端板との締結
部に必要十分な液封を確保できる。
図2はチルト装置を示す模式図、図3は図2の側面図、
図4は図2のタンクハウジングを横断して示す平面図、
図5はタンクハウジングを示す平面図、図6はタンクハ
ウジングとモータの取付構造を示す模式図、図7はタン
クハウジングと端板とバルブブロックの液封構造を示す
模式図、図8はチルト装置の油圧回路を示す回路図であ
る。
あってもよい)は、船体11の船尾板11Aにスターン
ブラケット12を固定され、スターンブラケット12に
はチルト軸13を介してスイベルブラケット14が略水
平軸まわりに傾動可能に枢着されている。スイベルブラ
ケット14には、図示されない略鉛直配置される転舵軸
を介して、推進ユニット15が転舵軸まわりに回動可能
に枢着されている。推進ユニット15の上部にはエンジ
ンユニット16が搭載され、推進ユニット15の下部に
はプロペラ17が備えられている。
のスターンブラケット12に、チルト軸13、スイベル
ブラケット14を介して推進ユニット15を傾動自在に
支持され、スターンブラケット12とスイベルブラケッ
ト14との間にチルト装置20のシリンダ装置21を介
装し、作動油給排装置22からシリンダ装置21に作動
油を供給もしくは排出制御することにより、シリンダ装
置21を伸縮させて推進ユニット15を傾動可能として
いる。
22の後述するバルブブロック65に一体結合されたも
のである。即ち、シリンダ装置21は、引抜き成形され
た鋼管にて構成される外シリンダ31と内シリンダ32
とを有し、それらのシリンダ31、32をバルブブロッ
ク65に一体結合している。尚、バルブブロック65
は、例えばアルミ合金の鋳造製であり、スターンブラケ
ット12への取付ピン挿着孔65Aを備える。
ケット14に連結して用いられるピストンロッド33を
有し、このピストンロッド33を外シリンダ31の開口
端に設けてあるロッドガイド34から、内シリンダ32
のチルト室35に伸縮可能に挿入している。ロッドガイ
ド34は、ピストンロッド33に摺接するOリング等の
シール部材36、ウォータシール37を備える。ピスト
ンロッド33は、スイベルブラケット14への取付ピン
挿着孔33Aを備える。
2のチルト室35内にあるピストンロッド33の端部に
ナット38で固定されるピストン39を有する。ピスト
ン39は、内シリンダ32の内面に摺接するOリング等
のシール部材41を備え、チルト室35を、ピストンロ
ッド33を収容する側の第1チルト室35Aと、ピスト
ンロッド33を収容しない側の第2チルト室35Bとに
区画する。
ク65に同心状の大径孔42A、中径孔42B、小径孔
42Cを備え、ロッドガイド34に同心状の大径部43
A、中径部43B、小径部43Cを備える。そして、外
シリンダ31の一端部をバルブブロック65の大径孔4
2AにOリング等のシール部材44を介して嵌合し、外
シリンダ31の他端部をロッドガイド34の大径部43
AにOリング等のシール部材45を介して嵌着してかし
め部46により固定する。また、内シリンダ32の一端
部をバルブブロック65の小径孔42CにOリング等の
シール部材47を介して嵌合し、内シリンダ32の他端
部をロッドガイド34の小径部43Cに嵌着して固定す
る。これにより、外シリンダ31と内シリンダ32との
間にリング空間状の油路48を形成し、第1チルト室3
5Aと油路48をロッドガイド34の中径部43Bに開
口した油路49にて連絡する。また、第1チルト室35
Aに連通している油路48をバルブブロック65の中径
孔42Bに連通した第1油路66Aに、第2チルト室3
5Bをバルブブロック65に設けた第2油路66Bにそ
れぞれ連通する。
伸側緩衝弁50を有している。伸側緩衝弁50は、推進
ユニット15への流木衝突時等に、シリンダ装置21の
伸長方向への衝撃力が加わったときに、油圧回路の保護
のために設定圧で開き、第1チルト室35Aの作動油を
第2チルト室35Bに移送してピストンロッド33を伸
長可能とする。
ク65に結合する構成について説明する。 (1) バルブブロック65の大径孔42Aに断面が円弧状
をなすリング溝51を設けておく。外シリンダ31の一
端部をこの大径孔42Aに挿入し、この外シリンダ31
の一端部をバルジ加工により膨出させてバルジ部52を
形成し、このバルジ部52を上述のリング溝51に係合
せしめる。このバルジ加工は、外シリンダ31に挿入し
たウレタン等の弾性体を加圧ピストンで加圧(外シリン
ダ31に封入した液体の加圧、外シリンダ31に挿入し
た分割リングの拡径等でも可)して外シリンダ31がバ
ルブブロック65のリング溝51に倣うように変形させ
る等によりなされる。
固定された外シリンダ31に、内シリンダ32の組立体
を挿入し、内シリンダ32の一端部をバルブブロック6
5の小径孔42Cに嵌合させる。内シリンダ37の組立
体は、内シリンダ32にピストン39、ピストンロッド
33、ロッドガイド34等を外シリンダ31への挿入前
に予め組み立てたものである。
6を内シリンダ32の組立体のロッドガイド34まわり
にかしめ固定する。
ポンプ62とタンク63と切換弁付流路64からなり、
バルブブロック65に設けてある第1油路66A、第2
油路66Bを介して、シリンダ装置21の第1チルト室
35A、第2チルト室35Bに作動油を給排可能とす
る。
合金鋳物からなるバルブブロック65にて切換弁付流路
64を形成し、第1油路66A、第2油路66B等を備
える。そして、バルブブロック65は、シリンダ装置2
1を一体化するための大径孔42A、中径孔42B、小
径孔42Cを前述の如くに備えるとともに、このシリン
ダ装置21の一体結合部に近接する位置にポンプ室67
を備える。ポンプ室67は、作動油を収容するととも
に、ポンプ62をこの作動油中に浸漬する状態で備え
る。ポンプ62は、ボルト68でバルブブロック65に
固定される。
ブロック65に設けたポンプ室67の上部にポンプ62
を駆動するためのモータ61を配置し、更にモータ61
を覆うタンクハウジング74にてポンプ63を構成する
ものである。そして、モータ61は鉄製ヨーク70の下
端開口部にOリング等のシール部材を介して端板72を
液密に嵌合しつつ止ねじ固定し、端板72の上下に段差
部72A、72Bを設け下段差部72Bにバルブブロッ
ク65のポンプ室67まわり部分を嵌合し、Oリング8
3で液密にシールし、更に上段差部72Aにタンクハウ
ジング74を嵌合し、Oリング81で液密にシールし、
タンクハウジング74と端板72をボルト73でバルブ
ブロック65に締結するものである。以下、詳述する。
ヨーク70の取付座70Aの後述する取付部70Bを止
ねじ71により、モータ61のための合成樹脂製端板7
2に固定する。モータ61のリード線101は端板72
の側部から外部に引き出される。そして、このモータ6
1の端板72は、ボルト73で後述するようにタンクハ
ウジング74の取付座74Aの取付部74Bとともに、
バルブブロック65のポンプ室67まわりに固定され、
ポンプ室67を封止する(図6)。モータ61の出力軸
61Aは、端板72を液密に貫通してポンプ62の被動
軸に接続される。
のヨーク70の外郭形状に沿った形状の有天筒状の合成
樹脂製タンクハウジング74でモータ61のヨーク70
を覆うとともに、このタンクハウジング74をボルト7
3でモータ61の端板72とともにバルブブロック65
に固定してタンク63を構成するものとし、タンクハウ
ジング74とモータ61のヨーク70との間の空間をタ
ンク室75とする。タンクハウジング74は給油口に給
油プラグ102を備える。図2、図3において、Lは油
面レベルである。
1の端板72に油路76を穿設し、この油路76により
タンク室75とポンプ室67を連通している。油路76
は、タンク室75に開口する上油路76Aと、ポンプ室
67に開口する下油路76Bを互いに連通せしめること
にて構成されている(図7(A))。
のヨーク70を円形状とし、ヨーク70の取付座70A
はヨーク70の1つの直径方向の両側に張り出し部を形
成する菱形状とされ、この菱形状取付座70Aの両側張
り出し部を止ねじ71による端板72への取付部70B
としている(図4)。そして、作動油給排装置22は、
タンクハウジング74がモータ61のヨーク70まわり
に画成するタンク室75の横断面形状を、モータ61の
ヨーク70の取付座70Aの菱形輪郭形状に倣う、1つ
の直径方向の両側に膨出する菱形状とし、この両側膨出
部78によりタンク室75を拡張ならしめている。
ジング74の取付座74Aのモータ61の端板72への
取付部74Bを、タンクハウジング74の両側膨出部7
8に直交する方向の両側に設けることとしている。これ
により、タンクハウジング74の取付座74Aは、相直
交する2つの直径方向の1つの直径方向の両側に両側膨
出部78を、他の直径方向の両側に取付部74Bを備
え、全体の平面投影形状を略正方形状とするものである
(図5)。
如く、前述のボルト73の締結力により、タンクハウジ
ング74をモータ61の端板72に設けた上段差部72
AにOリング81を介して締結するに際し、タンクハウ
ジング74のOリング収容溝82が該タンクハウジング
74の上記端板72への締結進み方向(下方向)に向け
て次第に拡径するOリング押圧面82Aを備えるものと
した。これにより、Oリング81に軸方向だけでなく径
方向にも大きな締め代を付与するものとした。
如く、前述のボルト73の締結力により、モータ61の
端板72に設けた下段差部72Bをバルブブロック65
のポンプ室67まわりにOリング83を介して締結する
に際し、バルブブロック65のポンプ室67まわりのO
リング収容溝84が該バルブブロック65の上記端板7
2との締結進み方向(上方向)に向けて次第に拡径する
Oリング押圧面84Aを備えるものとした。これによ
り、Oリング83に軸方向だけでなく径方向にも大きな
締め代を付与するものとした。
第1油路66A、第2油路66Bに連絡する切換弁付油
路64として、図8に示す如く、シャトル式切換弁9
1、逆止弁92、93、ダウンブローオリフィス94、
手動弁95、逆止弁96、アップブロー・サーマルブロ
ー弁97を備える。
構付スプール111A、第2チェック機構付スプール1
11Bの両側に位置する第1逆止弁112A、第2逆止
弁112Bを備え、スプール111Aとスプール111
Bとを流路113で結んでいる。ポンプ62の正転時に
は、その送油圧力によって第1逆止弁112Aが開作動
するとともに、第1チェック機構付スプール111Aの
チェック機構を通る送油圧力が第2チェック機構付スプ
ール111Bを移動させて反対側の第2逆止弁112B
も開作動せしめる。また、ポンプ62の逆転時には、そ
の送油圧力によって第2逆止弁112Bが開作動すると
ともに、第2チェック機構付スプール111Bのチェッ
ク機構を通る送油圧力が第1チェック機構付スプール1
11Aを移動させて反対側の第1逆止弁112Aも開作
動せしめる。
の中間部に介装され、シリンダ装置21のチルトアップ
操作時に、チルト室35の内容積がピストンロッド33
の退出容積だけ増加して作動油の循環油量が不足するこ
とにより、この逆止弁92の開作動により、タンク63
からポンプ62に循環油量の不足分を補償するものであ
る。
の中間部に介装され、シリンダ装置21のチルトダウン
終了時に、チルトダウンが完了し、第2チルト室35B
からポンプ62への返油がなくなった時点で、なおポン
プ62が作動する場合に、この逆止弁93の開作動によ
り、タンク63からポンプ62に作動油を供給可能とす
るものである。
装置21のチルトダウン操作時に、チルト室35の内容
積がピストンロッド33の進入容積だけ減少して作動油
の循環油量に余りを生ずるとき、この余った作動油をタ
ンク63に戻すものである。
に、手動で操作せしめられ、シリンダ装置21の第2チ
ルト室35Bの作動油をタンク63に戻し、逆止弁96
の作用と相まって、シリンダ装置21を手動で収縮さ
せ、推進ユニット15を手動でチルトダウン操作可能と
するものである。
ンク63の作動油をシリンダ装置21の第1チルト室3
5Aに引き込み可能とするものであり、シリンダ装置2
1を手動で収縮させることに寄与する。
シリンダ装置21のチルトアップ操作時に、ピストン3
9がロッドガイド34に当接してもなおポンプ62が作
動するときに、余剰の作動油をタンク63に戻すアップ
ブロー機能と、シリンダ装置21の第2チルト室35B
及び第2油路66Bの作動油が温度変化により容積増大
したときに、その容積増大した作動油をタンク63に逃
がすサーマルブロー機能を果たす。
て説明する。 (1) チルトダウン モータ61及びポンプ62を正転すると、ポンプ62の
吐出油はシャトル式切換弁91の第1逆止弁112Aを
開作動するとともに、スプール111A、111Bを介
して第2逆止弁112Bも開作動せしめる。これによ
り、ポンプ62の吐出油は第1逆止弁112A、第1油
路66Aを通ってシリンダ装置21の第1チルト室35
Aに供給され、シリンダ装置21の第2チルト室35B
の作動油は第2油路66B、第2逆止弁112Bを通っ
てポンプ62に戻り、シリンダ装置21を収縮させ、チ
ルトダウンする。
吐出油はシャトル式切換弁91の第2チェック弁112
Bを開作動するとともに、スプール111A、111B
を介して第1逆止弁112Aも開作動せしめる。これに
より、ポンプ62の吐出油は第2逆止弁112B、第2
油路66Bを通ってシリンダ装置21の第2チルト室3
5Bに供給され、シリンダ装置21の第1チルト室35
Aの作動油は第1油路66A、第1逆止弁112Aを通
ってポンプ62に戻り、シリンダ装置21を伸長させ、
チルトアップする。
がある。 モータ61のヨーク70を覆うタンクハウジング74
によりタンク室75を形成したから、バルブブロック6
5に別体のタンク63を設ける必要がない。そして特
に、タンクハウジング74内のタンク室75からバルブ
ブロック65内のポンプ室67に延びる油路76を、タ
ンクハウジング74とバルブブロック65の間の端板7
2の外まわりに取り回す配管によることなく、端板72
の内部に穿設したから、作動油給排装置22の外観を全
体的にコンパクトにし、船舶推進機10まわりでの作動
油給排装置22の占有スペースも小さくできる。
ング74に覆われ、タンク室75の作動油中に浸漬配置
されるから、ヨーク70は鉄地のままで耐食性を高める
必要がなく、ヨーク70の表面処理を必要としない。
するものであり、モータ61に大きな冷却効果を期待で
きる。また、モータ61の作動中の騒音を作動油及びタ
ンク63で遮音でき、モータ61の静音性を向上でき
る。
室75の横断面形状が、モータ61のヨーク70の取付
座70Aの輪郭形状に倣う、1つの直径方向の両側に膨
出する菱形状をなすものとした。また、このタンクハウ
ジング74の取付座74Aのモータ61の端板72への
取付部74Bが該タンクハウジング74の両側膨出部に
直交する直径方向の両側に設けられてなるものとした。
従って、タンクハウジング74の取付座74Aを含む外
郭を一定範囲に納めながら、タンクハウジング74とモ
ータ61のヨーク70との間に形成される空間を、特に
モータ61のヨーク70の取付座70Aの上方で大なる
ものとし、作動油給排装置22の外観をコンパクトにし
ながら、タンクハウジング74に大きなタンク室75を
形成し、作動油給排装置22の占有スペースの有効利用
度を高めることができる。
モータ61の端板72への取付部74Bが該タンクハウ
ジング74の上述の両側膨出部78に直交する直径方向
の両側にだけ設けられ、タンクハウジング74の周方向
でその取付部74Bから離れた部分ではタンクハウジン
グ74とモータ61の端板72との締結力がその取付部
におけるよりも弱くなる。そこで、タンクハウジング7
4に設けるOリング収容溝82に該タンクハウジング7
4の上記端板72への締結進み方向に向けて次第に拡径
するOリング押圧面82Aを設けることとし、Oリング
81の締め代がOリング81の軸方向だけでなく径方向
にも大きくとれるようにし、タンクハウジング74の周
方向の全域でタンクハウジング74と端板72との締結
部にOリング81による必要十分な液封を確保できるも
のとした。これにより、タンクハウジング74の周方向
で端板72への取付部から離れた部分でも、タンクハウ
ジング74と端板72との締結部に必要十分な液封を確
保できる。
のリード線101を端板72の側部から外部に引き出し
た。従って、リード線101の引き出し部がポンプ室6
7、タンク室75のいずれにも接することがなく、その
シール性を上げる必要がない。また、リード線101
は、油につからないので、被覆等の耐油性を上げる必要
もない。
述したが、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限
られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計の変更等があっても本発明に含まれる。
機用チルト装置において、作動油給排装置をコンパクト
にするとともに、モータのヨークの耐食性を向上するこ
とができる。
平面図である。
示す模式図である。
クの液封構造を示す模式図である。
る。
Claims (3)
- 【請求項1】 船体と、この船体に傾動自在に支持され
た船舶推進機との間にシリンダ装置を介装し、作動油給
排装置からシリンダ装置に作動油を供給もしくは排出制
御することにより、シリンダ装置を伸縮させて船舶推進
機をチルト動作させるものであり、 作動油給排装置がモータとポンプとタンクと切換弁付流
路にて構成されてなる船舶推進機用チルト装置におい
て、 切換弁付流路をバルブブロックにて形成し、このバルブ
ブロックに設けたポンプ室にポンプを配置し、 モータの端板を介してモータのヨークの取付座をバルブ
ブロックに固定し、 モータのヨークの外郭形状に沿った形状のタンクハウジ
ングでモータのヨークを覆うとともに、このタンクハウ
ジングをモータの端板に固定し、タンクハウジングとモ
ータのヨークとの間の空間をタンク室とし、 タンク室とポンプ室とをモータの端板に穿設した油路に
て連通してなることを特徴とする船舶推進機用チルト装
置。 - 【請求項2】 前記タンクハウジングが画成するタンク
室の横断面形状が、前記モータのヨークの取付座の輪郭
形状に倣うものとする請求項1記載の船舶推進機用チル
ト装置。 - 【請求項3】 前記タンクハウジングをモータの端板に
設けた段差部にOリングを介して締結するに際し、タン
クハウジングのOリング収容溝が該タンクハウジングの
上記端板への締結進み方向に向けて次第に拡径するOリ
ング押圧面を備えてなる請求項2記載の船舶推進機用チ
ルト装置。
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