JPH11155106A - 露光量調整装置、露光量調整方法及び露光量調整装置の制御プログラムを記録した媒体 - Google Patents

露光量調整装置、露光量調整方法及び露光量調整装置の制御プログラムを記録した媒体

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JPH11155106A
JPH11155106A JP9318526A JP31852697A JPH11155106A JP H11155106 A JPH11155106 A JP H11155106A JP 9318526 A JP9318526 A JP 9318526A JP 31852697 A JP31852697 A JP 31852697A JP H11155106 A JPH11155106 A JP H11155106A
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Japan
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exposure
power supply
supply frequency
exposure amount
vertical section
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JP9318526A
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Joichi Sato
譲一 佐藤
Naoki Kawaguchi
直樹 川口
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フリッカの発生を完全に防止しつつ露光量を
調整可能な露光量調整装置、露光量調整方法及び露光量
調整装置の制御プログラムを記録した媒体を提供する。 【解決手段】 電源周波数設定部70にて交流電源周波
数を設定し、同交流電源周波数の1周期に対応する蛍光
灯の2発光期間よりも短い1垂直区間内で均等にCCD
30に電荷の蓄積と読み出しを3回ずつ行わせて露光量
の調整を行う。このとき、1垂直区間の後半1/100
秒間に3回の電荷の蓄積と読み出しを行うため、フリッ
カの発生を完全に防止しつつ露光量を調整することが可
能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、露光量調整装
置、露光量調整方法及び露光量調整装置の制御プログラ
ムを記録した媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の露光量調整装置として、特開平8
−294058号公報に開示された露光量調整装置が知
られている。この露光量調整装置1は、図11に示すよ
うに、蛍光灯下の被写体より光を取り込むレンズ2と、
レンズ2にて取り込まれた光から所定光を抽出する光学
フィルタ3と、電子シャッタを備えると共に同所定光を
電気信号に変換して映像信号として出力するCCD固体
撮像素子4(図中「CCD」と表示する)と、同電子シ
ャッタを駆動させて1垂直区間に複数の露光期間を設定
することにより露光量を調整する駆動回路5と、駆動回
路5の駆動タイミングを制御するタイミング発生回路6
と、同映像信号を信号処理してビデオ信号を出力する信
号処理回路7とを備えている。
【0003】かかる構成により、蛍光灯下の被写体より
取り込まれた光から所定光を抽出し、タイミング発生回
路6にて発生された駆動タイミングに基づいて電子シャ
ッタを駆動させて1垂直区間に複数の露光期間を設定す
ることにより露光量を調整しながら同所定光を電気信号
に変換して映像信号として出力する。そして、同映像信
号を信号処理してビデオ信号を出力する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の露光量
調整装置においては、後に詳説するように、被写体を照
らす蛍光灯の発光周期に関係なく、1垂直区間で電子シ
ャッタを複数回駆動させて各垂直区間における露光量を
調整していた。このため、垂直区間の区切り方によって
各垂直区間内で取得される露光量がそれぞれ異なり、得
られたビデオ画像でフリッカが発生していた。
【0005】この発明は、上記課題にかんがみてなされ
たものでフリッカの発生を完全に防止しつつ露光量を調
整可能な露光量調整装置、露光量調整方法及び露光量調
整装置の制御プログラムを記録した媒体の提供を目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、電子シャッタを有する固体
撮像素子と、交流電源周波数を設定する電源周波数設定
手段と、上記電源周波数設定手段により設定された交流
電源周波数の1周期に対応する照明の2発光期間よりも
短い1垂直区間内において上記電子シャッタを略均等に
所定回数駆動させて露光を行う露光制御手段とを具備す
る露光量調整装置において、上記露光制御手段は、上記
1垂直区間内の所定時間区間であってその区間長さだけ
連続的に露光を行うと上記固体撮像素子からの出力信号
レベルが等しくなる時間区間内で、上記電子シャッタを
略均等に所定回数駆動させて露光を行うものである構成
とした。
【0007】すなわち、電源周波数設定手段が交流電源
周波数を設定すると、露光制御手段は同交流電源周波数
の1周期に対応する照明の2発光期間よりも短い1垂直
区間内に固体撮像素子に備えられた電子シャッタを略均
等に所定回数駆動させて露光を行う。しかも、1垂直区
間内の所定時間区間であってその区間長さだけ連続的に
露光を行うと固体撮像素子からの出力信号レベルが等し
くなる時間区間内で、電子シャッタを略均等に所定回数
駆動させて露光量を調整する。上記固体撮像素子は、電
子シャッタを備える構成であれば良く、センサとレジス
タとの間にメモリセルを介在させて入射光に基づいて変
換された電荷を一時的に蓄積可能としたもの等が含まれ
る。
【0008】このように露光量を調整する手法は、必ず
しも実体のある装置に限られる必要もなく、その一例と
して、請求項3に係る発明は、交流電源周波数を設定す
ると共に、同交流電源周波数の1周期に対応する照明の
2発光期間よりも短い1垂直区間内において固体撮像素
子に備えられた電子シャッタを略均等に所定回数駆動さ
せて露光を行うことによって露光量を調整する露光量調
整方法において、上記1垂直区間内の所定時間区間であ
ってその区間長さだけ連続的に露光を行うと上記固体撮
像素子からの出力信号レベルが等しくなる時間区間内
で、上記電子シャッタを略均等に所定回数駆動させて露
光を行う構成とした。すなわち、必ずしも実体のある装
置に限らず、その方法としても有効である。
【0009】また、この発明の思想の具現化例として、
露光量調整処理のソフトウェアとなる場合には、かかる
ソフトウェアを記録した記録媒体上においても当然に存
在し、利用される。その一例として、請求項4に係る発
明は、交流電源周波数を設定すると共に、同交流電源周
波数の1周期に対応する照明の2発光期間よりも短い1
垂直区間内において固体撮像素子に備えられた電子シャ
ッタを略均等に所定回数駆動させて露光を行うことによ
って露光量を調整する露光量調整装置であって、且つ上
記1垂直区間内の所定時間区間であってその区間長さだ
け連続的に露光を行うと上記固体撮像素子からの出力信
号レベルが等しくなる時間区間内で、上記電子シャッタ
を略均等に所定回数駆動させて露光を行う露光量調整装
置の制御プログラムを媒体に記録した構成としてある。
【0010】この記録媒体は、磁気記録媒体であっても
良いし、光記録媒体であっても良い。また、一部がソフ
トウェアであって、一部がハードウェアで実現される場
合においてもこの発明の思想において全く異なるものは
なく、一部を記録媒体上に記録しておいて必要に応じて
適宜読み込む形態のものも含まれる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面にもとづいてこの発明
の実施形態を説明する。図1は、この発明の一実施形態
に係る露光量調整装置を備えたビデオカメラの構成をブ
ロック図により示している。
【0012】ビデオカメラ10は、図示しないレンズを
介して被写体より取り込まれた光から所定光を抽出する
光学フィルタ20と、同所定光を電気信号に変換してC
CD出力信号を出力するCCD回路30と、同CCD回
路30を駆動させて露光量を調整する駆動回路40と、
駆動回路40の駆動タイミングを制御するタイミング発
生回路50と、同CCD出力信号を信号処理してビデオ
信号を出力する信号処理回路60と、交流電源周波数を
設定する電源周波数設定部70とを備えている。これに
より、被写体より同レンズを介して取り込まれた光から
所定光を抽出し、電源周波数設定部70にて設定された
交流電源周波数に応じてタイミング発生回路50にて発
生された駆動タイミングに基づいてCCD回路30を駆
動させ、露光量を調整しながら同所定光を電気信号に変
換してCCD出力信号を出力する。そして、同CCD出
力信号を信号処理してビデオ信号を出力する。
【0013】光学フィルタ20は、図示しないレンズと
CCD回路30との間に接続され、被写体より同レンズ
を介して入射された光から所定光を抽出する。
【0014】CCD回路30は、図2に示すように、光
学フィルタ20から入射された光を光量に応じた信号電
荷に変換して一時的に同信号電荷を蓄積すると共に垂直
転送するイメージ部31と、同イメージ部31からの信
号電荷を水平転送する水平転送レジスタ32と、同水平
転送レジスタ32からの信号電荷を信号電圧に変換して
CCD出力信号として出力する電荷検出部33とから構
成され、光学フィルタ20から入射された光を駆動回路
40による制御に基づいて信号電圧に変換し、CCD出
力信号を出力する。
【0015】具体的には、イメージ部31は、光学フィ
ルタ20から入射された光を光量に応じた電荷量の信号
電荷に変換するセンサ31aと、この信号電荷を一時的
に蓄積するメモリセル31bと、同メモリセル31bか
ら信号電荷を読み出して垂直転送する垂直転送レジスタ
31cとを備え、光学フィルタ20からの入射光に基づ
いてセンサ31aで変換された信号電荷を一時的に蓄積
すると共に読み出して垂直転送する。このとき、1垂直
区間内でセンサ31aに発生した電荷の読み出しはメモ
リセル31bに対して行われ、この電荷が所定回数だけ
読み出された後にメモリセル31bから垂直転送レジス
タ31cへの電荷の読み出しを一回で行なっている。
【0016】水平転送レジスタ32は、イメージ部31
に隣接して配置され、垂直転送レジスタ31cから信号
電荷が1ラインごとに水平転送される。電荷検出部33
は、フローティング・ディフュージョン・アンプ等から
構成され、同水平転送レジスタ32からの信号電荷を信
号電圧に変換してCCD出力信号を出力する。なお、上
記CCD回路30は、必ずしもセンサとの隣接位置にメ
モリセルを配置したものに限定されることはなく、セン
サで光電変換された信号電荷を一時的に蓄積可能な構成
であれば良い。したがって、蓄積電荷の読み出しと別途
設けられたフレームレジスタへの転送とが垂直帰線期間
内で一気に行われ、1垂直区間内の複数回の読み出しの
間に垂直転送レジスタの転送動作を停止させることの可
能なフレームトランスファ型CCDを適用することもで
きる。
【0017】駆動回路40は、CCD回路30に接続さ
れ、同CCD回路30に垂直ドライブパルス、シャッタ
パルス及び電荷読み出しパルスを出力し、シャッタパル
ス数を制御する等して露光量を調整する。図3は駆動回
路40から出力される各種パルス信号の出力状況を示す
タイミングチャートであり、図3の(a)は垂直ドライ
ブパルスを示し、図3の(b)はシャッタパルスを示
し、図3の(c)は電荷読み出しパルスを示す。これら
の図に示すように、掃き捨て期間中にセンサ31aで発
生した電荷はシャッタパルスによりサブストレートへ捨
てられ、蓄積期間中にセンサ31aで発生してメモリセ
ル31bで蓄積された電荷は電荷読み出しパルスにより
垂直転送レジスタ31cに読み出される。
【0018】タイミング発生回路50は、駆動回路40
に接続され、同駆動回路40にて用いられる上記垂直ド
ライブパルス、シャッタパルス及び電荷読み出しパルス
の出力タイミングを制御する。この実施形態では、同じ
長さの期間で電荷蓄積を繰り返しているが、必ずしも各
電荷蓄積期間の長さを一定に保つ必要はない。すなわ
ち、1垂直区間内における3回の露光量をそれぞれ等し
くした場合に限定されるものではなく、適宜各蓄積期間
を変更して露光量を調整することも可能である。
【0019】信号処理回路60は、CCD回路30に接
続され、同CCD回路30から出力されたCCD出力信
号を信号処理してビデオ信号を出力する。電源周波数設
定部70は、「50Hz」と「60Hz」に切り替え可
能な図示しない切替スイッチを備え、利用者が設定した
側の周波数をタイミング発生回路50に出力する。
【0020】ここで、上記切替スイッチを「50Hz」
側に設定したとき、蛍光灯照明下でビデオカメラ10を
使用する場合に、駆動回路40が各パルス信号をCCD
回路30へ出力するタイミングについて詳しく説明する
こととする。なお、ビデオカメラ10は、NTSC方式
を採用しており、1垂直区間が約1/60秒に設定され
ている。
【0021】図4は、50Hzの交流電源で点灯する蛍
光灯の発光周期を示している。なお、実際の発光はきれ
いな正弦波状にならないが、説明の理解を容易にするた
め、便宜上、正弦波として表現している。この蛍光灯は
それぞれの電源極性で同等の発光をするため、図4の
(a)に示す50Hzの交流電源下では、図4の(b)
に示すように、1/50秒周期の半分の1/100秒周
期で発光する。すなわち、当該交流電源の周波数の1周
期(1/50秒)に2発光期間を有している。同蛍光灯
の下で各垂直区間における電荷の蓄積と読み出しの期間
を設定して露光量を調整する場合、例えば、図5の
(a)に示すように、2点間を4垂直期間かけて移動す
る被写体を撮影する際に、一般には、図5(b)に示す
ように、各垂直区間ごとに1回ずつ電荷の蓄積と読み出
しの期間を1/250秒にして露光を行う。図6は、一
般的な露光量調整を示すタイムチャート図である。上記
のような露光量調整を行うと、図6の(b)に示すよう
に、1/250秒間露光区間が各垂直区間の終了部分に
集中し、図6の(a)に示すように、各露光区間で蓄積
される蛍光灯の光量が異なってしまう。このため、図6
の(c)に示すように、CCD出力信号のレベルが各垂
直区間毎に変動することとなり、大きなフリッカが発生
してしまう。図7は、露光量調整を行わない場合のフリ
ッカ発生状態を示すタイムチャート図である。露光調整
を行わない場合には、図7の(b)に示すように、露光
区間は1垂直区間全体に渡る。かかる場合には、図7の
(a)に示すように、蓄積される蛍光灯の光量が若干異
なるが、図7の(c)に示すように、そのフリッカは、
図6に示した露光調整を行った場合に比べて小さい。こ
のように、一般的な露光調整では、フリッカの発生を助
長させてしまうので、好ましいことではない。
【0022】そこで、上記特開平8−294058号公
報記載の技術のように、1垂直区間内に複数の露光区間
を設定して、フリッカ発生を減少させながら、露光調整
を行う方法が考えられている。図8は、従来の露光量調
整の一例を示すタイムチャート図である。図8の(b)
に示すように、電子シャッタを各垂直区間内で均等に3
回作動させる。しかし、各垂直区間当たりの露光時間は
合計1/250秒は必要であるので、1回当たりのシャ
ッタ開放時間即ち各露光区間が1/750秒になるよう
に設定する。これにより、図8の(a)に示すように、
各垂直区間内における3つの露光区間で蓄積される蛍光
灯の露光量の和がある1区間内で若干小さくなるが、連
続する2垂直区間では等しくなる。このため、図8の
(c)に示すように、CCD出力信号のレベル変動が抑
えられ、フリッカが多少減少する。
【0023】しかしながら、この技術でも、フリッカの
発生を完全に抑えることができない。そこで、この実施
形態の駆動回路40では、以下のような露光量調整を行
うようにしている。蛍光灯の下で撮影を行う場合、1垂
直区間の後半で1/100秒間ずつ電荷の蓄積と読み出
しを行うと、上記フリッカがほぼ完全に除去されること
が知られている。図9は、シャッタ時間を1/100秒
に固定した場合のフリッカ無発生状態を示すタイムチャ
ート図である。図9の(b)に示すように、電子シャッ
タによる露光区間を各垂直区間の終了部分に1/100
秒だけ設定しておくと、図9の(a)に示すように、蛍
光灯発光曲線の特性から、各露光区間における露光量が
全て等しくなる。このため、図9の(c)に示すよう
に,CCD出力信号のレベルが各垂直区間において全て
等しくなり、フリッカの発生が完全に抑えられる。しか
しながら、シャッタ開放時間を決めて、電荷の蓄積と読
み出しを行う時間を1/100秒に固定してしまうと露
光量の調整を行うことができなくなってしまう。そこ
で、図10の(b)に示すように、各垂直区間の終了部
の1/100秒間内で、1/750秒間づつ均等に3回
電子シャッタを作動させる。すると、図10の(a)に
示すように、各垂直区間内の3つの露光区間における露
光量の和が全ての垂直区間において等しくなる。このた
め、図10の(c)に示すように、全垂直区間における
CCD出力信号のレベルが全て等しくなり、フリッカの
発生が完全に抑えられることとなる。したがって、駆動
回路40にかかる制御を行わせるようにすることで、フ
リッカを完全に除去することができる。
【0024】なお、この実施形態では、電源周波数設定
部70に備えられた切替スイッチの切替状態に応じて交
流電源周波数を設定しているが、必ずしも切替スイッチ
等を備える必要はなく、交流電源線に接続して交流周波
数を取得可能な端子を備えても良いし、蛍光灯の発光周
期を計測して電源周波数を算出可能な構成としても良
い。また、上記駆動回路40やタイミング発生回路50
等により露光量調整処理を行っているが、必ずしもこの
ようなハードロジックの組み合わせにより構成する必要
はない。例えば、CPUを備え、同CPUに接続された
ROMに記録された露光量調整処理プログラムを読み出
して起動させることにより同露光量調整処理を実行する
ことも可能である。
【0025】したがって、イメージ部31にて電荷の蓄
積と読み出しを行うCCD回路30は、この意味で、電
子シャッタを有する固体撮像素子を構成し、「50H
z」と「60Hz」に交流電源周波数を切り替え可能な
電源周波数設定部70は、この意味で、電源周波数設定
手段を構成している。また、電源周波数設定部70で設
定された交流電源周波数に基づく蛍光灯の2発光期間よ
りも短い1垂直区間内で均等に3回ずつCCD回路30
に電荷の蓄積と読み出しをさせて露光量を調整する駆動
回路40とタイミング発生回路50は、この意味で、露
光制御手段を構成している。
【0026】次に、この実施形態に係るビデオカメラに
より蛍光灯の下で撮影を行うときの動作を説明する。電
源周波数設定部70に備えられた切替スイッチを「50
Hz」か「60Hz」のどちらかに設定し、被写体の撮
影を行う。すると、光学フィルタ20は、被写体より同
レンズを介して入射された光から所定光を抽出してCC
D回路30に入力する。このとき、駆動回路40は、電
源周波数設定部70にて設定されている交流電源周波数
に応じてタイミング発生回路50にて発生された出力タ
イミングに基づいてシャッタパルスや電荷読み出しパル
ス等をCCD回路30に出力する。
【0027】すると、各垂直区間1/60秒間のうち
で、電源周波数設定部70にて設定されている交流電源
周波数に基づく蛍光灯の2発光期間内において1/10
0秒間が抽出され、この1/100秒間で均等に各1/
750秒間の電荷の蓄積と読み出しが3回ずつCCD回
路30にて行われる。同CCD回路30から図10に示
すようなレベルの変動のほとんどないCCD出力信号が
出力されると、信号処理回路60は同CCD出力信号を
信号処理してビデオ信号を出力する。
【0028】したがって、利用者は露光量の調整を行い
つつフリッカの発生が完全に防止されたビデオ画像を得
ることができる。このように、電源周波数設定部70に
て交流電源周波数を設定し、同交流電源周波数に基づく
蛍光灯の2発光期間よりも短い1垂直区間の後半1/1
00秒間内で均等にCCD回路30に電荷の蓄積と読み
出しを3回ずつ行わせて露光量の調整を行うため、フリ
ッカの発生を完全に防止しつつ露光量を調整することが
可能となる。
【0029】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、請求項1及
び請求項2の発明は、フリッカの発生を完全に防止しつ
つ露光量を調整可能な露光量調整装置を提供することが
できる。また、請求項3に係る発明によれば、フリッカ
の発生を完全に防止しつつ露光量を調整可能な露光量調
整方法を提供でき、請求項4に係る発明によれば、同様
の処理をコンピュータにて実行する露光量調整装置の制
御プログラムを記録した媒体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この実施形態に係るビデオカメラの構成を示す
ブロック図である。
【図2】CCDの構成を示す概略図である。
【図3】駆動回路から出力される各種パルス信号の出力
状況を示すタイミングチャートである。
【図4】蛍光灯の発光周期を示すタイミングチャートで
ある。
【図5】電子シャッタの駆動タイミングを変化させたと
きに得られるビデオ画像の違いを説明するための比較図
である。
【図6】一般的な露光量調整を示すタイムチャート図で
ある。
【図7】露光量調整を行わない場合のフリッカ発生状態
を示すタイムチャート図である。
【図8】従来の技術による露光量調整を示すタイムチャ
ート図である。
【図9】シャッタ時間を1/100秒に固定した場合の
フリッカ無発生状態を示すタイムチャート図である。
【図10】この実施形態の露光量調整を示すタイムチャ
ート図である。
【図11】従来例に係るビデオカメラの構成を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
10…ビデオカメラ、 20…光学フィルタ、 30…
CCD、 31…イメージ部、 31a…センサ、 3
1b…メモリセル、 31c…垂直転送レジスタ、 3
2…水平転送レジスタ、 33…電荷検出部、 40…
駆動回路、 50…タイミング発生回路、 60…信号
処理回路、 70…電源周波数設定部。
【手続補正書】
【提出日】平成10年1月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】図4は、50Hzの交流電源で点灯する蛍
光灯の発光周期を示している。なお、実際の発光はきれ
いな正弦波状にならないが、説明の理解を容易にするた
め、便宜上、正弦波として表現している。この蛍光灯は
それぞれの電源極性で同等の発光をするため、図4の
(a)に示す50Hzの交流電源下では、図4の(b)
に示すように、1/50秒周期の半分の1/100秒周
期で発光する。すなわち、当該交流電源の周波数の1周
期(1/50秒)に2発光期間を有している。そして
各垂直区間における電荷の蓄積と読み出しの期間を設定
して露光量を調整する場合、例えば、図5の(a)に示
すように、2点間を4垂直期間かけて移動する被写体を
撮影する際に、一般には、図5(b)に示すように、各
垂直区間ごとに1回ずつ電荷の蓄積と読み出しの期間を
1/250秒にして露光を行う。図6は、一般的な露光
量調整を示すタイムチャート図である。上記のような露
光量調整を行うと、図6の(b)に示すように、1/2
50秒間露光区間が各垂直区間の終了部分に集中し、図
6の(a)に示すように、各露光区間で蓄積される蛍光
灯の光量が異なってしまう。このため、図6の(c)に
示すように、CCD出力信号のレベルが各垂直区間毎に
変動することとなり、大きなフリッカが発生してしま
う。図7は、露光量調整を行わない場合のフリッカ発生
状態を示すタイムチャート図である。露光調整を行わな
い場合には、図7の(b)に示すように、露光区間は1
垂直区間全体に渡る。かかる場合には、図7の(a)に
示すように、蓄積される蛍光灯の光量が若干異なるが、
図7の(c)に示すように、そのフリッカは、図6に示
した露光調整を行った場合に比べて小さい。このよう
に、一般的な露光調整では、フリッカの発生を助長させ
てしまうので、好ましいことではない。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】そこで、上記特開平8−294058号公
報記載の技術のように、1垂直区間内に複数の露光区間
を設定して、フリッカ発生を減少させながら、露光調整
を行う方法が考えられている。図8は、従来の露光量調
整の一例を示すタイムチャート図である。図8の(b)
に示すように、電子シャッタを各垂直区間内で均等に3
回作動させる。しかし、各垂直区間当たりの露光時間は
合計1/250秒は必要であるので、1回当たりのシャ
ッタ開放時間即ち各露光区間が1/750秒になるよう
に設定する。これにより、図8の(a)に示すように、
各垂直区間内における3つの露光区間で蓄積される蛍光
灯の露光量がある1区間内で若干小さくなるが、連続す
る2垂直区間の露光量は多少近づく。このため、図8の
(c)に示すように、CCD出力信号のレベル変動が若
干抑えられ、フリッカが多少減少する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子シャッタを有する固体撮像素子と、 交流電源周波数を設定する電源周波数設定手段と、 上記電源周波数設定手段により設定された交流電源周波
    数の1周期に対応する照明の2発光期間よりも短い1垂
    直区間内において上記電子シャッタを略均等に所定回数
    駆動させて露光を行う露光制御手段とを具備する露光量
    調整装置において、 上記露光制御手段は、上記1垂直区間内の所定時間区間
    であってその区間長さだけ連続的に露光を行うと上記固
    体撮像素子からの出力信号レベルが等しくなる時間区間
    内で、上記電子シャッタを略均等に所定回数駆動させて
    露光を行うものである、 ことを特徴とする露光量調整装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の露光量調整装置におい
    て、 上記照明の2発光期間は、1/50秒であり、 上記1垂直区間は、1/60秒であり、 上記所定時間区間は、1/100秒であり、 上記各露光回数は、3回であり、 上記各露光時間は、1/750秒である、 ことを特徴とする露光量調整装置。
  3. 【請求項3】 交流電源周波数を設定すると共に、同交
    流電源周波数の1周期に対応する照明の2発光期間より
    も短い1垂直区間内において固体撮像素子に備えられた
    電子シャッタを略均等に所定回数駆動させて露光を行う
    ことによって露光量を調整する露光量調整方法におい
    て、 上記1垂直区間内の所定時間区間であってその区間長さ
    だけ連続的に露光を行うと上記固体撮像素子からの出力
    信号レベルが等しくなる時間区間内で、上記電子シャッ
    タを略均等に所定回数駆動させて露光を行う、 ことを特徴とする露光量調整方法。
  4. 【請求項4】 交流電源周波数を設定すると共に、同交
    流電源周波数の1周期に対応する照明の2発光期間より
    も短い1垂直区間内において固体撮像素子に備えられた
    電子シャッタを略均等に所定回数駆動させて露光を行う
    ことによって露光量を調整する露光量調整装置であっ
    て、且つ上記1垂直区間内の所定時間区間であってその
    区間長さだけ連続的に露光を行うと上記固体撮像素子か
    らの出力信号レベルが等しくなる時間区間内で、上記電
    子シャッタを略均等に所定回数駆動させて露光を行う露
    光量調整装置の制御プログラムを記録した、 ことを特徴とする媒体。
JP9318526A 1997-11-19 1997-11-19 露光量調整装置、露光量調整方法及び露光量調整装置の制御プログラムを記録した媒体 Abandoned JPH11155106A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6882363B1 (en) * 1999-01-29 2005-04-19 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Video signal processing apparatus
JP2006222935A (ja) * 2005-01-13 2006-08-24 Canon Inc 電子スチルカメラ及び撮像方法及びプログラム及び記憶媒体
JP2007161189A (ja) * 2005-12-16 2007-06-28 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk 車載カメラ及びドライブレコーダ
US7920175B2 (en) 2005-01-13 2011-04-05 Canon Kabushiki Kaisha Electronic still camera performing composition of images and image capturing method therefor

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