JPH1116006A - 自動券売機 - Google Patents

自動券売機

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JPH1116006A
JPH1116006A JP9162666A JP16266697A JPH1116006A JP H1116006 A JPH1116006 A JP H1116006A JP 9162666 A JP9162666 A JP 9162666A JP 16266697 A JP16266697 A JP 16266697A JP H1116006 A JPH1116006 A JP H1116006A
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JP
Japan
Prior art keywords
color
ticket
inputting
fare
input means
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Pending
Application number
JP9162666A
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English (en)
Inventor
Hisatoshi Tanaka
久年 田中
Tomoo Ishizuka
知生 石塚
Masaaki Yoshikawa
雅章 吉川
Kakuhiko Kadoya
格彦 門矢
Takashi Kobayashi
小林  孝
Hiroyoshi Sekine
弘義 関根
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH1116006A publication Critical patent/JPH1116006A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】利用者に報知すべき情報多くの情報を適切に表
示した券類を提供可能な自動券売機を提供する。 【解決手段】この発明の自動券売機は、第1および第2
の色を表示可能な乗車券の券紙を、第1および第2の色
を選択的に発色させるサーマルヘッド120と、サーマ
ルヘッドにより第2の色を発色すべき情報を、所定の条
件に基づいて区分するサーマルヘッド駆動条件判定部1
19を有し、可変表示区間指定キー16により特定され
た区間運賃表示以外の割引表示、小人運賃表示および外
国語表示等のさまざまな表示により、利用者にとって有
益である多くの情報を知らせることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、利用者の操作に
より、例えば乗物の乗車券等の券を印刷発行する自動券
売機に関する。
【0002】
【従来の技術】公共輸送機関における輸送の対価である
運賃および料金を精算する方法として、利用者が紙幣や
硬貨を投入して目的地までの金額に応じた金額ボタンを
押すことにより利用者が利用しようとする乗車駅および
乗車区間等を特定した乗車券等を発行する自動券売機が
広く利用されている。すなわち、利用者は、自身で、自
身が利用する区間の運賃および料金に対応する金額を投
入し、目的地までの乗車券を購入することで、乗車券を
購入した輸送機関の電車またはフェリーなどを利用可能
となる。なお、今日、多くの輸送機関においてさまざま
な種類の自動券売機が利用されていることから、例えば
小学生単独による利用あるいは外国人による利用等に代
表されるさまざまな利用が存在している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、例えば乗車
券を購入した利用者が外国人である場合、乗車券に表示
される乗車区間、乗車券発売箇所名、所属輸送機関名お
よび日付と曜日等の表示の全ては、日本語による単一表
示であることから、表示されている項目の確認、購入し
た乗車券が本来必要な乗車券と異なっている場合の自己
チェックあるいは購入間違い等が生じた場合であって
も、外国人から理解されない場合がある。
【0004】また、例えば利用者が小学生である場合、
通常、乗車券を購入するために必要な金額は同区間に対
応する大人の運賃の概ね1/2に設定されているが、利
用者(小学生)が誤って大人の乗車券を購入している場
合には外部から識別する方法がなく、利用者(小学生)
に、(金銭的)損害を与えるおそれがある。
【0005】これとは別に、今日、多くの輸送機関が採
用している特定条件での割引を利用した利用者が特定条
件を満足しないことに気づかずに利用しようとして自動
改札装置で、足止めされる可能性がある。この発明の目
的は、利用者に報知すべき情報多くの情報を適切に表示
した券類を提供可能な自動券売機を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記問題点
に基づきなされたもので、所定の運賃区間毎に設定され
た運賃に対応する任意の区間の乗車券の発行を入力する
第1の入力手段と、小人運賃を適用した乗車券の発行を
入力する第2の入力手段と、第1の加熱温度により第1
の色を発色するとともに第2の加熱温度により第2の色
を発色する発色剤層を含む記録媒体に、第1および第2
の異なる加熱温度を提供して、第1および第2の色を選
択的に発色させる熱記録手段と、前記第2の入力手段に
より入力された情報に対し、記録媒体が第2の色を発色
するよう、前記熱記録手段を制御する記録制御手段と、
を有する自動券売機を提供するものである。
【0007】また、この発明は、所定の運賃区間毎に設
定された運賃に対応する任意の区間の乗車券の発行を入
力する第1の入力手段と、小人運賃を適用した乗車券の
発行を入力する第2の入力手段と、第1の加熱温度によ
り第1の色を発色するとともに第2の加熱温度により第
2の色を発色する発色剤層を含む記録媒体に、第1およ
び第2の異なる加熱温度を提供して、第1および第2の
色を選択的に発色させる熱記録手段と、前記第1および
第2の入力手段の入力があったとき、前記記録媒体の一
部が第2の色を発色するように、前記熱記録手段を制御
する記録制御手段と、を有する自動券売機を提供するも
のである。
【0008】さらに、この発明は、所定の運賃区間毎に
設定された運賃に対応する任意の区間の乗車券の発行を
入力する第1の入力手段と、外部からの入力により、前
記第1の入力手段により入力される情報とは異なる情報
の追加を入力する第2の入力手段と、第1の加熱温度に
より第1の色を発色するとともに第2の加熱温度により
第2の色を発色する発色剤層を含む記録媒体に、第1お
よび第2の異なる加熱温度を提供して、第1および第2
の色を選択的に発色させる熱記録手段と、前記第2の入
力手段により入力された情報に対し、記録媒体が第2の
色を発色するよう、前記熱記録手段を制御する記録制御
手段と、を有する自動券売機を提供するものである。
【0009】またさらに、この発明は、所定の運賃区間
毎に設定された運賃に対応する任意の区間の乗車券の発
行を入力する第1の入力手段と、異なる言語による表示
の追加を入力する第2の入力手段と、第1の加熱温度に
より第1の色を発色するとともに第2の加熱温度により
第2の色を発色する発色剤層を含む記録媒体に、第1お
よび第2の異なる加熱温度を提供して、第1および第2
の色を選択的に発色させる熱記録手段と、前記第2の入
力手段により入力された情報に対し、記録媒体が第2の
色を発色するよう、前記熱記録手段を制御する記録制御
手段と、を有する自動券売機を提供するものである。
【0010】さらにまた、この発明は、所定の運賃区間
毎に設定された運賃に対応する任意の区間の乗車券の発
行を入力する第1の入力手段と、特定の計算方法が適用
される割引乗車券の発行を入力する第2の入力手段と、
第1の加熱温度により第1の色を発色するとともに第2
の加熱温度により第2の色を発色する発色剤層を含む記
録媒体に、第1および第2の異なる加熱温度を提供し
て、第1および第2の色を選択的に発色させる熱記録手
段と、前記第2の入力手段により入力された情報に対
し、記録媒体が第2の色を発色するよう、前記熱記録手
段を制御する記録制御手段と、を有する自動券売機を提
供するものである。
【0011】またさらに、この発明は、所定の運賃区間
毎に設定された運賃に対応する任意の区間の乗車券の発
行を入力する第1の入力手段と、異なる言語による表示
の追加を入力する第2の入力手段と、装置内部に内蔵し
た時計およびカレンダーからの時間データおよび日付デ
ータに基づいて、所定の表示を追加するデータ追加手段
と、第1の加熱温度により第1の色を発色するとともに
第2の加熱温度により第2の色を発色する発色剤層を含
む記録媒体に、第1および第2の異なる加熱温度を提供
して、第1および第2の色を選択的に発色させる熱記録
手段と、前記第2の入力手段により入力された情報およ
び前記データ追加手段から供給されるデータに対し、記
録媒体が第2の色を発色するよう、前記熱記録手段を制
御する記録制御手段と、を有する自動券売機を提供する
ものである。
【0012】さらにまた、この発明は、所定の運賃区間
毎に設定された運賃に対応する任意の区間の乗車券の発
行を入力する第1の入力手段と、小人運賃を適用した乗
車券の発行を入力する第2の入力手段と、装置内部に内
蔵した時計およびカレンダーからの時間データおよび日
付データに基づいて、所定の表示を追加するデータ追加
手段と、第1の加熱温度により第1の色を発色するとと
もに第2の加熱温度により第2の色を発色する発色剤層
を含む記録媒体に、第1および第2の異なる加熱温度を
提供して、第1および第2の色を選択的に発色させる熱
記録手段と、前記第2の入力手段により入力された情報
および前記データ追加手段から供給されるデータに対
し、記録媒体が第2の色を発色するよう、前記熱記録手
段を制御する記録制御手段と、を有する自動券売機を提
供するものである。
【0013】またさらに、この発明は、所定の運賃区間
毎に設定された運賃に対応する任意の区間の乗車券の発
行を入力する第1の入力手段と、特定の計算方法が適用
される割引乗車券の発行を入力する第2の入力手段と、
装置内部に内蔵した時計およびカレンダーからの時間デ
ータおよび日付データに基づいて、所定の表示を追加す
るデータ追加手段と、第1の加熱温度により第1の色を
発色するとともに第2の加熱温度により第2の色を発色
する発色剤層を含む記録媒体に、第1および第2の異な
る加熱温度を提供して、第1および第2の色を選択的に
発色させる熱記録手段と、前記第2の入力手段により入
力された情報および前記データ追加手段から供給される
データに対し、記録媒体が第2の色を発色するよう、前
記熱記録手段を制御する記録制御手段と、を有する自動
券売機を提供するものである。
【0014】さらにまた、この発明は、所定の運賃区間
毎に設定された運賃に対応する任意の区間の乗車券の発
行を入力する第1の入力手段と、異なる言語による表示
の追加を入力する第2の入力手段と、小人運賃を適用し
た乗車券の発行を入力する第3の入力手段と、装置内部
に内蔵した時計およびカレンダーからの時間データおよ
び日付データに基づいて、所定の表示を追加するデータ
追加手段と、第1の加熱温度により第1の色を発色する
とともに第2の加熱温度により第2の色を発色する発色
剤層を含む記録媒体に、第1および第2の異なる加熱温
度を提供して、第1および第2の色を選択的に発色させ
る熱記録手段と、前記第2および第3のいづれかまたは
双方の入力手段により入力された情報と前記データ追加
手段から提供されるデータに対し、記録媒体が第2の色
を発色するよう、前記熱記録手段を制御する記録制御手
段と、を有する自動券売機を提供するものである。
【0015】またさらに、この発明は、所定の運賃区間
毎に設定された運賃に対応する任意の区間の乗車券の発
行を入力する第1の入力手段と、異なる言語による表示
の追加を入力する第2の入力手段と、小人運賃を適用し
た乗車券の発行を入力する第3の入力手段と、特定の計
算方法が適用される割引乗車券の発行を入力する第4の
入力手段と、装置内部に内蔵した時計およびカレンダー
からの時間データおよび日付データに基づいて、所定の
表示を追加するデータ追加手段と、第1の加熱温度によ
り第1の色を発色するとともに第2の加熱温度により第
2の色を発色する発色剤層を含む記録媒体に、第1およ
び第2の異なる加熱温度を提供して、第1および第2の
色を選択的に発色させる熱記録手段と、前記第2ないし
第4のいづれかまたは全部の入力手段により入力された
情報と前記データ追加手段から提供されるデータに対
し、記録媒体が第2の色を発色するよう、前記熱記録手
段を制御する記録制御手段と、を有する自動券売機を提
供するものである。
【0016】さらにまた、この発明は、所定の運賃区間
毎に設定された運賃に対応する任意の区間の乗車券の発
行を入力する第1の入力手段と、異なる言語による表示
の追加を入力する第2の入力手段と、特定の計算方法が
適用される割引乗車券の発行を入力する第3の入力手段
と、装置内部に内蔵した時計およびカレンダーからの時
間データおよび日付データに基づいて、所定の表示を追
加するデータ追加手段と、第1の加熱温度により第1の
色を発色するとともに第2の加熱温度により第2の色を
発色する発色剤層を含む記録媒体に、第1および第2の
異なる加熱温度を提供して、第1および第2の色を選択
的に発色させる熱記録手段と、前記第2および第3のい
づれかまたは双方の入力手段により入力された情報と前
記データ追加手段から提供されるデータに対し、記録媒
体が第2の色を発色するよう、前記熱記録手段を制御す
る記録制御手段と、を有する自動券売機を提供するもの
である。
【0017】またさらに、この発明は、所定の運賃区間
毎に設定された運賃に対応する任意の区間の乗車券の発
行を入力する第1の入力手段と、小人運賃を適用した乗
車券の発行を入力する第2の入力手段と、特定の計算方
法が適用される割引乗車券の発行を入力する第3の入力
手段と、装置内部に内蔵した時計およびカレンダーから
の時間データおよび日付データに基づいて、所定の表示
を追加するデータ追加手段と、第1の加熱温度により第
1の色を発色するとともに第2の加熱温度により第2の
色を発色する発色剤層を含む記録媒体に、第1および第
2の異なる加熱温度を提供して、第1および第2の色を
選択的に発色させる熱記録手段と、前記第2および第3
のいづれかまたは双方の入力手段により入力された情報
と前記データ追加手段から提供されるデータに対し、記
録媒体が第2の色を発色するよう、前記熱記録手段を制
御する記録制御手段と、を有する自動券売機を提供する
ものである。
【0018】さらにまた、この発明は、所定の運賃区間
毎に設定された運賃に対応する任意の区間の乗車券の発
行を入力する第1の入力手段と、異なる言語による表示
の追加を入力する第2の入力手段と、小人運賃を適用し
た乗車券の発行を入力する第3の入力手段と、特定の計
算方法が適用される割引乗車券の発行を入力する第4の
入力手段と、装置内部に内蔵した時計およびカレンダー
からの時間データおよび日付データに基づいて、所定の
表示を追加するデータ追加手段と、第1の加熱温度によ
り第1の色を発色するとともに第1の温度よりも高い第
2の加熱温度により第2の色を発色する発色剤層を含む
記録媒体に、第1の温度と第1の温度より高い第2の温
度からなる2種類の加熱温度を提供して、第1および第
2の色を選択的に発色させる熱記録手段と、前記第2な
いし第4のいづれかまたは全部の入力手段により入力さ
れた情報と前記データ追加手段から提供されるデータに
対し、記録媒体が第2の色を発色するよう、前記熱記録
手段を制御する記録制御手段と、を有する自動券売機を
提供するものである。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いてこの発明の実
施の形態を説明する。図1は、利用者が、自身で、自身
が利用する区間の運賃および料金に対応する金額を投入
し、目的地までの乗車券を購入するために利用される自
動券売機10の接客面を示す概略正面図である。
【0020】自動券売機10の接客面には、文字表示部
11、係員呼出スイッチ12、取消スイッチ13、1枚
指定キー14、複数枚同時購入キー15、可変表示区間
指定キー16、条件スイッチ17a,17bおよび17
c、外国語表示キー18e,18fおよび18g、カー
ド投入口19、硬貨投入口20、紙幣投入口21、乗車
券発行口22、紙幣排出口23および受け皿24などが
配置されている。なお、接客面の反対側すなわち接客面
から見えない背面には、係員による入力あるいは訂正も
しくは強制制御を可能とする操作制御部25(図2に、
簡略化して示す)が配置されている。
【0021】文字表示部11は、例えばLEDアレイ等
により形成され、操作案内あるいは投入金額等を表示す
る。係員呼出スイッチ12は、後段に詳述する制御部を
経由して自動券売機10背面または所定の位置に配置さ
れた図示しない報知器を動作させ、利用者による係員呼
び出しを係員に報知する。取消スイッチ13は、利用者
による乗車券の購入の取り消しの入力に利用される。
【0022】1枚指定キー14は、複数枚同時購入キー
15からの入力をリセットし、大人用乗車券1枚発売モ
ードを再設定するために利用される。複数枚同時購入キ
ー15は、同一区間かつ同一条件の乗車券の2枚同時購
入を入力する2枚キー15aおよび3枚同時購入を入力
する3枚キー15bを含み、同一の乗車券を複数枚購入
する際に入力操作の回数を低減するために利用可能であ
る。
【0023】可変表示区間指定キー16は、所定範囲の
金額を表示可能に形成された複数の金額特定キーからな
り、投入された硬貨、紙幣もしくは金額カード(プリペ
イドカード等の金銭的価値が与えられたカード)の残金
額の合計金額に基づいて発売可能な区間の運賃表示を点
灯するとともに利用者により押された運賃表示に対応す
る乗車券の発売を、後段に詳述する装置内部の制御部に
指示する。
【0024】条件スイッチ17aは、条件スイッチ17
b,17cによる指定を取り消して大人用の入力を設定
するために利用される。なお、条件スイッチ17b,1
7cは、それぞれ、小人用乗車券および割引用乗車券を
指定するために利用される。
【0025】外国語表示キー18e,18fおよび18
gは、それぞれ外国人のための日本語以外の表示を可能
とするもので、例えばキー18eが押されると、文字表
示部11の表示および乗車券発行口22から発行される
乗車券の表示の一部に、米語の表示(表記)が表示され
る。なお、キー18f,18gは、それぞれ、仏語、独
語に対応されている。
【0026】カード投入口19は、利用者により投入さ
れた金額カードを受け入れるとともに、精算後の金額カ
ードを返却するために利用される。硬貨投入口20は、
利用者により投入される硬貨を受け入れる。
【0027】紙幣投入口21は、利用者により投入され
る紙幣を受け入れるとともに、取消スイッチ13により
購入中止が入力された場合に、紙幣を返却する。乗車券
発行口22は、自動券売機10により発行された乗車券
類を、利用者に向けて放出する。
【0028】紙幣排出口23は、紙幣での釣り銭が生じ
た場合に、釣り銭となる紙幣を返却する。受け皿24
は、硬貨での釣り銭が生じた場合、装置内の金庫から釣
り銭として放出された硬貨を、保持する。
【0029】図2は、図1に示した自動券売機10の制
御部を概略的に説明するブロック図である。図2に示さ
れるように、文字表示部11、係員呼出スイッチ12、
取消スイッチ13、1枚指定キー14、複数枚同時購入
キー15a,15b、可変表示区間指定キー16、条件
スイッチ17a,17bおよび17c並びに外国語表示
キー18e,18fおよび18gのそれぞれは、主制御
部29に接続され、周制御部29の制御により、所定の
表示を表示させたり、入力された条件または設定事項に
基づいて、所定の動作あるいは次の動作を制御する。な
お、文字表示部11は、主制御部29内に一体に組み込
まれているROM部に記憶されているフォントに基づい
て、所定の文字および数字(金額)を表示する。また、
係員呼出スイッチ12は、主制御部29を経由せずに、
直接ブザーまたは表示ランプに接続されてもよい。
【0030】カード投入口19は、主制御部29の制御
により動作されるカード処理部30に接続されている。
カード処理部30は、カード投入口19に投入された金
額カードAに磁気記録されている残金額等を読取ったり
書換えたりする。
【0031】紙幣投入口21は、主制御部29の制御に
より動作される紙幣処理部31に接続されている。紙幣
処理部31は、紙幣投入口21に投入れた紙幣を受け入
れ、鑑査し、入金金額を計算する。また、受け入れた紙
幣は、図示しない金庫に格納される。なお、釣り銭とし
て利用する場合には、主制御部29からの指令により所
定金額に対応する紙幣を排出口23へ、排出する。
【0032】硬貨投入口20は、主制御部29の制御に
より動作される検銭部32に接続されている。検銭部3
2は、硬貨投入口20に投入された硬貨を受け入れ、鑑
査し、入金金額を計算する。なお、検銭部32には、釣
銭部33が接続されている。釣銭部33は、検銭部32
で鑑別された硬貨を図示しない金庫に収納し、釣り銭が
必要となった場合に、主制御部29からの指令により所
定金額に対応する硬貨を受け皿24(排出口23)へ、
排出する。
【0033】乗車券発行口22は、主制御部29の制御
により動作される発券部34に接続されている。なお、
乗車券発行口22は、既に説明したように、受け皿24
により排出口23と一体に形成されている。発券部34
は、印刷部35とエンコード部36とを含み、図8を用
いて後段に説明するサーマルヘッド120を用いて、図
示しない乗車券用紙(以下、券紙と略称する)に所定の
文字および数字(金額および日付)等を印字するととも
に自動改札装置向けの磁気データを記録して、乗車券発
行口22(受け皿24)に、乗車券として放出する。
【0034】図3は、図1および図2に示した自動券売
機10により、金額カードあるいは紙幣および硬貨によ
り入金された金額の対価としての乗車券に印字される表
示の例を示す概略平面図である。
【0035】図3に示されるように、乗車券40は、乗
車駅名あるいは乗車券が有効となる区間の入り口の駅名
が印字される駅名印字領域41、駅名印字領域41の駅
名の駅から有効な運賃区間を金額で表示する金額表示領
域42、乗車券購入日の日付および曜日が印字される日
付表示領域43、発売元が定める固有の管理番号等が表
示される番号表示領域44、発売元(会社名)を表示す
る発売元表示領域45および特定の文字または記号等に
よる注意事項あるいは割引の種類等に対応する固有のマ
ーク等が表示される記号マーク表示領域48,49を、
印刷面(磁性体が塗布されていない面)に有している。
なお、乗車券40に用いられる券紙は、図4を用いて以
下に説明するように、第1の色(黒色)および第1の色
と容易に区別可能な第2の色(赤色)の2色を表示可能
に形成されている。また、図3に示したように、通常の
印字においては、全ての領域の表示は、黒色で印字され
る。
【0036】図4は、図3に示した乗車券40の券紙の
概略断面図である。図4に示されるように、乗車券40
は、例えば上質紙からなる弾性の高い基材51、基材5
1の一方の面に形成され、エンコード部36により記録
される磁気データを保持する磁性体層52、基材51の
磁性体層52と対向する面に形成され、サーマルヘッド
120(図8参照)により所定の温度(第2の温度)に
加熱されることで、第2の色(赤)を発色する第2発色
剤層53、第2発色剤層53に接して配置され、同サー
マルヘッド120により所定の温度(第1の温度)に加
熱されることで、第1の色(黒色)を発色する第1発色
剤層54および印刷面55(図3に示した表示面)が積
層されたものである。
【0037】図5は、図4に示した層構造が与えられた
券紙(乗車券40)の第1発色剤層54と第2発色剤層
53のそれぞれの発色濃度(反射濃度)と、サーマルヘ
ッド120により提供される熱すなわち加熱温度との関
係を説明するグラフである。
【0038】図5に示されるように、第1の発色剤層5
4(黒色)は、第2の発色剤層53(赤色)に比較して
低い温度で、所定の反射濃度を提供可能に形成されてい
る。従って、図4および図5に示した券紙によれば、1
組のサーマルヘッドにより、2色を選択して発色させる
ことができる。
【0039】図6は、図5に示した2色発色を可能とす
る制御の一例を示すタイミングチャートである。なお、
制御回路については、図8を用いて後段に詳述する。図
6(A)および図6(B)は、第1の発色剤層54(黒
色)および第2発色剤層53(赤色)のそれぞれを所定
の反射濃度を提供するよう発色させるためのサーマルヘ
ッドの温度制御の例を示すタイミングチャートである。
【0040】図6(A)および図6(B)のそれぞれに
示されるように、サーマルヘッドに所定の電圧を印加し
て、予め決められた時間、電圧の印加を継続すると、図
5に説明したように、黒色が発色される。すなわち、図
4に示した断面構造からも明らかなように、券紙の表面
からサーマルヘッドにより加熱を開始すると、第1の時
間経過後に券紙の表面が溶けて、対応する領域の黒色発
色層(第1発色層)54が露出される。従って、所定の
表示領域が黒色により表示される。一方、図6(B)に
示されるように、加熱を継続すると、第1の時間よりも
長い第2の時間経過後に第1発色層54も溶けて、対応
する領域の赤色発色層(第2発色層)53が露出され、
熱定着される。このようにして、サーマルヘッドに所定
のヘッド駆動電圧を印加する時間を変化するのみで、赤
色および黒色の2色の表示が可能となる。
【0041】図7は、図3および図4に示した券紙に、
サーマルヘッド120(図8参照)を用いて2色表示す
ることが好ましい乗車券40の印字例を示す概略図であ
る。図7(a)、図7(b)および図7(c)は、それ
ぞれ、特定の領域あるいは特別な情報が2色表示された
乗車券40を示し、例えば利用者が小人運賃を乗車券を
購入した小学生である場合に、乗車券が小人運賃で発売
された券であることを示すマーク46が記号マーク領域
49の所定の位置に、赤色(第2発色層)による表示に
より、表示される。また、利用者(乗車券を保持してい
る小学生)に対して、通常表示されている大人用区間運
賃に対する小人用運賃すなわち実際の発売額を表示する
ために、図1に示した条件スイッチ(小人乗車券キー)
17bがオンされると、図9、図10を用いて後段に詳
述するように、サーマルヘッド駆動プログラムのサブル
ーチンが起動されて、金額表示領域42の一部の領域4
2aに、赤色で実際発売額が印字される。また、乗車券
購入日が休日である場合、主制御部29に接続されてい
る図示しない内部クロックおよびカレンダーからの日付
データに基づいて、図7(b)に示されるように、日付
表示領域43が赤色で印字され、記号マーク領域49の
所定の位置に、例えば休日を表示するマーク47が、表
示される。なお、利用者により、外国語表示キー18
e,18fおよび18gのいづれかがオンされた場合、
図9、図10を用いて後段に詳述するように、サーマル
ヘッド駆動プログラムのサブルーチンが起動されて、例
えば日付表示領域の一部の領域43aに曜日を示す対応
外国語が、駅名印字領域41の一部の領域41aに駅名
に対応する対応外国語が、発売元表示領域45の一部の
領域45aに発売元の外国語表示名が、それぞれ、赤色
で印字される。
【0042】図8は、図2に示した自動券売機10の動
作を制御する制御部を、より詳細に説明するブロック図
である。図8に示されるように、図2に示した主制御部
29は、CPU110を含み、CPU110に接続され
た制御バス111には、入力手段108、外字入力手段
107、サーマルヘッド駆動条件メモリ112、書込回
路113、文字フォントメモリ115、入力手段10
6、ROM116、RAM117、サーマルヘッド駆動
条件判定部118、サーマルヘッド駆動回路119、搬
送制御回路121、運賃メモリ124および運賃・投入
金額・釣銭金額演算部125等が接続されている。
【0043】入力手段106は、可変表示区間指定キー
16から入力された入力信号を、CPU110が処理可
能に変換し、CPU110による制御データとしての利
用を可能とする。また、外字入力手段107は、外国語
表示キー18e,18fおよび18gから入力された入
力信号を、CPU110が処理可能に変換し、CPU1
10による制御データとしての利用を可能とする。同様
に、入力手段108は、1枚指定キー14、複数枚同時
購入キー15a,15b、条件スイッチ17a,17b
および17cからの入力信号を、CPU110が処理可
能に変換し、CPU110による制御データとしての利
用を可能とする。
【0044】サーマルヘッド駆動条件メモリ112は、
図9および図10に後述する赤色印字条件に対応する文
字、記号および数字と通常の黒色の表示とを区分するた
めの条件を保持する読出専用メモリ(または、自動券売
機を保有する乗車券発売元により指定または入力される
条件を保持可能な不揮発性メモリ)であって、読出専用
メモリであって、CPU110により参照されること
で、赤色印字条件に対応する文字、記号および数字と通
常の黒色の表示との区分に利用される。
【0045】文字フォントROM115は、文字表示部
11が表示する情報が所定の文字および数字の形態とな
るよう、文字表示部11を駆動するためのフォントデー
タを保持する読出専用メモリであって、CPU110に
より参照されることで、文字表示部11が表示する文字
および数字を特定のフォントで表示させるために利用さ
れる。
【0046】ROM116は、自動券売機10を動作可
能とするためのイニシャルデータを保持する読出専用メ
モリであって、CPU110により参照されることで、
自動券売機10への通電が開始された時点で、券売機1
0をイニシャライズする。
【0047】RAM117は、さまざまな入力キーによ
り入力された条件および投入された金額またはカード残
高、ならびにカレンダーにより管理される日付データお
よび運賃メモリ等からのデータを総合して発行すべき乗
車券データを構成するとともに、釣り銭の有無あるいは
カードへの残高の記録および乗車券にエンコードする磁
気データの作成等に利用される。
【0048】運賃メモリ121は、乗車券を発行する際
に必要となるデータを保持する読出専用メモリであっ
て、乗車券を発売可能な区間に関する区間データ、区間
データに対応する運賃に関する運賃データ、割引を適用
する割引運賃データ、割引運賃データを適用すべき条件
等を保持し、CPU110により参照されることで、所
定の運賃データを提供する。
【0049】書込回路113は、CPU110の制御に
基づいて、エンコード部36に組み込まれている書込ヘ
ッド114を駆動して、所定の情報が印字された乗車券
40に、自動改札装置による読取を可能とするための磁
気データを書き込む。
【0050】サーマルヘッド駆動条件判定部118は、
CPU110の制御に基づいて、各入力手段106,1
08および外字入力手段107を経由して入力されたデ
ータとサーマルヘッド駆動条件メモリ112に記憶され
ている条件とを比較して、赤色印字条件に対応する文
字、記号および数字と通常の黒色の表示との区分を実行
する。
【0051】サーマルヘッド駆動回路119は、サーマ
ルヘッド駆動条件判定部118による判定の結果に応じ
て印刷部35に組み込まれているサーマルヘッド120
を所定の温度に加熱して、図9および図10に後述する
赤色印字条件に対応する文字、記号および数字と、通常
の黒色の表示を、券紙の印刷面に印字する。
【0052】搬送制御回路121は、モータ駆動回路1
22に接続されたモータ123を、所定量回転させて図
示しない所定位置にロール状に保持されている券紙を所
定量引き出し、図示しないカッターにより所定長さに切
断し、印刷部35へ、乗車券1枚文の長さの券紙を供給
する。なお、図示しない紙幣搬送用モータを、所定のタ
イミングで駆動することで、紙幣投入口21から受け入
れた紙幣を紙幣処理部31に引き込みまたは紙幣投入口
21に返却し、あるいは図示しない金庫に搬送し、もし
くは金庫から釣銭として、排出口23に案内する。
【0053】運賃・投入金額・釣銭金額演算部125
は、CPU110による装置全体の制御と並列して、投
入された紙幣および硬貨の合計金額または金額カードの
残高を演算し、発行可能な乗車区間を示す金額データを
CPU110に報知する。
【0054】図9は、図1および図2に示した自動券売
機10により、2色表示の乗車券を発行する手順を説明
するフローチャートであり、図10は、図9に示したフ
ローチャートに引き続く動作を説明するフローチャート
である。
【0055】図9および図10に示されるように、乗車
券購入のために、利用者から、希望する乗車券の金額と
同等またはそれを越える金額の硬貨または紙幣が硬貨投
入口20あるいは紙幣投入口21から投入される。
【0056】両投入口20,21から硬貨あるいは紙幣
が投入されると、検銭部32および紙幣処理部31によ
り、投入された硬貨および紙幣が検出され、鑑別され
る。次に、鑑別された紙幣および硬貨の合計金額が主制
御部29によって算出され、投入金額が文字表示部11
に表示される。なお、紙幣および硬貨の代りに、金額カ
ードAが投入された場合、金額カードAの残高が文字表
示部11に表示される。
【0057】続いて、投入金額または金額カードの残高
に基づいて購入可能な乗車券の運賃区間のすべてに対応
される各運賃が可変表示区間指定キー16に、表示され
る。ところで、硬貨および紙幣もしくは金額カードの投
入に続いて、例えば外国語キー18e,18f,18g
のいづれかがオンされると、外字入力手段107を経由
してCPU110に外国語表示が選択されたことが報知
され、CPU110によりROM116が参照されて、
オンされたキーに対応する外国語表示が読み出される。
同時に、文字フォントROM115が参照されて、対応
する外国語が文字表示部11に表示される。また、CP
U110の制御によりサーマルヘッド駆動条件判定部1
18に外国語表示が選択されたことが報知される。これ
により、サーマルヘッド駆動条件判定部118におい
て、サーマルヘッド駆動条件メモリ112に記憶されて
いる条件が参照され、赤色印字条件の存在が判定され
て、図10に説明する駆動条件2が選択される。以下、
ROM116に記憶されている外国語表示に対応するデ
ータが参照され、例えば図7(c)に示したような駅名
印字領域、日付表示領域および発売元表示領域のそれぞ
れに、赤色による外国語表示の追加印字が設定される。
【0058】一方、硬貨および紙幣もしくは金額カード
の投入に続いて、例えば小人キー17bがオンされる
と、入力手段108を経由してCPU110に小人運賃
の適用が選択されたことが報知され、CPU110によ
りROM116が参照されて、サーマルヘッド駆動条件
判定部118に小人運賃の適用が選択されたことが報知
される。これにより、サーマルヘッド駆動条件判定部1
18において、サーマルヘッド駆動条件メモリ112に
記憶されている条件が参照され、赤色印字条件の存在が
判定されて、図10に説明する駆動条件2が選択され
る。以下、ROM116に記憶されている小人運賃の適
用を表示するためのデータが参照され、例えば図7
(a)に示したような記号マーク表示領域49にマーク
46の赤色による追加印字および金額表示領域に発売金
額の赤色による追加印字が設定される。
【0059】同様に、割引キーあるいは特定経由を指定
した乗車券発売のための図示しない専用キーがオンされ
た場合、サーマルヘッド駆動条件判定部118におい
て、サーマルヘッド駆動条件メモリ112に記憶されて
いる条件が参照され、赤色印字条件の存在が判定され
て、図10に説明する駆動条件2が選択される。
【0060】次に、利用者により、可変表示区間指定キ
ー16の所定の運賃を表示している指定キーが選択され
てオンされると、入力手段106を経由して主制御部2
9に所定の運賃区間が選択されたことが報知され、続い
て主制御部29の制御により選択された指定キー16を
除くすべての他の可変表示区間指定キー16の表示が消
灯される。
【0061】以下、CPU110により、図示しないカ
レンダーおよび時計が参照され、休日か否か、終電車の
発車30分前かあるいは指定キー16により選択された
運賃区間が最低料金区間であるか否か等の条件をサーマ
ルヘッド駆動条件判定部118が判定可能とするデータ
がサーマルヘッド駆動条件判定部118に転送され、サ
ーマルヘッド駆動条件判定部118において、サーマル
ヘッド駆動条件メモリ112に記憶されている条件と比
較されて、赤色印字条件の存在の有無の判定とともに、
図10に説明する駆動条件2または駆動条件1のいづれ
かが選択される。
【0062】次に、主制御部29の制御により、乗車券
40の印刷・発行および釣銭送出の動作が開始される。
すなわち、乗車券40の印刷面の印刷情報は、RAM1
17内で編集され、この編集された印刷情報が印刷部3
5に転送される。なお、印刷情報は、2色表示を表示さ
せるための第1発色剤層54と第2発色剤層53とを選
択加熱するサーマルヘッド駆動データを含み、サーマル
ヘッド駆動回路119によるサーマルヘッド120の所
定パターンの加熱を制御するために利用される。
【0063】印刷部35のサーマルヘッド120によ
り、第1発色剤層54と第2発色剤層53とが選択的に
発色された(2色印字された)乗車券40は、エンコー
ド部36において、磁性体層52に、自動改札装置用の
磁気情報、例えば発行日付情報、発駅情報、着駅情報、
区間(運賃)情報などが磁気的に記録され、乗車券とし
て乗車券発行口22から受け皿24に放出される。この
とき、釣銭がある場合には釣銭部33により、釣銭硬貨
および紙幣が排出口23から受け皿24へ放出される。
なお、硬貨および紙幣に代えて金額カードが利用された
場合、金額カードに、カード処理部30により新たな残
金額が磁気により書込まれるとともに、乗車券の発売履
歴が印刷されて、カード投入口19から利用者に返却さ
れる。このようにして、乗車券40の発行が終了する
と、可変表示区間指定キー16のすべての表示が消灯さ
れ、発売待機状態が設定される。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、発色温度の異なる複数の発色層を含む感熱記録材料
を有する記録媒体に、1組のサーマルヘッドを用いて加
熱温度を変化させて複数色の表示を表示させることがで
きる。
【0065】また、第1および第2の色を表示可能な乗
車券の券紙を、第1および第2の色を選択的に発色させ
ることができる。さらに、第1および第2の色を表示可
能な乗車券の券紙を、第1および第2の色を選択的に発
色させる際に、区間運賃表示以外の割引表示、小人運賃
表示、外国語表示あるいは終電車が近いことを知らせる
時間関連表示等のさまざまな表示により、利用者にとっ
て有益である多くの情報を知らせることができる。
【0066】このように、特定条件の多くの情報を赤色
で表示することにより、利用者が、特定条件を満足しな
いことに気づかずに利用しようとして自動改札装置で足
止めされたり、終電車に乗り遅れたりすることが低減さ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態が適用される自動券売機
の一例を示す概略図。
【図2】図1に示した自動券売機の制御部を概略的に説
明するブロック図。
【図3】図1および図2に示した自動券売機により発行
される乗車券に印字される表示の例を示す概略平面図。
【図4】図1に示した自動券売機において利用される、
2色発色券媒体(券紙)の構造を示す断面図。
【図5】図4に示した層構造が与えられた券紙の第1発
色剤層と第2発色剤層のそれぞれの発色濃度(反射濃
度)とサーマルヘッドにより提供される熱との関係を説
明するグラフ。
【図6】図5に示した2色発色を可能とする制御の一例
を示すタイミングチャート。
【図7】図3および図4に示した券紙に、サーマルヘッ
ドを用いて2色表示することが好ましい乗車券の印字例
を示す概略図。
【図8】図2に示した自動券売機の動作を制御する制御
部を、より詳細に説明するブロック図。
【図9】図1および図2に示した自動券売機により2色
表示の乗車券を発行する手順を説明するフローチャー
ト。
【図10】図1および図2に示した自動券売機により2
色表示の乗車券を発行する手順を説明するフローチャー
トであって、図9に示したフローチャートに引き続く動
作を説明するフローチャート。
【符号の説明】
10 …自動券売機、 11 …文字表示部、 12 …係員呼出スイッチ、 13 …取消スイッチ、 14 …1枚指定キー、 15a…複数枚同時購入キー、 15b…複数枚同時購入キー、 16 …可変表示区間指定キー、 17a…条件スイッチ、 17b…条件スイッチ、 17c…条件スイッチ、 18e…外国語表示キー、 18f…外国語表示キー、 18g…外国語表示キー、 19 …カード投入口、 20 …硬貨投入口、 21 …紙幣投入口、 22 …乗車券発行口、 23 …紙幣排出口、 24 …受け皿、 25 …操作制御部、 29 …主制御部、 30 …カード処理部、 31 …紙幣処理部、 32 …検銭部、 33 …釣銭部、 34 …発券部、 35 …印刷部、 36 …エンコード部、 40 …乗車券、 41 …駅名印字領域、 42 …金額表示領域、 43 …日付表示領域、 44 …番号表示領域、 45 …発売元表示領域、 48 …記号マーク表示領域、 49 …記号マーク表示領域、 51 …基材、 52 …磁性体層、 53 …第2発色剤層、 54 …第1発色剤層、 55 …印刷面、 106 …入力手段、 107 …外字入力手段、 108 …入力手段、 110 …CPU、 111 …制御バス、 112 …サーマルヘッド駆動条件メモリ、 113 …書込回路、 115 …文字フォントメモリ、 116 …ROM、 117 …RAM、 118 …サーマルヘッド駆動条件判定部、 119 …サーマルヘッド駆動回路、 120 …サーマルヘッド、 121 …搬送制御回路、 122 …モータ駆動回路、 123 …モータ、 124 …運賃メモリ、 125 …運賃・投入金額・釣銭金額演算部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 門矢 格彦 神奈川県川崎市幸区柳町70番地 株式会社 東芝柳町工場内 (72)発明者 小林 孝 神奈川県川崎市幸区柳町70番地 株式会社 東芝柳町工場内 (72)発明者 関根 弘義 神奈川県川崎市幸区柳町70番地 株式会社 東芝柳町工場内

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の運賃区間毎に設定された運賃に対応
    する任意の区間の乗車券の発行を入力する第1の入力手
    段と、 小人運賃を適用した乗車券の発行を入力する第2の入力
    手段と、 第1の加熱温度により第1の色を発色するとともに第2
    の加熱温度により第2の色を発色する発色剤層を含む記
    録媒体に、第1および第2の異なる加熱温度を提供し
    て、第1および第2の色を選択的に発色させる熱記録手
    段と、 前記第2の入力手段により入力された情報に対し、記録
    媒体が第2の色を発色するよう、前記熱記録手段を制御
    する記録制御手段と、を有する自動券売機。
  2. 【請求項2】所定の運賃区間毎に設定された運賃に対応
    する任意の区間の乗車券の発行を入力する第1の入力手
    段と、 小人運賃を適用した乗車券の発行を入力する第2の入力
    手段と、 第1の加熱温度により第1の色を発色するとともに第2
    の加熱温度により第2の色を発色する発色剤層を含む記
    録媒体に、第1および第2の異なる加熱温度を提供し
    て、第1および第2の色を選択的に発色させる熱記録手
    段と、 前記第1および第2の入力手段の入力があったとき、前
    記記録媒体の一部が第2の色を発色するように、前記熱
    記録手段を制御する記録制御手段と、を有する自動券売
    機。
  3. 【請求項3】所定の運賃区間毎に設定された運賃に対応
    する任意の区間の乗車券の発行を入力する第1の入力手
    段と、 外部からの入力により、前記第1の入力手段により入力
    される情報とは異なる情報の追加を入力する第2の入力
    手段と、 第1の加熱温度により第1の色を発色するとともに第2
    の加熱温度により第2の色を発色する発色剤層を含む記
    録媒体に、第1および第2の異なる加熱温度を提供し
    て、第1および第2の色を選択的に発色させる熱記録手
    段と、 前記第2の入力手段により入力された情報に対し、記録
    媒体が第2の色を発色するよう、前記熱記録手段を制御
    する記録制御手段と、を有する自動券売機。
  4. 【請求項4】所定の運賃区間毎に設定された運賃に対応
    する任意の区間の乗車券の発行を入力する第1の入力手
    段と、 異なる言語による表示の追加を入力する第2の入力手段
    と、 第1の加熱温度により第1の色を発色するとともに第2
    の加熱温度により第2の色を発色する発色剤層を含む記
    録媒体に、第1および第2の異なる加熱温度を提供し
    て、第1および第2の色を選択的に発色させる熱記録手
    段と、 前記第2の入力手段により入力された情報に対し、記録
    媒体が第2の色を発色するよう、前記熱記録手段を制御
    する記録制御手段と、を有する自動券売機。
  5. 【請求項5】所定の運賃区間毎に設定された運賃に対応
    する任意の区間の乗車券の発行を入力する第1の入力手
    段と、 特定の計算方法が適用される割引乗車券の発行を入力す
    る第2の入力手段と、 第1の加熱温度により第1の色を発色するとともに第2
    の加熱温度により第2の色を発色する発色剤層を含む記
    録媒体に、第1および第2の異なる加熱温度を提供し
    て、第1および第2の色を選択的に発色させる熱記録手
    段と、 前記第2の入力手段により入力された情報に対し、記録
    媒体が第2の色を発色するよう、前記熱記録手段を制御
    する記録制御手段と、を有する自動券売機。
  6. 【請求項6】所定の運賃区間毎に設定された運賃に対応
    する任意の区間の乗車券の発行を入力する第1の入力手
    段と、 異なる言語による表示の追加を入力する第2の入力手段
    と、 装置内部に内蔵した時計およびカレンダーからの時間デ
    ータおよび日付データに基づいて、所定の表示を追加す
    るデータ追加手段と、 第1の加熱温度により第1の色を発色するとともに第2
    の加熱温度により第2の色を発色する発色剤層を含む記
    録媒体に、第1および第2の異なる加熱温度を提供し
    て、第1および第2の色を選択的に発色させる熱記録手
    段と、 前記第2の入力手段により入力された情報および前記デ
    ータ追加手段から供給されるデータに対し、記録媒体が
    第2の色を発色するよう、前記熱記録手段を制御する記
    録制御手段と、を有する自動券売機。
  7. 【請求項7】所定の運賃区間毎に設定された運賃に対応
    する任意の区間の乗車券の発行を入力する第1の入力手
    段と、 小人運賃を適用した乗車券の発行を入力する第2の入力
    手段と、 装置内部に内蔵した時計およびカレンダーからの時間デ
    ータおよび日付データに基づいて、所定の表示を追加す
    るデータ追加手段と、 第1の加熱温度により第1の色を発色するとともに第2
    の加熱温度により第2の色を発色する発色剤層を含む記
    録媒体に、第1および第2の異なる加熱温度を提供し
    て、第1および第2の色を選択的に発色させる熱記録手
    段と、 前記第2の入力手段により入力された情報および前記デ
    ータ追加手段から供給されるデータに対し、記録媒体が
    第2の色を発色するよう、前記熱記録手段を制御する記
    録制御手段と、を有する自動券売機。
  8. 【請求項8】所定の運賃区間毎に設定された運賃に対応
    する任意の区間の乗車券の発行を入力する第1の入力手
    段と、 特定の計算方法が適用される割引乗車券の発行を入力す
    る第2の入力手段と、 装置内部に内蔵した時計およびカレンダーからの時間デ
    ータおよび日付データに基づいて、所定の表示を追加す
    るデータ追加手段と、 第1の加熱温度により第1の色を発色するとともに第2
    の加熱温度により第2の色を発色する発色剤層を含む記
    録媒体に、第1および第2の異なる加熱温度を提供し
    て、第1および第2の色を選択的に発色させる熱記録手
    段と、 前記第2の入力手段により入力された情報および前記デ
    ータ追加手段から供給されるデータに対し、記録媒体が
    第2の色を発色するよう、前記熱記録手段を制御する記
    録制御手段と、を有する自動券売機。
  9. 【請求項9】所定の運賃区間毎に設定された運賃に対応
    する任意の区間の乗車券の発行を入力する第1の入力手
    段と、 異なる言語による表示の追加を入力する第2の入力手段
    と、 小人運賃を適用した乗車券の発行を入力する第3の入力
    手段と、 装置内部に内蔵した時計およびカレンダーからの時間デ
    ータおよび日付データに基づいて、所定の表示を追加す
    るデータ追加手段と、 第1の加熱温度により第1の色を発色するとともに第2
    の加熱温度により第2の色を発色する発色剤層を含む記
    録媒体に、第1および第2の異なる加熱温度を提供し
    て、第1および第2の色を選択的に発色させる熱記録手
    段と、 前記第2および第3のいづれかまたは双方の入力手段に
    より入力された情報と前記データ追加手段から提供され
    るデータに対し、記録媒体が第2の色を発色するよう、
    前記熱記録手段を制御する記録制御手段と、を有する自
    動券売機。
  10. 【請求項10】所定の運賃区間毎に設定された運賃に対
    応する任意の区間の乗車券の発行を入力する第1の入力
    手段と、 異なる言語による表示の追加を入力する第2の入力手段
    と、 特定の計算方法が適用される割引乗車券の発行を入力す
    る第3の入力手段と、 装置内部に内蔵した時計およびカレンダーからの時間デ
    ータおよび日付データに基づいて、所定の表示を追加す
    るデータ追加手段と、 第1の加熱温度により第1の色を発色するとともに第2
    の加熱温度により第2の色を発色する発色剤層を含む記
    録媒体に、第1および第2の異なる加熱温度を提供し
    て、第1および第2の色を選択的に発色させる熱記録手
    段と、 前記第2および第3のいづれかまたは双方の入力手段に
    より入力された情報と前記データ追加手段から提供され
    るデータに対し、記録媒体が第2の色を発色するよう、
    前記熱記録手段を制御する記録制御手段と、を有する自
    動券売機。
  11. 【請求項11】所定の運賃区間毎に設定された運賃に対
    応する任意の区間の乗車券の発行を入力する第1の入力
    手段と、 小人運賃を適用した乗車券の発行を入力する第2の入力
    手段と、 特定の計算方法が適用される割引乗車券の発行を入力す
    る第3の入力手段と、 装置内部に内蔵した時計およびカレンダーからの時間デ
    ータおよび日付データに基づいて、所定の表示を追加す
    るデータ追加手段と、 第1の加熱温度により第1の色を発色するとともに第2
    の加熱温度により第2の色を発色する発色剤層を含む記
    録媒体に、第1および第2の異なる加熱温度を提供し
    て、第1および第2の色を選択的に発色させる熱記録手
    段と、 前記第2および第3のいづれかまたは双方の入力手段に
    より入力された情報と前記データ追加手段から提供され
    るデータに対し、記録媒体が第2の色を発色するよう、
    前記熱記録手段を制御する記録制御手段と、を有する自
    動券売機。
  12. 【請求項12】所定の運賃区間毎に設定された運賃に対
    応する任意の区間の乗車券の発行を入力する第1の入力
    手段と、 異なる言語による表示の追加を入力する第2の入力手段
    と、 小人運賃を適用した乗車券の発行を入力する第3の入力
    手段と、 特定の計算方法が適用される割引乗車券の発行を入力す
    る第4の入力手段と、 装置内部に内蔵した時計およびカレンダーからの時間デ
    ータおよび日付データに基づいて、所定の表示を追加す
    るデータ追加手段と、 第1の加熱温度により第1の色を発色するとともに第2
    の加熱温度により第2の色を発色する発色剤層を含む記
    録媒体に、第1および第2の異なる加熱温度を提供し
    て、第1および第2の色を選択的に発色させる熱記録手
    段と、 前記第2ないし第4のいづれかまたは全部の入力手段に
    より入力された情報と前記データ追加手段から提供され
    るデータに対し、記録媒体が第2の色を発色するよう、
    前記熱記録手段を制御する記録制御手段と、を有する自
    動券売機。
  13. 【請求項13】所定の運賃区間毎に設定された運賃に対
    応する任意の区間の乗車券の発行を入力する第1の入力
    手段と、 異なる言語による表示の追加を入力する第2の入力手段
    と、 小人運賃を適用した乗車券の発行を入力する第3の入力
    手段と、 特定の計算方法が適用される割引乗車券の発行を入力す
    る第4の入力手段と、 装置内部に内蔵した時計およびカレンダーからの時間デ
    ータおよび日付データに基づいて、所定の表示を追加す
    るデータ追加手段と、 第1の加熱温度により第1の色を発色するとともに第1
    の温度よりも高い第2の加熱温度により第2の色を発色
    する発色剤層を含む記録媒体に、第1の温度と第1の温
    度より高い第2の温度からなる2種類の加熱温度を提供
    して、第1および第2の色を選択的に発色させる熱記録
    手段と、 前記第2ないし第4のいづれかまたは全部の入力手段に
    より入力された情報と前記データ追加手段から提供され
    るデータに対し、記録媒体が第2の色を発色するよう、
    前記熱記録手段を制御する記録制御手段と、を有する自
    動券売機。
  14. 【請求項14】前記熱記録手段の提供する第1の温度と
    第2の温度とは、加熱時間の長さに基づいて設定される
    ことを特徴とする請求項13記載の自動券売機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015197771A (ja) * 2014-03-31 2015-11-09 日本信号株式会社 Icカード運賃案内システム
JP2022047932A (ja) * 2020-09-14 2022-03-25 株式会社東芝 発券機

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JP2015197771A (ja) * 2014-03-31 2015-11-09 日本信号株式会社 Icカード運賃案内システム
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