JPH11160099A - 回転位置検出装置 - Google Patents
回転位置検出装置Info
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- JPH11160099A JPH11160099A JP34192697A JP34192697A JPH11160099A JP H11160099 A JPH11160099 A JP H11160099A JP 34192697 A JP34192697 A JP 34192697A JP 34192697 A JP34192697 A JP 34192697A JP H11160099 A JPH11160099 A JP H11160099A
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- 230000005284 excitation Effects 0.000 claims abstract description 10
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 9
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 abstract 2
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 230000009466 transformation Effects 0.000 description 3
- 230000008569 process Effects 0.000 description 2
- 230000006872 improvement Effects 0.000 description 1
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 1
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- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 レゾルバの二相出力間の電圧信号のばらつき
を除去し、R−Dコンバータによる演算精度を向上させ
る。 【解決手段】 一相励磁二相出力方式のレゾルバ1と、
その出力アナログ信号をデジタル信号に変換するレゾル
バ−デジタル・コンバータ3とからなる回転位置検出装
置において、レゾルバ1とレゾルバ−デジタル・コンバ
ータ3との間に、二相出力電圧の最大振幅を均等に調整
する調整回路Aを設けた。
を除去し、R−Dコンバータによる演算精度を向上させ
る。 【解決手段】 一相励磁二相出力方式のレゾルバ1と、
その出力アナログ信号をデジタル信号に変換するレゾル
バ−デジタル・コンバータ3とからなる回転位置検出装
置において、レゾルバ1とレゾルバ−デジタル・コンバ
ータ3との間に、二相出力電圧の最大振幅を均等に調整
する調整回路Aを設けた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転位置検出装置
に関し、特に、レゾルバの出力をレゾルバ−デジタル・
コンバータに入力する回路に関する。
に関し、特に、レゾルバの出力をレゾルバ−デジタル・
コンバータに入力する回路に関する。
【0002】
【従来の技術】各種機器の軸回転位置を絶対角で検出可
能なセンサとしてレゾルバがある。こうしたレゾルバを
用いる回転位置検出装置は、図3に示すように、アナロ
グ信号を出力するセンシング部としてのレゾルバaと、
それから出力されるアナログ信号をCPUにインターフ
ェース可能なデジタル信号に変換・処理する電気回路部
としてのレゾルバ−デジタル・コンバータ(以下、R−
Dコンバータという)bから構成される。
能なセンサとしてレゾルバがある。こうしたレゾルバを
用いる回転位置検出装置は、図3に示すように、アナロ
グ信号を出力するセンシング部としてのレゾルバaと、
それから出力されるアナログ信号をCPUにインターフ
ェース可能なデジタル信号に変換・処理する電気回路部
としてのレゾルバ−デジタル・コンバータ(以下、R−
Dコンバータという)bから構成される。
【0003】一般にレゾルバは、1つのロータと2つの
ステータを備える構成とされ、図4に示すように、ロー
タの巻き線に、図3に示す励磁回路cによりV・sin
ωtなる信号を励磁すると、ステータの2つの巻き線
に、軸角度θをパラメータとする出力として、 V1 =V・sinωt・sinθ V2 =V・sinωt・cosθ なる信号が得られ、これがR−Dコンバータの入力とな
る。
ステータを備える構成とされ、図4に示すように、ロー
タの巻き線に、図3に示す励磁回路cによりV・sin
ωtなる信号を励磁すると、ステータの2つの巻き線
に、軸角度θをパラメータとする出力として、 V1 =V・sinωt・sinθ V2 =V・sinωt・cosθ なる信号が得られ、これがR−Dコンバータの入力とな
る。
【0004】また、R−Dコンバータは、図4に示すよ
うに、主な内部構成として乗算型のD−Aコンバータ、
整流検波器、積分器、電圧制御発振器(VCO)及びア
ップ/ダウン・カウンタを備えている。このR−Dコン
バータでは、アップ/ダウン・カウンタで作りだされた
デジタル角度φをコサインD−Aコンバータの入力と
し、V1 をリファレンス入力とすると、 V・sinωt・sinθ・cosφ なる信号が得られ、同様に、サインD−Aコンバータ側
では、 V・sinωt・cosθ・sinφ なる信号が得られる。これら2つの信号を次段の誤差ア
ンプで差をとり、まとめると、 V・sinωt(sinθ・cosφ−cosθ・si
nφ) という信号になる。ここに、sinωtはAC信号、s
in(θ−φ)はDC信号である。次に整流検波器がこ
の信号を、レゾルバが励磁した信号と同じ信号を使って
復調する。その結果、sin(θ−φ)に比例した信号
のみを得ることができる。このDC信号が積分器を通
り、VCOに入力され、VCOよりパルスがアップ/ダ
ウン・カウンタに送られる。この動作は、 sin(θ−φ)→0 の状態まで続けられる。この値が0に近いときは、θ−
φ→0となる。この動作が終了したとき、θ=φとな
り、入力の角度θがデジタル角度φとして求められる。
うに、主な内部構成として乗算型のD−Aコンバータ、
整流検波器、積分器、電圧制御発振器(VCO)及びア
ップ/ダウン・カウンタを備えている。このR−Dコン
バータでは、アップ/ダウン・カウンタで作りだされた
デジタル角度φをコサインD−Aコンバータの入力と
し、V1 をリファレンス入力とすると、 V・sinωt・sinθ・cosφ なる信号が得られ、同様に、サインD−Aコンバータ側
では、 V・sinωt・cosθ・sinφ なる信号が得られる。これら2つの信号を次段の誤差ア
ンプで差をとり、まとめると、 V・sinωt(sinθ・cosφ−cosθ・si
nφ) という信号になる。ここに、sinωtはAC信号、s
in(θ−φ)はDC信号である。次に整流検波器がこ
の信号を、レゾルバが励磁した信号と同じ信号を使って
復調する。その結果、sin(θ−φ)に比例した信号
のみを得ることができる。このDC信号が積分器を通
り、VCOに入力され、VCOよりパルスがアップ/ダ
ウン・カウンタに送られる。この動作は、 sin(θ−φ)→0 の状態まで続けられる。この値が0に近いときは、θ−
φ→0となる。この動作が終了したとき、θ=φとな
り、入力の角度θがデジタル角度φとして求められる。
【0005】ところで、回転位置検出を必要とする電動
機の制御において、回転位置センサとして図3及び図4
に示すような一相励磁二相出力方式のレゾルバを用いる
場合、レゾルバaからR−Dコンバータbに入力される
二相出力の電圧信号精度が回転位置検出精度に大きな影
響を与える。そこで、従来の回転位置検出装置では、図
3の点線の枠で囲んだ部分dに、レゾルバaからの出力
電圧をR−Dコンバータbの入力仕様に整合させる機構
(例えば分圧回路)を設けたり、同相ノイズ除去機構
(例えば差動入力回路)を設けるなどの対策を施してい
る。
機の制御において、回転位置センサとして図3及び図4
に示すような一相励磁二相出力方式のレゾルバを用いる
場合、レゾルバaからR−Dコンバータbに入力される
二相出力の電圧信号精度が回転位置検出精度に大きな影
響を与える。そこで、従来の回転位置検出装置では、図
3の点線の枠で囲んだ部分dに、レゾルバaからの出力
電圧をR−Dコンバータbの入力仕様に整合させる機構
(例えば分圧回路)を設けたり、同相ノイズ除去機構
(例えば差動入力回路)を設けるなどの対策を施してい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の機構は、それ自体に使用する抵抗器等の素子に高い
精度を要求されるわりには、レゾルバa自体に不可避の
二相出力のばらつき(アンバランス)がR−Dコンバー
タbによる演算処理結果に与える誤差を除去できず、シ
ステム全体としての回転位置検出精度を向上させること
には役立たない。したがって、本質的に出力精度の高い
レゾルバとR−Dコンバータの組み合わせに上記のよう
な機構を用いたとしても、高精度の回転位置検出による
電動機の精密な制御は困難である。
来の機構は、それ自体に使用する抵抗器等の素子に高い
精度を要求されるわりには、レゾルバa自体に不可避の
二相出力のばらつき(アンバランス)がR−Dコンバー
タbによる演算処理結果に与える誤差を除去できず、シ
ステム全体としての回転位置検出精度を向上させること
には役立たない。したがって、本質的に出力精度の高い
レゾルバとR−Dコンバータの組み合わせに上記のよう
な機構を用いたとしても、高精度の回転位置検出による
電動機の精密な制御は困難である。
【0007】そこで本発明は、レゾルバの二相出力間の
電圧信号のばらつきを簡単な構成で除去することで、R
−Dコンバータによる演算処理機能を有効に発揮させ、
システム全体としての検出精度を向上させることのでき
る回転位置検出装置を提供することを第1の目的とす
る。
電圧信号のばらつきを簡単な構成で除去することで、R
−Dコンバータによる演算処理機能を有効に発揮させ、
システム全体としての検出精度を向上させることのでき
る回転位置検出装置を提供することを第1の目的とす
る。
【0008】次に、本発明は、上記二相出力間の電圧信
号のばらつきを除去する具体的な手段を提供することを
第2の目的とする。
号のばらつきを除去する具体的な手段を提供することを
第2の目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るため、本発明は、一相励磁二相出力方式のレゾルバ
と、該レゾルバの出力するアナログ信号をデジタル信号
に変換するレゾルバ−デジタル・コンバータとからなる
回転位置検出装置において、前記レゾルバとレゾルバ−
デジタル・コンバータとの間に、レゾルバからレゾルバ
−デジタル・コンバータに入力される二相出力電圧の最
大振幅を均等に調整する調整回路を設けたことを特徴と
する。
るため、本発明は、一相励磁二相出力方式のレゾルバ
と、該レゾルバの出力するアナログ信号をデジタル信号
に変換するレゾルバ−デジタル・コンバータとからなる
回転位置検出装置において、前記レゾルバとレゾルバ−
デジタル・コンバータとの間に、レゾルバからレゾルバ
−デジタル・コンバータに入力される二相出力電圧の最
大振幅を均等に調整する調整回路を設けたことを特徴と
する。
【0010】更に、第2の目的を達成するため、前記調
整回路は、該調整回路の入出力比を決定する調整抵抗を
備える構成とされる。
整回路は、該調整回路の入出力比を決定する調整抵抗を
備える構成とされる。
【0011】
【発明の作用及び効果】このような構成を採る請求項1
に記載の本発明によると、従来の分圧回路のような二相
それぞれのゲインを調整するものとは異なり、レゾルバ
の回転位置によって出力される二相電圧のそれぞれの最
大振幅(最大値)を、調整回路により各々調整して均等
とすることができるので、レゾルバの二相出力電圧間の
ばらつきを吸収し、かつ、調整回路のばらつきによる影
響もなくして、システムとしての回転位置検出精度を向
上させることが可能となる。したがって、この装置を電
動機の制御に用いた場合、電動機を高精度で最適に制御
することができるようになる。特に、電動機出力特性の
ばらつきを抑えることが、性能品質の改善につながる。
また、高精度の回転位置検出により、高回転までの安定
した電動機制御が可能となり、電動機の出力特性を十分
に利用できる。このことは、出力特性を満足させるため
の電動機設計において、コンパクト化にも役立つ。更
に、レゾルバの巻き線むら等による構造上の誤差を調整
することができるので、レゾルバの構造上の要求精度を
下げることも可能となる。
に記載の本発明によると、従来の分圧回路のような二相
それぞれのゲインを調整するものとは異なり、レゾルバ
の回転位置によって出力される二相電圧のそれぞれの最
大振幅(最大値)を、調整回路により各々調整して均等
とすることができるので、レゾルバの二相出力電圧間の
ばらつきを吸収し、かつ、調整回路のばらつきによる影
響もなくして、システムとしての回転位置検出精度を向
上させることが可能となる。したがって、この装置を電
動機の制御に用いた場合、電動機を高精度で最適に制御
することができるようになる。特に、電動機出力特性の
ばらつきを抑えることが、性能品質の改善につながる。
また、高精度の回転位置検出により、高回転までの安定
した電動機制御が可能となり、電動機の出力特性を十分
に利用できる。このことは、出力特性を満足させるため
の電動機設計において、コンパクト化にも役立つ。更
に、レゾルバの巻き線むら等による構造上の誤差を調整
することができるので、レゾルバの構造上の要求精度を
下げることも可能となる。
【0012】次に、請求項2に記載の構成によると、二
相電圧それぞれの最大振幅を調整して、それらを均等と
するのに、調整回路の調整抵抗をチューニングするだけ
で済むので、簡単な構成で目的を達成することができ、
コストダウンにつながる。
相電圧それぞれの最大振幅を調整して、それらを均等と
するのに、調整回路の調整抵抗をチューニングするだけ
で済むので、簡単な構成で目的を達成することができ、
コストダウンにつながる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面に沿い、本発明の実施
形態について説明する。図1は実施形態に係る回転位置
検出装置のシステム構成をブロックで示す。この装置に
おいて、レゾルバ1は、励磁回路2により一相の巻き線
を所定の周波数で励磁され、他の二相の巻き線から正弦
(sin)波信号と余弦(cos)波信号を出力する既
知のもので構成され、R−Dコンバータ3も、上記両信
号を演算処理して所定のデジタル信号を出力する集積回
路素子からなる既知のもので構成されている。
形態について説明する。図1は実施形態に係る回転位置
検出装置のシステム構成をブロックで示す。この装置に
おいて、レゾルバ1は、励磁回路2により一相の巻き線
を所定の周波数で励磁され、他の二相の巻き線から正弦
(sin)波信号と余弦(cos)波信号を出力する既
知のもので構成され、R−Dコンバータ3も、上記両信
号を演算処理して所定のデジタル信号を出力する集積回
路素子からなる既知のもので構成されている。
【0014】本発明に従い、レゾルバ1のsin波信号
ライン4と、cos波信号ライン5それぞれの途中に
は、差動増幅器を構成する調整回路Aが介挿されてい
る。この調整回路Aは、それぞれの信号ライン4,5に
ついて、オペアンプ(演算増幅器)40,50と、4つ
の可変抵抗器41〜44,51〜54とを備える構成と
され、各オペアンプ40,50の入力端子が可変抵抗器
41,43,51,53を介してレゾルバ1のそれぞれ
の出力巻き線に接続され、オペアンプ40,50の出力
端子がR−Dコンバータ3の入力端子に接続されてい
る。更に、オペアンプ40,50の出力端子と一方の入
力端子間は、フィードバック量調整用の可変抵抗器4
2,52を介して接続され、オペアンプ40,50の他
方の入力端子は、可変抵抗器44,54を介して接地さ
れている。なお、図において、符号6は励磁電圧のリフ
ァレンス信号をR−Dコンバータ3に入力するリファレ
ンス信号ラインを示す。
ライン4と、cos波信号ライン5それぞれの途中に
は、差動増幅器を構成する調整回路Aが介挿されてい
る。この調整回路Aは、それぞれの信号ライン4,5に
ついて、オペアンプ(演算増幅器)40,50と、4つ
の可変抵抗器41〜44,51〜54とを備える構成と
され、各オペアンプ40,50の入力端子が可変抵抗器
41,43,51,53を介してレゾルバ1のそれぞれ
の出力巻き線に接続され、オペアンプ40,50の出力
端子がR−Dコンバータ3の入力端子に接続されてい
る。更に、オペアンプ40,50の出力端子と一方の入
力端子間は、フィードバック量調整用の可変抵抗器4
2,52を介して接続され、オペアンプ40,50の他
方の入力端子は、可変抵抗器44,54を介して接地さ
れている。なお、図において、符号6は励磁電圧のリフ
ァレンス信号をR−Dコンバータ3に入力するリファレ
ンス信号ラインを示す。
【0015】こうした構成からなる装置では、レゾルバ
1の二相の出力巻き線に接続されたそれぞれの信号ライ
ン4,5に、図2に示すようなsin波信号
(Vs i n )とcos波信号(Vc o s )が出力され
る。図2はR−Dコンバータ入力レベルの二相電圧波
形、Vs i n ・Vc o s のレゾルバ回転角360°にお
ける状態を示す(励磁波形は任意)。そして、これら両
信号の関係からR−Dコンバータ3による演算・処理に
より、図の下方に丸囲いの矢印で示すように、sin波
信号(Vs i n )が0で、cos波信号(Vc o s )が
最大のときに0°(図に上向きの矢印で示す)、sin
波信号(Vs i n )が最大で、cos波信号
(Vc o s)が0のときに90°(図に右向きの矢印で
示す)、sin波信号(Vs i n )が0で、cos波信
号(Vc o s )が最小のときに180°(図に下向きの
矢印で示す)、sin波信号(Vs i n )が最小で、c
os波信号(Vc o s )が0のときに270°(図に左
向きの矢印で示す)というように判定する。
1の二相の出力巻き線に接続されたそれぞれの信号ライ
ン4,5に、図2に示すようなsin波信号
(Vs i n )とcos波信号(Vc o s )が出力され
る。図2はR−Dコンバータ入力レベルの二相電圧波
形、Vs i n ・Vc o s のレゾルバ回転角360°にお
ける状態を示す(励磁波形は任意)。そして、これら両
信号の関係からR−Dコンバータ3による演算・処理に
より、図の下方に丸囲いの矢印で示すように、sin波
信号(Vs i n )が0で、cos波信号(Vc o s )が
最大のときに0°(図に上向きの矢印で示す)、sin
波信号(Vs i n )が最大で、cos波信号
(Vc o s)が0のときに90°(図に右向きの矢印で
示す)、sin波信号(Vs i n )が0で、cos波信
号(Vc o s )が最小のときに180°(図に下向きの
矢印で示す)、sin波信号(Vs i n )が最小で、c
os波信号(Vc o s )が0のときに270°(図に左
向きの矢印で示す)というように判定する。
【0016】次に、軸倍角が1の一相励磁二相出力レゾ
ルバにおける調整回路の調整手法を説明する。この場
合、レゾルバ電気角(回転角)0°又は180°におけ
るVc o s 出力電圧の最大値(Vc m a x )と、同様に
電気角90°又は270°におけるVs i n 出力電圧の
最大値(Vs m a x )が均等となるように、図1におけ
る各可変抵抗器の抵抗値R1 ,R2 又はr1 ,r2 を各
相各々調整することになる。ここで、励磁電圧V
i n を、 Vi n =E・sinωt レゾルバからの二相出力電圧を、それぞれ Vs i n =k・E・sinωt・sinθ Vc o s =k・E・sinωt・cosθ (ただし、kをレゾルバ変圧比、θをレゾルバ回転角)
とすれば、レゾルバ単体の巻き線むら等によるばらつき
は、二相出力各々の変圧比(k)のばらつきとなるの
で、各々の変圧比をks 、kc とすると、 Vs i n ’=ks ・E・sinωt・sinθ Vc o s ’=kc ・E・sinωt・cosθ となる。
ルバにおける調整回路の調整手法を説明する。この場
合、レゾルバ電気角(回転角)0°又は180°におけ
るVc o s 出力電圧の最大値(Vc m a x )と、同様に
電気角90°又は270°におけるVs i n 出力電圧の
最大値(Vs m a x )が均等となるように、図1におけ
る各可変抵抗器の抵抗値R1 ,R2 又はr1 ,r2 を各
相各々調整することになる。ここで、励磁電圧V
i n を、 Vi n =E・sinωt レゾルバからの二相出力電圧を、それぞれ Vs i n =k・E・sinωt・sinθ Vc o s =k・E・sinωt・cosθ (ただし、kをレゾルバ変圧比、θをレゾルバ回転角)
とすれば、レゾルバ単体の巻き線むら等によるばらつき
は、二相出力各々の変圧比(k)のばらつきとなるの
で、各々の変圧比をks 、kc とすると、 Vs i n ’=ks ・E・sinωt・sinθ Vc o s ’=kc ・E・sinωt・cosθ となる。
【0017】したがって、図2に示すR−Dコンバータ
の端子レベルにおける二相入力電圧は、 Vs i n R / D =r1 /R1 ・ks ・E・sinωt・
sinθ Vc o s R / D =r2 /R2 ・kc ・E・sinωt・
cosθ となる。ここで、各相電圧の最大振幅を等しくするため
に、r1 又はR1 、r2又はR2 を次式の関係が成り立
つように調整すればよい。 R1 ・r2 :r1 ・R2 =ks :kc こうすることにより、任意の位置におけるレゾルバ出力
信号をR−Dコンバータによる的確な処理が可能な最大
振幅が均等な二相のアナログ信号とすることができる。
の端子レベルにおける二相入力電圧は、 Vs i n R / D =r1 /R1 ・ks ・E・sinωt・
sinθ Vc o s R / D =r2 /R2 ・kc ・E・sinωt・
cosθ となる。ここで、各相電圧の最大振幅を等しくするため
に、r1 又はR1 、r2又はR2 を次式の関係が成り立
つように調整すればよい。 R1 ・r2 :r1 ・R2 =ks :kc こうすることにより、任意の位置におけるレゾルバ出力
信号をR−Dコンバータによる的確な処理が可能な最大
振幅が均等な二相のアナログ信号とすることができる。
【0018】以上詳述したように、この回転位置検出装
置によると、差動増幅器内の可変抵抗の調整により出力
比をR−Dコンバータ3の仕様に応じた任意の値に変更
し、しかもレゾルバ1から出力される二相出力信号の電
圧誤差と差動増幅回路の抵抗素子の誤差を含めて二相出
力を高精度にバランスさせることができる。これにより
回転位置検出装置としての検出精度を向上させることが
できる。また、差動増幅回路内に仮想接地点が別個に形
成されることで二相出力それぞれのグランドラインをR
−Dコンバータ3に導く必要がなくなり、それにより信
号出力のグランドラインをR−Dコンバータ3内でルー
プさせない構成として、グランドのループによる検出誤
差の発生を防ぐことができる。更に、差動回路構成によ
り外部ノイズをキャンセルすることもできる。加えて、
レゾルバの構造上の誤差(巻き線むら等)を本回路にて
調整することができるため、レゾルバの構造上の要求精
度を下げることも可能となる。
置によると、差動増幅器内の可変抵抗の調整により出力
比をR−Dコンバータ3の仕様に応じた任意の値に変更
し、しかもレゾルバ1から出力される二相出力信号の電
圧誤差と差動増幅回路の抵抗素子の誤差を含めて二相出
力を高精度にバランスさせることができる。これにより
回転位置検出装置としての検出精度を向上させることが
できる。また、差動増幅回路内に仮想接地点が別個に形
成されることで二相出力それぞれのグランドラインをR
−Dコンバータ3に導く必要がなくなり、それにより信
号出力のグランドラインをR−Dコンバータ3内でルー
プさせない構成として、グランドのループによる検出誤
差の発生を防ぐことができる。更に、差動回路構成によ
り外部ノイズをキャンセルすることもできる。加えて、
レゾルバの構造上の誤差(巻き線むら等)を本回路にて
調整することができるため、レゾルバの構造上の要求精
度を下げることも可能となる。
【0019】以上、本発明を一実施形態に基づき詳説し
たが、本発明は上記実施形態の開示内容のみに限定され
ることなく、特許請求の範囲に記載の事項の範囲内で種
々に細部の具体的構成を変更して実施可能なものである
ことはいうまでもない。
たが、本発明は上記実施形態の開示内容のみに限定され
ることなく、特許請求の範囲に記載の事項の範囲内で種
々に細部の具体的構成を変更して実施可能なものである
ことはいうまでもない。
【図1】本発明の実施形態に係る回転位置検出装置のシ
ステム構成を示すブロック図である。
ステム構成を示すブロック図である。
【図2】上記装置におけるR−Dコンバータ入力レベル
の二相電圧波形と回転位置との関係を示す特性図であ
る。
の二相電圧波形と回転位置との関係を示す特性図であ
る。
【図3】従来の回転位置検出装置のシステム構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図4】従来の回転位置検出装置の詳細を示す回路図で
ある。
ある。
1 レゾルバ 3 R−Dコンバータ(レゾルバ−デジタル・コンバー
タ) A 調整回路 41〜44 可変抵抗器(調整抵抗) 51〜54 可変抵抗器(調整抵抗)
タ) A 調整回路 41〜44 可変抵抗器(調整抵抗) 51〜54 可変抵抗器(調整抵抗)
Claims (2)
- 【請求項1】 一相励磁二相出力方式のレゾルバと、該
レゾルバの出力するアナログ信号をデジタル信号に変換
するレゾルバ−デジタル・コンバータとからなる回転位
置検出装置において、 前記レゾルバとレゾルバ−デジタル・コンバータとの間
に、レゾルバからレゾルバ−デジタル・コンバータに入
力される二相出力電圧の最大振幅を均等に調整する調整
回路を設けたことを特徴とする、回転位置検出装置。 - 【請求項2】 前記調整回路は、該調整回路の入出力比
を決定する調整抵抗を備える、請求項1記載の回転位置
検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34192697A JPH11160099A (ja) | 1997-11-28 | 1997-11-28 | 回転位置検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34192697A JPH11160099A (ja) | 1997-11-28 | 1997-11-28 | 回転位置検出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11160099A true JPH11160099A (ja) | 1999-06-18 |
Family
ID=18349830
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34192697A Pending JPH11160099A (ja) | 1997-11-28 | 1997-11-28 | 回転位置検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11160099A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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-
1997
- 1997-11-28 JP JP34192697A patent/JPH11160099A/ja active Pending
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