JPH1116191A - 光ディスク装置の光学系及びそれに使用する偏光ビームスプリッタ - Google Patents

光ディスク装置の光学系及びそれに使用する偏光ビームスプリッタ

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JPH1116191A
JPH1116191A JP9170084A JP17008497A JPH1116191A JP H1116191 A JPH1116191 A JP H1116191A JP 9170084 A JP9170084 A JP 9170084A JP 17008497 A JP17008497 A JP 17008497A JP H1116191 A JPH1116191 A JP H1116191A
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JP
Japan
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beam splitter
degrees
polarization
glass block
optical disk
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Pending
Application number
JP9170084A
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Inventor
Hiroshi Nishikawa
博 西川
Toshiyuki Kase
俊之 加瀬
Hiroshi Ito
拓 伊藤
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Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 厳しい光学特性が要求される偏光ビームスプ
リッタの製作の容易化を図ることのできる光ディスク装
置の光学系を提供することにある。 【解決手段】 本発明の光ディスク装置の光学系は、光
ディスク18から反射されてきた光ビームを分離する偏
光ビームスプリッタ13の偏光分離面16に対する入射
角θが、35度<θ<45度に設定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスク装置の
光学系に関し、とりわけ偏光ビームスプリッタの改良に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、光ディスク装置には、その光
源として直線偏光のレーザー光源が使用され、このレー
ザー光源から出射された光ビームを偏光ビームスプリッ
タを透過させて対物レンズに導き、その光ビームをこの
対物レンズにより光ディスクの情報記録面に集光させ、
その情報記録面により反射された光ビームを再び対物レ
ンズで集光し、その光ビームを再びレーザー光源の側に
戻し、偏光ビームスプリッタにより、受光部の側に向け
て反射させる構成のものが知られている。図5に示すよ
うに、従来の偏光ビームスプリッタ1は、光ビームPの
偏光分離面2に対する入射角θは45度に、光ビームP
と反射ビームP´との偏光分離面2による開き角φは9
0度に設計されているのが通例である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図5に示し
た偏光ビームスプリッタ1には、偏光成分に対する反射
率条件、偏光成分の位相差を厳しく要求されることがあ
る。例えば、S偏光に対する反射率Rsが96%以上、
P偏光に対する反射率Rpが20%、S偏光とP偏光と
の位相差△が±5度以内というような偏光ビームスプリ
ッタ1を求められることがある。
【0004】このような条件を満足する偏光ビームスプ
リッタ1をコーティングにより設計するのはかなり難し
いが、この条件を単に満足するものを作製することはで
きる。
【0005】表2はその一例であり、偏光分離面2は二
個のガラスブロック基板1A、1Bの貼り合わせ面に形
成され、偏光分離面2には一方のガラスブロック基板1
Aから他方のガラスブロック基板1Bに向かって下記の
条件を満足するt1ないしt18(図6参照)の18層
からなるコーティング膜が形成されている。
【0006】
【表2】 ただし、コーティング層t3、t5、t7、t11、t
13、t15、t17の材料は同じであり、t4、t
6、t8、t12、t14の材料も同じである。また、
一方のガラスブロック基板1Aの屈折率は、1.51
8、他方のガラスブロック基板1Bの屈折率は、1.6
24である。
【0007】しかしながら、上記のコーティング層t1
〜t18を有する偏光ビームスプリッタ1は、偏光分離
面2に対する入射角θが45度からわずかに変化、例え
ば、0.1度変化すると、反射率Rp、Rsが数%変化
すると共に、位相差△が18度を中心に10数度変化す
る。従って、この偏光ビームスプリッタ1を光ディスク
の装置に組み込むときに、厳しい組立条件を強いられ、
光ディスク装置の量産には不向きである。更に、上記の
偏光ビームスプリッタ1では、光ビームの波長が変化す
ると、図7に示すように、反射率Rpが変化し、位相差
△が図8に示すように変化する。特に、波長変化に対す
る位相差△の変化が激しい。量産で使用されるレーザー
光源には、個体毎に波長のばらつきがあるので、発振波
長変化に対して位相差△が大きく変化するのは望ましく
ない。
【0008】本発明は、上記の事情に鑑みて為されたも
ので、その目的とするところは、厳しい光学特性が要求
される偏光ビームスプリッタの製作の容易化を図ること
のできる光ディスク装置の光学系及びそれに使用する偏
光ビームスプリッタを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の光ディ
スク装置の光学系は、光ディスクから反射されてきた光
ビームを分離する偏光ビームスプリッタの偏光分離面に
対する入射角θが、35度<θ<45度に設定されてい
ることを特徴とする。
【0010】入射角θは略42.5度であることが、S
偏光に対する反射率Rsが96%以上、P偏光に対する
反射率Rpが20%、S偏光とP偏光との位相差△が±
5度以内という偏光ビームスプリッタを設計するうえで
望ましい。
【0011】請求項3に記載の偏光ビームスプリッタ
は、偏光分離面が二個のガラスブロック基板の貼り合わ
せ面に形成され、前記偏光分離面には一方のガラスブロ
ック基板から他方のガラスブロック基板に向かって下記
の条件を満足するコーティング層が形成されている。
【0012】
【表3】 ただし、一方のガラスブロック基板の屈折率は、1.5
18、他方のガラスブロック基板の屈折率は、1.59
9である。
【0013】
【発明の実施の形態】図1において、10は半導体レー
ザー、11はコリメートレンズ、12は整形プリズム、
13は偏光ビームスプリッタ、14はオートパワーコン
トロール、15は受光部である。半導体レーザー10か
ら出射された直線偏光のレーザービームはコリメートレ
ンズ11により光軸と直交する面内での断面が楕円形状
の平行光束とされて、整形プリズム12に入射され、そ
の整形プリズム12によりその断面形状が円形の平行光
束Q1とされる。その平行光束Q1は偏光ビームスプリ
ッタ13に入射され、その偏光分離面16により平行光
束Q1のS偏光成分が100%、P偏光成分が25%ほ
ど反射されてオートパワーコントロール14に向けられ
る。このオートパワーコントロール14はその受光量に
応じて半導体レーザー10の発振出力を制御する。
【0014】偏光ビームスプリッタ13の偏光分離面1
6を透過した平行光束Q1は対物レンズ17に導かれ、
その対物レンズ17により光ディスク18の情報記録面
18aに集光され、その情報記録面18aで反射され
る。その情報記録面18aで反射された光ビームとして
の反射光Q2は再び対物レンズ17に集光され、偏光ビ
ームスプリッタ13の偏光分離面16に導かれる。偏光
分離面16に導かれた反射光Q2はそのS偏光成分が略
100%ほど受光部15に向けて反射される。
【0015】受光部15は結像レンズ19、ビームスプ
リッタ20、検出センサ21、22を有し、結像レンズ
19に向けて反射された光束は、その一部がビームスプ
リッタ20の反射面20aにより反射されて検出センサ
21に導かれ、その残りは反射面20aを透過して検出
センサ22に導かれ、その結像レンズ19により検出セ
ンサ21、22に結像される。検出センサ21は情報記
録面に記録された情報データの検出に用いられ、検出セ
ンサ22はフォーカスサーボ、トラッキングエラーの検
出に用いられる。
【0016】その偏光分離面16に対する反射光Q2の
入射角θはここでは略42.5度に設定されている。そ
の偏光分離面16は、二個のガラスブロック基板13
A、13Bの貼り合わせ面に形成されている。ここでは
ブロック基板13Bは整形プリズム12が用いられる。
【0017】偏光分離面16には一方のガラスブロック
基板13Aから他方のガラスブロック基板13Bに向か
って下記の条件を満足するz1ないしz24の24層の
コーティング層からなるコーティング膜が形成されてい
る。
【0018】
【表4】 ただし、コーティング層z2、z4、z6、z8、z1
0、z12、z14、z16、z18、z20、z2
2、z24の材料は同じであり、コーティング層z3、
z5、z7、z9、z11、z13、z15、z17、
z21、z23の材質も同じである。また、一方のガラ
スブロック基板13Aの屈折率は、1.518、他方の
ガラスブロック基板13Bの屈折率は、1.599であ
る。図2はその偏光分離面16に形成されたコーティン
グ層z1ないしz24を示している。
【0019】なお、消衰係数の0は光の吸収なしを意味
し、dは幾何学的膜厚である。
【0020】この偏光ビームスプリッタ13の偏光成分
の波長変化に対する反射率特性は図3に示す通りであ
り、偏光成分の波長変化に対する位相差△は図4に示す
通りであり、従来の偏光ビームスプリッタ2の反射率特
性Rpが波長600nmから650nmの範囲で大きく
変化しているのに対し(図7参照)、この実施の形態の
ものでは、反射率特性Rpは波長600nmから750
nmに渡ってほぼ一様である。また、従来の偏光ビーム
スプリッタ2の位相差△が波長600nmから750n
mの全範囲に渡って大きく変化しているのに対し(図8
参照)、この実施の形態のものでは、位相差△は波長6
30nmから波長740nmの範囲で180度近傍にあ
り、P偏光とS偏光との位相差とをほぼ一定に保つこと
ができた。
【0021】このような偏光ビームスプリッタ13を製
作できた理由は、以下の通りである。偏光分離面16に
対する入射角θを45度に設定すると、その入射角45
度という条件を満足させなければならないという条件に
制約され、この条件を満足させた上で更に要求される反
射率特性Rs、Rp、偏光成分の位相差△を満足させな
ければならず、コーティング条件が二重、三重に制限さ
れるため、これらの条件を満足させるコーティング膜を
得るのが難しい。
【0022】これに対して、入射角θに関する制限を緩
和すれば、反射率特性、位相差特性の条件を満足させる
コーティング条件のみを選択すれば良いことになり、そ
の分だけコーティングの条件が緩和されて偏光ビームス
プリッタの設計の自由度が増大するからである。入射角
θは42.5度の近傍が望ましいが、35度よりも大き
く45度よりも小さければ、光学系の設計上支障はな
い。
【0023】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成した
ので、厳しい光学特性が要求される偏光ビームスプリッ
タの製作の容易化を図ることができ、光ディスク装置の
量産化に好的であるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係わる光ディスク装置の光学系の概
略構成を示す図である。
【図2】 本発明に係わる偏光ビームスプリッタのコー
ティング膜を示す図である。
【図3】 本発明に係わる偏光ビームスプリッタの反射
率特性を示す図である。
【図4】 本発明に係わる偏光ビームスプリッタのS偏
光とP偏光との位相差特性を示す図である。
【図5】 従来の偏光ビームスプリッタの入射角と開き
角との説明図である。
【図6】 従来の偏光ビームスプリッタのコーティング
膜を示す図である。
【図7】 従来の偏光ビームスプリッタの反射率特性を
示す図である。
【図8】 従来の偏光ビームスプリッタのS偏光とP偏
光との位相差特性を示す図である。
【符号の説明】
13…偏光ビームスプリッタ 16…偏光分離面 18…光ディスク Q2…反射光(光ビーム) θ…入射角

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ディスクから反射されてきた光ビーム
    を分離する偏光ビームスプリッタの偏光分離面に対する
    入射角θが、35度<θ<45度に設定されていること
    を特徴とする光ディスク装置の光学系。
  2. 【請求項2】 前記入射角が略42.5度であることを
    特徴とする請求項1に記載の光ディスク装置の光学系。
  3. 【請求項3】 偏光分離面が二個のガラスブロック基板
    の貼り合わせ面に形成され、前記偏光分離面には一方の
    ガラスブロック基板から他方のガラスブロック基板に向
    かって下記の条件を満足するコーティング層が形成され
    ている偏光ビームスプリッタ。 【表1】 ただし、一方のガラスブロック基板の屈折率は、1.5
    18、他方のガラスブロック基板の屈折率は、1.59
    9である。
JP9170084A 1997-06-26 1997-06-26 光ディスク装置の光学系及びそれに使用する偏光ビームスプリッタ Pending JPH1116191A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7333361B2 (en) 2002-12-21 2008-02-19 Hynix Semiconductor Inc. Biosensor and sensing cell array using the same

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