JPH11162035A - 光磁気情報再生方法、光磁気情報再生装置及び情報記録方法 - Google Patents
光磁気情報再生方法、光磁気情報再生装置及び情報記録方法Info
- Publication number
- JPH11162035A JPH11162035A JP10255172A JP25517298A JPH11162035A JP H11162035 A JPH11162035 A JP H11162035A JP 10255172 A JP10255172 A JP 10255172A JP 25517298 A JP25517298 A JP 25517298A JP H11162035 A JPH11162035 A JP H11162035A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- information
- edge
- magnetic
- recording
- domain
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B11/00—Recording on or reproducing from the same record carrier wherein for these two operations the methods are covered by different main groups of groups G11B3/00 - G11B7/00 or by different subgroups of group G11B9/00; Record carriers therefor
- G11B11/10—Recording on or reproducing from the same record carrier wherein for these two operations the methods are covered by different main groups of groups G11B3/00 - G11B7/00 or by different subgroups of group G11B9/00; Record carriers therefor using recording by magnetic means or other means for magnetisation or demagnetisation of a record carrier, e.g. light induced spin magnetisation; Demagnetisation by thermal or stress means in the presence or not of an orienting magnetic field
- G11B11/105—Recording on or reproducing from the same record carrier wherein for these two operations the methods are covered by different main groups of groups G11B3/00 - G11B7/00 or by different subgroups of group G11B9/00; Record carriers therefor using recording by magnetic means or other means for magnetisation or demagnetisation of a record carrier, e.g. light induced spin magnetisation; Demagnetisation by thermal or stress means in the presence or not of an orienting magnetic field using a beam of light or a magnetic field for recording by change of magnetisation and a beam of light for reproducing, i.e. magneto-optical, e.g. light-induced thermomagnetic recording, spin magnetisation recording, Kerr or Faraday effect reproducing
- G11B11/10502—Recording on or reproducing from the same record carrier wherein for these two operations the methods are covered by different main groups of groups G11B3/00 - G11B7/00 or by different subgroups of group G11B9/00; Record carriers therefor using recording by magnetic means or other means for magnetisation or demagnetisation of a record carrier, e.g. light induced spin magnetisation; Demagnetisation by thermal or stress means in the presence or not of an orienting magnetic field using a beam of light or a magnetic field for recording by change of magnetisation and a beam of light for reproducing, i.e. magneto-optical, e.g. light-induced thermomagnetic recording, spin magnetisation recording, Kerr or Faraday effect reproducing characterised by the transducing operation to be executed
- G11B11/10515—Reproducing
Abstract
(57)【要約】
【課題】 一定磁界を印加して磁壁移動再生を行うと、
マークエッジ記録の場合磁区の一方のエッジのジッター
が悪くなる。 【解決手段】 記録媒体に一定方向に磁界を印加し、磁
区の前エッジと後ろエッジのうち磁界の印加によって磁
壁の移動が促進される方のエッジを検出する。また、記
録媒体に一定方向に磁界を印加しながら磁界の印加によ
って磁壁の移動が促進される方のエッジを検出し、次い
で磁界の方向を反転させて磁区の他方のエッジを検出
し、得られた両エッジの情報を合成することによって再
生する。
マークエッジ記録の場合磁区の一方のエッジのジッター
が悪くなる。 【解決手段】 記録媒体に一定方向に磁界を印加し、磁
区の前エッジと後ろエッジのうち磁界の印加によって磁
壁の移動が促進される方のエッジを検出する。また、記
録媒体に一定方向に磁界を印加しながら磁界の印加によ
って磁壁の移動が促進される方のエッジを検出し、次い
で磁界の方向を反転させて磁区の他方のエッジを検出
し、得られた両エッジの情報を合成することによって再
生する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体にマーク
エッジ記録で記録された情報を磁壁移動再生によって再
生する情報再生方法、情報再生装置、及び情報記録方法
に関するものである。
エッジ記録で記録された情報を磁壁移動再生によって再
生する情報再生方法、情報再生装置、及び情報記録方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、光磁気ディスクを記録媒体として
用いた光磁気情報記録再生装置は、可搬性があること、
記憶容量が大きいこと、消去書き換えが可能なことなど
により大きな期待が寄せられている。図4は従来の光磁
気記憶情報再生装置の光ヘッドを示した図である。図4
において、12は光源である半導体レーザである。この
半導体レーザ12から射出された発散光束はコリメータ
レンズ13で平行化され、ビーム整形プリズム14で断
面円形状の平行光束に修正される。ここで、互いに直交
している直線偏光成分をP偏光、S偏光とし、この平行
光束をP偏光の直線偏光(図4では紙面に平行方向の直
線偏光)とする。このP偏光の光束は、偏光ビームスプ
リッタ15に入射する。偏光ビームスプリッタの特性と
しては、例えばP偏光の透過率は60%、反射率は40
%、S偏光の透過率は0%、反射率は100%である。
偏光ビームスプリッタ15を透過したP偏光の光束は、
対物レンズ16により集光され、光磁気ディスク17の
磁性層上に微小光スポットとして照射される。また、こ
の光スポット照射部に磁気ヘッド18から外部磁界が印
加され、磁性層上に磁区(マーク)が記録される。
用いた光磁気情報記録再生装置は、可搬性があること、
記憶容量が大きいこと、消去書き換えが可能なことなど
により大きな期待が寄せられている。図4は従来の光磁
気記憶情報再生装置の光ヘッドを示した図である。図4
において、12は光源である半導体レーザである。この
半導体レーザ12から射出された発散光束はコリメータ
レンズ13で平行化され、ビーム整形プリズム14で断
面円形状の平行光束に修正される。ここで、互いに直交
している直線偏光成分をP偏光、S偏光とし、この平行
光束をP偏光の直線偏光(図4では紙面に平行方向の直
線偏光)とする。このP偏光の光束は、偏光ビームスプ
リッタ15に入射する。偏光ビームスプリッタの特性と
しては、例えばP偏光の透過率は60%、反射率は40
%、S偏光の透過率は0%、反射率は100%である。
偏光ビームスプリッタ15を透過したP偏光の光束は、
対物レンズ16により集光され、光磁気ディスク17の
磁性層上に微小光スポットとして照射される。また、こ
の光スポット照射部に磁気ヘッド18から外部磁界が印
加され、磁性層上に磁区(マーク)が記録される。
【0003】光磁気ディスク17からの反射光は、対物
レンズ16を介して偏光ビームスプリッタ15に戻さ
れ、ここで反射光の一部が分離され、再生光学系へもた
らされる。再生光学系では、分離光束を別に用意された
偏光ビームスプリッタ19で更に分離する。偏光ビーム
スプリッタ19の特性としては、例えばP偏光の透過率
は20%、反射率は80%、S偏光の透過率は0%、反
射率は100%である。偏光ビームスプリッタ19で分
離された一方の光束は、集光レンズ25を介してハーフ
プリズム26へ導かれ、ここで2つに分離されて、一方
が光検出器27に、他方がナイフエッジ28を介して光
検出器29に導かれる。そして、これらの制御光学系に
より光スポットのオートトラッキングやオートフォーカ
シングのためのエラー信号が生成される。
レンズ16を介して偏光ビームスプリッタ15に戻さ
れ、ここで反射光の一部が分離され、再生光学系へもた
らされる。再生光学系では、分離光束を別に用意された
偏光ビームスプリッタ19で更に分離する。偏光ビーム
スプリッタ19の特性としては、例えばP偏光の透過率
は20%、反射率は80%、S偏光の透過率は0%、反
射率は100%である。偏光ビームスプリッタ19で分
離された一方の光束は、集光レンズ25を介してハーフ
プリズム26へ導かれ、ここで2つに分離されて、一方
が光検出器27に、他方がナイフエッジ28を介して光
検出器29に導かれる。そして、これらの制御光学系に
より光スポットのオートトラッキングやオートフォーカ
シングのためのエラー信号が生成される。
【0004】偏光ビームスプリッタ19で分離された他
方の光束は、光束の偏光方向を45度回転させるための
1/2波長板20、光束を集光する集光レンズ21、偏
光ビームスプリッタ22に導かれる。更に、偏光ビーム
スプリッタ22では入射光束を2つの光束に分離し、分
離された光束はそれぞれ光検出器23及び24で検出さ
れる。偏光ビームスプリッタ22の特性としては、P偏
光の透過率は100%、反射率は0%、S偏光の透過率
は0%、反射率は100%である。光検出器23と24
で検出された信号は、差動アンプ(不図示)で差動検出
され、再生信号が生成される。
方の光束は、光束の偏光方向を45度回転させるための
1/2波長板20、光束を集光する集光レンズ21、偏
光ビームスプリッタ22に導かれる。更に、偏光ビーム
スプリッタ22では入射光束を2つの光束に分離し、分
離された光束はそれぞれ光検出器23及び24で検出さ
れる。偏光ビームスプリッタ22の特性としては、P偏
光の透過率は100%、反射率は0%、S偏光の透過率
は0%、反射率は100%である。光検出器23と24
で検出された信号は、差動アンプ(不図示)で差動検出
され、再生信号が生成される。
【0005】ところで、光磁気媒体においては、垂直磁
化の方向の違いにより情報を記録している。この磁化の
方向の違いにより情報が記録された光磁気媒体に直線偏
光を照射すると、その反射光の偏光方向は磁化の方向の
違いにより右回りか左回りかに回転する。例えば、光磁
気媒体に入射する直線偏光の偏光方向を図5に示すよう
に座標軸P方向とし、下向き磁化に対する反射光は+θ
k回転したR+、上向き磁化に対する反射光は−θk回
転したR−とする。
化の方向の違いにより情報を記録している。この磁化の
方向の違いにより情報が記録された光磁気媒体に直線偏
光を照射すると、その反射光の偏光方向は磁化の方向の
違いにより右回りか左回りかに回転する。例えば、光磁
気媒体に入射する直線偏光の偏光方向を図5に示すよう
に座標軸P方向とし、下向き磁化に対する反射光は+θ
k回転したR+、上向き磁化に対する反射光は−θk回
転したR−とする。
【0006】そこで、図5に示すような方向に検光子を
置くと、検光子を透過してくる光はR+に対してA、R
−に対してBとなり、これを光検出器で検出すると、光
強度の差として情報を得ることができる。図4の例では
偏光ビームスプリッタ22が検光子の役目をしていて、
分離した一方の光束に対し、P軸から+45度、他方の
光束に対し、P軸から−45度の方向の検光子となる。
つまり、光検出器23と24で得られる信号成分は逆相
となるので、個々の信号を差動検出することでノイズが
軽減された再生信号を得ることができる。
置くと、検光子を透過してくる光はR+に対してA、R
−に対してBとなり、これを光検出器で検出すると、光
強度の差として情報を得ることができる。図4の例では
偏光ビームスプリッタ22が検光子の役目をしていて、
分離した一方の光束に対し、P軸から+45度、他方の
光束に対し、P軸から−45度の方向の検光子となる。
つまり、光検出器23と24で得られる信号成分は逆相
となるので、個々の信号を差動検出することでノイズが
軽減された再生信号を得ることができる。
【0007】最近では、この光磁気媒体の記録密度を高
める要求が高まっており、記録媒体への磁区(マーク)
の記録方式はピットポジション記録からピットエッジ記
録に移行しつつある。図6はこの両方の記録方式を比較
して示している。まず、図6(a)はピットポジション
記録によって記録されたピット列、同図(b)はそのピ
ット列の検出信号である。ピットポジション記録は磁区
のセンターに情報を持たせるもので、磁区の大きさはほ
ぼ一定で記録されるが、媒体の記録感度のバラツキによ
り多少磁区の大きさにバラツキを生じる。しかし、セン
ターの位置は変らないので、情報を正確に記録できると
いう利点があり、当初の多くの装置はピットポジション
記録を採用している。
める要求が高まっており、記録媒体への磁区(マーク)
の記録方式はピットポジション記録からピットエッジ記
録に移行しつつある。図6はこの両方の記録方式を比較
して示している。まず、図6(a)はピットポジション
記録によって記録されたピット列、同図(b)はそのピ
ット列の検出信号である。ピットポジション記録は磁区
のセンターに情報を持たせるもので、磁区の大きさはほ
ぼ一定で記録されるが、媒体の記録感度のバラツキによ
り多少磁区の大きさにバラツキを生じる。しかし、セン
ターの位置は変らないので、情報を正確に記録できると
いう利点があり、当初の多くの装置はピットポジション
記録を採用している。
【0008】一方、図6(c)はピットエッジ記録によ
るピット列、同図(d)はその検出信号、同図(e)は
ピットエッジ検出信号である。このエッジ検出信号は、
同図(d)の検出信号とスライスレベル(0レベル)を
比較することで、ゼロクロス点の位置を検出した信号で
ある。ピットエッジ記録は磁区のエッジ(境界)に情報
を持たせるもので、ピットポジション記録に比べ単位記
録領域に対する情報量が多く、記録容量を大きくとるこ
とができる。また、最近では、媒体感度のバラツキを抑
えられるようになってきていることもあって、ピットポ
ジション記録からピットエッジ記録に移行しつつある。
るピット列、同図(d)はその検出信号、同図(e)は
ピットエッジ検出信号である。このエッジ検出信号は、
同図(d)の検出信号とスライスレベル(0レベル)を
比較することで、ゼロクロス点の位置を検出した信号で
ある。ピットエッジ記録は磁区のエッジ(境界)に情報
を持たせるもので、ピットポジション記録に比べ単位記
録領域に対する情報量が多く、記録容量を大きくとるこ
とができる。また、最近では、媒体感度のバラツキを抑
えられるようになってきていることもあって、ピットポ
ジション記録からピットエッジ記録に移行しつつある。
【0009】しかしながら、従来の記録方式では、一般
に光磁気媒体等の光ディスクの記録密度は、再生光学系
のレーザ波長及び対物レンズのNA(開口数)に依存す
る。即ち、再生光学系のレーザ波長λと対物レンズのN
Aが決まると、光スポットの径が決まるため、再生可能
な磁区の大きさはλ/2NA程度が限界となってしま
う。従って、従来の光ディスクでは高密度化を実現する
ために、再生光学系のレーザ波長を短くするか、あるい
は対物レンズのNAを大きくする必要があった。しか
し、レーザ波長や対物レンズのNAの改善にも限度があ
るため、記録媒体の構成や読み取り方法を工夫し、記録
密度を改善する技術が開発されている。
に光磁気媒体等の光ディスクの記録密度は、再生光学系
のレーザ波長及び対物レンズのNA(開口数)に依存す
る。即ち、再生光学系のレーザ波長λと対物レンズのN
Aが決まると、光スポットの径が決まるため、再生可能
な磁区の大きさはλ/2NA程度が限界となってしま
う。従って、従来の光ディスクでは高密度化を実現する
ために、再生光学系のレーザ波長を短くするか、あるい
は対物レンズのNAを大きくする必要があった。しか
し、レーザ波長や対物レンズのNAの改善にも限度があ
るため、記録媒体の構成や読み取り方法を工夫し、記録
密度を改善する技術が開発されている。
【0010】例えば、特開平6−290496号公報で
は、複数の磁性層を積層してなる光磁気媒体上のトラッ
クに、光スポットを走査することにより、第1の磁性層
に垂直磁化として記録されている磁区を、交換結合力を
調整するための第2の磁性層を挟んで配置された第3の
磁性層に転写し、第3の磁性層に転写された磁区の磁壁
を移動させることにより、第1の磁性層に記録されてい
る磁区よりも大きくしてから再生信号を得る磁壁移動再
生方式が提案されている。
は、複数の磁性層を積層してなる光磁気媒体上のトラッ
クに、光スポットを走査することにより、第1の磁性層
に垂直磁化として記録されている磁区を、交換結合力を
調整するための第2の磁性層を挟んで配置された第3の
磁性層に転写し、第3の磁性層に転写された磁区の磁壁
を移動させることにより、第1の磁性層に記録されてい
る磁区よりも大きくしてから再生信号を得る磁壁移動再
生方式が提案されている。
【0011】次に、この磁壁移動再生方式を図7を参照
して説明する。図7(a)は記録媒体の磁性層の構成を
示す断面図、図7(b)は光スポットが入射する側から
見た平面図である。図中30は光磁気媒体であるところ
の光磁気ディスクである。図7では磁性層のみを示し、
基板や保護層等は不図示である。31は第1の磁性層で
あり、磁区として情報を記録する記録層である(以下、
記録層という)。32は第2の磁性層であり、記録層3
1と第3の磁性層33との間の交換結合力を調整するた
めの調整層である(以下、調整層という)。第3の磁性
層33は記録層31に記録されている磁区を調整層32
の働きと光スポットによる熱分布とを利用して転写し、
更に転写した磁区の磁壁を移動させることにより、記録
層31に記録されている磁区の大きさよりも大きくする
再生層である(以下、再生層という)。34は再生用の
光スポットを表わし、35は光磁気ディスク30上の再
生すべき目的のトラックである。記録層31、調整層3
2、再生層33の各層中の矢印は原子スピンの向きを表
わし、各々の層のスピンの向きが相互に逆向きの境界部
には36等の磁壁が形成されている。また、37は再生
層33に転写された磁区の移動しようとする磁壁を示し
ている。
して説明する。図7(a)は記録媒体の磁性層の構成を
示す断面図、図7(b)は光スポットが入射する側から
見た平面図である。図中30は光磁気媒体であるところ
の光磁気ディスクである。図7では磁性層のみを示し、
基板や保護層等は不図示である。31は第1の磁性層で
あり、磁区として情報を記録する記録層である(以下、
記録層という)。32は第2の磁性層であり、記録層3
1と第3の磁性層33との間の交換結合力を調整するた
めの調整層である(以下、調整層という)。第3の磁性
層33は記録層31に記録されている磁区を調整層32
の働きと光スポットによる熱分布とを利用して転写し、
更に転写した磁区の磁壁を移動させることにより、記録
層31に記録されている磁区の大きさよりも大きくする
再生層である(以下、再生層という)。34は再生用の
光スポットを表わし、35は光磁気ディスク30上の再
生すべき目的のトラックである。記録層31、調整層3
2、再生層33の各層中の矢印は原子スピンの向きを表
わし、各々の層のスピンの向きが相互に逆向きの境界部
には36等の磁壁が形成されている。また、37は再生
層33に転写された磁区の移動しようとする磁壁を示し
ている。
【0012】図7(c)はこの光磁気ディスク30に形
成される温度分布を示すグラフである。磁壁移動再生は
1つの光スポットを用いても、2つの光スポットを用い
ても原理的には可能であるが、ここでは説明を簡単にす
るために2つの光スポットを用いて再生を行う方法を説
明する。図7には再生信号に寄与する光スポットのみを
示してある。2つ目の光スポット(不図示)は図7
(c)の温度分布を形成するために照射される。今、位
置Xsではディスク30上の温度が調整層32のキュリ
ー温度近傍のTsになっているものとする。図7(a)
の38で示す斜線部は調整層32のキュリー温度以上に
なっている領域を示している。
成される温度分布を示すグラフである。磁壁移動再生は
1つの光スポットを用いても、2つの光スポットを用い
ても原理的には可能であるが、ここでは説明を簡単にす
るために2つの光スポットを用いて再生を行う方法を説
明する。図7には再生信号に寄与する光スポットのみを
示してある。2つ目の光スポット(不図示)は図7
(c)の温度分布を形成するために照射される。今、位
置Xsではディスク30上の温度が調整層32のキュリ
ー温度近傍のTsになっているものとする。図7(a)
の38で示す斜線部は調整層32のキュリー温度以上に
なっている領域を示している。
【0013】図7(d)は図7(c)の温度分布に対応
する再生層33の磁壁エネルギー密度σ1の分布を示す
グラフである。このようにX方向に磁壁エネルギー密度
σ1の勾配があると、位置Xに存在する各層の磁壁に対
して図中に示す力F1が作用する。このF1は磁壁エネ
ルギーの低い方に磁壁を移動させるように作用する。再
生層33は磁壁抗磁力が小さく磁壁移動度が大きいの
で、単独でこの力F1によって容易に磁壁が移動する。
しかし、位置Xsより手前(図では右側)の領域ではま
だ光磁気ディスク30の温度がTsより低く、磁壁抗磁
力の大きな記録層31との交換結合により、記録層31
中の磁壁の位置に対応した位置に再生層33中の磁壁も
固定されることになる。
する再生層33の磁壁エネルギー密度σ1の分布を示す
グラフである。このようにX方向に磁壁エネルギー密度
σ1の勾配があると、位置Xに存在する各層の磁壁に対
して図中に示す力F1が作用する。このF1は磁壁エネ
ルギーの低い方に磁壁を移動させるように作用する。再
生層33は磁壁抗磁力が小さく磁壁移動度が大きいの
で、単独でこの力F1によって容易に磁壁が移動する。
しかし、位置Xsより手前(図では右側)の領域ではま
だ光磁気ディスク30の温度がTsより低く、磁壁抗磁
力の大きな記録層31との交換結合により、記録層31
中の磁壁の位置に対応した位置に再生層33中の磁壁も
固定されることになる。
【0014】ここでは、図7(a)に示すように磁壁3
7が媒体の位置Xsにあるものとする。また、位置Xs
において光磁気ディスク30の温度が調整層32のキュ
リー温度近傍のTsまで上昇し、再生層33と記録層3
1との間の交換結合が切断されるとする。この結果、再
生層33中の磁壁37は矢印Bで示すようにより温度が
高く磁壁エネルギー密度の小さな領域へと瞬間的に移動
する。従って、再生用の光スポット34が通過すると、
スポット内の再生層33の原子スピンは図7(a)に示
すように全て一方向に揃う。そして、媒体の移動に伴っ
て磁壁37(または、36等)が瞬間的に移動し、光ス
ポット内の原子スピンの向きが反転し、全て一方向に揃
う。
7が媒体の位置Xsにあるものとする。また、位置Xs
において光磁気ディスク30の温度が調整層32のキュ
リー温度近傍のTsまで上昇し、再生層33と記録層3
1との間の交換結合が切断されるとする。この結果、再
生層33中の磁壁37は矢印Bで示すようにより温度が
高く磁壁エネルギー密度の小さな領域へと瞬間的に移動
する。従って、再生用の光スポット34が通過すると、
スポット内の再生層33の原子スピンは図7(a)に示
すように全て一方向に揃う。そして、媒体の移動に伴っ
て磁壁37(または、36等)が瞬間的に移動し、光ス
ポット内の原子スピンの向きが反転し、全て一方向に揃
う。
【0015】光磁気ディスク30からの反射光は図4の
光ヘッドと同様の差動検出により再生信号が検出される
のであるが、磁壁移動再生では、前述のようにスポット
内の原子スピンの向きは一方向に揃うので、光スポット
によって再生される信号は記録層31に記録されている
磁区の大きさによらず常に一定な振幅になり、光学的な
回析限界に起因する波形干渉の問題から解放される。つ
まり、磁壁移動再生を用いることにより、レーザ波長λ
と対物レンズのNAから決まる分解能限界のλ/2NA
程度よりも小さな磁区の再生を行うことができ、サブミ
クロンの線密度の再生が可能となる。
光ヘッドと同様の差動検出により再生信号が検出される
のであるが、磁壁移動再生では、前述のようにスポット
内の原子スピンの向きは一方向に揃うので、光スポット
によって再生される信号は記録層31に記録されている
磁区の大きさによらず常に一定な振幅になり、光学的な
回析限界に起因する波形干渉の問題から解放される。つ
まり、磁壁移動再生を用いることにより、レーザ波長λ
と対物レンズのNAから決まる分解能限界のλ/2NA
程度よりも小さな磁区の再生を行うことができ、サブミ
クロンの線密度の再生が可能となる。
【0016】次に、2つの光スポットによる磁壁移動再
生について説明する。図8は2つのスポットによる磁壁
移動再生に用いる光ヘッドの一例を示している。図8に
おいて、39は記録再生用の半導体レーザで、波長は例
えば780nmである。40は加熱用の半導体レーザ
で、波長は例えば1.3μmである。両方とも記録媒体
に対してP偏光で入射するように配置されている。半導
体レーザ39及び40から発散されたレーザビームは不
図示のビーム成形手段によりほぼ円形にした後、それぞ
れ41と42のコリメータレンズにより平行光束にされ
る。43は780nmの光を100%透過し、1.3μ
mの光を100%反射するように設計されたダイロック
ミラーである。また、44は偏光ビームスプリッタで、
P偏光は70〜80%を透過し、それに対して垂直の成
分であるS偏光はほぼ100%反射するものである。
生について説明する。図8は2つのスポットによる磁壁
移動再生に用いる光ヘッドの一例を示している。図8に
おいて、39は記録再生用の半導体レーザで、波長は例
えば780nmである。40は加熱用の半導体レーザ
で、波長は例えば1.3μmである。両方とも記録媒体
に対してP偏光で入射するように配置されている。半導
体レーザ39及び40から発散されたレーザビームは不
図示のビーム成形手段によりほぼ円形にした後、それぞ
れ41と42のコリメータレンズにより平行光束にされ
る。43は780nmの光を100%透過し、1.3μ
mの光を100%反射するように設計されたダイロック
ミラーである。また、44は偏光ビームスプリッタで、
P偏光は70〜80%を透過し、それに対して垂直の成
分であるS偏光はほぼ100%反射するものである。
【0017】コリメータレンズ41及び42から出射し
た平行光束は、ダイロックミラー43、偏光ビームスプ
リッター44を経て対物レンズ45に入射する。この
際、780nmの光束は対物レンズ45の開口の大きさ
に対して大きくなるようにしてあり、1.3μmの光束
は対物レンズ45の開口の大きさに対して小さくなるよ
うにしてある。従って、同じ対物レンズ45を用いても
1.3μmの光束に対してはレンズのNAが小さく作用
し、46の記録媒体上での光スポットの大きさが780
nmのものに比べ大きくなる。記録媒体からの反射光
は、再び対物レンズ45を経て平行光束になり、偏光ビ
ームスプリッタ44で反射され、光束47として得られ
る。光束47から不図示の光学系により波長分離等がな
された後、サーボエラー信号や情報再生信号が従来の方
式と同様に生成される。
た平行光束は、ダイロックミラー43、偏光ビームスプ
リッター44を経て対物レンズ45に入射する。この
際、780nmの光束は対物レンズ45の開口の大きさ
に対して大きくなるようにしてあり、1.3μmの光束
は対物レンズ45の開口の大きさに対して小さくなるよ
うにしてある。従って、同じ対物レンズ45を用いても
1.3μmの光束に対してはレンズのNAが小さく作用
し、46の記録媒体上での光スポットの大きさが780
nmのものに比べ大きくなる。記録媒体からの反射光
は、再び対物レンズ45を経て平行光束になり、偏光ビ
ームスプリッタ44で反射され、光束47として得られ
る。光束47から不図示の光学系により波長分離等がな
された後、サーボエラー信号や情報再生信号が従来の方
式と同様に生成される。
【0018】図9は記録媒体上の記録再生用の光スポッ
トと加熱用の光スポットの関係を示している。図9
(a)において、48は波長780nmの記録再生用の
光スポットで、49は波長1.3μmの加熱用の光スポ
ットである。50は51のランドに記録された磁区の磁
壁、52はグループである。また、53は加熱用光スポ
ット49により温度が上昇した領域を示している。この
ようにグルーブ52の間のランド51上において、記録
再生用の光スポット48と加熱用の光スポット49とを
結合させている。これによって、移動している記録媒体
上に図9(b)に示すような温度勾配を形成する事がで
きる。温度勾配と記録再生用の光スポット48との関係
は図7で示したものと同じになり、これにより磁壁移動
再生を行うことができる。このように磁壁移動再生方式
には1ビームによる再生と2ビームによる再生がある
が、装置の簡便性を考えると1ビームによる再生が望ま
しい。しかし、1ビームによる再生は装置の構成が簡単
である反面、次に述べるような問題点がある。
トと加熱用の光スポットの関係を示している。図9
(a)において、48は波長780nmの記録再生用の
光スポットで、49は波長1.3μmの加熱用の光スポ
ットである。50は51のランドに記録された磁区の磁
壁、52はグループである。また、53は加熱用光スポ
ット49により温度が上昇した領域を示している。この
ようにグルーブ52の間のランド51上において、記録
再生用の光スポット48と加熱用の光スポット49とを
結合させている。これによって、移動している記録媒体
上に図9(b)に示すような温度勾配を形成する事がで
きる。温度勾配と記録再生用の光スポット48との関係
は図7で示したものと同じになり、これにより磁壁移動
再生を行うことができる。このように磁壁移動再生方式
には1ビームによる再生と2ビームによる再生がある
が、装置の簡便性を考えると1ビームによる再生が望ま
しい。しかし、1ビームによる再生は装置の構成が簡単
である反面、次に述べるような問題点がある。
【0019】図10は1ビームによる磁壁移動再生の動
作を説明するための図である。図10(a)は図7と同
様に光磁気ディスク30の磁性層の断面図である。磁性
層は記録層31、調整層32、再生層33から成ってい
る。図10(b)は光スポットが入射する側から見た平
面図である。51はトラックのランド、52はグルーブ
を示している。54は再生用の光スポットである。この
ように光スポット54を照射することにより、卵型の等
高線で示す温度分布が記録媒体に生じる。ここでも、媒
体の移動方向は矢印A方向とする。光磁気ディスク30
の各磁性層内の矢印は原子スピンの向きを表している。
57で示す領域は高温部であり、調整層32のキュリー
温度以上になっていて、調整層32の磁化は消失してい
る。そのため、高温部57の領域では記録層31と再生
層33の交換結合力は切断されており、記録層31の磁
区の再生層33への転写はされていない。この高温部5
7以外では交換結合力が働いているため、記録層31の
磁区は再生層33に転写されている。
作を説明するための図である。図10(a)は図7と同
様に光磁気ディスク30の磁性層の断面図である。磁性
層は記録層31、調整層32、再生層33から成ってい
る。図10(b)は光スポットが入射する側から見た平
面図である。51はトラックのランド、52はグルーブ
を示している。54は再生用の光スポットである。この
ように光スポット54を照射することにより、卵型の等
高線で示す温度分布が記録媒体に生じる。ここでも、媒
体の移動方向は矢印A方向とする。光磁気ディスク30
の各磁性層内の矢印は原子スピンの向きを表している。
57で示す領域は高温部であり、調整層32のキュリー
温度以上になっていて、調整層32の磁化は消失してい
る。そのため、高温部57の領域では記録層31と再生
層33の交換結合力は切断されており、記録層31の磁
区の再生層33への転写はされていない。この高温部5
7以外では交換結合力が働いているため、記録層31の
磁区は再生層33に転写されている。
【0020】ここで、低温の領域と高温の領域57との
境界に、記録層31に記録されている磁区の磁壁55及
び56がさしかかると、磁壁55は矢印Bで示す方向に
高温部に向かって移動し、磁壁56は矢印Cの方向に高
温部に向かって移動する。58で示す領域は、磁壁55
が移動する領域(以下、前領域という)、59で示す領
域は磁壁56が移動する領域である(以下後ろ領域とい
う)。しかし、図10(b)から明らかなように、この
まま従来の差動検出で情報を再生しようとすると、光ス
ポット54の中に磁壁55の情報と磁壁56の情報が混
じってしまい、所望の情報を再生することが出来ない。
境界に、記録層31に記録されている磁区の磁壁55及
び56がさしかかると、磁壁55は矢印Bで示す方向に
高温部に向かって移動し、磁壁56は矢印Cの方向に高
温部に向かって移動する。58で示す領域は、磁壁55
が移動する領域(以下、前領域という)、59で示す領
域は磁壁56が移動する領域である(以下後ろ領域とい
う)。しかし、図10(b)から明らかなように、この
まま従来の差動検出で情報を再生しようとすると、光ス
ポット54の中に磁壁55の情報と磁壁56の情報が混
じってしまい、所望の情報を再生することが出来ない。
【0021】図11を用いて図10の問題点を更に詳し
く説明する。図11(a)〜(f)はトラック上のラン
ド51を再生用の光スポット54が走査していく様子を
示している。媒体は図10と同様に矢印A方向に移動し
ており、58は前領域、59は後ろ領域である。また、
ランド51上に孤立磁区(マーク)60が記録されてい
るものとし、例えば、孤立磁区60のみが上向き磁化で
それ以外は下向き磁化とする。61,62は孤立磁化6
0の前と後ろの磁壁である。図11(g)はそれぞれの
位置で得られる差動信号の再生波形を示している。
く説明する。図11(a)〜(f)はトラック上のラン
ド51を再生用の光スポット54が走査していく様子を
示している。媒体は図10と同様に矢印A方向に移動し
ており、58は前領域、59は後ろ領域である。また、
ランド51上に孤立磁区(マーク)60が記録されてい
るものとし、例えば、孤立磁区60のみが上向き磁化で
それ以外は下向き磁化とする。61,62は孤立磁化6
0の前と後ろの磁壁である。図11(g)はそれぞれの
位置で得られる差動信号の再生波形を示している。
【0022】まず、図11(a)は光スポット54が孤
立磁区60から離れた位置にある場合を示している。こ
の場合は、前領域58、後ろ領域59とも下向き磁化に
なっている。差動検出信号は図11(g)のように基準
レベルを示している。図11(b)は光スポット54が
孤立磁区60に近づいた場合を示している。しかし、こ
の場合は、磁壁61が前領域58にはまだ届いておら
ず、差動検出信号としては図11(a)の場合と同様に
基準レベルを示している。
立磁区60から離れた位置にある場合を示している。こ
の場合は、前領域58、後ろ領域59とも下向き磁化に
なっている。差動検出信号は図11(g)のように基準
レベルを示している。図11(b)は光スポット54が
孤立磁区60に近づいた場合を示している。しかし、こ
の場合は、磁壁61が前領域58にはまだ届いておら
ず、差動検出信号としては図11(a)の場合と同様に
基準レベルを示している。
【0023】図11(c)は磁壁61が前領域58と低
温部の境界にちょうど入った場合である。前領域58に
ある再生層33の磁壁61は高温部に向かって移動し、
63で示す斜線部が上向き磁化となる。差動検出信号は
図11(g)のように高レベルに変化する。図11
(d)は反対側の磁壁62が前領域58と低温部の境界
にちょうど入った場合である。前領域58にある再生層
33の磁壁62は高温部に向かって移動し、下向き磁化
に戻る。差動検出信号も図11(g)のように基準レベ
ルに戻る。
温部の境界にちょうど入った場合である。前領域58に
ある再生層33の磁壁61は高温部に向かって移動し、
63で示す斜線部が上向き磁化となる。差動検出信号は
図11(g)のように高レベルに変化する。図11
(d)は反対側の磁壁62が前領域58と低温部の境界
にちょうど入った場合である。前領域58にある再生層
33の磁壁62は高温部に向かって移動し、下向き磁化
に戻る。差動検出信号も図11(g)のように基準レベ
ルに戻る。
【0024】図11(e)は更に光スポット54が進
み、磁壁61が後ろ領域59と低温部の境界にちょうど
入った場合である。この場合は、後ろ領域59にある再
生層33の磁壁61は高温部に向かって移動し、斜線で
示す斜線部64が上向き磁化となる。差動検出信号は図
11(g)のように中レベルに変化する。前領域58の
時に比べ信号レベルが小さくなるのは、高温部の中心が
光スポット54の中心よりも後ろ側にあるためである。
図11(f)は反対側の磁壁62が後ろ領域59と低温
部の境界にちょうど入った場合である。後ろ領域59に
ある再生層33の磁壁62は高温部に向かって移動し、
下向き磁化に戻る。差動検出信号も基準レベルに戻る。
み、磁壁61が後ろ領域59と低温部の境界にちょうど
入った場合である。この場合は、後ろ領域59にある再
生層33の磁壁61は高温部に向かって移動し、斜線で
示す斜線部64が上向き磁化となる。差動検出信号は図
11(g)のように中レベルに変化する。前領域58の
時に比べ信号レベルが小さくなるのは、高温部の中心が
光スポット54の中心よりも後ろ側にあるためである。
図11(f)は反対側の磁壁62が後ろ領域59と低温
部の境界にちょうど入った場合である。後ろ領域59に
ある再生層33の磁壁62は高温部に向かって移動し、
下向き磁化に戻る。差動検出信号も基準レベルに戻る。
【0025】このように1ビームによる磁壁移動再生方
式では、1つの孤立磁区に対して前領域と後ろ領域の2
ヵ所で磁壁が移動してしまうために、2つのパルスが得
られてしまう。実際の信号では磁区が任意に記録されて
いるので、前領域と後ろ領域の磁壁の移動による差動検
出信号への寄与は複雑に混じり合い、分離することは困
難である。
式では、1つの孤立磁区に対して前領域と後ろ領域の2
ヵ所で磁壁が移動してしまうために、2つのパルスが得
られてしまう。実際の信号では磁区が任意に記録されて
いるので、前領域と後ろ領域の磁壁の移動による差動検
出信号への寄与は複雑に混じり合い、分離することは困
難である。
【0026】本願出願人は、これを解決する1つの方法
として、一定磁界を印加しながら再生を行う方法を特願
平9−235885号として出願している。この方法に
ついて簡単に説明すると、まず、図10、図11で説明
したように、前領域58には初めから交換結合されてい
る磁壁が低温部から入ってくる。それに対して、後ろ領
域59では、低温部との境界付近で磁壁が再転写され、
その磁壁が低温部へ向かって出ていく。そこで、一定磁
界を印加することで、この再転写する位置を後ろ領域5
9から低温部の方に追い出し、後ろ領域59で磁壁の移
動現象が起こらないようにするものである。
として、一定磁界を印加しながら再生を行う方法を特願
平9−235885号として出願している。この方法に
ついて簡単に説明すると、まず、図10、図11で説明
したように、前領域58には初めから交換結合されてい
る磁壁が低温部から入ってくる。それに対して、後ろ領
域59では、低温部との境界付近で磁壁が再転写され、
その磁壁が低温部へ向かって出ていく。そこで、一定磁
界を印加することで、この再転写する位置を後ろ領域5
9から低温部の方に追い出し、後ろ領域59で磁壁の移
動現象が起こらないようにするものである。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一定磁
界を印加する方法では、再生層33の前領域58を移動
する磁壁の精度(ジッター量)が、拡大する磁区の磁化
の方向によって異なるので、印加する磁界の方向と同じ
向きの磁化からなる磁区が拡大する際には、外部磁界は
拡大を補助するように働くために移動の精度は良くな
り、再生信号のジッター量は少ない。一方、印加する磁
界の方向と反対の向きの磁化からなる磁区が拡大する際
には、外部磁界は拡大を抑制するように働くために移動
の精度が悪くなり、再生信号のジッター量は多くなる。
そのため、記録層への記録方法として図6(c)〜
(e)のピットエッジ記録方式を用いた場合、記録磁区
の一方のエッジの再生信号のジッター量はよいのだが、
他方のエッジのジッター量が悪くなり、結果として綿密
度を上げられないという問題があった。
界を印加する方法では、再生層33の前領域58を移動
する磁壁の精度(ジッター量)が、拡大する磁区の磁化
の方向によって異なるので、印加する磁界の方向と同じ
向きの磁化からなる磁区が拡大する際には、外部磁界は
拡大を補助するように働くために移動の精度は良くな
り、再生信号のジッター量は少ない。一方、印加する磁
界の方向と反対の向きの磁化からなる磁区が拡大する際
には、外部磁界は拡大を抑制するように働くために移動
の精度が悪くなり、再生信号のジッター量は多くなる。
そのため、記録層への記録方法として図6(c)〜
(e)のピットエッジ記録方式を用いた場合、記録磁区
の一方のエッジの再生信号のジッター量はよいのだが、
他方のエッジのジッター量が悪くなり、結果として綿密
度を上げられないという問題があった。
【0028】本発明は、上記従来の問題点に鑑み、ジッ
ター量の少ない再生信号が得られ、綿密度を向上するこ
とが可能な光磁気情報再生方法、光磁気情報再生装置及
び情報記録方法を提供することを目的とする。
ター量の少ない再生信号が得られ、綿密度を向上するこ
とが可能な光磁気情報再生方法、光磁気情報再生装置及
び情報記録方法を提供することを目的とする。
【0029】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、少なく
とも情報を磁区として記録する記録層と、前記記録層に
交換結合した再生層とを積層した磁性層を備え、前記磁
区の少なくとも一方のエッジに情報を持たせて情報が記
録された記録媒体に1つの光スポットを照射し、前記再
生層に転写された磁区の磁壁を移動させることによって
情報を再生する方法であって、前記記録媒体に一定方向
の磁界を印加し、磁区の前エッジと後ろエッジのうち磁
界の印加によって磁壁の移動が促進される方のエッジを
検出することによって情報を再生することを特徴とする
光磁気情報再生方法によって達成される。
とも情報を磁区として記録する記録層と、前記記録層に
交換結合した再生層とを積層した磁性層を備え、前記磁
区の少なくとも一方のエッジに情報を持たせて情報が記
録された記録媒体に1つの光スポットを照射し、前記再
生層に転写された磁区の磁壁を移動させることによって
情報を再生する方法であって、前記記録媒体に一定方向
の磁界を印加し、磁区の前エッジと後ろエッジのうち磁
界の印加によって磁壁の移動が促進される方のエッジを
検出することによって情報を再生することを特徴とする
光磁気情報再生方法によって達成される。
【0030】また、本発明の目的は、少なくとも情報を
磁区として記録する記録層と、前記記録層に交換結合し
た再生層とを積層した磁性層を備え、前記磁区のエッジ
に情報を持たせるマークエッジ記録で情報が記録された
記録媒体に1つの光スポットを照射し、前記再生層に転
写された磁区の磁壁を移動させることによって情報を再
生する方法において、前記記録媒体に一定方向の磁界を
印加しながら磁区の前エッジと後ろエッジのうち磁界の
印加によって磁壁の移動が促進される方のエッジを検出
し、次いで前記磁界の方向を反転させて磁区の他方のエ
ッジを検出し、得られた前エッジと後ろエッジの情報を
合成することによって情報を再生することを特徴とする
光磁気情報再生方法によって達成される。
磁区として記録する記録層と、前記記録層に交換結合し
た再生層とを積層した磁性層を備え、前記磁区のエッジ
に情報を持たせるマークエッジ記録で情報が記録された
記録媒体に1つの光スポットを照射し、前記再生層に転
写された磁区の磁壁を移動させることによって情報を再
生する方法において、前記記録媒体に一定方向の磁界を
印加しながら磁区の前エッジと後ろエッジのうち磁界の
印加によって磁壁の移動が促進される方のエッジを検出
し、次いで前記磁界の方向を反転させて磁区の他方のエ
ッジを検出し、得られた前エッジと後ろエッジの情報を
合成することによって情報を再生することを特徴とする
光磁気情報再生方法によって達成される。
【0031】更に、本発明の目的は、情報記録媒体に磁
区の前エッジと後ろエッジのうちいずれか一方のエッジ
に情報を持たせて情報を記録し、他方のエッジは当該磁
区の情報を持たせたエッジとそれに隣接する磁区のエッ
ジの略中間に位置するように記録することを特徴とする
情報記録方法によって達成される。
区の前エッジと後ろエッジのうちいずれか一方のエッジ
に情報を持たせて情報を記録し、他方のエッジは当該磁
区の情報を持たせたエッジとそれに隣接する磁区のエッ
ジの略中間に位置するように記録することを特徴とする
情報記録方法によって達成される。
【0032】また、本発明の目的は、少なくとも情報を
磁区として記録する記録層と、前記記録層に交換結合し
た再生層とを積層した磁性層を備え、前記磁区の少なく
とも一方のエッジに情報を持たせて情報が記録された記
録媒体に1つの光スポットを照射し、前記再生層に転写
された磁区の磁壁を移動させることによって情報を再生
する装置において、前記記録媒体に一定方向の磁界を印
加する手段と、磁区の前エッジと後ろエッジのうち磁界
の印加によって磁壁の移動が促進される方のエッジを検
出することによって情報を再生する手段とを有すること
を特徴とする光磁気情報再生装置によって達成される。
磁区として記録する記録層と、前記記録層に交換結合し
た再生層とを積層した磁性層を備え、前記磁区の少なく
とも一方のエッジに情報を持たせて情報が記録された記
録媒体に1つの光スポットを照射し、前記再生層に転写
された磁区の磁壁を移動させることによって情報を再生
する装置において、前記記録媒体に一定方向の磁界を印
加する手段と、磁区の前エッジと後ろエッジのうち磁界
の印加によって磁壁の移動が促進される方のエッジを検
出することによって情報を再生する手段とを有すること
を特徴とする光磁気情報再生装置によって達成される。
【0033】更に、本発明の目的は、少なくとも情報を
磁区として記録する記録層と、前記記録層に交換結合し
た再生層とを積層した磁性層を備え、前記磁区のエッジ
に情報を持たせるマークエッジ記録で情報が記録された
記録媒体に1つの光スポットを照射し、前記再生層に転
写された磁区の磁壁を移動させることによって情報を再
生する装置において、前記記録媒体に一定方向の磁界を
印加する手段と、磁区の前エッジと後ろエッジのうち磁
界の印加によって磁壁の移動が促進される方のエッジを
検出する手段と、前記磁界の方向を反転させて磁区の他
方のエッジを検出する手段と、得られた前エッジと後ろ
エッジの情報を合成することによって情報を再生する手
段とを有することを特徴とする光磁気情報再生装置によ
って達成される。
磁区として記録する記録層と、前記記録層に交換結合し
た再生層とを積層した磁性層を備え、前記磁区のエッジ
に情報を持たせるマークエッジ記録で情報が記録された
記録媒体に1つの光スポットを照射し、前記再生層に転
写された磁区の磁壁を移動させることによって情報を再
生する装置において、前記記録媒体に一定方向の磁界を
印加する手段と、磁区の前エッジと後ろエッジのうち磁
界の印加によって磁壁の移動が促進される方のエッジを
検出する手段と、前記磁界の方向を反転させて磁区の他
方のエッジを検出する手段と、得られた前エッジと後ろ
エッジの情報を合成することによって情報を再生する手
段とを有することを特徴とする光磁気情報再生装置によ
って達成される。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は本発明の光磁気情報
記録再生装置の一実施形態の構成を示した図である。図
1において、1は光磁気ディスク、2は装置の各部を制
御する制御回路である。制御回路2はコンピュータ等の
外部情報処理装置との情報の送受信を制御したり、光磁
気ディスク1に対して情報の記録や再生を制御したり、
その他の稼働部の制御を行う。3は光磁気ディスク1を
回転駆動するためのスピンドルモータで、スピンドルモ
ータコントローラ10によって制御される。光ディスク
1は不図示の機構により装置に対して挿入または排出さ
れる。
て図面を参照して説明する。図1は本発明の光磁気情報
記録再生装置の一実施形態の構成を示した図である。図
1において、1は光磁気ディスク、2は装置の各部を制
御する制御回路である。制御回路2はコンピュータ等の
外部情報処理装置との情報の送受信を制御したり、光磁
気ディスク1に対して情報の記録や再生を制御したり、
その他の稼働部の制御を行う。3は光磁気ディスク1を
回転駆動するためのスピンドルモータで、スピンドルモ
ータコントローラ10によって制御される。光ディスク
1は不図示の機構により装置に対して挿入または排出さ
れる。
【0035】5は光磁気ディスク1に光学的に情報の記
録や再生を行うヘッドである。6は光磁気ディスク1に
対して光ヘッド5と反対側に位置し、情報の記録や再生
に際して磁界を印加する磁気ヘッドである。7は光ヘッ
ド5により照射される光スポットの位置と、磁気ヘッド
6の位置を制御する光ヘッド及び磁気ヘッド制御回路で
ある。この制御回路7によってオートトラッキングやシ
ーク動作、あるいはオートフォーカシング動作が制御さ
れる。8は情報を記録する際の情報記録回路、9は情報
を再生する際の情報再生回路、11はインターフェース
コントローラである。
録や再生を行うヘッドである。6は光磁気ディスク1に
対して光ヘッド5と反対側に位置し、情報の記録や再生
に際して磁界を印加する磁気ヘッドである。7は光ヘッ
ド5により照射される光スポットの位置と、磁気ヘッド
6の位置を制御する光ヘッド及び磁気ヘッド制御回路で
ある。この制御回路7によってオートトラッキングやシ
ーク動作、あるいはオートフォーカシング動作が制御さ
れる。8は情報を記録する際の情報記録回路、9は情報
を再生する際の情報再生回路、11はインターフェース
コントローラである。
【0036】ここで、光磁気ディスク1としては、図7
などで説明したものを用いている。即ち、少なくとも記
録層(第1の磁性層)31、調整層(第2の磁性層)3
2、再生層(第3の磁性層)33の3層の磁性層を含ん
でいる。記録層31は前述のように磁区として情報を記
録するものであり、調整層32は記録層31と再生層3
3との間の交換結合力を調整するものである。また、再
生層33は記録層31に記載されている磁区を調整層3
2の働きと光スポットによる熱分布とを利用して転写
し、更に転写した磁区の磁壁を移動させることにより、
記録層31に記録されている磁区の大きさよりも大きく
するものである。
などで説明したものを用いている。即ち、少なくとも記
録層(第1の磁性層)31、調整層(第2の磁性層)3
2、再生層(第3の磁性層)33の3層の磁性層を含ん
でいる。記録層31は前述のように磁区として情報を記
録するものであり、調整層32は記録層31と再生層3
3との間の交換結合力を調整するものである。また、再
生層33は記録層31に記載されている磁区を調整層3
2の働きと光スポットによる熱分布とを利用して転写
し、更に転写した磁区の磁壁を移動させることにより、
記録層31に記録されている磁区の大きさよりも大きく
するものである。
【0037】磁性層群の各層の具体的な材料としては、
遷移金属と希土類金属の各1種類以上の組み合わせによ
る非晶質合金を用いることができる。例えば、遷移金属
としては、主にFe,Co,Ni、希土類金属として
は、主にGd,Tb,Dy,Ho,Nd,Smがある。
代表的な組み合わせとしてはTbFeCo,GdTbF
e,GdFeCo,GdTbFeCo,GdDyFeC
o等がある。また、耐食性向上のためにCr,Mn,C
u,Ti,Al,Si,Pt,Inなどを少量添加して
もよい。更に、これらの層構成にAl,AlTa,Al
Ti,AlCr,Cuなどの金属層を付加し、熱的な特
性を調整してもよい。また、光ヘッド5としては図4の
1ビームの光ヘッドと同等なものを用いている。
遷移金属と希土類金属の各1種類以上の組み合わせによ
る非晶質合金を用いることができる。例えば、遷移金属
としては、主にFe,Co,Ni、希土類金属として
は、主にGd,Tb,Dy,Ho,Nd,Smがある。
代表的な組み合わせとしてはTbFeCo,GdTbF
e,GdFeCo,GdTbFeCo,GdDyFeC
o等がある。また、耐食性向上のためにCr,Mn,C
u,Ti,Al,Si,Pt,Inなどを少量添加して
もよい。更に、これらの層構成にAl,AlTa,Al
Ti,AlCr,Cuなどの金属層を付加し、熱的な特
性を調整してもよい。また、光ヘッド5としては図4の
1ビームの光ヘッドと同等なものを用いている。
【0038】次に、本実施形態の動作を図2を参照して
説明する。図2(a)は記録信号、図2(b)は記録信
号に応じて変調された磁界変調信号を示している。この
磁界変調信号は磁気ヘッド6に供給される。情報を記録
する場合、外部情報処理装置から図1の装置に記録命令
が発行され、インターフェースコントローラ11を通し
て図2(a)の記録信号が送信される。制御回路2は記
録信号を受信すると、光ヘッド及び磁気ヘッド制御回路
7を制御し、光ヘッド5と磁気ヘッド6を指定された目
的トラック上に移動させた後、情報記録回路8に光ヘッ
ド5を記録用のパワーにする命令を出すと共に、図2
(b)の磁界変調信号を生成し、磁気ヘッド6に供給す
る命令を出す。その結果、光ヘッド5から一定強度の光
ビームが光磁気ディスク1の目的トラックに照射され、
また、磁気ヘッド6から情報信号に応じて変調された磁
界が印加され、光磁気ディスク4の記録層31に図2
(c)のように矢羽根状の磁区が記録される。
説明する。図2(a)は記録信号、図2(b)は記録信
号に応じて変調された磁界変調信号を示している。この
磁界変調信号は磁気ヘッド6に供給される。情報を記録
する場合、外部情報処理装置から図1の装置に記録命令
が発行され、インターフェースコントローラ11を通し
て図2(a)の記録信号が送信される。制御回路2は記
録信号を受信すると、光ヘッド及び磁気ヘッド制御回路
7を制御し、光ヘッド5と磁気ヘッド6を指定された目
的トラック上に移動させた後、情報記録回路8に光ヘッ
ド5を記録用のパワーにする命令を出すと共に、図2
(b)の磁界変調信号を生成し、磁気ヘッド6に供給す
る命令を出す。その結果、光ヘッド5から一定強度の光
ビームが光磁気ディスク1の目的トラックに照射され、
また、磁気ヘッド6から情報信号に応じて変調された磁
界が印加され、光磁気ディスク4の記録層31に図2
(c)のように矢羽根状の磁区が記録される。
【0039】本実施形態においては、磁区の長さはほぼ
一定で、図1の装置で再生可能な最小のものとし、ま
た、磁区の両方のエッジに同じ情報を持たせている。図
2(d)は図2(c)の磁区を磁壁移動再生方式によっ
て再生した場合の検出信号、図2(e)は図2(d)の
検出信号をスライスレベルを横切る位置でエッジの位置
を求めたエッジ検出信号である。図2(f)は更に図2
(e)のエッジ検出信号から図2(d)の検出信号の立
ち上がりの波形の位置に対応するエッジ信号のみをマス
ク等を行い分離することにより、最終的に得られた磁壁
移動再生信号を示している。
一定で、図1の装置で再生可能な最小のものとし、ま
た、磁区の両方のエッジに同じ情報を持たせている。図
2(d)は図2(c)の磁区を磁壁移動再生方式によっ
て再生した場合の検出信号、図2(e)は図2(d)の
検出信号をスライスレベルを横切る位置でエッジの位置
を求めたエッジ検出信号である。図2(f)は更に図2
(e)のエッジ検出信号から図2(d)の検出信号の立
ち上がりの波形の位置に対応するエッジ信号のみをマス
ク等を行い分離することにより、最終的に得られた磁壁
移動再生信号を示している。
【0040】情報を再生する場合は、外部情報処理装置
からインターフェースコントローラ11を通して情報を
再生する命令が制御回路2に送られてくる。この再生命
令を受信すると、制御回路2は光ヘッド及び磁気ヘッド
制御回路7等各部を制御し、光ヘッド5と磁気ヘッド6
を指定された目的のトラック上に移動させた後、光ヘッ
ド5を再生用のパワーにする命令を出すと共に、磁気ヘ
ッド6に一定磁界を印加する命令を出す。ここでは、印
加する磁界の方向を図2(c)の磁区の磁化の方向と同
じとしている。これによって、光磁気ディスク1の目的
トラックに光ヘッド5から一定強度の再生用ビームが照
射され、また、磁気ヘッド6から一定磁界が印加され、
光ヘッド5からは図2(d)の検出信号が得られる。こ
の検出信号は情報再生回路9に送られ、情報再生回路9
では図2(d)の検出信号からスライスレベルを横切る
位置を求めて、図2(e)のエッジ検出信号を生成す
る。また、図2(d)の検出信号の立ち上がりの位置で
図2(e)のエッジ検出信号をマスクすることで、矢羽
状の磁区の前エッジの位置のみを検出し、図2(f)の
磁壁移動再生信号を生成する。
からインターフェースコントローラ11を通して情報を
再生する命令が制御回路2に送られてくる。この再生命
令を受信すると、制御回路2は光ヘッド及び磁気ヘッド
制御回路7等各部を制御し、光ヘッド5と磁気ヘッド6
を指定された目的のトラック上に移動させた後、光ヘッ
ド5を再生用のパワーにする命令を出すと共に、磁気ヘ
ッド6に一定磁界を印加する命令を出す。ここでは、印
加する磁界の方向を図2(c)の磁区の磁化の方向と同
じとしている。これによって、光磁気ディスク1の目的
トラックに光ヘッド5から一定強度の再生用ビームが照
射され、また、磁気ヘッド6から一定磁界が印加され、
光ヘッド5からは図2(d)の検出信号が得られる。こ
の検出信号は情報再生回路9に送られ、情報再生回路9
では図2(d)の検出信号からスライスレベルを横切る
位置を求めて、図2(e)のエッジ検出信号を生成す
る。また、図2(d)の検出信号の立ち上がりの位置で
図2(e)のエッジ検出信号をマスクすることで、矢羽
状の磁区の前エッジの位置のみを検出し、図2(f)の
磁壁移動再生信号を生成する。
【0041】この前エッジのみを検出する具体的な例と
して、図2(d)の検出信号を微分して求めるものがあ
る。図2(j)は図2(d)の検出信号を微分した信号
である。この場合、検出信号の立ち上がりで正のピーク
信号が得られ、検出信号の立ち下がりで負のピーク信号
が得られる。今、前エッジのみを検出するとき、図2
(j)の微分信号を+Vのスライスレベルより大きくな
るところで図2(e)のエッジ検出信号を得ることにす
ると、図2(f)に示すような磁壁移動再生信号が得ら
れる。
して、図2(d)の検出信号を微分して求めるものがあ
る。図2(j)は図2(d)の検出信号を微分した信号
である。この場合、検出信号の立ち上がりで正のピーク
信号が得られ、検出信号の立ち下がりで負のピーク信号
が得られる。今、前エッジのみを検出するとき、図2
(j)の微分信号を+Vのスライスレベルより大きくな
るところで図2(e)のエッジ検出信号を得ることにす
ると、図2(f)に示すような磁壁移動再生信号が得ら
れる。
【0042】このように本実施形態では、磁区の磁化の
方向と同一方向の磁界を印加し、それに応じて磁区の前
エッジを検出している。即ち、磁界の印加によって磁区
の磁壁の移動が促進される方のエッジを検出しているの
で、ジッター量の少ない再生信号を得ることができる。
本願発明者の実験によれば、磁区の両方のエッジに情報
を持たせるマークエッジ記録を行い、一定磁界を印加し
た状態で磁壁移動再生を行ったところ、最短の磁区長が
0.2μmよりも小さくなると、ジッター量が多くなっ
て再生信号の品質が悪くなった。これに対し、本実施形
態による再生方法を用いて磁界の印加によって磁壁の移
動が促進される方のエッジを検出することによって情報
を再生したところ、最短の磁区長が0.1μm以下でも
ジッター量の少ない再生信号が得られ、通常のマークエ
ッジ記録に比べて高密度の情報を記録再生できることを
確認できた。
方向と同一方向の磁界を印加し、それに応じて磁区の前
エッジを検出している。即ち、磁界の印加によって磁区
の磁壁の移動が促進される方のエッジを検出しているの
で、ジッター量の少ない再生信号を得ることができる。
本願発明者の実験によれば、磁区の両方のエッジに情報
を持たせるマークエッジ記録を行い、一定磁界を印加し
た状態で磁壁移動再生を行ったところ、最短の磁区長が
0.2μmよりも小さくなると、ジッター量が多くなっ
て再生信号の品質が悪くなった。これに対し、本実施形
態による再生方法を用いて磁界の印加によって磁壁の移
動が促進される方のエッジを検出することによって情報
を再生したところ、最短の磁区長が0.1μm以下でも
ジッター量の少ない再生信号が得られ、通常のマークエ
ッジ記録に比べて高密度の情報を記録再生できることを
確認できた。
【0043】なお、以上の実施形態では、磁区の磁化の
方向と同一方向の磁界を印加して磁区の前エッジを検出
しているが、これとは反対に磁区の磁化の方向とは反対
の方向の磁界を印加し、磁区の後ろエッジを検出しても
よい。この場合も、磁区の磁壁の移動を促進する方のエ
ッジを検出するので、やはりジッター量の少ない再生信
号を得ることができる。また、磁区の両方のエッジに情
報を持たせているが、磁区の少なくとも一方のエッジに
情報を持たせてもよい。この場合も、磁界の印加によっ
て磁壁の移動が促進される方のエッジを検出することに
よって、ジッターの小さい再生信号が得られる。
方向と同一方向の磁界を印加して磁区の前エッジを検出
しているが、これとは反対に磁区の磁化の方向とは反対
の方向の磁界を印加し、磁区の後ろエッジを検出しても
よい。この場合も、磁区の磁壁の移動を促進する方のエ
ッジを検出するので、やはりジッター量の少ない再生信
号を得ることができる。また、磁区の両方のエッジに情
報を持たせているが、磁区の少なくとも一方のエッジに
情報を持たせてもよい。この場合も、磁界の印加によっ
て磁壁の移動が促進される方のエッジを検出することに
よって、ジッターの小さい再生信号が得られる。
【0044】また、本実施形態では磁区の磁化と同じ方
向の外部磁界をかけて前エッジを検出することで再生し
ているが、もし媒体の欠陥等でエラーが生じると、外部
磁界の方向を反転し、磁区の他方のエッジを検出するこ
とで情報を再生することが可能である。これによって、
小さな媒体欠陥に対して対処が可能である。図2(g)
はこの場合の磁界を反転して得られた検出信号、図2
(h)は図2(g)の検出信号をスライスレベルを横切
る位置でエッジの位置を求めたエッジ検出信号である。
図2(i)は更に図2(h)のエッジ検出信号から図2
(g)の検出信号の立ち下がりの波形の位置に対応する
エッジ信号のみをマスク等を行い分離することより、最
終的に得られた磁壁移動再生信号である。これらの信号
は図2(d),(e),(f)の信号と同様にして得ら
れる。この際、図2(i)の磁壁移動再生信号を得る、
具体的な方法は前述と同様に検出信号を微分することで
行える。ここでは、−Vよりも小さくなるところで図2
(h)のエッジ検出信号を得ることにすると、図2
(i)に示すような磁壁移動再生信号が得られる。
向の外部磁界をかけて前エッジを検出することで再生し
ているが、もし媒体の欠陥等でエラーが生じると、外部
磁界の方向を反転し、磁区の他方のエッジを検出するこ
とで情報を再生することが可能である。これによって、
小さな媒体欠陥に対して対処が可能である。図2(g)
はこの場合の磁界を反転して得られた検出信号、図2
(h)は図2(g)の検出信号をスライスレベルを横切
る位置でエッジの位置を求めたエッジ検出信号である。
図2(i)は更に図2(h)のエッジ検出信号から図2
(g)の検出信号の立ち下がりの波形の位置に対応する
エッジ信号のみをマスク等を行い分離することより、最
終的に得られた磁壁移動再生信号である。これらの信号
は図2(d),(e),(f)の信号と同様にして得ら
れる。この際、図2(i)の磁壁移動再生信号を得る、
具体的な方法は前述と同様に検出信号を微分することで
行える。ここでは、−Vよりも小さくなるところで図2
(h)のエッジ検出信号を得ることにすると、図2
(i)に示すような磁壁移動再生信号が得られる。
【0045】次に、本発明の他の実施形態について説明
する。図2の実施形態では、磁区の両方のエッジに同じ
情報を持たせているが、再生の時間がほぼ2倍になって
もよいのであれば、磁区の両方のエッジに別の情報をそ
れぞれ持たせてマークエッジ記録を行ってもよい。ま
た、この情報を再生する場合は、まず、磁区と同じ方向
の一定磁界を印加しながら磁壁移動再生を行うことで、
磁区の前エッジの情報を再生する。次いで、磁界の方向
を反転し、逆の方向の一定磁界を印加しながら磁壁移動
再生を行うことにより、後ろエッジの情報を再生し、そ
の後、両方のエッジの情報を合成することで最終的に情
報を再生する。こうすることにより、更に高密度な記録
再生が可能である。
する。図2の実施形態では、磁区の両方のエッジに同じ
情報を持たせているが、再生の時間がほぼ2倍になって
もよいのであれば、磁区の両方のエッジに別の情報をそ
れぞれ持たせてマークエッジ記録を行ってもよい。ま
た、この情報を再生する場合は、まず、磁区と同じ方向
の一定磁界を印加しながら磁壁移動再生を行うことで、
磁区の前エッジの情報を再生する。次いで、磁界の方向
を反転し、逆の方向の一定磁界を印加しながら磁壁移動
再生を行うことにより、後ろエッジの情報を再生し、そ
の後、両方のエッジの情報を合成することで最終的に情
報を再生する。こうすることにより、更に高密度な記録
再生が可能である。
【0046】次に、本発明の更に他の実施形態について
説明する。本実施形態では、情報を記録する場合に、磁
区の前エッジにのみ情報を持たせ、磁区の後ろエッジは
前エッジと次の磁区の前エッジのほぼ中間となるように
している。図3(a)は記録信号、図3(b)は磁気ヘ
ッド6に供給する磁界変調信号を示している。光ヘッド
5から光磁気ディスク1に一定強度の光ビームを照射
し、磁気ヘッド6から図3(b)の磁界変調信号による
磁界を印加すると、図3(c)のように光磁気ディスク
1の記録層31上に矢羽根状の磁区を記録することがで
きる。この磁区は前述のように前エッジに情報を持ち、
後ろエッジは前エッジと次の磁区の前エッジの中間に位
置している。
説明する。本実施形態では、情報を記録する場合に、磁
区の前エッジにのみ情報を持たせ、磁区の後ろエッジは
前エッジと次の磁区の前エッジのほぼ中間となるように
している。図3(a)は記録信号、図3(b)は磁気ヘ
ッド6に供給する磁界変調信号を示している。光ヘッド
5から光磁気ディスク1に一定強度の光ビームを照射
し、磁気ヘッド6から図3(b)の磁界変調信号による
磁界を印加すると、図3(c)のように光磁気ディスク
1の記録層31上に矢羽根状の磁区を記録することがで
きる。この磁区は前述のように前エッジに情報を持ち、
後ろエッジは前エッジと次の磁区の前エッジの中間に位
置している。
【0047】このように記録することにより、平均的に
大きな磁区に情報を持たせることができるので、媒体の
欠陥に対して強い記録を行うことができる。また、磁区
の一方のエッジにのみ情報をもたせ、他方のエッジの位
置を情報を持たせたエッジと隣接するエッジのほぼ中間
の位置となるように記録することにより、記録密度を高
めることができる。図3(d)は図3(c)の磁区を磁
壁移動再生によって再生した場合の検出信号、図3
(e)は図3(d)の検出信号をスライスレベルを横切
る位置でエッジの位置を求めたエッジ検出信号である。
また、図3(f)は図3(e)のエッジ検出信号から図
3(d)の検出信号の立ち上がりの波形の位置に対応す
るエッジ信号のみをマスク等を行い分離することによ
り、最終的に得られた磁壁移動再生信号を示している。
なお、本実施形態による記録方法は、光磁気記録や磁壁
移動再生に関係なく、どのような装置にも使用すること
が可能である。
大きな磁区に情報を持たせることができるので、媒体の
欠陥に対して強い記録を行うことができる。また、磁区
の一方のエッジにのみ情報をもたせ、他方のエッジの位
置を情報を持たせたエッジと隣接するエッジのほぼ中間
の位置となるように記録することにより、記録密度を高
めることができる。図3(d)は図3(c)の磁区を磁
壁移動再生によって再生した場合の検出信号、図3
(e)は図3(d)の検出信号をスライスレベルを横切
る位置でエッジの位置を求めたエッジ検出信号である。
また、図3(f)は図3(e)のエッジ検出信号から図
3(d)の検出信号の立ち上がりの波形の位置に対応す
るエッジ信号のみをマスク等を行い分離することによ
り、最終的に得られた磁壁移動再生信号を示している。
なお、本実施形態による記録方法は、光磁気記録や磁壁
移動再生に関係なく、どのような装置にも使用すること
が可能である。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、次の効果
がある。 (1)磁界の印加によって磁区の磁壁の移動が促進され
る方のエッジを検出することによって情報を再生するこ
とにより、磁区の長さが短くなってもジッター量の少な
い再生信号を得ることができ、その結果、高密度の記
録、再生を行うことができる。 (2)磁界の方向を切り換えて磁区の両方のエッジを検
出し、得られた両エッジの情報を合成することによって
情報を再生することにより、更に高密度の記録、再生を
行うことができる。 (3)磁区のいずれか一方のエッジに情報を持たせ、他
方のエッジは情報を持たせたエッジと隣接するエッジの
中間に位置するように記録することにより、平均的に大
きな磁区に情報を持たせることができるので、媒体欠陥
に対して強い記録を行うことができ、また、記録密度を
高めることができる。
がある。 (1)磁界の印加によって磁区の磁壁の移動が促進され
る方のエッジを検出することによって情報を再生するこ
とにより、磁区の長さが短くなってもジッター量の少な
い再生信号を得ることができ、その結果、高密度の記
録、再生を行うことができる。 (2)磁界の方向を切り換えて磁区の両方のエッジを検
出し、得られた両エッジの情報を合成することによって
情報を再生することにより、更に高密度の記録、再生を
行うことができる。 (3)磁区のいずれか一方のエッジに情報を持たせ、他
方のエッジは情報を持たせたエッジと隣接するエッジの
中間に位置するように記録することにより、平均的に大
きな磁区に情報を持たせることができるので、媒体欠陥
に対して強い記録を行うことができ、また、記録密度を
高めることができる。
【図1】本発明の光磁気情報再生装置の一実施形態の構
成を示した図である。
成を示した図である。
【図2】図1の実施形態の動作を説明するための信号波
形図である。
形図である。
【図3】本発明の他の実施形態の動作を説明するための
信号波形図である。
信号波形図である。
【図4】従来例の1ビームの光ヘッドを示した図であ
る。
る。
【図5】差動検出による光磁気信号の再生原理を説明す
るための図である。
るための図である。
【図6】ピットポジション記録とピットエッジ記録を説
明するための図である。
明するための図である。
【図7】磁壁移動再生を説明するための図である。
【図8】磁壁移動再生に用いる2ビームの光ヘッドの一
例を示した図である。
例を示した図である。
【図9】2ビームによる磁壁移動再生の場合の媒体上の
温度分布を示した図である。
温度分布を示した図である。
【図10】1ビームによる磁壁移動再生の場合の動作を
説明するための図である。
説明するための図である。
【図11】1ビームによる磁壁移動再生の問題点を説明
するための図である。
するための図である。
1 光磁気ディスク 2 制御回路 5 光ヘッド 6 磁気ヘッド 7 光ヘッド及び磁気ヘッド制御回路 8 情報記録回路 9 情報再生回路 31 記録層 32 調整層 33 再生層
Claims (6)
- 【請求項1】 少なくとも情報を磁区として記録する記
録層と、前記記録層に交換結合した再生層とを積層した
磁性層を備え、前記磁区の少なくとも一方のエッジに情
報を持たせて情報が記録された記録媒体に1つの光スポ
ットを照射し、前記再生層に転写された磁区の磁壁を移
動させることによって情報を再生する方法であって、前
記記録媒体に一定方向の磁界を印加し、磁区の前エッジ
と後ろエッジのうち磁界の印加によって磁壁の移動が促
進される方のエッジを検出することによって情報を再生
することを特徴とする光磁気情報再生方法。 - 【請求項2】 前記磁区の前エッジと後ろエッジの両方
に情報を持たせ、再生誤りがある場合は、前記一定磁界
の方向を反転し、磁区の他方のエッジを検出することを
特徴とする請求項1に記載の光磁気情報再生方法。 - 【請求項3】 少なくとも情報を磁区として記録する記
録層と、前記記録層に交換結合した再生層とを積層した
磁性層を備え、前記磁区のエッジに情報を持たせるマー
クエッジ記録で情報が記録された記録媒体に1つの光ス
ポットを照射し、前記再生層に転写された磁区の磁壁を
移動させることによって情報を再生する方法において、
前記記録媒体に一定方向の磁界を印加しながら磁区の前
エッジと後ろエッジのうち磁界の印加によって磁壁の移
動が促進される方のエッジを検出し、次いで前記磁界の
方向を反転させて磁区の他方のエッジを検出し、得られ
た前エッジと後ろエッジの情報を合成することによって
情報を再生することを特徴とする光磁気情報再生方法。 - 【請求項4】 情報記録媒体に磁区の前エッジと後ろエ
ッジのうちいずれか一方のエッジに情報を持たせて情報
を記録し、他方のエッジは当該磁区の情報を持たせたエ
ッジとそれに隣接する磁区のエッジの略中間に位置する
ように記録することを特徴とする情報記録方法。 - 【請求項5】 少なくとも情報を磁区として記録する記
録層と、前記記録層に交換結合した再生層とを積層した
磁性層を備え、前記磁区の少なくとも一方のエッジに情
報を持たせて情報が記録された記録媒体に1つの光スポ
ットを照射し、前記再生層に転写された磁区の磁壁を移
動させることによって情報を再生する装置において、前
記記録媒体に一定方向の磁界を印加する手段と、磁区の
前エッジと後ろエッジのうち磁界の印加によって磁壁の
移動が促進される方のエッジを検出することによって情
報を再生する手段とを有することを特徴とする光磁気情
報再生装置。 - 【請求項6】 少なくとも情報を磁区として記録する記
録層と、前記記録層に交換結合した再生層とを積層した
磁性層を備え、前記磁区のエッジに情報を持たせるマー
クエッジ記録で情報が記録された記録媒体に1つの光ス
ポットを照射し、前記再生層に転写された磁区の磁壁を
移動させることによって情報を再生する装置において、
前記記録媒体に一定方向の磁界を印加する手段と、磁区
の前エッジと後ろエッジのうち磁界の印加によって磁壁
の移動が促進される方のエッジを検出する手段と、前記
磁界の方向を反転させて磁区の他方のエッジを検出する
手段と、得られた前エッジと後ろエッジの情報を合成す
ることによって情報を再生する手段とを有することを特
徴とする光磁気情報再生装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10255172A JPH11162035A (ja) | 1997-09-26 | 1998-09-09 | 光磁気情報再生方法、光磁気情報再生装置及び情報記録方法 |
| US09/160,382 US6104676A (en) | 1997-09-26 | 1998-09-25 | Apparatus for reproducing magneto-optical information utilizing magnetic domain displacement, method therefor, and method for information recording |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26184497 | 1997-09-26 | ||
| JP9-261844 | 1997-09-26 | ||
| JP10255172A JPH11162035A (ja) | 1997-09-26 | 1998-09-09 | 光磁気情報再生方法、光磁気情報再生装置及び情報記録方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11162035A true JPH11162035A (ja) | 1999-06-18 |
Family
ID=26542061
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10255172A Pending JPH11162035A (ja) | 1997-09-26 | 1998-09-09 | 光磁気情報再生方法、光磁気情報再生装置及び情報記録方法 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6104676A (ja) |
| JP (1) | JPH11162035A (ja) |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3647219B2 (ja) * | 1997-09-01 | 2005-05-11 | キヤノン株式会社 | 磁性記録媒体の信号再生方法 |
| US6298015B1 (en) * | 1998-06-03 | 2001-10-02 | Canon Kabushiki Kaisha | Magneto-optical reproducing method using a magnified magnetic domain |
| WO2001065547A1 (en) | 2000-03-01 | 2001-09-07 | Hitachi, Ltd. | Method and device for information recording/reproducing and information recording medium |
| US6579635B2 (en) | 2000-10-12 | 2003-06-17 | International Business Machines Corporation | Smoothing and stabilization of domain walls in perpendicularly polarized magnetic films |
| JP2003263810A (ja) * | 2002-03-12 | 2003-09-19 | Sony Corp | 光磁気記録再生方法、ディスク記録媒体、光磁気記録再生装置 |
| JP2005346843A (ja) * | 2004-06-03 | 2005-12-15 | Canon Inc | 光学的情報記録再生方法及び装置 |
| US7599272B2 (en) * | 2004-11-22 | 2009-10-06 | Canon Kabushiki Kaisha | Method and apparatus for recording and reproducing multi-level information |
| US7804754B2 (en) | 2005-08-31 | 2010-09-28 | Canon Kabushiki Kaisha | Optical information recording/reproducing method |
Family Cites Families (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0731877B2 (ja) * | 1985-07-03 | 1995-04-10 | 株式会社日立製作所 | 情報記録再生方法及び装置 |
| DE69126160T2 (de) * | 1990-03-16 | 1997-10-09 | Canon Kk | Aufzeichnungs-/Wiedergabegerät für optische Information |
| US5412626A (en) * | 1992-03-23 | 1995-05-02 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Method of recording optical information with selective correction in pulse waveform and a recording system therefor |
| US5450381A (en) * | 1992-07-07 | 1995-09-12 | Sony Corporation | Magneto-optical recording utilizing signal phase adjustment |
| JP3332458B2 (ja) * | 1993-04-02 | 2002-10-07 | キヤノン株式会社 | 光磁気記録媒体 |
| JP3366973B2 (ja) * | 1996-10-18 | 2003-01-14 | 富士通株式会社 | 光記録媒体の情報記録方法 |
| JP3551224B2 (ja) * | 1997-03-25 | 2004-08-04 | 富士通株式会社 | 光磁気再生方法及びその実施に使用する装置 |
-
1998
- 1998-09-09 JP JP10255172A patent/JPH11162035A/ja active Pending
- 1998-09-25 US US09/160,382 patent/US6104676A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US6104676A (en) | 2000-08-15 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6999398B2 (en) | Method and apparatus for recording information on information recording medium | |
| JPH11134732A (ja) | 情報記録再生方法 | |
| US5953289A (en) | Magneto-optical recording-reproducing method utilizing domain wall displacement, and apparatus therefor | |
| US6058077A (en) | Signal reproducing method and apparatus for reproducing information by moving magnetic wall | |
| US6249490B1 (en) | Magneto-optical recording/reproducing method and apparatus | |
| JPH1186372A (ja) | 磁性記録媒体の信号再生方法 | |
| JPH05298773A (ja) | 光学的情報記録再生装置 | |
| JP3442296B2 (ja) | 光磁気ヘッド装置及び記録再生装置 | |
| JPH10149595A (ja) | 磁壁を移動させて情報の再生を行う情報再生装置 | |
| JPH11162035A (ja) | 光磁気情報再生方法、光磁気情報再生装置及び情報記録方法 | |
| JPH0512746A (ja) | 光ヘツド | |
| US5956297A (en) | Signal reproducing apparatus using movement of magnetic wall | |
| JP3703292B2 (ja) | 情報記録媒体のアニール方法及びそれを用いた光学的情報記録再生装置 | |
| JP2005293781A (ja) | 情報記録再生方法 | |
| WO1995026548A1 (en) | High density information recording and reproducing method | |
| JPH087283A (ja) | 光情報再生装置及び光情報再生方法 | |
| JPH08203142A (ja) | 光記録媒体、光情報記録再生方法及び光情報記録再生装置 | |
| JP3306885B2 (ja) | 光磁気記録再生方法 | |
| JP2995026B2 (ja) | 情報記録再生装置 | |
| JPH076432A (ja) | 光記録媒体及び光記録媒体再生装置 | |
| JP2667678B2 (ja) | 光磁気メモリ装置 | |
| JPH08203148A (ja) | 光磁気記録媒体再生装置 | |
| JP2002074776A (ja) | 光磁気記録媒体の再生方法及び再生装置 | |
| JPH07192294A (ja) | 光学式記録情報再生装置 | |
| JPH05225643A (ja) | 光記録媒体の信号再生方法 |