JPH111626A - メチン系化合物 - Google Patents
メチン系化合物Info
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- JPH111626A JPH111626A JP10099157A JP9915798A JPH111626A JP H111626 A JPH111626 A JP H111626A JP 10099157 A JP10099157 A JP 10099157A JP 9915798 A JP9915798 A JP 9915798A JP H111626 A JPH111626 A JP H111626A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】溶剤に対する溶解性に優れ、組成物での保存性
の良好なメチン系化合物の提供 【解決手段】下記式(1) 【化1】 (式(1)においてR1 、R2 、R3 、R4 はそれぞれ
独立にC1 −C9の置換又は未置換のアルキル基を、R
5 は、C8 −C22の置換もしくは未置換のアルキル基、
アルケニル基又はC12−C24の置換アリール基をそれぞ
れ表す。)で表されるメチン系化合物
の良好なメチン系化合物の提供 【解決手段】下記式(1) 【化1】 (式(1)においてR1 、R2 、R3 、R4 はそれぞれ
独立にC1 −C9の置換又は未置換のアルキル基を、R
5 は、C8 −C22の置換もしくは未置換のアルキル基、
アルケニル基又はC12−C24の置換アリール基をそれぞ
れ表す。)で表されるメチン系化合物
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はメチン系化合物に関
し、更に詳しくは、溶剤溶解性や薄膜耐光性の改善され
たメチン系化合物に関する。本発明のメチン系化合物は
レーザー光等による情報記録(例えばCD、CD−R
等)の他、赤外吸収能の要求される器材(例えば赤外線
カットフィルタ−、赤外線保護メガネ、農業用フィル
ム、赤外線受光窓等)等に有用である。
し、更に詳しくは、溶剤溶解性や薄膜耐光性の改善され
たメチン系化合物に関する。本発明のメチン系化合物は
レーザー光等による情報記録(例えばCD、CD−R
等)の他、赤外吸収能の要求される器材(例えば赤外線
カットフィルタ−、赤外線保護メガネ、農業用フィル
ム、赤外線受光窓等)等に有用である。
【0002】
【従来の技術】従来、近赤外のレーザー光に感度を有す
る有機性色素としてフタロシアニン系色素、インドレニ
ン系やシアニン系色素等が種々提案されている。しかし
フタロシアニン系色素は耐光性、耐保存性に優れるもの
の、溶剤に対する溶解度が低く、基盤上に溶剤に溶解し
た色素を塗布する際、所望の濃度を得られないという欠
点があり、又シアニン系色素では、ある程度の溶剤溶解
性を有するものの、使用できる溶剤の種類が限定されて
おり、例えばアルコール系の有機溶媒にはある程度溶解
するものの、比較的極性の低いハイドロカーボン系の有
機溶媒に対しては、殆ど溶解せず、使用上問題があっ
た。また、特公平4−53892に記載されている近赤
外吸収色素は、アセトン等のケトン系やアルコール系の
有機溶媒には良く溶解するものの、炭化水素系の有機溶
剤や樹脂モノマー等極性の低い溶剤には殆ど溶解せず、
使用上問題があった。
る有機性色素としてフタロシアニン系色素、インドレニ
ン系やシアニン系色素等が種々提案されている。しかし
フタロシアニン系色素は耐光性、耐保存性に優れるもの
の、溶剤に対する溶解度が低く、基盤上に溶剤に溶解し
た色素を塗布する際、所望の濃度を得られないという欠
点があり、又シアニン系色素では、ある程度の溶剤溶解
性を有するものの、使用できる溶剤の種類が限定されて
おり、例えばアルコール系の有機溶媒にはある程度溶解
するものの、比較的極性の低いハイドロカーボン系の有
機溶媒に対しては、殆ど溶解せず、使用上問題があっ
た。また、特公平4−53892に記載されている近赤
外吸収色素は、アセトン等のケトン系やアルコール系の
有機溶媒には良く溶解するものの、炭化水素系の有機溶
剤や樹脂モノマー等極性の低い溶剤には殆ど溶解せず、
使用上問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、溶剤に対す
る溶解性に優れ、組成物での保存性の良好なメチン系化
合物を提供することにある。
る溶解性に優れ、組成物での保存性の良好なメチン系化
合物を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは前記したよ
うな課題を解決すべく鋭意努力した結果、特定の構造を
有するメチン系化合物が赤外線吸収能及び溶剤溶解性に
優れていることを見出し、本発明を完成させた。即ち、
本発明は、
うな課題を解決すべく鋭意努力した結果、特定の構造を
有するメチン系化合物が赤外線吸収能及び溶剤溶解性に
優れていることを見出し、本発明を完成させた。即ち、
本発明は、
【0005】(1)下記式(1)
【0006】
【化2】
【0007】(式(1)においてR1、R2、R3、R4
がそれぞれ独立にC1 −C9 の置換又は未置換のアルキ
ル基を、R5 は、C8 −C22の置換もしくは未置換のア
ルキル基、アルケニル基又はC12−C24の置換アリール
基をそれぞれ表す。)で表されるメチン系化合物 (2)式(1)の化合物に於いて、R1、R2、R3、R4
がそれぞれエチル基であり、R5 はC8 −C22の置換
もしくは未置換のアルキル基、アルケニル基またはC12
−C24の置換アリール基である前項(1)に記載のメチ
ン系化合物 (3)式(1)化合物に於いて、R1、R2、R3、R4
がそれぞれエチル基であり、R5 はC8 −C22の未置換
のアルキル基またはC12−C24のアルキル置換アリール
基である前項(1)に記載のメチン系化合物 (4)式(1)の化合物に於いてR1、R2、R3、R4
がそれぞれエチル基であり、R5 がドデシル基またはド
デシルフェニル基である前項(1)に記載のメチン系化
合物 (5)(1)ないし(4)のいずれか1項に記載のメチ
ン系化合物を含有する赤外吸収組成物に関する。
がそれぞれ独立にC1 −C9 の置換又は未置換のアルキ
ル基を、R5 は、C8 −C22の置換もしくは未置換のア
ルキル基、アルケニル基又はC12−C24の置換アリール
基をそれぞれ表す。)で表されるメチン系化合物 (2)式(1)の化合物に於いて、R1、R2、R3、R4
がそれぞれエチル基であり、R5 はC8 −C22の置換
もしくは未置換のアルキル基、アルケニル基またはC12
−C24の置換アリール基である前項(1)に記載のメチ
ン系化合物 (3)式(1)化合物に於いて、R1、R2、R3、R4
がそれぞれエチル基であり、R5 はC8 −C22の未置換
のアルキル基またはC12−C24のアルキル置換アリール
基である前項(1)に記載のメチン系化合物 (4)式(1)の化合物に於いてR1、R2、R3、R4
がそれぞれエチル基であり、R5 がドデシル基またはド
デシルフェニル基である前項(1)に記載のメチン系化
合物 (5)(1)ないし(4)のいずれか1項に記載のメチ
ン系化合物を含有する赤外吸収組成物に関する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に本発明を詳細に説明する。
一般式(1)において、R1、R2、R3、R4 で表され
る未置換アルキル基としては、例えばメチル基、エチル
基、プロピル基、イソプロピル基、2ーメチルプロピル
基、ブチル基、t−ブチル基、ヘキシル基、オクチル基
等のC1 −C9アルキル基があげられ、好ましくはC2
−C4 の未置換アルキル基があげられる。置換アルキル
基の置換基としては、例えばアルキルオキシ基、ハロゲ
ン原子、アルキルオキシアルキルオキシ基、アリール
基、水酸基等があげられる。置換アルキル基としては、
例えばヒドロキシメチル基、メトキシエチル基、エトキ
シエチル基、ブトキシエチル基、フェニルエチル基、フ
ェニルプロピル基、ベンジル基、テトラフロロプロピル
基、トリフロロエチル基、メトキシエチルオキシエチル
基、メトキシプロピル基、ヒドロキシプロピル基、フル
フリル基、アセチルオキシエチル基等のC1 ーC9 の置
換アルキル基等があげられ、好ましくは、C1−C6 の
置換アルキル基が挙げられる。
一般式(1)において、R1、R2、R3、R4 で表され
る未置換アルキル基としては、例えばメチル基、エチル
基、プロピル基、イソプロピル基、2ーメチルプロピル
基、ブチル基、t−ブチル基、ヘキシル基、オクチル基
等のC1 −C9アルキル基があげられ、好ましくはC2
−C4 の未置換アルキル基があげられる。置換アルキル
基の置換基としては、例えばアルキルオキシ基、ハロゲ
ン原子、アルキルオキシアルキルオキシ基、アリール
基、水酸基等があげられる。置換アルキル基としては、
例えばヒドロキシメチル基、メトキシエチル基、エトキ
シエチル基、ブトキシエチル基、フェニルエチル基、フ
ェニルプロピル基、ベンジル基、テトラフロロプロピル
基、トリフロロエチル基、メトキシエチルオキシエチル
基、メトキシプロピル基、ヒドロキシプロピル基、フル
フリル基、アセチルオキシエチル基等のC1 ーC9 の置
換アルキル基等があげられ、好ましくは、C1−C6 の
置換アルキル基が挙げられる。
【0009】一般式(1)におけるR5 で表される未置
換アルキル基としては、例えばオクチル基、ノニル基、
デシル基、ドデシル基、ヘキサデシル基、オクタデシル
基、ドコシル基、1−プロピルノニル基、1,1−ジプ
ロピルヘキシル基、7−プロピルノニル基、8,8−ジ
メチルデシル基、t−ブチルシクロヘキシル等のアルキ
ル基が挙げられる。未置換アルケニル基としては、例え
ば9−デケニル基、4,4−メチルビニル−5−ヘキセ
ニル基、8,11−ヘプタデカジエニル基、8−ヘプタ
デカニル基等が挙げられる。置換アルキル基、アルケニ
ル、およびアリール基の置換基としては、例えばアルキ
ル基、アルケニル基、アルキルオキシ基、アシル基、ア
ルキルオキシカルボニル基、アルキルアミノ基、ハロゲ
ン原子、アリール基、水酸基等があげられる。尚、R5
構造成分がフェノール系誘導体であって、アルキル基、
ハロゲン基、アルコシキ基等の電子供与性置換基を有す
る場合は著しい耐光性の向上効果がみられる。一般式
(1)におけるR5 としては、例えば1,2−ジオクチ
ルオキシカルボニルエチル基、オクチルオキシエチル
基、オクチルオキシエトキシプロピル基、クロロドデシ
ル基、フェニルドデシル基、ヘキシルフェニル基、オク
チルフェニル基、ドデシルフェニル基、ヘキサデシルフ
ェニル基、オクタデシルフェニル基、オクチルオキシフ
ェニル基、ラウロイルフェニル基、トリフルオロエチル
フェニル基、クロロ−p−ドデシルフェニル基、2,4
−ジーt−ブチルフェニル基、2−ヒドロキシー4,6
−ジーt−ブチルフェニル基、4−ヒドロキシー3,5
−ジーt−ブチルフェニル基、p−1,1,3,3−テ
トラメチルブチルフェニル基、ドデシルナフチル基、2
−ベンゾイル−3−ヒドロキシ−5−メトキシフェニル
基、2−ベンゾイル−3−ヒドロキシ−5−オクチルオ
キシフェニル基、N−ドデシルカルバゾリル基、N−ア
リルナフタレンジカルボキシミド基、N−ドデシルナフ
タレンジカルボキシミド基等のC9 −C22置換アリール
基が挙げられる。好ましいR5 としては、例えばオクチ
ル基、ノニル基、デシル基、ドデシル基、ヘキサデシル
基、オクタデシル基、ドコシル基、1−プロピルノニル
基、1,1−ジプロピルヘキシル基、7−プロピルノニ
ル基、8,8−ジメチルデシル基及び1,2−ジオクチ
ルオキシカルボニルエチル基、オクチルオキシエチル
基、オクチルオキシエトキシプロピル基、クロロドデシ
ル基、フェニルドデシル基、ヘキシルフェニル基、オク
チルフェニル基、ドデシルフェニル基、ヘキサデシルフ
ェニル基、オクタデシルフェニル基、オクチルオキシフ
ェニル基、ラウロイルフェニル基、2−ヒドロキシー
4,6−ジーt−ブチルフェニル基、4−ヒドロキシー
3,5−ジーt−ブチルフェニル基等が挙げられる。更
に好ましいR5 としては、例えば溶剤溶解性の観点から
は、オクチル基、デシル基、ドデシル基、ヘキサデシル
基、ドコシル基、オクチルフェニル基、ドデシルフェニ
ル基、ヘキサデシルフェニル基、オクタデシルフェニル
基が挙げられ、又薄膜耐光性の観点からは、2−ヒドロ
キシー4,6−ジーt−ブチルフェニル基、4−ヒドロ
キシー3,5−ジーt−ブチルフェニル基が挙げられ
る。
換アルキル基としては、例えばオクチル基、ノニル基、
デシル基、ドデシル基、ヘキサデシル基、オクタデシル
基、ドコシル基、1−プロピルノニル基、1,1−ジプ
ロピルヘキシル基、7−プロピルノニル基、8,8−ジ
メチルデシル基、t−ブチルシクロヘキシル等のアルキ
ル基が挙げられる。未置換アルケニル基としては、例え
ば9−デケニル基、4,4−メチルビニル−5−ヘキセ
ニル基、8,11−ヘプタデカジエニル基、8−ヘプタ
デカニル基等が挙げられる。置換アルキル基、アルケニ
ル、およびアリール基の置換基としては、例えばアルキ
ル基、アルケニル基、アルキルオキシ基、アシル基、ア
ルキルオキシカルボニル基、アルキルアミノ基、ハロゲ
ン原子、アリール基、水酸基等があげられる。尚、R5
構造成分がフェノール系誘導体であって、アルキル基、
ハロゲン基、アルコシキ基等の電子供与性置換基を有す
る場合は著しい耐光性の向上効果がみられる。一般式
(1)におけるR5 としては、例えば1,2−ジオクチ
ルオキシカルボニルエチル基、オクチルオキシエチル
基、オクチルオキシエトキシプロピル基、クロロドデシ
ル基、フェニルドデシル基、ヘキシルフェニル基、オク
チルフェニル基、ドデシルフェニル基、ヘキサデシルフ
ェニル基、オクタデシルフェニル基、オクチルオキシフ
ェニル基、ラウロイルフェニル基、トリフルオロエチル
フェニル基、クロロ−p−ドデシルフェニル基、2,4
−ジーt−ブチルフェニル基、2−ヒドロキシー4,6
−ジーt−ブチルフェニル基、4−ヒドロキシー3,5
−ジーt−ブチルフェニル基、p−1,1,3,3−テ
トラメチルブチルフェニル基、ドデシルナフチル基、2
−ベンゾイル−3−ヒドロキシ−5−メトキシフェニル
基、2−ベンゾイル−3−ヒドロキシ−5−オクチルオ
キシフェニル基、N−ドデシルカルバゾリル基、N−ア
リルナフタレンジカルボキシミド基、N−ドデシルナフ
タレンジカルボキシミド基等のC9 −C22置換アリール
基が挙げられる。好ましいR5 としては、例えばオクチ
ル基、ノニル基、デシル基、ドデシル基、ヘキサデシル
基、オクタデシル基、ドコシル基、1−プロピルノニル
基、1,1−ジプロピルヘキシル基、7−プロピルノニ
ル基、8,8−ジメチルデシル基及び1,2−ジオクチ
ルオキシカルボニルエチル基、オクチルオキシエチル
基、オクチルオキシエトキシプロピル基、クロロドデシ
ル基、フェニルドデシル基、ヘキシルフェニル基、オク
チルフェニル基、ドデシルフェニル基、ヘキサデシルフ
ェニル基、オクタデシルフェニル基、オクチルオキシフ
ェニル基、ラウロイルフェニル基、2−ヒドロキシー
4,6−ジーt−ブチルフェニル基、4−ヒドロキシー
3,5−ジーt−ブチルフェニル基等が挙げられる。更
に好ましいR5 としては、例えば溶剤溶解性の観点から
は、オクチル基、デシル基、ドデシル基、ヘキサデシル
基、ドコシル基、オクチルフェニル基、ドデシルフェニ
ル基、ヘキサデシルフェニル基、オクタデシルフェニル
基が挙げられ、又薄膜耐光性の観点からは、2−ヒドロ
キシー4,6−ジーt−ブチルフェニル基、4−ヒドロ
キシー3,5−ジーt−ブチルフェニル基が挙げられ
る。
【0010】本発明で用いられる式(1)の化合物の具
体例としては下記の化合物が挙げられるが、これらに限
定されるものではない。 化合物例
体例としては下記の化合物が挙げられるが、これらに限
定されるものではない。 化合物例
【0011】
【化3】
【0012】
【化4】
【0013】
【化5】
【0014】
【化6】
【0015】
【化7】
【0016】
【化8】
【0017】本発明の一般式(1)で表されるメチン系
化合物は、レーザー光による情報記録、各種マーキン
グ、フィルタ−、フィルム等に利用可能な赤外吸収組成
物に使用することが出来る。本発明の赤外吸収組成物
は、通常式(1)のメチン化合物、各種添加剤、有機溶
媒等の媒体等を任意の順序で混合して得ることが出来
る。組成物中の式(1)のメチン系化合物は単独で用い
ても、2種以上併用してもよく、また、本発明以外の色
素と併用して用いてもよい。使用しうる色素としては例
えば、シアニン系色素、スクワリリウム系色素、インド
アニリン系色素、フタロシアニン系色素、アゾ色素等が
あげられる。本発明の式(1)のメチン化合物(近赤外
吸収色素)は組成物中に通常、0.1〜30重量%、好
ましくは1〜20重量%の割合で使用される。
化合物は、レーザー光による情報記録、各種マーキン
グ、フィルタ−、フィルム等に利用可能な赤外吸収組成
物に使用することが出来る。本発明の赤外吸収組成物
は、通常式(1)のメチン化合物、各種添加剤、有機溶
媒等の媒体等を任意の順序で混合して得ることが出来
る。組成物中の式(1)のメチン系化合物は単独で用い
ても、2種以上併用してもよく、また、本発明以外の色
素と併用して用いてもよい。使用しうる色素としては例
えば、シアニン系色素、スクワリリウム系色素、インド
アニリン系色素、フタロシアニン系色素、アゾ色素等が
あげられる。本発明の式(1)のメチン化合物(近赤外
吸収色素)は組成物中に通常、0.1〜30重量%、好
ましくは1〜20重量%の割合で使用される。
【0018】有機溶媒としては、例えば、テトラフロロ
プロパノール、ダイアセトンアルコール、メタノール、
エタノール、メチルセロソルブ、エチルセロソルブ、イ
ソプロピルアルコール、アセトン、メチルエチルケト
ン、ジクロロエタン、ジクロロメタン、プロピレングリ
コールモノメチルエーテルモノアセテート、シクロヘキ
サノン、3ーヒドロキシー3ーメチルー2ーブタノン等
が挙げられ、上記メチン化合物や添加剤等を溶解して使
用することが出来る。また本発明のメチン系化合物は上
記溶剤に高濃度に溶解することが可能で、さらにはベン
ゼン、トルエン、キシレン、酢酸エチル、酢酸ブチル等
及び、もしくは樹脂モノマー等の低極性の溶剤に溶解し
使用することができる。これら溶剤等は組成物中に通常
は60〜99.9重量%、好ましくは55〜99重量%
含まれる。
プロパノール、ダイアセトンアルコール、メタノール、
エタノール、メチルセロソルブ、エチルセロソルブ、イ
ソプロピルアルコール、アセトン、メチルエチルケト
ン、ジクロロエタン、ジクロロメタン、プロピレングリ
コールモノメチルエーテルモノアセテート、シクロヘキ
サノン、3ーヒドロキシー3ーメチルー2ーブタノン等
が挙げられ、上記メチン化合物や添加剤等を溶解して使
用することが出来る。また本発明のメチン系化合物は上
記溶剤に高濃度に溶解することが可能で、さらにはベン
ゼン、トルエン、キシレン、酢酸エチル、酢酸ブチル等
及び、もしくは樹脂モノマー等の低極性の溶剤に溶解し
使用することができる。これら溶剤等は組成物中に通常
は60〜99.9重量%、好ましくは55〜99重量%
含まれる。
【0019】また、耐久性向上や耐光性向上のため種々
の添加剤、例えば酸化防止剤や紫外線吸収剤、一重項酸
素クエンチャーを併用してもよい。一重項酸素クエンチ
ャーとしては一般的なニッケル錯体等の遷移金属錯体や
アミニウム系もしくはジイモニウム系化合物(例えば、
IRGー002、IRGー022、IRG−023、商
品名、日本化薬製)が挙げられる。また、酸化防止剤の
具体例としてはフェノ−ル系等が挙げられ、紫外線吸収
剤の具体例としてはベンゾフェノン系、ベンゾトリアゾ
−ル系、シアノアクリレ−ト系等が挙げられる。これら
の添加剤は組成物中に通常、0〜30重量%、好ましく
は0〜15重量%添加される。さらに本発明の一般式
(1)で示される化合物においてR5 −SO3 - (式中
R5 は前記と同じ意味を有する。)で示される構造成分
が紫外線吸収能やクエンチャー能のある化合物において
は更に耐光性等の向上効果等がえられる。
の添加剤、例えば酸化防止剤や紫外線吸収剤、一重項酸
素クエンチャーを併用してもよい。一重項酸素クエンチ
ャーとしては一般的なニッケル錯体等の遷移金属錯体や
アミニウム系もしくはジイモニウム系化合物(例えば、
IRGー002、IRGー022、IRG−023、商
品名、日本化薬製)が挙げられる。また、酸化防止剤の
具体例としてはフェノ−ル系等が挙げられ、紫外線吸収
剤の具体例としてはベンゾフェノン系、ベンゾトリアゾ
−ル系、シアノアクリレ−ト系等が挙げられる。これら
の添加剤は組成物中に通常、0〜30重量%、好ましく
は0〜15重量%添加される。さらに本発明の一般式
(1)で示される化合物においてR5 −SO3 - (式中
R5 は前記と同じ意味を有する。)で示される構造成分
が紫外線吸収能やクエンチャー能のある化合物において
は更に耐光性等の向上効果等がえられる。
【0020】こうして得られた赤外吸収組成物はバーコ
ーター、スピンコーター、ロールコーター等によりポリ
カーボネート、アクリル板等の基板もしくはフィルム等
の支持体に塗布することが出来る。その他の方法として
は、ドクターブレード法、キャスト法もしくは基板を溶
液中に漬けるディッピング法によっても適用することが
出来る。
ーター、スピンコーター、ロールコーター等によりポリ
カーボネート、アクリル板等の基板もしくはフィルム等
の支持体に塗布することが出来る。その他の方法として
は、ドクターブレード法、キャスト法もしくは基板を溶
液中に漬けるディッピング法によっても適用することが
出来る。
【0021】
【実施例】以下実施例により本発明を更に具体的に説明
するが、本発明は、これらの実施例に限定されるもので
はない。尚、実施例中、部は特に限定しない限り重量部
を表す。
するが、本発明は、これらの実施例に限定されるもので
はない。尚、実施例中、部は特に限定しない限り重量部
を表す。
【0022】実施例1 ジメチルホルムアミド34部に前記式(37)で表され
る化合物4.4部を溶解させ、ここに50%苛性ソーダ
水溶液を0.7部加えて0.5時間撹拌する。この溶液
を水100部に滴下し析出した無色の固体を濾過、水
洗、乾燥し中間体A(融点75〜78℃)4部を得る。
アセトン8部、ドデシルベンゼンスルホン酸2部を室温
にて混合撹拌する。この溶液に上記で得られた中間体A
の全てをアセトン10部に溶解した液をゆっくりと滴下
し室温にて数分間撹拌する。この反応液を氷水500部
中にゆっくりと滴下し、1時間撹拌後濾過洗浄する。
5. 6部の本発明のメチン化合物(前記式(2)、R
1、R2、R3、R4 =エチル基、R5 =n−C12H25P
hである化合物)を得た。
る化合物4.4部を溶解させ、ここに50%苛性ソーダ
水溶液を0.7部加えて0.5時間撹拌する。この溶液
を水100部に滴下し析出した無色の固体を濾過、水
洗、乾燥し中間体A(融点75〜78℃)4部を得る。
アセトン8部、ドデシルベンゼンスルホン酸2部を室温
にて混合撹拌する。この溶液に上記で得られた中間体A
の全てをアセトン10部に溶解した液をゆっくりと滴下
し室温にて数分間撹拌する。この反応液を氷水500部
中にゆっくりと滴下し、1時間撹拌後濾過洗浄する。
5. 6部の本発明のメチン化合物(前記式(2)、R
1、R2、R3、R4 =エチル基、R5 =n−C12H25P
hである化合物)を得た。
【0023】実施例2 ジメチルホルムアミド34部に前記式(37)で表され
る化合物4.4部を溶解させ、ここに50%苛性ソーダ
水溶液を0.7部加えて0.5時間撹拌する。この溶液
を水100部に滴下し析出した無色の固体を濾過、水
洗、乾燥し中間体A(融点75〜78℃)4部を得る。
DMF8部、ドデカンスルホン酸ナトリウム1. 6部を
室温にて混合撹拌しさらに塩酸を滴下し、ドデカンスル
ホン酸をフリーとして数分間撹拌する。この溶液に上記
で得られた中間体Aを全てをDMF10部に溶解した液
をゆっくりと滴下し室温にて数分間撹拌する。この反応
液を氷水500部中にゆっくりと滴下し、1時間撹拌後
濾過洗浄する。5. 3部の本発明のメチン化合物(前記
式(3)、R1、R2、R3、R4 =エチル基、R5 =n
−C12H25Phである化合物)を得た。
る化合物4.4部を溶解させ、ここに50%苛性ソーダ
水溶液を0.7部加えて0.5時間撹拌する。この溶液
を水100部に滴下し析出した無色の固体を濾過、水
洗、乾燥し中間体A(融点75〜78℃)4部を得る。
DMF8部、ドデカンスルホン酸ナトリウム1. 6部を
室温にて混合撹拌しさらに塩酸を滴下し、ドデカンスル
ホン酸をフリーとして数分間撹拌する。この溶液に上記
で得られた中間体Aを全てをDMF10部に溶解した液
をゆっくりと滴下し室温にて数分間撹拌する。この反応
液を氷水500部中にゆっくりと滴下し、1時間撹拌後
濾過洗浄する。5. 3部の本発明のメチン化合物(前記
式(3)、R1、R2、R3、R4 =エチル基、R5 =n
−C12H25Phである化合物)を得た。
【0024】その他の化合物例についても上記実施例1
および2と同様に対応する有機スルホン酸誘導体と、前
記中間体Aを反応させることにより合成できる。表1に
本願発明の化合物の融点及びトルエン、酢酸エチルへの
室温での溶解度の例を挙げた。また前記の公知化合物
(式(37),(38),(39))についてトルエン
及び酢酸エチルへの溶解度を比較の為に同様に示した。
および2と同様に対応する有機スルホン酸誘導体と、前
記中間体Aを反応させることにより合成できる。表1に
本願発明の化合物の融点及びトルエン、酢酸エチルへの
室温での溶解度の例を挙げた。また前記の公知化合物
(式(37),(38),(39))についてトルエン
及び酢酸エチルへの溶解度を比較の為に同様に示した。
【0025】
【表1】 表1 溶剤溶解性等諸物性 化合物 融点(℃) 溶解度( トルエン) 溶解度( 酢酸エチル) (式) 重量% 重量% 本発明 2 78〜83 5%以上 2%以上 3 68〜76 4%以上 1%以上 4 60〜64 3%以上 1%以上 5 71〜76 0.4%以上 0.2%以上 6 94〜97 3%以上 0.3%以上 7 61〜65 10%以上 6%以上 8 53〜57 10%以上 10%以上
【0026】 比較例 37 − 0.01%以下 0.01%以下 38 − 0.01%以下 0.01%以下 39 − 0.01%以下 0.01%以下
【0027】表1の結果から、本発明のメチン系化合物
は公知化合物に比べ溶解性が良好であるため、種々の溶
解条件に於いて高濃度で安定な近赤外吸収組成物に適応
可能である。
は公知化合物に比べ溶解性が良好であるため、種々の溶
解条件に於いて高濃度で安定な近赤外吸収組成物に適応
可能である。
【0028】また表2に本発明の化合物(15)、(1
6)及び公知化合物(37)の融点及び薄膜としたとき
の耐光試験の結果を示した。これにより本願発明のメチ
ン化合物(15)、(16)は公知化合物の(37)に
比較し、耐光性が大幅に向上しており、安定な近赤外吸
収組成物が得られることが分かった。
6)及び公知化合物(37)の融点及び薄膜としたとき
の耐光試験の結果を示した。これにより本願発明のメチ
ン化合物(15)、(16)は公知化合物の(37)に
比較し、耐光性が大幅に向上しており、安定な近赤外吸
収組成物が得られることが分かった。
【0029】
【表2】 表2 耐光性データ 化合物 融点(℃) 薄膜耐光試験(色素残存率:%) (式) 0h 3h 6h 9h 本発明 15 105-110 100 74.2 56.7 26.3 16 106-110 100 74.4 60.1 39.8 比較例 37 147-152 100 60.7 29.9 0 耐光試験条件 光源:紫外線ロングライフカーボンアークランプブラックパ ネル温 度:63℃
【0030】
【発明の効果】本発明のメチン系化合物は、赤外吸収能
及び有機溶剤に対する溶解性が高く、容易に高濃度で安
定な近赤外吸収組成物が得られ、コーティング等により
容易に色素膜を得ることが出来る。更に、組成物での保
存安定性が良好であることが特徴であり、近赤外吸収色
素として有用である。
及び有機溶剤に対する溶解性が高く、容易に高濃度で安
定な近赤外吸収組成物が得られ、コーティング等により
容易に色素膜を得ることが出来る。更に、組成物での保
存安定性が良好であることが特徴であり、近赤外吸収色
素として有用である。
Claims (5)
- 【請求項1】下記式(1) 【化1】 (式(1)においてR1 、R2 、R3 、R4 はそれぞれ
独立にC1 −C9の置換又は未置換のアルキル基を、R
5 は、C8 −C22の置換もしくは未置換のアルキル基、
アルケニル基又はC12−C24の置換アリール基をそれぞ
れ表す。)で表されるメチン系化合物 - 【請求項2】式(1)の化合物に於いて、R1、R2、R
3、R4 がそれぞれエチル基であり、R5 がC8 −C22
の置換もしくは未置換のアルキル基、アルケニル基また
はC12−C24の置換アリール基である請求項1に記載の
メチン系化合物 - 【請求項3】式(1)の化合物に於いて、R1、R2、R
3、R4 がそれぞれエチル基であり、R5 がC8 −C22
の未置換のアルキル基またはC12−C24のアルキル置換
アリール基である請求項1に記載のメチン系化合物 - 【請求項4】式(1)の化合物に於いて、R1、R2、R
3、R4 がそれぞれエチル基であり、R5 がドデシル
基、ドデシルフェニル基、2−ヒドロキシー4,6−ジ
ーt−ブチルフェニル基または4−ヒドロキシー3,5
−ジーt−ブチルフェニル基である請求項1に記載のメ
チン系化合物 - 【請求項5】請求項1ないし4のいずれか1項に記載の
メチン系化合物を含有する赤外吸収組成物
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10099157A JPH111626A (ja) | 1997-04-18 | 1998-04-10 | メチン系化合物 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11511397 | 1997-04-18 | ||
| JP9-115113 | 1997-04-18 | ||
| JP10099157A JPH111626A (ja) | 1997-04-18 | 1998-04-10 | メチン系化合物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH111626A true JPH111626A (ja) | 1999-01-06 |
Family
ID=26440299
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10099157A Pending JPH111626A (ja) | 1997-04-18 | 1998-04-10 | メチン系化合物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH111626A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000302992A (ja) * | 1999-04-20 | 2000-10-31 | Yamada Chem Co Ltd | ポリメチン系色素化合物 |
| JPWO2005000814A1 (ja) * | 2003-06-25 | 2006-08-03 | 山本化成株式会社 | ポリメチン系エーテル化合物 |
| JP2008521982A (ja) * | 2004-12-03 | 2008-06-26 | ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア | 放射線硬化可能な被覆組成物 |
-
1998
- 1998-04-10 JP JP10099157A patent/JPH111626A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000302992A (ja) * | 1999-04-20 | 2000-10-31 | Yamada Chem Co Ltd | ポリメチン系色素化合物 |
| JPWO2005000814A1 (ja) * | 2003-06-25 | 2006-08-03 | 山本化成株式会社 | ポリメチン系エーテル化合物 |
| JP2008521982A (ja) * | 2004-12-03 | 2008-06-26 | ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア | 放射線硬化可能な被覆組成物 |
| JP4896886B2 (ja) * | 2004-12-03 | 2012-03-14 | ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア | 放射線硬化可能な被覆組成物 |
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