JPH11164891A - ダブルバルーンカテーテル - Google Patents
ダブルバルーンカテーテルInfo
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- JPH11164891A JPH11164891A JP9336916A JP33691697A JPH11164891A JP H11164891 A JPH11164891 A JP H11164891A JP 9336916 A JP9336916 A JP 9336916A JP 33691697 A JP33691697 A JP 33691697A JP H11164891 A JPH11164891 A JP H11164891A
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Landscapes
- Media Introduction/Drainage Providing Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】血管狭窄や閉塞した病変部の拡張治療を行う際
に、血栓などの遊離による末梢塞栓の発生を防ぐ。 【解決手段】複数の内腔3〜6を有するカテーテル本体
2の先端部2aに、その先端から手前側へ順に膨張拡縮
性の血管閉塞用バルーン7と血管閉塞用バルーン7より
膨張拡縮性が低い第2バールン8とを配置する。血管閉
塞用バルーン7と血管拡張用バルーン8との間のカテー
テル本体外周面2bに薬液を吐出する開口9を設け、両
バルーン7,8及び開口9をそれぞれ内腔3,4,5の
うちの互いに異なる一つに連通させる。
に、血栓などの遊離による末梢塞栓の発生を防ぐ。 【解決手段】複数の内腔3〜6を有するカテーテル本体
2の先端部2aに、その先端から手前側へ順に膨張拡縮
性の血管閉塞用バルーン7と血管閉塞用バルーン7より
膨張拡縮性が低い第2バールン8とを配置する。血管閉
塞用バルーン7と血管拡張用バルーン8との間のカテー
テル本体外周面2bに薬液を吐出する開口9を設け、両
バルーン7,8及び開口9をそれぞれ内腔3,4,5の
うちの互いに異なる一つに連通させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ダブルバルーンカ
テーテルに関し、更に詳しくは、血栓などの遊離による
末梢塞栓を発生させずに血管狭窄や閉塞した病変部の拡
張治療を行えるようにしたダブルバルーンカテーテルに
関する。
テーテルに関し、更に詳しくは、血栓などの遊離による
末梢塞栓を発生させずに血管狭窄や閉塞した病変部の拡
張治療を行えるようにしたダブルバルーンカテーテルに
関する。
【0002】
【従来の技術】狭窄性病変に対する経皮的血管形成術
(PTA)は、脳血管、末梢血管、透析シャント部など
で行われる。この血管形成術は、バルーンカテーテルの
バルーンを血管内の狭窄病変部に導入し、そこでバルー
ンを膨張させて狭窄した血管を拡張するものである。
(PTA)は、脳血管、末梢血管、透析シャント部など
で行われる。この血管形成術は、バルーンカテーテルの
バルーンを血管内の狭窄病変部に導入し、そこでバルー
ンを膨張させて狭窄した血管を拡張するものである。
【0003】しかし、このように狭窄病変部をバルーン
で押し拡げて拡張すると、バルーンを収縮した際などに
狭窄病変部に付着の血栓あるいは粥状変性物が遊離し、
それが血流に乗って末梢の血管まで達して末梢塞栓を引
き起こし、その末梢閉塞により重篤な合併症を招く恐れ
があるという問題があった。この合併症の発生する頻度
は約8%と報告されており、重症の場合には下肢等の末
梢の切断が必要なこともある。また、内頚動脈において
血管形成術を行う場合には、末梢塞栓により麻痺や失語
などの中枢神経障害合併症を招く恐れがあるため、極め
て有効な拡張療法であるにもかかわらず、その合併症の
発生が本治療の普及の大きな妨げになっていた。
で押し拡げて拡張すると、バルーンを収縮した際などに
狭窄病変部に付着の血栓あるいは粥状変性物が遊離し、
それが血流に乗って末梢の血管まで達して末梢塞栓を引
き起こし、その末梢閉塞により重篤な合併症を招く恐れ
があるという問題があった。この合併症の発生する頻度
は約8%と報告されており、重症の場合には下肢等の末
梢の切断が必要なこともある。また、内頚動脈において
血管形成術を行う場合には、末梢塞栓により麻痺や失語
などの中枢神経障害合併症を招く恐れがあるため、極め
て有効な拡張療法であるにもかかわらず、その合併症の
発生が本治療の普及の大きな妨げになっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、血管
狭窄や閉塞した病変部の拡張治療を行う際に、血栓など
の遊離による末梢塞栓の発生を防ぐことが可能なダブル
バルーンカテーテルを提供することにある。
狭窄や閉塞した病変部の拡張治療を行う際に、血栓など
の遊離による末梢塞栓の発生を防ぐことが可能なダブル
バルーンカテーテルを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明は、複数の内腔を有するカテーテル本体の先端部に、
その先端から手前側へ順に膨張収縮性の血管閉塞用バル
ーンと該血管閉塞用バルーンよりも膨張収縮性が低い血
管拡張用バルーンとを配置すると共に、該血管閉塞用バ
ルーンと血管拡張用バルーンとの間のカテーテル本体外
周面に薬液を吐出する開口を設け、前記両バルーン及び
開口をそれぞれ前記内腔のうちの互いに異なる一つに連
通させたことを特徴とする。
明は、複数の内腔を有するカテーテル本体の先端部に、
その先端から手前側へ順に膨張収縮性の血管閉塞用バル
ーンと該血管閉塞用バルーンよりも膨張収縮性が低い血
管拡張用バルーンとを配置すると共に、該血管閉塞用バ
ルーンと血管拡張用バルーンとの間のカテーテル本体外
周面に薬液を吐出する開口を設け、前記両バルーン及び
開口をそれぞれ前記内腔のうちの互いに異なる一つに連
通させたことを特徴とする。
【0006】このようにカテーテル本体の先端部に先端
側に血管閉塞用バルーンを、手前側に血管拡張用バルー
ンを配置し、かつ両バルーン間に薬液の吐出用の開口を
配置しているため、血管閉塞用バルーンを膨張させて血
管を塞いだ状態にした後、血管拡張用バルーンを膨張さ
せて血管が閉塞したり狭窄した病変部を押し広げて拡張
し、次いで血管拡張用バルーンを収縮させてから開口よ
り薬液を吐出することにより、病変部から遊離した血栓
や粥状変性物を滞留させた状態で溶解することができ
る。その結果、遊離した血栓などが血管閉塞用バルーン
により末梢の血管に流れるのを防ぎ、また、高濃度の薬
液により血栓などを溶解できるので、末梢の血管に流れ
込んで末梢塞栓を引き起こすのを回避することができ
る。
側に血管閉塞用バルーンを、手前側に血管拡張用バルー
ンを配置し、かつ両バルーン間に薬液の吐出用の開口を
配置しているため、血管閉塞用バルーンを膨張させて血
管を塞いだ状態にした後、血管拡張用バルーンを膨張さ
せて血管が閉塞したり狭窄した病変部を押し広げて拡張
し、次いで血管拡張用バルーンを収縮させてから開口よ
り薬液を吐出することにより、病変部から遊離した血栓
や粥状変性物を滞留させた状態で溶解することができ
る。その結果、遊離した血栓などが血管閉塞用バルーン
により末梢の血管に流れるのを防ぎ、また、高濃度の薬
液により血栓などを溶解できるので、末梢の血管に流れ
込んで末梢塞栓を引き起こすのを回避することができ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構成について添付
の図面を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明の
ダブルバルーンカテーテルの一例を示す。このカテーテ
ル1は、可撓性を有するカテーテル本体2を備え、その
カテーテル本体2内には、その長手方向に沿って図2に
示す複数(図では4本)の内腔3,4,5,6がそれぞ
れ互いに独立に延設されている。カテーテル本体2の先
端部2aには、その長手方向に直列に先端側に血管閉塞
用バルーン7が、その手前側に血管拡張用バルーン8が
配置されている。
の図面を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明の
ダブルバルーンカテーテルの一例を示す。このカテーテ
ル1は、可撓性を有するカテーテル本体2を備え、その
カテーテル本体2内には、その長手方向に沿って図2に
示す複数(図では4本)の内腔3,4,5,6がそれぞ
れ互いに独立に延設されている。カテーテル本体2の先
端部2aには、その長手方向に直列に先端側に血管閉塞
用バルーン7が、その手前側に血管拡張用バルーン8が
配置されている。
【0008】先端側の血管閉塞用バルーン7はカテーテ
ル本体2内の断面略扇状の内腔3に連通し、その内腔3
から炭酸ガスや希釈した造影剤などの流体をバルーン7
内に給排することにより膨張収縮するようにしている。
この血管閉塞用バルーン7は血管拡張用バルーン8より
も膨張収縮性が高い高伸長性材料から構成され、膨張時
に図1に示すように球状になって血管内壁に密着し、栓
の役目をするようになっている。
ル本体2内の断面略扇状の内腔3に連通し、その内腔3
から炭酸ガスや希釈した造影剤などの流体をバルーン7
内に給排することにより膨張収縮するようにしている。
この血管閉塞用バルーン7は血管拡張用バルーン8より
も膨張収縮性が高い高伸長性材料から構成され、膨張時
に図1に示すように球状になって血管内壁に密着し、栓
の役目をするようになっている。
【0009】手前側の血管拡張用バルーン8にはカテー
テル本体2内の断面円形の内腔4が連通し、その内腔4
から希釈した造影剤などの液体をバルーン8内に給排す
ることにより膨張収縮させるようになっている。この血
管拡張用バルーン8は血管閉塞用バルーン7よりも膨張
収縮性が低い低伸長性材料から構成されると共に、長手
方向長さが血管閉塞用バルーン7よりも大きい細長に形
成され、膨張時に病変部を拡張する役目を行う。
テル本体2内の断面円形の内腔4が連通し、その内腔4
から希釈した造影剤などの液体をバルーン8内に給排す
ることにより膨張収縮させるようになっている。この血
管拡張用バルーン8は血管閉塞用バルーン7よりも膨張
収縮性が低い低伸長性材料から構成されると共に、長手
方向長さが血管閉塞用バルーン7よりも大きい細長に形
成され、膨張時に病変部を拡張する役目を行う。
【0010】両バルーン7,8間のカテーテル本体2の
外周面2bには、薬液を吐出する開口9が形成されてい
る。この開口9は2個以上でもよく、カテーテル本体2
内の断面略扇状の内腔5に連通している。カテーテル本
体2の先端2cには、径大の断面円形の内腔6が連通す
る開口が設けられている。この内腔6は、カテーテルを
血管内の病変部に導入する時にガイドワイヤを挿通する
ためのものである。
外周面2bには、薬液を吐出する開口9が形成されてい
る。この開口9は2個以上でもよく、カテーテル本体2
内の断面略扇状の内腔5に連通している。カテーテル本
体2の先端2cには、径大の断面円形の内腔6が連通す
る開口が設けられている。この内腔6は、カテーテルを
血管内の病変部に導入する時にガイドワイヤを挿通する
ためのものである。
【0011】血管閉塞用バルーン7内のカテーテル本体
2の中央部表面には、治療中にX線で透視できるように
X線不透過マーカー10が設けられている。また、血管
拡張用バルーン8内のカテーテル本体2の表面の前後2
か所に、X線不透過マーカー11が設けられている。カ
テーテル本体2の先端は先が窄まるテーパー状に形成さ
れ、カテーテル1を血管内へ導入し易くしている。
2の中央部表面には、治療中にX線で透視できるように
X線不透過マーカー10が設けられている。また、血管
拡張用バルーン8内のカテーテル本体2の表面の前後2
か所に、X線不透過マーカー11が設けられている。カ
テーテル本体2の先端は先が窄まるテーパー状に形成さ
れ、カテーテル1を血管内へ導入し易くしている。
【0012】カテーテル本体2の後端が硬質プラスチッ
クなどからなるコネクタ12に連結され、このコネクタ
12の後端には内腔6に連通する延長チューブ13が接
続されている。また、コネクタ12の外周面に突設され
た各分岐部12a,12b,12cに、内腔3,4,5
に連通する延長チューブ14,15,16がそれぞれ接
続されている。各チューブ13〜16の後端にはそれぞ
れ接続用ポート17〜20が取り付けられている。
クなどからなるコネクタ12に連結され、このコネクタ
12の後端には内腔6に連通する延長チューブ13が接
続されている。また、コネクタ12の外周面に突設され
た各分岐部12a,12b,12cに、内腔3,4,5
に連通する延長チューブ14,15,16がそれぞれ接
続されている。各チューブ13〜16の後端にはそれぞ
れ接続用ポート17〜20が取り付けられている。
【0013】本発明のカテーテル1により動脈狭窄を治
療する場合を例にとって説明すると、まず、不図示のガ
イドワイヤを用いて、図3(a)に示すように、矢印の
ように流れる血液の上流側から収縮状態の血管拡張用バ
ルーン8を血管21の狭窄病変部22に導入する。次い
で接続ポート18から炭酸ガスまたは希釈した造影剤な
どの流体を供給し、延長チューブ14、内腔3を介して
その流体を血管閉塞用バルーン7に充填し、血管閉塞用
バルーン7を血管21を塞ぐように膨張させる(図3
(b))。
療する場合を例にとって説明すると、まず、不図示のガ
イドワイヤを用いて、図3(a)に示すように、矢印の
ように流れる血液の上流側から収縮状態の血管拡張用バ
ルーン8を血管21の狭窄病変部22に導入する。次い
で接続ポート18から炭酸ガスまたは希釈した造影剤な
どの流体を供給し、延長チューブ14、内腔3を介して
その流体を血管閉塞用バルーン7に充填し、血管閉塞用
バルーン7を血管21を塞ぐように膨張させる(図3
(b))。
【0014】血管閉塞後、ウロキナーゼなどの血栓溶解
用の薬液を延長チューブ16、内腔5を介して開口9か
ら吐出して(図3(c))、狭窄病変部22に付着して
いる血栓を溶解する。次いで、接続ポート19から希釈
した造影剤などの液体を供給することで、延長チューブ
15、内腔4を介してその液体を血管拡張用バルーン8
に充填し、血管拡張用バルーン8を膨張させる(図3
(d))。これにより、狭窄病変部22が血管拡張用バ
ルーン8に押圧され、拡張される。
用の薬液を延長チューブ16、内腔5を介して開口9か
ら吐出して(図3(c))、狭窄病変部22に付着して
いる血栓を溶解する。次いで、接続ポート19から希釈
した造影剤などの液体を供給することで、延長チューブ
15、内腔4を介してその液体を血管拡張用バルーン8
に充填し、血管拡張用バルーン8を膨張させる(図3
(d))。これにより、狭窄病変部22が血管拡張用バ
ルーン8に押圧され、拡張される。
【0015】拡張後、充填した液体を排出して血管拡張
用バルーン8を収縮させ(図3(e)、続いて、ウロキ
ナーゼなどの血栓溶解用などの薬液を延長チューブ1
6、内腔5を介して開口9から吐出する(図3
(f))。膨張した血管閉塞用バルーン7が血管21の
下流側を塞いでいるので、バルーン8の拡張収縮時に狭
窄病変部21から遊離した血栓などが病変部近傍に滞留
し、薬液により溶解消失する。そのため、血栓などが遊
離しても溶解消失するので、末梢塞栓の発生を防ぐこと
ができる。
用バルーン8を収縮させ(図3(e)、続いて、ウロキ
ナーゼなどの血栓溶解用などの薬液を延長チューブ1
6、内腔5を介して開口9から吐出する(図3
(f))。膨張した血管閉塞用バルーン7が血管21の
下流側を塞いでいるので、バルーン8の拡張収縮時に狭
窄病変部21から遊離した血栓などが病変部近傍に滞留
し、薬液により溶解消失する。そのため、血栓などが遊
離しても溶解消失するので、末梢塞栓の発生を防ぐこと
ができる。
【0016】溶解消失後、充填した流体を抜いて血管閉
塞用バルーン7を収縮させ、血液を流れる状態にする
(図3(g))。上記図3(b)〜(g)のオペレーシ
ョンを2〜3回繰り返し行うことにより、狭窄病変部2
2が拡張された状態となる。本発明において、カテーテ
ル本体2を構成する可撓性材料としては、例えば、ポリ
エチレン、ナイロンを好ましく用いることができる。
塞用バルーン7を収縮させ、血液を流れる状態にする
(図3(g))。上記図3(b)〜(g)のオペレーシ
ョンを2〜3回繰り返し行うことにより、狭窄病変部2
2が拡張された状態となる。本発明において、カテーテ
ル本体2を構成する可撓性材料としては、例えば、ポリ
エチレン、ナイロンを好ましく用いることができる。
【0017】血管閉塞用バルーン7を構成する材料とし
ては、圧力を加えた時に、伸長、変形し易いラテック
ス、シリコーンなどを好ましく使用することができる。
これらの材料と厚さを組み合わせて血管拡張用バルーン
8を構成した際に、2気圧未満で破壊するような特性を
もつのがよく、また病変部を拡張できない高い伸長性を
有するのがよい。好ましくは1.2気圧以下で破壊する
ような特性をもつのがよい。
ては、圧力を加えた時に、伸長、変形し易いラテック
ス、シリコーンなどを好ましく使用することができる。
これらの材料と厚さを組み合わせて血管拡張用バルーン
8を構成した際に、2気圧未満で破壊するような特性を
もつのがよく、また病変部を拡張できない高い伸長性を
有するのがよい。好ましくは1.2気圧以下で破壊する
ような特性をもつのがよい。
【0018】血管拡張用バルーン8を構成する材料とし
ては、例えば、ポリウレタン、ポリエステル、ポリエチ
レン、ナイロンなどを挙げることができるが、その中で
もポリエステルが好ましい。これらの材料と厚さを組み
合わせて血管閉塞用バルーン7を構成した際に、2気圧
に耐える特性をもつのがよい。好ましくは、圧力を加え
た時に、伸長、変形のほとんどない非伸長性にするのが
よい。
ては、例えば、ポリウレタン、ポリエステル、ポリエチ
レン、ナイロンなどを挙げることができるが、その中で
もポリエステルが好ましい。これらの材料と厚さを組み
合わせて血管閉塞用バルーン7を構成した際に、2気圧
に耐える特性をもつのがよい。好ましくは、圧力を加え
た時に、伸長、変形のほとんどない非伸長性にするのが
よい。
【0019】また、カテーテル本体2の外周面及び内腔
5,6の内周面や、バルーン7,8の外表面には、生体
適合性物質、特に抗血栓性物質をコーティングするのが
望ましい。この抗血栓性物質としては、例えば、ヘパリ
ン、ウロキナーゼなどが好適である。上記内腔3,4,
5は、上述した実施形態では、断面形状が略扇状や円形
状にしたが、当然のことながらそれに限定されない。
5,6の内周面や、バルーン7,8の外表面には、生体
適合性物質、特に抗血栓性物質をコーティングするのが
望ましい。この抗血栓性物質としては、例えば、ヘパリ
ン、ウロキナーゼなどが好適である。上記内腔3,4,
5は、上述した実施形態では、断面形状が略扇状や円形
状にしたが、当然のことながらそれに限定されない。
【0020】本発明は、また、血栓による狭窄、閉塞な
どの場合にも好ましく使用することができる。また更
に、血管拡張用バルーンは使用せずに、血管閉塞用バル
ーン7のみを使用し、その血管閉塞用バルーン7を膨張
させて血管を塞いだ状態で、開口9から血栓溶解剤を血
管内に生じた血栓部に投与する血栓溶解療法にも兼用し
て使用することができる利点がある。
どの場合にも好ましく使用することができる。また更
に、血管拡張用バルーンは使用せずに、血管閉塞用バル
ーン7のみを使用し、その血管閉塞用バルーン7を膨張
させて血管を塞いだ状態で、開口9から血栓溶解剤を血
管内に生じた血栓部に投与する血栓溶解療法にも兼用し
て使用することができる利点がある。
【0021】
【発明の効果】上述したように本発明は、複数の内腔を
有するカテーテル本体の先端部に、その先端から手前側
へ順に血管閉塞用バルーンと血管拡張用バルーンとを配
置すると共に、該血管閉塞用バルーンと血管拡張用バル
ーンとの間のカテーテル本体外周面に薬液を吐出する開
口を設け、両バルーン及び開口をそれぞれ前記内腔のう
ちの互いに異なる一つに連通させたので、血管閉塞用バ
ルーンを拡張して血管を塞いだ状態にし、次いで血管拡
張用バルーンにより病変部を拡張させた後、開口から薬
液を吐出することにより、病変部付近から遊離した血栓
などを滞留させた状態で溶解消失させることができるた
め、血管狭窄や閉塞した病変部の拡張治療において血栓
などの遊離による末梢塞栓の発生を防ぐことができる。
有するカテーテル本体の先端部に、その先端から手前側
へ順に血管閉塞用バルーンと血管拡張用バルーンとを配
置すると共に、該血管閉塞用バルーンと血管拡張用バル
ーンとの間のカテーテル本体外周面に薬液を吐出する開
口を設け、両バルーン及び開口をそれぞれ前記内腔のう
ちの互いに異なる一つに連通させたので、血管閉塞用バ
ルーンを拡張して血管を塞いだ状態にし、次いで血管拡
張用バルーンにより病変部を拡張させた後、開口から薬
液を吐出することにより、病変部付近から遊離した血栓
などを滞留させた状態で溶解消失させることができるた
め、血管狭窄や閉塞した病変部の拡張治療において血栓
などの遊離による末梢塞栓の発生を防ぐことができる。
【図1】本発明のダブルバルーンカテーテルの一例を一
部省略して示す正面図である。
部省略して示す正面図である。
【図2】図1のA−A拡大断面図ある。
【図3】(a)〜(g)は、それぞれ本発明のダブルバ
ルーンカテーテルの作用を示す説明図である。
ルーンカテーテルの作用を示す説明図である。
1 ダブルバルーンカテーテル 2 カテーテル本
体 2a 先端部 2b 外周面 3,4,5,6 内腔 7 血管閉塞用バ
ルーン 8 血管拡張用バルーン 9 開口 21 血管 22 狭窄病変部
体 2a 先端部 2b 外周面 3,4,5,6 内腔 7 血管閉塞用バ
ルーン 8 血管拡張用バルーン 9 開口 21 血管 22 狭窄病変部
Claims (2)
- 【請求項1】 複数の内腔を有するカテーテル本体の先
端部に、その先端から手前側へ順に膨張収縮性の血管閉
塞用バルーンと該血管閉塞用バルーンよりも膨張収縮性
が低い血管拡張用バルーンとを配置すると共に、該血管
閉塞用バルーンと血管拡張用バルーンとの間のカテーテ
ル本体外周面に薬液を吐出する開口を設け、前記両バル
ーン及び開口をそれぞれ前記内腔のうちの互いに異なる
一つに連通させたダブルバルーンカテーテル。 - 【請求項2】 前記血管閉塞用バルーンの材料がラテッ
クスまたはシリコーンであり、前記血管拡張用バルーン
の材料がポリエステル、ポリエチレン、ナイロン及びポ
リウレタンの群から選ばれた少なくとも一つである請求
項1に記載のダブルバルーンカテーテル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9336916A JPH11164891A (ja) | 1997-12-08 | 1997-12-08 | ダブルバルーンカテーテル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9336916A JPH11164891A (ja) | 1997-12-08 | 1997-12-08 | ダブルバルーンカテーテル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11164891A true JPH11164891A (ja) | 1999-06-22 |
Family
ID=18303826
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9336916A Pending JPH11164891A (ja) | 1997-12-08 | 1997-12-08 | ダブルバルーンカテーテル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11164891A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016525416A (ja) * | 2013-07-25 | 2016-08-25 | メリット・メディカル・システムズ・インコーポレーテッド | バルーンカテーテルシステム及び方法 |
| CN111790046A (zh) * | 2020-07-31 | 2020-10-20 | 深圳市赛禾医疗技术有限公司 | 一种压力波球囊导管 |
-
1997
- 1997-12-08 JP JP9336916A patent/JPH11164891A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016525416A (ja) * | 2013-07-25 | 2016-08-25 | メリット・メディカル・システムズ・インコーポレーテッド | バルーンカテーテルシステム及び方法 |
| CN111790046A (zh) * | 2020-07-31 | 2020-10-20 | 深圳市赛禾医疗技术有限公司 | 一种压力波球囊导管 |
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