JPH11166388A - 立坑土留壁の固定装置 - Google Patents
立坑土留壁の固定装置Info
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- JPH11166388A JPH11166388A JP35017297A JP35017297A JPH11166388A JP H11166388 A JPH11166388 A JP H11166388A JP 35017297 A JP35017297 A JP 35017297A JP 35017297 A JP35017297 A JP 35017297A JP H11166388 A JPH11166388 A JP H11166388A
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- 238000003466 welding Methods 0.000 claims description 7
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- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 21
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Landscapes
- Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】立坑の土留壁をライナープレート5を連結して
構成する際に、連結したライナープレート5の重量によ
り生じる沈下を防止する固定装置21において、この固
定装置の取付けを工夫してライナープレート5の取付部
分に隙間を生じることなく、したがって止水性を向上で
きるようにする。 【解決手段】この固定装置21は、ライナープレート5
への取付けに用いられる挟持板31と、この挟持板31
が一端に接続される接続材33と、接続材33の他端に
接続される水平板35とからなる。挟持板の上下寸法
は、ライナープレートを構成し周方向の連結に用いられ
る継手板25の上下寸法と略同じとする。ライナープレ
ートは、立坑の径寸法が異なっても接続板の上下寸法す
なわち高さ寸法は変わらないので、すべてのライナープ
レートに対し同一の固定装置21が使用でき、しかも各
隙間を生じることがない。
構成する際に、連結したライナープレート5の重量によ
り生じる沈下を防止する固定装置21において、この固
定装置の取付けを工夫してライナープレート5の取付部
分に隙間を生じることなく、したがって止水性を向上で
きるようにする。 【解決手段】この固定装置21は、ライナープレート5
への取付けに用いられる挟持板31と、この挟持板31
が一端に接続される接続材33と、接続材33の他端に
接続される水平板35とからなる。挟持板の上下寸法
は、ライナープレートを構成し周方向の連結に用いられ
る継手板25の上下寸法と略同じとする。ライナープレ
ートは、立坑の径寸法が異なっても接続板の上下寸法す
なわち高さ寸法は変わらないので、すべてのライナープ
レートに対し同一の固定装置21が使用でき、しかも各
隙間を生じることがない。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、立坑の土留壁を
構成するライナープレートを地盤に固定するための固定
装置に関する。
構成するライナープレートを地盤に固定するための固定
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6に示すように、従来、立坑1の土留
壁3には、ライナープレート5が用いられることが多
い。このライナープレート5は、立坑1の周方向に複数
段が連結され、更に立坑1の軸方向に複数が連結され
て、立坑1の内周全体を覆い土留壁3を構成する。そし
て、土留壁3が構成された立坑1は、更に掘削が勧めら
れ、掘削した部分には、更にライナープレート5が連結
されていく。
壁3には、ライナープレート5が用いられることが多
い。このライナープレート5は、立坑1の周方向に複数
段が連結され、更に立坑1の軸方向に複数が連結され
て、立坑1の内周全体を覆い土留壁3を構成する。そし
て、土留壁3が構成された立坑1は、更に掘削が勧めら
れ、掘削した部分には、更にライナープレート5が連結
されていく。
【0003】立坑1の深部まで連結されたライナープレ
ート5の重量を支えるため、最上段のライナープレート
5の上縁には、支持梁7を井桁に組み地盤9の表面11
に載置する。そして、これら支持梁7によって、連結さ
れたライナープレート5全体を支持し、沈下を防止す
る。この支持梁7は例えばH形鋼を用いるが、H形鋼は
重量が大きく長さが長くなるので、人力で井桁に組むこ
とが難しく重機を必要とする。
ート5の重量を支えるため、最上段のライナープレート
5の上縁には、支持梁7を井桁に組み地盤9の表面11
に載置する。そして、これら支持梁7によって、連結さ
れたライナープレート5全体を支持し、沈下を防止す
る。この支持梁7は例えばH形鋼を用いるが、H形鋼は
重量が大きく長さが長くなるので、人力で井桁に組むこ
とが難しく重機を必要とする。
【0004】この問題を解決するため、コンパクトであ
り、人力のみで、ライナープレートからなる土留壁3を
地表に固定する装置が提案されている(特開平8−31
2284)。この固定装置12は、図7に示すように、
ライナープレート5の上フランジ13に取り付けられる
天板15と、下フランジ16に取り付けられる接地板1
7とが脚部19で連結された構造を有する。
り、人力のみで、ライナープレートからなる土留壁3を
地表に固定する装置が提案されている(特開平8−31
2284)。この固定装置12は、図7に示すように、
ライナープレート5の上フランジ13に取り付けられる
天板15と、下フランジ16に取り付けられる接地板1
7とが脚部19で連結された構造を有する。
【0005】天板15と接地板17はそれぞれボルト1
8によって各フランジ13、16に取り付けられる。各
フランジ16にはライナープレート5同士を立坑1の軸
方向に連結するボルト孔が開けられているので、このボ
ルト孔にボルト18を通して取り付けが行われる。
8によって各フランジ13、16に取り付けられる。各
フランジ16にはライナープレート5同士を立坑1の軸
方向に連結するボルト孔が開けられているので、このボ
ルト孔にボルト18を通して取り付けが行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
固定装置12によれば、固定装置12が立坑1の最上段
のライナープレート5に取り付けられる場合は接地板1
7が、2段目のライナープレート5に取り付けられる場
合には天板15と接地板17が、それぞれ上下に隣接す
るライナープレート5に挟まれることになる。
固定装置12によれば、固定装置12が立坑1の最上段
のライナープレート5に取り付けられる場合は接地板1
7が、2段目のライナープレート5に取り付けられる場
合には天板15と接地板17が、それぞれ上下に隣接す
るライナープレート5に挟まれることになる。
【0007】そして、これら天板15と接地板17は土
留壁3の周方向全体に設けられるわけではなく(図7に
よれば3か所に設けられるのみ)、設けられていない場
所には隙間が生じやすい、すなわち上段のライナープレ
ート5の下フランジ16と下段のライナープレート5の
上フランジ13との間に隙間があき、周囲の地盤が水分
を多く含む場合には、止水性が問題となってしまう。
留壁3の周方向全体に設けられるわけではなく(図7に
よれば3か所に設けられるのみ)、設けられていない場
所には隙間が生じやすい、すなわち上段のライナープレ
ート5の下フランジ16と下段のライナープレート5の
上フランジ13との間に隙間があき、周囲の地盤が水分
を多く含む場合には、止水性が問題となってしまう。
【0008】また、図7によれば天板15は土留壁3の
内側に突出しないように円弧状に形成されているが、こ
の円弧寸法によって対応できるライナープレート5の径
寸法は限られており、したがって、全ての種類の寸法の
ライナープレート5に対応するためには複数の固定装置
12を予め用意しておく必要がある。
内側に突出しないように円弧状に形成されているが、こ
の円弧寸法によって対応できるライナープレート5の径
寸法は限られており、したがって、全ての種類の寸法の
ライナープレート5に対応するためには複数の固定装置
12を予め用意しておく必要がある。
【0009】この発明は、以上の問題点を解決するため
になされたもので、人力によって取付け作業が行えるの
みならず、隙間ができにくく止水性に優れ、径寸法の異
なるライナープレートに対しても汎用性がある固定装置
を提供することを目的とする。
になされたもので、人力によって取付け作業が行えるの
みならず、隙間ができにくく止水性に優れ、径寸法の異
なるライナープレートに対しても汎用性がある固定装置
を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに、第一の発明は、立坑土留壁を構成し立坑の周方向
および軸方向に連結されるライナープレートを地盤に固
定するための固定装置において、ライナープレートを構
成しライナープレートの周方向の連結に用いられる継手
板同士の間に挟持され継手板と略同じ上下寸法の挟持板
と、挟持板に一端が接続し立坑の外側に位置する接続材
と、接続材の他端に接続し地盤に対し略水平に接する水
平板と、隣接する両継手板と挟持板を締結するための手
段と、を有することを特徴とする立坑土留壁の固定装置
である。
めに、第一の発明は、立坑土留壁を構成し立坑の周方向
および軸方向に連結されるライナープレートを地盤に固
定するための固定装置において、ライナープレートを構
成しライナープレートの周方向の連結に用いられる継手
板同士の間に挟持され継手板と略同じ上下寸法の挟持板
と、挟持板に一端が接続し立坑の外側に位置する接続材
と、接続材の他端に接続し地盤に対し略水平に接する水
平板と、隣接する両継手板と挟持板を締結するための手
段と、を有することを特徴とする立坑土留壁の固定装置
である。
【0011】また、第二の発明は、挟持板がボルト孔を
有し、さらに締結するための手段がボルトナットである
ことを特徴とする立坑土留壁の固定装置である。
有し、さらに締結するための手段がボルトナットである
ことを特徴とする立坑土留壁の固定装置である。
【0012】また、第三の発明は、さらに、挟持板、接
続材、および水平板の接続は溶接によって行われ、接続
材には、ライナープレートの外周に当接して装置の立坑
周方向の振れを防止する振れ防止材が設けられ、水平板
は立坑の半径方向に形成される波形の断面を有する波板
であることを特徴とする土留壁の固定装置である。
続材、および水平板の接続は溶接によって行われ、接続
材には、ライナープレートの外周に当接して装置の立坑
周方向の振れを防止する振れ防止材が設けられ、水平板
は立坑の半径方向に形成される波形の断面を有する波板
であることを特徴とする土留壁の固定装置である。
【0013】また、第四の発明は、さらに、接続材に対
し水平板はボルトナットによって接続され、ボルトまた
はナットの回動により、水平板の上下位置が調整できる
機構を有することを特徴とする立坑土留壁の固定装置で
ある。
し水平板はボルトナットによって接続され、ボルトまた
はナットの回動により、水平板の上下位置が調整できる
機構を有することを特徴とする立坑土留壁の固定装置で
ある。
【0014】
【発明の実施の形態】この発明の第一実施形態に係る固
定装置を図1に示す。図は、固定装置21をライナープ
レート5に取付けた状態を示す。
定装置を図1に示す。図は、固定装置21をライナープ
レート5に取付けた状態を示す。
【0015】まず、ライナープレート5は、立坑の軸方
向すなわち上下方向に連続する波の形の断面を有する波
形鋼板23からなる。この波形鋼板23の上下端部は上
フランジ13及び下フランジ16を形成する。波形鋼板
23の左右には継手板25が溶接され、ライナープレー
ト5の周方向の連結に用いられる。上フランジ13、下
フランジ16、及び継手板25には連結のためのボルト
孔27が形成される。立坑の径寸法が異なると、湾曲す
る波形鋼板23全体の曲率半径が異なるものの、継手板
25の上下寸法は変わらず共通である。
向すなわち上下方向に連続する波の形の断面を有する波
形鋼板23からなる。この波形鋼板23の上下端部は上
フランジ13及び下フランジ16を形成する。波形鋼板
23の左右には継手板25が溶接され、ライナープレー
ト5の周方向の連結に用いられる。上フランジ13、下
フランジ16、及び継手板25には連結のためのボルト
孔27が形成される。立坑の径寸法が異なると、湾曲す
る波形鋼板23全体の曲率半径が異なるものの、継手板
25の上下寸法は変わらず共通である。
【0016】また補強が必要な場合には、上下に連結さ
れるライナープレート5の間に、図2に示されるように
H形鋼29が設けられる。H形鋼29が設けられる位置
は、一般的には、ライナープレート5の2段ごとあるい
は3段ごとである。
れるライナープレート5の間に、図2に示されるように
H形鋼29が設けられる。H形鋼29が設けられる位置
は、一般的には、ライナープレート5の2段ごとあるい
は3段ごとである。
【0017】さて、この実施形態の固定装置21は、継
手板25の間に挟持される挟持板31と、挟持板31に
一端が接続される接続材33と、接続材33の他端に接
続される水平板35とからなる。
手板25の間に挟持される挟持板31と、挟持板31に
一端が接続される接続材33と、接続材33の他端に接
続される水平板35とからなる。
【0018】挟持板31は、継手板25と略同じ上下寸
法(長さ寸法)、立坑半径方向の寸法(巾寸法)およ
び、肉厚寸法を有する。この肉厚tは例えば3.2mm
である。またこの挟持板31には、継手板25のボルト
孔27と連通する位置にボルト孔37が開けられる。
法(長さ寸法)、立坑半径方向の寸法(巾寸法)およ
び、肉厚寸法を有する。この肉厚tは例えば3.2mm
である。またこの挟持板31には、継手板25のボルト
孔27と連通する位置にボルト孔37が開けられる。
【0019】接続材33は平面形状がT型形状そして、
T型の上辺が振れ防止材39であり、ライナープレート
5の波形鋼板23の湾曲と略同じ湾曲を有する。この振
れ防止材39は前記挟持板31に溶接され、この振れ防
止材39に対し更に接続板41が溶接される。
T型の上辺が振れ防止材39であり、ライナープレート
5の波形鋼板23の湾曲と略同じ湾曲を有する。この振
れ防止材39は前記挟持板31に溶接され、この振れ防
止材39に対し更に接続板41が溶接される。
【0020】接続板41はライナープレート5の外側に
位置し略直角三角形の形状を有し、直角を成す一方の辺
が振れ防止材39に溶接され、他方の辺が水平板35に
溶接される。そして、接続板41の下端には、この水平
板35との溶接部に沿ってL形鋼43が両側から補強の
ために溶接される。
位置し略直角三角形の形状を有し、直角を成す一方の辺
が振れ防止材39に溶接され、他方の辺が水平板35に
溶接される。そして、接続板41の下端には、この水平
板35との溶接部に沿ってL形鋼43が両側から補強の
ために溶接される。
【0021】振れ防止材39の上下寸法は、挟持板31
の上下寸法よりも小さく、振れ防止材39の上端は挟持
板31の上端よりもL1だけ低い位置にあり、下端は挟
持板31の下端よりもL2だけ高い位置にある。このL
1とL2の寸法により、図2に示すようにライナープレ
ート5の補強のためのH形鋼29が設けられた場合であ
っても、H形鋼29との干渉を避け、同一の固定装置2
1を使用できるように配慮している。
の上下寸法よりも小さく、振れ防止材39の上端は挟持
板31の上端よりもL1だけ低い位置にあり、下端は挟
持板31の下端よりもL2だけ高い位置にある。このL
1とL2の寸法により、図2に示すようにライナープレ
ート5の補強のためのH形鋼29が設けられた場合であ
っても、H形鋼29との干渉を避け、同一の固定装置2
1を使用できるように配慮している。
【0022】図2中、H形鋼29の上側に固定装置21
を設けた様子を実線で示し、下側に設けた様子を鎖線で
示す。
を設けた様子を実線で示し、下側に設けた様子を鎖線で
示す。
【0023】水平板35は、立坑の半径方向に形成され
る波形の断面を有する。波形断面を有することで、地盤
に対する前記半径方向への摩擦を大きくすることができ
る。この水平板35の鉛直線45に対する角度θは90
度よりも若干大きく例えば、93度とする。これにより
水平板35が地盤から上向きの力を受けた場合でも、水
平板35の変形、およびボルトとボルト孔のがたつきに
よる変位をおおよそ打ち消すことが可能となる。
る波形の断面を有する。波形断面を有することで、地盤
に対する前記半径方向への摩擦を大きくすることができ
る。この水平板35の鉛直線45に対する角度θは90
度よりも若干大きく例えば、93度とする。これにより
水平板35が地盤から上向きの力を受けた場合でも、水
平板35の変形、およびボルトとボルト孔のがたつきに
よる変位をおおよそ打ち消すことが可能となる。
【0024】また、水平板35は、図1からわかるよう
に波形が連続する方向と直交する面内において上に凸の
湾曲形状を有する。この湾曲により、地盤から上向きの
力を受けた際に変形し水平状態となる。
に波形が連続する方向と直交する面内において上に凸の
湾曲形状を有する。この湾曲により、地盤から上向きの
力を受けた際に変形し水平状態となる。
【0025】接続板41の下方には円弧状の切り欠き4
7が形成されている。この円弧状とすることで地盤から
の力が接続板に加わった際、接続板41にクラックなど
が生じにくくできる。
7が形成されている。この円弧状とすることで地盤から
の力が接続板に加わった際、接続板41にクラックなど
が生じにくくできる。
【0026】(実施形態の作用・効果)この実施形態を
有する固定金具21は、例えば立坑の円周方向に4個取
り付ける。取り付けに際しては、まず取り付け位置にお
いて周方向に隣接するライナープレート5同士の継手板
25が連結される前に、継手板25同士の間に挟持板3
1を挟持させ、継手板25のボルト孔27と挟持板31
のボルト孔37を連通させる。連通したボルト孔27、
37、27に対しライナープレート5の内側からボルト
49を通し反対側からナット51を螺合する。
有する固定金具21は、例えば立坑の円周方向に4個取
り付ける。取り付けに際しては、まず取り付け位置にお
いて周方向に隣接するライナープレート5同士の継手板
25が連結される前に、継手板25同士の間に挟持板3
1を挟持させ、継手板25のボルト孔27と挟持板31
のボルト孔37を連通させる。連通したボルト孔27、
37、27に対しライナープレート5の内側からボルト
49を通し反対側からナット51を螺合する。
【0027】このとき、継手板25と挟持板31との寸
法は略同一であり、したがって継手板25との間に隙間
があくことはない。 また、この固定装置21を4個取
り付ける最上段のライナープレート5が構成する最上段
のリング状の土留壁は、他の段のライナープレート5が
構成する土留壁に比べ、周方向の寸法が大きくなり、し
たがって径方向の寸法も大きくなり、具体的には他のラ
イナープレートに比べ外側へ2mmほど突出する。
法は略同一であり、したがって継手板25との間に隙間
があくことはない。 また、この固定装置21を4個取
り付ける最上段のライナープレート5が構成する最上段
のリング状の土留壁は、他の段のライナープレート5が
構成する土留壁に比べ、周方向の寸法が大きくなり、し
たがって径方向の寸法も大きくなり、具体的には他のラ
イナープレートに比べ外側へ2mmほど突出する。
【0028】この突出の分だけ上下フランジ13、16
のボルト孔27もずれが生じる。しかし、通常はボルト
孔27の遊びは5mm程あり、このずれは十分に遊びに
吸収される。
のボルト孔27もずれが生じる。しかし、通常はボルト
孔27の遊びは5mm程あり、このずれは十分に遊びに
吸収される。
【0029】また、以上の実施形態によれば、固定装置
21の一部が土留壁の内側に突出してしまうということ
もない。
21の一部が土留壁の内側に突出してしまうということ
もない。
【0030】また、この固定装置21は、ライナープレ
ート5をそのまま地盤へ埋め殺して使い捨てる場合に
は、そのまま使い捨てることができる。また、ライナー
プレート5のボルトを外して立坑から取り出し再利用す
る場合には、同様にボルト49を取り外すことで再利用
が可能である。
ート5をそのまま地盤へ埋め殺して使い捨てる場合に
は、そのまま使い捨てることができる。また、ライナー
プレート5のボルトを外して立坑から取り出し再利用す
る場合には、同様にボルト49を取り外すことで再利用
が可能である。
【0031】また、各固定装置21はライナープレート
5の重量と同程度のもので構成することが可能であり、
人力で装置21の取り付けが行え、重機などは不要とな
る。
5の重量と同程度のもので構成することが可能であり、
人力で装置21の取り付けが行え、重機などは不要とな
る。
【0032】また、実際に実験をしたところによると、
この装置21の取り付け労力は、ライナープレート1個
を取り付ける労力のほぼ2分の1で済むことが確認でき
た。
この装置21の取り付け労力は、ライナープレート1個
を取り付ける労力のほぼ2分の1で済むことが確認でき
た。
【0033】また、装置21を取り付けるためにライナ
ープレート5に特別の工夫をする必要はなく、従来のラ
イナープレート5がそのまま使える。
ープレート5に特別の工夫をする必要はなく、従来のラ
イナープレート5がそのまま使える。
【0034】また、水平板35が波形断面を有すること
で、軽くて剛性の高いものにできる。 また、水平板3
5を湾曲させることで、水平板35自体の強度をアップ
することができる。
で、軽くて剛性の高いものにできる。 また、水平板3
5を湾曲させることで、水平板35自体の強度をアップ
することができる。
【0035】(他の実施形態)以上の実施形態において
は、挟持板31に対し、周方向に配置される振れ防止材
39が溶接され、この振れ防止材39に対し接続板41
が溶接されるものであったが、他の実施形態において
は、例えば図3に示すように、挟持板31の一部を立坑
の外側に延長し、この延長した部分に接続板33を重ね
て直接に溶接し、しかも重ねることで、地盤からの力に
よりもっともダメージを受けやすい部分を二重板構造と
することができる。
は、挟持板31に対し、周方向に配置される振れ防止材
39が溶接され、この振れ防止材39に対し接続板41
が溶接されるものであったが、他の実施形態において
は、例えば図3に示すように、挟持板31の一部を立坑
の外側に延長し、この延長した部分に接続板33を重ね
て直接に溶接し、しかも重ねることで、地盤からの力に
よりもっともダメージを受けやすい部分を二重板構造と
することができる。
【0036】また、振れ防止材39は、L字形の断面を
有する板材を用い、接続板41あるいは挟持板31に溶
接して設けることができる。
有する板材を用い、接続板41あるいは挟持板31に溶
接して設けることができる。
【0037】また、以上の実施形態においては垂直に位
置する接続板41と水平板35との溶接ラインに沿って
L形鋼43が補強のために設けられるものであったが、
他の実施形態においてはL形鋼ではなく図3に示すよう
な三角形の部材53を、接続板41と水平板35に直交
する状態で溶接し取り付けて補強を図っても良い。
置する接続板41と水平板35との溶接ラインに沿って
L形鋼43が補強のために設けられるものであったが、
他の実施形態においてはL形鋼ではなく図3に示すよう
な三角形の部材53を、接続板41と水平板35に直交
する状態で溶接し取り付けて補強を図っても良い。
【0038】以上の実施形態においては、接続材33に
対し水平板35が固定されるものであったが、他の実施
形態においては例えば図4に示すように、接続材33に
対し水平板35が上下動し、よって上下位置が調整でき
る機構とすることが可能である。
対し水平板35が固定されるものであったが、他の実施
形態においては例えば図4に示すように、接続材33に
対し水平板35が上下動し、よって上下位置が調整でき
る機構とすることが可能である。
【0039】すなわち、接続板41の両側に設けられた
L形鋼43にはそれぞれに2個のガイド孔55が設けら
れ、このガイド孔55に対しスライド可能に通されたガ
イドロッド57の下端が水平板35に溶接される。2つ
のガイド孔55の中央にはボルト孔59が開けられ、水
平板35の裏側から貫通して溶接され上方へ突出するボ
ルト61の上部に、ナット63が螺合された後に、前記
ボルト孔59を貫通し、更に別のナット65が螺合され
る。
L形鋼43にはそれぞれに2個のガイド孔55が設けら
れ、このガイド孔55に対しスライド可能に通されたガ
イドロッド57の下端が水平板35に溶接される。2つ
のガイド孔55の中央にはボルト孔59が開けられ、水
平板35の裏側から貫通して溶接され上方へ突出するボ
ルト61の上部に、ナット63が螺合された後に、前記
ボルト孔59を貫通し、更に別のナット65が螺合され
る。
【0040】水平板35を上方へ移動する場合には、下
側のナット63を下方へ緩めると装置21及びライナー
プレート5の自重で、水平板は地盤から上向きの力を受
け上方へ移動する。その後、上側のナット65を下降さ
せ下側のナット63との間でL形鋼43を挟む。
側のナット63を下方へ緩めると装置21及びライナー
プレート5の自重で、水平板は地盤から上向きの力を受
け上方へ移動する。その後、上側のナット65を下降さ
せ下側のナット63との間でL形鋼43を挟む。
【0041】逆に、水平板35を下方へ移動させる場合
には、上側のナット65を緩めて上へ移動させ、何らか
の方法で装置21及びライナープレート5を上方へ持ち
上げる。すると、水平板35は自重により下方へ移動す
る。その後、下側のナット63を回転させて上へ移動さ
せ、上側のナット65との間でL形鋼43を挟む。以上
のようにして、任意の上下位置が調整できる。
には、上側のナット65を緩めて上へ移動させ、何らか
の方法で装置21及びライナープレート5を上方へ持ち
上げる。すると、水平板35は自重により下方へ移動す
る。その後、下側のナット63を回転させて上へ移動さ
せ、上側のナット65との間でL形鋼43を挟む。以上
のようにして、任意の上下位置が調整できる。
【0042】このようにして周方向の4か所に4個設け
られた各固定装置21で水平板35の上下位置を自由に
調整することができ、連結されたライナープレート5の
垂直面内の傾きを補正することができる。
られた各固定装置21で水平板35の上下位置を自由に
調整することができ、連結されたライナープレート5の
垂直面内の傾きを補正することができる。
【0043】また、図4の実施形態においては水平板3
5の上下位置の調整は2本のボルト61により、4個の
ナット63、65を上下動させる必要があったが、他の
実施形態においては例えば図5に示すように、1本のボ
ルト67により調整が行えるようにすることが可能であ
る。
5の上下位置の調整は2本のボルト61により、4個の
ナット63、65を上下動させる必要があったが、他の
実施形態においては例えば図5に示すように、1本のボ
ルト67により調整が行えるようにすることが可能であ
る。
【0044】すなわち、この水平板69には上向きのボ
ルト67が溶接されて取り付けられるが、このボルト6
7の軸は水平板69の面に対し垂直ではなく、若干傾斜
している。そして、接続板41の下端には前記と同様の
L形鋼43に支持されて水平な取り付け板71が設けら
れる。
ルト67が溶接されて取り付けられるが、このボルト6
7の軸は水平板69の面に対し垂直ではなく、若干傾斜
している。そして、接続板41の下端には前記と同様の
L形鋼43に支持されて水平な取り付け板71が設けら
れる。
【0045】この取り付け板71の中央に開けられたボ
ルト孔73、及びこのボルト孔73に同芯に上側に溶接
されるナット75は、共に取り付け板71に垂直に設け
られる。これらボルト孔73及びナット75に対し前記
ボルト67が螺合される。
ルト孔73、及びこのボルト孔73に同芯に上側に溶接
されるナット75は、共に取り付け板71に垂直に設け
られる。これらボルト孔73及びナット75に対し前記
ボルト67が螺合される。
【0046】以上の構成により、前記水平板69に設け
らハンドル77を手にして水平板69を回動させると、
水平板69先端の高さが変化し、すなわち上下位置が調
整できる。この回動による上下位置の調整は図中79に
過ぎないが、更に大きな上下位置の調整が必要な場合に
は水平板69を何回か回転させ、水平板69自体の上下
位置を調整すれば良い。
らハンドル77を手にして水平板69を回動させると、
水平板69先端の高さが変化し、すなわち上下位置が調
整できる。この回動による上下位置の調整は図中79に
過ぎないが、更に大きな上下位置の調整が必要な場合に
は水平板69を何回か回転させ、水平板69自体の上下
位置を調整すれば良い。
【0047】また、以上の実施形態においては固定装置
21は最上段のライナープレート5に対し取り付けられ
るものであったが、他の実施形態においては2段目ある
いは3段目など他の段のライナープレート5に対し取り
付けることも可能である。例えば、2段目のライナープ
レート5に取り付ける場合には、図1に示すように周囲
の地盤を2段目のライナープレートが露出するまで掘削
し、掘削した面79に水平板35が接するようにする。
21は最上段のライナープレート5に対し取り付けられ
るものであったが、他の実施形態においては2段目ある
いは3段目など他の段のライナープレート5に対し取り
付けることも可能である。例えば、2段目のライナープ
レート5に取り付ける場合には、図1に示すように周囲
の地盤を2段目のライナープレートが露出するまで掘削
し、掘削した面79に水平板35が接するようにする。
【0048】また、以上の実施形態においては、挟持板
31と接続材33との接続は溶接によるものであった
が、他の実施形態においては、ボルトナットにおいて行
うことが可能である。すなわち、図3に示すように挟持
板31の一部と接続板41の一部が重なっている場合に
は、この重なっている部分にボルト孔を連通し複数のボ
ルトナット(図示せず)により両者31、41を強固に
接続することが可能である。
31と接続材33との接続は溶接によるものであった
が、他の実施形態においては、ボルトナットにおいて行
うことが可能である。すなわち、図3に示すように挟持
板31の一部と接続板41の一部が重なっている場合に
は、この重なっている部分にボルト孔を連通し複数のボ
ルトナット(図示せず)により両者31、41を強固に
接続することが可能である。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、第一、第二、第三
又は第四の発明によれば、固定装置の取付けは、固定装
置を構成する挟持板が、ライナープレートの周方向の連
結に用いられる継手板同士の間に挟持され、貫通するボ
ルトによって取付けられるが、継手板と略同じ上下寸法
を有する挟持板により、隙間はできず、止水性に優れ
る。また、立坑の径寸法が異なりライナープレートの寸
法が異なっても、ライナープレートを構成する継手板の
上下寸法は同じであるため、同一の固定装置によって径
の異なる全てのライナープレートに対して取付けが可能
となる。
又は第四の発明によれば、固定装置の取付けは、固定装
置を構成する挟持板が、ライナープレートの周方向の連
結に用いられる継手板同士の間に挟持され、貫通するボ
ルトによって取付けられるが、継手板と略同じ上下寸法
を有する挟持板により、隙間はできず、止水性に優れ
る。また、立坑の径寸法が異なりライナープレートの寸
法が異なっても、ライナープレートを構成する継手板の
上下寸法は同じであるため、同一の固定装置によって径
の異なる全てのライナープレートに対して取付けが可能
となる。
【0050】また、第三の発明によれば、さらに、振れ
防止板の働きにより装置が立坑の周方向へ振れるのが防
止され、水平板の波形断面により地盤との立坑半径方向
の摩擦を大きくし、したがって水平方向のずれを有効に
防止できる。また、第四の発明によれば、さらに、水平
板の上下位置を調整することで土留壁の垂直面内の傾き
を防止することが容易となる。
防止板の働きにより装置が立坑の周方向へ振れるのが防
止され、水平板の波形断面により地盤との立坑半径方向
の摩擦を大きくし、したがって水平方向のずれを有効に
防止できる。また、第四の発明によれば、さらに、水平
板の上下位置を調整することで土留壁の垂直面内の傾き
を防止することが容易となる。
【図1】この発明の第一実施形態に係る固定装置をライ
ナープレートに取り付けた状態を示す斜視図である。
ナープレートに取り付けた状態を示す斜視図である。
【図2】図1のライナープレートに補強のためのH形鋼
を設けた場合に、このH形鋼と固定装置との関係を示す
縦断面側面図である。
を設けた場合に、このH形鋼と固定装置との関係を示す
縦断面側面図である。
【図3】他の実施形態に係る固定装置の全体斜視図であ
る。
る。
【図4】さらに他の実施形態に係る固定装置の水平板の
部分を示すもので(A)は水平板全体の斜視図 (B)は(A)の要部断面拡大図である。
部分を示すもので(A)は水平板全体の斜視図 (B)は(A)の要部断面拡大図である。
【図5】さらに他の実施形態に係る固定装置の水平板の
部分を示すもので(A)は水平板全体の斜視図 (B)は(A)の要部を断面にして示す側面図である。
部分を示すもので(A)は水平板全体の斜視図 (B)は(A)の要部を断面にして示す側面図である。
【図6】第一従来例を示す全体斜視図である。
【図7】第二従来例を示す全体斜視図である。
5 ライナープレート 21 固定装置 23 波形鋼 25 継手板 27 ボルト孔 31 挟持板 33 接続材 35 水平板 37 ボルト孔 39 振れ防止材 41 接続板 49 ボルト 55 ガイド孔 57 ガイドロッド 61、67 ボルト 63、65、75 ナ
ット 77 ハンドル
ット 77 ハンドル
Claims (4)
- 【請求項1】 立坑土留壁を構成し立坑の周方向および
軸方向に連結されるライナープレートを地盤に固定する
ための固定装置において、ライナープレートを構成しラ
イナープレートの周方向の連結に用いられる継手板同士
の間に挟持され継手板と略同じ上下寸法の挟持板と、挟
持板に一端が接続し立坑の外側に位置する接続材と、接
続材の他端に接続し地盤に対し略水平に接する水平板
と、隣接する両継手板と挟持板を締結するための手段
と、を有することを特徴とする立坑土留壁の固定装置。 - 【請求項2】前記挟持板がボルト孔を有し、前記締結す
るための手段がボルトナットであることを特徴とする請
求項1記載の立坑土留壁の固定装置。 - 【請求項3】 前記挟持板、前記接続材、および前記水
平板の接続は溶接によって行われ、前記接続材には、前
記ライナープレートの外周に当接して装置の立坑周方向
の振れを防止する振れ防止材が設けられ、前記水平板は
立坑の半径方向に形成される波形の断面を有する波板で
あることを特徴とする請求項1又は2記載の立坑土留壁
の固定装置。 - 【請求項4】 前記接続材に対し前記水平板はボルトナ
ットによって接続され、ボルトまたはナットの回動によ
り、前記水平板の上下位置が調整できる機構を有するこ
とを特徴とする請求項1又は2記載の立坑土留壁の固定
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35017297A JPH11166388A (ja) | 1997-12-05 | 1997-12-05 | 立坑土留壁の固定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35017297A JPH11166388A (ja) | 1997-12-05 | 1997-12-05 | 立坑土留壁の固定装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11166388A true JPH11166388A (ja) | 1999-06-22 |
Family
ID=18408711
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35017297A Pending JPH11166388A (ja) | 1997-12-05 | 1997-12-05 | 立坑土留壁の固定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11166388A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008208658A (ja) * | 2007-02-27 | 2008-09-11 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | ライナープレート変位防止装置、及び変位防止システム |
| JP2021042539A (ja) * | 2019-09-09 | 2021-03-18 | 日鉄建材株式会社 | 水路 |
| JP7743988B1 (ja) * | 2024-06-03 | 2025-09-25 | 北海道電力株式会社 | ライナープレートの保持具、ライナープレート組立体及びその設置方法 |
-
1997
- 1997-12-05 JP JP35017297A patent/JPH11166388A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008208658A (ja) * | 2007-02-27 | 2008-09-11 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | ライナープレート変位防止装置、及び変位防止システム |
| JP2021042539A (ja) * | 2019-09-09 | 2021-03-18 | 日鉄建材株式会社 | 水路 |
| JP7743988B1 (ja) * | 2024-06-03 | 2025-09-25 | 北海道電力株式会社 | ライナープレートの保持具、ライナープレート組立体及びその設置方法 |
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