JPH11166553A - スプライン装置 - Google Patents
スプライン装置Info
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- JPH11166553A JPH11166553A JP9332222A JP33222297A JPH11166553A JP H11166553 A JPH11166553 A JP H11166553A JP 9332222 A JP9332222 A JP 9332222A JP 33222297 A JP33222297 A JP 33222297A JP H11166553 A JPH11166553 A JP H11166553A
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
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- 238000005299 abrasion Methods 0.000 description 1
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- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
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- General Details Of Gearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】スプライン軸の歯部とボスの孔部の内壁面との
間の周方向に沿ったクリアランスを簡便且つ自在に調整
することにある。 【解決手段】2つに分割された第1スプライン軸部材1
6と第2スプライン軸部材18とを軸線を回転中心とし
て相互に反対方向に回動変位させることにより、ボス部
14の内壁面とスプライン軸部20の外壁面との周方向
のクリアランスAを調整するクリアランス調整機構21
を設ける。
間の周方向に沿ったクリアランスを簡便且つ自在に調整
することにある。 【解決手段】2つに分割された第1スプライン軸部材1
6と第2スプライン軸部材18とを軸線を回転中心とし
て相互に反対方向に回動変位させることにより、ボス部
14の内壁面とスプライン軸部20の外壁面との周方向
のクリアランスAを調整するクリアランス調整機構21
を設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、ボスの孔
部に対してスプライン軸が係合することにより、前記ス
プライン軸の周方向の回り止め機能を営むスプライン装
置に関する。
部に対してスプライン軸が係合することにより、前記ス
プライン軸の周方向の回り止め機能を営むスプライン装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、例えば、軸部材の周方向の回
り止めとしてスプラインが用いられている。図13に示
されるように、このスプライン1は、所定角度離間し隣
接する溝部2a〜2h間に断面角形状の歯部3a〜3h
が外周面の周方向に沿って複数形成されたスプライン軸
4と、前記スプライン軸4の軸線方向に沿って相対的に
摺動自在に設けられ、該スプライン軸4の軸線と直交す
る方向の断面形状に対応する形状の孔部5が形成された
ボス6とを有する。
り止めとしてスプラインが用いられている。図13に示
されるように、このスプライン1は、所定角度離間し隣
接する溝部2a〜2h間に断面角形状の歯部3a〜3h
が外周面の周方向に沿って複数形成されたスプライン軸
4と、前記スプライン軸4の軸線方向に沿って相対的に
摺動自在に設けられ、該スプライン軸4の軸線と直交す
る方向の断面形状に対応する形状の孔部5が形成された
ボス6とを有する。
【0003】この場合、周方向に沿ったスプライン軸4
の歯部3a〜3hと前記歯部3a〜3hに対応するボス
6の孔部5の内壁面との間には、図14に示されるよう
に、所定のクリアランスAが形成される。このクリアラ
ンスAは、前記スプライン軸4を、例えば、転造成形等
によって形成し、ボス6を、例えば、引き抜き成形等に
よって形成した後、前記スプライン軸4の歯部3a〜3
hおよびボス6の孔部5の内壁面に対して仕上げ加工を
施すことによって形成される。
の歯部3a〜3hと前記歯部3a〜3hに対応するボス
6の孔部5の内壁面との間には、図14に示されるよう
に、所定のクリアランスAが形成される。このクリアラ
ンスAは、前記スプライン軸4を、例えば、転造成形等
によって形成し、ボス6を、例えば、引き抜き成形等に
よって形成した後、前記スプライン軸4の歯部3a〜3
hおよびボス6の孔部5の内壁面に対して仕上げ加工を
施すことによって形成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来技術に係るスプラインでは、加工精度の誤差に
よって前記クリアランスAにばらつきが生じたり、ある
いは予め所定値に設定された前記クリアランスAがスプ
ライン軸の歯部のボスの内壁面との摺動摩擦によって摩
耗し、前記クリアランスAが所定値から増大することに
よりスプライン軸とボスとが軸線方向に沿って相対的に
摺動変位する際にガタが発生するという不都合がある。
うな従来技術に係るスプラインでは、加工精度の誤差に
よって前記クリアランスAにばらつきが生じたり、ある
いは予め所定値に設定された前記クリアランスAがスプ
ライン軸の歯部のボスの内壁面との摺動摩擦によって摩
耗し、前記クリアランスAが所定値から増大することに
よりスプライン軸とボスとが軸線方向に沿って相対的に
摺動変位する際にガタが発生するという不都合がある。
【0005】本発明は、前記の不都合を克服するために
なされたものであり、スプライン軸の歯部とボスの孔部
の内壁面との間の周方向に沿ったクリアランスを簡便且
つ自在に調整することが可能なスプライン装置を提供す
ることを目的とする。
なされたものであり、スプライン軸の歯部とボスの孔部
の内壁面との間の周方向に沿ったクリアランスを簡便且
つ自在に調整することが可能なスプライン装置を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は、軸線方向に沿って相互に摺動自在に設
けられたボス部またはスプライン軸部のいずれか一方を
2つに分割し、前記分割された部材を軸線を回転中心と
して相互に反対方向に回動変位させることにより、ボス
部の内壁面とスプライン軸部の外壁面との周方向のクリ
アランスを調整するクリアランス調整機構を設けること
を特徴とする。
めに、本発明は、軸線方向に沿って相互に摺動自在に設
けられたボス部またはスプライン軸部のいずれか一方を
2つに分割し、前記分割された部材を軸線を回転中心と
して相互に反対方向に回動変位させることにより、ボス
部の内壁面とスプライン軸部の外壁面との周方向のクリ
アランスを調整するクリアランス調整機構を設けること
を特徴とする。
【0007】本発明によれば、2つに分割された第1ス
プライン軸部材と第2スプライン軸部材とを軸線を回転
中心として相互に反対方向に回動変位させることによ
り、ボス部の内壁面とスプライン軸部の外壁面との周方
向のクリアランスを調整することができる。
プライン軸部材と第2スプライン軸部材とを軸線を回転
中心として相互に反対方向に回動変位させることによ
り、ボス部の内壁面とスプライン軸部の外壁面との周方
向のクリアランスを調整することができる。
【0008】また、2つに分割された第1ボス部材と第
2ボス部材とを軸線を回転中心として相互に反対方向に
回動変位させることにより、ボス部の内壁面とスプライ
ン軸部の外壁面との周方向のクリアランスを調整するこ
とができる。
2ボス部材とを軸線を回転中心として相互に反対方向に
回動変位させることにより、ボス部の内壁面とスプライ
ン軸部の外壁面との周方向のクリアランスを調整するこ
とができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明に係るスプライン装置につ
いて好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しなが
ら以下詳細に説明する。
いて好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しなが
ら以下詳細に説明する。
【0010】図1において、参照符号10は、本発明の
実施の形態に係るスプライン装置を示す。
実施の形態に係るスプライン装置を示す。
【0011】このスプライン装置10は、断面略円形状
を呈し軸線方向に沿って貫通する孔部12が形成された
ボス部14と、前記孔部12に沿って摺動自在に設けら
れ、2つに分割された第1スプライン軸部材16および
第2スプライン軸部材18がそれぞれ同軸に連結された
スプライン軸部20と、前記ボス部14の内壁面とスプ
ライン軸部20の外壁面との間に形成された周方向のク
リアランスAを調整するクリアランス調整機構21とか
ら構成される。
を呈し軸線方向に沿って貫通する孔部12が形成された
ボス部14と、前記孔部12に沿って摺動自在に設けら
れ、2つに分割された第1スプライン軸部材16および
第2スプライン軸部材18がそれぞれ同軸に連結された
スプライン軸部20と、前記ボス部14の内壁面とスプ
ライン軸部20の外壁面との間に形成された周方向のク
リアランスAを調整するクリアランス調整機構21とか
ら構成される。
【0012】第1スプライン軸部材16は、図2に示さ
れるように、所定角度離間し隣接する溝部22間に断面
角形状の第1歯部24が外周面の周方向に沿って複数形
成された円板部26と、前記円板部26の一方の平面の
中心から外方に向かって突出する軸部28とを有し、前
記円板部26と軸部28とは一体的に形成される。な
お、前記軸部28には、図3に示されるように、断面テ
ーパ状の窪み部30が形成される。
れるように、所定角度離間し隣接する溝部22間に断面
角形状の第1歯部24が外周面の周方向に沿って複数形
成された円板部26と、前記円板部26の一方の平面の
中心から外方に向かって突出する軸部28とを有し、前
記円板部26と軸部28とは一体的に形成される。な
お、前記軸部28には、図3に示されるように、断面テ
ーパ状の窪み部30が形成される。
【0013】第2スプライン軸部材18は、図2に示さ
れるように、第1スプライン軸部材16の軸部28が嵌
挿される孔部32が形成された円筒部34と、前記円筒
部34の軸線方向に沿った一端部に形成されたフランジ
部36とを有し、前記円筒部34とフランジ部36とは
一体的に形成される。前記フランジ部36の外周面に
は、所定角度離間し隣接する溝部38間に断面角形状の
第2歯部40が周方向に沿って複数形成される。
れるように、第1スプライン軸部材16の軸部28が嵌
挿される孔部32が形成された円筒部34と、前記円筒
部34の軸線方向に沿った一端部に形成されたフランジ
部36とを有し、前記円筒部34とフランジ部36とは
一体的に形成される。前記フランジ部36の外周面に
は、所定角度離間し隣接する溝部38間に断面角形状の
第2歯部40が周方向に沿って複数形成される。
【0014】第1スプライン軸部材16と第2スプライ
ン軸部材18とは、孔部32に嵌挿される軸部28を介
してそれぞれ同軸に連結され、また、第1スプライン軸
部材16の円板部26の直径と第2スプライン軸部材1
8のフランジ部36の直径とは略同一に形成されてい
る。
ン軸部材18とは、孔部32に嵌挿される軸部28を介
してそれぞれ同軸に連結され、また、第1スプライン軸
部材16の円板部26の直径と第2スプライン軸部材1
8のフランジ部36の直径とは略同一に形成されてい
る。
【0015】なお、本実施の形態では、第1スプライン
軸部材16および第2スプライン軸部材18にそれぞれ
形成された第1歯部24および第2歯部40のピッチを
略同一に設定しているが、これに限定されるものではな
く、前記第1歯部24および第2歯部40のピッチが異
なるものであってもよい。
軸部材16および第2スプライン軸部材18にそれぞれ
形成された第1歯部24および第2歯部40のピッチを
略同一に設定しているが、これに限定されるものではな
く、前記第1歯部24および第2歯部40のピッチが異
なるものであってもよい。
【0016】ボス部14の内周面には、第1スプライン
軸部材16および第2スプライン軸部材18の複数の溝
部22、38および第1歯部24、第2歯部40に対応
する形状からなる第3歯部42および溝部44が形成さ
れている。すなわち、ボス部14の内周面には、第1ス
プライン軸部材16の円板部26の外周面に形成された
複数の溝部22および第1歯部24、並びに第2スプラ
イン軸部材18のフランジ部36の外周面に形成された
溝部38および第2歯部40とにそれぞれ噛み合う第3
歯部42および溝部44が形成される。
軸部材16および第2スプライン軸部材18の複数の溝
部22、38および第1歯部24、第2歯部40に対応
する形状からなる第3歯部42および溝部44が形成さ
れている。すなわち、ボス部14の内周面には、第1ス
プライン軸部材16の円板部26の外周面に形成された
複数の溝部22および第1歯部24、並びに第2スプラ
イン軸部材18のフランジ部36の外周面に形成された
溝部38および第2歯部40とにそれぞれ噛み合う第3
歯部42および溝部44が形成される。
【0017】クリアランス調整機構21は、第2スプラ
イン軸部材18の円筒部34に形成されたねじ穴46に
螺入されることにより、先端部48が第1スプライン軸
部材16の軸部28に形成された窪み部30に当接する
ねじ部材50が設けられる(図3参照)。前記ねじ部材
50の先端部48は断面テーパ状に形成され、該ねじ部
材50のねじ込み量を増大させることによりねじ部材5
0の先端部48が窪み部30の傾斜面に沿って矢印B方
向に変位し、第2スプライン軸部材18に対して第1ス
プライン軸部材16を矢印C方向に所定角度回動させる
ことができる。この結果、第2スプライン軸部材18の
第2歯部40に対して第1スプライン軸部材16の第1
歯部24が同一円周方向に沿って所定角度回動変位す
る。
イン軸部材18の円筒部34に形成されたねじ穴46に
螺入されることにより、先端部48が第1スプライン軸
部材16の軸部28に形成された窪み部30に当接する
ねじ部材50が設けられる(図3参照)。前記ねじ部材
50の先端部48は断面テーパ状に形成され、該ねじ部
材50のねじ込み量を増大させることによりねじ部材5
0の先端部48が窪み部30の傾斜面に沿って矢印B方
向に変位し、第2スプライン軸部材18に対して第1ス
プライン軸部材16を矢印C方向に所定角度回動させる
ことができる。この結果、第2スプライン軸部材18の
第2歯部40に対して第1スプライン軸部材16の第1
歯部24が同一円周方向に沿って所定角度回動変位す
る。
【0018】なお、第1スプライン軸部材16と第2ス
プライン軸部材18は、図5並びに図6に示されるよう
に、フランジ部36に形成された円弧状の長孔52に係
合するボルト54を介してそれぞれ固定される。
プライン軸部材18は、図5並びに図6に示されるよう
に、フランジ部36に形成された円弧状の長孔52に係
合するボルト54を介してそれぞれ固定される。
【0019】本発明の実施の形態に係るスプライン装置
10は、基本的には以上のように構成されるものであ
り、次にその動作並びに作用効果について説明する。
10は、基本的には以上のように構成されるものであ
り、次にその動作並びに作用効果について説明する。
【0020】先ず、図7Aに示されるように、固定され
たボス部14に対してスプライン軸部20が軸線方向
(矢印D方向)に沿って摺動自在に設定されている場合
において、スプライン軸部20側の歯部とボス部14側
の歯部との間のクリアランスAを調整する基本原理につ
いて説明する。
たボス部14に対してスプライン軸部20が軸線方向
(矢印D方向)に沿って摺動自在に設定されている場合
において、スプライン軸部20側の歯部とボス部14側
の歯部との間のクリアランスAを調整する基本原理につ
いて説明する。
【0021】図7Bから諒解されるように、スプライン
軸部20を2つに分割し、それぞれ分割された第1スプ
ライン軸部材16および第2スプライン軸部材18をそ
れぞれ相反する周方向(矢印E方向並びに矢印F方向)
にそれぞれ所定角度回動変位させることにより、スプラ
イン軸部20側の歯部とボス部14側の歯部との間のク
リアランスAを自在に調整することができる。
軸部20を2つに分割し、それぞれ分割された第1スプ
ライン軸部材16および第2スプライン軸部材18をそ
れぞれ相反する周方向(矢印E方向並びに矢印F方向)
にそれぞれ所定角度回動変位させることにより、スプラ
イン軸部20側の歯部とボス部14側の歯部との間のク
リアランスAを自在に調整することができる。
【0022】次に、本実施の形態に基づきクリアランス
Aを調整する場合について説明する。
Aを調整する場合について説明する。
【0023】軸部28を介して第1スプライン軸部材1
6と第2スプライン軸部材18とが同軸に連結された状
態において、ねじ部材50のねじ込み量を増大させるこ
とにより、前記ねじ部材50の先端部48が窪み部30
の傾斜面を押圧する。
6と第2スプライン軸部材18とが同軸に連結された状
態において、ねじ部材50のねじ込み量を増大させるこ
とにより、前記ねじ部材50の先端部48が窪み部30
の傾斜面を押圧する。
【0024】従って、図8に示されるように、第2スプ
ライン軸部材18側の第2歯部40に対して第1スプラ
イン軸部材16側の第1歯部24が同一円周方向に沿っ
て所定角度回動変位することにより(二点鎖線参照)、
ボス部14の内壁面に形成された第3歯部42との間の
周方向のクリアランスAを自在に調整することができ
る。
ライン軸部材18側の第2歯部40に対して第1スプラ
イン軸部材16側の第1歯部24が同一円周方向に沿っ
て所定角度回動変位することにより(二点鎖線参照)、
ボス部14の内壁面に形成された第3歯部42との間の
周方向のクリアランスAを自在に調整することができ
る。
【0025】なお、スプライン軸部20の第1および第
2歯部24、40とボス部14の第3歯部42との間の
周方向のクリアランスAは、図8に示されるように、正
逆いずれの周方向のクリアランスAを調整することが可
能である。
2歯部24、40とボス部14の第3歯部42との間の
周方向のクリアランスAは、図8に示されるように、正
逆いずれの周方向のクリアランスAを調整することが可
能である。
【0026】このように、本実施の形態では、クリアラ
ンス調整機構21を設けることにより、加工精度の誤差
によって発生するクリアランスAのばらつきをなくすこ
とができるとともに、スプライン軸部20の歯部のボス
部の内壁面との摺動摩擦によって発生するガタを防止す
ることができる。
ンス調整機構21を設けることにより、加工精度の誤差
によって発生するクリアランスAのばらつきをなくすこ
とができるとともに、スプライン軸部20の歯部のボス
部の内壁面との摺動摩擦によって発生するガタを防止す
ることができる。
【0027】また、第1スプライン軸部材16、第2ス
プライン軸部材18およびボス部14を、例えば、アル
ミニウム材料等の金属製材料を用いて押し出し成形した
場合、スプライン軸部20の外壁面とボス部14の内壁
面との摺動部位間で発生するクリアランスAを前記クリ
アランス調整機構21によって自在に調整することによ
り、製造工程を簡略し、製造コストを低減化することが
できる。
プライン軸部材18およびボス部14を、例えば、アル
ミニウム材料等の金属製材料を用いて押し出し成形した
場合、スプライン軸部20の外壁面とボス部14の内壁
面との摺動部位間で発生するクリアランスAを前記クリ
アランス調整機構21によって自在に調整することによ
り、製造工程を簡略し、製造コストを低減化することが
できる。
【0028】次に、本発明の他の実施の形態に係るスプ
ライン装置60を図9に示す。なお、図1に示すスプラ
イン装置10と同一の構成要素には同一の参照符号を付
し、その詳細な説明を省略する。
ライン装置60を図9に示す。なお、図1に示すスプラ
イン装置10と同一の構成要素には同一の参照符号を付
し、その詳細な説明を省略する。
【0029】このスプライン装置60は、2つに分割さ
れた第1ボス部材62および第2ボス部材64を有し、
軸部66を介して同軸に嵌合されるボス部68と、スプ
ライン軸部70と、クリアランス調整機構21として機
能するねじ部材50とから構成される。
れた第1ボス部材62および第2ボス部材64を有し、
軸部66を介して同軸に嵌合されるボス部68と、スプ
ライン軸部70と、クリアランス調整機構21として機
能するねじ部材50とから構成される。
【0030】第1ボス部材62および第2ボス部材64
の内部には、軸線方向に沿って貫通する第1孔部72お
よび第2孔部74が形成され、前記第1孔部72および
第2孔部74には、複数の溝部22、38並びに第1歯
部24、第2歯部40がそれぞれ形成される(図10参
照)。
の内部には、軸線方向に沿って貫通する第1孔部72お
よび第2孔部74が形成され、前記第1孔部72および
第2孔部74には、複数の溝部22、38並びに第1歯
部24、第2歯部40がそれぞれ形成される(図10参
照)。
【0031】先ず、固定されたスプライン軸部70に対
してボス部68が軸線方向(矢印G方向)に沿って摺動
自在に設定されている場合において、スプライン軸部7
0側の歯部とボス部68側の歯部との間のクリアランス
Aを調整する基本原理を図11A〜図11Cに示す。
してボス部68が軸線方向(矢印G方向)に沿って摺動
自在に設定されている場合において、スプライン軸部7
0側の歯部とボス部68側の歯部との間のクリアランス
Aを調整する基本原理を図11A〜図11Cに示す。
【0032】図11A〜図11Cから諒解されるよう
に、ボス部68を2つに分割し、それぞれ分割された第
1ボス部材62および第2ボス部材64をそれぞれ相反
する周方向(矢印H方向並びに矢印I方向)にそれぞれ
所定角度回動変位させることにより、スプライン軸部7
0側の歯部とボス部68側の歯部との間のクリアランス
Aを自在に調整することができる。
に、ボス部68を2つに分割し、それぞれ分割された第
1ボス部材62および第2ボス部材64をそれぞれ相反
する周方向(矢印H方向並びに矢印I方向)にそれぞれ
所定角度回動変位させることにより、スプライン軸部7
0側の歯部とボス部68側の歯部との間のクリアランス
Aを自在に調整することができる。
【0033】次に、この他の実施の形態に基づきクリア
ランスAを調整する場合について説明する。
ランスAを調整する場合について説明する。
【0034】軸部66を介して第1ボス部材62と第2
ボス部材64とが同軸に連結された状態において、ねじ
部材50のねじ込み量を増大させることにより、前記ね
じ部材50の先端部48が窪み部30の傾斜面を押圧す
る。
ボス部材64とが同軸に連結された状態において、ねじ
部材50のねじ込み量を増大させることにより、前記ね
じ部材50の先端部48が窪み部30の傾斜面を押圧す
る。
【0035】従って、図12に示されるように、それぞ
れ内壁面に形成された第2ボス部材64側の第2歯部4
0に対して第1ボス部材62側の第1歯部24が同一円
周方向に沿って所定角度回動変位することにより、スプ
ライン軸部70の外壁面に形成された第3歯部42との
間の周方向のクリアランスAを自在に調整することがで
きる。
れ内壁面に形成された第2ボス部材64側の第2歯部4
0に対して第1ボス部材62側の第1歯部24が同一円
周方向に沿って所定角度回動変位することにより、スプ
ライン軸部70の外壁面に形成された第3歯部42との
間の周方向のクリアランスAを自在に調整することがで
きる。
【0036】図1に示す実施の形態では、スプライン軸
部20の外壁面に設けられた第1歯部24または第2歯
部40を所定角度回動変位させることによってクリアラ
ンスAを調整しているのに対し、この他の実施の形態で
は、ボス部68の内壁面に設けられた第1歯部24また
は第2歯部40を所定角度回動変位させることによって
クリアランスAを調整している点で相違している。な
お、その他の作用効果は前記実施の形態と略同一である
のでその詳細な説明を省略する。
部20の外壁面に設けられた第1歯部24または第2歯
部40を所定角度回動変位させることによってクリアラ
ンスAを調整しているのに対し、この他の実施の形態で
は、ボス部68の内壁面に設けられた第1歯部24また
は第2歯部40を所定角度回動変位させることによって
クリアランスAを調整している点で相違している。な
お、その他の作用効果は前記実施の形態と略同一である
のでその詳細な説明を省略する。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、以下の効果が得られ
る。
る。
【0038】すなわち、クリアランス調整機構を設ける
ことにより、加工精度の誤差によって発生するクリアラ
ンスのばらつきをなくすことができるとともに、スプラ
イン軸部とボス部との摺動摩擦によって発生するガタを
防止することができる。
ことにより、加工精度の誤差によって発生するクリアラ
ンスのばらつきをなくすことができるとともに、スプラ
イン軸部とボス部との摺動摩擦によって発生するガタを
防止することができる。
【図1】本発明の実施の形態に係るスプライン装置の軸
線方向に沿った縦断面図である。
線方向に沿った縦断面図である。
【図2】図1のスプライン装置を構成する第1スプライ
ン軸部材および第2スプライン軸部材の一部切欠断面図
である。
ン軸部材および第2スプライン軸部材の一部切欠断面図
である。
【図3】図1に示す矢印X方向からみた矢視図である。
【図4】図1のスプライン装置を構成するクリアランス
調整機構の動作を示す説明図である。
調整機構の動作を示す説明図である。
【図5】第1スプライン軸部材および第2スプライン軸
部材の軸線方向に沿った縦断面図である。
部材の軸線方向に沿った縦断面図である。
【図6】図5に示すVI−VI線に沿った縦断面図であ
る。
る。
【図7】図7Aおよび図7Bは、それぞれ基本原理を示
す説明図である。
す説明図である。
【図8】クリアランス調整機構の動作を示す要部拡大図
である。
である。
【図9】本発明の他の実施の形態に係るスプライン装置
の軸線方向に沿った縦断面図である。
の軸線方向に沿った縦断面図である。
【図10】図9のスプライン装置を構成する第1ボス部
材および第2ボス部材を示す縦断面図である。
材および第2ボス部材を示す縦断面図である。
【図11】図11A〜図11Cは、それぞれ基本原理を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図12】クリアランス調整機構の動作を示す要部拡大
図である。
図である。
【図13】従来技術におけるスプラインを示す正面図で
ある。
ある。
【図14】図13に示すスプラインの部分拡大図であ
る。
る。
10、60…スプライン装置 14、68…
ボス部 16、18…スプライン軸部材 20、70…
スプライン軸部 21…クリアランス調整機構 24、40、
42…歯部 30…窪み部 48…先端部 50…ねじ部材 52…長孔 54…ボルト
ボス部 16、18…スプライン軸部材 20、70…
スプライン軸部 21…クリアランス調整機構 24、40、
42…歯部 30…窪み部 48…先端部 50…ねじ部材 52…長孔 54…ボルト
Claims (4)
- 【請求項1】軸線方向に沿って相互に摺動自在に設けら
れたボス部またはスプライン軸部のいずれか一方を2つ
に分割し、前記分割された部材を軸線を回転中心として
相互に反対方向に回動変位させることにより、ボス部の
内壁面とスプライン軸部の外壁面との周方向のクリアラ
ンスを調整するクリアランス調整機構を設けることを特
徴とするスプライン装置。 - 【請求項2】請求項1記載の装置において、クリアラン
ス調整機構は、断面テーパ状の窪み部に当接するねじ部
材からなり、前記ねじ部材の一端部は、前記窪み部の傾
斜面に係合するようにテーパ状に形成されることを特徴
とするスプライン装置。 - 【請求項3】請求項1記載の装置において、スプライン
軸部は、2つに分割された第1スプライン軸部材および
第2スプライン軸部材からなり、前記第1スプライン軸
部材の外周面に形成された第1歯部と第2スプライン軸
部材の外周面に形成された第2歯部とを相対的に回動変
位させることにより、ボス部の内壁面とスプライン軸部
の外壁面との周方向のクリアランスを調整することを特
徴とするスプライン装置。 - 【請求項4】請求項1記載の装置において、ボス部は、
2つに分割された第1ボス部材および第2ボス部材から
なり、前記第1ボス部材の内周面に形成された第1歯部
と第2ボス部材の内周面に形成された第2歯部とを相対
的に回動変位させることにより、ボス部の内壁面とスプ
ライン軸部の外壁面との周方向のクリアランスを調整す
ることを特徴とするスプライン装置。
Priority Applications (10)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9332222A JPH11166553A (ja) | 1997-12-02 | 1997-12-02 | スプライン装置 |
| TW087119624A TW434984B (en) | 1997-12-02 | 1998-11-26 | Electric actuator having detent function |
| EP98955959A EP1035355B1 (en) | 1997-12-02 | 1998-11-27 | Rotation stop device |
| DE69829691T DE69829691T2 (de) | 1997-12-02 | 1998-11-27 | Drehbewegungsstopper |
| CNB98812825XA CN1165696C (zh) | 1997-12-02 | 1998-11-27 | 具有止转功能的电动作动器 |
| CNA2004100386713A CN1558124A (zh) | 1997-12-02 | 1998-11-27 | 止转装置 |
| EP04020482A EP1484533A3 (en) | 1997-12-02 | 1998-11-27 | Electric actuator |
| KR1020007006068A KR100363691B1 (ko) | 1997-12-02 | 1998-11-27 | 회전방지장치 및 회전방지 기능을 구비한 전동액추에이터 |
| PCT/JP1998/005344 WO1999028653A1 (en) | 1997-12-02 | 1998-11-27 | Rotation stop device and electric actuator having rotation stopping function |
| US09/554,620 US6408706B1 (en) | 1997-12-02 | 1998-11-27 | Rotation stop device and electric actuator having rotation stopping function |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9332222A JPH11166553A (ja) | 1997-12-02 | 1997-12-02 | スプライン装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11166553A true JPH11166553A (ja) | 1999-06-22 |
Family
ID=18252545
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9332222A Pending JPH11166553A (ja) | 1997-12-02 | 1997-12-02 | スプライン装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11166553A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013122266A (ja) * | 2011-12-09 | 2013-06-20 | Toyota Motor Corp | 連結構造 |
| CN112996737A (zh) * | 2018-09-14 | 2021-06-18 | 阿勒特创新股份有限公司 | 具有柔性小齿轮驱动装置的攀爬机器人 |
| US12275142B2 (en) | 2020-01-27 | 2025-04-15 | Symbotic Llc | Climbing robot with compliant pinion drive |
-
1997
- 1997-12-02 JP JP9332222A patent/JPH11166553A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013122266A (ja) * | 2011-12-09 | 2013-06-20 | Toyota Motor Corp | 連結構造 |
| CN112996737A (zh) * | 2018-09-14 | 2021-06-18 | 阿勒特创新股份有限公司 | 具有柔性小齿轮驱动装置的攀爬机器人 |
| US12466647B2 (en) | 2018-09-14 | 2025-11-11 | Symbotic Llc | Climbing robot with compliant pinion drive |
| US12275142B2 (en) | 2020-01-27 | 2025-04-15 | Symbotic Llc | Climbing robot with compliant pinion drive |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041007 |
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| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070424 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070904 |