JPH11168254A - コロナバー,予備電離電極及びエキシマレーザ装置 - Google Patents
コロナバー,予備電離電極及びエキシマレーザ装置Info
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- JPH11168254A JPH11168254A JP9348596A JP34859697A JPH11168254A JP H11168254 A JPH11168254 A JP H11168254A JP 9348596 A JP9348596 A JP 9348596A JP 34859697 A JP34859697 A JP 34859697A JP H11168254 A JPH11168254 A JP H11168254A
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Abstract
って、ガスの予備電離を効果的に行なうことのできるエ
キシマレーザ用の予備電離電極を提供する。 【解決手段】 コロナ放電を起こして、ガスに予備電離
を起こさせるエキシマレーザ装置の予備電離電極9にお
いて、絶縁材料からなるコロナバー18と、そのコロナ
バー18内に配置された第1予備電離電極6と、前記コ
ロナバー18の外側に配置された第2予備電離電極7と
を備え、前記コロナバー18の少なくとも一方の端部を
コロナバー18と同じ絶縁材料で封止することによって
異常放電を効果的に防止するとともに、従来の異常放電
防止用ブッシュ8の個数を減らし、エキシマレーザ装置
の構造を簡単にしてコンパクトにしている。
Description
中で放電し、レーザ光を射出するエキシマレーザ装置に
関し、特にはその予備電離電極の構造に関するものであ
る。
離方式として、コロナ放電による予備電離が使用されて
いる。図7は、例えば特表平8−502145号公報に
開示されているエキシマレーザ装置の予備電離電極の構
造の一例であり、以下同図に基づいて従来技術を説明す
る。
やフッ素(F2 )等の混合ガスであるレーザガスを封止
する容器であるチャンバ1を破線で示す。チャンバ1内
には、レーザ光を発振させるためにアノード2とカソー
ド3が、図中Z方向に対向して図中Y方向に沿って配置
されている。このアノード2とカソード3は主電極と呼
ばれ、各々パルス電圧源4の高電圧極とアース極に接続
されており、アース極はチャンバ1に接続されているこ
とが多い。また、エキシマレーザにおいては高電圧極は
マイナス極であることが多いが、以下の説明ではアース
極に対して電位差を生じる側を高電圧極として説明す
る。両電極アノード2とカソード3の間に電位差をかけ
ることによって前記レーザガスに主放電と呼ばれるパル
ス放電を図中Z方向に生じさせ、そのエネルギーによっ
て主電極の長手方向である図中Y方向(紙面に直交方
向)にレーザ光を発生させている。この方向が、レーザ
光の光軸方向となる。
前にチャンバ1内で予備電離と呼ばれる放電を起こし、
あらかじめレーザガスを電離(pre-ionize)させておく
必要がある。
等の絶縁材料からなるチューブ5が主電極の長手方向に
配置されており、その内部には導体からなる第1予備電
離電極6がチューブ5の長手方向に挿入されて、例えば
前記パルス電圧源4のアース極に接続されている。ま
た、導体からなる第2予備電離電極7は前記チューブ5
の外周長手方向に配置され、例えばパルス電圧源4の高
電圧極に接続されている。この第2予備電離電極7は、
前記第1予備電離電極6及びチューブ5とともにコンデ
ンサを形成し、全体として予備電離電極9を構成してい
る。
と第2予備電離電極7の間にパルス電圧源4によってパ
ルス電圧が印加され、チューブ5を介してコロナ放電が
生じ、紫外線光が発生してチャンバ1内のレーザガスを
電離させ、主放電を起こりやすくする。これを予備電離
と言う。
けるチューブ5の端部を示す。このように、第1予備電
離電極6と第2予備電離電極7とがレーザガス雰囲気中
でむき出しになっており、しかも両者の間の距離Dが短
いと、両者の間でチューブ5を介しない異常放電が起
き、予備電離のためのコロナ放電が妨害されるという問
題がある。このため、主放電が安定に起きずレーザ発振
がうまくゆかなかったり、パルス電圧源4の故障にもつ
ながったりして、レーザ装置の信頼性を低下させる。
9に示すようにチューブ5にセラミック等の絶縁材料か
らなる碍子8をかぶせるか、或いは碍子8とチューブ5
を一体に形成する技術が開示されている。この碍子8に
は、表面に沿って第1予備電離電極6と第2予備電離電
極7との間で異常放電が起きるのを避けるために円周方
向に沿って溝10が形成されて、第1予備電離電極6と
第2予備電離電極7との間の碍子8の表面に沿った距離
を長くするようにしている。
ばならないなどの理由で碍子8は複雑な形状になり、こ
れを加工困難なセラミックなどの絶縁材料で製作するの
は容易ではなく、装置全体が高価になるなどの問題が生
じる。
記パルス電圧源4のアース極に、第2予備電離電極7を
高電圧極に接続しているが、これとは逆に図10に示す
ように、第2予備電離電極7を前記アース極に、第1予
備電離電極6を前記高電圧極に接続して、両者の間にコ
ロナ放電を行なわせる場合もある。
チャンバ1に接触しないように接続しなければならな
い。このために、同図に示すようにセラミックなどの絶
縁材料からなる碍子14と導体からなるロッド15を組
み合わせて、電圧導入端子11を構成している。これを
チャンバ1に設けた開口部12に挿入し、第1予備電離
電極6とロッド15を接続し、前記第1予備電離電極6
とチャンバ1との電気的絶縁を保ちながら電圧を供給し
ている。この碍子14とチャンバ1との間及び碍子14
とロッド15との間には例えば耐腐食性のOリング13
が挿入され、前記レーザガスの封止を保っている。
とチャンバ1との間で異常放電が起きるのを避けるた
め、碍子14の表面には前記溝10が形成され、ロッド
15とチャンバ1との間の碍子14の表面に沿った距離
を長くするようにしている。
子14は複雑な形状になるため加工が困難であり、装置
全体が高価になるなどの問題が生じる。また、チューブ
5の両端が開放されているため、この双方から高電圧を
供給しようとすればチャンバ1に開口部12を2箇所設
けなければならず、チャンバ1の加工が困難になるの
で、エキシマレーザ装置のコストが増大するという問題
が生じる。
碍子8をチューブ5の長手方向端部に配置しており、異
常放電を防止するためには第2予備電離電極7を碍子8
の端部まで伸ばすことができない。すなわち、碍子8の
周囲では予備電離を起こすことができない。ところが、
主放電を安定に起こすには、主電極の近傍で事前に予備
電離を起こすことがより好ましく、アノード2及びカソ
ード3を第2予備電離電極7と同等の長さにしなければ
ならない。すなわち、碍子8の長さだけ無駄なスペース
が生じ、装置が大型化するという問題点がある。
ノード2とカソード3との間に図7におけるX方向にレ
ーザガスを流して主放電を安定に行なわせるようにして
いるが、前記碍子8がこのレーザガスの流れに対して抵
抗となって乱流が生じ、主放電に悪影響を与えるという
問題もある。
たものであり、異常放電を効果的に防止し、しかも安価
で製作が容易なエキシマレーザ用予備電離電極を提供す
ることを目的としている。
的を達成するために請求項1に記載の発明は、中空の絶
縁材料のチューブで形成され、その内部に設けられる第
1予備電離電極6と外周部に設けられる第2予備電離電
極7との間に電圧を印加してコロナ放電を起こさせるコ
ロナバー18において、前記チューブの一端を絶縁材料
で封止している。
縁材料で封止したチューブを、コロナ放電用のコロナバ
ーとして使用している。この封止によって第1予備電離
電極の端部と第2予備電離電極の端部との間を絶縁して
いるので、この端部に異常放電防止用の碍子が不要にな
り、コロナバーの構成が簡単になる。しかも、コロナバ
ーの長手方向の寸法が小さくなる。
に記載のコロナバー18において、前記封止した端部と
反対側の端部に、異常放電防止のために絶縁材料からな
る碍子8を備えている。
ーの封止端と反対側の端部において第1予備電離電極へ
の電圧の導入或いは第1予備電離電極とアース極との接
続が行なわれるので、第1予備電離電極がむき出しにな
っており、異常放電が起きる可能性が最も大きい。従っ
て、この場所に碍子をつけることによって、異常放電の
防止を効果的に行なうことができる。
縁材料のチューブで形成され、その内部に設けられる第
1予備電離電極6と外周部に設けられる第2予備電離電
極7との間に電圧を印加してコロナ放電を起こさせるコ
ロナバー18において、前記チューブの両端を絶縁材料
で封止している。
縁材料で封止したチューブを、コロナ放電用のコロナバ
ーとして使用している。この封止によって第1予備電離
電極の端部と第2予備電離電極の端部との間を絶縁して
いるので、この両端部ともに異常放電防止用の碍子が不
要になり、コロナバーの構成が簡単になる。しかも、コ
ロナバーの長手方向の寸法がより小さくなる。
〜3のいずれかに記載のコロナバー18において、コロ
ナバー18と同じ絶縁材料で前記封止を行なっている。
ーと同じ絶縁材料で封止を行なっているため、絶縁材料
の誘電率がすべての場所で等しく、一定の場所に電界が
集中することがないので、異常放電の防止をより効果的
に行なうことができる。
縁材料のチューブで形成されたコロナバー18と、その
内部に設けられた第1予備電離電極6と、外周部に設け
られた第2予備電離電極7とを備え、前記第1予備電離
電極6と第2予備電離電極7との間に電圧を印加してコ
ロナ放電を起こしてレーザガスに予備電離を起こさせる
エキシマレーザ用の予備電離電極9において、前記コロ
ナバー18を、請求項1〜4のいずれかに記載のコロナ
バー18としている。
縁材料で封止されたコロナバーの内側に配置された第1
予備電離電極と外側に配置された第2予備電離電極との
間でコロナ放電を行なわせて、エキシマレーザのレーザ
ガスの予備電離を行なっている。この封止によって、こ
の端部に第1予備電離電極と第2予備電離電極の間で絶
縁材料を介しない異常放電が起きることを防止すること
ができ、レーザガスの予備電離を安定に起こすことがで
きる。また、異常放電防止用の碍子の個数を減らすこと
ができるので、予備電離電極の構成が簡単になる。ま
た、コロナバー18の長手方向、すなわちレーザの光軸
方向の端部に碍子を設ける必要がなくなるので、レーザ
キャビティの光軸方向長を短くでき、レーザ装置の小型
化が可能となる。
縁材料のチューブで形成されたコロナバー18と、その
内部に設けられた第1予備電離電極6と、外周部に設け
られた第2予備電離電極7とを備え、前記第1予備電離
電極6と第2予備電離電極7との間に電圧を印加してコ
ロナ放電を起こしてレーザガスに予備電離を起こさせる
エキシマレーザ用の予備電離電極9において、前記コロ
ナバー18が、請求項3に記載のコロナバー18であっ
て、前記コロナバー18の中央付近で前記第1予備電離
電極6から導体16を突出させ、この導体16と高電圧
を印加又は導体16を接地するためのパルス電圧源4と
を電気的に接続している。
電離電極と、高電圧を印加するパルス電圧源の高電圧極
或いはアース極との接続を、前記コロナバーの中央付近
で行なっている。そのため、この接続場所から第1予備
電離電極の両端に対する距離が同じになり、片側の端部
だけ放電のタイミングが異なったり、異常な放電が起き
るということがなく、予備放電が安定に行なわれる。
縁材料のチューブで形成されたコロナバー18と、その
内部に設けられた第1予備電離電極6と、外周部に設け
られた第2予備電離電極7とを備え、前記第1予備電離
電極6と第2予備電離電極7との間に電圧を印加してコ
ロナ放電を起こしてレーザガスに予備電離を起こさせる
エキシマレーザ用の予備電離電極9において、前記コロ
ナバー18が、請求項3に記載のコロナバー18であっ
て、複数個の前記コロナバー18と、各コロナバー18
の中央部から長手方向に離れた場所で突出した導体16
をそれぞれ有し、かつ各導体16に高電圧を印加又は導
体16を接地するためのパルス電圧源4が電気的に接続
される複数の前記第1予備電離電極6とを備えるととも
に、前記複数のコロナバー18を、前記各導体16が互
いに対向しないように、かつ長手方向に向かい合って配
置している。
電離電極と、高電圧を印加するパルス電圧源の高電圧極
或いはアース極との接続がコロナバーの中央で行なわれ
ない場合、この接続部から両端部への距離の差によって
印加される電圧が両端部で異なり、コロナ放電の起こり
方やタイミングに差異が起こることが考えられる。こう
なると、予備電離が不均一になってレーザ発振のための
主放電に悪影響が出るという問題がある。このため、前
記接続のための導体を互いに向き合わないように配置
し、予備電離の不均一を互いに補い合うことによって、
前記主放電を安定に行なうことができる。
縁材料のチューブで形成されたコロナバー18と、その
内部に設けられた第1予備電離電極6と、外周部に設け
られた第2予備電離電極7とを備え、前記第1予備電離
電極6と第2予備電離電極7との間に電圧を印加してコ
ロナ放電を起こしてレーザガスに予備電離を起こさせる
エキシマレーザ用の予備電離電極9において、前記コロ
ナバー18が請求項1又は2に記載のコロナバーであっ
て、このコロナバー18を複数個備え、それぞれのコロ
ナバー18が、前記封止した端部が互いに対向しないよ
うに、かつ長手方向に向かい合って配置されている。
電離電極と、高電圧を印加するパルス電圧源の高電圧極
或いはアース極との接続がコロナバーの一端で行なわる
場合、この接続部から前記封止した端部とこれと反対側
の端部とへの距離の差によって印加される電圧が両端部
で異なり、コロナ放電の起こり方やタイミングに差異が
起こることが考えられる。こうなると、予備電離が不均
一になってレーザ発振のための主放電に悪影響が出ると
いう問題がある。このため、前記封止された端部を互い
に向き合わないように配置し、予備電離の不均一を互い
に補い合うことによって、前記主放電を安定に行なうこ
とができる。
絶縁材料のチューブで形成されたコロナバー18と、そ
の内部に設けられた第1予備電離電極6と、外周部に設
けられた第2予備電離電極7とからなる予備電離電極9
を備え、前記第1予備電離電極6と第2予備電離電極7
との間に電圧を印加してコロナ放電を起こしてレーザガ
スに予備電離を起こさせるエキシマレーザ装置におい
て、前記予備電離電極9を、請求項5〜8のいずれかに
記載の予備電離電極9としている。
電離電極を使用することで異常放電を効果的に防止で
き、レーザガスの流れを乱すことも少なくなるので予備
電離を安定に行なうことができ、レーザ装置の信頼性を
向上させることができる。さらに、異常放電防止用の碍
子の個数を減らすことができるので、予備電離電極の長
手方向の寸法を小さくすることができ、レーザ装置をコ
ンパクトにすることができる。
に係わる実施形態を詳細に説明する。なお、図におい
て、同一の符号を付したものは同一の構成を表すものと
する。
説明する。図1は、本実施形態に係わるエキシマレーザ
用予備電離電極の断面図を示している。同図において、
コロナバー18は前記公報におけるチューブ5と同様に
セラミックなどの絶縁材料で形成された中空構造になっ
ており、その一端が同一の材料で一体に封止されてい
る。また他端には、前記公報に開示されたと同様の異常
放電防止用の碍子8を有している。コロナバー18の断
面は円形とはかぎらず、例えば四角形でもよい。
離電極7が配置されており、高電圧印加用のパルス電圧
源4の高電圧極に接続されている。コロナバー18の内
側には細中実の棒状の第1予備電離電極6が通ってお
り、この第1予備電離電極6はチャンバ1を通じてパル
ス電圧源4のアース極に接続されている。この両予備電
離電極の間に電圧を印加し、コロナバー18を介してコ
ロナ放電を行なうようにしている。第1予備電離電極6
は、中空の管状でもよい。
料で封止することによって、第1予備電離電極6と第2
予備電離電極7との間に絶縁材料を常に介在させること
ができ、この端部における異常放電を容易に防止するこ
とができる。
ー18と同じ材料を使うことにすれば、誘電率などの性
質が同じなので電界の集中が起きにくくなり、異常放電
を効果的に防止できる。さらに、第1予備電離電極6
を、中実の棒或いは一端を封止した管によって構成し、
その周囲にセラミック等の絶縁材料をコーティングする
ようにしてコロナバー18を一体に製作すれば製作も容
易であるし、物理的な強度も強くなる。また、隙間がな
いのでそこに電界の集中が起きることもなく、異常放電
を効果的に防止できる。
代わりに、図2に示したように絶縁材料で形成された蓋
19とコロナバー18の双方にネジ溝を切り、蓋19を
嵌め込んで封止してもよい。こうすれば、固定のために
接着等をする必要がなく、接着剤から不純物が発生して
レーザガスが劣化するという問題もなくなる。
コロナバー18と碍子8とを一体に製作してもよい。こ
うすれば、両者を固定のために接着等をする必要がな
く、接着剤から不純物が発生してレーザガスが劣化する
という問題もなくなる。
或いはアース極との接続を、前記他端の側でのみ行なう
ことによって、予備電離電極9のいずれかの端において
放電のタイミングが遅れたり放電が弱かったりすること
が考えられる。この結果、紫外線光の強度が不均一にな
り、予備電離が場所によってはうまくいかない場合があ
る。これを避けるためには、図3に示すように封止され
ている場所が互い違いになるように複数の予備電離電極
9を配置し、予備電離紫外線光を補い合うようにして予
備電離を行なえばよい。
バー18の一端を絶縁材料で封止しているため、この端
部における異常放電を容易に防止できる。またこれによ
り、従来は2箇所必要であった異常放電防止用の碍子8
を1箇所減らせるので、予備電離電極9の構成を簡単に
することができ、装置の価格を安価にすることができ
る。
明する。本実施形態では、予備電離電極の構成は前記実
施形態と同様であるが、第1予備電離電極6が前記パル
ス電圧源4の高電圧極に、第2予備電離電極7が前記ア
ース極に接続されている。
の開口部12を設け、ここに前記電圧導入端子11を挿
入する。
一端は前記実施形態と同様に絶縁材料で封止されてお
り、第1予備電離電極6と第2予備電離電極7との間に
絶縁材料を介在させているので、この端部における異常
放電を防止することができ、しかも碍子8の個数を各予
備電離電極9に対して1個にすることができる。これに
より、予備電離電極9の構造を簡易化することができる
ので、エキシマレーザ装置の価格を下げることが可能で
ある。
た従来の予備電離電極9よりも、電圧導入端子11の個
数を各予備電離電極9に対して1個ずつ減らすことがで
きる。しかもチャンバ1の開口部12をも各予備電離電
極9に対して1箇所ずつ減らすことができるので、チャ
ンバ1の加工箇所が減り、エキシマレーザ装置のコスト
を低減することが可能である。同時に、異常放電の可能
性のある電圧導入の箇所が減るので放電が安定に行なわ
れる可能性が増え、結果としてエキシマレーザ装置の信
頼性を向上させることが可能である。
明する。本実施形態では、前記コロナバー18の両端を
絶縁材料で封止し、このコロナバー18の中央部付近
で、内部に設けた前記第1予備電離電極6からコロナバ
ー18を貫通させて導体16を突出させている。導体1
6の周囲には、コロナバー18との接合部に隙間がない
ように絶縁材料からなる前記碍子8が被せられ、第2予
備電離電極7との間での異常放電を防止している。
に接続する場合には導体16をアース極に接続すればよ
い。また、第1予備電離電極6を高電圧極に接続する場
合には、同図に示したように導体16の近傍にチャンバ
1の開口部12を設け、前記電圧導入端子11を挿入し
て電圧を供給するようにする。
離電極6を中空或いは中実の導体の棒で構成し、この周
囲に絶縁材料をコーティングしてコロナバー18及び碍
子8を一体に構成してもよい。
ので予備電離電極9の端に碍子8を配置しなくてもよく
なり、予備電離電極の長手方向の寸法をさらにコンパク
トにすることができるので、エキシマレーザ装置の小型
化が可能になる。
6を突出させ、電圧の供給をここから行なうようにした
ことで、電圧の供給源から予備電離電極9の両端までの
距離が等しくなる。このため、予備電離電極9の両端に
おいて、いずれかの放電のタイミングが遅れたり、放電
が弱かったりすることが避けられるので、均一な紫外線
光を発生させることができ、予備電離を均一に行なえ
る。
明する。本実施形態では前記実施形態と同様に予備電離
電極9のコロナバー18の両端を絶縁材料で封止し、こ
のコロナバー18の内部に設けた第1予備電離電極6か
ら導体16を、コロナバー18を貫通させて突出させて
いる。導体16の周囲にはコロナバー18との接合部に
隙間がないように絶縁材料からなる前記碍子8が被せら
れ、第2予備電離電極7との間での異常放電を防止して
いることは、前記実施形態と同様である。
圧極或いはアース極との接続を行なう導体16が、コロ
ナバー18の端に片寄っている場合には、予備電離電極
9のいずれかの端において放電のタイミングが遅れたり
放電が弱かったりすることが考えられる。この結果、紫
外線光の強度が不均一になり、予備電離が場所によって
はうまくいかない場合がある。
に同図に示すように導体16が互いに対向しないように
予備電離電極9を配置しており、これによって紫外線光
を補うことができるので、均一な予備電離を可能として
いる。また、予備電離電極9の両端に碍子8を配置する
必要がないのでエキシマレーザ装置を小型化することが
可能になり、碍子8がチャンバ1内のレーザガスの流れ
を邪魔しないので主放電を安定に行なうことができるの
は、前記実施形態と同様である。
ナバー18の端または両端を絶縁材料で封止したこと
で、異常放電防止のための碍子8の個数を減らすことが
でき、予備電離電極9の構造を簡単にして装置のコスト
を低減できる。また、前記封止した側には碍子8を予備
電離電極9の長手方向に配置する必要がないので、チャ
ンバ1のレーザ光の光軸方向の寸法を小さくできる。
1の個数を減らせるので、電圧導入のための複雑な加工
部品が減り、コスト低減が可能である。また、開口部1
2の個数も減らせるので、チャンバ1の加工に要するコ
ストを減らすことができるとともに、前述したように異
常放電などのエキシマレーザ装置の信頼性を低下させる
問題が起きる可能性を減らすことができる。
構成図。
図
Claims (9)
- 【請求項1】 中空の絶縁材料のチューブで形成され、 その内部に設けられる第1予備電離電極(6) と外周部に
設けられる第2予備電離電極(7) との間に電圧を印加し
てコロナ放電を起こさせるコロナバー(18)において、 前記チューブの一端を絶縁材料で封止したことを特徴と
するコロナバー(18)。 - 【請求項2】 請求項1に記載のコロナバー(18)におい
て、 前記封止した端部と反対側の端部に、異常放電防止のた
めに絶縁材料からなる碍子(8) を備えていることを特徴
とするコロナバー(18)。 - 【請求項3】 中空の絶縁材料のチューブで形成さ
れ、 その内部に設けられる第1予備電離電極(6) と外周部に
設けられる第2予備電離電極(7) との間に電圧を印加し
てコロナ放電を起こさせるコロナバー(18)において、 前記チューブの両端を絶縁材料で封止したことを特徴と
するコロナバー(18)。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載のコロナ
バー(18)において、 コロナバー(18)と同じ絶縁材料で前記封止を行なってい
ることを特徴とするコロナバー(18)。 - 【請求項5】 中空の絶縁材料のチューブで形成された
コロナバー(18)と、 その内部に設けられた第1予備電離電極(6) と、 外周部に設けられた第2予備電離電極(7) とを備え、 前記第1予備電離電極(6) と第2予備電離電極(7) との
間に電圧を印加してコロナ放電を起こしてレーザガスに
予備電離を起こさせるエキシマレーザ用の予備電離電極
(9) において、 前記コロナバー(18)が、請求項1〜4のいずれかに記載
のコロナバー(18)であることを特徴とする予備電離電極
(9) 。 - 【請求項6】 中空の絶縁材料のチューブで形成された
コロナバー(18)と、 その内部に設けられた第1予備電離電極(6) と、 外周部に設けられた第2予備電離電極(7) とを備え、 前記第1予備電離電極(6) と第2予備電離電極(7) との
間に電圧を印加してコロナ放電を起こしてレーザガスに
予備電離を起こさせるエキシマレーザ用の予備電離電極
(9) において、 前記コロナバー(18)が、請求項3に記載のコロナバー(1
8)であって、 前記コロナバー(18)の中央付近で前記第1予備電離電極
(6) から導体(16)を突出させ、この導体(16)と高電圧を
印加又は導体(16)を接地するためのパルス電圧源(4) と
を電気的に接続していることを特徴とする予備電離電極
(9) 。 - 【請求項7】 中空の絶縁材料のチューブで形成された
コロナバー(18)と、 その内部に設けられた第1予備電離電極(6) と、 外周部に設けられた第2予備電離電極(7) とを備え、 前記第1予備電離電極(6) と第2予備電離電極(7) との
間に電圧を印加してコロナ放電を起こしてレーザガスに
予備電離を起こさせるエキシマレーザ用の予備電離電極
(9) において、 前記コロナバー(18)が、請求項3に記載のコロナバー(1
8)であって、 複数個の前記コロナバー(18)と、 各コロナバー(18)の中央部から長手方向に離れた場所で
突出した導体(16)をそれぞれ有し、かつ各導体(16)に高
電圧を印加又は導体(16)を接地するためのパルス電圧源
(4) が電気的に接続される複数の前記第1予備電離電極
(6) とを備えるとともに、 前記複数のコロナバー(18)を、前記各導体(16)が互いに
対向しないように、かつ長手方向に向かい合って配置し
ていることを特徴とする予備電離電極(9) 。 - 【請求項8】 中空の絶縁材料のチューブで形成された
コロナバー(18)と、 その内部に設けられた第1予備電離電極(6) と、 外周部に設けられた第2予備電離電極(7) とを備え、 前記第1予備電離電極(6) と第2予備電離電極(7) との
間に電圧を印加してコロナ放電を起こしてレーザガスに
予備電離を起こさせるエキシマレーザ用の予備電離電極
(9) において、 前記コロナバー(18)が請求項1又は2に記載のコロナバ
ーであって、 このコロナバー(18)を複数個備え、 それぞれのコロナバー(18)が、前記封止した端部が互い
に対向しないように、かつ長手方向に向かい合って配置
されたことを特徴とする予備電離電極(9) 。 - 【請求項9】 中空の絶縁材料のチューブで形成された
コロナバー(18)と、 その内部に設けられた第1予備電離電極(6) と、 外周部に設けられた第2予備電離電極(7) とからなる予
備電離電極(9) を備え、 前記第1予備電離電極(6) と第2予備電離電極(7) との
間に電圧を印加してコロナ放電を起こしてレーザガスに
予備電離を起こさせるエキシマレーザ装置において、 前記予備電離電極(9) が、請求項5〜8のいずれかに記
載の予備電離電極(9)であることを特徴とするエキシマ
レーザ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9348596A JPH11168254A (ja) | 1997-12-03 | 1997-12-03 | コロナバー,予備電離電極及びエキシマレーザ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9348596A JPH11168254A (ja) | 1997-12-03 | 1997-12-03 | コロナバー,予備電離電極及びエキシマレーザ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11168254A true JPH11168254A (ja) | 1999-06-22 |
Family
ID=18398076
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9348596A Pending JPH11168254A (ja) | 1997-12-03 | 1997-12-03 | コロナバー,予備電離電極及びエキシマレーザ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11168254A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010010553A (ja) * | 2008-06-30 | 2010-01-14 | Gigaphoton Inc | 高繰返し高出力エキシマレーザー装置 |
-
1997
- 1997-12-03 JP JP9348596A patent/JPH11168254A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010010553A (ja) * | 2008-06-30 | 2010-01-14 | Gigaphoton Inc | 高繰返し高出力エキシマレーザー装置 |
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