JPH11169251A - 角度調節具及び椅子 - Google Patents

角度調節具及び椅子

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JPH11169251A
JPH11169251A JP34550597A JP34550597A JPH11169251A JP H11169251 A JPH11169251 A JP H11169251A JP 34550597 A JP34550597 A JP 34550597A JP 34550597 A JP34550597 A JP 34550597A JP H11169251 A JPH11169251 A JP H11169251A
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JP
Japan
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rotation
lever
rod
support portion
support
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JP34550597A
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Yoshinobu Yamashita
善伸 山下
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Original Assignee
Individual
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 座体に設ける肘掛け部分をクッション材で分
厚く被覆でき、表皮を縫製加工して豪華さを有する構成
とすることができ、しかも、調節レバーを容易に取付け
及び取外しすることができるようにする。 【解決手段】 回転拘束体4を動作させて第1及び第2
部材1,2の相対回転角度を調節する調節レバー7が、
支持部7aと、該支持部7aから回動中心線の長さ方向
へ延びる第1杆部7bと、該第1杆部7bの先端部から
第1杆部7bと交差する方向へ延びる第2杆部7cと、
支持部7aから回動中心線と交差する方向へ突出して第
2杆部7cの操作力を回転拘束体4へ伝達する突起7e
とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として背凭れ体
の座体に対する角度を調節可能とした角度調節具及び該
角度調節具を備えた座椅子などの椅子に関する。
【0002】
【従来の技術】座椅子は、座体に対する角度を調節可能
に連結された背凭れ体の連結部にラチェット機構を設け
て、リクライニングが可能に構成されている。また、こ
のラチェット機構が設けられた座椅子には、座体に肘掛
けが設けたものも知られている。ところが、ラチェット
機構が設けられた座椅子は、座体側に倒した背凭れ体を
起こすときにのみ該背凭れ体の角度を調節することがで
きるものであるから、一方向への角度調節しか行うこと
ができないという不具合があつた。
【0003】そこで、背凭れ体の座体との連結部に、座
体及び背凭れ体の一方に固定した第1部材と他方に固定
して第1部材と相対回転可能に連結する第2部材との相
対回転を拘束/解放する回転拘束体と、該回転拘束体を
動作させて背凭れ体の角度を調節する調節レバーとを備
えたレバー式の角度調節具を装着した座椅子がある。
【0004】このレバー式の角度調節具を装着した座椅
子にあっては、座体に着座した使用者が座体の後側部に
延ばした手で調節レバーを操作することにより、背凭れ
体の角度を自由に調節することができる。
【0005】ところで、レバー式の角度調節具を装着し
た座椅子に肘掛けを設ける場合、該肘掛けは、背凭れ体
又は座体に設けることになるが、背凭れ体に設けた場
合、背凭れ体とともに肘掛けが移動することになり、肘
掛けの位置が安定しないのである。この場合、肘掛けの
背凭れ体側端部を背凭れ体に枢支し、肘掛けの前端部と
座体との間に揺動可能な支持杆を設けることにより、肘
掛けの安定性を良好にできるのであるが、肘掛けの支持
構造が複雑であり、コスト高となる。このため、肘掛け
は、着座する使用者の荷重により移動が拘束される座体
に設けるのが好ましい。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、レバー式の
角度調節具を装着した座椅子の肘掛けを座体に設けて、
該肘掛け部分を、クッション材で分厚く被覆し、皮革な
どの表皮を縫製加工して豪華さを有する構成とした場
合、前記調節レバーが邪魔になって、前記クッション材
の取付け及び表皮の縫製加工を行うことができなかった
のである。従って、少なくとも肘掛けに豪華さを有する
座椅子は作ることができなかったのである。
【0007】本発明は、上述のような事情に鑑みてなさ
れたものであり、調節レバーを、支持部と、該支持部か
ら回動中心線の長さ方向へ延びる第1杆部と、該第1杆
部から第1杆部と交差する方向へ延びる第2杆部と、支
持部から突出して第2杆部の操作力を回転拘束体へ伝達
する突起とを備えた構成とすることにより、座体に設け
る肘掛け部分をクッション材で分厚く被覆でき、表皮を
縫製加工して豪華さを有する構成とすることができ、し
かも、調節レバーを容易に取付け及び取外しすることが
できる角度調節具及び椅子を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1発明に係る角度調節
体は、相対回転が自在に連結された第1及び第2部材の
相対回転を拘束/解放する回転拘束体と、該回転拘束体
を動作させて第1部材と第2部材との角度を調節する調
節レバーとを備えた角度調節具において、前記調節レバ
ーは、前記第1及び第2部材の一方に回動自在に支持さ
れた支持部と、該支持部から回動中心線の長さ方向へ延
びる第1杆部と、該第1杆部から第1杆部と交差する方
向へ延びる第2杆部と、支持部から回動中心線と交差す
る方向へ突出して第2杆部の操作力を回転拘束体へ伝達
する突起とを備えていることを特徴とする。
【0009】第5発明に係る椅子は、座体及び背凭れ体
の一方に固定された第1部材と他方に固定して第1部材
と相対回転可能に連結する第2部材との相対回転を拘束
/解放する回転拘束体と、該回転拘束体を動作させて第
1部材と第2部材との角度を調節する調節レバーとを備
えた椅子において、前記座体には肘掛けが設けてあり、
前記調節レバーは、前記第1及び第2部材の一方に回動
自在に支持された支持部と、該支持部から回動中心線の
長さ方向へ延びる第1杆部と、該第1杆部から第1杆部
と交差する方向へ延びる第2杆部と、支持部から回動中
心線と交差する方向へ突出する突起とを備えていること
を特徴とする。
【0010】第1発明及び第5発明にあっては、調節レ
バーが、支持部と、該支持部から回動中心線の長さ方向
へ延びる第1杆部と、該第1杆部から第1杆部と交差す
る方向へ延びる第2杆部と、支持部から突出する突起と
を備えているから、座体に設けた肘掛け部分をクッショ
ン材で分厚く被覆し、表皮を縫製加工して豪華さを有す
る構成とした場合においても、第1杆部をクッション材
に埋め、第2杆部を、肘掛け部分に対し側方位置に配置
することができる。従って、クッション材の取付け及び
表皮の縫製加工を、調節レバーによる影響が少ない状態
で容易に行うことができるのであり、さらに、調節レバ
ーを、肘掛けを被覆するクッション材による影響が少な
い状態で容易に操作することができる。また、支持部の
回動中心から突起の頂点までの距離と、支持部から第2
杆部端縁までの距離との比率を大きくすることができる
から、角度調節に必要に操作力を小さくすることがで
き、小さな操作力で容易に角度調節することができる。
【0011】第2発明に係る角度調節具及び第6発明に
係る椅子は、前記調節レバーの支持部が、該支持部が支
持された部材に対し回動中心線の長さ方向へ移動可能で
あり、該支持部と当接して支持部の移動を拘束する拘束
ばねが前記部材に設けてあることを特徴とする。
【0012】第2発明及び第6発明にあっては、第1及
び第2部材の一方から調節レバーを取外した状態で、第
1及び第2部材を座体、背凭れ体に取付けたあと、調節
レバーの支持部を移動させることにより、該支持部に拘
束ばねが当接して、支持部の移動を拘束することができ
るから、換言すると、調節レバーを、第1及び第2部材
とは別個に取付けることができるから、肘掛けを座体に
設け、該肘掛け部分を、座体及び背凭れ体とともにクッ
ション材で分厚く被覆し、表皮を縫製加工して豪華さを
有する構成とした場合においても、肘掛け部分をクッシ
ョン材で被覆し、縫製加工をした後で調節レバーを取付
けることができる。従って、表皮の縫製加工をより一層
容易に行うことができ、コストを低減できる。
【0013】第3発明に係る角度調節具及び第7発明に
かかる椅子は、回転拘束体と調節レバーの支持部との間
に、前記突起と係合して調節レバーの操作力を回転拘束
体へ伝達する伝達レバーが設けてあることを特徴とす
る。
【0014】第3発明及び第7発明にあっては、前記伝
達レバーを、第1及び第2部材と回転拘束体と調節レバ
ーとを備えた既存の角度調節具の調節レバーとして利用
することができるから、既存の角度調節具に、支持部、
第1杆部、第2杆部及び突起を備えた一つの調節レバー
を取付けるだけの簡単な構造及び取付作業により角度調
節具及び椅子を構成することができ、コストをさらに低
減できる。
【0015】第4発明に係る角度調節具は、相対回転が
自在に連結された第1及び第2部材の相対回転を拘束/
解放する回転拘束体と、該回転拘束体を動作させて第1
部材と第2部材との角度を調節する調節レバーとを備え
た角度調節具において、前記調節レバーは、前記第1及
び第2部材の一方に回動自在であり、回動中心線の長さ
方向へ移動可能に支持された支持部と、該支持部から回
動中心線の長さ方向へ延びる第1杆部と、該第1杆部か
ら第1杆部と交差する方向へ延びる第2杆部と、支持部
から回動中心線と交差する方向へ突出する突起とを備て
おり、該突起と係合して調節レバーの操作力を回転拘束
体へ伝達する伝達レバー、及び支持部と当接して支持部
の移動を拘束する拘束ばねが設けてあることを特徴とす
る。
【0016】第8発明に係る椅子は、座体及び背凭れ体
の一方に固定された第1部材と他方に固定して第1部材
と相対回転可能に連結する第2部材との相対回転を拘束
/解放する回転拘束体と、該回転拘束体を動作させて第
1部材と第2部材との角度を調節する調節レバーとを備
えた椅子において、前記座体には肘掛けが設けてあり、
前記調節レバーは、前記第1及び第2部材の一方に回動
自在であり、回動中心線の長さ方向へ移動可能に支持さ
れた支持部と、該支持部から回動中心線の長さ方向へ延
びる第1杆部と、該第1杆部から第1杆部と交差する方
向へ延びる第2杆部支持部から回動中心線と交差する方
向へ突出する突起とを備えており、該突起と係合して調
節レバーの操作力を回転拘束体へ伝達する伝達レバー、
及び支持部と当接して支持部の移動を拘束する拘束ばね
を設けてあることを特徴とする。
【0017】第4発明及び第8発明にあっては、座体に
設けた肘掛け部分をクッション材で分厚く被覆し、表皮
を縫製加工して豪華さを有する構成とした場合において
も、調節レバーを、クッション材の取付及び縫製加工の
後で取付けることができ、さらに、肘掛け部分に対し側
方位置に配置することができる。従って、表皮の縫製加
工を、調節レバーによる影響がない状態で容易に行うこ
とができ、さらに、調節レバーを、肘掛けを被覆するク
ッション材による影響が少ない状態で容易に操作するこ
とができる。また、前記伝達レバーを、第1及び第2部
材と回転拘束体と調節レバーとを備えた既存の角度調節
具の調節レバーとして利用することができるから、既存
の角度調節具に、支持部、第1杆部、第2杆部及び突起
を備えた一つの調節レバーを取付けるだけの簡単な構造
及び取付作業により角度調節具及び椅子を構成すること
ができ、コストをさらに低減できる。また、支持部の回
動中心から突起の頂点までの距離と、支持部から第2杆
部端縁までの距離との比率を大きくすることができるか
ら、角度調節に必要に操作力を小さくすることができ、
小さな操作力で容易に角度調節することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下本発明をその実施の形態を示
す図面に基づき具体的に説明する。図1は本発明の角度
調節具を示す斜視図、図2は調節レバー部分のみの分解
斜視図、図3は調節レバーの支持部分の縦断面図、図4
は調節レバーの中間部を切断した状態の正面図、図5は
角度調節具を座椅子に装着した状態の断面図、図6は角
度調節具の背面図、図7は座椅子の側面図、図8は座椅
子の正面図である。
【0019】この角度調節具Aは、一端部に非円形の貫
通孔1a及び該貫通孔1aを中心とする複数の歯1bが
設けられた第1部材1と、該第1部材1の貫通孔1aに
対応する円形の貫通孔(図示せず)が一端部に設けら
れ、これら貫通孔に挿入する連結軸3を介して第1部材
1と相対回転が自在に連結された第2部材2と、該第2
部材2の他端部に移動可能に支持され、前記歯1bと係
合して第1及び第2部材1,2の相対回転を拘束する板
状の回転拘束体4と、該回転拘束体4を移動案内する断
面略コ字形の案内体5と、該案内体5及び前記回転拘束
体4間に介在させて、回転拘束体4を常時前記歯1bに
向けて付勢する付勢ばね6と、前記回転拘束体4を移動
させて第1部材1と第2部材2との角度を調節する調節
レバー7とを備えている。
【0020】第1部材1と連結軸3とは一体回転可能と
し、該連結軸3と第2部材2との間に、図1に示すよう
に第1部材1と第2部材2との角度が小さくなる方向
(図1矢印X方向)へ第1部材1を付勢する渦巻ばね8
を介装している。
【0021】第2部材2の他端部であり、前記案内体5
の近傍の一側には、枢支軸9を介して板状の伝達レバー
10の中間部を回動可能に支持し、該伝達レバー10の
一端部に、前記回転拘束体4に設ける長円形の係合孔4
aに突入して係合する伝動ピン10aを設けている。ま
た、伝達レバー10の他端部は、前記調節レバー7の支
持部へ向けて延び、後記する突起と当接することによ
り、枢支軸9を中心として回動し、回転拘束体4を付勢
ばね6に抗して移動させるようにしている。
【0022】第2部材2の他端部の底面には略U字形の
受体11を溶接などの固定手段により固定して、該受体
11の第1及び第2対向片11a,11b間に前記調節
レバー7を回動自在に支持している。
【0023】この調節レバー7は、1本の棒部材を用い
てなり、その長さ方向一端部にあって、前記受体11の
対向片11a,11b間に回動自在に支持する杆状の支
持部7aと、該支持部7aから回動中心線の長さ方向へ
延びる第1杆部7bと、該第1杆部7bの先端から屈曲
して、第1杆部7bと交差する方向へ延びる第2杆部7
cとを備え、該第2杆部7cの先端部にキャップ7dを
設けている。
【0024】支持部7aは、第1杆部7bと反対側の端
部を棒部材の径よりも広幅となるように扁平状に変形さ
せて回動中心線と交差する方向へ突出する突起7eを形
成し、該突起7eの一端面を切欠いて当接面7f及び該
当接面7fに対し突出する突軸部7gを設けている。ま
た、支持部7aの第1杆部7bとの境界部には環状の拘
束溝71を設け、該拘束溝71に、二つの平坦面71
a,71aを周方向に等間隔で設けている。
【0025】前記受体11の第1対向片11aには、前
記支持部7aの突軸部7gを支持する支持孔11cが設
けられ、第2対向片11bには、突起7eとともに前記
支持部7aを挿入する長孔11dを設けて、これら長孔
11d及び支持孔11cに支持部7aを回転自在に支持
している。また、第2対向片11bの長孔11dの長さ
方向一側には、長孔11dに沿って延び、前記支持部7
aの拘束溝71に係合して支持部7aの移動を拘束する
長円形の拘束ばね12が取付ねじ13により着脱可能に
取付けられている。
【0026】以上の如く構成した角度調節具Aは、図
7、図8に示す如く座体20の両側部に2本の受止杆2
3,23を介して肘掛け21を固定状に設けた座椅子B
に装着する。つまり、調節レバー7を第2部材2から取
外した状態で、座体20の後端部一側に第2部材2を固
定し、背凭れ体22の一側に第1部材1を固定する。
【0027】調節レバー7の取外しは、第2杆部7cを
把持して第1杆部7bを強制的に引張ることにより、拘
束溝71に係合する拘束ばね12が弾性変形し、該拘束
溝71の拘束ばね12との係合が離脱することになり、
支持部7aを支持孔11c及び長孔11dから抜き出す
ことができる。
【0028】そして、肘掛け21部分及び角度調節具A
の第1部材1と第2部材2とを、座体20及び背凭れ体
22とともにクッション材24で分厚く被覆し、該クッ
ション材24に、調節レバー7の支持部7a及び第1杆
部7bを挿入するための一つの挿入孔を設けた後、前記
クッション材24を、該クッション材24の挿入孔と対
応する一つの挿入孔が予め設けられた皮革などの表皮2
5で被覆し、該表皮25を縫製加工して豪華さを有する
構成とする。
【0029】この縫製加工の後で、調節レバー7の支持
部7a及び第1杆部7bを、表皮25及びクッション材
24の挿入孔に挿入することにより、調節レバー7を取
付けることができる。この場合、前記各挿入孔に挿入さ
れた調節レバー7は、支持部7aが突起7eとともに拘
束ばね12の内側及び受体11の長孔11dに挿入さ
れ、さらに突軸部7gが支持孔11cに挿入されること
により、当接面7fが第1対向片11aと当接し、さら
にこの当接とほぼ同時に拘束ばね12が拘束溝71と係
合して支持部7aの移動が拘束され、調節レバー7を回
動自在に装着することができ、支持部7aの抜け出しを
防止することができ、調節レバー7を確実に取付けるこ
とができる。
【0030】このように取付けた調節レバー7の第2杆
部2cは、肘掛け21部分に対し側方位置に配置するこ
とができるから、調節レバー7を、肘掛け21を被覆す
るクッション材24による影響が少ない状態で容易に操
作することができる。
【0031】この調節レバー7を、第2杆部7cのキャ
ップ7dを把持して回動操作することにより、支持部7
aの突起7eが回動し、該突起7eが伝達レバー10と
当接して、該伝達レバー10を、枢支軸9を中心として
回動させる。この伝達レバー10の回動に伴い、回転拘
束体4が付勢ばね6に抗して移動し、該回転拘束体4の
歯1bとの係合が離脱する。従って、座体20に着座す
る使用者が渦巻ばね8に抗して背凭れ体22に荷重を掛
けることにより、座体20との相対角度を大きく調節す
ることができ、また、背凭れ体22に掛けている荷重を
小さくすることにより、渦巻ばね8の力により背凭れ体
22が回動し、座体20との角度を小さく調節すること
ができる。
【0032】また、支持部7aには第2杆部の操作力を
回転拘束体4へ伝達する突起7eを設けているため、調
節レバー7の操作を解放した場合、回転拘束体4を付勢
する付勢ばね6の力が伝達レバー10に作用して該伝達
レバー10を回動させることになり、この回動力が突起
7eに作用して調節レバー7を、操作開始位置へ復帰さ
せる。また、支持部7aの拘束溝71には平坦面71
a,71aを設けているため、前記調節レバー7が操作
開始位置へ復帰したとき、拘束ばね12が拘束溝71の
平坦面71aと接触して調節レバー7を操作開始位置に
保持することができる。従って、新たに調節レバー7を
操作する場合、この調節レバー7を操作開始位置から操
作することができ、座椅子Bの角度調節を容易に行うこ
とができる。
【0033】調節レバー7は、支持部7aの回動中心か
ら突起7eの頂点までの距離と、支持部7aから第2杆
部7c端縁までの距離との比率を大きくすることができ
るから、角度調節に必要に操作力を小さくすることがで
き、小さな操作力で容易に角度調節することができる。
【0034】また、回転拘束体4と調節レバー7の支持
部7aとの間に、突起7eと係合して調節レバー7の操
作力を回転拘束体4へ伝達する伝達レバー10を設けて
いるから、該伝達レバー10を、第1及び第2部材と回
転拘束体と調節レバーとを備えた既存の角度調節具の調
節レバーとして利用することができる。このため、既存
の角度調節具に、支持部7a、第1杆部7b、第2杆部
7c及び突起7eを備えた一つの調節レバー7を取付け
るだけの簡単な構造及び作業により角度調節具A及び椅
子Bを構成することができ、コストを低減できる。
【0035】また、肘掛け21は、図7、図8に示すよ
うに座体20に設けてあるから、背凭れ体22の角度調
節に関係なく、肘掛け21の安定性を良好にでき、ま
た、肘掛け21の支持構造を簡単にでき、コストを低減
できる。
【0036】尚、以上説明した実施の形態では、調節レ
バー7を、第1及び第2部材1,2の一方に対し着脱可
能に構成したが、この調節レバー7は、着脱ができない
構成としてもよい。この場合においても、調節レバー7
の第1杆部7bをクッション材24に埋め、第2杆部2
cを、肘掛け21部分に対し側方位置に配置することが
できるから、表皮25の縫製加工を、調節レバー7によ
る影響が少ない状態で容易に行うことができる。
【0037】また、以上説明した実施の形態では、回転
拘束体4と調節レバー7の支持部7aとの間に、突起7
eと係合して調節レバー7の操作力を回転拘束体4へ伝
達する伝達レバー10を設けたが、その他、前記伝達レ
バー10をなくし、代わりに、前記回転拘束体4に、前
記突起7eと係合する係合部を設けて、調節レバー7の
操作力を回転拘束体4に直接伝達するように構成しても
よい。また、本発明に係る角度調節具は、座椅子に装着
する他、座椅子以外の椅子に装着することもできる。ま
た、本発明に係る椅子は、座椅子である他、座椅子以外
の椅子であってもよい。
【0038】
【発明の効果】第1発明に係る角度調節具及び第4発明
に係る椅子によれば、座体に設けた肘掛け部分をクッシ
ョン材で分厚く被覆し、表皮を縫製加工して豪華さを有
する構成とした場合においても、調節レバーの第1杆部
をクッション材に埋め、第2杆部を、肘掛け部分に対し
側方位置に配置することができるから、クッション材の
取付け及び表皮の縫製加工を、調節レバーによる影響が
少ない状態で容易に行うことができるのであり、さら
に、調節レバーを、肘掛けを被覆するクッション材によ
る影響が少ない状態で容易に操作することができる。ま
た、支持部の回動中心から突起の頂点までの距離と、支
持部から第2杆部端縁までの距離との比率を大きくする
ことができるから、角度調節に必要に操作力を小さくす
ることができ、小さな操作力で容易に角度調節すること
ができる。
【0039】第2発明に係る角度調節具及び第6発明に
係る椅子によれば、調節レバーを、第1及び第2部材と
は別個に取付けることができるから、肘掛けを座体に設
け、該肘掛け部分を、座体及び背凭れ体とともにクッシ
ョン材で分厚く被覆し、表皮を縫製加工して豪華さを有
する構成とした場合においても、肘掛け部分をクッショ
ン材で被覆し、縫製加工をした後で調節レバーを取付け
ることができる。従って、表皮の縫製加工をより一層容
易に行うことができ、コストを低減できる。
【0040】第3発明に係る角度調節具及び第7発明に
かかる椅子によれば、伝達レバーを、第1及び第2部材
と回転拘束体と調節レバーとを備えた既存の角度調節具
の調節レバーとして利用することができるから、既存の
角度調節具に、支持部、第1杆部、第2杆部及び突起を
備えた一つの調節レバーを取付けるだけの簡単な構造及
び取付作業により角度調節具及び椅子を構成することが
でき、コストをさらに低減できる。
【0041】第4発明に係る角度調節具及び第8発明に
かかる椅子によれば、座体に設けた肘掛け部分をクッシ
ョン材で分厚く被覆し、表皮を縫製加工して豪華さを有
する構成とした場合においても、調節レバーを、クッシ
ョン材の取付け及び縫製加工の後で取付けることがで
き、さらに、肘掛け部分に対し側方位置に配置すること
ができる。従って、表皮の縫製加工を、調節レバーによ
る影響がない状態で容易に行うことができ、さらに、調
節レバーを、肘掛けを被覆するクッション材による影響
が少ない状態で容易に操作することができる。また、前
記伝達レバーを、第1及び第2部材と回転拘束体と調節
レバーとを備えた既存の角度調節具の調節レバーとして
利用することができるから、既存の角度調節具に、支持
部、第1杆部、第2杆部及び突起を備えた一つの調節レ
バーを取付けるだけの簡単な構造及び取付作業により角
度調節具及び椅子を構成することができ、コストをさら
に低減できる。また、支持部の回動中心から突起の頂点
までの距離と、支持部から第2杆部端縁までの距離との
比率を大きくすることができるから、角度調節に必要に
操作力を小さくすることができ、小さな操作力で容易に
角度調節することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る角度調節具の斜視図である。
【図2】 本発明に係る角度調節具の調節レバー部分の
みの分解斜視図である。
【図3】 本発明に係る角度調節具の調節レバーの支持
部分の縦断面図である。
【図4】 本発明に係る角度調節具の調節レバーの中間
部を切断した状態の正面図である。
【図5】 本発明に係る角度調節具を座椅子に装着した
状態の断面図である。
【図6】 本発明に係る角度調節具の背面図である。
【図7】 本発明に係る座椅子の側面図である。
【図8】 本発明に係る座椅子の正面図である。
【符号の説明】
1 第1部材 2 第2部材 4 回転拘束体 7 調節レバー 7a 支持部 7b 第1杆部 7c 第2杆部 7e 突起 71 拘束溝 10 伝達レバー 12 拘束ばね A 角度調節具 B 座椅子 20 座体 21 肘掛け 22 背凭れ体

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相対回転が自在に連結された第1及び第
    2部材の相対回転を拘束/解放する回転拘束体と、該回
    転拘束体を動作させて第1部材と第2部材との角度を調
    節する調節レバーとを備えた角度調節具において、前記
    調節レバーは、前記第1及び第2部材の一方に回動自在
    に支持された支持部と、該支持部から回動中心線の長さ
    方向へ延びる第1杆部と、該第1杆部から第1杆部と交
    差する方向へ延びる第2杆部と、支持部から回動中心線
    と交差する方向へ突出して第2杆部の操作力を回転拘束
    体へ伝達する突起とを備えることを特徴とする角度調節
    具。
  2. 【請求項2】 前記調節レバーの支持部は、該支持部が
    支持された部材に対し回動中心線の長さ方向へ移動可能
    であり、該支持部と当接して支持部の移動を拘束する拘
    束ばねが前記部材に設けてある請求項1記載の角度調節
    具。
  3. 【請求項3】 前記回転拘束体と前記支持部との間に、
    前記突起と係合して調節レバーの操作力を回転拘束体へ
    伝達する伝達レバーが設けてある請求項1又は請求項2
    記載の角度調節具。
  4. 【請求項4】 相対回転が自在に連結された第1及び第
    2部材の相対回転を拘束/解放する回転拘束体と、該回
    転拘束体を動作させて第1部材と第2部材との角度を調
    節する調節レバーとを備えた角度調節具において、前記
    調節レバーは、前記第1及び第2部材の一方に回動自在
    であり、回動中心線の長さ方向へ移動可能に支持された
    支持部と、該支持部から回動中心線の長さ方向へ延びる
    第1杆部と、該第1杆部から第1杆部と交差する方向へ
    延びる第2杆部と、支持部から回動中心線と交差する方
    向へ突出する突起とを備ており、該突起と係合して調節
    レバーの操作力を回転拘束体へ伝達する伝達レバー、及
    び支持部と当接して支持部の移動を拘束する拘束ばねが
    設けてあることを特徴とする角度調節具。
  5. 【請求項5】 座体及び背凭れ体の一方に固定された第
    1部材と他方に固定して第1部材と相対回転可能に連結
    する第2部材との相対回転を拘束/解放する回転拘束体
    と、該回転拘束体を動作させて第1部材と第2部材との
    角度を調節する調節レバーとを備えた椅子において、前
    記座体には肘掛けが設けてあり、前記調節レバーは、前
    記第1及び第2部材の一方に回動自在に支持された支持
    部と、該支持部から回動中心線の長さ方向へ延びる第1
    杆部と、該第1杆部から第1杆部と交差する方向へ延び
    る第2杆部と、支持部から回動中心線と交差する方向へ
    突出する突起とを備えることを特徴とする椅子。
  6. 【請求項6】 前記調節レバーの支持部は、該支持部が
    支持された部材に対し回動中心線の長さ方向へ移動可能
    であり、該支持部と当接して支持部の移動を拘束する拘
    束ばねが前記部材に設けてある請求項5記載の椅子。
  7. 【請求項7】 前記回転拘束体と前記支持部との間に、
    前記突起と係合して調節レバーの操作力を回転拘束体へ
    伝達する伝達レバーが設けてある請求項5又は請求項6
    記載の椅子。
  8. 【請求項8】 座体及び背凭れ体の一方に固定された第
    1部材と他方に固定して第1部材と相対回転可能に連結
    する第2部材との相対回転を拘束/解放する回転拘束体
    と、該回転拘束体を動作させて第1部材と第2部材との
    角度を調節する調節レバーとを備えた椅子において、前
    記座体には肘掛けが設けてあり、前記調節レバーは、前
    記第1及び第2部材の一方に回動自在であり、回動中心
    線の長さ方向へ移動可能に支持された支持部と、該支持
    部から回動中心線の長さ方向へ延びる第1杆部と、該第
    1杆部から第1杆部と交差する方向へ延びる第2杆部
    と、支持部から回動中心線と交差する方向へ突出する突
    起とを備えており、該突起と係合して調節レバーの操作
    力を回転拘束体へ伝達する伝達レバー、及び支持部と当
    接して支持部の移動を拘束する拘束ばねが設けてあるこ
    とを特徴とする椅子。
JP34550597A 1997-12-15 1997-12-15 角度調節具及び椅子 Pending JPH11169251A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008105314A1 (ja) * 2007-02-27 2008-09-04 Okamura Corporation 椅子における可動部材のロック装置
JP2008206769A (ja) * 2007-02-27 2008-09-11 Okamura Corp 椅子における操作レバーの取付構造

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