JPH11170769A - 転写具 - Google Patents

転写具

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JPH11170769A
JPH11170769A JP36202497A JP36202497A JPH11170769A JP H11170769 A JPH11170769 A JP H11170769A JP 36202497 A JP36202497 A JP 36202497A JP 36202497 A JP36202497 A JP 36202497A JP H11170769 A JPH11170769 A JP H11170769A
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tape
transfer tape
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reel
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JP36202497A
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Masahiro Yasunaga
雅博 安永
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Sakura Color Products Corp
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H37/00Article or web delivery apparatus incorporating devices for performing specified auxiliary operations
    • B65H37/002Web delivery apparatus, the web serving as support for articles, material or another web
    • B65H37/005Hand-held apparatus
    • B65H37/007Applicators for applying coatings, e.g. correction, colour or adhesive coatings

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  • Pens And Brushes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来技術の転写具は、修正箇所がケースの影
になって見えにくい。そこで修正箇所が見やすく、修正
箇所の始点と終点の確認が容易な転写具を開発する。 【解決手段】 転写ヘッド8は折れ曲がった形状であ
り、押圧部11は、ケース2に対してずれた位置にあ
る。そのため転写位置がケース1の投影部分から外れ、
転写直前や直後の転写物が見やすい。転写テープ30
は、テープ通路20,21の側面で交差して側面を乗り
越え、転写ヘッド8の当接部11に至る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、転写式修正具、蛍
光色テープ、両面粘着テープの貼り付け治具等に利用さ
れる転写具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ボールペンや万年筆等で書かれたインキ
書きの文字を修正する場合、旧来では液状の修正液が使
用され、この液状の修正液を刷毛やペン状の塗布具によ
って修正部位に塗布していた。しかしながら修正液は液
体であるため、修正部分に新たな文字を記載するには、
液の乾燥を待たねばならない不便さがあった。そこで近
年では、液状のものに代わって、転写式修正具が普及し
ている。
【0003】転写式修正具は、例えば実開平6−593
55号等に開示されたものである。図6は、従来技術の
転写式修正具の断面図を示すものであり、転写式修正具
100は、図6の様にケース101内に繰り出しリール
102と巻き取りリール103が内蔵され、そのうちの
繰り出しリール102に転写テープ106が巻き付けら
れている。そしてケース101には一部に開口が設けら
れており、当該開口部に舌状の転写ヘッド105が設け
られている。ここで、従来技術の転写式修正具100に
おいては、転写ヘッド105は、もっぱら直線状のもの
が採用されていた。
【0004】そして転写テープ106は、この転写ヘッ
ド105の部分で折り返されて、巻き取りリール103
に巻き取られている。この折り返し部分がケース101
の外部に露出している。転写式修正具100を使用する
際には、転写ヘッド105の部位を修正部位に押し当
て、転写ヘッド105によって転写テープ106を修正
部分に圧接しつつケース101を傾け、図6の矢印の方
向にずらしてゆく。その結果、繰り出しリール102か
ら転写テープ106が繰り出され、修正部位に白い塗膜
層が線状に転写される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】転写式修正具100
は、液の乾くのを待つ必要がないので、迅速に修正作業
を行うことができる利点がある。しかしながら、従来技
術の転写式修正具100は、いわゆる手暗がりとなって
修正作業の際に修正部分が見にくいという問題点があ
る。すなわち転写式修正具100は、ケース101を手
で保持して、転写ヘッド105の部位を修正部位に押し
当て、ケース101を傾け、ケース101を転写ヘッド
105の接触線に対して垂直の方向に移動させる。その
ため修正しようとする部位(転写前の部位)や転写直後
の膜は、使用者108の目から見てケース101の影と
なり、見えにくい。そのため従来技術の転写式修正具1
00では、修正しようとする部位の始点と終点の確認が
困難である。加えて転写式修正具100は、力の掛け加
減によって、塗膜層が破れたり、転写されなかったりす
ることが多く、転写直後の塗膜を確認できないのは不便
である。そこで本発明は、従来技術の上記した問題点に
注目し、転写直前や直後の転写物が見やすい転写具の開
発を課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】そして上記した課題を解
決するための請求項1記載の発明は、転写ヘッドが設け
られたケースを有し、前記ケース内には使用前の転写テ
ープが巻き付けられた繰り出しリール及び使用済みの転
写テープが巻き取られる巻き取りリールが内蔵され、繰
り出しリールの転写テープは、転写ヘッドを経由して巻
き取りリールに巻き取られる転写具において、転写ヘッ
ドは、転写テープを押圧する押圧部と、押圧部に至るテ
ープ通路を有し、該テープ通路は曲線或いは折れ線状で
あり、使用前の転写テープと使用済みの転写テープはテ
ープ通路の曲線部近傍或いは折れ線部近傍の側面部で交
差して押圧部に至っていることを特徴とする転写具であ
る。
【0007】本発明の転写具では、転写ヘッドに曲線或
いは折れ線形状のものが採用されている。そのため転写
ヘッドの先端部分、すなわち押圧部の配置について、設
計の自由度が高い。したがって、押圧部とケースとの重
なりを小さくすることができ、塗膜等の転写物が見えや
すいものとすることができる。また転写ヘッドを曲線或
いは折れ線形状とすると、転写テープを押圧部に導く方
策に苦慮するが、本発明ではテープ通路の曲線部近傍或
いは折れ線部近傍の側面で転写テープを交差させること
で解決している。すなわち本発明では、使用前の転写テ
ープと使用済みの転写テープはテープ通路の曲線部近傍
或いは折れ線部近傍の側面で交差させている。そのた
め、転写テープはテープ通路の側面を支点として方向を
変換し、繰り出しリールと押圧部及び巻き取りリールに
懸架される。
【0008】また上記した発明を具体化した請求項2に
記載の発明は、転写ヘッドは隔壁部材を有し、テープ通
路は当該隔壁部材によって仕切られた両面に構成され、
使用前の転写テープと使用済みの転写テープは、テープ
通路の側面たる隔壁部材の端面において交差しているこ
とを特徴とする請求項1に記載の転写具である。
【0009】また上記した発明を改良した請求項3に記
載の発明は、テープ通路は側面にガイド部が設けられ、
当該ガイド部は曲線部近傍或いは折れ線部近傍が欠落
し、当該欠落部分において使用前の転写テープと使用済
みの転写テープが交差していることを特徴とする請求項
1又は2に記載の転写具である。
【0010】本発明の転写具では、テープ通路の側面に
ガイド部が設けられている。そのため転写テープは、当
該ガイド部に沿って移動する。また本発明では、曲線部
近傍或いは折れ線部近傍でこのガイド部が欠落してお
り、当該欠落部分において使用前の転写テープと使用済
みの転写テープが交差している。そのため転写テープの
交差位置がずれない。
【0011】またさらに上記した発明を改良した請求項
4に記載の発明は、テープ通路の曲線部近傍或いは折れ
線部近傍の側面には邪魔部材が設けられ、使用前の転写
テープと使用済みの転写テープは当該邪魔部材を支点と
して交差していることを特徴とする請求項1乃至3のい
ずれかに記載の転写具である。
【0012】本発明の転写具では、転写ヘッドのテープ
通路の曲線部近傍或いは折れ線部近傍の側面には邪魔部
材が設けられ、使用前の転写テープと使用済みの転写テ
ープは当該邪魔部材を支点として交差している。そのた
め転写テープの交差位置がずれない。
【0013】またさらに上記した発明を改良した請求項
5に記載の発明は、テープ通路の曲線部近傍或いは折れ
線部近傍の側面部には他のテープ通路と連通する開口が
設けられ、使用前の転写テープまたは使用済みの転写テ
ープ、あるいはその両方は、当該開口を通過して交差し
ていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記
載の転写具である。
【0014】本発明の転写具では、テープ通路の曲線部
近傍或いは折れ線部近傍の側面部には開口が設けられて
おり、転写テープはこの開口を通過して交差するので、
交差位置のずれが防止されるばかりでなく、転写テープ
同士の接触が少なく、転写テープの交差がより円滑であ
る。
【0015】またさらに上記した発明を改良した請求項
6に記載の発明は、開口は二箇所に設けられ、一方の開
口に使用前の転写テープが通過し、他方の開口には使用
済みの転写テープが通過していることを特徴とする請求
項5に記載の転写具である。
【0016】本発明の転写具では、開口が二箇所設けら
れており、一方の開口に使用前の転写テープが通過し、
他方の開口には使用済みの転写テープが通過しているの
で、転写テープ同士の接触が少なく、転写テープの交差
がより円滑である。
【0017】また同様の課題を解決するための請求項7
に記載の発明は、転写ヘッドが設けられたケースを有
し、前記ケース内には使用前の転写テープが巻き付けら
れた繰り出しリール及び使用済みの転写テープが巻き取
られる巻き取りリールが内蔵され、繰り出しリールの転
写テープは、転写ヘッドを経由して巻き取りリールに巻
き取られる転写具において、転写ヘッドは転写テープを
押圧する押圧部と隔壁部材を有していて当該隔壁部材の
両面に押圧部に至るテープ通路を有し、該テープ通路は
曲線或いは折れ線状であり、テープ通路の曲線部近傍或
いは折れ線部近傍の隔壁部材には開口が設けられ、使用
前の転写テープまたは使用済みの転写テープ、あるいは
その両方は、当該開口を通過して交差して押圧部に至っ
ていることを特徴とする転写具である。
【0018】本発明の転写具では、転写ヘッドに曲線或
いは折れ線形状のものが採用されている。そのため転写
ヘッドの先端部分、すなわち押圧部の配置について、設
計の自由度が高い。したがって、押圧部とケースとの重
なりを小さくすることができ、塗膜等の転写物が見えや
すいものとすることができる。転写テープを押圧部に導
く方策は、隔壁部材には開口が設け、使用前の転写テー
プまたは使用済みの転写テープ、あるいはその両方は、
当該開口を通過して交差交差させることで解決してい
る。すなわち本発明では、転写テープはテープ通路の曲
線部近傍或いは折れ線部近傍の隔壁部材の開口部分で交
差させている。そのため、転写テープは隔壁部材の開口
部分を支点として方向を変換し、繰り出しリールと押圧
部及び巻き取りリールに懸架される。
【0019】
【発明の実施の形態】以下さらに本発明の実施形態につ
いて説明する。図1は、本発明の実施形態の塗布具の斜
視図である。図2は、図1の塗布具で採用する転写ヘッ
ドを示し、(a)はその正面図、(b)はそのA−A断
面図、(c)はそのB−B断面図、(d)はそのC−C
断面図、(e)はそのD方向矢視図、(f)はそのE方
向矢視図である。図3は、図2の転写ヘッドとその周囲
の転写テープを示す正面図である。図4は、転写ヘッド
の変形例を示し、(a)はその正面図、(b)はそのA
−A断面図、(c)はそのB方向矢視図である。図5
は、転写ヘッドのもう一つの変形例を示し、(a)はそ
の正面図、(b)はそのA−A断面図、(c)はそのB
−B断面図、(d)はそのC−C断面図、(e)はその
D方向矢視図、(f)はそのE方向矢視図である。図6
は、転写ヘッドのもう一つの変形例を示し、(a)はそ
の正面図、(b)はそのA−A断面図、(c)はそのB
−B断面図、(d)はそのC−C断面図、(e)はその
D方向矢視図、(f)はそのE方向矢視図である。図7
は、転写ヘッドのもう一つの変形例を示し、(a)はそ
の正面図、(b)はそのA−A断面図、(c)はそのB
−B断面図、(d)はそのC−C断面図、(e)はその
D方向矢視図、(f)はそのE方向矢視図である。図8
は、本発明の他の実施形態の塗布具の斜視図である。
【0020】図1において、1は、本実施形態の転写具
を示す。本実施形態の転写具1は、具体的には転写式修
正具であり、ケース2内に、繰り出しリール3と巻き取
りリール5が内蔵されている。またケース2には転写ヘ
ッド8が設けられている。
【0021】順次説明すると、本実施形態の転写具1で
は、ケース2は、ポリプロピレン等の樹脂の射出成形に
よって作られたものであり、偏平形状であって、上から
見ると略台形状をしている。
【0022】またケース2の一部に開口7が設けられ、
この開口部分には、ケース2とは別成形によって作られ
た転写ヘッド8が設けられている。
【0023】転写ヘッド8の形状構造は、本発明に特有
のものであり、詳細に説明する。転写ヘッド8は、ポリ
エチレン、ナイロン、ポリアセタールやポリプロピレン
等の樹脂の射出成形や、金属によって作られたものであ
り、図1、図2の様に略「く」の字形状をした板状の隔
壁部材10を持つ。すなわち隔壁部材10は、垂直的に
配されているが、図2の様な水平部10aと、当該水平
部10aに対して約40°程度傾いた傾斜部10bによ
って構成された折れ線形状(ブーメラン状)をしてい
る。そしてこの隔壁部材10の先端は、押圧部10とし
て機能する。押圧部11は傾斜部10bに対して垂直で
あり、全体的に見れば約50°に傾斜している。
【0024】また板状の隔壁部材10の両端面に沿って
ガイド部12,13,14,15が設けられている。ガ
イド部12,13,14,15は、板状でありいずれも
隔壁部材10の面に対して垂直方向に配されている。そ
のため転写ヘッド8の断面形状は、図2(b)(d)に
示すように「I」形をしている(折れ線部を除く)。そ
して隔壁部材10によって仕切られた両面と、ガイド部
12,13,14,15によって囲まれた「コ」の字形
の空間20,21は、テープ通路として機能する。
【0025】水平部10aの両端に設けられたガイド部
12,13は、その両端が図1の様に平行であるが、傾
斜部10bの両端に設けられたガイド部14,15は、
三角形をしている。
【0026】水平部10aと傾斜部10bのそれぞれ下
部に設けられたガイド部13,15は、水平部10aと
傾斜部10bの境目部分で繋がっている。これに対して
水平部10aと傾斜部10bのそれぞれ上部に設けられ
たガイド部12,14は、水平部10aと傾斜部10b
の境目部分から大きく離れている。すなわち水平部10
aと傾斜部10bのそれぞれ上部では、ガイド部は折れ
線部の近傍が大きく欠落している。ガイド欠落部31に
おける本体部10の上端面は、図4(b)の様に円弧状
となっている。
【0027】繰り出しリール3と巻き取りリール5は、
本実施形態では何れも回転軸を隔壁部材10の高さ方向
に対して平行に向け、横に並べて配置されている。また
繰り出しリール3と巻き取りリール5の間には、図示し
ない歯車が設けられており、繰り出しリール3と巻き取
りリール5は同期的に回転する。転写テープ30は、公
知のそれと何ら変わるものではなく、ポリエステル樹脂
等の離形性に優れたフィルムの基材に、隠蔽性に優れ、
粘着性を有する塗膜層を積層したものである。隠蔽性に
優れた塗膜層を構成する物質は、一般的には白色顔料た
る酸化チタン粉末が用いられるが、他にチタンイエロ
ー、酸化鉄、群青、コバルトブルー、酸化クロムグリー
ン、スピネルグリーン、黄鉛、クロムバーミリオン、カ
ドミウムイエロー、カドミウムレッド等の他の色の顔料
を使用する場合もある。また他にアゾレーキ系、ハンザ
系、ベンズイミダゾロン系、モノアゾ系、フタロシアニ
ン系、キナクリドン系、アンスラキノン系、イソインド
リロン系等の有機顔料も使用可能である。
【0028】そして転写テープ30は、バージンの状態
で繰り出しリール3に巻き付けられ、使用済みの転写テ
ープ30は巻き取りリール5に巻き取られる。またその
間において、繰り出しリール3から繰り出された転写テ
ープ30は、転写ヘッド8先端の押圧部11で折り返さ
れる。
【0029】本実施形態における転写テープ30の懸架
経路は、図1及び図3の通りである。すなわち転写テー
プ30は、繰り出しリール3から繰り出され、転写ヘッ
ド8の一方のテープ通路20に入る。より具体的には、
ケース2の壁と転写ヘッド8の隔壁部材10の水平部1
0aで挟まれる、図1の手前側のテープ通路20に入
る。そして転写テープ30は、隔壁部材10の水平部1
0aで構成されるテープ通路20を通り、折れ線部の凸
側のガイド欠落部31に至り、ガイド欠落部31の部位
でテープ通路20の側面(隔壁部材10の上端面)を乗
り越えて隣のテープ通路21に入る。なお、ガイド欠落
部31の隔壁部材10の上端面には、図4(b)の様に
円弧形状が形成されているので、転写テープ30がテー
プ通路20の側面(隔壁部材10の上端面)を乗り越え
る際に転写テープ30が傷むことはない。
【0030】転写テープ30は、傾斜部10bのテープ
通路21(図1,3の裏側の通路))に沿って斜め下方
向に行き、押圧部11に至る。そして転写テープ30
は、押圧部11で折り返され、テープ通路20(図1,
3の表側の通路)に沿って斜め上方向に導かれる。そし
て転写テープ30は、ガイド欠落部31の部位で先の転
写テープ30(転写テープ30の使用前の部分)の下を
潜り、先の転写テープ30と交差してテープ通路20の
側面(隔壁部材10の上端面)を乗り越え、隣のテープ
通路21に入る。さらに転写テープ30は、テープ通路
21に沿って水平に進み、巻き取りリール5に巻き取ら
れる。
【0031】次に本実施形態の転写具1の使用方法を説
明する。本実施形態の転写具1は、転写ヘッド8を紙等
に押しつけ、転写具1を移動させる。この時、本実施形
態の転写具1では、転写ヘッド8は折れ曲がった形状で
あり、押圧部11は、ケース2に対してずれた位置にあ
る。そのため転写位置がケース1の投影部分から外れ
る。従って本実施形態の転写具1によると、転写直前や
直後の転写物が見やすい。
【0032】また転写テープ30は、テープ通路20,
21の側面で交差して側面を乗り越えているが、当該交
差位置は、ガイド欠落部31であるため、テープの交差
位置はガイド欠落部31の両端にあるガイド12,14
によって規制され、ずれることはない。また転写テープ
30の交差位置のずれを防止する他の方策としては、図
4に示す転写ヘッド40の様に、テープ通路20,21
の折れ線部近傍の側面に、ピン状の邪魔部材41を設け
る構成も可能である。図4に示す転写具40の他の部位
の構成は、前述した転写ヘッド8と同一であるので、同
一の部位に同一の番号を付して重複した説明を省略す
る。
【0033】また他に、図5に示す転写ヘッド50の様
に、テープ通路20,21の折れ線部近傍に、隔壁部材
10を貫通して、テープ通路20,21同士を連通する
開口51を設け、使用前の転写テープ30だけを隔壁部
材10の上端面を乗り越えさせ、使用済みの転写テープ
30は開口51を経て隣のテープ通路21側に移動させ
る方策も可能である。なお、開口51の下面側は、転写
テープ30が傷まないように円弧形状とすることが望ま
しい。転写ヘッド50の構成では、使用前の転写テープ
と使用済みの転写テープは開口51によって立体的に交
差するので、使用前の転写テープと使用済みの転写テー
プは交差部分で接しない。また転写テープ30が開口5
1内に入れられるので、転写テープ30がずれない。
【0034】また隔壁部材10の開口51に、使用前後
の転写テープ30双方を連通させ、当該開口51内で転
写テープ30を交差させる方策も可能である。開口51
内で転写テープを交差させる場合には、ガイド欠落部3
1を設ける必要はない。図6に示した転写ヘッド60
は、開口51内で転写テープ30を交差させる場合に推
奨される構成を示すものであり、隔壁部材10上端の折
れ線部近傍にもガイド部材61が設けられている。図6
に示した転写ヘッド60は、折れ線部近傍にもガイド部
材61が設けられているので、当該部分の剛性が高い。
【0035】さらに図7に示した転写ヘッド70の様
に、開口51,71を二箇所設ける構成も可能である。
転写ヘッド70では、使用前の転写テープ30は、上側
の開口51を通過させてテープ通路20からテープ通路
21に移動させ、使用後の転写テープ30については、
下側の開口71を通過させてテープ通路21からテープ
通路20に移動させる。本実施形態の転写ヘッド70を
採用する場合には、使用前後の転写テープ30がいずれ
も開口51,71によって保持されるので、転写テープ
30の交差位置がずれない。また転写テープ30は交差
位置で接しないので、転写テープ30の傷みも少ない。
【0036】また図1に示した実施形態では、繰り出し
リール3と巻き取りリール5は、本実施形態では何れも
回転軸を隔壁部材10の高さ方向に対して平行に向け、
横に並べて配置された構成を例示したが、本発明はリー
ルの配置にこだわらない。すなわち、図8に示すように
繰り出しリール3と巻き取りリール5を隔壁部10に対
して垂直に配置した縦形のケース81を有するものであ
ってもよい。
【0037】以上説明した実施形態では、転写ヘッドは
いずれも折れ線状のものを例示したが、より婉曲な曲が
り方をした曲線状の転写ヘッドにも本発明は適用可能で
ある。
【0038】また以上の実施形態は、いずれも本発明の
転写具を転写式修正具に応用した例を示すものである
が、本発明の用途は転写式修正具に限定されるものでは
なく、他に蛍光テープや両面粘着テープの貼り付け治具
等にも応用可能である。なお蛍光テープには、ラインマ
ーカの代わりとして使用されるものが実用化されてお
り、この蛍光テープの転写にも本発明の転写具が採用で
きる。ラインマーカの代わりとして使用される蛍光テー
プは、先の実施例で説明した塗膜層の代わりに、透明性
を有する蛍光顔料層を設けたものであり、フィルムの基
材から蛍光顔料を含んだ塗膜層を剥離して転写するもの
である。また他に、基材とは別途に透明な蛍光フィルム
層を有し、基材からフィルム層と蛍光フィルム層を剥離
するものもある。また両面粘着テープは、離型紙層に糊
層が積層されたものであり、離型紙層から糊層を剥離し
て転写するものが知られている。
【0039】
【発明の効果】本発明の転写具は、転写ヘッドに曲線或
いは折れ線形状のものが採用されているので、押圧部の
配置の自由度が高い。したがって、押圧部とケースとの
重なりを小さくすることができ、塗膜等の転写物が見え
やすいものとすることができる効果がある。また本発明
の転写具は、テープ通路の曲線部近傍或いは折れ線部近
傍の側面で転写テープを交差させることにより、転写テ
ープを円滑に移動させることができる。
【0040】特に請求項2,3,4,5,6及び7に記
載の転写具では、転写テープの交差位置ずれが防止さ
れ、転写テープの移動はより円滑である。
【0041】さらに請求項4,5,6及び7に記載の転
写具では、転写テープ同士の接触が少なく、転写テープ
の移動はさらに円滑である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の塗布具の斜視図である。
【図2】図1の塗布具で採用する転写ヘッドを示し、
(a)はその正面図、(b)はそのA−A断面図、
(c)はそのB−B断面図、(d)はそのC−C断面
図、(e)はそのD方向矢視図、(f)はそのE方向矢
視図である。
【図3】図2の転写ヘッドとその周囲の転写テープを示
す正面図である。
【図4】転写ヘッドの変形例を示し、(a)はその正面
図、(b)はそのA−A断面図、(c)はそのB方向矢
視図である。
【図5】転写ヘッドのもう一つの変形例を示し、(a)
はその正面図、(b)はそのA−A断面図、(c)はそ
のB−B断面図、(d)はそのC−C断面図、(e)は
そのD方向矢視図、(f)はそのE方向矢視図である。
【図6】転写ヘッドのもう一つの変形例を示し、(a)
はその正面図、(b)はそのA−A断面図、(c)はそ
のB−B断面図、(d)はそのC−C断面図、(e)は
そのD方向矢視図、(f)はそのE方向矢視図である。
【図7】転写ヘッドのもう一つの変形例を示し、(a)
はその正面図、(b)はそのA−A断面図、(c)はそ
のB−B断面図、(d)はそのC−C断面図、(e)は
そのD方向矢視図、(f)はそのE方向矢視図である。
【図8】本発明の他の実施形態の塗布具の斜視図であ
る。
【図9】従来技術の転写式修正具の断面図である。
【符号の説明】
1,80 転写具 2,81 ケース 3 繰り出しリール 5 巻き取りリール 8,40,50,60,70 転写ヘッド 10 隔壁部材 12,13,14,15 ガイド部 20,21 テープ通路 30 転写テープ 31 ガイド欠落部 41 邪魔板 51,71 開口

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 転写ヘッドが設けられたケースを有し、
    前記ケース内には使用前の転写テープが巻き付けられた
    繰り出しリール及び使用済みの転写テープが巻き取られ
    る巻き取りリールが内蔵され、繰り出しリールの転写テ
    ープは、転写ヘッドを経由して巻き取りリールに巻き取
    られる転写具において、転写ヘッドは、転写テープを押
    圧する押圧部と、押圧部に至るテープ通路を有し、該テ
    ープ通路は曲線或いは折れ線状であり、使用前の転写テ
    ープと使用済みの転写テープはテープ通路の曲線部近傍
    或いは折れ線部近傍の側面部で交差して押圧部に至って
    いることを特徴とする転写具。
  2. 【請求項2】 転写ヘッドは隔壁部材を有し、テープ通
    路は当該隔壁部材によって仕切られた両面に構成され、
    使用前の転写テープと使用済みの転写テープは、テープ
    通路の側面たる隔壁部材の端面において交差しているこ
    とを特徴とする請求項1に記載の転写具。
  3. 【請求項3】 テープ通路は側面にガイド部が設けら
    れ、当該ガイド部は曲線部近傍或いは折れ線部近傍が欠
    落し、当該欠落部分において使用前の転写テープと使用
    済みの転写テープが交差していることを特徴とする請求
    項1又は2に記載の転写具。
  4. 【請求項4】 テープ通路の曲線部近傍或いは折れ線部
    近傍の側面には邪魔部材が設けられ、使用前の転写テー
    プと使用済みの転写テープは当該邪魔部材を支点として
    交差していることを特徴とする請求項1乃至3のいずれ
    かに記載の転写具。
  5. 【請求項5】 テープ通路の曲線部近傍或いは折れ線部
    近傍の側面部には他のテープ通路と連通する開口が設け
    られ、使用前の転写テープまたは使用済みの転写テー
    プ、あるいはその両方は、当該開口を通過して交差して
    いることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載
    の転写具。
  6. 【請求項6】 開口は二箇所に設けられ、一方の開口に
    使用前の転写テープが通過し、他方の開口には使用済み
    の転写テープが通過していることを特徴とする請求項5
    に記載の転写具。
  7. 【請求項7】 転写ヘッドが設けられたケースを有し、
    前記ケース内には使用前の転写テープが巻き付けられた
    繰り出しリール及び使用済みの転写テープが巻き取られ
    る巻き取りリールが内蔵され、繰り出しリールの転写テ
    ープは、転写ヘッドを経由して巻き取りリールに巻き取
    られる転写具において、転写ヘッドは転写テープを押圧
    する押圧部と隔壁部材を有していて当該隔壁部材の両面
    に押圧部に至るテープ通路を有し、該テープ通路は曲線
    或いは折れ線状であり、テープ通路の曲線部近傍或いは
    折れ線部近傍の隔壁部材には開口が設けられ、使用前の
    転写テープまたは使用済みの転写テープ、あるいはその
    両方は、当該開口を通過して交差して押圧部に至ってい
    ることを特徴とする転写具。
JP36202497A 1997-12-10 1997-12-10 転写具 Pending JPH11170769A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008290257A (ja) * 2007-05-22 2008-12-04 Union Chemicar Co Ltd 塗膜転写具
JP2011042111A (ja) * 2009-08-21 2011-03-03 Sdi Corp 塗膜転写具テープ部材の転向装置
ES2363428A1 (es) * 2007-10-08 2011-08-03 Mcaide Entreprise Co. Ltd Herramienta de transferencia de película de recubrimiento y su cabezal de transferencia de cinta.
CN115139688A (zh) * 2022-08-12 2022-10-04 广东乐普升文具有限公司 一种带有自导正书写的旋转式修正带

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