JPH11268486A - 転写具 - Google Patents

転写具

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JPH11268486A
JPH11268486A JP9275698A JP9275698A JPH11268486A JP H11268486 A JPH11268486 A JP H11268486A JP 9275698 A JP9275698 A JP 9275698A JP 9275698 A JP9275698 A JP 9275698A JP H11268486 A JPH11268486 A JP H11268486A
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JP9275698A
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Tatsuya Ozu
達哉 小津
Nobuaki Kobayashi
宣暁 小林
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Sakura Color Products Corp
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Sakura Color Products Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H37/00Article or web delivery apparatus incorporating devices for performing specified auxiliary operations
    • B65H37/002Web delivery apparatus, the web serving as support for articles, material or another web
    • B65H37/005Hand-held apparatus
    • B65H37/007Applicators for applying coatings, e.g. correction, colour or adhesive coatings

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  • Adhesive Tape Dispensing Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 保持姿勢が多少不安定であっても、安定した
転写を行うことができる転写具を開発する。 【解決手段】 ケース2内に、繰り出しリール3と巻き
取りリール5が内蔵されている。またケース2には転写
ヘッド6が設けられている。転写ヘッド6は、平板状の
板状部21と、三角形状のガイド22によって構成され
ている。板状部21の先端部分が積層テープ20の押圧
部23として機能する。押圧部23となる先端部分に
は、板状部21の肉厚を直径とし、180°の扇形円弧
面が形成されている。使用に不慣れで手元がふらつき、
ケース2の傾斜角度が変化しても、転写ヘッド6の押圧
部23が円弧面であるから、積層シート20の押圧力は
変化せず、積層シート20は、常に一定の条件で押圧さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、転写式修正具、蛍
光色テープ、両面粘着テープの貼り付け治具等に利用さ
れる転写具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ボールペンや万年筆等で書かれたインキ
書きの文字を修正する場合、旧来では液状の修正液が使
用され、この液状の修正液を刷毛やペン状の塗布具によ
って修正部位に塗布していた。しかしながら修正液は液
体であるため、修正部分に新たな文字を記載するには、
液の乾燥を待たねばならない不便さがあった。そこで近
年では、液状のものに代わって、転写式修正具が普及し
ている。
【0003】転写式修正具は、例えば実開平4−126
878号や実開平6−59355号等に開示されたもの
である。図9は、従来技術の転写式修正具の断面図を示
すものであり、転写式修正具100は、図9の様に例え
ば楕円形のケース101を持つ。そしてケース101内
に繰り出しリール102と巻き取りリール103が内蔵
され、そのうちの繰り出しリール102に積層テープ1
06が巻き付けられている。なお従来技術の転写式修正
具100では、積層テープ106は、転写層側を外側に
し、基材層側を内側にして繰り出しリール102に巻き
付けられている。そしてケース101には一部に開口が
設けられており、当該開口に転写ヘッド105が設けら
れている。
【0004】転写ヘッド105の形状は、図10の通り
であり、板状部110とガイド111が一体化されたも
のである。板状部110は、積層テープ106の摺動面
となる部材であり、形状は薄板状であり、先端部分が積
層テープの押圧部113として機能する。従来技術にお
いては、転写ヘッド105の押圧部113は、テーパ形
状をしており、先端は図10(b)の様に尖頭形をして
いる。ガイド111は、積層テープが乱れない様に押圧
部113に案内するものである。ガイド111の形状
は、略三角形の板状であり、板状部110の両端に設け
られていて、板状部110に対して垂直方向に位置す
る。従来技術のガイド111は、開口や切り欠きの無い
単なる板であり、図10(a)の様に板状部110の上
下に跨がって設けられている。
【0005】そして積層テープ106は、転写ヘッド1
05の押圧部113で折り返され、巻き取りリール10
3に巻き取られている。折り返し部分は、ケース101
の外部に露出している。転写式修正具100を使用する
際には、転写ヘッド105の押圧部113を修正部位に
押し当て、転写ヘッド105の押圧部113によって積
層テープ106を修正部分に圧接しつつケース101を
傾け、転写式修正具100を図9の矢印の方向にずらし
てゆく。その結果、繰り出しリール102から積層テー
プ106が繰り出され、修正部位に白い塗膜層が線状に
転写される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】転写式修正具100
は、液の乾くのを待つ必要がないので、迅速に修正作業
を行うことができる利点がある。しかしながら従来技術
の転写式修正具100は、積層テープ106からの塗膜
層の転写状態が不安定であるという不満があった。すな
わち転写式修正具100は、ケース101を手で保持
し、転写ヘッド105の押圧部113によって積層テー
プ106を修正部分に圧接しつつケース101を傾けて
ずらし、転写を行う。しかしケース105を一定の角度
に保持しつつずらす作業は慣れを要し、最初は手元がふ
らついてうまく行かない。ここで従来技術の転写式修正
具100は、転写ヘッド105の押圧部113は、テー
パ形状をしており、先端は図10(b)の様に尖頭形を
しているので、実際上、積層テープ106を押圧する部
位は、線状である。そのため手元がふらついて角度が変
わると、押圧状態の変化が著しい。その結果、従来技術
の転写式修正具100では、転写状態が不安定となり、
転写膜にしわができたり、部分的に転写がなされない事
態となる。
【0007】そこで本発明は、従来技術の上記した問題
点に注目し、保持姿勢が多少不安定であっても、安定し
た転写を行うことができる転写具の開発を課題とするも
のである。
【0008】
【課題を解決するための手段】そして上記した課題を解
決するための請求項1に記載の発明は、転写ヘッドが設
けられたケースを有し、前記ケース内には積層テープが
巻き付けられたリールが内蔵され、積層テープの一部が
ケースから露出し、転写ヘッドの押圧部と当接して積層
物を転写する転写具において、転写ヘッドの押圧部は、
曲面を有し、当該曲面によって転写テープが押圧可能で
あることを特徴とする転写具である。
【0009】本発明の転写具では、転写ヘッドの押圧部
は、曲面を有する。そして当該曲面によって積層テープ
が押圧可能である。すなわち従来技術の転写具では、先
端が尖頭形であって線状の部位をもって積層テープを押
圧していたのに対し、本発明の転写具では、曲面によっ
て積層テープを押圧するので、保持角度の変化による面
圧の変化は小さい。そのため手元が多少ふらついても、
転写状態は良好さを保つ。
【0010】また上記した発明を改良した請求項2に記
載の発明は、転写ヘッドの押圧部は、断面形状が180
°以上の扇形であることを特徴とする請求項1に記載の
転写具である。
【0011】本発明の転写具では、転写ヘッドの押圧部
は、断面形状が180°以上の扇形をしている。そのた
めケースの保持姿勢が変化しても、押圧部と紙等の被転
写物との当接関係は変化しない。また本発明の転写具で
は、ケースをどの様な角度で保持しても、実際上押圧部
と紙等の被転写物との当接関係は変わらないから、転写
具を手前から向こう側に押して使用しても、向こう側か
ら手前側に引いて使用してもいずれの態様でも使用でき
る。
【0012】さらに上記した発明を改良した請求項3に
記載の発明は、転写ヘッドの押圧部は、他の部位に比べ
て断面形状が大きいことを特徴とする請求項1又は2に
記載の転写具である。
【0013】本発明の転写具では、転写ヘッドの押圧部
は、他の部位に比べて断面形状が大きい。そのため押圧
部の面積が大きくとれ、保持角度の変化に対して押圧力
の変化を最小にすることができる。
【0014】また上記した発明を改良した請求項4に記
載の発明は、転写ヘッドは転写テープの摺動面となる板
状部と、転写テープを案内するガイドを有し、当該ガイ
ドには開口及び/又は切り欠き部が設けられていること
を特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の転写具
である。
【0015】本発明の転写具では、転写ヘッドは転写テ
ープの摺動面となる板状部と、転写テープを案内するガ
イドを有し、当該ガイドには開口及び/又は切り欠き部
が設けられている。そのため本発明の転写具では、切り
欠き部や開口部が窓となり、転写部位を覗き見ることが
できる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下さらに本発明の実施形態につ
いて説明する。図1は、本発明の実施形態の転写具の断
面図である。図2は、図1の転写具の転写ヘッドの斜視
図およびそのA−A断面図である。図3は、転写ヘッド
の変形例を示す転写ヘッドの正面図である。図4は、転
写ヘッドの他の変形例を示す転写ヘッドの正面図であ
る。図5は、転写ヘッドの他の変形例を示す転写ヘッド
の正面図である。図6は、転写ヘッドの他の変形例を示
す転写ヘッドの正面図である。図7は、転写ヘッドの押
圧部の変形例を示す断面図である。図8は、本実施形態
の転写具で採用する積層テープの斜視図である。
【0017】図1において、1は、本実施形態の転写具
を示す。本実施形態の転写具1は、具体的には転写式修
正具であり、ケース2内に、繰り出しリール3と巻き取
りリール5が内蔵されている。またケース2には転写ヘ
ッド6が設けられている。
【0018】順次説明すると、本実施形態の転写具1で
は、ケース2は、ポリプロピレン等の樹脂の射出成形に
よって作られたものである。ケース2は、偏平であり、
正面形状が図1の様に楕円形をしている。
【0019】ケース2の端部には、開口15が設けられ
ている。そして当該開口15の部位に転写ヘッド6が取
り付けられている。転写ヘッド6の形状は、本発明に特
有のものであり、詳細に説明する。転写ヘッド6は、ポ
リエチレン、ナイロン、ポリアセタールやポリプロピレ
ン等の樹脂の射出成形や、金属によって作られたもので
あり、図2の様に平板状の板状部21と、三角形状のガ
イド22によって構成されている。
【0020】すなわち板状部21は、表面および裏面
(図2においては上面及びの下面)が転写テープの摺動
面となる部材であり、薄板状であり、先端部分が積層テ
ープ20の押圧部23として機能する。そして本実施形
態では、押圧部23となる先端部分は、丸い。より詳細
に説明すると、押圧部23たる板状部21の先端部分に
は、図2(b)の様に、板状部21の肉厚を直径とし、
180°の扇形円弧面が形成されている。したがって押
圧部23は曲面である。
【0021】一方ガイド22は、積層テープ20を乱れ
ない様に保持し、押圧部23に案内するものである。ガ
イド22は、板状部110の両端に一個ずつ設けられて
いる。またガイド22は、板状部21の上下に跨がる位
置に設けられている。ガイド22は、従来技術と同様に
略三角形であるが、開口25、26が設けられている点
で特徴的である。すなわちガイド22には、板状部21
との接合部分を境界として、その一方の面側に三角形の
開口25が設けられ、他方の面側にも同様に三角形状の
開口26が設けられている。この開口25、26は、修
正作業時に、修正部位を覗き見ることができるように設
けられたものである。本実施形態の転写具1では、ガイ
ド22に開口25,26が設けられているので、紙等の
被転写物に塗膜層が転写される様子を、ガイド22に設
けられた開口25,26から覗き見ることができる。
【0022】繰り出しリール3と巻き取りリール5は、
本実施形態では何れも回転軸をケース2の厚さ方向に向
け、同一平面内に二つ並べた状態でケース2に内蔵され
ている。本実施形態の転写具1では、繰り出しリール3
は奥側にあり、巻き取りリール5は、開口15側にあ
る。繰り出しリール3と巻き取りリール5の間には、図
示しない歯車が設けられており、繰り出しリール3と巻
き取りリール5は同期的に回転する。また繰り出しリー
ル3と巻き取りリール5のいずれかには、図示しないク
ラッチが設けられており、積層テープ20には一定のテ
ンションが付与させる。
【0023】積層テープ20は、ポリエステル樹脂等の
離型性に優れたフィルムの基材30に、隠蔽性に優れ、
粘着性を有する塗膜層31を積層したものである。塗膜
層31を構成する物質は、一般的には白色顔料たる酸化
チタン粉末が用いられるが、他にチタンイエロー、酸化
鉄、群青、コバルトブルー、酸化クロムグリーン、スピ
ネルグリーン、黄鉛、クロムバーミリオン、カドミウム
イエロー、カドミウムレッド等の他の色の顔料を使用す
る場合もある。また他にアゾレーキ系、ハンザ系、ベン
ズイミダゾロン系、モノアゾ系、フタロシアニン系、キ
ナクリドン系、アンスラキノン系、イソインドリロン系
等の有機顔料も使用可能である。
【0024】本実施形態で採用する積層テープ20は、
図8の様に、基材30を外側に配し塗膜層31を内側に
配して繰り出しリール3に巻き付けられている。この様
に基材30を外側に配し、塗膜層31を内側に配して繰
り出しリール3に巻き付ける構成は、転写具1を保管中
に塗膜層31が外気に触れにくく、塗膜層31の粘着剤
等の劣化が少ない点で推奨される。
【0025】そして積層テープ20は、バージンの状態
で繰り出しリール3に巻き付けられ、使用済みの積層テ
ープ20は巻き取りリール5に巻き取られる。その間に
おいて、繰り出しリール3から繰り出された積層テープ
20は、転写ヘッド6先端の押圧部23で折り返され
る。より詳細に説明すると、繰り出しリール3から繰り
出された積層テープ20は、繰り出しリール3と巻き取
りリール5との間をクロスしてロール10に懸架され、
開口15側に向かう。そして積層テープ20は、開口1
5からケース2外に露出し、転写ヘッド6の板状部の上
面(図1の姿勢を基準とする)を摺動しつつ、二つのガ
イド22に案内され、転写ヘッド6の押圧部23で折り
返される。さらに積層テープ20は、開口15からケー
ス2内に入り、巻き取りリール5に巻き取られる。この
間の繰り出しリール3、ロール10、転写ヘッド6及び
巻き取りリール5は、いずれも同一平面内に配されてい
る。
【0026】次に本実施形態の転写具1の使用方法につ
いて説明する。本実施形態の転写具1は、従来技術のそ
れと同様、転写ヘッド6の押圧部23を修正部位に押し
当て、転写ヘッド6の押圧部23よって積層テープ20
を修正部分に圧接しつつケース2を傾け、転写具1をず
らして使用する。そして不慣れな場合は、手元がふらつ
き、ケース2の傾斜角度が頻繁に変化することとなる。
【0027】ここで本実施形態の転写具1では、転写ヘ
ッド6の押圧部23が円弧面であり、曲面であるから、
ケース2の傾斜角度が変化して、押圧部23と積層テー
プ20との当接位置や、押圧部23と被転写物との当接
位置が変化しても、押圧力の分布に大きな変化はない。
そのため手元がふらついて、ケース2の傾斜角度が頻繁
に変化したとしても、積層シート20の押圧力は変化せ
ず、積層シート20は、常に一定の条件で押圧されるこ
ととなる。そのため塗膜層31の転写は、ケース2の傾
斜角度に係わらず、常に良好な状態で行われる。
【0028】上記した転写具1は、従来、尖頭形であっ
た転写ヘッドの押圧部23を円弧面に置き換えることに
より、積層テープ20にかかる押圧力の変化を緩和した
ものであるが、尖頭形に変わる他の形状の押圧部によっ
ても同様の効果が期待できる。上記した例以外の尖頭形
以外の形状を有する押圧部23を例示列挙すると、図7
の通りである。具体的には、図7(a)は板状部材の直
径よりも大きな直径であって、180°を越える扇形断
面を有する押圧部23を設けた例である。本実施形態の
押圧部23を採用すると、曲面が180°を越える範囲
に設けられているので、転写具1の保持角度の変化に対
する対応能力がより大きい。また図7(a)の例による
と、転写ヘッドの押圧部は、他の部位に比べて断面形状
が大きいので、押圧部の面積が大きくとれ、保持角度の
より大きな変化に対しても一定の押圧力の変化を最小に
することができる。なお、後記する図7(c)について
も同様の効果が期待できる。
【0029】また図7(b)は、板状部材の直径よりも
大きな直径であって、180°を越える扇形断面を有す
る押圧部23を有し、さらに板状部材21の先端を傾斜
させた例を示すものである。本実施形態の押圧部23を
採用すると、板状部材21の先端が傾斜されていて、押
圧部23がオフセットされた位置にあるので、転写部位
を観察しつつ転写を行うことができる特有の効果があ
る。
【0030】また図7(c)は、板状部材21の直径と
同一の直径の半円状の押圧部23であり、板状部材21
の先端を傾斜させた例を示すものである。
【0031】以上説明した転写具1では、ガイド22に
開口25,26を設けた。この開口25,26は、前記
した様に、修正作業時に、修正部位を覗き見ることを意
図したものであり、推奨すべき構成である。他に同様の
効果が期待できる態様としては、図3、図4、図5及び
図6に示す構成が挙げられる。
【0032】すなわち図3は、開口の個数及び形状が異
なるガイドの例を示すものであり、図3(a)は、開口
が板状部21を挟んで3個づつ設けられた構成を示すも
のである。図3(b)は、板状部21を挟んで2個づ
つ、開口が設けられた例を示すものである。他に、開口
の形状は、スリット状のものも採用可能である。
【0033】また図4は、ガイド22の押圧部23の周
辺に大きな切り欠き形状を設け、当該部分が削除された
形状を採用することによって同様の効果を狙うものであ
る。すなわち図4(a)に示す転写ヘッド6では、ガイ
ド22は、二点鎖線で示す通常のガイド111’に比べ
て、押圧部23の近傍部分40,41が三角形状に切り
欠かれている。また図4(b)は、同様に押圧部23の
近傍部分42,43に切り欠き形状を形成したものであ
るが、切り欠き形状にやや丸みを帯びさせた点で、先の
例と異なる。図4に示す各転写ヘッド6を採用する転写
具では、切り欠き部分40,41,42,43から修正
部位を覗き見ることができる。
【0034】また図5は、ガイド22を非対称とし、転
写部位を覆う側となる部位を無くしてしまうか、極端に
小さくすることによって同様の効果を発揮させるもので
ある。すなわち図5(a)に示す各転写ヘッド6では、
ガイド22は、板状部材21に対して、筆記時に上とな
る側にだけ設けられ、下となる側には無い。また図5
(b)は、ガイド22の長さを上下で異ならせたもので
あり、筆記時に上となる側では、長さL1 が長く、下と
なる側では長さL2 が短く、下となる側では単に先端部
分だけに設けられている。図5(c)は、ガイド22の
高さを上下で異ならせたものであり、筆記時に上となる
側では、高さHが高く、下となる側では高さhが低い。
図5に示した各転写ヘッド6を採用した転写具では、転
写作業時に、紙等の被転写部と板状部材21との間に必
然的に空間が生まれる。そのため使用者は、この空間か
ら転写部位を覗き見ることができる。
【0035】図6に示す転写ヘッド6は、板状部材21
に対して、筆記時に上となる側にだけガイド22を設
け、さらにガイド22に開口25を設けた例を示すもの
である。
【0036】また先の実施形態では、積層テープ20
は、図8の様に基材30を外側に配して繰り出しリール
3に巻き付けたが、もちろん通例に従い基材30を内側
に配して繰り出しリール3に巻き付てもよい。
【0037】上述した実施形態は、繰り出しリール3と
巻き取りリール5の双方を内蔵する構成を例に説明した
が、本発明は、繰り出しリール3だけを内蔵する構成の
転写具にも応用が可能である。また積層テープ20が巻
かれたリールや積層テープのロールが取り替え可能であ
って、積層テープ20を消費し尽くした時に新しい積層
テープを補充することができるようになった転写具にも
本発明は適用可能である。
【0038】先の実施形態では、いずれも本発明の転写
具を転写式修正具に応用した例を示したが、本発明の用
途は転写式修正具に限定されるものではなく、他に蛍光
テープや両面粘着テープの貼り付け治具等にも応用可能
である。なお蛍光テープには、ラインマーカの代わりと
して使用されるものが実用化されており、この蛍光テー
プの転写にも本発明の転写具が採用できる。ラインマー
カの代わりとして使用される蛍光テープは、先の実施例
で説明した塗膜層の代わりに、透明性を有する蛍光顔料
層を設けたものであり、フィルムの基材から蛍光顔料を
含んだ塗膜層を剥離して転写するものである。また他
に、基材とは別途に透明な蛍光フィルム層を有し、基材
からフィルム層と蛍光フィルム層を剥離するものもあ
る。また両面粘着テープは、離型紙層に糊層が積層され
たものであり、離型紙層から糊層を剥離して転写するも
のが知られている。
【0039】
【発明の効果】本発明の転写具では、転写ヘッドの押圧
部は、曲面を有するので、保持角度の変化による面圧の
変化は小さい。したがって手元が多少ふらついても、転
写状態は良好さを保つことができる。そのため本発明の
構成によると、保持姿勢が多少不安定であっても、安定
した転写を行うことができる。
【0040】特に請求項2に記載の転写具では、転写ヘ
ッドの押圧部は、断面形状が180°以上の扇形をして
いるので、ケースの保持姿勢が変化しても、押圧部と紙
等の被転写物との当接関係は変化しない。そのため本発
明の転写具は、転写状態の安定性が高い。
【0041】また請求項3に記載の転写具では、転写ヘ
ッドの押圧部は、他の部位に比べて断面形状が大きいの
で、押圧部の面積が大きくとれ、保持角度のより大きな
変化に対しても一定の押圧力の変化を最小にすることが
できる効果があり、転写状態の安定性が高い。
【0042】また請求項4に記載の転写具では、ガイド
には開口及び/又は切り欠き部が設けられている。その
ため本発明の転写具では、切り欠き部や開口部が窓とな
り、転写部位を覗き見ることができる。そのため本発明
の転写具は、細かい部分へ転写作業を行う際に、転写部
位を観察しつつ作業を行うことができ、使い勝手がよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の転写具の断面図である。
【図2】図1の転写具の転写ヘッドの斜視図およびその
A−A断面図である。
【図3】転写ヘッドの変形例を示す転写ヘッドの正面図
である。
【図4】転写ヘッドの他の変形例を示す転写ヘッドの正
面図である。
【図5】転写ヘッドの他の変形例を示す転写ヘッドの正
面図である。
【図6】転写ヘッドの他の変形例を示す転写ヘッドの正
面図である。
【図7】転写ヘッドの押圧部の変形例を示す断面図であ
る。
【図8】本実施形態の転写具で採用する積層テープの斜
視図である。
【図9】従来技術の転写式修正具の断面図である。
【図10】図9の転写具の転写ヘッドの斜視図およびそ
のA−A断面図である。
【符号の説明】
1 転写具 2 ケース 3 繰り出しリール 5 巻き取りリール 6 転写ヘッド 15 開口 20 積層テープ 21 板状部 22 ガイド 23 押圧部 25,26 開口 30 基材 31 塗膜層 40,41,42,43 切り欠き部分

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 転写ヘッドが設けられたケースを有し、
    前記ケース内には積層テープが巻き付けられたリールが
    内蔵され、積層テープの一部がケースから露出し、転写
    ヘッドの押圧部と当接して積層物を転写する転写具にお
    いて、転写ヘッドの押圧部は、曲面を有し、当該曲面に
    よって転写テープが押圧可能であることを特徴とする転
    写具。
  2. 【請求項2】 転写ヘッドの押圧部は、断面形状が18
    0°以上の扇形であることを特徴とする請求項1に記載
    の転写具。
  3. 【請求項3】 転写ヘッドの押圧部は、他の部位に比べ
    て断面形状が大きいことを特徴とする請求項1又は2に
    記載の転写具。
  4. 【請求項4】 転写ヘッドは転写テープの摺動面となる
    板状部と、転写テープを案内するガイドを有し、当該ガ
    イドには開口及び/又は切り欠き部が設けられているこ
    とを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の転写
    具。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002055423A1 (de) * 2001-01-10 2002-07-18 Pritt Produktionsgesellschaft Mbh Gerät zum übertragen eines in form eines filmes auf ein trägerband aufgebrachten stoffes auf ein substrat
JP2002307895A (ja) * 2001-04-11 2002-10-23 General Kk 転写具
JP2011506224A (ja) * 2007-12-14 2011-03-03 ソシエテ ベーイーセー 粘着材、被覆材または着色材等の付着材を修正面に塗布する携帯式装置

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