JPH1117085A - 電子部品用冷却装置 - Google Patents

電子部品用冷却装置

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JPH1117085A
JPH1117085A JP9171391A JP17139197A JPH1117085A JP H1117085 A JPH1117085 A JP H1117085A JP 9171391 A JP9171391 A JP 9171391A JP 17139197 A JP17139197 A JP 17139197A JP H1117085 A JPH1117085 A JP H1117085A
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聡 石原
Hiroko Hagitani
弘子 萩谷
Shunichi Yamanaka
俊一 山中
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、例えば、IGBTモジュールのよ
うに発熱量が大きく強制冷却が必要な電子部品を冷却す
るための電子部品用冷却装置に関し、電子部品を熱交換
効率良く冷却することができる電子部品用冷却装置を提
供することを目的とする。 【解決手段】 外面に電子部品が装着される多穴管から
なるコールドプレート33の一端開口端33aを封止
し、他端開口端33bを長尺状の筒部材25の下部に開
口するとともに、筒部材25のコールドプレート33の
突出方向と反対側に多穴管を蛇行してなる放熱プレート
37を配置し、この放熱プレート37の両端37b,3
7bを筒部材25の上部に開口し、放熱プレート37と
筒部材25とを、上端および下端が開口される横断面四
角形形状の筐体21,23内に収容し、コールドプレー
ト33を筐体23の側壁から突出してなることを特徴と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、IGBT
(Insulated Gate Bipolar Transistor)モジュールの
ように発熱量が大きく強制冷却が必要な電子部品を冷却
するための電子部品用冷却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子部品を冷却するための電子部
品用冷却装置として、例えば、特開平8−186210
号公報に開示するものが知られている。図7は、この公
報に開示される電子部品用冷却装置を示すもので、この
電子部品用冷却装置では、冷媒が循環する冷媒空間を備
えたパネル部材1の突出部1aに電子部品が搭載される
コールドプレート3が固定されている。
【0003】また、パネル部材1の本体部1bの両側に
は、クラッド材5を介して多数のフィンが立設される櫛
形形状のフィン部材7が固定されている。このような電
子部品用冷却装置では、電子部品から発生した熱が、コ
ールドプレート3を介して突出部1aに伝導される。こ
の伝導された熱により、突出部1a内の冷媒が蒸発して
冷媒蒸気になり、パネル部材1の本体部1b内に流通さ
れ、フィン部材7を介して外気と熱交換される。
【0004】そして、熱交換された冷媒は、冷却され凝
縮し突出部1a内に導かれる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の電子部品用冷却装置では、パネル部材1の本
体部1bに、フィン部材7を、各フィンの端部を当接し
た状態で固定しているため、フィン部材7とパネル部材
1との接触面積が少なく、熱交換効率が悪いという問題
があった。
【0006】また、電子部品を、コールドプレート3を
介してパネル部材1に固定しているため、電子部品から
発生する熱の伝導効率が悪いという問題があった。本発
明は、かかる従来の問題点を解決するためになされたも
ので、電子部品を熱交換効率良く冷却することができる
電子部品用冷却装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の電子部品用冷
却装置は、外面に電子部品が装着される多穴管からなる
コールドプレートの一端開口端を封止し、他端開口端を
長尺状の筒部材の下部に開口するとともに、前記筒部材
の前記コールドプレートの突出方向と反対側に多穴管を
蛇行してなる放熱プレートを配置し、この放熱プレート
の両端を前記筒部材の上部に開口し、前記放熱プレート
と前記筒部材とを、上端および下端が開口される横断面
四角形形状の筐体内に収容し、前記コールドプレートを
前記筐体の側壁から突出してなることを特徴とする。
【0008】請求項2の電子部品用冷却装置は、請求項
1記載の電子部品用冷却装置において、前記放熱プレー
トの平坦対向部に、コルゲートフィンを配置してなるこ
とを特徴とする。請求項3の電子部品用冷却装置は、請
求項1または請求項2記載の電子部品用冷却装置におい
て、前記放熱プレートの前記筒部材側を下方に向けて傾
斜してなることを特徴とする。
【0009】(作用)請求項1の電子部品用冷却装置で
は、筐体から突出されるコールドプレートに電子部品が
装着され、この電子部品から発生した熱が、コールドプ
レートを介してコールドプレート内の冷媒に伝導され
る。この伝導により冷媒が蒸発し、気泡となった冷媒蒸
気がコールドプレートの他端開口端を通り筒部材内を上
昇し放熱プレート内に流入される。
【0010】放熱プレート内に流入された冷媒蒸気は、
放熱プレートを介して外気と熱交換され、熱交換された
外気は、筐体内を上昇し上端開口から排出される。ま
た、熱交換により放熱プレート内で冷却され凝縮し環流
される冷媒は、筒部材内に下降される。そして、冷媒の
蒸発,凝縮および環流が繰り返されることで、電子部品
が冷却される。
【0011】請求項2の電子部品用冷却装置では、放熱
プレートの平坦対向部に、コルゲートフィンが配置さ
れ、より高い熱交換効率で冷媒蒸気が外気と熱交換され
る。請求項3の電子部品用冷却装置では、放熱プレート
の筒部材側が下方に向けて傾斜され、放熱プレート内で
凝縮し環流される冷媒が留まることなく、容易に筒部材
内に下降される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
用いて詳細に説明する。図1ないし図3は、本発明の電
子部品用冷却装置の一実施形態を示すもので、この実施
形態の電子部品用冷却装置は、例えば、電車等の電気車
両の交流・直流変換等,あるいは工作機のモーター駆動
等を行う発熱量の大きい電子部品の冷却に用いられる。
【0013】図において符号21および符号23は、筐
体本体および前蓋である。筐体本体21は横断面コ字状
をしており、この筐体本体21の側壁の前面側には、前
蓋23取付用の取付穴21aが複数形成されている。前
蓋23の前面には装置取付穴23aが形成され、側面に
は、筐体本体21への取付穴23bが形成されている。
【0014】前蓋23の下部には、縦長形状の開口穴2
3cが形成され、この開口穴23cに沿って前蓋23の
筐体本体21側の内面には、横断面凹円弧状のパイプ支
持壁23dが形成されている。パイプ支持壁23dに
は、円筒パイプ25が当接されている。この円筒パイプ
25の下端開口および上端開口には、パッチエンド27
およびパッチエンド29が固定され、パッチエンド29
には、冷媒封入用のチューブ29aが形成されている。
【0015】円筒パイプ25の下部には、前蓋23の開
口穴23cに対応する下部開口穴25aが形成されてい
る。この開口穴25aには、前蓋23の開口穴23cを
介して、溝形状のウイックが複数形成される多穴管から
なるコールドプレート33の他端開口端33bが固定さ
れている。
【0016】このコールドプレート33の一端開口端3
3aは、パッチエンド35により封止されている。コー
ルドプレート33上には、電子部品が直接搭載される。
また、円筒パイプ25の上部の両側面には、縦長形状の
一対の上部開口穴25bが軸長方向に所定間隔を置いて
2箇所形成されている。
【0017】これ等上部開口穴25bは、上端を前蓋2
3側に向けて傾斜されている。円筒パイプ25の下部開
口穴25aと反対側には、内部に溝形状のウイックが複
数形成される多穴管を、複数箇所折曲して蛇行状に形成
される放熱プレート37が配置されている。この放熱プ
レート37は、横断面開口が上下方向に向けられてお
り、両側には、補強プレート38が配置されている。
【0018】この補強プレート38と放熱プレート37
の間,および放熱プレート37の平坦対向部37aの間
には、コルゲートフィン39が複数配置されている。そ
して、放熱プレート37の両端開口37b,37bが、
この放熱プレート37の円筒パイプ25側を下方に傾け
て、円筒パイプ25の上部開口穴25bに当接されてい
る。
【0019】上述した電子部品用冷却装置では、筐体本
体21,前蓋23,パッチエンド27,パッチエンド2
9,コールドプレート33,パッチエンド35および放
熱プレート37は、例えば、アルミニウム合金等により
形成され、円筒パイプ25,補強プレート38およびコ
ルゲートフィン39はアルミニウムのクラッド材等によ
り形成されている。
【0020】上述した電子部品用冷却装置は、以下述べ
るようにして製造される。すなわち、先ず、放熱プレー
ト37に補強プレート38およびコルゲートフィン39
が仮固定され、この放熱プレート37およびパッチエン
ド27,29が、円筒パイプ25に仮固定される。
【0021】次に、この状態で、円筒パイプ25の外周
が、前蓋23のパイプ支持壁23dに当接される。ま
た、コールドプレート33にパッチエンド35が仮固定
され、このコールドプレート33が、前蓋23の開口穴
23cに仮固定され、組付が完了する。次に、熱処理炉
内で、各部が一体ろう付けされ、この後、一体ろう付け
された前蓋23が、ビス等により筐体本体21に取り付
けられる。
【0022】そして、パッチエンド29のチューブ29
aを通して円筒パイプ25内が真空にされ、さらに、チ
ューブ29aから、例えば、代替フロン等からなる冷媒
41が流入され、チューブ29aが溶融封止され、電子
部品用冷却装置が製造される。以上のように構成された
電子部品用冷却装置では、図4に示すように、コールド
プレート33に装着される電子部品から発生した熱が、
コールドプレート33に伝導され、伝熱された熱によ
り、コールドプレート33内の冷媒41が蒸発し、気泡
となった冷媒蒸気41aは、円筒パイプ25内を上昇し
放熱プレート37内に流入される。
【0023】放熱プレート37内に流入された冷媒蒸気
41aは、放熱プレート37およびコルゲートフィン3
9を介して外気43と熱交換され、熱交換された外気4
3は、筐体本体21内を上昇し上端開口から排出され
る。また、熱交換により冷却され凝縮した冷媒41は、
円筒パイプ25内に下降される。
【0024】この際、コールドプレート33および放熱
プレート37内に形成されるウイックにより、冷媒41
および冷媒蒸気41aのコールドプレート33内および
放熱プレート37内の伝熱面積が大きくされており、高
い熱交換効率を有している。また、このウイックの毛細
管力により、放熱プレート37内で凝縮される冷媒41
の放熱プレート37内での環流が促進され、凝縮された
冷媒41が放熱プレート37内に滞留されることが防止
される。
【0025】そして、冷媒41の蒸発,凝縮および環流
が繰り返されることで、電子部品が冷却される。以上の
ように構成された電子部品用冷却装置では、放熱プレー
ト37を多穴管を蛇行して形成し筐体本体21内に収容
したので、所定の大きさの筐体本体21内に、大きい放
熱面積を有する放熱プレート37を収容することがで
き、電子部品を高い熱交換効率で冷却することができ
る。
【0026】また、コールドプレート33を多穴管から
形成し、このコールドプレート33に直接電子部品を搭
載したので、電子部品から発生する熱を、高い伝導効率
で冷媒41へ伝導することができる。そして、放熱プレ
ート37の平坦対向部37aに、コルゲートフィン39
を配置したので、より高い熱交換効率で冷媒蒸気41a
を外気43と熱交換することができる。
【0027】さらに、放熱プレート37の円筒パイプ2
5側を下方に向けて傾斜したので、放熱プレート37内
で凝縮し環流した冷媒41を滞留させることなく、容易
に円筒パイプ25内に下降することができる。また、内
部に溝形状のウイックが形成される多穴管を用いて、コ
ールドプレート33および放熱プレート37を形成し、
冷媒41および冷媒蒸気41aのコールドプレート33
および放熱プレート37内の伝熱面積を大きくしたの
で、より高い熱交換効率で電子部品を冷却することがで
きる。
【0028】そして、ウイックが形成される多穴管を用
いて放熱プレート37を形成したので、このウイックの
毛細管力により、放熱プレート37内で凝縮される冷媒
41の放熱プレート37内での環流を促進することがで
き、凝縮された冷媒41の放熱プレート37内への滞留
を防止することができる。図5および図6は、本発明の
電子部品用冷却装置の第2の実施形態(請求項1ないし
請求項3に対応する)を示している。
【0029】この実施形態の電子部品用冷却装置では、
放熱プレート37の両端開口37b側が下方に向けて折
曲されている。また、円筒パイプ25の上部開口穴25
bが、この円筒パイプ25の軸長方向に沿って形成さ
れ、放熱プレート37の平坦対向部37aおよびコルゲ
ートフィン39の横断面を水平に保持した状態で、上部
開口穴25bに、放熱プレート37の両端開口37bが
固定されている。
【0030】この実施形態の電子部品用冷却装置におい
ても、第1の実施形態と略同一の効果を得ることができ
るが、この実施形態では、放熱プレート37の両端を下
方に向けて折曲し、放熱プレート37の平坦対向部37
aおよびコルゲートフィン39の横断面を水平に保持す
ることで、筐体本体21内の外気43の流通方向を遮る
ものを最小限にしたので、外気43を、より低い流通抵
抗で筐体本体21内に上昇させることができ、より高い
熱交換効率で電子部品を冷却することができる。
【0031】なお、上述した実施形態では、アルミニウ
ムのクラッド材を丸めて円筒パイプ25を形成した例に
ついて述べたが、本発明はかかる実施形態に限定される
ものでなく、例えば、クラッド材を折曲して横断面四角
形形状のパイプを形成しても良い。
【0032】
【発明の効果】請求項1の電子部品用冷却装置では、放
熱プレートを多穴管を蛇行して形成し筐体内に収容した
ので、所定の大きさの筐体内に、大きい放熱面積を有す
る放熱プレートを収容することでき、電子部品を高い熱
交換効率で冷却することができる。
【0033】また、コールドプレートを多穴管から形成
し、この多穴管に直接電子部品を搭載したので、電子部
品から発生する熱を、高い伝導効率で冷媒へ伝導するこ
とができる。
【0034】請求項2の電子部品用冷却装置では、放熱
プレートの平坦対向部に、コルゲートフィンを配置した
ので、より高い熱交換効率で冷媒蒸気を外気と熱交換す
ることができる。請求項3の電子部品用冷却装置では、
放熱プレートの筒部材側を下方に向けて傾斜したので、
放熱プレート内で凝縮し環流した冷媒を滞留させること
なく、容易に筒部材内に下降することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子部品用冷却装置の第1の実施形態
を示す分解斜視図である。
【図2】図1の斜視図である。
【図3】図2の側面図である。
【図4】電子部品が冷却される際の冷媒の流通状態を示
す断面図である。
【図5】本発明の電子部品用冷却装置の第2の実施形態
を示す分解斜視図である。
【図6】図5の正面図である。
【図7】従来の電子部品用冷却装置を示す分解斜視図で
ある。
【符号の説明】
21 筐体本体(筐体) 23 前蓋(筐体) 25 円筒パイプ(筒部材) 33 コールドプレート 33a 一端開口端 33b 他端開口端 37 放熱プレート 37a 平坦対向部 37b 両端開口(両端) 39 コルゲートフィン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外面に電子部品が装着される多穴管から
    なるコールドプレート(33)の一端開口端(33a)
    を封止し、他端開口端(33b)を長尺状の筒部材(2
    5)の下部に開口するとともに、前記筒部材(25)の
    前記コールドプレート(33)の突出方向と反対側に多
    穴管を蛇行してなる放熱プレート(37)を配置し、こ
    の放熱プレート(37)の両端(37b,37b)を前
    記筒部材(25)の上部に開口し、前記放熱プレート
    (37)と前記筒部材(25)とを、上端および下端が
    開口される横断面四角形形状の筐体(21,23)内に
    収容し、前記コールドプレート(33)を前記筐体(2
    3)の側壁から突出してなることを特徴とする電子部品
    用冷却装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電子部品用冷却装置にお
    いて、 前記放熱プレート(37)の平坦対向部(37a)に、
    コルゲートフィン(39)を配置してなることを特徴と
    する電子部品用冷却装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の電子部品
    用冷却装置において、 前記放熱プレート(37)の前記筒部材(25)側を下
    方に向けて傾斜してなることを特徴とする電子部品用冷
    却装置。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07159012A (ja) * 1993-12-08 1995-06-20 Fanuc Ltd ヒートプレート付きヒートシンク
JPH08264692A (ja) * 1995-03-20 1996-10-11 Calsonic Corp 電子部品用冷却装置
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