JPH11171768A - 消炎鎮痛外用剤 - Google Patents
消炎鎮痛外用剤Info
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- JPH11171768A JPH11171768A JP9281658A JP28165897A JPH11171768A JP H11171768 A JPH11171768 A JP H11171768A JP 9281658 A JP9281658 A JP 9281658A JP 28165897 A JP28165897 A JP 28165897A JP H11171768 A JPH11171768 A JP H11171768A
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Abstract
(57)【要約】
【解決手段】 α型結晶インドメタシンを含有する外用
剤、及びインドメタシンの懸濁液を水溶性ゲルに添加す
ることを特徴とするα型結晶インドメタシン含有外用剤
の製造方法。 【効果】 インドメタシンの経皮吸収性を維持しつつ、
インドメタシンの安定性を改善したインドメタシン含有
外用剤が提供される。
剤、及びインドメタシンの懸濁液を水溶性ゲルに添加す
ることを特徴とするα型結晶インドメタシン含有外用剤
の製造方法。 【効果】 インドメタシンの経皮吸収性を維持しつつ、
インドメタシンの安定性を改善したインドメタシン含有
外用剤が提供される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インドメタシン含
有外用剤及びその製造方法に関する。
有外用剤及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】消炎鎮痛作用をもつインドメタシンを含
有した外用剤は既に知られている。インドメタシンは一
般に経皮吸収性が悪く、そのため、従来の外用剤は溶解
剤を使用するなどによってインドメタシンを溶解型で配
合するなどして、経皮吸収性を向上させる試みが行われ
ている。しかしながら、溶解型のインドメタシンは加水
分解により安定性に欠ける。また、インドメタシンに
は、結晶多形によりα型(針状結晶)、β型及びγ型
(板状結晶)が存在し、γ型が安定形、α型が準安定形
として知られている。
有した外用剤は既に知られている。インドメタシンは一
般に経皮吸収性が悪く、そのため、従来の外用剤は溶解
剤を使用するなどによってインドメタシンを溶解型で配
合するなどして、経皮吸収性を向上させる試みが行われ
ている。しかしながら、溶解型のインドメタシンは加水
分解により安定性に欠ける。また、インドメタシンに
は、結晶多形によりα型(針状結晶)、β型及びγ型
(板状結晶)が存在し、γ型が安定形、α型が準安定形
として知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、製剤からの
インドメタシンの経皮吸収性を維持しつつ、インドメタ
シンの安定性を改善したインドメタシン含有外用剤及び
その製造方法を提供することを目的とする。
インドメタシンの経皮吸収性を維持しつつ、インドメタ
シンの安定性を改善したインドメタシン含有外用剤及び
その製造方法を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前述の課
題を解決するために鋭意研究を重ねた結果、基剤中にα
型結晶としてインドメタシンを含有させると経皮吸収性
がよいばかりでなく、インドメタシンの安定性も良好で
あることを見出し、本発明を完成した。即ち、本発明
は、α型結晶インドメタシンを含有する外用剤、及びイ
ンドメタシンの懸濁液を水溶性ゲルに添加することを特
徴とするα型結晶インドメタシン含有外用剤の製造方法
である。
題を解決するために鋭意研究を重ねた結果、基剤中にα
型結晶としてインドメタシンを含有させると経皮吸収性
がよいばかりでなく、インドメタシンの安定性も良好で
あることを見出し、本発明を完成した。即ち、本発明
は、α型結晶インドメタシンを含有する外用剤、及びイ
ンドメタシンの懸濁液を水溶性ゲルに添加することを特
徴とするα型結晶インドメタシン含有外用剤の製造方法
である。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明において、インドメタシン
は基剤中でα型結晶として存在すればよく、製剤原料と
して必ずしもα型結晶インドメタシンを使用する必要は
なく、粉末又は3種類あるいずれの結晶形のインドメタ
シンを製剤原料として用いてもよい。インドメタシンを
基剤中でα型結晶として存在させる手段としては、例え
ば、インドメタシンの懸濁液を水溶性ゲルに添加する方
法が挙げられるが、ここで用いる水溶性ゲルは、架橋可
能で、ゲル化可能な水溶性高分子からつくられ、温度等
の外的条件により適度な粘着性を呈するものであれば特
に制限はない。当該水溶性ゲルは、例えば、水溶性高分
子、安定化剤、保湿剤、pH調整剤、佐薬及び必要に応
じて架橋剤を配合し、調製することができる。
は基剤中でα型結晶として存在すればよく、製剤原料と
して必ずしもα型結晶インドメタシンを使用する必要は
なく、粉末又は3種類あるいずれの結晶形のインドメタ
シンを製剤原料として用いてもよい。インドメタシンを
基剤中でα型結晶として存在させる手段としては、例え
ば、インドメタシンの懸濁液を水溶性ゲルに添加する方
法が挙げられるが、ここで用いる水溶性ゲルは、架橋可
能で、ゲル化可能な水溶性高分子からつくられ、温度等
の外的条件により適度な粘着性を呈するものであれば特
に制限はない。当該水溶性ゲルは、例えば、水溶性高分
子、安定化剤、保湿剤、pH調整剤、佐薬及び必要に応
じて架橋剤を配合し、調製することができる。
【0006】このようにして得られる水溶性ゲルに、イ
ンドメタシンの懸濁液を添加して、均一になるまで混合
することにより、α型結晶としてインドメタシンを含有
する膏体を得ることができる。水溶性ゲルとインドメタ
シン懸濁液との配合割合は、重量比で通常70:30〜
95:5、好ましくは80:20〜90:10である。
ンドメタシンの懸濁液を添加して、均一になるまで混合
することにより、α型結晶としてインドメタシンを含有
する膏体を得ることができる。水溶性ゲルとインドメタ
シン懸濁液との配合割合は、重量比で通常70:30〜
95:5、好ましくは80:20〜90:10である。
【0007】インドメタシンのα型結晶の確認は、偏光
顕微鏡による目視での確認と、赤外分光光度計により行
うことができる。前記インドメタシンの懸濁液は、溶媒
がアルコール、例えばエタノール、プロパノール、イソ
プロパノール、プロピレングリコール、ブチレングリコ
ールであれば特に制限はない。当該懸濁液は、例えば、
インドメタシン、水溶性高分子、保湿剤、界面活性剤、
防腐剤など、及び必要に応じて、吸着剤、架橋剤などを
溶媒(但し、水溶液を除く)に均一に分散させることに
より調製することができる。
顕微鏡による目視での確認と、赤外分光光度計により行
うことができる。前記インドメタシンの懸濁液は、溶媒
がアルコール、例えばエタノール、プロパノール、イソ
プロパノール、プロピレングリコール、ブチレングリコ
ールであれば特に制限はない。当該懸濁液は、例えば、
インドメタシン、水溶性高分子、保湿剤、界面活性剤、
防腐剤など、及び必要に応じて、吸着剤、架橋剤などを
溶媒(但し、水溶液を除く)に均一に分散させることに
より調製することができる。
【0008】インドメタシンの配合割合は、懸濁液に対
して、通常1〜40重量%、好ましくは2〜20重量%
であり、製剤中、通常0.1〜2重量%、好ましくは
0.3〜1重量%である。
して、通常1〜40重量%、好ましくは2〜20重量%
であり、製剤中、通常0.1〜2重量%、好ましくは
0.3〜1重量%である。
【0009】本発明の外用剤の剤形としては、例えばゲ
ルクリーム、貼付剤が挙げられる。水溶性高分子として
は特に制限はなく、例えば、天然ポリマーとしてゼラチ
ン、アルギン酸塩、コーンスターチ、トラガントゴム、
カゼイン、ペクチン等;半合成ポリマーとしてメチルセ
ルロース、エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロ
ース、カルボキシメチルセルロース、デキストリン、カ
ルボキシメチルデンプン等;合成ポリマーとしてポリビ
ニルアルコール、ポリアクリル酸ナトリウム、メトキシ
エチレン無水マレイン酸共重合体、ポリビニルエーテ
ル、ポリビニルピロリドン、カルボキシビニルポリマ
ー、ポリアクリル酸等を単独で又は2種以上組み合わせ
て用いることができる。水溶性高分子の配合割合は、製
剤中、通常3〜30重量%、好ましくは7〜15重量%
である。
ルクリーム、貼付剤が挙げられる。水溶性高分子として
は特に制限はなく、例えば、天然ポリマーとしてゼラチ
ン、アルギン酸塩、コーンスターチ、トラガントゴム、
カゼイン、ペクチン等;半合成ポリマーとしてメチルセ
ルロース、エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロ
ース、カルボキシメチルセルロース、デキストリン、カ
ルボキシメチルデンプン等;合成ポリマーとしてポリビ
ニルアルコール、ポリアクリル酸ナトリウム、メトキシ
エチレン無水マレイン酸共重合体、ポリビニルエーテ
ル、ポリビニルピロリドン、カルボキシビニルポリマ
ー、ポリアクリル酸等を単独で又は2種以上組み合わせ
て用いることができる。水溶性高分子の配合割合は、製
剤中、通常3〜30重量%、好ましくは7〜15重量%
である。
【0010】安定化剤としては特に制限はなく、例え
ば、亜硫酸ナトリウム等の無機酸及びその塩;ジブチル
ヒドロキシトルエン、ブチルヒドロキシアニソール、エ
デト酸、モノオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタ
ン、モノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン、
ニトリロ三酢酸、シクロヘキサンジアミン四酢酸、グリ
シン、シュウ酸、酒石酸、乳酸等の錯塩形成能を有する
有機酸及びその塩を単独で又は2種以上組み合わせて用
いることができる。
ば、亜硫酸ナトリウム等の無機酸及びその塩;ジブチル
ヒドロキシトルエン、ブチルヒドロキシアニソール、エ
デト酸、モノオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタ
ン、モノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン、
ニトリロ三酢酸、シクロヘキサンジアミン四酢酸、グリ
シン、シュウ酸、酒石酸、乳酸等の錯塩形成能を有する
有機酸及びその塩を単独で又は2種以上組み合わせて用
いることができる。
【0011】架橋剤としては特に制限はなく、例えばア
ルミニウムグリシネート、水酸化アルミニウム、塩化カ
ルシウム、塩化マグネシウム、塩化アルミニウム、カリ
明バン、硫酸第二鉄、硫酸マグネシウム、水酸化カルシ
ウム、水酸化第二鉄、ケイ酸アルミニウム、メタケイ酸
アルミニウム、ケイ酸アルミン酸マグネシウム、アルミ
ニウムアラントイネート、酢酸アルミニウム等の水溶性
又は難溶性の多価金属塩を単独で又は2種以上組み合わ
せて用いることができる。
ルミニウムグリシネート、水酸化アルミニウム、塩化カ
ルシウム、塩化マグネシウム、塩化アルミニウム、カリ
明バン、硫酸第二鉄、硫酸マグネシウム、水酸化カルシ
ウム、水酸化第二鉄、ケイ酸アルミニウム、メタケイ酸
アルミニウム、ケイ酸アルミン酸マグネシウム、アルミ
ニウムアラントイネート、酢酸アルミニウム等の水溶性
又は難溶性の多価金属塩を単独で又は2種以上組み合わ
せて用いることができる。
【0012】吸着剤としては特に制限はなく、例えばカ
オリン、酸化チタン、酸化亜鉛、ベントナイト、無水ケ
イ酸、シクロデキストリン等を単独で又は2種以上組み
合わせて用いることができる。保湿剤としては特に制限
はなく、例えばグリセリン、ジグリセリン、トリグリセ
リン、プロピレングリコール、ブチレングリコール、ポ
リエチレングリコール、マクロゴール400、乳酸ナト
リウム、ピロリドンカルボン酸ナトリウム等を単独で又
は2種以上組み合わせて用いることができる。
オリン、酸化チタン、酸化亜鉛、ベントナイト、無水ケ
イ酸、シクロデキストリン等を単独で又は2種以上組み
合わせて用いることができる。保湿剤としては特に制限
はなく、例えばグリセリン、ジグリセリン、トリグリセ
リン、プロピレングリコール、ブチレングリコール、ポ
リエチレングリコール、マクロゴール400、乳酸ナト
リウム、ピロリドンカルボン酸ナトリウム等を単独で又
は2種以上組み合わせて用いることができる。
【0013】界面活性剤としては特に制限はなく、例え
ばポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリ
オキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレングリ
コール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンポリオキシ
プロピルアルキルエーテル、ポリオキシエチレングリコ
ールエーテル、ソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン
脂肪酸エステル等を単独で又は2種以上組み合わせて用
いることができる。防腐剤としては特に制限はなく、例
えばパラオキシ安息香酸エステル類を単独で又は2種以
上組み合わせて用いることができる。
ばポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリ
オキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレングリ
コール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンポリオキシ
プロピルアルキルエーテル、ポリオキシエチレングリコ
ールエーテル、ソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン
脂肪酸エステル等を単独で又は2種以上組み合わせて用
いることができる。防腐剤としては特に制限はなく、例
えばパラオキシ安息香酸エステル類を単独で又は2種以
上組み合わせて用いることができる。
【0014】pH調整剤としては特に制限はなく、例え
ばクエン酸、リンゴ酸、酒石酸、乳酸等を単独で又は2
種以上組み合わせて用いることができる。また、本発明
の外用剤には、必要に応じて、前記成分に加えて佐薬、
例えば、消炎鎮痛剤のサリチル酸メチル、サリチル酸グ
リコール等のサリチル酸エステル類、イブプロフェン、
アズレン、アズレンスルホン酸ナトリウム、グリチルレ
チン酸、グリチルリチン等;抗ヒスタミン剤のジフェン
ヒドラミン、マレイン酸クロルフェニラミン等;引赤剤
のトウガラシ及びその抽出エキス、ノニル酸ワニリルア
ミド、ニコチン酸ベンジル等;局所麻酔剤のアミノ安息
香酸エチル、リドカイン、ジブカイン等;ビタミン剤と
して酢酸トコフェロール、ビオチン、ビタミンB類等;
清涼化剤のカンフル、メントール、ハッカ油等;生薬成
分としてショウキョウ、カンキョウ、シャクヤク、ニン
ジン、トウキ及びその他の抽出物を配合することができ
る。
ばクエン酸、リンゴ酸、酒石酸、乳酸等を単独で又は2
種以上組み合わせて用いることができる。また、本発明
の外用剤には、必要に応じて、前記成分に加えて佐薬、
例えば、消炎鎮痛剤のサリチル酸メチル、サリチル酸グ
リコール等のサリチル酸エステル類、イブプロフェン、
アズレン、アズレンスルホン酸ナトリウム、グリチルレ
チン酸、グリチルリチン等;抗ヒスタミン剤のジフェン
ヒドラミン、マレイン酸クロルフェニラミン等;引赤剤
のトウガラシ及びその抽出エキス、ノニル酸ワニリルア
ミド、ニコチン酸ベンジル等;局所麻酔剤のアミノ安息
香酸エチル、リドカイン、ジブカイン等;ビタミン剤と
して酢酸トコフェロール、ビオチン、ビタミンB類等;
清涼化剤のカンフル、メントール、ハッカ油等;生薬成
分としてショウキョウ、カンキョウ、シャクヤク、ニン
ジン、トウキ及びその他の抽出物を配合することができ
る。
【0015】前記の膏体を支持体に展延し、膏体表面を
プラスチックフィルムで被覆することにより、パップ剤
を製造することができる。また、ゲルクリームは、次の
ようにして製造することができる。油相成分(防腐剤、
界面活性剤、主薬成分、保湿剤、安定化剤)を加温溶解
し、室温まで冷却し油相とする。一方、水に水溶性高分
子を溶解混合し、水溶性高分子を膨潤させて水相とす
る。前記油相と水相を室温にて混合することにより、ゲ
ルクリームを製造することができる。
プラスチックフィルムで被覆することにより、パップ剤
を製造することができる。また、ゲルクリームは、次の
ようにして製造することができる。油相成分(防腐剤、
界面活性剤、主薬成分、保湿剤、安定化剤)を加温溶解
し、室温まで冷却し油相とする。一方、水に水溶性高分
子を溶解混合し、水溶性高分子を膨潤させて水相とす
る。前記油相と水相を室温にて混合することにより、ゲ
ルクリームを製造することができる。
【0016】
【実施例】以下、実施例及び試験例により本発明を更に
具体的に説明するが、本発明の範囲は以下の実施例に限
定されるものではない。 (実施例1)ポリアクリル酸6重量部、D−ソルビトー
ル15重量部及びカルボキシビニルポリマー2重量部に
水50重量部を加えて、更に酒石酸1. 5重量部を加え
て混合し水溶性ゲルを作成した。同時にプロピレングリ
コール8重量部にモノオレイン酸ポリオキシエチレンソ
ルビタン0. 5重量部、酢酸トコフェロール3重量部及
びパラオキシ安息香酸エチル0. 05重量部を合わせて
加温溶解後、水酸化アルミニウム0.5重量部、ポリア
クリル酸ナトリウム3重量部及び粉末インドメタシン1
重量部を加えて均一になるまで分散させ、インドメタシ
ン懸濁液を作成した。作成した水溶性ゲルにインドメタ
シン懸濁液を加えて均一になるまで混合した。この膏体
を不織布に塗布後、ライナーを貼り合わせて裁断し、パ
ップ剤とした。本パップ剤にはα型結晶インドメタシン
が含有されていることを偏光顕微鏡及び赤外分光光度計
により確認した。また、インドメタシンを溶解型として
含有する市販のパップ剤を比較例とし、以下の試験に供
した。
具体的に説明するが、本発明の範囲は以下の実施例に限
定されるものではない。 (実施例1)ポリアクリル酸6重量部、D−ソルビトー
ル15重量部及びカルボキシビニルポリマー2重量部に
水50重量部を加えて、更に酒石酸1. 5重量部を加え
て混合し水溶性ゲルを作成した。同時にプロピレングリ
コール8重量部にモノオレイン酸ポリオキシエチレンソ
ルビタン0. 5重量部、酢酸トコフェロール3重量部及
びパラオキシ安息香酸エチル0. 05重量部を合わせて
加温溶解後、水酸化アルミニウム0.5重量部、ポリア
クリル酸ナトリウム3重量部及び粉末インドメタシン1
重量部を加えて均一になるまで分散させ、インドメタシ
ン懸濁液を作成した。作成した水溶性ゲルにインドメタ
シン懸濁液を加えて均一になるまで混合した。この膏体
を不織布に塗布後、ライナーを貼り合わせて裁断し、パ
ップ剤とした。本パップ剤にはα型結晶インドメタシン
が含有されていることを偏光顕微鏡及び赤外分光光度計
により確認した。また、インドメタシンを溶解型として
含有する市販のパップ剤を比較例とし、以下の試験に供
した。
【0017】(試験例1) ラット摘出皮膚透過性試験 剥離した雄性ヘアレスラットの腹部皮膚に直径2cmの
大きさに切断した製剤(実施例1及び比較例)を貼り付
け、フランツ型拡散セルに装着し、レシーバー側にリン
酸緩衝液(pH7.4)を3ml入れた。経時的にレシ
ーバー液中に透過したインドメタシンの量を測定した。
結果を図1に示す。インドメタシンをα型結晶として含
有する実施例1のパップ剤と、溶解型として含有する比
較例のパップ剤について、ラット摘出皮膚でのインドメ
タシン透過性を比較すると、α型結晶として含有した実
施例1のパップ剤の方が良好な皮膚透過性を示した。
大きさに切断した製剤(実施例1及び比較例)を貼り付
け、フランツ型拡散セルに装着し、レシーバー側にリン
酸緩衝液(pH7.4)を3ml入れた。経時的にレシ
ーバー液中に透過したインドメタシンの量を測定した。
結果を図1に示す。インドメタシンをα型結晶として含
有する実施例1のパップ剤と、溶解型として含有する比
較例のパップ剤について、ラット摘出皮膚でのインドメ
タシン透過性を比較すると、α型結晶として含有した実
施例1のパップ剤の方が良好な皮膚透過性を示した。
【0018】(試験例2) 安定性試験 実施例1及び比較例の製剤を5枚1袋とし、40℃75
%RHの条件下で8ヶ月保存し、膏体中のインドメタシ
ンの安定性を評価した。結果を表1に示す。
%RHの条件下で8ヶ月保存し、膏体中のインドメタシ
ンの安定性を評価した。結果を表1に示す。
【0019】
【表1】
【0020】インドメタシンの安定性ではα型結晶とし
て含有する実施例1のパップ剤は、40℃75%RHの
条件下で8カ月保存してもインドメタシンの安定性が保
たれているのに対し溶解型として含有する比較例のパッ
プ剤では、安定性が悪いことが示された。
て含有する実施例1のパップ剤は、40℃75%RHの
条件下で8カ月保存してもインドメタシンの安定性が保
たれているのに対し溶解型として含有する比較例のパッ
プ剤では、安定性が悪いことが示された。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、インドメタシンの経皮
吸収性を維持しつつ、インドメタシンの安定性を改善し
たインドメタシン含有外用剤を提供することができる。
吸収性を維持しつつ、インドメタシンの安定性を改善し
たインドメタシン含有外用剤を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1及び比較例のパップ剤のラット摘出皮
膚透過性試験の結果を示す図である。
膚透過性試験の結果を示す図である。
▲ 実施例1 △ 比較例
Claims (2)
- 【請求項1】 α型結晶インドメタシンを含有する外用
剤。 - 【請求項2】 インドメタシンの懸濁液を水溶性ゲルに
添加することを特徴とするα型結晶インドメタシン含有
外用剤の製造方法。
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|---|---|---|---|
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| JP2000515590A JP3835168B2 (ja) | 1997-10-15 | 1998-10-14 | 経皮吸収型製剤 |
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