JPH11171815A - 光学活性アシロイン化合物の製造方法 - Google Patents

光学活性アシロイン化合物の製造方法

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JPH11171815A
JPH11171815A JP10264373A JP26437398A JPH11171815A JP H11171815 A JPH11171815 A JP H11171815A JP 10264373 A JP10264373 A JP 10264373A JP 26437398 A JP26437398 A JP 26437398A JP H11171815 A JPH11171815 A JP H11171815A
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Japan
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group
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binaphthol
compound
general formula
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JP10264373A
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Kuniro Ogasawara
國郎 小笠原
Takahiko Taniguchi
孝彦 谷口
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Chisso Corp
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 光学活性アシロイン化合物の新規製造方法、
及びそれに用いる反応剤とその製造方法の提供。 【解決手段】 3,4−ジトリメチルシリルオキシトリ
シクロ[4・2・1・0 2.5]ノナ−3,7−ジエンと
ビナフトルモノエーテル−四塩化スズ錯体とを反応さ
せ、後処理することにより、光学活性アシロイン化合物
を製造する。 【効果】 光学活性アシロイン化合物を出発物質とし
て、中間体として有用な種々の光学活性オキシジシクロ
ペンタジエンを効率的に製造できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は医薬品などの有用中
間体である光学活性アシロイン化合物の製造方法および
その製造方法に使用するビナフトールモノエーテル錯
体、及びその錯体の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】光学活性アシロイン化合物は、医薬品な
どの生理活性物質の出発原料として大変有用な光学活性
オキソジシクロペンタジエンの原料として用いることが
できる(特願平9−213840)。光学活性オキソジ
シクロペンタジエンは、例えば、鎮痛効果のあるアファ
ノルフィンの出発原料となっていることが知られている
(J.Chem.Soc.Chem.Commun., 290 (1990) )。しかしな
がら、光学活性アシロイン化合物の製造方法は、光学分
割による方法(特願平9−213840の方法)以外は
知られていない。ビナフトールモノエーテル四塩化スズ
錯体は、モノメチルエーテルが山本ら(Syn. Lett., 19
97,411)によってプロキラルなシリエノールエーテルの
不斉水素化に利用されているが、式(1)で表される化
合物に応用された例はなかった。従来、ビナフトールモ
ノエーテルの製造方法は、戸田ら(J. Chem. Soc.,Perk
in Trans. 2, 1997)、あるいはサルバドーリら(Tetra
hedron, 1987, 43, 4969)のようにジアステレオマーに
誘導するか、あるいはパークルら(J. Org. Chem., 198
2, 47, 4037)のようにHLPCLを利用するなどし
て、エ−テル化生成物のうち不用な異性体を分解除去し
なければならず、効率の悪い方法であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、光学活
性アシロイン化合物の製造方法は、光学分割による方法
が知られているが、光学分割法は両鏡像体が必要な場合
は効果的であるが、どちらか一方のみしか必要でない場
合は、効率の悪い方法である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記の課
題を解決し、光学活性アシロイン化合物の一方の鏡像体
のみを製造する方法を鋭意検討した結果、式(1)
【0005】
【化10】
【0006】(式中、TMSはトリメチルシリル基を示
す)で表される3,4−ビストリメチルシリルオキシト
リシクロ[4・2・1・02.5]ノナ−3,7−ジエン
を出発物質として、一般式(2−1)または一般式(2
−2)
【0007】
【化11】
【0008】(式中、Rは直鎖或いは分枝鎖のアルキル
基、アルケニル基、或いはアラルキル基、アリール基、
ベンジルオキシアルキル基を示す)のいずれか一方で表
されるビナフトールモノエーテル−四塩化スズ錯体とを
反応させることにより、式(3−1)または式(3−
2)
【0009】
【化12】
【0010】のどちらか一方で表される化合物のみを得
ることを特徴とする、式(3−1)または(3−2)で
表される光学活性アシロイン化合物の製造方法を見出
し、本発明を完成するに至ったものである。また、ビナ
フトールモノエーテル−四塩化スズ錯体の原料であるビ
ナフトールモノエーテルは、対応するアルコールとビナ
フトールとを光延反応させることにより、欲する異性体
のみを効率よく得られることを見いだした。併せてま
た、一般式(2)で表されるビナフトールモノエーテル
−四塩化スズ錯体の新規な製造法も見出した。以上の記
述から明らかなように、本発明の目的は、上述の式(3
−1)または式(3−2)で表される光学活性アシロイ
ン化合物の新規な製造法ならびに該製造法に使用する前
記式(2−1)または式(2−2)で表されるビナフト
ールモノエーテル−四塩化スズ錯体の新規な製造法を提
供することである。その他の目的は、以下の記述から明
らかにされる。
【0011】本発明は、下記(1)ないし(7)の各構
成を有する。 (1) 式(1)
【0012】
【化13】
【0013】(式中、TMSはトリメチルシリル基を示
す)で表される3,4−ビストリメチルシリルオキシト
リシクロ[4・2・1・02.5]ノナ−3,7−ジエン
を出発物質として、一般式(2−1)または一般式(2
−2)
【0014】
【化14】
【0015】(式中、Rは直鎖或いは分枝鎖のアルキル
基、アルケニル基、或いはアラルキル基、アリール基、
ベンジルオキシアルキル基を示す)のいずれか一方で表
されるビナフトールモノエーテル−四塩化スズ錯体と反
応させることにより、式(3−1)または式(3−2)
【0016】
【化15】
【0017】のどちらか一方で表される化合物のみを得
ることを特徴とする、光学活性アシロイン化合物の製造
方法。 (2) (1)項において、一般式(2−1)及び一般
式(2−2)のRがイソプロピル基である光学活性アシ
ロイン化合物の製造方法。 (3) (1)において、一般式(2−1)及び一般式
(2−2)のRが2,6−ジメチルヘプタ−4−イル基
である光学活性アシロイン化合物の製造方法。 (4) 一般式(2−1)または一般式(2−2)
【0018】
【化16】
【0019】(式中、Rはイソプロピル基、2,6−ジ
メチルヘプタ−4−イル基、アルケニル基、或いはアラ
ルキル基、アリール基、ベンジルオキシアルキル基を示
す)で表されるビナフトールモノエーテル−四塩化スズ
錯体。 (5) (4)項において、Rがイソプロピル基および
2,6−ジメチルヘプタ−4−イル基から選ばれるいず
れかの基であるビナフトールモノエーテル−四塩化スズ
錯体。 (6) 式(4−1)または式(4−2)
【0020】
【化17】
【0021】で表される光学活性ビナフトールのいずれ
か一方と、式(5)
【0022】
【化18】
【0023】(式中、Rはイソプロピル基、2,6−ジ
メチルヘプタ−4−イル基、アルケニル基、或いはアラ
ルキル基、アリール基、ベンジルオキシエチル基を示
す)で表されるアルコールとをトリフェニルホスフィン
存在下、アゾジカルボン酸ジエステルを加えることによ
り一般式(6−1)または式(6−2)
【0024】
【化19】
【0025】のいずれか一方で表されるビナフトールモ
ノエーテルを得、これと四塩化スズとを反応させること
により、一般式(2−1)または一般式(2−2)
【0026】
【化20】
【0027】(式中、Rはイソプロピル基、2,6−ジ
メチルヘプタ−4−イル基、アルケニル基、或いはアラ
ルキル基、アリール基、ベンジルオキシエチル基を示
す)のいずれか一方で表される、ビナフトールモノエー
テル−四塩化スズ錯体の製造方法。 (7) 一般式(6−1)または一般式(6−2)
【0028】
【化21】
【0029】(式中、Rはイソプロピル基、2,6−ジ
メチルヘプタ−4−イル基、アルケニル基、或いはアラ
ルキル基、アリール基、ベンジルオキシエチル基を示
す)で表されるビナフトールモノエーテル。
【0030】
【発明の実施の形態】本発明の光学活性アシロイン化合
物の製造法は、次の反応式で表される。便宜上、(−)
−体が得られる場合を示す。
【0031】
【化22】
【0032】出発物質である化合物(1)は、ミラーら
の方法、即ち、ナトリウムの存在下にシス−5−ノルボ
ルネン−endo−2,3ジカルボン酸とトリメチルシ
リルクロリドとを反応させる(J. Org. Chem., 41, 122
1 (1976))ことにより、容易に入手出来る。化合物
(2)は、市販されている光学活性ビナフトール、アル
コール、およびトリフェニルホスフィンの混合液に、ア
ゾジカルボン酸ジエステルを滴下し、室温(10℃〜4
0℃)で撹拌することにより一般式(6)で示されるモ
ノエーテルが得られる。反応溶媒はジエチルエ−テル、
ジイソプロピルエ−テル、THF、クロロホルム、塩化
メチレン、ジクロロエタンを用いることができるが、好
ましくはTHFである。生成物をシリカゲルクロマトグ
ラフィー、あるいは再結晶等の一般的な手法で精製し、
純粋なモノエ−テル(式(4−1)または(4−2))
が得られる。次にこのモノエーテルと四塩化スズとを室
温(10℃〜40℃)で溶液中で混合することにより化
合物(2)を得ることが出来る。
【0033】
【化23】
【0034】(式中、R1は、エチル、イソプロピル、
シクロヘキシルなどのアルキル基を示す。) 次に光学活性アシロイン化合物の製造方法について述べ
る。化合物(2)のトルエン溶液を−60〜−80℃に
冷却し、ここに、−60〜−80℃を保ちながら、化合
物(1)を徐々に加える。化合物(2)の数量は化合物
(1)に対し、1/100〜1.5倍量であり、好まし
くは1.2倍である。10分〜10時間、好ましくは2
時間攪拌後、10%HCl水溶液を加え攪拌した後、エ
チルエーテル、イソプロピルエーテル、t−ブチルメチ
ルエーテルなどの有機溶媒で希釈し、分取した有機層を
飽和NaCl水溶液で洗浄する。有機層を乾燥し、減圧
下溶媒を留去し、得られた残渣をシリカゲルクロマトグ
ラフィーにより精製すれば、目的とする化合物(3)を
得ることが出来る。
【0035】
【発明の効果】本発明の製造方法を用いることにより、
式(3)で示される有用中間体が製造でき、この化合物
(3)から、種々の生理活性物質等の出発物質である光
学活性オキソジシクロペンタジエンが得られる。また、
従来効率の悪かったビナフトールモノエーテルを、好ま
しい立体異性体のみを効率よく製造できる。
【0036】
【実施例】以下、実施例により本発明を更に詳しく説明
するが、本発明はこれらの例によって制限されるもので
はない。以下に示された光学純度はすべてダイセル社製
キラルセルODカラムを用いてHPLC分析(溶出液:
0.5−10%濃度のイソプロパノール−ヘキサン)に
より決定した。
【0037】実施例1 (S)−ビナフトールモノイソ
プロピルエーテルの合成 (S)−ビナフトール(99%ee,1.43g,5m
mol)、トリフェニルホスフィン(1.32g,5m
mol)、およびイソプロパノール(3ml)をTHF
(50ml)に溶解した。この溶液にアゾジカルボン酸
ジエチル(40%トルエン溶液、2.2ml,5mmo
l)を室温で滴下した。室温で24時間撹拌後、反応混
合液を減圧濃縮し、残さをシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー(80g,展開溶媒:ヘキサン/酢酸エチル=
8/1)に付し、(S)−ビナフトールモノイソプロピ
ルエーテル(98.5mg,収率6%,98.5%e
e)を得た。このものの比旋光度は、 [α]D 24 +81.8°(c0.9,CHCl), であった。
【0038】実施例2 (S)−ビナフトールモノ−
2,6−ジメチルヘプタ−4−イルエーテルの合成 (S)−ビナフトール(99%ee,1.43g,5m
mol)、トリフェニルホスフィン(1.71g,6.
5mmol)、および2,6−ジメチルヘプタ−4−オ
ール(1.08g,7.5mmol)をTHF(50m
l)に溶解した。この溶液にアゾジカルボン酸ジエチル
(40%トルエン溶液、2.85ml,6.5mmo
l)を室温で滴下した。室温で18時間攪拌後、反応混
合液を減圧濃縮し、残さをシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー(80g,展開溶媒:ヘキサン/酢酸エチル=
8/1)に付し、(S)−ビナフトールモノ−2,6−
ジメチルヘプタ−4−イルエーテル(1.37g,収率
66%,99%ee)を得た。このものの物性値は、 [α]D 29 +31.7°(c1.502,CHC
), IR(nujor,cm-1)3540,34421 HNMR(300MHz,CDCl)d8.00
(d,J=9.1Hz,1H),7.91−7.81
(m,3H),7.46−7.13(m,7H),7.
05(br d,J=7.4HZ,1H),4.99
(s,1H),4.37(q,J=6.6Hz,1
H),1.62−0.66(m,6H),0.80
(d,J=6.6Hz,3H),0.79(d,J=
6.6Hz,3H),0.60(d,J=6.3Hz,
3H),0.59(d,J=6.6Hz,3H),であ
った。 以下、同様の方法で合成したその他のモノエーテル体の
物性値を表1に示す(実施例3−10)。
【0039】
【表1】
【0040】これらのモノエーテル体も、下記の実施例
3に記載の方法で四塩化スズと混合することにより、ビ
ナフトールモノエーテル−四塩化スズ錯体を得ることが
出来る。 実施例11 アシロイン化合物の合成(1) 実施例2で得た(S)−ビナフトールモノ2,6−ジメ
チルヘプタ−4−イルエーテル(181mg、0.44
mmol、99%ee)の無水トルエン(5ml)溶液
に、アルゴン気流下、室温にて四塩化スズ溶液(0.4
4ml、0.44mmol、1.0Mジクロロメタン溶
液)を加え1時間攪拌した。反応溶液を−78℃に冷却
した後、化合物(1)(108mg,0.37mmo
l)の無水トルエン(1ml)溶液を10分間かけて滴
下し、同温にて2時間攪拌した。反応終了後、10%H
Cl(2ml)水溶液を加え10分間攪拌した後、エチ
ルエーテルで希釈し、分取した有機層を飽和NaCl水
溶液で洗浄した。有機層を無水硫酸マグネシウム で乾
燥した後、減圧下溶媒を留去した。得られた残渣をシリ
カゲルクロマトグラフィー(溶出溶媒:Et20/he
xane=(1/1 vol/vol)に付し、溶出部より無
色固体の(−)−アシロイン化合物(2)(45mg,
82%)および(S)−ビナフトールモノ2,6−ジメ
チルヘプタ−4−イルエーテル(178mg,98%回
収)を得た。なお(−)−アシロイン化合物(2)は9
4%ee(CHIRALCEL OD,5%iPrOH
/hexane)であり、このものの各物性値は、 [α]D 24 −204.3°(c1.0,CHCl),
mp104−106℃(Et20/hexane);I
R(nujor,cm-1)3376,1761;1
NMR(300MHz,CDCl)d6.19(d
d,J=5.8,3.0Hz,1H),6.13(d
d,J=5.8,2.5Hz,1H),4.43(m,
1H),3.57(m,1H),3.09(m,1
H),2.07(d,J=8.0Hz,1H),1.7
7(d,J=8.2Hz,1H),1.54(d,J=
8.2Hz,1H);HRMSm/zC9102 (M
+)calcd 150.0680,obsd 15
0.0676. であった。また回収をした(S)−ビナフトールモノ
2,6−ジメチルヘプタ−4−イルエーテルは99%e
e(CHIRALCEL OD,2%iPrOH/he
xane)であった。
【0041】実施例12 アシロイン化合物の合成
(2) 実施例2で得た(S)−ビナフトールモノ2,6−ジメ
チルヘプタ−4−イルエーテルに代えて、実施例1で得
られた(S)−ビナフトールモノイソプロピルエーテル
(98.5mg,収率6%,98.5%ee)の無水ト
ルエン(5ml)溶液を用い、アルゴン気流下室温にて
四塩化スズ(0.44ml、0.44mmol、1.0
Mジクロロメタン溶液)溶液を加え1時間攪拌した。反
応溶液を−78℃に冷却した後、化合物(1)(108
mg,0.37mmol)の無水トルエン(1ml)溶
液を10分間かけて滴下し、同温にて2時間攪拌した。
反応終了後、10%HCl(2ml)水溶液を加え10
分間攪拌した後、エチルエーテルで希釈し、分取した有
機層を飽和NaCl水溶液で洗浄した。有機層を無水硫
酸マグネシウム で乾燥した後、減圧下溶媒を留去し
た。得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(溶
出溶媒:Et20/hexane=(1/1 vol/vol)
に付し、溶出部より無色固体の(−)−アシロイン化合
物(2)(48mg,82%)および(S)−ビナフト
ールモノイソプロピルエーテル(98%回収)を得た。
なお(−)−アシロイン化合物(2)は90%ee(C
HIRALCEL OD,5%iPrOH/hexan
e)であり、このものの各物性値は、実施例3の値と良
く一致した。また、回収した(S)−ビナフトールモノ
イソプロピルルエーテルは(99%ee(CHIRAL
CEL OD,2%iPrOH/hexane)であっ
た。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI // C07B 61/00 300 C07B 61/00 300 C07M 7:00

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式(1) 【化1】 (式中、TMSはトリメチルシリル基を示す)で表され
    る3,4−ビストリメチルシリルオキシトリシクロ[4
    ・2・1・02.5 ]ノナ−3,7−ジエンを出発物質と
    して、一般式(2−1)または一般式(2−2) 【化2】 (式中、Rは直鎖或いは分枝鎖のアルキル基、アルケニ
    ル基、或いはアラルキル基、アリール基、ベンジルオキ
    シアルキル基を示す)のいずれか一方で表されるビナフ
    トールモノエーテル−四塩化スズ錯体と反応させること
    により、式(3−1)または式(3−2) 【化3】 のどちらか一方で表される化合物のみを得ることを特徴
    とする、光学活性アシロイン化合物の製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、一般式(2−1)及
    び一般式(2−2)のRがイソプロピル基である光学活
    性アシロイン化合物の製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1において、一般式(2−1)及
    び一般式(2−2)のRが2,6−ジメチルヘプタ−4
    −イル基である光学活性アシロイン化合物の製造方法。
  4. 【請求項4】 一般式(2−1)または一般式(2−
    2) 【化4】 (式中、Rはイソプロピル基、2,6−ジメチルヘプタ
    −4−イル基、アルケニル基、或いはアラルキル基、ア
    リール基、ベンジルオキシアルキル基を示す)で表され
    るビナフトールモノエーテル−四塩化スズ錯体。
  5. 【請求項5】 請求項4において、Rがイソプロピル基
    および2,6−ジメチルヘプタ−4−イル基から選ばれ
    るいずれかの基であるビナフトールモノエーテル−四塩
    化スズ錯体。
  6. 【請求項6】 式(4−1)または式(4−2) 【化5】 で表される光学活性ビナフトールのいずれか一方と、式
    (5) 【化6】 (式中、Rはイソプロピル基、2,6−ジメチルヘプタ
    −4−イル基、アルケニル基、或いはアラルキル基、ア
    リール基、ベンジルオキシエチル基を示す)で表される
    アルコールとをトリフェニルホスフィン存在下、アゾジ
    カルボン酸ジエステルを加えることにより一般式(6−
    1)または式(6−2) 【化7】 のいずれか一方で表されるビナフトールモノエーテルを
    得、これと四塩化スズとを反応させることにより、一般
    式(2−1)または一般式(2−2) 【化8】 (式中、Rはイソプロピル基、2,6−ジメチルヘプタ
    −4−イル基、アルケニル基、或いはアラルキル基、ア
    リール基、ベンジルオキシエチル基を示す)のいずれか
    一方で表される、ビナフトールモノエーテル−四塩化ス
    ズ錯体の製造方法。
  7. 【請求項7】一般式(6−1)または一般式(6−2) 【化9】 (式中、Rはイソプロピル基、2,6−ジメチルヘプタ
    −4−イル基、アルケニル基、或いはアラルキル基、ア
    リール基、ベンジルオキシエチル基を示す)で表される
    ビナフトールモノエーテル。
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