JPH11171925A - プロピレン系重合体 - Google Patents
プロピレン系重合体Info
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- JPH11171925A JPH11171925A JP9341196A JP34119697A JPH11171925A JP H11171925 A JPH11171925 A JP H11171925A JP 9341196 A JP9341196 A JP 9341196A JP 34119697 A JP34119697 A JP 34119697A JP H11171925 A JPH11171925 A JP H11171925A
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Abstract
鎖部の、13C−NMRで測定したアイソタクチックトリ
アッド分率が98%以上、(B)13C−NMRで測定し
た、全プロピレン挿入中のプロピレンモノマーの2,1
−挿入に基づく位置不規則単位の割合が0.03%以
下、かつプロピレンモノマーの1,3−挿入に基づく位
置不規則単位の割合が0.06%以上、(C)重量平均
分子量が10000〜1000000、(D)融点が1
60℃以上であることを特徴とするプロピレン系重合
体。 【効果】 剛性、耐熱性、成形性、光沢に優れるにもか
かわらず、高い透明性や耐衝撃強度を有するプロピレン
系重合体を提供する。
Description
リアッド分率が極めて高く、特定量の2,1−挿入に基
づく位置不規則単位及び1,3−挿入に基づく位置不規
則単位を有し、特定の重量平均分子量を有する新規なプ
ロピレン系重合体に存する。
成形性、透明性、耐薬品性に優れるという特徴が注目さ
れ、各種工業用部品材料、容器、フィルムおよび繊維等
の種々の用途に広く使用されている。
プロピレン系重合体は、用途によっては透明性、耐衝撃
強度などが必ずしも十分ではなかった。このため、剛
性、耐熱性、成形性および耐薬品性に優れるばかりでな
く、透明性、耐衝撃強度に優れたプロピレン系重合体の
出現が望まれている。
況に鑑みてなされたものであり、プロピレン系重合体に
おいてアイソタクチックトリアッド分率を高くし、特定
量の2,1−挿入に基づく位置不規則単位及び1,3−
挿入に基づく位置不規則単位を有し且つ特定の重量平均
分子量の新規なプロピレン系重合体が剛性、耐熱性、成
形性、光沢に優れるにもかかわらず、高い透明性や耐衝
撃強度を有するということを見出し完成されたものであ
る。
−尾結合からなるプロピレン単位連鎖部の、13C−NM
Rで測定したアイソタクチックトリアッド分率が98%
以上、(B)13C−NMRで測定した、全プロピレン挿
入中のプロピレンモノマーの2,1−挿入に基づく位置
不規則単位の割合が0.03%以下、かつプロピレンモ
ノマーの1,3−挿入に基づく位置不規則単位の割合が
0.06%以上、(C)重量平均分子量Mwが1000
0〜1000000、及び(D)融点が160℃以上で
あるプロピレン系重合体である。以下に詳細に説明す
る。
よるプロピレン系重合体は、先ず、頭−尾結合からなる
プロピレン単位連鎖部の13C−NMRで測定したアイソ
タクチックトリアッド分率(即ち、ポリマー連鎖中の任
意のプロピレンモノマー単位3連鎖のうち、各プロピレ
ン単位が頭−尾で結合し、かつプロピレン単位中のメチ
ル分岐の方向が同一であるプロピレン単位3連鎖の割
合)が98%以上、好ましくは99%以上のものであ
る。なお、アイソタクチックトリアッド分率を以下、m
m分率と記すことがある。
方法により測定できる。13C−NMRスペクトルは10
mmΦNMR用測定用サンプル管の中で100〜500
mgの試料をo−ジクロロベンゼン約2.0mlにロッ
ク溶媒である重水素化ベンゼン約0.5mlを加えた溶
媒中で完全に溶解させた後、130℃でプロトン完全デ
カップリング法で測定する。測定条件は、フリップアン
グル60°、繰り返し5秒で行う。
基の分岐の方向が同一であるプロピレン単位5連鎖の第
3単位目のメチル基を21.8ppmとして設定し、他
の炭素ピークのケミカルシフトはこれを基準とする。こ
の基準では、PPP[mm]で示されるプロピレン単位
3連鎖中の第2単位目のメチル基に基づくピークは2
1.3〜22.2ppmの範囲に、PPP[mr]で示
されるプロピレン単位3連鎖中の第2単位目のメチル基
に基づくピークは20.5〜21.3ppmの範囲に、
PPP[rr]で示されるプロピレン単位3連鎖中の第
2単位目のメチル基に基づくピークは19.7〜20.
5ppmの範囲に現れる。ここで、PPP[mm]、P
PP[mr]、PPP[rr]はそれぞれ下記のように
示される。
ピレンの2,1−挿入および1,3−挿入に基づく位置
不規則単位を含む下記構造(I)および(II)を特定量
含有するものである。
ン系重合体の重合時に発生する位置不規則性が原因と考
えられている。この重合体におけるプロピレンモノマー
においては、この多くがメチレン側が触媒中心金属側と
結合する1,2−挿入であるが、場合により2,1−挿
入あるいは1,3−挿入しているものがある。2,1−
挿入で重合されたモノマーは、ポリマー鎖中において構
造(I)で表される位置不規則単位を形成する。また、
1,3−挿入で重合されたモノマーはポリマー鎖中にお
いて構造(II)で表される位置不規則単位を形成する。
本発明のプロピレン系重合体の全ポリマー連鎖中のmm
分率は以下に示す式で表される。ところで、構造(II)
では1,3−挿入の結果、メチル基が1個相当分消失し
ている。
基(19〜22ppm)の面積を示す。また、A、A
、A、A、A、A、A、AおよびA
は、それぞれ42.3ppm、35.9ppm、38.
6ppm、30.6ppm、36.0ppm、31.5
ppm、31.0ppm、37.2ppm、27.4p
pmの面積であり、部分構造(I)および(II)中で示
した炭素の存在比を示す。また、全プロピレン挿入に対
する2,1−挿入したプロピレンの割合、1,3−挿入
したプロピレンの割合は下記の式で計算できる。
MRで測定した、全プロピレン挿入中の2,1−挿入に
基づく位置不規則単位の割合が0.03%以下である。
また、本発明のプロピレン系重合体は、プロピレンモノ
マーの1,3−挿入に基づく位置不規則単位の割合が
0.06%以上である。但し、通常はプロピレン系重合
体の耐熱性を考慮して0.06〜1.00%、好ましく
は0.06〜0.5%、さらに好ましくは0.06〜
0.2%の範囲である。
子量は10000〜1000000であり、好ましくは
50000〜800000、特に100000〜800
000である。重量平均分子量の測定方法は例えばゲル
パーミエーションクロマトグラフィー等で行える。又、
本発明のプロピレン系重合体は融点が160℃以上であ
り、この測定には例えばDSC等が用いられる。
ンのホモポリマーでもよいし、又プロピレン挿入形態に
関する条件(A)および(B)を充足し、少量のプロピ
レン以外のα−オレフィン(エチレンを含む)を、例え
ばプロピレンに対して6.0%までの量を共重合させ
た、α−オレフィン共重合体であってもよい。
るプロピレン系重合体を製造する方法は、上述の物性を
満足するプロピレン単独重合体や共重合体を与えるもの
であれば特に限定されない。その中でも、本発明の重合
体を製造するのに好適な触媒系はメタロセン系触媒であ
り、用いる触媒系として例えば、必須成分:少なくと
も1種のメタロセン化合物、必須成分:[−1]ア
ルミニウムオキシ化合物、[−2]成分と反応して
成分をカチオン変換可能なイオン性化合物またはルイ
ス酸、及び任意成分:微粒子担体を含む触媒系(1)
や、少なくとも1種のメタロセン化合物、必須成分:
珪酸塩を除くイオン交換性層状化合物または無機珪酸
塩、及び任意成分:有機アルミニウム化合物を含む触
媒系(2)が挙げられる。
オレフィン重合触媒を形成する成分:メタロセン化合
物である遷移金属化合物の一例を挙げると、下記一般式
(I)で表される遷移金属化合物が例示されるが、これ
らに限定されるものではない。
ら選ばれる金属であるが、好ましくはジルコニウムまた
はハフニウムである。Rはそれぞれ独立して、水素原
子、ハロゲン原子、炭素数1〜20の炭化水素基、ハロ
ゲン原子を含む炭素数1〜20の炭化水素基またはケイ
素を含む炭素数1〜20の炭化水素基を示す(ただし、
Rが同一のインデニル基上に複数存在するときは、それ
らはそのω−端で相互に結合して該インデニル基の一部
と共に環を形成してもよい)。ハロゲン原子としてはフ
ッ素、塩素、臭素、ヨウ素が挙げられる。また炭化水素
基の具体例としてはメチル基、エチル基、n−プロピル
基、i−プロピル基、シクロプロピル基、n−ブチル
基、i−ブチル基、s−ブチル基、t−ブチル基、ペン
チル基、ヘキシル基、オクチル基、ベンジル基、フェニ
ル基、トリル基、キシジル基、ナフチル基、ブテニル
基、トリメチルシリル基、トリフェニルシリル基、トリ
フルオロメチル基、ペンタフルオロフェニル基等が挙げ
られる。これらのうちメチル基、エチル基、ベンジル
基、フェニル基、トリル基、キシジル基、ナフチル基等
が好ましい。
が、具体的には2個(またはその整数倍)がそれぞれの
ω−端で相互に結合してもよい。そのようなω−端で結
合した2つのRからなる2価の基の具体例としては例え
ば、エチレン、トリメチレン、1−メチルテトラメチレ
ン、2−メチルテトラメチレン、1,2−ジメチルテト
ラメチレン、1−トリメチルシリルテトラメチレン、2
−トリメチルシリルテトラメチレン、1,3−ブタジエ
ン−1,4−ジイル、1,3−ペンタジエン−1,5−
ジイル、2−メチル−1,3−ブタジエン−1,4−ジ
イル、1−フェニル−1,3−ブタジエン−1,4−ジ
イル、2−フェニル−1,3−ブタジエン−1,4−ジ
イル等が挙げられる。
数を示す。0以上2以下の整数であることが好ましい。
置換位置は任意であるが、五員環上の1位、1’位、2
位、2’位、3位、3’位、あるいはこれらの任意の組
み合わせであることが好ましい。Qは炭素数1〜30の
2価の炭化水素残基またはケイ素もしくはゲルマニウム
を含む炭化水素残基を示す。具体例としては、メチレ
ン、ジメチルメチレン、エチレン、テトラメチルエチレ
ン、トリメチレン、テトラメチレン、ペンタメチレン、
ジメチルシリレン、(メチル)(フェニル)シリレン、
ジフェニルシリレン、テトラメチルジシリレン、ヘキサ
メチルトリシリレン、ジメチルゲルミレン等が挙げられ
る。これらのうち、ジメチルシリレン、(メチル)(フ
ェニル)シリレン、ジフェニルシリレン、ジメチルゲル
ミレン等が好ましい。
子、ハロゲン原子、または炭素数1〜20の1価の炭化
水素残基、または窒素、酸素、ケイ素もしくはリンを含
む炭化水素残基を示す。ハロゲン原子としては塩素、臭
素、ヨウ素が挙げられる。炭素数1〜20の1価の炭化
水素残基の具体例としては、メチル基、エチル基、n−
プロピル基、i−プロピル基、シクロプロピル基、n−
ブチル基、i−ブチル基、s−ブチル基、t−ブチル
基、ペンチル基、ヘキシル基、オクチル基、ベンジル
基、フェニル基、トリル基、キシジル基、ナフチル基、
ブテニル基等が挙げられる。含酸素炭化水素基の酸素原
子はアルコキシ結合、エーテル結合、ケトン結合および
エステル結合のいずれであってもよく、その数は1個で
も複数個でもよいが、好ましいものは酸素原子を1個有
するもの、特にアルコキシ結合のものの、アルコキシ基
である。含窒素炭化水素基の窒素原子はアミノ結合、ニ
トリル結合等のいずれでもよく、窒素原子の数は1個で
も複数個でもよいが、好ましいものは窒素原子を1個有
するもの、特にアミノ結合のものの、アルキルアミノ基
である。含ケイ素炭化水素基のケイ素は、1個でも複数
個でもよいが、好ましいものはケイ素原子を1個有する
もの、特にアルキルシリル基である。含ケイ素含酸素炭
化水素基のケイ素および酸素原子は1個でも複数個でも
よいが、好ましいものはケイ素原子および酸素原子を各
1個有するもの、特にアルキルシロキシ基である。含リ
ン炭化水素基のリンは1個でも複数個でもよいが、好ま
しいものは、リン原子1個を有するもの、特にアルキル
ホスフィド基である。本発明のプロピレン系重合体の製
造に用いられるメタロセン化合物である上記遷移金属化
合物の例として、一般式〔I〕においては以下のものが
挙げられる。
有することがあるが、本発明のプロピレン系重合体を製
造する際にはラセミ型を使用することが好ましい。
や、[−2]として成分と反応して成分をカチオ
ン変換可能なイオン性化合物またはルイス酸が挙げられ
る。ここで、ルイス酸のあるものは、「成分と反応し
て成分をカチオン変換可能なイオン性化合物」として
捉えることもできるので、[−1]では「ルイス酸」
と、「成分と反応して成分をカチオン変換可能なイ
オン性化合物」の両者に属する化合物も存在する。アル
ミニウムオキシ化合物としては、具体的には下記の一般
式〔II〕、〔III〕または〔IV〕で示される化合物が挙
げられる。
炭化水素残基を示し、好ましくは炭素数1〜10、特に
好ましくは炭素数1〜6の炭化水素残基を示す。また複
数あるR1 は各々、同一でも異なってもよい。pは0〜
40、好ましくは2〜30の整数を示す。一般式〔II〕
および〔III 〕の化合物は、アルモキサンとも呼ばれる
化合物であり、一種類のトリアルキルアルミニウム、ま
たは二種類以上のトリアルキルアルミニウムと水との反
応により得られる。具体的には、(a)一種類のトリア
ルキルアルミニウムと水から得られるメチルアルモキサ
ン、エチルアルモキサン、プロピルアルモキサン、ブチ
ルアルモキサン、イソブチルアルモキサン、(b)二種
類のトリアルキルアルミニウムと水から得られるメチル
エチルアルモキサン、メチルブチルアルモキサン、メチ
ルイソブチルアルモキサン等が挙げられる。これらの中
では、メチルアルモキサンおよびメチルイソブチルアル
モキサンが好ましい。
群間で複数種併用してもよい。又、アルモキサンは公知
の方法により調製すればよく、その方法として例えば以
下の様な方法が例示できる。 (a) トリアルキルアルミニウムをトルエン、ベンゼ
ン、エーテル等の適当な有機溶剤を用いて直接水と反応
させる方法。 (b) トリアルキルアルミニウムと結晶水を有する塩
水和物、例えば硫酸銅、硫酸アルミニウムの水和物と反
応させる方法。 (c) トリアルキルアルミニウムとシリカゲル等に含
浸させた水分とを反応させる方法。 (d) トリメチルアルミニウムとトリイソブチルアル
ミニウムを混合し、トルエン、ベンゼン、エ−テル等の
適当な有機溶剤を用いて直接水と反応させる方法。 (e) トリメチルアルミニウムとトリイソブチルアル
ミニウムを混合し、結晶水を有する塩水和物、例えば硫
酸銅、硫酸アルミニウムと水和物、と加熱反応させる方
法。 (f) シリカゲル等に水分を含浸させ、トリイソブチ
ルアルミニウムで処理した後、トリメチルアルミニウム
で追加処理する方法。 (g) メチルアルモキサンおよびイソブチルアルモキ
サンを公知の方法で合成し、これら二成分を所定量混合
し、加熱反応させる方法。 (h) ベンゼン、トルエン等の芳香族炭化水素溶媒に
硫酸銅5水塩などの結晶水を有する塩を入れ、−40〜
40℃位の温度条件下トリメチルアルミニウムと反応さ
せる方法。
ミニウムに対してモル比で通常0.5〜1.5である。
上記の方法で得られたメチルアルモキサンは、線状また
は環状の有機アルミニウムの重合体である。一般式〔I
V〕であらわされる化合物は、一種類のトリアルキルア
ルミニウム、または二種類以上のトリアルキルアルミニ
ウムと、下記一般式(V)であらわされるアルキルボロ
ン酸との10:1〜1:1(モル比)の反応により得ら
れる。一般式(V)中、R2 は炭素数1〜10、好まし
くは炭素数1〜6の炭化水素残基またはハロゲン化炭化
水素基を示す。
できる。 (a)トリメチルアルミニウムとメチルボロン酸の2:
1の反応物 (b)トリイソブチルアルミニウムとメチルボロン酸の
2:1反応物 (c)トリメチルアルミニウムとトリイソブチルアルミ
ニウムとメチルボロン酸の1:1:1反応物 (d)トリメチルアルミニウムとエチルボロン酸の2:
1反応物 (e)トリエチルアルミニウムとブチルボロン酸の2:
1反応物 また、成分と反応して成分をカチオン変換可能なイ
オン性化合物としては、一般式〔VI〕であらわされる化
合物が挙げられる。
成分であって、例えばカルボニウムカチオン、トロピリ
ウムカチオン、アンモニウムカチオン、オキソニウムカ
チオン、スルホニウムカチオン、ホスフォニウムカチオ
ン等が挙げられる。また、それ自身が還元されやすい金
属の陽イオンや有機金属の陽イオン等も挙げられる。上
記のカチオンの具体例としては、トリフェニルカルボニ
ウム、ジフェニルカルボニウム、シクロヘプタトリエニ
ウム、インデニウム、トリエチルアンモニウム、トリプ
ロピルアンモニウム、トリブチルアンモニウム、N,N
‐ジメチルアニリニウム、ジプロピルアンモニウム、ジ
シクロヘキシルアンモニウム、トリフェニルホスホニウ
ム、トリメチルホスホニウム、トリ(ジメチルフェニ
ル)ホスホニウム、トリ(メチルフェニル)ホスホニウ
ム、トリフェニルスルホニウム、トリフェニルオキソニ
ウム、トリエチルオキソニウム、ピリリウム、および銀
イオン、金イオン、白金イオン、銅イオン、パラジウム
イオン、水銀イオン、フェロセニウムイオン等が挙げら
れる。
のアニオン成分であり、成分が変換されたカチオン種
に対して対アニオンとなる成分(一般には非配位の成
分)である。Zとしては、例えば、有機ホウ素化合物ア
ニオン、有機アルミニウム化合物アニオン、有機ガリウ
ム化合物アニオン、有機リン化合物アニオン、有機ひ素
化合物アニオン、有機アンチモン化合物アニオンなどが
挙げられ、具体的には以下の化合物が挙げられる。
(3,4,5‐トリフルオロフェニル)ホウ素、テトラ
キス(3,5‐ジ(トリフルオロメチル)フェニル)ホ
ウ素、テトラキス(3,5‐ジ(t‐ブチル)フェニ
ル)ホウ素、テトラキス(ペンタフルオロフェニル)ホ
ウ素等 (b)テトラフェニルアルミニウム、テトラキス(3,
4,5‐トリフルオロフェニル)アルミニウム、テトラ
キス(3,5‐ジ(トリフルオロメチル)フェニル)ア
ルミニウム、テトラキス(3,5‐ジ(t‐ブチル)フ
ェニル)アルミニウム、テトラキス(ペンタフルオロフ
ェニル)アルミニウム等 (c)テトラフェニルガリウム、テトラキス(3,4,
5‐トリフルオロフェニル)ガリウム、テトラキス
(3,5‐ジ(トリフルオロメチル)フェニル)ガリウ
ム、テトラキス(3,5‐ジ(t‐ブチル)フェニル)
ガリウム、テトラキス(ペンタフルオロフェニル)ガリ
ウム等 (d)テトラフェニルリン、テトラキス(ペンタフルオ
ロフェニル)リン等 (e)テトラフェニルヒ素、テトラキス(ペンタフルオ
ロフェニル)ヒ素等 (f)テトラフェニルアンチモン、テトラキス(ペンタ
フルオロフェニル)アンチモン等 (g)デカボレート、ウンデカボレート、カルバドデカ
ボレート、デカクロロデカボレート等
換可能なルイス酸としては、種々の有機ホウ素化合物、
金属ハロゲン化合物、固体酸、あるいはイオン交換性層
状珪酸塩等が挙げられ、その具体例としては次の化合物
が挙げられる。 (a)トリフェニルホウ素、トリス(3,5‐ジフルオ
ロフェニル)ホウ素、トリス(ペンタフルオロフェニ
ル)ホウ素等の有機ホウ素化合物 (b)塩化アルミニウム、臭化アルミニウム、ヨウ化ア
ルミニウム、塩化マグネシウム、臭化マグネシウム、ヨ
ウ化マグネシウム、塩化臭化マグネシウム、塩化ヨウ化
マグネシウム、臭化ヨウ化マグネシウム、塩化マグネシ
ウムハイドライド、塩化マグネシウムハイドロオキシ
ド、臭化マグネシウムハイドロオキシド、塩化マグネシ
ウムアルコキシド、臭化マグネシウムアルコキシド等の
金属ハロゲン化合物 (c)シリカ‐アルミナ、アルミナ等の固体酸
合物から成り、通常5μから5mm、好ましくは10μ
〜2mmの粒径を有する顆粒状ないしは微粒子状の担体
である。上記の無機担体としては、例えば、SiO2 、
Al2 O3 、MgO、ZrO、TiO2 、B2 O3 、Z
nO、等の酸化物、SiO2 −MgO、SiO2 −Al
2 O3 、SiO2 −TiO2 、SiO2 −Cr2 O3 、
SiO2 −Al2 O3 −MgO等の複合酸化物等が挙げ
られる。
ン、プロピレン1−ブテン、4−メチル−1−ペンテン
等の炭素数2〜14のα−オレフィンの(共)重合体、
スチレン、ジビニルベンゼン等の芳香族不飽和炭化水素
の(共)重合体等から成る多孔質ポリマーの微粒子担体
が挙げられる。これらの比表面積は20〜1000m 2
/g、好ましくは50〜700m2 /gであり、細孔容
積は0.1cm2 /g以上、好ましくは0.3cm2 /
g、さらに好ましくは0.8cm2 /g以上である。
分として、例えば、水、メタノール、エタノール、ブタ
ノール等の活性水素含有化合物、エーテル、エステル、
アミン等の電子供与性化合物、ホウ酸フェニル、ジメチ
ルメトキシアルミニウム、亜リン酸フェニル、テトラエ
トキシシラン、ジフェニルジメトキシシラン等のアルコ
キシシラン化合物、トリメチルアルミニウム、トリエチ
ルアルミニウム、トリイソブチルアルミニウム等のトリ
低級アルキルアルミニウム、ジメチルアルミニウムクロ
リド、ジエチルアルミニウムクロリド、ジイソブチルア
ルミニウムクロリド等のハロゲン含有アルキルアルミニ
ウム、ジエチルアルミニウムヒドリド等のアルキルアル
ミニウムヒドリド、ジエチルアルミニウムエトキシド、
ジメチルアルミニウムブトキシド等のアルコキシ含有ア
ルキルアルミニウム、ジエチルアルミニウムフェノキシ
ド等のアリールオキシ含有アルキルアルミニウム等を用
いてもよい。
シ化合物や、成分と反応して成分をカチオン変換可
能なイオン性化合物またはルイス酸は、成分としてそ
れぞれ単独に使用される他、これら3成分を適宜組み合
わせて使用してもよい。また、上記の低級アルキルアル
ミニウム、ハロゲン含有アルキルアルミニウム、アルキ
ルアルミニウムヒドリド、アルコキシ含有アルキルアル
ミニウム、アリールオキシ含有アルキルアルミニウムの
1種または2種以上は任意成分ではあるが、これらはア
ルミニウムオキシ化合物や成分をカチオン変換可能な
イオン性化合物またはルイス酸と併用して触媒系(1)
とすることが好ましい。
重合槽の内外において、重合させるべきモノマーの存在
下あるいは非存在下、成分および成分を接触させる
ことにより調製することができる。すなわち、成分お
よび成分と必要に応じて成分等を重合槽に別々に導
入してもよいし、成分および成分を予め接触させた
後に重合槽に導入してもよい。また、成分および成分
の混合物を成分に含浸させた後に重合槽に導入して
もよい。
ペンタン、ヘキサン、ヘプタン、トルエン、キシレン等
の不活性炭化水素溶媒中で行ってもよい。接触温度は、
−20℃から溶媒の沸点の間で行い、特に0℃から溶媒
の沸点の間で行うのが好ましい。この様にして調製され
た触媒は、調製後に洗浄せずプロピレン等の重合に用い
てもよく、また洗浄した後に用いてもよい。更には、調
製後に必要に応じて新たな成分を組み合わせて用いても
よい。
接触させる際、重合させるべきモノマーを存在させてα
−オレフィンの一部を重合させる、いわゆる予備重合を
行ってもよい。すなわち、重合前に、エチレン、プロピ
レン、1−ブテン、1−ヘキセン、1−オクテン、4−
メチル−1−ペンテン、3−メチル−1−ブテン、ビニ
ルシクロアルカン、スチレン等のオレフィンを予備的に
重合し、必要に応じて洗浄した予備重合生成物を触媒と
して用いることもできる。
条件で行うことが好ましく、固体触媒1gあたり、0.
01〜1000g、好ましくは0.1〜100gの重合
体が生成するように行うことが望ましい。成分および
成分の使用量は任意である。例えば溶媒重合の場合、
成分の使用量は遷移金属原子として10-7〜102 ミ
リモル/リットル、さらには10 -4〜1ミリモル/リッ
トルの範囲内が好ましい。アルミニウムオキシ化合物の
場合Al/遷移金属のモル比は通常10〜10000
0、好ましくは100〜20000、更に好ましくは1
00〜10000の範囲である。一方、成分としてイ
オン性化合物あるいはルイス酸を用いた場合は、遷移金
属に対するこれらのモル比は通常0.1〜1000、好
ましくは0.5〜100、さらに好ましくは1〜50の
範囲である。
触媒系は上述の遷移金属化合物から選ばれる少なくとも
1種のメタロセン化合物と、必須成分:珪酸塩を除く
イオン交換性層状化合物または無機珪酸塩と、任意成分
:有機アルミニウム化合物を含む。
いは無機珪酸塩イオン交換性層状化合物としては、六方
最密パッキング型、アンチモン型、CdCl2 型、Cd
I2 型等の層状の結晶構造を有するイオン結晶性化合物
が挙げられ、その具体例としては、α−Zr(HAsO
4 )2 ・H2 O、α−Zr(HPO4 )2 、α−Zr
(KPO4 )2 ・3H2 O、α−Ti(HPO4 )2 、
α−Ti(HAsO4 )2 ・H2 O、α−Sn(HPO
4 )2 ・H2 O、γ−Zr(HPO4 )2 、γ−Ti
(HPO4 )2 、γ−Ti(NH4 PO4 )2 ・H2O
等の多価金属の結晶性酸性塩があげられる。
に応じて塩類処理および/または酸処理を行ってからプ
ロピレンの重合に用いてもよい。塩類処理も酸処理も施
されていない状態の、珪酸塩を除くイオン交換性層状化
合物は、イオン結合等によって構成される面が互いに弱
い結合力で平行に積み重なった結晶構造をとる化合物で
あり、含有するイオンが交換可能である。
オライト、珪藻土等が挙げられる。これらは、合成品を
使用してもよいし、天然に産出する鉱物を使用してもよ
い。これらの具体例としては、アロフェン等のアロフェ
ン族、ディッカイト、ナクライト、カオリナイト、アノ
ーキサイト等のカオリン族、メタハロイサイト、ハロイ
サイト等のハロイサイト族、クリソタイル、リザルダイ
ト、アンチゴライト等の蛇紋石族、モンモリロナイト、
ソーコナイト、バイデライト、ノントロナイト、サポナ
イト、ヘクトライト等のスメクタイト、バーミキュライ
ト等のバーミキュライト鉱物、イライト、セリサイト、
海緑石等の雲母鉱物、アタパルジャイト、セピオライ
ト、パリゴルスカイト、ベントナイト、木節粘土、ガイ
ロメ粘土、ヒシンゲル石、パイロフィライト、リョクデ
イ石群等が挙げられる。これらは混合層を形成していて
もよい。また、人工合成物としては、合成雲母、合成ヘ
クトライト、合成サポナイト、合成テニオライト等が挙
げられる。
ライト、カオリナイト、アノーキサイト等のカオリン
族、メタハロサイト、ハロサイト等のハロサイト族、ク
リソタイル、リザルダイト、アンチゴライト等の蛇紋石
族、モンモリロナイト、ソーコナイト、バイデライト、
ノントロナイト、サポナイト、ヘクトライト等のスメク
タイト、バーミキュライト等のバーミキュライト鉱物、
イライト、セリサイト、海緑石等の雲母鉱物、合成雲
母、合成ヘクトライト、合成サポナイト、合成テニオラ
イトが好ましく、モンモリロナイト、ザウコナイト、バ
イデライト、ノントロナイト、サポナイト、ヘクトライ
ト等のスメクタイト、バーミキュライト等のバーミキュ
ライト鉱物、合成雲母、合成ヘクトライト、合成サポナ
イト、合成テニオライトが更に好ましい。これらは特に
処理を行うことなくそのまま使用してもよいし、ボール
ミル、ふるいわけ、等の処理を行った後に使用してもよ
い。また単独で用いても2種以上を混合して使用しても
よい。
は、塩類処理および/または酸処理によって、固体の酸
強度を変えることができる。また塩類処理は、イオン複
合体、分子複合体、有機誘導体等を形成することによ
り、表面積や層間距離を変えることができる。即ち、イ
オン交換性を利用し、層間の交換性イオンを別の大きな
嵩高いイオンと置換することにより、層間が拡大した状
態の層状物質を得ることができる。
て含有される交換可能な金属の陽イオンの40%以上、
好ましくは60%以上を次に示す塩類および/または酸
より解離した陽イオンとイオン交換することが好まし
い。上記のイオン交換に使用する塩類は、1〜14族原
子からなる群より選ばれた原子の陽イオンを含有する化
合物であり、好ましくは1〜14族原子の陽イオンと、
ハロゲン原子、無機酸および有機酸からなる群より選ば
れた少なくとも一種の陰イオンとからなる化合物であ
り、更に好ましくは2〜14族原子の陽イオンと、C
l、Br、I、F、PO4 、SO4 、NO3 、CO3 、
C2 O4 、ClO 4 、OOCCH3 、CH3 COCHC
OCH3 、OCl2 、O(NO3 )2 、O(ClO4 )
2 、O(SO4 )、OH、O2 Cl2 、OCl3 、OO
CH、OOCCH2 CH3 からなる群より選ばれた少な
くとも一種の陰イオンとからなる化合物である。また、
これら塩類は2種以上を併用してもよい。
くは塩酸、硫酸、硝酸、酢酸、シュウ酸から選択され、
2種以上を併用してもよい。塩類処理と酸処理を組み合
わせる方法としては、塩類処理を行った後に酸処理を行
う方法、酸処理を行った後に塩類処理を行う方法、塩類
処理と酸処理を同時に行う方法及びこれらを組合せる方
法がある。好ましくは塩類処理を行なった後に、塩類処
理と酸処理を同時に行なう。なお、酸処理は表面の不純
物を取り除く他、結晶構造のAl、Fe、Mg、Li等
の陽イオンの一部を溶出させる効果がある。
が、通常、塩類および酸濃度は、0.1〜30重量%、
処理温度は室温〜使用溶媒の沸点、処理時間は5分〜2
4時間であり、被処理化合物の少なくとも一部を溶出す
る条件で行うことが好ましい。また、塩類および酸は一
般的には水溶液として用いる。上記の塩類処理および/
または酸処理を行う場合、処理前、処理中、処理後に粉
砕や造粒等で形状制御を行ってもよい。また、アルカリ
処理や有機物処理等の他の化学処理を併用してもよい。
このようにして得られる成分としては、水銀圧入法で
測定した半径20Å以上の細孔容積が0.1cc/g以
上、特には0.3〜5cc/gのものが好ましい。斯か
る成分は通常、吸着水および層間水をが含まれむ。こ
こで、吸着水とは、珪酸塩を除くイオン交換性層状化合
物または無機珪酸塩の表面あるいは結晶破面に吸着され
た水で、層間水は結晶の層間に存在する水である。
着水および層間水を除去してから用いることが好まし
い。脱水方法は任意であるが、加熱脱水、気体流通下の
加熱脱水、減圧下の加熱脱水および有機溶媒との共沸脱
水等の方法が使用される。加熱温度は、吸着水及び層間
水が残存しない様な温度範囲とされ、通常100℃以
上、好ましくは150℃以上とされるが、構造破壊を生
じるような高温条件は好ましくない。加熱時間は0.5
時間以上、好ましくは1時間以上である。その際、脱水
乾燥した後の成分の水分含有量は、温度200℃、圧
力1mmHgの条件下で2時間脱水した場合の水分含有
量を0重量%としたとき、3重量%以下であることが好
ましい。本発明においては、脱水されて水分含有率が3
重量%以下に調整された成分を用いる場合は、必須成
分および後述する任意成分と接触する際にも、同様
の水分含有率を保つように取り扱われることが重要であ
る。
は、次の一般式(VII)で表される。
炭化水素基、Pは水素原子、ハロゲン原子、アルコキシ
基を示し、aは0<a≦3である。一般式(VII)で表さ
れる有機アルミニウム化合物としては、トリメチルアル
ミニウム、トリエチルアルミニウム、トリプロピルアル
ミニウム、トリイソブチルアルミニウム等のトリアルキ
ルアルミニウム、ジエチルアルミニウムモノクロライ
ド、ジエチルアルミニウムモノメトキシド等のハロゲン
又はアルコキシ含有アルキルアルミニウムが挙げられ
る。これらの中ではトリアルキルアルミニウムが好まし
い。また触媒系(2)においては、成分としてメチル
アルミノキサン等のアルミノキサン類等を用いてもよ
い。
様の方法で調製することが出来る。この際、必須成分
および成分と任意成分の接触方法は任意であるが、
次のような方法を例示することができる。 a)成分と成分を接触させる。 b)成分と成分を接触させた後に成分を添加す
る。 c)成分と成分を接触させた後に成分を添加す
る。 d)成分と成分を接触させた後に成分を添加す
る。 そのほか、三成分を同時に接触させてもよい。
の任意成分を共存させてもよく、上記の各成分の接触
の後に微粒子担体と接触させてもよい。上記の各成分の
使用量は、成分1gあたり成分は、通常0.000
1〜10mmol、好ましくは0.001〜5mmol
であり、成分は0.01〜10000mmol、好ま
しくは0.1〜100mmolである。また、成分中
の遷移金属と成分中のアルミニウムの原子比は、通常
1:0.01〜1000000、好ましくは1:0.1
〜100000である。このようにして調製された触媒
は、調製後に洗浄せずに使用してもよく、また洗浄した
後に用いてもよい。さらに必要に応じて新たに成分を
用いてもよく、この際用いる成分の量は、成分中の
遷移金属に対する成分中のアルミニウムの原子比で
1:0〜10000であることが好ましい。
重合に用いる前に、エチレン、プロピレン、1−ブテ
ン、1−ヘキセン、1−オクテン、4−メチル−1−ペ
ンテン、3−メチル−1−ブテン、ビニルシクロアルカ
ン、スチレン等のオレフィンを予備的に重合し、必要に
応じて洗浄したものを触媒として用いてもよい。この予
備的な重合は不活性溶媒中で穏和な条件で行うことが好
ましく、固体触媒1gあたり、0.01〜1000g、
好ましくは0.1〜100gの重合体が生成するように
行うことが望ましい。
は、基本的には前述の触媒系とα−オレフィンとを接触
させて重合または共重合を行えばよいう。触媒系(1)
または(2)は、溶媒を使用する溶媒重合に適用される
他、実質的に溶媒を使用しない液相無溶媒重合、気相重
合、溶融重合にも適用される。また、重合方式は、連続
重合および回分式重合のいずれであってもよい。溶媒重
合における溶媒としては、ヘキサン、ヘプタン、ペンタ
ン、シクロヘキサン、ベンゼン、トルエン等の不活性な
飽和脂肪酸または芳香族炭化水素の単独あるいは混合物
が使用される。重合温度は、通常−78〜250℃、好
ましくは−20〜100℃である。本発明のプロピレン
系重合体が得られる限りにおいては重合法は任意である
が、一般的にメタロセン系触媒を用いる場合は、30℃
以下の低温で重合する。反応系のオレフィン圧は特に制
限はないが、好ましくは常圧から2000kgf/cm
2 G、更に好ましくは常圧から50kgf/cm2 Gの範囲
とされる。また分子量の調節は、例えば、温度や圧力の
調節や反応系への水素の導入など公知の手段により行う
ことができる。
説明するが、本発明はその要旨を超えない限り、以下の
実施例に限定されるものではない。なお、実施例におい
ては、触媒合成工程および重合工程は全て精製窒素雰囲
気下で行い、溶媒は、MS−4Aで脱水した後に精製窒
素でバブリングして脱気したものを使用した。 (1)MFRの測定:ポリマー6gに熱安定剤(2,6
−ターシャリーブチルヒドロキシトルエン:BHT)の
アセトン溶液(0.6重量%)6gを添加した。次いで
上記ポリマーを乾燥した後、メルトインデクサー(23
0℃)に充填し、2.16Kg荷重の条件下に5分間放
置した。その後、ポリマーの押し出し量を測定し、10
分間当たりの量に換算し、MFRの値とした。
られた重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)
(何れもポリエチレン換算値)の比(Q値)により決定
した。GPC装置は、Waters社製「150CV
型」を使用した。溶媒はオルトジクロロベンゼンを使用
し、測定温度は135℃とした。 (3)融点の測定:DSC(デュポン社製「TA200
0型」)を使用し、10℃/分で20〜200℃までの
昇降温を1回行った後の2回目の昇温時のピーク測定に
より求めた。
m、曲げ変形角度Φ=0.1745、モーメントM=6
kg・cmの条件で、厚み(d)約0.2cmのサンプ
ルの指示値nを測定し、以下の計算式よりオルゼン曲げ
弾性率Eを算出し、5点のサンプルの平均値をとった。
た。 <実施例1>内容積1リットルの攪拌式オートクレーブ
内を窒素で置換した後、ヘキサン300mlを導入し、
0℃に冷却後、東ソー・アクゾ社製メチルアルモキサン
2.04mmol(Al原子換算)を加えた。さらにプ
ロピレン300mlを導入し、内温が0℃で、触媒フィ
ーダー内に別途導入してあったrac−ジメチルシリレ
ンビス[4−{1−(4−メチルフェニル)−3−メチ
ルインデニル}]ジルコニウムジクロリド0.63mg
とメチルアルモキサン1.02mmol(Al原子換
算)およびヘキサン10mlを窒素でオートクレーブ内
に圧送し重合を開始した。オートクレーブ内の温度を0
℃に保ちながら、2時間重合を行った。プロピレンをパ
ージ後、ポリマーを窒素雰囲気下2リットルのフラスコ
に移し、ヘキサン600ml、メタノール600ml、
濃塩酸10mlと共に50℃で1時間攪拌した。冷却
後、内容物を濾過し、固形分をメタノール400mlで
3回、アセトン400mlで1回洗浄後、減圧乾燥する
ことにより、プロピレン重合体14.2gを得た。
クトリアッド分率が99.3%、2,1−挿入に基づく
位置不規則単位の割合は0.03%以下、1,3−挿入
に基づく位置不規則単位の割合は0.15%、DSCに
よる融点が164.8℃、GPCによる重量平均分子量
は460000、Q値は2.7であった。
ートクレーブ内を窒素で置換後、トリイソブチルアルミ
ニウム(東ソー・アクゾ社製)のトルエン希釈液0.3
mmol(Al原子換算)、およびジメチルアニリニウ
ムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレートのト
ルエン希釈液2.4μmmol(B原子換算)を導入し
た。一方、破裂板付き触媒フィーダーにrac−ジメチ
ルシリレンビス[4−{1−(4−メチルフェニル)−
3−メチルインデニル}]ジルコニウムジクロリド1.
2μmmolをトルエンで希釈して導入した。オートク
レーブにプロピレン1500mlを導入し、17℃で破
裂板をカットし、重合を開始した。11〜15℃の範囲
で3時間重合を行い、エタノール20mlを導入し重合
を停止した。プロピレンをパージ後、ポリマーを2L容
フラスコに移し、ヘキサン400ml、メタノール60
0ml、濃塩酸10mlと共に50℃で3.5時間攪拌
した。冷却後、内容物を濾過し、固形分をメタノール6
00mlで3回、アセトン500mlで1回洗浄後、減
圧乾燥することにより、プロピレン重合体65gを得
た。
クトリアッド分率が98.5%、2,1−挿入に基づく
位置不規則単位の割合は0.03%以下、1,3−挿入
に基づく位置不規則単位の割合は0.14%、DSCに
よる融点が162.4℃、GPCによる重量平均分子量
は230000、Q値は1.9、MFRは5.6であっ
た。
ン重合体にリン系の酸化防止剤:イルガフォス168
(0.1部)、フェノール系の酸化防止剤:イルガノッ
クス1010(0.1部)(いずれもチバガイギー社
製)、ステアリン酸カルシウム(0.05部)を加え、
ラボプラストミルで200℃、3分間の条件で混練し、
さらに230℃、50kg/cm2 の条件でプレスし
た。プレスした重合体を裁断した後、オルゼン曲げ弾性
率測定を行ったところ、12700kg/cm2 であっ
た。
レスした重合体を用いて熱変形温度を測定したところ1
19.6℃であった。 <比較例1>ポリマー分析値が、アイソタクチックトリ
アッド分率が92.5%、2,1−挿入に基づく位置不
規則単位の割合は0.03%以下、1,3−挿入に基づ
く位置不規則単位の割合は0.03%以下、DSCによ
る融点が158.6℃、GPCによる重量平均分子量は
340000、Q値は5.5、MFRは4.4であった
三塩化チタン系触媒で生成したプロピレン重合体を実施
例3と同様にオルゼン曲げ弾性率を測定したところ10
100でkg/cm2 あった。また熱変形温度は10
7.6℃であった。
クチックトリアッド分率が高く、特定量の2,1−挿入
に基づく位置不規則単位と1,3−挿入に基づく位置不
規則単位を有する新規なプロピレン重合体が提供され、
斯かる特徴を有するプロピレン重合体は剛性、耐熱性、
成形性、光沢に優れるにもかかわらず、高い透明性や耐
衝撃強度を有する。
Claims (1)
- 【請求項1】(A)頭−尾結合からなるプロピレン単位
連鎖部の、13C−NMRで測定したアイソタクチックト
リアッド分率が98%以上、(B)13C−NMRで測定
した、全プロピレン挿入中のプロピレンモノマーの2,
1−挿入に基づく位置不規則単位の割合が0.03%以
下、かつプロピレンモノマーの1,3−挿入に基づく位
置不規則単位の割合が0.06%以上、(C)重量平均
分子量が10000〜1000000、(D)融点が1
60℃以上であることを特徴とするプロピレン系重合
体。
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