JPH11173345A - クラッチ倍力装置 - Google Patents
クラッチ倍力装置Info
- Publication number
- JPH11173345A JPH11173345A JP36212097A JP36212097A JPH11173345A JP H11173345 A JPH11173345 A JP H11173345A JP 36212097 A JP36212097 A JP 36212097A JP 36212097 A JP36212097 A JP 36212097A JP H11173345 A JPH11173345 A JP H11173345A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clutch
- wear
- push rod
- adjustment
- piston
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 34
- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims 1
- 238000005299 abrasion Methods 0.000 description 3
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 2
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 2
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 2
- 230000036316 preload Effects 0.000 description 2
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 2
- 230000009466 transformation Effects 0.000 description 2
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 1
- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000000994 depressogenic effect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 1
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 1
- 230000001131 transforming effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
Abstract
調整が可能な摩耗調整機構を備えたクラッチ倍力装置を
提供する。 【解決手段】クラッチ倍力装置(全自動または半自動ク
ラッチのクラッチ操作装置も含む)1が、クラッチレバ
ーに連結されたプッシュロッド60のストロークを回転
ストロークセンサ96によって検知してクラッチの作動
を制御する。プッシュロッド60は、パワーシリンダ2
の出力側の部分62とクラッチレバーに連結される部分
64とを有しており、連結ねじ部材66によって連結さ
れている。連結ねじ部材66を回転させると、摩耗によ
る後退分を戻すことができる。クラッチ等を制御するコ
ントローラに規定の調整位置を記憶しておく。クラッチ
板の摩耗により、プッシュロッド60およびパワーピス
トン10等が後退し、所定の位置に達すると警報が発せ
られる。そこで、連結ねじ部材66を回転させて調整す
る。前記記憶した位置で調整完了の報知を発する。
Description
(マニュアルクラッチのクラッチ倍力装置、および、全
自動クラッチあるいは半自動クラッチ装置のクラッチ操
作装置として用いられるクラッチ倍力装置を含む)に係
り、特に、クラッチ板が摩耗した際にこの摩耗を吸収す
る部分を有し、かつ、その摩耗を吸収する部分を調整し
て元に戻すことができるクラッチ摩耗調整機構を備えた
クラッチ倍力装置に関するものである。
は、作動の繰り返しによりクラッチ板が摩耗すると、ク
ラッチを接の状態にしてもクラッチがしっかりと圧接さ
れた状態にならずクラッチ板が滑ってしまう。そこで、
従来から、クラッチ装置自体に、クラッチ板の摩耗分を
吸収する部分を設けていた。
動クラッチ装置のクラッチ操作装置、すなわち、電磁弁
によって制御したエアをパワーシリンダに導入し、パワ
ーピストンに作用させてクラッチレバーを操作するよう
にしたクラッチ操作装置、あるいは、マニュアル操作に
より、制御弁で制御したエアをパワーピストンに作用さ
せてクラッチレバーの操作力を倍力するクラッチ倍力装
置では、クラッチ倍力装置(前記クラッチ操作装置とし
て用いられるクラッチ倍力装置も含む)側のストローク
によってクラッチ制御を行なうようにしているので、ク
ラッチ側にクラッチ板の摩耗を吸収する部分を備えてい
ると、クラッチ倍力装置の正確な制御ができなくなる。
そこで、クラッチ側には摩耗を吸収する部分を設けず、
クラッチ倍力装置側にクラッチ板の摩耗を吸収する部分
を設けている。
分を設けたクラッチ倍力装置では、クラッチ板の摩耗が
進んで、摩耗を吸収する部分がほぼ零になると、これを
検知して運転席に設けた警報ランプまたはブザー等によ
って警報を発するようになっている。このように摩耗吸
収部が零になったという警報が発せられると、クラッチ
倍力装置のプッシュロッドに設けた調整ねじを回し、摩
耗を吸収して変位した量だけ元に戻して調整するように
している。
なクラッチ摩耗調整機構を備えたクラッチ操作装置の一
例を示すもので、この明細書に添付した図面中の図6に
示すハイドロリックピストン24とフリーピストン22
との間の隙間がクラッチの摩耗吸収部分になっており、
図示しないクラッチ板が摩耗すると、プッシュロッド6
0およびハイドロリックピストン24が次第に後退し
て、ハイドロリックピストン24がフリーピストン22
に当接する直前でストロークセンサ(図5の186参
照)がそれを検出して警報を発するようにしている。そ
して、警報が発せられたときには、プッシュロッド60
の調整ねじ(アダプタ)66を回転してハイドロリック
ピストン24とフリーピストン22との間隔を規定の大
きさ(図に示す初期の状態)に戻して調整する。
されたクラッチ操作装置では、この公報中の図1に示す
ように、パワーピストン11を作動方向に押圧している
スプリング14によって、パワーピストン11の後退限
(パワーピストン11の後退限を規制する部材、例えば
シェル1a)に対して所定の間隔をあけておき、クラッ
チ板の摩耗により出力ロッド2等とともにパワーピスト
ン11が後退し、後退限に達する直前でセンサ(摩耗後
退限検知スイッチ)7がオンして警報を発する。その時
には、出力ロッド2の連結具3を回転して、パワーピス
トン11と、シェル2a等の後退限を規制する部材との
距離を規定量に戻すようにしている。なお、この公報の
構成は、マニュアルクラッチのクラッチ倍力装置にも適
用可能である。
ラッチ摩耗調整機構では、クラッチレバーに連結された
プッシュロッド(出力ロッド)の調整ねじ(アダプタ、
連結具)を回転して、クラッチの摩耗を吸収する部分の
隙間の大きさを調整するようになっているが、この規定
された量を正確に調整することが極めて難かしく、大き
すぎたり逆に小さすぎたりする場合が生ずる。例えば、
調整量が規定よりも大きすぎた場合、すなわち、大きく
戻しすぎた場合には、クラッチを切るためのストローク
が不足してクラッチが切れなくなってしまうおそれがあ
り、また、調整量が小さすぎた場合には、すぐに摩耗の
限界に達してしまい、再調整するまでの期間が短かくな
ってしまうという問題があった。
たもので、クラッチの摩耗を吸収する部分の大きさを、
簡単にしかも正確な調整をすることができるクラッチ摩
耗調整機構を備えたクラッチ倍力装置を提供することを
目的とするものである
力装置は、パワーピストンおよびプッシュロッド等のク
ラッチレバーに出力を伝達する部材が、クラッチ板の摩
耗によって後退した際に、調整して規定の位置まで戻す
クラッチ摩耗調整機構を備えており、さらに、規定の位
置への調整が完了したことを検知する検知手段と、この
検知手段が検知した際に完了の報知を行なう完了報知手
段とを設けたものである。
り本発明を説明する。図1は本発明の一実施の形態に係
るクラッチ倍力装置(この例は、全自動クラッチあるい
は半自動クラッチ装置のクラッチ操作装置として用いら
れるクラッチ倍力装置)の正面図、図2はその縦断面
図、図3は回転ストロークセンサを示す平面図である。
このクラッチ倍力装置(全体として符号1で示す)は、
パワーシリンダ2と、ハイドロリックシリンダ4と、コ
ントロールバルブ6とを備えている。
に摺動自在に嵌合されたパワーピストン10を備えてお
り、このパワーピストン10がシリンダシェル8内を圧
力室12と大気圧室14とに区画している。パワーピス
トン10の軸心部にはピストンロッド16が固定されて
一体的に進退動する。パワーピストン10は、圧力室1
2内に配置されたリターンスプリング17によって、常
時大気圧室14側に付勢されている。
ェル8の開口部を閉塞するメインハウジング18に形成
されたシリンダボディ20内に設けられている。シリン
ダボディ20のシリンダ孔20a内にフリーピストン2
2およびハイドロリックピストン24が摺動可能に配置
されている。これらフリーピストン22とハイドロリッ
クピストン24は、シリンダ孔20a内を液圧室26、
中間室28および大気室30に区画している。そして、
フリーピストン22とハイドロリックピストン24との
間にはスプリング23が配設されて両ピストン22,2
4を互いに逆方向へ付勢している。
グ18およびバルブハウジング29に形成されたバルブ
孔31内に設けられている。バルブ孔31には、バルブ
リフタ32が摺動自在に嵌合している。このバルブリフ
タ32は、バルブ孔31内を液圧室34、排気室35お
よび変圧室36に区画しており、変圧室36内に配置さ
れたスプリング37によって常時液圧室34側へ付勢さ
れている。また、このバルブリフタ32内には通路32
aが形成されており、この内部通路32aの一端がバル
ブリフタ32の変圧室36側の先端に開口し、他端は排
気室35内に開口し、排気ポート38を介して大気に開
放されている。前記バルブ孔31のバルブハウジング2
9側には、弁体40が配置されている。この弁体40は
前記バルブリフタ32と対向しており、コントロールバ
ルブ6の非作動時にはスプリング42によって付勢され
て弁座44に着座している。弁体40が弁座44に着座
している状態では、前記変圧室36と、図示しないエア
タンクに接続された圧縮エア供給ポート50との間を遮
断している。
インハウジング18内に形成した通路52によってハイ
ドロリックシリンダ4の液圧室26に連通し、このハイ
ドロリックシリンダ4の液圧室26は、メインハウジン
グ18内に形成した通路54によって入口ポート56に
連通している。さらに、メインハウジング18の入口ポ
ート56は、図示しないクラッチペダルによって作動さ
れるマスタシリンダの出力圧室に接続されている。
16は、シリンダ孔20a内に嵌着されたガイドブロッ
ク58を貫通し、さらにフリーピストン22を貫通して
ハイドロリックピストン24の一方の端面に当接してい
る。また、このハイドロリックピストン24の大気室3
0側の端面には、クラッチ操作用のプッシュロッド60
が当接している。このプッシュロッド60の他端(図2
の右端)は図示しないクラッチアウターレバーに連結さ
れている。このプッシュロッド60は、シリンダボディ
20内の第1の部分(クラッチ操作装置の出力ロッド)
62およびシリンダボディ20外に突出している第2の
部分(クラッチアウターレバーの連結部材)64とから
成り、第2の部分64の雄ねじ64aをアダプタ(長さ
調整部材)66のねじ穴66aに螺合させ、アダプタ6
6を回転させることにより全長の調整ができるようにな
っている。
ト50は、前述のようにエアタンクに接続されており、
変圧室36は、管路68を介してダブルチェックバルブ
70の一方のインレットポートに接続されている。この
ダブルチェックバルブ70の他方のインレットポート
は、電磁切換弁74を介してエアタンクに接続されてい
る。また、ダブルチェックバルブ70のアウトレットポ
ートは、管路78を介してパワーシリンダ2の圧力室1
2に接続されている。
(図示せず)によって制御されるようになっており、電
磁切換弁74の一方の位置(非作動位置)では、パワー
シリンダ2の圧力室12と大気圧室14とを、管路7
8、ダブルチェックバルブ70、管路75およびメイン
ハウジング18の排気入口18aを介して接続し、作動
位置に切換えられると、パワーシリンダ4の圧力室12
を大気圧室14から遮断するとともに、前記エアタンク
に接続する。
として用いられるクラッチ倍力装置1は以下のように作
動する。マニュアル操作の場合には、クラッチペダルを
踏み込むと、マスタシリンダの出力圧室の液体が、入口
ポート56からメインハウジング18内の通路54を通
ってハイドロリックシリンダ4の液圧室26に圧送さ
れ、さらに通路52を介してコントロールバルブ6の液
圧室34に送られる。従って、フリーピストン22が図
2の右方へ移動されるとともに、バルブリフタ32が図
の右方へ押出される。
ブリフタ32の先端が弁体40に当接して内部通路32
aが閉塞され、さらに移動して弁体40を押し開く。弁
体40が弁座44から離座すると、圧縮エア供給ポート
50と変圧室36とが連通する。すると、エアタンク
(図示せず)の圧縮エアが、変圧室36からダブルチェ
ックバルブ70を経てパワーシリンダ2の圧力室12に
供給される。この圧力室12に供給された圧縮エアが、
パワーピストン10を図2の右方へ移動させる。パワー
ピストン10が前進すると、それに伴ってピストンロッ
ド16およびハイドロリックピストン24が図の右方へ
移動し、クラッチ操作用プッシュロッド60を前進させ
る。このクラッチ操作用プッシュロッド60の前進によ
って、図示しないクラッチアウターレバーが作動してク
ラッチを切る。
室34の圧力が低下して、バルブリフタ32はスプリン
グ37によって図2の状態に復帰する。すると、バルブ
リフタ32の内部通路32aが開放し、変圧室36は通
路32aを経て排気室35および排気ポート38から大
気に開放され、パワーシリンダ2の圧力室12のエアを
ダブルチェックバルブ70、コントロールバルブ6の変
圧室36を経て大気に放出させる。すると、パワーピス
トン10、ピストンロッド16、ハイドロリックピスト
ン24およびプッシュロッド60は、図2の状態に復帰
し、クラッチアウターレバーが復帰してクラッチを再び
継ぐ。
る場合には、コントローラによって電磁切換弁74を切
換え、エアタンクを電磁切換弁74およびダブルチェッ
クバルブ70を介してパワーシリンダ2の圧力室12に
接続し、エアタンクの圧縮エアをパワーシリンダ2の圧
力室12に供給してパワーピストン10を図2の右方へ
作動させ、前記マニュアルの場合と同様にクラッチ操作
用のプッシュロッド60によってクラッチアウターレバ
ーを作動させてクラッチを切る。また、コントローラに
よって電磁切換弁74を逆に切換えると、パワーシリン
ダ2の圧力室12は、管路78、ダブルチェックバルブ
70、電磁切換弁74、管路75および排気入口18a
を介して大気圧室14に接続され、圧力室12内のエア
は、大気圧室14、メインハウジング18内の排気通路
79等を通って排気ポート38から排出され、クラッチ
操作用のプッシュロッド60が戻ってクラッチが再び継
がれる。
用プッシュロッド60のストロークを検出することによ
りクラッチの作動を制御するクラッチストローク検出装
置86を備えている。このストローク検出装置86は、
クラッチ操作用プッシュロッド60の進退動を、伝達ブ
ラケット88およびセンサロッド90を介してセンサレ
バー92に伝達し、レバー軸94を中心に回動するこの
センサレバー92の動きを回転ストロークセンサ96に
よって検出するようになっている。回転ストロークセン
サ96は、ボルトによりセンサブラケット98に締結固
定されている。さらに、このセンサブラケット98は、
一方の端部がメインハウジング18に固定されたクラッ
チ倍力装置本体のブラケット99に固定され、また、他
端は図示しないトランスミッションに固定される。
が摩耗すると、クラッチアウターレバーが回動し、プッ
シュロッド60が図1および図2の左方へ後退する。プ
ッシュロッド60が後退すると、このプッシュロッド6
0の後端が当接しているハイドロリックピストン24が
図の左方へ後退し、さらに、このハイドロリックピスト
ン24に当接しているピストンロッド16およびパワー
ピストン10が図の左方へ移動する。前記ハイドロリッ
クピストン24の後端と、ピストンロッド16が貫通し
ているフリーピストン22の前端との間の隙間C1 が、
ハイドロリックピストン24の後退が可能な範囲であ
り、この隙間C1 の大きさだけ、クラッチ板の摩耗によ
るプッシュロッド60の後退を吸収できるようになって
いる。
し、フリーピストン22に当接する直前の位置まできた
ときに、前記プッシュロッド60のストロークを検出す
る回転ストロークセンサ96によってそれを検出し、図
示しない警報手段(例えば運転席等に設けた警報ランプ
あるいは警報ブザー等)によって警報を発して運転者に
知らせるようになっている。
の摩耗により後退して警報が発せられたときには、クラ
ッチ倍力装置1が非作動の状態で、プッシュロッド60
のシリンダボディ20内の第1の部分(クラッチ操作装
置の出力ロッド)62と、シリンダボディ20外に突出
している第2の部分(クラッチアウターレバーの連結部
材)64とを接続しているアダプタ(長さ調整部材)6
6を回転させることにより、このアダプタ66およびプ
ッシュロッド60の第1の部分62、ハイドロリックピ
ストン24、ピストンロッド16およびパワーピストン
10を、図2の右方へ前進させる。ハイドロリックピス
トン24が前進して、フリーピストン22との間に前記
規定の大きさの隙間C1 が得られたときに、回転ストロ
ークセンサ96によってこれを検知し、完了報知手段
(図示せず)によって完了報知を発するようになってい
る。なお、この実施例では、クラッチ板が摩耗して調整
を行なう場合にだけ、完了報知が発せられるように、切
換スイッチを設けている。
ッチ装置やトランスミッション、エンジン等の制御に用
いられる)に規定の調整位置(プッシュロッド60のス
トロークセンサ96が、プッシュロッド60がクラッチ
板の摩耗により後退して後退限すなわち摩耗警報を発す
る位置に達したことを検知する位置から、規定量すなわ
ち摩耗を吸収する部分として予め設定された量だけ手前
の位置)を記憶させておき、クラッチ倍力装置1が非作
動の状態で、アダプタ66を回転させることにより調整
をして、ハイドロリックピストン24がこの規定の位置
に達したことを回転ストロークセンサ96が検知したと
きに、コントローラから報知手段に信号を出力し完了報
知を発する。なお、クラッチ倍力装置1の非作動状態の
検出は、前記電磁弁74がオフであること、または、変
速レバーがニュートラル位置にあること等で行なう。
調整を行なった際の、調整完了を報知する手順の制御フ
ローであり、このフローチャートにより調整完了報知を
発する処理手順について簡単に説明する。先ず、ステッ
プ1(S1)で、クラッチの摩耗によりプッシュロッド
60およびハイドロリックピストン24が後退限位置に
達したことを回転ストロークセンサ96が検知して摩耗
警報が作動すると、ステップ2(S2)で前記切換スイ
ッチ(図示せず)をオンにして完了報知が発せられる状
態にする。次にステップ3(S3)で、クラッチ倍力装
置1が非作動であることを確認し、非作動の場合には、
前記アダプタ66を回転させてプッシュロッド60の第
1の部分62およびハイドロリックピストン24を前進
させ、ステップ4(S4)で、ストロークセンサ86の
検出する調整量を所定値(規定の調整量C1 )と比較
し、所定値を超えたときに、ステップ5(S5)により
完了報知が発せられる。
ュロッド60、ハイドロリックピストン24およびパワ
ーピストン10等が一体的に後退し、後退限に達したた
めに調整を行って元に戻す場合に、ハイドロリックピス
トン24が規定の位置まで戻ったことを、プッシュロッ
ド60のストロークを検出する回転ストロークセンサ9
6によって検知し、調整完了の報知を行なうようにした
ので、調整作業が極めて簡単であり、しかも正確に行な
うことができる。特に、完了報知手段(報知ランプ、報
知ブザー等)をクラッチ倍力装置1の近く等の作業場所
に配置しておけば、調整作業を行なう者が、調整の完了
を確実に知ることができる。また、切換スイッチを設け
ておくことにより、調整作業を行なうときにだけ完了報
知手段を作動させることができるので、不要なときに作
動することを防止することができる。
装置(全自動クラッチあるいは半自動クラッチ装置のク
ラッチ操作装置として用いられるクラッチ倍力装置)1
00を示す縦断面図である。このクラッチ倍力装置10
0は、ストロークシリンダ110、パワーシリンダ2、
中継シリンダ130およびコントロールバルブ6を備え
ている。なお、前記第1実施例と同一または相当する部
分には同一の符号を付してその説明を省略する。
配置されたストロークシリンダ110内のストロークピ
ストン112と、パワーシリンダ2内のパワーピストン
10とを互いに逆方向に反発付勢する予荷重スプリング
114と、パワーシリンダ2の圧力室12内に配置した
リターンスプリング116とを備えている。
ウジング118内に摺動自在に嵌合しており、一端側に
液圧室120が形成され、図示しないマスタシリンダか
らの液圧が導入される。このストロークピストン112
は、非作動時には、前記予荷重スプリング114の付勢
力によって、液圧室120側の端面がシリンダハウジン
グ118の壁面に当接しており、液圧室120にマスタ
シリンダからの液圧が導入されると、図5の右方へ前進
する。
18のシリンダ孔20a内に中継ピストン132が配置
されている。この中継ピストン132は、一端がピスト
ンロッド16の先端に当接し、他端がクラッチ操作用の
プッシュロッド160の一端に当接している。クラッチ
操作用プッシュロッド160の他端には調整ねじ部16
0aが設けられて、連結用ねじ部材166の内面に螺合
しており、この連結用ねじ部材166を介して図示しな
いクラッチレバーに連結されている。この連結用ねじ部
材166を回転させることにより、プッシュロッド16
0、中継ピストン132、ピストンロッド16およびパ
ワーピストン10の位置を調整することができる。
シェル8のリア側の壁面には、クラッチ板の摩耗による
パワーピストン10の後退限を検知するスイッチ140
が設けられており、この摩耗後退限検知スイッチ140
の検出ロッド142が圧力室12内に突出している。前
記のようにパワーピストン10は、予荷重スプリング1
14およびリターンスプリング116によって作動方向
へ向けて付勢されており、このパワーピストン10の背
面と前記摩耗後退限検知スイッチ140の検出ロッド1
42との間に、クラッチ板の摩耗によるパワーピストン
10の後退許容量C2 を確保している。クラッチ板が摩
耗すると、プッシュロッド160、中継ピストン13
2、ピストンロッド16およびパワーピストン10が図
5の左方へ後退する。こうしてパワーピストン10が次
第に後退し、その後退量が前記後退許容量C2 に達する
と、パワーピストン10が摩耗後退限検知スイッチ14
0の検出ロッド142に接してスイッチをオンさせ、ク
ラッチ板の摩耗が限界に達したことを知らせる警報を発
する。
ダ2のシリンダシェル8のリア側壁面に、第2の検知ス
イッチ150が設けられている。この第2の検知スイッ
チ150は、クラッチ板が摩耗して前記パワーピストン
10等が限界まで後退したため調整を行なう場合に、規
定の調整量(すなわち、前記後退を許容する量)C2を
オーバーしたことを検知するスイッチであり、その検出
ロッド152の先端が前記摩耗後退限検知スイッチ14
0の検出ロッド142よりも、後退許容量C2分だけ余
分に圧力室12内に突出している。この調整オーバー検
知スイッチ150によって、調整が完了したことを検知
して調整完了報知を行なう。
0および調整オーバー検知スイッチ150がそれぞれパ
ワーピストン10を検知した際に、警報および完了報知
を発する警報・報知回路の一例を示すもので、従来の警
報回路だけを備えた構成と同様に、摩耗後退限検知スイ
ッチ140と警報ランプ144とが、イグニションスイ
ッチ146を介してバッテリ148に接続されている。
さらに、この警報回路に、調整オーバー検知スイッチ1
50と完了報知ブザー154とが、切換スイッチ156
を介して接続されている。この切換スイッチ156は、
調整作業を行なうときにだけ、完了報知が作動するよう
に、調整時以外はこれら報知回路(150,154)を
警報回路(140,144)から遮断できるよう設けら
れている。
より、プッシュロッド160、中継ピストン132、ピ
ストンロッド16およびパワーピストン10が次第に図
5の左方へ後退し、パワーピストン10が前記後退許容
量C2 だけ後退すると、パワーピストン10の背面が摩
耗後退限検知スイッチ140の検出ロッド142に接し
てこのスイッチがオンになる。すると、警報ランプ14
4に通電して点灯し警報を発する。
発せられると、クラッチ倍力装置100の調整を行な
い、パワーピストン10を規定の位置に戻して前記後退
許容量C2 を確保する。すなわち、プッシュロッド16
0をクラッチ操作レバーに連結する前記連結ねじ部材1
66を回転させて規定の調整量C2 だけ、プッシュロッ
ド160およびパワーピストン10等を図5の右方へ前
進させる。このときには、先ず、切換スイッチ156を
オンにして完了報知回路を接続する。前述のように、調
整オーバー検知スイッチ150は、検出ロッド152が
摩耗後退限検知スイッチ140の検出ロッド142より
も前記後退許容量C2 だけ大きく突出しており、オンの
状態になっている。前記連結ねじ部材166の回転によ
ってパワーピストン10が次第に図5の右方へ前進し、
その背面が調整オーバー検知スイッチ150の検出ロッ
ド152から離れるとこのスイッチ150がオフにな
り、完了報知ブザー154が鳴る。この時点で調整を終
了する。
ーピストン10等の位置の再調整を行なう場合に、連結
ねじ部材166を回転させるだけで規定の位置を得るこ
とができるので、調整作業が極めて簡単であり、しかも
調整オーバー検知スイッチ150によって検知すること
により、正確な調整位置を得ることができる。また、前
記完了報知ブザー154をクラッチ倍力装置100の近
くの調整作業を行なう者が見やすい位置に取付けておけ
ば、作業者が調整の完了を確実に知ることができる。さ
らに、報知回路を警報回路に接続する切換スイッチ15
6を設けておけば、調整作業時にだけ完了報知ブザー1
54や報知ランプを作動させることができ、不要なとき
に作動することを防止することができる。なお、前記完
了報知ブザー154に代えて完了報知ランプを設けても
良い。また、この実施例では、本発明を全自動クラッチ
あるいは半自動クラッチ装置のクラッチ操作装置として
用いられるクラッチ倍力装置に適用した場合について説
明したが、マニュアルクラッチのクラッチ倍力装置にも
適用しうることはいうまでもない。そして、完了報知の
制御は、前記全自動クラッチまたは半自動クラッチ装置
の場合には、そのコントローラに追加し、マニュアルク
ラッチの場合には、摩耗後退限警報の制御装置に追加す
れば良い。
で、この例では、摩耗の限界を知らせる警報ランプ14
4を調整完了の報知ランプとして兼用しており、前記調
整オーバー検知スイッチ150を切換スイッチ156を
介して警報ランプ144に接続している。この警報・報
知回路の構成では、通常のクラッチ使用時には、切換ス
イッチ156はオフにしておき、摩耗による調整作業を
行なうときに切換スイッチ156をオンにして、調整オ
ーバー検知スイッチ150を警報ランプ144に接続す
ることにより、警報ランプ144を完了報知ランプとし
ても使用することができる。
ッチ板の摩耗により、クラッチレバーに出力を伝達する
部材が後退した際に、調整して規定の位置まで戻すクラ
ッチ摩耗調整機構を備えたクラッチ倍力装置において、
規定の位置への調整が完了したことを検知する検知手段
と、この検知手段が検知した際に完了の報知を行なう完
了報知手段とを設けたことにより、クラッチ板が摩耗
し、クラッチ摩耗調整を行なう場合に、完了報知が発せ
られるまで操作を行なえば良く、調整作業を簡単かつ正
確に行なうことができる。
す正面図である。
手順を示すフローチャートである。
断面図である。
報知回路を示す図である。
報知回路の他の例を示す図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 クラッチ板の摩耗により、クラッチレバ
ーに出力を伝達する部材が後退した際に、調整して規定
の位置まで戻すクラッチ摩耗調整機構を備えたクラッチ
倍力装置において、 規定の位置への調整が完了したことを検知する検知手段
と、この検知手段が検知した際に完了の報知を行なう完
了報知手段とを設けたことを特徴とするクラッチ摩耗調
整機構を備えたクラッチ倍力装置。 - 【請求項2】 制御弁により制御したエアをパワーシリ
ンダに給排してパワーピストンに作用させ、プッシュロ
ッドを進退動させることによりクラッチの断接を行なう
とともに、前記プッシュロッドのストロークを検出する
ストロークセンサを備え、かつ、クラッチ板の摩耗によ
り、プッシュロッドが所定以上後退した際に、プッシュ
ロッドを調整して規定の位置まで戻すクラッチ摩耗調整
機構を備えたクラッチ倍力装置において、 このクラッチ倍力装置を制御するコントローラに、前記
規定の位置を記憶させ、クラッチ倍力装置が非作動の状
態で、プッシュロッドの調整により規定位置に達したこ
とを前記ストロークセンサが検出したときに、完了報知
手段により調整完了の報知を発することを特徴とするク
ラッチ摩耗調整機構を備えたクラッチ倍力装置。 - 【請求項3】 制御弁により制御したエアをパワーシリ
ンダに給排し、パワーピストンに作用させてプッシュロ
ッドを進退動させることによりクラッチの断接を行なう
とともに、前記パワーシリンダ内に、クラッチ板の摩耗
によりパワーピストンが限界まで後退した際にこれを検
出する摩耗後退限検知スイッチを設け、かつ、クラッチ
板の摩耗により、パワーピストンが限界まで後退した際
に、調整してパワーピストンを規定の位置まで戻すクラ
ッチ摩耗調整機構を備えたクラッチ倍力装置において、 前記摩耗後退限検知スイッチよりも規定の調整量だけ手
前の位置でオンする調整オーバー検知スイッチを設け、
クラッチ倍力装置が非作動の状態で、調整オーバー検知
スイッチがオフになったときに、完了報知手段により調
整完了の報知を発することを特徴とするクラッチ摩耗調
整機構を備えたクラッチ倍力装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36212097A JP3804240B2 (ja) | 1997-12-11 | 1997-12-11 | クラッチ倍力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36212097A JP3804240B2 (ja) | 1997-12-11 | 1997-12-11 | クラッチ倍力装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11173345A true JPH11173345A (ja) | 1999-06-29 |
| JP3804240B2 JP3804240B2 (ja) | 2006-08-02 |
Family
ID=18475970
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP36212097A Expired - Fee Related JP3804240B2 (ja) | 1997-12-11 | 1997-12-11 | クラッチ倍力装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3804240B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001153156A (ja) * | 1999-11-24 | 2001-06-08 | Aisin Seiki Co Ltd | クラッチの制御装置 |
| CN102818709A (zh) * | 2012-07-25 | 2012-12-12 | 杭州沃镭科技有限公司 | 汽车离合器助力器综合性能测试装置 |
| CN103362983A (zh) * | 2012-03-29 | 2013-10-23 | 广西玉柴机器股份有限公司 | 离合器总泵自动驱动装置 |
| CN112524173A (zh) * | 2020-11-09 | 2021-03-19 | 北汽福田汽车股份有限公司 | 一种离合器助力器、离合器磨损预警电路及车辆 |
-
1997
- 1997-12-11 JP JP36212097A patent/JP3804240B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001153156A (ja) * | 1999-11-24 | 2001-06-08 | Aisin Seiki Co Ltd | クラッチの制御装置 |
| CN103362983A (zh) * | 2012-03-29 | 2013-10-23 | 广西玉柴机器股份有限公司 | 离合器总泵自动驱动装置 |
| CN103362983B (zh) * | 2012-03-29 | 2015-10-28 | 广西玉柴机器股份有限公司 | 离合器总泵自动驱动装置 |
| CN102818709A (zh) * | 2012-07-25 | 2012-12-12 | 杭州沃镭科技有限公司 | 汽车离合器助力器综合性能测试装置 |
| CN112524173A (zh) * | 2020-11-09 | 2021-03-19 | 北汽福田汽车股份有限公司 | 一种离合器助力器、离合器磨损预警电路及车辆 |
| CN112524173B (zh) * | 2020-11-09 | 2022-02-08 | 北汽福田汽车股份有限公司 | 一种离合器助力器、离合器磨损预警电路及车辆 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3804240B2 (ja) | 2006-08-02 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4799570A (en) | Arrangement in vehicle hydraulic service brake systems | |
| US5029950A (en) | Anti-lock braking and traction control system | |
| US6189665B1 (en) | Apparatus for disengaging and engaging clutch | |
| EP0798480B1 (en) | Automatic clutch unit for vehicle use | |
| JPH11173345A (ja) | クラッチ倍力装置 | |
| US5735124A (en) | Internally boosted master cylinder | |
| US5316378A (en) | Brake fluid pressure control apparatus | |
| JPH0357760A (ja) | 液圧ブースタ装置 | |
| JP2008157369A (ja) | クラッチコントロールシステム | |
| JPS6132185B2 (ja) | ||
| JP2751055B2 (ja) | 車輛用パーキング装置 | |
| US4719444A (en) | Hydraulic master cylinder switch | |
| JPS58180365A (ja) | 液圧ブレ−キ制御装置並びに制御弁 | |
| GB2230576A (en) | Hydraulic braking system | |
| JPS6346755Y2 (ja) | ||
| JP3386974B2 (ja) | クラッチ倍力装置 | |
| US2873811A (en) | Automatic brake actuator for a motor vehicle | |
| JP3896328B2 (ja) | クラッチコントロールシステム | |
| GB1568269A (en) | Hydraulic brake booster fluid pressure accumulator | |
| JPH0618081Y2 (ja) | クラッチ操作装置 | |
| KR100300517B1 (ko) | 클러치조작장치 | |
| JP2000344066A (ja) | ブレーキ圧制御装置 | |
| JP2659643B2 (ja) | 車両用ブレーキロック装置及びその制御バルブ | |
| JPH0439466Y2 (ja) | ||
| US4145088A (en) | Combined power and manually activated brake system |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20040407 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
| RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20050126 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20050913 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051025 |
|
| A521 | Written amendment |
Effective date: 20051220 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060418 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060501 |
|
| R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 4 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100519 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |