JPH11173376A - 免震台 - Google Patents
免震台Info
- Publication number
- JPH11173376A JPH11173376A JP35630197A JP35630197A JPH11173376A JP H11173376 A JPH11173376 A JP H11173376A JP 35630197 A JP35630197 A JP 35630197A JP 35630197 A JP35630197 A JP 35630197A JP H11173376 A JPH11173376 A JP H11173376A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- intermediate frame
- rolling
- isolation table
- inclined surfaces
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Freezers Or Refrigerated Showcases (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 大型化することなく、中間フレームおよび上
部フレームの相対変位量を大きくすることができる免震
台を提供する。 【解決手段】 下部フレーム11の上面のX方向に沿う
二辺の一端部と他端部とに、軌道材14をそれぞれ設け
る。軌道材14の上面には、一端部と他端部とから中央
に向かって下り勾配をなす一対の傾斜面(図示せず)を
形成する。中間フレーム12の下面にも、同様にして軌
道材18を設け、軌道材18の下面には、一対の傾斜面
とそれぞれ対向し、かつ同一方向に同一角度で傾斜する
傾斜面を形成する。一対の傾斜面とこれに対向する傾斜
面との各間には、各傾斜面に転がり接触する転動コロ2
1a,22aを有する可動台車21,22それぞれ配置
する。中間フレーム12と上部フレーム13とには、Y
方向に延びる軌道材24,28をそれぞれ設け、それら
の間も軌道材14,18間と同様に構成する。
部フレームの相対変位量を大きくすることができる免震
台を提供する。 【解決手段】 下部フレーム11の上面のX方向に沿う
二辺の一端部と他端部とに、軌道材14をそれぞれ設け
る。軌道材14の上面には、一端部と他端部とから中央
に向かって下り勾配をなす一対の傾斜面(図示せず)を
形成する。中間フレーム12の下面にも、同様にして軌
道材18を設け、軌道材18の下面には、一対の傾斜面
とそれぞれ対向し、かつ同一方向に同一角度で傾斜する
傾斜面を形成する。一対の傾斜面とこれに対向する傾斜
面との各間には、各傾斜面に転がり接触する転動コロ2
1a,22aを有する可動台車21,22それぞれ配置
する。中間フレーム12と上部フレーム13とには、Y
方向に延びる軌道材24,28をそれぞれ設け、それら
の間も軌道材14,18間と同様に構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、載置された展示
ケース等が地震によって横揺れするのを防止するための
免震台に関する。
ケース等が地震によって横揺れするのを防止するための
免震台に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の免震台は、図13に示
すように、上下に対向して配置された下部フレーム1、
中間フレーム2および上部フレーム3とを備えており、
下部フレーム1が床面等の固定系に載置固定され、上部
フレーム3の上面に展示ケース(図示せず)等が載置さ
れる。中間フレーム2の下面および上部フレーム3の下
面には台車4がそれぞれ設けられている。これにより、
各台車4により、中間フレーム2が下部フレーム1にX
方向へ移動可能に支持され、上部フレーム3が中間フレ
ーム2にY方向へ移動可能に支持されている。したがっ
て、地震等によって下部フレーム1がX方向およびY方
向へ振動的に変位した場合には、中間フレーム2および
上部フレーム3が下部フレーム1に対して相対的に逆方
向へ変位することになり、これによって展示ケース1が
X方向およびY方向へ変位するのを防止することができ
る。
すように、上下に対向して配置された下部フレーム1、
中間フレーム2および上部フレーム3とを備えており、
下部フレーム1が床面等の固定系に載置固定され、上部
フレーム3の上面に展示ケース(図示せず)等が載置さ
れる。中間フレーム2の下面および上部フレーム3の下
面には台車4がそれぞれ設けられている。これにより、
各台車4により、中間フレーム2が下部フレーム1にX
方向へ移動可能に支持され、上部フレーム3が中間フレ
ーム2にY方向へ移動可能に支持されている。したがっ
て、地震等によって下部フレーム1がX方向およびY方
向へ振動的に変位した場合には、中間フレーム2および
上部フレーム3が下部フレーム1に対して相対的に逆方
向へ変位することになり、これによって展示ケース1が
X方向およびY方向へ変位するのを防止することができ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の免震台にお
いては、図14に示すように、中間フレーム2が下部フ
レーム1に対して距離Lだけ相対変位すると、台車4が
同一距離Lだけ変位する。したがって、中間フレーム2
の許容変位量(最大変位量)を大きくするためには、台
車4が下部フレーム1から外れないようにするために、
下部フレーム1を大きくする必要がある。これは、中間
フレーム2と上部フレーム3との関係においても同様で
ある。このため、中間フレーム2および上部フレーム3
の許容変位量を大きくしようとすると、免震台全体が大
型化してしまうという問題があった。
いては、図14に示すように、中間フレーム2が下部フ
レーム1に対して距離Lだけ相対変位すると、台車4が
同一距離Lだけ変位する。したがって、中間フレーム2
の許容変位量(最大変位量)を大きくするためには、台
車4が下部フレーム1から外れないようにするために、
下部フレーム1を大きくする必要がある。これは、中間
フレーム2と上部フレーム3との関係においても同様で
ある。このため、中間フレーム2および上部フレーム3
の許容変位量を大きくしようとすると、免震台全体が大
型化してしまうという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、中間フレー
ムおよび上部フレームの許容変位量を、台全体が大型化
することなく大きくすることができる免震台を提供する
ことを目的とするものであり、そのような目的を達成す
るために、請求項1に係る発明は、下から上方へ向かっ
て順次配置された下部フレーム、中間フレームおよび上
部フレームとを備え、互いに直交する水平な2方向をX
方向およびY方向としたとき、上記中間フレームが上記
下部フレームにX方向へ移動可能に支持され、上記上部
フレームが上記中間フレームにY方向へ移動可能に支持
された免震台において、上記下部フレームと上記中間フ
レームとの間に両者に転がり接触する転動体を設け、上
記中間フレームと上記上部フレームとの間に両者に転が
り接触する転動体を設けることにより、上記中間フレー
ムを上記下部フレームに、上記上部フレームを上記中間
フレームにそれぞれ移動可能に支持させたことを特徴と
している。
ムおよび上部フレームの許容変位量を、台全体が大型化
することなく大きくすることができる免震台を提供する
ことを目的とするものであり、そのような目的を達成す
るために、請求項1に係る発明は、下から上方へ向かっ
て順次配置された下部フレーム、中間フレームおよび上
部フレームとを備え、互いに直交する水平な2方向をX
方向およびY方向としたとき、上記中間フレームが上記
下部フレームにX方向へ移動可能に支持され、上記上部
フレームが上記中間フレームにY方向へ移動可能に支持
された免震台において、上記下部フレームと上記中間フ
レームとの間に両者に転がり接触する転動体を設け、上
記中間フレームと上記上部フレームとの間に両者に転が
り接触する転動体を設けることにより、上記中間フレー
ムを上記下部フレームに、上記上部フレームを上記中間
フレームにそれぞれ移動可能に支持させたことを特徴と
している。
【0005】この場合、上記転動体については、転動コ
ロを用いてもよく、あるいは球体を用いてもよい。ま
た、複数の転動体を一組として用い、その一組の転動体
をリテーナによって回転自在に支持させるようにしても
よい。
ロを用いてもよく、あるいは球体を用いてもよい。ま
た、複数の転動体を一組として用い、その一組の転動体
をリテーナによって回転自在に支持させるようにしても
よい。
【0006】上記下部フレームの上面に、上記X方向の
うちの一方向に向かって上り勾配と下り勾配とをなす一
対の傾斜面を、仮想の四辺形の上記X方向に延びる二辺
に沿い、かつ上記X方向に離して二対ずつ設け、上記中
間フレームの下面に、上記下部フレームの各傾斜面とそ
れぞれ上下に対向し、かつ同一方向に傾斜する傾斜面を
設け、上記下部フレームと上記中間フレームとの互いに
対向する傾斜面間に上記転動体を配置し、上記中間フレ
ームの上面に、上記Y方向のうちの一方向に向かって上
り勾配と下り勾配とをなす一対の傾斜面を、仮想の四辺
形の上記Y方向に延びる二辺に沿い、かつ上記Y方向に
離して二対ずつ設け、上記上部フレームの下面に、上記
中間フレームの各傾斜面とそれぞれ上下に対向し、かつ
同一方向に傾斜する傾斜面を設け、上記中間フレームと
上記上部フレームとの互いに対向する傾斜面間に上記転
動体を配置するのが望ましい。
うちの一方向に向かって上り勾配と下り勾配とをなす一
対の傾斜面を、仮想の四辺形の上記X方向に延びる二辺
に沿い、かつ上記X方向に離して二対ずつ設け、上記中
間フレームの下面に、上記下部フレームの各傾斜面とそ
れぞれ上下に対向し、かつ同一方向に傾斜する傾斜面を
設け、上記下部フレームと上記中間フレームとの互いに
対向する傾斜面間に上記転動体を配置し、上記中間フレ
ームの上面に、上記Y方向のうちの一方向に向かって上
り勾配と下り勾配とをなす一対の傾斜面を、仮想の四辺
形の上記Y方向に延びる二辺に沿い、かつ上記Y方向に
離して二対ずつ設け、上記上部フレームの下面に、上記
中間フレームの各傾斜面とそれぞれ上下に対向し、かつ
同一方向に傾斜する傾斜面を設け、上記中間フレームと
上記上部フレームとの互いに対向する傾斜面間に上記転
動体を配置するのが望ましい。
【0007】上記傾斜面については、一対のガイド面に
よって断面V字状に形成し、各ガイド面に上記転動体を
それぞれ配置するのが望ましい。また、上記一対の傾斜
面については、一列に配置してもよく、あるいは二列に
配置してもよい。また、上記下部フレームの上面に設け
られた傾斜面および上記中間フレームの上面に設けられ
各傾斜面には、各傾斜面に配置された上記転動体が下方
へ転がるのを阻止するストッパをそれぞれ設けるのが望
ましい。
よって断面V字状に形成し、各ガイド面に上記転動体を
それぞれ配置するのが望ましい。また、上記一対の傾斜
面については、一列に配置してもよく、あるいは二列に
配置してもよい。また、上記下部フレームの上面に設け
られた傾斜面および上記中間フレームの上面に設けられ
各傾斜面には、各傾斜面に配置された上記転動体が下方
へ転がるのを阻止するストッパをそれぞれ設けるのが望
ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図1〜図12を参照して説明する。まず、図1〜図
8に基づいてこの発明の一実施の形態である免震台10
について説明すると、図1〜図3に示すように、免震台
10は、上下に対向して配置された、下部フレーム1
1、中間フレーム12および上部フレーム13を備えて
いる。
いて図1〜図12を参照して説明する。まず、図1〜図
8に基づいてこの発明の一実施の形態である免震台10
について説明すると、図1〜図3に示すように、免震台
10は、上下に対向して配置された、下部フレーム1
1、中間フレーム12および上部フレーム13を備えて
いる。
【0009】下部フレーム11は、断面四角形の中空鋼
材によって正方形の枠状に形成された枠部11aと、平
面視において枠部1aと同一外形を有し、枠部11aの
上面に載置固定された取付板11bとから構成されてい
る。取付板11bの中央部には、規制軸11cが立設固
定されている。中間フレーム12は、取付板11bと平
面視において同一外形を有する板体からなり、その中央
部には規制軸11cによって貫通される円形の規制孔1
2aが形成されている。上部フレーム13は、枠部11
aと同一形状、同一寸法を有する枠部13aと、取付板
11bと同一形状、同一寸法を有し、枠部13aの下面
に固定された取付板13bとから構成されている。取付
板13bの中央部には、規制軸11cによって貫通され
る円形の規制孔13cが形成されている。
材によって正方形の枠状に形成された枠部11aと、平
面視において枠部1aと同一外形を有し、枠部11aの
上面に載置固定された取付板11bとから構成されてい
る。取付板11bの中央部には、規制軸11cが立設固
定されている。中間フレーム12は、取付板11bと平
面視において同一外形を有する板体からなり、その中央
部には規制軸11cによって貫通される円形の規制孔1
2aが形成されている。上部フレーム13は、枠部11
aと同一形状、同一寸法を有する枠部13aと、取付板
11bと同一形状、同一寸法を有し、枠部13aの下面
に固定された取付板13bとから構成されている。取付
板13bの中央部には、規制軸11cによって貫通され
る円形の規制孔13cが形成されている。
【0010】上記下部フレーム11は、床、その他の固
定系(図示せず)に水平に載置固定される。中間フレー
ム12は、下部フレーム11の上側に水平に配置され、
水平面内において直交する二つの方向をX方向、Y方向
としたとき、下部フレーム11に後述する可動台車2
1,22を介してX方向へ移動可能に支持されている。
上部フレーム13は、中間フレーム12の上側に水平に
配置され、可動台車21,22を介して中間フレーム1
2にY方向へ移動可能に支持されている。上部フレーム
13の上には、展示ケースC等が載置固定される。
定系(図示せず)に水平に載置固定される。中間フレー
ム12は、下部フレーム11の上側に水平に配置され、
水平面内において直交する二つの方向をX方向、Y方向
としたとき、下部フレーム11に後述する可動台車2
1,22を介してX方向へ移動可能に支持されている。
上部フレーム13は、中間フレーム12の上側に水平に
配置され、可動台車21,22を介して中間フレーム1
2にY方向へ移動可能に支持されている。上部フレーム
13の上には、展示ケースC等が載置固定される。
【0011】中間フレーム12および上部フレーム13
は、それらに外力が作用していないとき(下部フレーム
11が地震によってX,Y方向へ変位していないとき)
には、下部、中間および上部の各フレーム11,12,
13の各辺が平面視において互いに一致し、かつ規制軸
11cが規制孔12a,13cの各中央部を貫通するよ
うに配置されている。以下、この状態のときの中間フレ
ーム12および上部フレーム13の位置を初期位置とい
う。
は、それらに外力が作用していないとき(下部フレーム
11が地震によってX,Y方向へ変位していないとき)
には、下部、中間および上部の各フレーム11,12,
13の各辺が平面視において互いに一致し、かつ規制軸
11cが規制孔12a,13cの各中央部を貫通するよ
うに配置されている。以下、この状態のときの中間フレ
ーム12および上部フレーム13の位置を初期位置とい
う。
【0012】なお、中間フレーム12は、規制軸11c
が規制孔12aのX方向における一側部内周面に突き当
たってから他側部内周面に突き当たるまでの範囲におい
てX方向へ移動可能であり、上部フレーム13は、規制
軸11cが規制孔13aのY方向における一側部内周面
に突き当たってから他側部内周面に突き当たるまでの範
囲においてY方向へ移動可能である。
が規制孔12aのX方向における一側部内周面に突き当
たってから他側部内周面に突き当たるまでの範囲におい
てX方向へ移動可能であり、上部フレーム13は、規制
軸11cが規制孔13aのY方向における一側部内周面
に突き当たってから他側部内周面に突き当たるまでの範
囲においてY方向へ移動可能である。
【0013】下部フレーム11の取付板11bの上面に
は、軌道材14が設けられている。軌道材14は、取付
板11bのX方向に延びる二つの辺の一端部と他端部と
に沿ってそれぞれ配置されている。各軌道材14の上面
には、その一端側の半分と他端側の半分とに勾配面14
a,14bがそれぞれ形成されている。一方の勾配面1
4aは、X方向の一方向(図1において左側から右側へ
向かう方向)へ向かって下り勾配をなし、他方の勾配面
14bは同方向において上り勾配をなしている。つま
り、両勾配面14a,14bは、互いに逆向きに傾斜し
ている。しかも、両勾配面14a,14bの水平面に対
する傾斜角度は同一になっている。
は、軌道材14が設けられている。軌道材14は、取付
板11bのX方向に延びる二つの辺の一端部と他端部と
に沿ってそれぞれ配置されている。各軌道材14の上面
には、その一端側の半分と他端側の半分とに勾配面14
a,14bがそれぞれ形成されている。一方の勾配面1
4aは、X方向の一方向(図1において左側から右側へ
向かう方向)へ向かって下り勾配をなし、他方の勾配面
14bは同方向において上り勾配をなしている。つま
り、両勾配面14a,14bは、互いに逆向きに傾斜し
ている。しかも、両勾配面14a,14bの水平面に対
する傾斜角度は同一になっている。
【0014】図4および図8に示すように、勾配面14
aの幅方向(Y方向)における中央部には、その一端か
ら他端まで延びる断面長方形の凹部15が形成されてい
る。この凹部15は、勾配面14aに沿って延びてお
り、その深さは一定になっている。したがって、凹部1
5の底面15aは、勾配面14aと同一の角度で傾斜し
ている。勾配面14bの幅方向(Y方向)における中央
部には、その一端から他端まで延びる断面長方形の凹部
16が形成されており、凹部16の底面16aは勾配面
14bと同一角度で傾斜している。したがって、各凹部
15,16の底面15a,16aは、互いに同一角度で
逆向きに傾斜し、しかも一直線上に並んで配置されてい
る。これから明らかなように、底面15a,16aによ
ってこの発明の一対の傾斜面が構成されている。以下、
底面15a,16aを傾斜面15a,16aと称する。
aの幅方向(Y方向)における中央部には、その一端か
ら他端まで延びる断面長方形の凹部15が形成されてい
る。この凹部15は、勾配面14aに沿って延びてお
り、その深さは一定になっている。したがって、凹部1
5の底面15aは、勾配面14aと同一の角度で傾斜し
ている。勾配面14bの幅方向(Y方向)における中央
部には、その一端から他端まで延びる断面長方形の凹部
16が形成されており、凹部16の底面16aは勾配面
14bと同一角度で傾斜している。したがって、各凹部
15,16の底面15a,16aは、互いに同一角度で
逆向きに傾斜し、しかも一直線上に並んで配置されてい
る。これから明らかなように、底面15a,16aによ
ってこの発明の一対の傾斜面が構成されている。以下、
底面15a,16aを傾斜面15a,16aと称する。
【0015】図1〜図3に示すように、中間フレーム1
2の下面には、軌道材18が設けられている。軌道材1
8は、X方向に延びる二つの辺の一端部と他端部とに沿
って、しかも軌道材14と上下に対向するようにそれぞ
れ配置されている。各軌道材18の下面の一端側の半分
と他端側の半分とには、勾配面18a,18bがそれぞ
れ形成されている。各勾配面18a,18bは、勾配面
14a,14bと同一の角度で傾斜している。
2の下面には、軌道材18が設けられている。軌道材1
8は、X方向に延びる二つの辺の一端部と他端部とに沿
って、しかも軌道材14と上下に対向するようにそれぞ
れ配置されている。各軌道材18の下面の一端側の半分
と他端側の半分とには、勾配面18a,18bがそれぞ
れ形成されている。各勾配面18a,18bは、勾配面
14a,14bと同一の角度で傾斜している。
【0016】図8に示すように、勾配面18aの幅方向
(Y方向)における中央部には、その一端から他端まで
延びる断面長方形の凹部19が形成されている。この凹
部19は、勾配面18aに沿って延びており、その深さ
は一定になっている。したがって、凹部19の底面19
aは、勾配面18aと同一の角度で傾斜しており、傾斜
面15aとも同一角度で同一方向に傾斜している。同様
に、勾配面18bにも、それに沿ってその一端から他端
まで延びる断面長方形の凹部20が形成されており、こ
の凹部20の底面20aも傾斜面16aと同一角度で同
一方向に傾斜している。底面19a,20aによってこ
の発明の傾斜面が構成されている。そこで、以下におい
ては、底面19a,20aを傾斜面19a,20aと称
する。
(Y方向)における中央部には、その一端から他端まで
延びる断面長方形の凹部19が形成されている。この凹
部19は、勾配面18aに沿って延びており、その深さ
は一定になっている。したがって、凹部19の底面19
aは、勾配面18aと同一の角度で傾斜しており、傾斜
面15aとも同一角度で同一方向に傾斜している。同様
に、勾配面18bにも、それに沿ってその一端から他端
まで延びる断面長方形の凹部20が形成されており、こ
の凹部20の底面20aも傾斜面16aと同一角度で同
一方向に傾斜している。底面19a,20aによってこ
の発明の傾斜面が構成されている。そこで、以下におい
ては、底面19a,20aを傾斜面19a,20aと称
する。
【0017】上記凹部15,19間には、可動台車21
が配置されている。図4〜図6に示すように、可動台車
21は、平面上に互いに平行に配置された複数の転動コ
ロ(転動体)21aと、各転動コロ21aを回転自在に
支持するリテーナ21bとからなるものであり、各転動
コロ21aは、傾斜面15a,19aにそれぞれ転がり
接触している。上記凹部16,20間には、転動コロ2
2aとリテーナ22bとからなる可動台車22が配置さ
れており、転動コロ22aは傾斜面16a,20aに転
がり接触している。したがって、中間フレーム2は、下
部フレーム1に4個の可動台車21と4個の可動台車2
2とを介してX方向へ移動可能に支持されている。しか
も、一対の傾斜面15a,16aが互いに逆向きに傾斜
し、かつ傾斜面19a,20aが逆向きに傾斜している
ので、中間フレーム2は、それに力が作用しない自然状
態においては、その自重により初期位置に位置する。
が配置されている。図4〜図6に示すように、可動台車
21は、平面上に互いに平行に配置された複数の転動コ
ロ(転動体)21aと、各転動コロ21aを回転自在に
支持するリテーナ21bとからなるものであり、各転動
コロ21aは、傾斜面15a,19aにそれぞれ転がり
接触している。上記凹部16,20間には、転動コロ2
2aとリテーナ22bとからなる可動台車22が配置さ
れており、転動コロ22aは傾斜面16a,20aに転
がり接触している。したがって、中間フレーム2は、下
部フレーム1に4個の可動台車21と4個の可動台車2
2とを介してX方向へ移動可能に支持されている。しか
も、一対の傾斜面15a,16aが互いに逆向きに傾斜
し、かつ傾斜面19a,20aが逆向きに傾斜している
ので、中間フレーム2は、それに力が作用しない自然状
態においては、その自重により初期位置に位置する。
【0018】各転動コロ21a,22aの長さは、凹部
15,19;16,20の幅とほぼ同一になっており、
各転動コロ21a,22aの下側の側部が凹部15,1
6に嵌まり込み、上側の側部が凹部19,20に嵌まり
込んでいる。これにより、中間フレーム2が下部フレー
ム1に対してY方向へ移動するのを阻止されている。
15,19;16,20の幅とほぼ同一になっており、
各転動コロ21a,22aの下側の側部が凹部15,1
6に嵌まり込み、上側の側部が凹部19,20に嵌まり
込んでいる。これにより、中間フレーム2が下部フレー
ム1に対してY方向へ移動するのを阻止されている。
【0019】図4〜6および図8に示すように、凹部1
5,16の長手方向の中間部には、ストッパ23が配置
固定されている。各ストッパ23は、可動台車21,2
2にそれぞれ突き当たることにより、それらが傾斜面1
5a,16aを転がり降りるのを阻止するためのもので
あり、中間フレーム2が初期位置に位置しているとき
に、可動台車21,22に突き当たるようにそれぞれ配
置されている。
5,16の長手方向の中間部には、ストッパ23が配置
固定されている。各ストッパ23は、可動台車21,2
2にそれぞれ突き当たることにより、それらが傾斜面1
5a,16aを転がり降りるのを阻止するためのもので
あり、中間フレーム2が初期位置に位置しているとき
に、可動台車21,22に突き当たるようにそれぞれ配
置されている。
【0020】図1〜図3に示すように、上記中間フレー
ム12と、上部フレーム13の取付板13aの下面とに
は、Y方向に延びる軌道材24,28がそれぞれ設けら
れている。軌道材24は、中間フレーム12の上面のY
方向に沿う二辺の一端部と他端部とにそれぞれ配置され
ている。軌道材28は、取付板13aの下面のY方向に
沿う二辺の一端部と他端部とにそれぞれ配置されてい
る。軌道材24,28間には、可動台車(図示せず)が
配置され、軌道材24にはストッパ(図示せず)が設け
られている。これらの軌道材24,28、可動台車およ
びストッパは、軌道材24,28がY方向に沿って配置
されている点を除き、上記軌道材14,18、可動台車
21,22およびストッパ23と同様に構成されてい
る。そこで、それらの詳細な説明については省略する。
勿論、軌道材24,28および可動台車により、上部フ
レーム3が中間フレーム2にY方向へ移動自在に支持さ
れ、しかもX方向へ移動するのを阻止されている。
ム12と、上部フレーム13の取付板13aの下面とに
は、Y方向に延びる軌道材24,28がそれぞれ設けら
れている。軌道材24は、中間フレーム12の上面のY
方向に沿う二辺の一端部と他端部とにそれぞれ配置され
ている。軌道材28は、取付板13aの下面のY方向に
沿う二辺の一端部と他端部とにそれぞれ配置されてい
る。軌道材24,28間には、可動台車(図示せず)が
配置され、軌道材24にはストッパ(図示せず)が設け
られている。これらの軌道材24,28、可動台車およ
びストッパは、軌道材24,28がY方向に沿って配置
されている点を除き、上記軌道材14,18、可動台車
21,22およびストッパ23と同様に構成されてい
る。そこで、それらの詳細な説明については省略する。
勿論、軌道材24,28および可動台車により、上部フ
レーム3が中間フレーム2にY方向へ移動自在に支持さ
れ、しかもX方向へ移動するのを阻止されている。
【0021】図1および図7に示すように、上部フレー
ム13には、その四つの側面に沿ってそれぞれ延びる支
持軸31がブラケット32を介して支持されている。各
支持軸31には、免震台10の側部を覆う化粧板33の
上端部が回動可能に支持されている。この化粧板33
は、その下端部が免震台10の内側へ向かうように復帰
ばね34によって付勢されており、下端部が当接部材3
5を介して下部フレーム11に突き当たっている。ここ
で、互いに対向する二つの化粧板33,33を回動させ
る復帰ばね34,34の付勢力は、互いに同一になって
いる。したがって、中間フレーム2および上部フレーム
3は、それぞれの自重によって初期位置に復帰するのみ
ならず、復帰ばね34によっても初期位置に戻される。
しかも、復帰ばね34は、中間フレーム2および上部フ
レーム3に例えば人の手が触れること等によってわずか
な力が作用した場合に、それらが簡単に変位するのを阻
止する。なお、化粧板33については、その下端部を下
部フレーム11に回動可能に設け、その上端部を上部フ
レーム13に突き当てるようにしてもよい。
ム13には、その四つの側面に沿ってそれぞれ延びる支
持軸31がブラケット32を介して支持されている。各
支持軸31には、免震台10の側部を覆う化粧板33の
上端部が回動可能に支持されている。この化粧板33
は、その下端部が免震台10の内側へ向かうように復帰
ばね34によって付勢されており、下端部が当接部材3
5を介して下部フレーム11に突き当たっている。ここ
で、互いに対向する二つの化粧板33,33を回動させ
る復帰ばね34,34の付勢力は、互いに同一になって
いる。したがって、中間フレーム2および上部フレーム
3は、それぞれの自重によって初期位置に復帰するのみ
ならず、復帰ばね34によっても初期位置に戻される。
しかも、復帰ばね34は、中間フレーム2および上部フ
レーム3に例えば人の手が触れること等によってわずか
な力が作用した場合に、それらが簡単に変位するのを阻
止する。なお、化粧板33については、その下端部を下
部フレーム11に回動可能に設け、その上端部を上部フ
レーム13に突き当てるようにしてもよい。
【0022】上記構成の免震台10において、図1に示
すように、地震によって下部フレーム11がX方向、Y
方向またはそれらの合成方向へ振動的に変位すると、中
間フレーム12および上部フレーム13が、それらの自
重および復帰ばね34の付勢力に抗して相対変位する。
この場合、中間フレーム12および上部フレーム13
は、下部フレーム11に対しその変位量とほぼ等しい量
だけ逆方向へ相対変位する。換言すれば、中間フレーム
12および上部フレーム13は、下部フレーム11に対
しては相対変位するので、初期位置から変位することが
ほとんどない。したがって、上部フレーム13に載置さ
れた展示ケースCもほとんど変位することがない。よっ
て、展示ケースC内に展示された展示品が倒れて破損す
るのを防止することができる。下部フレーム11が停止
すると、全体が元の状態に復帰する。勿論、下部フレー
ム11が停止したときには、中間フレーム12および上
部フレーム13が初期位置から若干変位していることが
あるが、そのような場合には、それぞれの自重および復
帰ばね34の付勢力により、初期位置に戻される。
すように、地震によって下部フレーム11がX方向、Y
方向またはそれらの合成方向へ振動的に変位すると、中
間フレーム12および上部フレーム13が、それらの自
重および復帰ばね34の付勢力に抗して相対変位する。
この場合、中間フレーム12および上部フレーム13
は、下部フレーム11に対しその変位量とほぼ等しい量
だけ逆方向へ相対変位する。換言すれば、中間フレーム
12および上部フレーム13は、下部フレーム11に対
しては相対変位するので、初期位置から変位することが
ほとんどない。したがって、上部フレーム13に載置さ
れた展示ケースCもほとんど変位することがない。よっ
て、展示ケースC内に展示された展示品が倒れて破損す
るのを防止することができる。下部フレーム11が停止
すると、全体が元の状態に復帰する。勿論、下部フレー
ム11が停止したときには、中間フレーム12および上
部フレーム13が初期位置から若干変位していることが
あるが、そのような場合には、それぞれの自重および復
帰ばね34の付勢力により、初期位置に戻される。
【0023】ここで、いま図8に示すように、中間フレ
ーム12(軌道材18)が図8の右方へ相対変位したも
のとする。このとき、可動台車22の転動コロ22aが
下部フレーム11の傾斜面16aと中間フレーム12の
傾斜面20aとに転がり接触しているので、可動台車2
2が距離Lだけ右方向へ変位すると、中間フレーム12
は可動台車22の変位距離L1の2倍だけ変位する。換
言すれば、可動台車22の変位量は、中間フレーム12
の変位量の半分になる。したがって、中間フレーム12
の最大変位量を大きくしても、それに応じて下部フレー
ム11を大きくする必要がない。これは、中間フレーム
12が左方へ移動したときの可動台車21と中間フレー
ム12との関係においても同様であり、中間フレーム1
2と上部フレーム13との関係においても同様である。
したがって、この発明による免震台10によれば、全体
を大型化することなく、中間フレーム12および上部フ
レーム13の最大変位量を大きくすることができる。
ーム12(軌道材18)が図8の右方へ相対変位したも
のとする。このとき、可動台車22の転動コロ22aが
下部フレーム11の傾斜面16aと中間フレーム12の
傾斜面20aとに転がり接触しているので、可動台車2
2が距離Lだけ右方向へ変位すると、中間フレーム12
は可動台車22の変位距離L1の2倍だけ変位する。換
言すれば、可動台車22の変位量は、中間フレーム12
の変位量の半分になる。したがって、中間フレーム12
の最大変位量を大きくしても、それに応じて下部フレー
ム11を大きくする必要がない。これは、中間フレーム
12が左方へ移動したときの可動台車21と中間フレー
ム12との関係においても同様であり、中間フレーム1
2と上部フレーム13との関係においても同様である。
したがって、この発明による免震台10によれば、全体
を大型化することなく、中間フレーム12および上部フ
レーム13の最大変位量を大きくすることができる。
【0024】なお、中間フレーム12が下部フレーム1
1に対して変位すると、例えば図8において左方(右
方)へ変位すると、軌道材18が可動台車21(22)
から浮き上がった状態になるが、中間フレーム12は、
X方向の両端部に配置された二つの可動台車22,22
(21,21)によって支持されるので、変位したとき
にも水平状態を維持することができる。これは、上部フ
レーム13についても同様である。また、軌道材18が
可動台車21(22)から浮き上がったとき、可動台車
21(22)はストッパ23に突き当たっているので、
傾斜面15a(16a)を転がり下りることはない。
1に対して変位すると、例えば図8において左方(右
方)へ変位すると、軌道材18が可動台車21(22)
から浮き上がった状態になるが、中間フレーム12は、
X方向の両端部に配置された二つの可動台車22,22
(21,21)によって支持されるので、変位したとき
にも水平状態を維持することができる。これは、上部フ
レーム13についても同様である。また、軌道材18が
可動台車21(22)から浮き上がったとき、可動台車
21(22)はストッパ23に突き当たっているので、
傾斜面15a(16a)を転がり下りることはない。
【0025】また、中間フレーム12および上部フレー
ム13が大きく変位したときには、可動台車21,22
が軌道材14,18から外れる前に、規制軸11cが規
制円12a,13cの内周面に突き当たる。したがっ
て、可動台車21,22が軌道材14,18からはずれ
ることはない。
ム13が大きく変位したときには、可動台車21,22
が軌道材14,18から外れる前に、規制軸11cが規
制円12a,13cの内周面に突き当たる。したがっ
て、可動台車21,22が軌道材14,18からはずれ
ることはない。
【0026】次に、この発明の他の実施の形態について
説明する。なお、以下の実施の形態においては、上記の
実施の形態と異なる構成についてのみ説明する。説明以
外の構成は、上記の実施の形態と同様である。また、各
実施の形態は相互に組み合わせることも可能である。
説明する。なお、以下の実施の形態においては、上記の
実施の形態と異なる構成についてのみ説明する。説明以
外の構成は、上記の実施の形態と同様である。また、各
実施の形態は相互に組み合わせることも可能である。
【0027】図9および図10に示す実施の形態は、傾
斜面15a、16aを平行に配置したものである。すな
わち、この実施の形態においては、上記の実施の形態の
軌道材14に代えて、一対の軌道材14A,14Bが用
いられており、それらは互いに平行に配置されている。
一方の軌道材14Aの上面は、右上がりの勾配面14a
になっており、他方の軌道材14Bの上面は右下がりの
勾配面14bになっている。各勾配面14a,14bに
は、それらに沿って延びる凹部15,16がそれぞれ形
成されている。
斜面15a、16aを平行に配置したものである。すな
わち、この実施の形態においては、上記の実施の形態の
軌道材14に代えて、一対の軌道材14A,14Bが用
いられており、それらは互いに平行に配置されている。
一方の軌道材14Aの上面は、右上がりの勾配面14a
になっており、他方の軌道材14Bの上面は右下がりの
勾配面14bになっている。各勾配面14a,14bに
は、それらに沿って延びる凹部15,16がそれぞれ形
成されている。
【0028】一対の軌道材14A,14Bが用いられて
いることに対応して、上記の実施の形態の軌道材18に
代えて、一対の軌道材18A,18Bが用いられてい
る。軌道材18A,18Bの各下面は、軌道材14A,
14Bの勾配面14a,14bに対応した勾配面18
a,18bになっている。各勾配面18a,18bに
は、それらに沿って延びる凹部19,20がそれぞれ形
成されている。
いることに対応して、上記の実施の形態の軌道材18に
代えて、一対の軌道材18A,18Bが用いられてい
る。軌道材18A,18Bの各下面は、軌道材14A,
14Bの勾配面14a,14bに対応した勾配面18
a,18bになっている。各勾配面18a,18bに
は、それらに沿って延びる凹部19,20がそれぞれ形
成されている。
【0029】凹部15,19間には可動台車21(転動
コロ21aのみ図示)が設けられ、凹部16,20間に
は可動台車22(転動コロ22aのみ図示)が設けられ
ている。可動台車21の転動コロ21aは、凹部15,
19の各底面(傾斜面)15a,19aに転がり接触
し、可動台車22の転動コロ22aは、凹部16,20
の各底面(傾斜面16a,20a)に転がり接触してい
る。また、各凹部15,19には、可動台車21,22
が転がり下りるのを阻止するストッパ(図示せず)が設
けられている。なお、このような構成は、前述した実施
の形態において中間フレーム12と上部フレーム13と
に設けられた軌道材24,28についても同様である。
コロ21aのみ図示)が設けられ、凹部16,20間に
は可動台車22(転動コロ22aのみ図示)が設けられ
ている。可動台車21の転動コロ21aは、凹部15,
19の各底面(傾斜面)15a,19aに転がり接触
し、可動台車22の転動コロ22aは、凹部16,20
の各底面(傾斜面16a,20a)に転がり接触してい
る。また、各凹部15,19には、可動台車21,22
が転がり下りるのを阻止するストッパ(図示せず)が設
けられている。なお、このような構成は、前述した実施
の形態において中間フレーム12と上部フレーム13と
に設けられた軌道材24,28についても同様である。
【0030】この実施の形態においては、一対の軌道材
14A,14B;18A,18Bを用い、傾斜面15
A,16a;19a,20aを平行に二列に配置してい
るので、それらを一列に配置した場合に比して、下部フ
レーム11および中間フレーム12のX方向の長さを短
くすることができる。換言すれば、下部フレーム11お
よび中間フレーム12の長さを上記の実施の形態と同様
にした場合には、傾斜面15a,16a;19a,20
aの長さを長くすることができ、それによって中間フレ
ーム12のX方向への最大変位量を大きくすることがで
きる。勿論、上部フレーム13のY方向への最大変位量
も大きくすることができる。
14A,14B;18A,18Bを用い、傾斜面15
A,16a;19a,20aを平行に二列に配置してい
るので、それらを一列に配置した場合に比して、下部フ
レーム11および中間フレーム12のX方向の長さを短
くすることができる。換言すれば、下部フレーム11お
よび中間フレーム12の長さを上記の実施の形態と同様
にした場合には、傾斜面15a,16a;19a,20
aの長さを長くすることができ、それによって中間フレ
ーム12のX方向への最大変位量を大きくすることがで
きる。勿論、上部フレーム13のY方向への最大変位量
も大きくすることができる。
【0031】図11に示す実施の形態においては、上記
の実施の形態の勾配面14a,18aに代えて、一対の
勾配面14a′,14a″;18a′,18a″が用い
られている。一対の勾配面14a′,14a″は、全体
として中凹になるように、内側へ向かって下り勾配をな
している。一対の勾配面18a′,18a″は、全体と
して中凸になるように、内側へ向かって下り勾配をなし
ている。勾配面14a′,14a″には、凹部15がそ
れぞれ形成されている。勾配面18a′,18a″に
は、凹部19がそれぞれ形成されている。凹部15,1
9間には、可動台車21(転動コロ21aのみ図示)が
配置されている。このような構成は、前述した実施の形
態の勾配面16,20、および軌道材24,28に形成
される勾配面についても同様である。なお、勾配面14
a′,14a″を全体として中凸になるように形成し、
勾配面19a′,19a″を全体として中凹になるよう
に形成してもよい。この実施の形態の場合には、可動台
車21,22を、上記の実施の形態の2倍配置すること
ができるので、大荷重に耐えることができ、上部フレー
ム13に重量の大きなものを載置することができる。
の実施の形態の勾配面14a,18aに代えて、一対の
勾配面14a′,14a″;18a′,18a″が用い
られている。一対の勾配面14a′,14a″は、全体
として中凹になるように、内側へ向かって下り勾配をな
している。一対の勾配面18a′,18a″は、全体と
して中凸になるように、内側へ向かって下り勾配をなし
ている。勾配面14a′,14a″には、凹部15がそ
れぞれ形成されている。勾配面18a′,18a″に
は、凹部19がそれぞれ形成されている。凹部15,1
9間には、可動台車21(転動コロ21aのみ図示)が
配置されている。このような構成は、前述した実施の形
態の勾配面16,20、および軌道材24,28に形成
される勾配面についても同様である。なお、勾配面14
a′,14a″を全体として中凸になるように形成し、
勾配面19a′,19a″を全体として中凹になるよう
に形成してもよい。この実施の形態の場合には、可動台
車21,22を、上記の実施の形態の2倍配置すること
ができるので、大荷重に耐えることができ、上部フレー
ム13に重量の大きなものを載置することができる。
【0032】図12に示す実施の形態においては、上記
の実施の形態の転動コロ21a(22a)に代えて鋼球
等からなる球体21a′(22a′)が用いられてい
る。また、軌道材14,18の凹部15,19(16,
20)が断面直角三角形に形成され、その二つの側面1
5a′,15a′;19a′,19a′(16a′,1
6a′;20a′,20a′)が傾斜面になっている。
この実施の形態の場合には、球体21a′の転がり摩擦
が転動コロ21aより小さいので、中間フレーム12お
よび上部フレーム13をスムースに変位させることがで
きる。
の実施の形態の転動コロ21a(22a)に代えて鋼球
等からなる球体21a′(22a′)が用いられてい
る。また、軌道材14,18の凹部15,19(16,
20)が断面直角三角形に形成され、その二つの側面1
5a′,15a′;19a′,19a′(16a′,1
6a′;20a′,20a′)が傾斜面になっている。
この実施の形態の場合には、球体21a′の転がり摩擦
が転動コロ21aより小さいので、中間フレーム12お
よび上部フレーム13をスムースに変位させることがで
きる。
【0033】なお、この発明は、上記の実施の形態に限
定されるものでなく、適宜変更可能である。例えば、上
記の実施の形態においては、中間フレーム12および上
部フレーム13を初期位置に位置させるための復帰手段
として、傾斜面(例えば、傾斜面15a,16a,19
a,20a)を用いるとともに、復帰ばね34を用いて
いるが、いずれか一方だけを用いてもよい。復帰ばね3
4を用いる場合には、傾斜面を水平面にしてもよい。ま
た、軌道材14,18の勾配面14a,14b,18
a,18bに凹部15,16,19,20を形成し、そ
れらの底面を傾斜面15a,16a,19a,20とし
ているが、勾配面14a,14b,18a,18bを傾
斜面として用いてもよい。その場合には、下部フレーム
11と中間フレーム12との間、および中間フレーム1
2と上部フレーム13との間に、相対変位を案内し、か
つ相対変位方向と直交する方向への変位を阻止する案内
部を形成するのが望ましい。
定されるものでなく、適宜変更可能である。例えば、上
記の実施の形態においては、中間フレーム12および上
部フレーム13を初期位置に位置させるための復帰手段
として、傾斜面(例えば、傾斜面15a,16a,19
a,20a)を用いるとともに、復帰ばね34を用いて
いるが、いずれか一方だけを用いてもよい。復帰ばね3
4を用いる場合には、傾斜面を水平面にしてもよい。ま
た、軌道材14,18の勾配面14a,14b,18
a,18bに凹部15,16,19,20を形成し、そ
れらの底面を傾斜面15a,16a,19a,20とし
ているが、勾配面14a,14b,18a,18bを傾
斜面として用いてもよい。その場合には、下部フレーム
11と中間フレーム12との間、および中間フレーム1
2と上部フレーム13との間に、相対変位を案内し、か
つ相対変位方向と直交する方向への変位を阻止する案内
部を形成するのが望ましい。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明によれば、免震台を大型化することなく、中間フレー
ムおよび上部フレームの最大変位量を大きくすることが
できるという効果が得られる。請求項2に係る発明によ
れば、大荷重に耐えることができるという効果が得られ
る。請求項3に係る発明によれば、より一層大きな荷重
に耐えることができるという効果が得られる。請求項4
に係る発明によれば、上部フレームおよび下部フレーム
を自重によって初期位置に戻すことができるという効果
が得られる。請求項5に係る発明によれば、より一層大
きな荷重に耐えることができるという効果が得られる。
請求項6に係る発明によれば、一対の傾斜面を一つの軌
道材に形成することができるという効果が得られる。請
求項7に係る発明によれば、中間フレームおよび上部フ
レームの最大変位量をより一層大きくすることができる
という効果が得られる。請求項8に係る発明によれば、
転動体が傾斜面を転がり下りるのを防止することができ
るという効果が得られる。
明によれば、免震台を大型化することなく、中間フレー
ムおよび上部フレームの最大変位量を大きくすることが
できるという効果が得られる。請求項2に係る発明によ
れば、大荷重に耐えることができるという効果が得られ
る。請求項3に係る発明によれば、より一層大きな荷重
に耐えることができるという効果が得られる。請求項4
に係る発明によれば、上部フレームおよび下部フレーム
を自重によって初期位置に戻すことができるという効果
が得られる。請求項5に係る発明によれば、より一層大
きな荷重に耐えることができるという効果が得られる。
請求項6に係る発明によれば、一対の傾斜面を一つの軌
道材に形成することができるという効果が得られる。請
求項7に係る発明によれば、中間フレームおよび上部フ
レームの最大変位量をより一層大きくすることができる
という効果が得られる。請求項8に係る発明によれば、
転動体が傾斜面を転がり下りるのを防止することができ
るという効果が得られる。
【図1】この発明の一実施の形態を示す図2のX−X拡
大断面図であって、図1(A)は中間フレームが初期位
置に位置している状態を示し、図1(B)中間フレーム
がX方向へ変位した状態を示している。
大断面図であって、図1(A)は中間フレームが初期位
置に位置している状態を示し、図1(B)中間フレーム
がX方向へ変位した状態を示している。
【図2】同実施の形態の平面図である。
【図3】図2のX−X断面図である。
【図4】同実施の形態の要部を示す断面図である。
【図5】図4のX−X断面図である。
【図6】図5のY−Y断面図である。
【図7】同実施の形態の化粧板の取付構造を示す図であ
って、図7(A)は図2の一部省略Y矢視拡大図、図7
(B)は図7(A)のB−B断面図である。
って、図7(A)は図2の一部省略Y矢視拡大図、図7
(B)は図7(A)のB−B断面図である。
【図8】軌道材14,18および可動台車21,22の
関係を示す図であって、図8(A)は中間フレームが初
期位置に位置しているときの状態を示し、図8(B)は
中間フレームがX方向へ変位した状態を示している。
関係を示す図であって、図8(A)は中間フレームが初
期位置に位置しているときの状態を示し、図8(B)は
中間フレームがX方向へ変位した状態を示している。
【図9】この発明の他の実施の形態の要部を示す図8
(A)と同様の図である。
(A)と同様の図である。
【図10】図9のX−X断面図である。
【図11】この発明のさらに他の実施の形態の要部を示
す図6と同様の断面図である。
す図6と同様の断面図である。
【図12】この発明の別の実施の形態の要部を示す図6
と同様の断面図である。
と同様の断面図である。
【図13】従来の免震台の一例を示す図であって、図1
3(A)はその平面図、図13(B)はその側面図であ
る。
3(A)はその平面図、図13(B)はその側面図であ
る。
【図14】図13に示す免震台において中間フレームが
下部フレームに対して相対移動した状態を示す図であ
る。
下部フレームに対して相対移動した状態を示す図であ
る。
10 免震台 11 下部フレーム 12 中間フレーム 13 上部フレーム 14 軌道材 15a 傾斜面 15a′ 傾斜面 16a 傾斜面 16a′ 傾斜面 18 軌道材 19a 傾斜面 19a′ 傾斜面 20a 傾斜面 20a′ 傾斜面 21a 転動コロ(転動体) 21a′ 球体(転動体) 22a 転動コロ(転動体) 22a′ 球体(転動体) 23 ストッパ
Claims (8)
- 【請求項1】 下から上方へ向かって順次配置された下
部フレーム、中間フレームおよび上部フレームとを備
え、互いに直交する水平な2方向をX方向およびY方向
としたとき、上記中間フレームが上記下部フレームにX
方向へ移動可能に支持され、上記上部フレームが上記中
間フレームにY方向へ移動可能に支持された免震台にお
いて、上記下部フレームと上記中間フレームとの間に両
者に転がり接触する転動体を設け、上記中間フレームと
上記上部フレームとの間に両者に転がり接触する転動体
を設けることにより、上記中間フレームを上記下部フレ
ームに、上記上部フレームを上記中間フレームにそれぞ
れ移動可能に支持させたことを特徴とする免震台。 - 【請求項2】 上記転動体が転動コロであることを特徴
とする請求項1に記載の免震台。 - 【請求項3】 上記転動体が複数個を一組とし、その一
組の転動体がリテーナによって回転自在に支持されてい
ることを特徴とする請求項1または2に記載の免震台。 - 【請求項4】 上記下部フレームの上面に、上記X方向
のうちの一方向に向かって上り勾配と下り勾配とをなす
一対の傾斜面が、仮想の四辺形の上記X方向に延びる二
辺に沿い、かつ上記X方向に離れて二対ずつ設けられ、
上記中間フレームの下面に、上記下部フレームの各傾斜
面とそれぞれ上下に対向し、かつ同一方向に傾斜する傾
斜面が設けられ、上記下部フレームと上記中間フレーム
との互いに対向する傾斜面間に上記転動体が配置され、
上記中間フレームの上面に、上記Y方向のうちの一方向
に向かって上り勾配と下り勾配とをなす一対の傾斜面
が、仮想の四辺形の上記Y方向に延びる二辺に沿い、か
つ上記Y方向に離れて二対ずつ設けられ、上記上部フレ
ームの下面に、上記中間フレームの各傾斜面とそれぞれ
上下に対向し、かつ同一方向に傾斜する傾斜面が設けら
れ、上記中間フレームと上記上部フレームとの互いに対
向する傾斜面間に上記転動体が配置されていることを特
徴請求項1〜3のいずれかに記載の免震台。 - 【請求項5】 上記傾斜面が一対のガイド面によって断
面V字状に形成され、各ガイド面に上記転動体がそれぞ
れ配置されていることを特徴とする請求項4に記載の免
震台。 - 【請求項6】 上記一対の傾斜面が一列に配置されてい
ることを特徴とする請求項4または5に記載の免震台。 - 【請求項7】 上記一対の傾斜面が二列に配置されてい
ることを特徴とする請求項4または5に記載の免震台。 - 【請求項8】 上記下部フレームの上面に設けられた傾
斜面および上記中間フレームの上面に設けられ各傾斜面
に、各傾斜面に配置された上記転動体が下方へ転がるの
を阻止するストッパがそれぞれ設けられていることを特
徴とする請求項4〜7のいずれかに記載の免震台。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35630197A JPH11173376A (ja) | 1997-12-09 | 1997-12-09 | 免震台 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35630197A JPH11173376A (ja) | 1997-12-09 | 1997-12-09 | 免震台 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11173376A true JPH11173376A (ja) | 1999-06-29 |
Family
ID=18448352
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35630197A Pending JPH11173376A (ja) | 1997-12-09 | 1997-12-09 | 免震台 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11173376A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001050340A (ja) * | 1999-08-04 | 2001-02-23 | Takashi Funaki | 物品搭載用免震装置における周囲側面部の閉塞構造 |
| JP2001271876A (ja) * | 2000-03-28 | 2001-10-05 | Takashi Funaki | 免震装置 |
| JP2006037992A (ja) * | 2004-07-22 | 2006-02-09 | Yuji Ishiyama | 直線運動型復元機能付き免震装置 |
| JP2008286213A (ja) * | 2007-05-15 | 2008-11-27 | Yuji Ishiyama | 直線運動型免震装置 |
| CN108240408A (zh) * | 2016-12-26 | 2018-07-03 | 河南晶彩电器股份有限公司 | 机械式隔震台锁闭开关 |
| KR101884782B1 (ko) * | 2017-11-20 | 2018-08-02 | (주)엔타이어세이프 | 면진모듈 가림장치를 구비한 면진 진열함 |
-
1997
- 1997-12-09 JP JP35630197A patent/JPH11173376A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001050340A (ja) * | 1999-08-04 | 2001-02-23 | Takashi Funaki | 物品搭載用免震装置における周囲側面部の閉塞構造 |
| JP2001271876A (ja) * | 2000-03-28 | 2001-10-05 | Takashi Funaki | 免震装置 |
| JP2006037992A (ja) * | 2004-07-22 | 2006-02-09 | Yuji Ishiyama | 直線運動型復元機能付き免震装置 |
| JP2008286213A (ja) * | 2007-05-15 | 2008-11-27 | Yuji Ishiyama | 直線運動型免震装置 |
| CN108240408A (zh) * | 2016-12-26 | 2018-07-03 | 河南晶彩电器股份有限公司 | 机械式隔震台锁闭开关 |
| KR101884782B1 (ko) * | 2017-11-20 | 2018-08-02 | (주)엔타이어세이프 | 면진모듈 가림장치를 구비한 면진 진열함 |
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