JPH11180128A - 車両用空調装置 - Google Patents

車両用空調装置

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JPH11180128A
JPH11180128A JP34944097A JP34944097A JPH11180128A JP H11180128 A JPH11180128 A JP H11180128A JP 34944097 A JP34944097 A JP 34944097A JP 34944097 A JP34944097 A JP 34944097A JP H11180128 A JPH11180128 A JP H11180128A
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JP
Japan
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air
vehicle
aspirator
passage
outside air
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JP34944097A
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English (en)
Inventor
Noritsugu Sakota
則継 迫田
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Original Assignee
Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内外気2層流モードが設定可能な車両用空調
装置において、内外気2層流モード時に、アスピレータ
から外気が吹出して車室内の乗員に当たるのを防止す
る。 【解決手段】 アスピレータ30は、内外気2層流モー
ドにおいて内気が流れる第2空気通路10と連通して設
けられ、該第2空気通路10から漏れだす内気により負
圧を発生させるようになっている。さらに、アスピレー
タ30には、該アスピレータ30の負圧によって車室内
空気を吸引するホース40が接続され、該ホース40内
には、吸引された車室内空気の温度を検知する温度セン
サ50が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空調ケース内通路
を外気側の第1空気通路と内気側の第2空気通路とに区
画形成することにより、フット開口部からは暖められた
高温内気を再循環して吹き出し、一方、デフロスタ開口
部からは低湿度の外気を吹き出す、いわゆる内外気2層
流モードが設定可能な車両用空調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】本出願人等は、先に、特願平8−279
552号において、この種の内外気2層流モードが設定
可能な車両用空調装置を提案している。その構成を図4
に示す。空調ケース72の一端側に内気吸入口および外
気吸入口(共に図示せず)、他端側にはフット開口部8
5、デフロスタ開口部86、およびフェイス開口部87
がそれぞれ形成されている。そして、上記内気および外
気吸入口側においては2つのファン76a、76bとを
有する内外気切換箱73が形成され、また各開口部85
〜87にはこれら各開口部を開閉する各ドア88〜90
が備えられている。
【0003】そして、この空調ケース72内に、上記外
気吸入口から上記デフロスタ開口部86にかけての第1
空気通路(外気側通路)84と、上記内気吸入口から上
記フェイス開口部87およびフット開口部85にかけて
の第2空気通路(内気側通路)83とを区画形成する仕
切壁(仕切り板)82が設けられている。さらに、上記
両空気通路内には、冷媒蒸発器(エバポレータ)77、
ヒータコア(熱交換器)78及びエアミックスドア81
がそれぞれ設けられた構成となっている。
【0004】そして、吹出モードとしてフェイスモー
ド、バイレベルモード、およびフットモードのいずれか
が選択されたときは、そのときの内外気モードが内気循
環モードであれば、上記両空気通路83、84内に内気
を導入し、外気導入モードであれば、上記両空気通路内
に外気を導入する。また、吹出モードとしてデフロスタ
モードが選択されたときは、上記両空気通路内に外気を
導入する。
【0005】さらに、吹出モードとしてフットデフロス
タモードが選択されたときは、通常第1空気通路84内
に外気を導入し、第2空気通路83内に内気を導入する
内外気2層流モードとする。これによって、既に温めら
れている内気を再循環してフット開口部85から吹き出
して車室内を暖房できるので、車室内への吹出空気温度
が高くなり、暖房性能を向上できる。これと同時に、デ
フロスタ開口部86からは低湿度の外気を窓ガラスへ吹
き出すので、窓ガラスの防曇性能を確保できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、車両用空調
装置においては、車室内への吹出空気温度を制御するた
め車室内温度を検出する温度センサ(内気センサ)が設
けられる。この内気センサは、一般に、車室内の空気が
センサに吸い込まれるように空調ケース側面に取り付け
たアスピレータを用い、このアスピレータに通じるエア
ホース内に取り付けられている。
【0007】そして、空調ケース内の空気通路からアス
ピレータに空調風をわずかに漏らすことによりアスピレ
ータ内に生じる負圧の作用(いわゆるエジェクタ作用)
によって、エアホース内に車室内の空気を取り込む。従
って、内気センサに車室内空気が循環する形となるた
め、平均した車室内温度が得られる。しかしながら、本
発明者等の検討の結果、上記内外気2層流モード時にお
いて、第1空気通路(外気側通路)84に連通してアス
ピレータを取り付けた場合、例えば、暖房使用時等に外
気からの冷風が、アスピレータから吹き出すため、乗員
に当たって不快感を生じさせるという問題があることを
見出した。
【0008】そこで、本発明は上記点に鑑みて、内外気
2層流モードが設定可能な車両用空調装置において、内
外気2層流モード時に、アスピレータから外気が吹出し
て車室内の乗員に当たるのを防止することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、内外気2層流
モードが設定可能な車両用空調装置において、内気セン
サ用アスピレータの取付位置を工夫することに着目し
て、上記目的を達成しようとするものである。すなわ
ち、請求項1及び請求項2記載の発明においては、内外
気2層流モードにおいて内気が流れる第2空気通路(1
0)と連通して設けられ該第2空気通路(10)から漏
れだす内気により負圧を発生させるアスピレータ(3
0)と、該アスピレータ(30)の負圧によって車室内
空気を吸引するホース(40)と、該ホース(40)内
に吸引された車室内空気の温度を検知する温度センサ
(50)とを備えることを特徴とする。
【0010】これによると、アスピレータ(30)は内
外気2層流モードにおいて内気が流れる第2空気通路
(10)と連通して設けられているため、アスピレータ
(30)よりの吹出風は内気の風であり、乗員に当たっ
ても不快感は無い。従って、例えば暖房使用時等に、ア
スピレータから外気の冷風が吹出して、車室内の乗員に
当たり乗員に当たって不快感を生じさせるということは
無くなる。
【0011】また、もし、アスピレータの吹出風が外気
からの冷風である場合、吹出風が車室内の乗員に当たら
ないようにアスピレータを取り付けねばならないが、本
発明では、そのような制限はないため、取付上の自由度
が増す。また、請求項3記載の発明においては、請求項
1又は請求項2記載のアスピレータ(30)は、第2空
気通路(10)において暖房用熱交換器(14)の空気
下流側の部位と連通しているから、暖房用熱交換器(1
4)にて快適に空調された風がアスピレータ(30)か
ら吹出すことになり、乗員の不快感をより低減すること
ができる。
【0012】なお、上記各手段に付した括弧内の符号
は、後述する実施形態記載の具体的手段との対応関係を
示す。
【0013】
【発明の実施の形態】以下本発明を図1〜図3に示す実
施形態について説明する。本実施形態は、ディーゼルエ
ンジン車のように、温水(エンジン冷却水)温度が比較
的低い温度となる低熱源車に適用したものである。ここ
で、図1は本実施形態の車両用空調装置の全体構成を示
す説明図、図2は図1の車両用空調装置の車両搭載状態
を示す説明図、図3は本実施形態におけるアスピレータ
の構成を拡大して示す説明図である。
【0014】空調装置通風系は、図2中、一点鎖線にて
区画して示すように、大別して、送風機ユニット(ブロ
ワアッシー)1、クーラユニット(クーラアッシー)1
00、及びヒータユニット(ヒータアッシー)101の
3つの部分に分かれている。ヒータユニット101は、
車室内の計器盤(インストルメントパネル)下方部のう
ち、車両左右方向の略中央部(図2ではエンジンEの車
両後方側)に配置される。一方、送風機ユニット1及び
クーラユニット100は図2の図示形態では、ヒータユ
ニット101の左側方且つヒータユニット101のやや
車両前方側にオフセットして配置する状態を図示してい
る。
【0015】まず、最初に、送風機ユニット1を具体的
に説明すると、送風機ユニット1には内気(車室内空
気)を導入する第1、第2の2つの内気導入口2、3
と、外気(車室外空気)を導入する1つの外気導入口4
が備えられている。これらの導入口2〜4はそれぞれ第
1、第2の2つの内外気切替ドア5、6によって開閉可
能になっている。なお、内気導入口は3つ以上でもよ
く、各内気導入口に応じて内外気切替ドアが設けられ
る。
【0016】この両内外気切替ドア5、6は、それぞれ
回転軸5a、6aを中心として回動操作される平板状の
ものであって、図示しないリンク機構、ケーブル等を介
して、空調操作パネル(図示せず)の内外気切替用手動
操作機構(レバーやダイヤルを用いた機構)に連結さ
れ、連動操作するか、あるいは、両内外気切替ドア5、
6をサーボモータを用いた内外気切替用アクチュエータ
機構により連動操作する。
【0017】本例では、内気導入口2、3と外気導入口
4と内外気切替ドア5、6と上記手動操作機構またはア
クチュエータ機構とにより内外気切替手段が構成されて
いる。そして、上記導入口2〜4からの導入空気を送風
する第1(外気側)ファン7および第2(内気側)ファ
ン8が、送風機ユニット1内に配置されている。この両
ファン7、8は周知の遠心多翼ファン(シロッコファ
ン)からなるものであって、1つの共通の電動モータ7
bにて同時に回転駆動される。
【0018】図1は後述する2層流モードの状態を示し
ており、第1内外気切替ドア5は第1内気導入口2を閉
塞して外気導入口4からの外気通路4aを開放している
ので、第1(外気側)ファン7の吸入口7aに外気が吸
入される。これに対し、第2内外気切替ドア6は第2内
気導入口3を開放して外気導入口4からの外気通路4b
を閉塞しているので、第2(内気側)ファン8の吸入口
8aに内気が吸入される。
【0019】従って、この状態では、第1ファン7は、
外気導入口4からの外気を第1空気通路(外気側通路)
9に送風し、第2ファン8は、内気導入口3からの内気
を第2空気通路(内気側通路)10に送風しており、内
気と外気の両方を区分して同時に吸入する内外気2層流
モードとなっている(後述のフットデフモード)。ま
た、送風機ユニット1において、内外気切替ドア5、6
の作動により、上記2層流モード以外にも内外気吸入モ
ードを変えることができる。全内気モードでは、両内外
気切替ドア5、6によって両外気通路4a、4bを閉塞
することで、両内気導入口2、3から両空気通路9、1
0に内気が同時に吸入される。全外気モードでは、両内
外気切替ドア5、6によって両内気導入口2、3を閉塞
することで、両外気通路4a、4bから両空気通路9、
10に外気が同時に吸入される。
【0020】第1、第2空気通路9、10は、空調装置
の本体を区画する樹脂製の空調ケース11の内部におい
て、両ファン7、8を収納する樹脂製のスクロールケー
ス12に一体成形された仕切り板12a及び空調ケース
11内に一体成形された仕切り板11a、11b、11
cによって仕切られている。つまり、第1、第2空気通
路9、10は、送風ユニット1、クーラユニット100
及びヒータユニット101の各内部において互いに区画
形成され、本例では図2に示す様に、第1空気通路9が
車両後方側、第2空気通路10が車両前方側に配置して
いる。ここで、各仕切り板11a〜11c及び12a
は、本例では上下方向に略水平に延びる固定仕切り部材
である。
【0021】なお、本実施形態では、第2ファン8の外
径を小とし、第1ファン7の外径を大にしている。これ
は、第1ファン7側において、電動モータ7bの存在に
より吸入口7aの開口面積が減少するのを防止するため
である。次に、クーラユニット100及びヒータユニッ
ト101は、空調ケース11内に蒸発器(冷房用熱交換
器)13とヒータコア(暖房用熱交換器)14とを両方
とも一体的に内蔵するタイプのものである。
【0022】なお、空調ケース11はポリプロピレンの
ような、ある程度の弾性を有し、強度的にも優れた樹脂
の成形品からなり、図1の上下方向(車両上下方向)に
分割面を有する複数の分割ケースからなる。この複数の
分割ケース内に、上記熱交換器13、14、後述するド
ア等の機器を収納した後に、この複数の分割ケースを金
属バネクリップ、ネジ等の締結手段により一体に結合す
ることにより、クーラユニット100及びヒータユニッ
ト101が組み立てられる。
【0023】空調ケース11内において、最も左側の部
位に蒸発器(エバポレータ)13が設置され、空調ケー
ス11内の第1、第2空気通路9、10全域を横切るよ
うに蒸発器13が配置されている。この蒸発器13は周
知のごとく冷凍サイクルの冷媒の蒸発潜熱を空調空気か
ら吸熱して、空調空気を冷却するものである。なお、蒸
発器13は周知の積層型のものであって、アルミニュウ
ム等の金属薄板を最中状に2枚張り合わせて構成した偏
平チューブをコルゲートフィンを介在して多数積層配置
し、一体ろう付けしたものである。蒸発器13の内部は
コルゲートフィンのフィン面または偏平チューブの偏平
面によって仕切り板11a、11bの端部の延長線上で
空気通路を仕切ることができるので、蒸発器13内部で
も第1空気通路9と第2空気通路10とを区画形成する
ことができる。
【0024】ヒータコア14は、蒸発器13の空気流れ
下流側(車両後方側)に、所定の間隔を開けて隣接配置
されており、仕切り板11bと11cの間において、第
1空気通路9と第2空気通路10の両方に跨がって配置
されている。このヒータコア14は、車両前後方向には
薄型の形態で、蒸発器13を通過した冷風を再加熱する
ものであって、例えば、その内部に高温のエンジン冷却
水(温水)が流れ、この冷却水を熱源として空気を加熱
するものである。
【0025】なお、ヒータコア14は周知のものであっ
て、アルミニュウム等の金属薄板を溶接等により断面偏
平状に接合してなる偏平チューブをコルゲートフィンを
介在して多数積層配置し、一体ろう付けしたものであ
る。ヒータコア14内部はコルゲートフィンのフィン面
または偏平チューブの偏平面によって仕切り板11b、
11cの端部の延長線上で空気通路を仕切ることがで
き、これにより、ヒータコア14内部でも第1空気通路
9と第2空気通路10とを区画形成することができる。
【0026】また、ヒータコア14は、各空気通路9、
10の全域を横切っているのではない。従って、各空気
通路9、10においてヒータコア14をバイパスする領
域すなわちバイパス通路(図示せず)が形成される。こ
のヒータコア14の空気上流側には、互いの板面が同一
面となるようにして、2枚の板状のエアミックスドア
(風量割合調節手段)15が設けられている。エアミッ
クスドア15は、空調ケース2に対して回転自在に設け
られた回転軸15a回りに回動する。回転軸15aの駆
動は、この回転軸15aに連結されたサーボモータ(図
示せず)によって回転軸15aが回転させられることに
よって行われる。
【0027】つまり、このエアミックスドア15は、そ
の停止位置によって、ヒータコア14を通る冷風量と上
記バイパス通路(図示せず)を通る冷風量との割合を調
節して、車室内への吹出風温度を調節するようになって
いる。また、空調ケース11のうちヒータコア14の空
気下流部位には、以下に述べる各開口部16、18、2
2が形成されている。
【0028】空調ケース11の上方部位には、ヒータコ
ア14直後の第1空気通路9に連通するデフロスタ開口
部16が開口している(図2参照)。このデフロスタ開
口部16は図示しないデフロスタダクトおよびデフロス
タ吹出口を介して、車両窓ガラス内面に向けて風を吹き
出すためのものである。このデフロスタ開口部16はデ
フロスタドア17により開閉され、このデフロスタドア
17は回転軸17aにより回動自在なバタフライ状にな
っている。
【0029】空調ケース11の車両後方側の部位には、
ヒータコア14直後の第1空気通路9と連通するフェイ
ス開口部18が開口している。このフェイス開口部18
は図示しないフェイスダクトを介して計器盤上方部のフ
ェイス吹出口より乗員頭部に向けて風を吹き出すための
ものである。このフェイス開口部18はフェイスドア1
9により開閉され、このフェイスドア19は回転軸19
aにより回動自在なバタフライ状になっている。
【0030】ここで、図1に示すフェイス開口部18
は、実際には、図2に示す様に、ダクト180によっ
て、その空気下流側において更に複数個の開口部18
a、18bに分かれたものとしている。すなわち、車両
後方に開口したセンターフェイス開口部18a及び車両
左右方向に開口したサイドフェイス開口部18bから構
成されている。
【0031】前述した仕切り板11cの最も空気下流側
の端部は、空調ケース11の壁面とともに、第1、第2
空気通路9、10の間を連通する連通路20が設けてら
れており、この連通路20は回転軸21aにより回動自
在な平板状の連通ドア21により開閉される。また、空
調ケース11の車両右側の側面のうち下方部位にはフッ
ト開口部22が開口しており(図2参照)、このフット
開口部22は第2空気通路10においてヒータコア14
の空気下流側の部位と連通している。このフット開口部
22は図示しないフットダクトを介してフット吹出口か
ら車室内の乗員足元に温風を吹き出すためのものであ
る。このフット開口部22はフットドア23により開閉
され、このフットドア23は回転軸23aにより回動自
在なバタフライ状になっている。
【0032】なお、図1における各開口部16、18、
22の位置は模式的なものであり、図2と異なっている
が、本実施形態において各開口部16、18a、18b
及び22の実際の位置は図2に示す位置関係となってい
る。また、デフロスタドア17、フェイスドア19、連
通ドア21およびフットドア23は吹出モード切替用の
ドア手段であって、図示しないリンク機構、ケーブル等
を介して空調操作パネルの吹出モード切替用手動操作機
構に連結されて、連動操作するか、あるいは、吹出モー
ド切替用のドア手段をサーボモータを用いたモード切替
用アクチュエータ機構により連動操作する。
【0033】そして、これら各ドア17、19、21、
23の切換操作によって周知の吹出モードである、フェ
イスモード、バイレベルモード、フットモード、フット
デフモード及びデフロスタモードが切り換えられる。以
下、簡単に上記吹出モードを説明する。 フェイスモード フェイスドア19にてフェイス開口部18を全開すると
ともに、デフロスタドア17にてデフロスタ開口部16
を閉塞する。また、フットドア23にてフット開口部2
2を閉じるとともに、連通ドア21にて連通路20を開
ける。これにより、エアミックスドア15にて温調され
た空調風は、フェイス開口部18だけに送風されること
になる。
【0034】 バイレベルモード フェイスドア19にてフェイス開口部18を開口すると
ともに、デフロスタドア17にてデフロスタ開口部16
を閉塞する。また、フットドア23にてフット開口部2
2を開口するとともに、連通ドア21にて連通路20を
閉じる。これにより、エアミックスドア15にて温調さ
れた空調風のうち、第1空気通路(外気側通路)9を流
れた空調風は、フェイス開口部18へ、第2空気通路
(内気側通路)10を流れた空調風は、フット開口部2
2に送風される。
【0035】 フットモード フェイスドア19にてフェイス開口部18を閉塞すると
ともに、デフロスタドア17にてデフロスタ開口部16
を若干開口する。また、フットドア23にてフット開口
部22を開口するとともに、連通ドア21にて連通路2
0を閉じる。これにより、エアミックスドア15にて温
調された空調風のうち、第2空気通路10を流れた空調
風は、フット開口部22へ、第1空気通路9を流れた空
調風は、デフロスタ開口部16に送風される。なお、こ
の場合フット開口部22とデフロスタ開口部16とに送
風される空調風の風量割合は、約8対2としてある。
【0036】 フットデフモード(フットデフロスタ
モード) フェイスドア19にてフェイス開口部18を閉塞すると
ともに、デフロスタドア17にてデフロスタ開口部16
をほぼ全開する。また、フットドア23にてフット開口
部22を開口するとともに、連通ドア21にて連通路2
0を閉じる。これにより、エアミックスドア15にて温
調された空調風のうち、第2空気通路10を流れた空調
風は、フット開口部22へ、第1空気通路9を流れた空
調風は、デフロスタ開口部16に送風される。なお、こ
の場合フット開口部22とデフロスタ開口部16とに送
風される空調風の風量割合は、約5対5としてある。
【0037】なお、図1は冬期の暖房時に通常用いられ
るフットデフモードを示す。 デフロスタモード フェイスドア19にてフェイス開口部18を閉塞すると
ともに、デフロスタドア17にてデフロスタ開口部16
をほぼ全開する。また、フットドア23にてフット開口
部22を閉塞するとともに、連通ドア21にて連通路2
0を開ける。これにより、エアミックスドア15にて温
調された空調風のうち、第1空気通路9および第2空気
通路10の双方からデフロスタ開口部16に送風され
る。
【0038】なお、上記〜の各吹出モードにおい
て、送風機ユニット1の内外気吸入モード(2層流モー
ド、全内気モード、全外気モード)は、各内外気切替ド
ア5、6の切換操作によって適宜選択される。特に、
のフットデフモードにおいては、2層流モードとするこ
とにより、既に温められている内気を再循環してフット
開口部22から吹き出して車室内を暖房できるので、車
室内への吹出空気温度が高くなり、暖房性能を向上でき
る。これと同時に、デフロスタ開口部16からは低湿度
の外気を窓ガラスへ吹き出すので、窓ガラスの防曇性能
を確保できる。
【0039】次に、本発明の要部であるアスピレータに
ついて図3も参照して説明する。アスピレータ30は、
図1に示す様に、第2空気通路10において、ヒータコ
ア14とフット開口部22との間の部位と連通するよう
に取り付けられ、実際には、図2に示す様に、空調ケー
ス11の車両右側の側面のうち下方部位、すなわちフッ
ト開口部22の近傍部位に配置されている。
【0040】図3はアスピレータ30の詳細構成を示す
断面図である。空調ケース11に、第2空気通路10と
連通するように形成された開口孔110に管31が接続
されている。管31内において、分岐管路32と一体に
連なるノズル部33を突出させており、このノズル部3
3の先端部と管31との隙間が吸引部34として形成さ
れている。また、管31の吹出口31aは車室内の図示
しないインストルメントパネル(計器盤)に設けられた
吹出口等を介して、車室内に開口している。
【0041】ここで、分岐管路32のノズル部33と反
対側端部、すなわち管31の外部側の端部には、ホース
40の一端が接続されている。ホース40の他端側は、
上記インストルメントパネルに設けられた吸入口等を介
して、車室内に開口している。また、ホース40内の上
記インストルメントパネル側には温度検知可能な内気セ
ンサ50が設けられている。内気センサ50は、例え
ば、サーミスタ素子を用いたものであり、温度により抵
抗が変化するサーミスタの物理的性質を利用したもので
ある。
【0042】従って、第2空気通路10のヒータコア1
4を通った空気が、開口孔110から管31に一部漏れ
ることによって、吸引部34に負圧が発生し、分岐管路
32内には図3中の矢印に示すような気流が発生する。
このとき、車室内空気がホース40内に取り込まれ、ア
スピレータ30のノズル部33を通り、第2空気通路1
0から漏れだした空気とともに管31の吹出口31aか
ら車室内に吹出される。
【0043】そのため、ホース40内を車室内空気が循
環する形となるため、内気センサ50は平均した車室内
温度を検知することができる。ところで、本実施形態に
おいて、冬期の暖房時には通常、内外気吸入モードとし
て上記2層流モードが用いられる。すなわち、外気が外
気導入口4から導入されて第1空気通路9内を流れ、一
方、内気は内気導入口3から第2空気通路(内気側通
路)10内を流れる。そのため、アスピレータ30から
車室内に吹出す風は、外気からの冷風ではなく、内気の
みの風となり、この吹出風が万一、乗員に当たっても不
快感は無い。
【0044】特に本実施形態では、アスピレータ30が
第2空気通路10のうち、ヒータコア14の下流側の部
位と連通しているから、ヒータコア14にて快適に空調
された風がアスピレータ30から吹出すことになり、乗
員の不快感をより低減することができる。また、もし、
アスピレータの吹出風が外気からの冷風である場合、吹
出風が車室内の乗員に当たらないようにアスピレータを
取り付けねばならないが、本実施形態では、乗員に当た
っても構わないため、取付位置やアスピレータ30の吹
出方向等、取付上の自由度が増す。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る車両用空調装置の全体
構成を示す説明図である。
【図2】図1の車両用空調装置の車両搭載状態を示す説
明図である。
【図3】上記実施形態におけるアスピレータの構成を拡
大して示す説明図である。
【図4】先願に係る車両用空調装置の全体構成を示す説
明図である。
【符号の説明】
2…第1内気導入口、3…第2内気導入口、4…外気導
入口、5…第1内外気切替ドア、6…第2内外気切替ド
ア、9…第1空気通路、10…第2空気通路、14…ヒ
ータコア、16…デフロスタ開口部、22…フット開口
部、30…アスピレータ、40…ホース、50…内気セ
ンサ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空調空気の吸入モードとして、内気と外
    気の両方を区分して同時に吸入する内外気2層流モード
    を選択可能な内外気切替手段(2〜6)と、 この内外気切替手段(2〜6)を通して吸入された空調
    空気を加熱する暖房用熱交換器(14)と、 前記暖房用熱交換器(14)を通過した空調空気を車両
    窓ガラス内面に向けて吹き出すデフロスタ開口部(1
    6)と、 前記暖房用熱交換器(14)を通過した空調空気を車室
    内乗員の足元に向けて吹き出すフット開口部(22)
    と、 前記内外気切替手段(2〜6)から前記デフロスタ開口
    部(16)に向かって前記外気が流れる第1空気通路
    (9)と、 前記第1空気通路(9)と区画形成され、前記内外気切
    替手段(2〜6)から前記フット開口部(22)に向か
    って前記内気が流れる第2空気通路(10)とを備える
    車両用空調装置において、 前記第2空気通路(10)と連通して設けられ、前記第
    2空気通路(10)から漏れだす前記内気により負圧を
    発生させるアスピレータ(30)と、 前記アスピレータ(30)に接続され前記負圧によって
    車室内空気を吸引するホース(40)と、 前記ホース(40)内に設けられ前記吸引された車室内
    空気の温度を検知する温度センサ(50)とを備えるこ
    とを特徴とする車両用空調装置。
  2. 【請求項2】 空調空気を加熱する暖房用熱交換器(1
    4)と、 前記暖房用熱交換器(14)を通過した空調空気を車両
    窓ガラス内面に向けて吹き出すデフロスタ開口部(1
    6)と、 前記暖房用熱交換器(14)を通過した空調空気を車室
    内乗員の足元に向けて吹き出すフット開口部(22)と
    を備え、 前記デフロスタ開口部(16)と前記フット開口部(2
    2)の両方を同時に開口する吹出モードにおいて、少な
    くとも、前記空調空気の通路を、外気が流れる第1空気
    通路(9)と、内気が流れる第2空気通路(10)とに
    区画形成して、 前記第1空気通路(9)をデフロスタ開口部(16)に
    連通させるとともに、前記第2空気通路(10)を前記
    フット開口部(22)に連通させる車両用空調装置にお
    いて、 前記暖房用熱交換器(14)は前記第1及び第2空気通
    路(9、10)の両方に跨がって形成されており、 前記第2空気通路(10)と連通して設けられ、前記第
    2空気通路(10)から漏れだす前記内気により負圧を
    発生させるアスピレータ(30)と、 前記アスピレータ(30)に接続され前記負圧によって
    車室内空気を吸引するホース(40)と、 前記ホース(40)内に設けられ前記吸引された車室内
    空気の温度を検知する温度センサ(50)とを備えるこ
    とを特徴とする車両用空調装置。
  3. 【請求項3】 前記アスピレータ(30)は、前記第2
    空気通路(10)において前記暖房用熱交換器(14)
    の空気下流側の部位と連通していることを特徴とする請
    求項1または2に記載の車両用空調装置。
JP34944097A 1997-12-18 1997-12-18 車両用空調装置 Pending JPH11180128A (ja)

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