JPH11181401A - ガスケット - Google Patents

ガスケット

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JPH11181401A
JPH11181401A JP35712497A JP35712497A JPH11181401A JP H11181401 A JPH11181401 A JP H11181401A JP 35712497 A JP35712497 A JP 35712497A JP 35712497 A JP35712497 A JP 35712497A JP H11181401 A JPH11181401 A JP H11181401A
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JP
Japan
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gasket
core plate
sheet
sealing
reinforcing core
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Application number
JP35712497A
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English (en)
Inventor
Yoshito Ishii
義人 石井
Tomonori Seki
智憲 関
Atsushi Fujita
藤田  淳
Kouzou Otouma
幸三 乙馬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanwa Packing Industry Co Ltd
Resonac Corp
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
Sanwa Packing Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シール性に顕著に優れるガスケットを提供す
る。 【解決手段】 伸び率が15%以下である鉄製の補強芯
板の層とその両側に積層されたシール材の層を有し、か
つビードが形成されてなるガスケット。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シール特性に優れ
たガスケットに関する。さらに詳しくは、内燃機関のシ
リンダヘッド用ガスケット材料、内燃機関のオイルまわ
り、水まわり、吸気系、排気系等の各接合部をシールす
るために使用するガスケットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のガスケット材料には、JIS−R
−3453、JIS−7S−40などに示されるように
アスベストを主に使用したアスベストジョイントシート
等や、アスベストと補強芯板を複合化した材料等が使用
されていた。しかし、アスベストは人体への悪影響が叫
ばれており、その使用には、問題がある。そこで、アス
ベストを使用しないガスケット材料として、ニチアス技
術時報、No.241、1986年、3月発行に示される
ように有機質及び無機質充填剤を例えばゴムなどの有機
系結着剤と混練し、シート状にしたジョイントシート
や、特開平2−38760号公報、特開平3−2290
69号公報等に示されるように、例えばステンレス鋼
板、普通鋼板等の金属板等の表面にゴム層をコーティン
グしたいわゆる金属ガスケット材料が使用されている。
【0003】しかしながら、有機質及び無機質充填剤を
ゴムなどの有機系結着剤と混練してシート状にしたジョ
イントシートは、耐熱温度が低く、かつ引っ張り強度が
14.7MPa(150kgf/cm2)程度で弱いため、高温及
び高荷重付加部位には使用が困難である。また、鋼板の
表面にゴム層をコーティングした金属ガスケット材料
は、一般にシール部位に沿ってビード(凹凸)加工を施
し、このビードの圧縮復元力でシール性を確保して使用
される。鋼板に普通鋼板を使用した金属ガスケット材料
は、普通鋼板のビードの圧縮復元力が弱いためシール性
に劣るばかりでなく、長時間の使用に絶えられないこと
がある。また、ステンレス鋼板を使用した金属ガスケッ
ト材料は大変高価である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】請求項1記載の発明
は、シール性に顕著に優れるガスケットを提供するもの
である。請求項2及び3記載の発明は、請求項1記載の
発明の課題に加えて、シール性にさらに優れ、高強度な
ガスケットを提供するものである。請求項4記載の発明
は、請求項1、2及び3記載の発明の課題に加えて、特
に耐熱性及びシール性に優れるガスケットを提供するも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、伸び率が15
%以下である鉄製の補強芯板の層とその両側に積層され
たシール材の層を有し、かつビードが形成されてなるガ
スケットに関する。また本発明は、前記補強芯板の引っ
張り強度が500N/mm2以上であるガスケットに関す
る。また本発明は、前記補強芯板の板厚が0.1〜0.
3mmであるガスケットに関する。また本発明は、前記シ
ール材の層が膨張黒鉛を含むガスケットに関する。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明のガスケットは、補強芯板
の層とその両側に積層されたシール材の層を有するが、
本発明で使用する補強芯板は、シール性等の点で伸び率
が15%以下であることが必要とされ、10%以下であ
ることが好ましく、5%以下であればより好ましい。伸
び率が15%を超えると作製するガスケットのビード強
度が低下し、シール性が低下する欠点がある。なお、伸
び率はJIS Z 2201 5号試験片を引っ張り試
験機で破断する迄引っ張り、(試験後の伸び量/試験前
の試験片の長さ)×100(%)として求めることがで
きる。
【0007】また本発明で使用する補強芯板は、引っ張
り強度が500N/mm2以上であることが好ましく、60
0N/mm2以上であればより好ましく、700N/mm2以上で
あればさらに好ましい。引っ張り強度が500N/mm2
満では、作製するガスケットのビード強度が弱く、長時
間使用後のシール性が低下する傾向にある。また、引っ
張り強度は、加工性の点で2000N/mm2以下が好まし
い。なお、引っ張り強度は、JIS Z 2201 5
号試験片を引っ張り試験機で引っ張り、破断する強度を
測定することにより測定することができる。
【0008】また、使用する補強芯板の材質は鉄板であ
ることが、良好な引っ張り強度、伸び率及びシール特性
の点で必要である。本発明のガスケットにおける補強芯
板の板厚は0.1〜0.3mmの範囲が好ましい。使用す
る補強芯板の板厚が0.1mm未満では、ガスケットとし
てビードを作成した場合、その強度が低下する傾向にあ
り、0.3mmを超えると加工性が低下する傾向にある。
【0009】このような特性を有する補強芯板は、普通
鋼板を圧延加工することによって作製できる。また、必
要に応じてさらに焼鈍加工することができる。一般に普
通鋼板は、焼鈍加工することで、鋼板の結晶が再結晶化
し、引っ張り強度が小さくなり、また伸び率が大きくな
る。従って、引っ張り強度及び伸び率は、焼鈍加工の条
件によって調整することができる。
【0010】また、本発明で使用する補強芯板は、防食
の点でメッキ処理を施していることが好ましい。メッキ
の種類としては特に制限はないが、例えば亜鉛、ニッケ
ル等の溶融メッキ、電気メッキがあげられる。上記の補
強芯板の両面にシール材の層を積層することで、本発明
のガスケットの基材を作製することができる。本発明で
使用するシール材は、シール性を有する材料であれば特
に制限はなく、例えばフッ素ゴム、ニトリルゴム、シリ
コンゴム等を含むゴム材、粒状、繊維状等の充填材、有
機系結着剤等からなるジョイントシート、無機質シー
ト、膨張黒鉛シートなどが使用できるが、ガスケットに
する際の耐熱性及びシール性の点で膨張黒鉛を含むシー
ル材、具体的には膨張黒鉛シートを使用することが好ま
しい。
【0011】膨張黒鉛シートは、公知の製法で作製した
ものを使用することができる。例えば、天然黒鉛、キッ
シュ黒鉛、熱分解黒鉛等の高度に結晶が発達した黒鉛
を、濃硫酸と硝酸との混液、濃硫酸と過酸化水素水との
混液等の強酸化性の溶液に浸漬処理して黒鉛層間化合物
を生成させ、水洗してから急速加熱して、黒鉛結晶のc
軸方向を膨張処理した虫状形で圧縮特性を有する黒鉛を
冷間加工したシートが用いられる。
【0012】補強芯板へのシール材の積層は、特に制限
はないが、例えば接着剤を介してロールまたはプレス等
で行うことができる。使用する接着剤は特に制限はな
く、例えば、フェノール樹脂、エポキシ樹脂等の熱硬化
性樹脂を主成分としたものが、耐熱性の点で好ましい。
【0013】ガスケットのシール材の層の厚さは特に制
限はないが、シール性及びビードの加工性の点で0.0
3〜0.3mmであることが好ましい。また補強芯板とシ
ール材を含むガスケットの厚さとしては特に制限はない
が、シール性及び加工性の点から、0.16〜0.9mm
であることが好ましい。本発明のガスケットは、さらに
ビードを形成されたものであることが、シール性の点で
必要である。
【0014】形成されるビードとしては、フルビード
(凸状のビード)及びハーフビードがシール性の点で好
ましい。形成されるビードの高さは0.1〜0.9mmで
あることがシール性等の点で好ましい。ビードの形成方
法としては、例えば所定のビード形状になるように作製
した金型を使用し、プレス加工によって形成することが
できる。
【0015】
【実施例】次に本発明の実施例を説明する。 実施例1 引っ張り強度が750N/mm2、伸び率が2%、厚みが
0.23mmの溶融亜鉛メッキ鋼板(川鉄鋼板(株)製、S
GCH)の両面にメチルエチルケトンに溶かしたフェノ
ール樹脂接着剤(セメダイン(株)製、セメダイン#11
0)を塗布し、80℃の乾燥機中で1分放置し、メチル
メチルケトンを乾燥除去した。次いでこの鋼板の両側に
厚さ0.3mmの膨張黒鉛シート(日立化成工業(株)製、
登録商標名カーボフィット)を積層し、熱プレスを使用
して、温度180℃、圧力30kgf/cm2の条件で鋼板と
膨張黒鉛シートを接着した。さらにロールを通し、接着
後の全板厚0.5mm、膨張黒鉛シート層の密度1.0g/
cm3のシート状複合材料を作製した。図1は得られたシ
ート状複合材料の断面図であり、1は亜鉛メッキ鋼板、
2は膨張黒鉛シート層である。このシート状複合材料を
外径が50mm及び内径が35mmのリング状に打ち抜いた
後、図2に示すように、高さ0.6mmのフルビード3を
直径42mmの円状に形成してガスケットを得た。
【0016】実施例2 引っ張り強度が550N/mm2、伸び率が12%、厚みが
0.23mmの溶融亜鉛メッキ鋼板(川鉄鋼板(株)製SG
CH)の両面にメチルエチルケトンに溶かしたフェノー
ル樹脂接着剤(セメダイン#110)を塗布し、80℃
の乾燥機中で1分放置し、メチルメチルケトンを乾燥除
去した。次いでこの鋼板の両側に厚さ0.3mmの膨張黒
鉛シート(日立化成工業(株)製,登録商標名カーボフィ
ット)を積層し、熱プレスを使用して、温度180℃、
圧力30kgf/cm2の条件で鋼板と膨張黒鉛シートを接着
した。さらにロールを通し、接着後の全板厚0.5mm、
膨張黒鉛シート層の密度を1.0g/cm3のシート状複合
材料を作製した。このシート状複合材料を外径が50mm
及び内径が35mmのリング状に打ち抜いた後、高さ0.
6mmのフルビードを直径42mmの円状に形成してガスケ
ットを得た。
【0017】実施例3 引っ張り強度が750N/mm2、伸び率が2%、厚みが
0.23mmの溶融亜鉛メッキ鋼板(川鉄鋼板(株)製SG
CH)の両面にメチルエチルケトンに溶かしたフェノー
ル樹脂接着剤(セメダイン#110)を塗布し、80℃
の乾燥機中で1分放置し,メチルメチルケトンを乾燥除
去した。次いで、この両面に、フッ素ゴム(日本ゼオン
(株)製、商品名NippolCMF700):硫黄粉末
(細井化学(株)製、コロイド硫黄):メチルエチルケト
ンを10:2:20の重量比で混合した溶液をコーティ
ングし、60℃で10分熱処理した後、160℃で20
分熱処理し、ゴムを加硫及び硬化させて、板厚0.3mm
のシート状複合材料を得た。このシート状複合材料を外
径が50mm及び内径が35mmのリング状に打ち抜いた
後、高さ0.6mmのフルビードを直径42mmの円状に形
成してガスケットを得た。
【0018】比較例1 引っ張り強度が360N/mm2、伸び率が25%、厚みが
0.23mmの溶融亜鉛メッキ鋼板(川鉄鋼板(株)製SG
CC)の両面にメチルエチルケトンに溶かしたフェノー
ル樹脂接着剤(セメダイン#110)を塗布し、80℃
の乾燥機中で1分放置し、メチルメチルケトンを乾燥除
去した。次いでこの鋼板の両側に厚さ0.3mmの膨張黒
鉛シート(日立化成工業(株)製、商品名カーボフィッ
ト)を積層し、熱プレスを使用して、温度180℃、圧
力30kgf/cm2の条件で鋼板と膨張黒鉛シートを接着し
た。さらにロールを通し、接着後の全板厚0.5mm、膨
張黒鉛シート層の密度を1.0g/cm3のシート状複合材
料を作製した。図1は得られたシート状複合材料の断面
図であり、1は亜鉛メッキ鋼板、2は膨張黒鉛シート
層、3は接着剤である。このシート状複合材料を外径が
50mm及び内径が35mmのリング状に打ち抜いた後、図
2に示すように、高さ0.6mmのフルビード3を直径4
2mmの円状に形成してガスケットを得た。
【0019】比較例2 引っ張り強度が360N/mm2、伸び率が25%、厚みが
0.23mmの溶融亜鉛メッキ鋼板(川鉄鋼板(株)製SG
CC)の両面にメチルエチルケトンに溶かしたフェノー
ル樹脂接着剤(セメダイン#110)を塗布し、80℃
の乾燥機中で1分放置し、メチルメチルケトンを乾燥除
去した。次いで、この両面に、フッ素ゴム(日本ゼオン
(株)製、商品名NippolCMF700):硫黄粉末
(細井化学(株)製、コロイド硫黄):メチルエチルケト
ンを10:2:20の重量比で混合した溶液をコーティ
ングし、60℃で10分熱処理した後、160℃で20
分熱処理し、ゴムを加硫及び硬化させて、板厚0.3mm
のシート状複合材料を得た。このシート状複合材料を外
径が50mm及び内径が35mmのリング状に打ち抜いた
後、高さ0.6mmのフルビード3を直径42mmの円状に
形成してガスケットを得た。
【0020】次に、上記実施例及び比較例で得られたガ
スケットについて、ガスシール性を評価した。ガスシー
ル性はガスケットを面粗さ10S及び厚み25mmのアル
ミフランジに挟み込み、10MPaの面圧で締め付け、フ
ランジを150℃/1時間及び−30℃/1時間のヒー
トサイクルを実施し、ヒートサイクル後のトルク低下率
を測定した。その結果のグラフを図3に示す。
【0021】図3から明らかなように、比較例1及び比
較例2のガスケットは、シール性に劣ることが示され
る。これに対して、実施例1、2、3のガスケットはシ
ール性に優れることが確認された。
【0022】
【発明の効果】請求項1記載のガスケットは、シール性
に優れ、内燃機関のシリンダヘッド用ガスケット材料、
内燃機関のオイルまわり、水まわり、吸気系、排気系等
の各接合部をシールするために使用するガスケットとし
て有用である。また請求項2及び3記載のガスケット
は、請求項1記載のガスケットの効果に加えて、シール
性に顕著に優れ、かつ高強度である。請求項4記載のガ
スケットは、請求項1、2及び3記載のガスケットの効
果に加えて、特に耐熱性及びシール性に優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例で用いたシート状複合材料の断
面図である。
【図2】本発明の実施例におけるガスケットの断面図で
ある。
【図3】本発明の実施例及び比較例におけるガスケット
のシール特性を示すグラフである。
【符号の説明】
1 亜鉛メッキ鋼板 2 膨張黒鉛シート層 3 フルビード
フロントページの続き (72)発明者 藤田 淳 茨城県日立市鮎川町三丁目3番1号 日立 化成工業株式会社山崎工場内 (72)発明者 乙馬 幸三 大阪府豊中市利倉2丁目18番5号 三和パ ッキング工業株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伸び率が15%以下である鉄製の補強芯
    板の層とその両側に積層されたシール材の層を有し、か
    つビードが形成されてなるガスケット。
  2. 【請求項2】 補強芯板の引っ張り強度が500N/mm2
    以上である請求項1記載のガスケット。
  3. 【請求項3】 補強芯板の板厚が0.1〜0.3mmであ
    る請求項1又は2記載のガスケット。
  4. 【請求項4】 シール材の層が膨張黒鉛を含む請求項
    1、2又は3記載のガスケット。
JP35712497A 1997-12-25 1997-12-25 ガスケット Pending JPH11181401A (ja)

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JP35712497A JPH11181401A (ja) 1997-12-25 1997-12-25 ガスケット

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