JPH11181529A - 連続焼鈍炉の最終冷却帯における鋼板冷却方法及び装置 - Google Patents

連続焼鈍炉の最終冷却帯における鋼板冷却方法及び装置

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JPH11181529A
JPH11181529A JP36490297A JP36490297A JPH11181529A JP H11181529 A JPH11181529 A JP H11181529A JP 36490297 A JP36490297 A JP 36490297A JP 36490297 A JP36490297 A JP 36490297A JP H11181529 A JPH11181529 A JP H11181529A
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cooling
steel sheet
annealing furnace
continuous annealing
final
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Hideyuki Nishimi
英幸 西見
Masamitsu Iwayama
正光 岩山
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Nippon Steel Corp
Nippon Steel Plant Designing Corp
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Nittetsu Plant Designing Corp
Nippon Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 鋼板の不均一冷却や高温急冷開始に起因する
板形状不良や表面品質不良の発生を防止して高品質の鋼
板を製造することができる連続焼鈍炉の最終冷却帯にお
ける鋼板冷却方法及び装置を提供する。 【解決手段】 連続焼鈍炉の最終冷却帯12に搬送され
てきた鋼板10を、鋼板温度が170〜200℃の範囲
内の特定温度になるまで緩冷却を行ない、特定温度にな
ってから急冷却する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、連続焼鈍炉の最終
冷却帯において鋼板を冷却する方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】連続焼鈍炉の一形態として、図3に示す
ように、上流側から下流側に向けて、順に、加熱帯7
1、1次均熱帯72、1次冷却帯73、過時効帯74、
2次冷却帯75、及び、最終冷却帯76を具備する連続
焼鈍炉70がある。
【0003】ここに、最終冷却帯76は、焼鈍後の鋼板
を常温近くの温度まで低下するために設けられたもので
あり、その具体的構成が図4に示されている。即ち、最
終冷却帯76は、上流側をなす水噴出冷却装置77と、
下流側をなすディップ装置78とから構成され、共に鋼
板79を水で冷却することによって、鋼板79の温度は
約250℃前後(図5では、220℃)から常温に近い
80℃以下(図5では、64℃)まで冷却されることに
なる。また、鋼板79の熱を吸収したディップ装置78
の温水は、循環タンク80を経由してポンプ81で昇圧
され、熱交換器82を通って冷やされ、水噴出冷却装置
77において再使用される。そして、水噴出冷却装置7
7より噴出された水は鋼板79の熱を奪い、温水となっ
てディップ装置78に落下する。この冷却水の循環によ
って、鋼板79は冷却されることになる。
【0004】また、図4において、最終冷却帯76の上
流側にはシール装置83が設けられており、このシール
装置83に窒素ガス等の不活性ガスをガス供給管84を
通して流入して、最終冷却帯76で発生する水蒸気が連
続焼鈍炉の炉内に流入するのを防止している。なお、こ
の際、不活性ガスの一部は最終冷却帯76内に流入する
ことになるが、不活性ガスは最終冷却帯76内の水蒸気
と共に排気ブロワー85を具備する排気管86を通して
大気中に放出されることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した連続
焼鈍炉の最終冷却帯における鋼板冷却方法は、未だ、以
下の解決すべき課題を有していた。即ち、本出願の発明
者が行なった実験によれば、図5に示すように、連続焼
鈍炉の最終冷却帯76に搬送されてきた鋼板79を、2
00℃を少し超えた温度(図5における220℃)から
170〜200℃まで急冷却(冷却速度100℃/se
c)した場合、最終的な製品としての鋼板79に形状不
良や傷が生じることが判明した(なお、急冷却全体は、
その後も鋼板79の温度が97℃になるまで同じ急冷却
速度で行われる)。これは、図4に示すように、水噴出
冷却装置77からの噴射水によって鋼板79を急冷する
場合、鋼板79は高温から急冷されるが、一方で、鋼板
79の表面が不均一にしか冷却されないので、鋼板79
内部の熱応力が降伏点より大きくなり、その結果、鋼板
79に形状不良や傷を発生すると考えられる。
【0006】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
で、鋼板の不均一冷却や高温急冷開始に起因する板形状
不良や表面品質不良の発生を防止して高品質の鋼板を製
造することができる連続焼鈍炉の最終冷却帯における鋼
板冷却方法及び装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う請求項1
記載の連続焼鈍炉の最終冷却帯における鋼板冷却方法
は、連続焼鈍炉の最終冷却帯に搬送されてきた鋼板を、
鋼板温度が170〜200℃の範囲内の特定温度になる
まで緩冷却を行ない、前記特定温度になってから直ちに
急冷却するようにしている。
【0008】ここで、鋼板温度が170〜200℃の範
囲内の特定温度になるまで緩冷却を行なうようにしたの
は、鋼板をこの特定温度に達するまで急冷却した場合に
生じる形状不良や表面品質不良の発生を避けることがで
きるからである。また、鋼板温度が特定温度になってか
ら直ちに急冷却するようにしたのは、特定温度より下の
温度域では急冷却しても形状不良や表面品質不良をもは
や生じず、最終冷却帯の冷却長さを短くする上で急冷却
するのが望ましいからである。
【0009】請求項2記載の連続焼鈍炉の最終冷却帯に
おける鋼板冷却方法は、請求項1記載の連続焼鈍炉の最
終冷却帯における鋼板冷却方法において、水蒸気と不活
性ガスの混合体と冷却水とからなる気水を前記鋼板の全
体にわたって噴霧状に吹きかけ、前記緩冷却を行なう。
気水を用いるのは、鋼板の全面にわたって均一に冷却す
ることができるからである。
【0010】請求項3記載の連続焼鈍炉の最終冷却帯に
おける鋼板冷却方法は、請求項2記載の連続焼鈍炉の最
終冷却帯における鋼板冷却方法において、前記気水に用
いる不活性ガスの一部として、前記最終冷却帯に設けた
シール装置から排気される不活性ガスの少なくとも一部
を用いる。
【0011】請求項4記載の連続焼鈍炉の最終冷却帯に
おける鋼板冷却装置は、連続焼鈍炉の最終冷却帯に、上
流側から下流側に向けて、順に、鋼板を緩冷却する気水
噴霧冷却装置と、前記鋼板を急冷却する水噴出冷却装置
と、急冷却後の前記鋼板を常温まで冷却するディップ冷
却装置と、該ディップ冷却装置による冷却を補助する補
助冷却装置を配列する。
【0012】請求項5記載の連続焼鈍炉の最終冷却帯に
おける鋼板冷却装置は、請求項4記載の連続焼鈍炉の最
終冷却帯における鋼板冷却装置において、前記最終冷却
帯に設けたシール装置から排気される不活性ガスの少な
くとも一部を降温する熱交換器と、該降温された不活性
ガスの圧力を高める昇圧器と、前記気水噴霧冷却装置に
前記不活性ガスを供給する不活性ガス供給流路とを具備
する。
【0013】
【発明の実施の形態】続いて、添付した図面を参照しつ
つ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発
明の理解に供する。
【0014】まず、図1を参照して、本発明の一実施の
形態に係る連続焼鈍炉の最終冷却帯における鋼板冷却装
置Aの構成について説明する。図1に示すように、本実
施の形態に係る連続焼鈍炉の最終冷却帯における鋼板冷
却装置Aも、前述した従来技術における最終冷却帯76
と同様に、焼鈍後の鋼板10を常温近くの温度まで低下
するために設けられたものであり、連続焼鈍炉の2次冷
却帯11の終端部に配設されている。
【0015】図1に示すように、連続焼鈍炉の最終冷却
帯における鋼板冷却装置Aは、実質的に、最終冷却帯1
2の上流側から下流側に向けて、順に、鋼板10の緩冷
却を行なう気水噴霧冷却装置13と、鋼板10の急冷却
を行なう水噴出冷却装置14と、急冷却後の鋼板10を
常温まで緩冷却するディップ冷却装置15と、ディップ
冷却装置15による降温が不十分な場合に鋼板10の補
助冷却を行なう補助冷却装置16を配列することによっ
て構成されている。
【0016】また、2次冷却帯11に最も近い最終冷却
帯12の上流側には、最終冷却帯12で発生した水蒸気
が2次冷却帯11に流入するのを防止するためのシール
装置17が取付けられており、シール装置17には、窒
素ガス等の不活性ガスをシール装置17に供給する不活
性ガス供給管18が接続されている。また、最終冷却帯
12の上流側には、最終冷却帯12内に流入した不活性
ガスを水蒸気と共に大気に放出するための排気管19が
接続されており、排気管19には、後述するように不活
性ガスの圧力を高める昇圧器としても用いられる排気ブ
ロワー20が取付けられている。
【0017】上記した構成を有する連続焼鈍炉の最終冷
却帯における鋼板冷却装置Aの各部の構成について以下
説明する。まず、鋼板10の緩冷却を行なう気水噴霧冷
却装置13について説明すると、最終冷却帯12の上流
側には、それぞれ多数の水噴出管21からなる第1の水
噴出管群22が鋼板10の側面に沿って配設されてい
る。なお、図示では、説明の都合上、第1の水噴出管群
22は鋼板10の一側面に沿って配設された状態で示さ
れているが、実際には、第1の水噴出管群22は鋼板1
0の両面に沿って配設されている。
【0018】第1の水噴出管群22は、循環タンク23
に、冷却水供給管24を介して連通連結されており、冷
却水供給管24の中途には、循環タンク23から第1の
水噴出管群22に向けて、順に、吐出ポンプ25、フィ
ルタ26及び熱交換器27が取付けられている。また、
冷却水供給管24は第1の冷却水分岐供給管28を介し
て第1の水噴出管群22に接続されており、第1の冷却
水分岐供給管28には第1の開閉弁29が取付けられて
いる。
【0019】一方、図1に示すように、最終冷却帯12
の2次冷却帯11に近い上流側には、それぞれ多数の気
体噴出管30からなる気体噴出管群31が鋼板10の側
面に沿って配設されている。なお、図示では、説明の都
合上、気体噴出管群31は鋼板10の一側面に沿って配
設された状態で示されているが、実際には、気体噴出管
群31は鋼板10の両面に沿って配設されている。そし
て、各気体噴出管30は、前記した第1の水噴出管群2
2における水噴出管21と平行に配列され、かつ、その
先部は水噴出管21の先部と合流して気水噴出管32を
構成している。
【0020】また、排気管19上であって、排気ブロワ
ー20の上流側にはシール装置17、最終冷却帯12の
上流側及び排気管19を通して排気される不活性ガスと
水蒸気との混合物からなる排気を降温するための熱交換
器33が取付けられており、排気ブロワー20の下流側
には開閉弁34が取付けられている。排気ブロワー20
と開閉弁34の中途から圧縮気体供給管35が分岐され
ている。圧縮気体供給管35は気体噴出管群31に接続
されており、圧縮気体供給管35の上流側と下流側には
それぞれ開閉弁36、37が取付けられている。
【0021】鋼板10の急冷却を行なう水噴出冷却装置
14について説明すると、最終冷却帯12において気水
噴霧冷却装置13より下流側をなす個所には、それぞれ
多数の水噴出管38からなる第2の水噴出管群39が鋼
板10の側面に沿って配設されている。なお、図示で
は、説明の都合上、第2の水噴出管群39は鋼板10の
一側面に沿って配設された状態で示されているが、実際
には、第2の水噴出管群39は鋼板10の両面に沿って
配設されている。
【0022】第2の水噴出管群39は第2の冷却水分岐
供給管40を介して冷却水供給管24に連通連結されて
おり、第2の冷却水分岐供給管40の中途には第2の開
閉弁41が取付けられている。次に、急冷却後の鋼板1
0を常温まで緩冷却するディップ冷却装置15について
説明すると、ディップ冷却装置15は、実質的に、最終
冷却帯12の下流側に配置されたディップタンク42か
ら構成されており、ディップタンク42内には冷却水が
貯蔵されている。そして、鋼板10をディップタンク4
2内の冷却水に浸漬させることによって、鋼板10を緩
冷却することができる。また、ディップタンク42は、
気水噴霧冷却装置13において鋼板10に噴霧された気
水のうち、水分(冷却水)を回収することができると共
に、水噴出冷却装置14から噴射された冷却水も回収す
ることができる。さらに、ディップタンク42は冷却水
還流管43を通して循環タンク23に接続されているの
で、回収した冷却水を循環タンク23に還流して、気水
噴霧冷却装置13及び水噴出冷却装置14のための冷却
水として用いることができる。
【0023】ディップ冷却装置15による降温が不十分
な場合に鋼板10の補助冷却を行なう補助冷却装置16
について説明する。ここでは補助冷却装置16として、
水噴出冷却装置を採用しており、図1に示すように、最
終冷却帯12の最下流側を通過する鋼板10に沿って、
多数の水噴出管44からなる第3の水噴出管群45が鋼
板10の側面に沿って配設されている。なお、図示で
は、説明の都合上、第3の水噴出管群45は鋼板10の
一側面に沿って配設された状態で示されているが、実際
には、第3の水噴出管群45は鋼板10の両面に沿って
配設されている。そして、第3の水噴出管群45は、第
3の冷却水分岐供給管46を介して冷却水供給管24に
連通連結されており、第3の冷却水分岐供給管46の中
途には第3の開閉弁47が取付けられている。
【0024】次に、上記した構成を有する連続焼鈍炉の
最終冷却帯における鋼板冷却装置Aを用いた連続焼鈍炉
の最終冷却帯における鋼板冷却方法について、図1及び
図2を参照して説明する。まず、気水噴霧冷却装置13
を用いて、焼鈍炉本体で焼鈍された後に最終冷却帯12
に移送されてきた鋼板10の両面に向けて気水を噴射し
て緩冷却を行なう。
【0025】即ち、図1に示すように、循環タンク23
より冷却水供給管24、熱交換器27及び第1の冷却水
分岐供給管28を通して第1の水噴出管群22における
各水噴出管21に約50〜70℃の冷却水を供給する。
一方、不活性ガス供給管18、シール装置17、最終冷
却帯12の上流側、排気管19、熱交換器33、排気ブ
ロワー20、圧縮気体供給管35から構成される不活性
ガス供給流路を通して気体噴出管群31の各気体噴出管
30に、約50℃の不活性ガスと水蒸気との混合体を圧
送する。その後、気水噴出管32を用いて、冷却水と混
合気体を混合した後、鋼板10の両表面に向けて約55
℃の気水を噴射する。この際、気水は噴霧状態にあるの
で、通過する鋼板10の両表面全体にわたって均一に付
着して、鋼板10を均一にしかも緩やかに冷却すること
ができる。即ち、図2に示すように、鋼板10を、約4
0〜70℃/secの緩やかな冷却速度で、220℃か
ら180℃まで冷却することができる。従って、鋼板1
0に生じる熱応力を降伏点以下に抑えることができ、こ
の温度域において鋼板10を急冷した場合に生じる板形
状不良や表面品質不良を防止することができる。
【0026】次に、水噴出冷却装置14によって鋼板1
0に第2の水噴出管群39から約50〜70℃の冷却水
を噴射し、鋼管10を急冷する。即ち、図2に示すよう
に、鋼板10を、約80〜120℃/secの急冷却速
度で、180℃から117℃まで冷却する。その後、デ
ィップ冷却装置15において、約60℃の冷却水中に鋼
板10を浸漬して緩冷却する。即ち、図2に示すよう
に、鋼板10を、15〜25℃/secの緩冷却速度
で、117℃から67℃まで冷却し、さらに、補助冷却
装置16によって67℃から64℃まで降温する。
【0027】このように、本実施の形態では、図2に示
すように、鋼板10を、200℃を少し超えた温度(本
実施例では220℃)から170〜200℃(本実施例
では180℃)の温度域まで急冷却することなく、緩冷
却を行なうようにしたので、その温度域で急冷却した場
合に生じる最終的な製品としての鋼板10に形状不良や
表面品質不良が生じるのを確実に防止することができ、
高品質の鋼板10を製造することができる。
【0028】また、本実施の形態では、鋼板10を20
0℃を少し超えた温度から170〜200℃までの温度
域を除いて、鋼板10を急冷却しても鋼板10に形状不
良や表面品質不良が生じることがないことに鑑み、緩冷
却をした後は水噴出冷却装置14によって急冷却を行な
うようにしている。従って、鋼板10の温度が170〜
200℃以下に下がった場合でも緩冷却を続行する場合
と比較して、最終冷却帯12の長さを著しく短縮するこ
とができる。
【0029】さらに、本実施の形態では、最終冷却帯1
2に設けたシール装置17から排気される不活性ガスの
少なくとも一部を気水用の圧縮気体として用いるように
しているので、不活性ガスの有効利用を図ることができ
る。
【0030】以上、本発明を、一実施の形態を参照して
説明してきたが、本発明は何ら上記した実施の形態に記
載の構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に
記載されている事項の範囲内で考えられるその他の実施
の形態や変形例も含むものである。
【0031】
【発明の効果】請求項1〜5記載の連続焼鈍炉の最終冷
却帯における鋼板冷却方法及び装置においては、鋼板
を、170〜200℃の温度範囲内の特定温度に達する
までは緩冷却を行なうようにしたので、その特定温度に
達するまで急冷却した場合に生じる鋼板への形状不良や
表面品質不良の発生を確実に防止することができ、高品
質の鋼板を製造することができる。また、緩冷却後は急
冷却を行なうので、最終冷却帯の冷却長が長くなるのも
防止できる。
【0032】請求項2記載の連続焼鈍炉の最終冷却帯に
おける鋼板冷却方法においては、水蒸気と不活性ガスの
混合体と冷却水とからなる気水を前記鋼板の全体にわた
って噴霧状に吹きかけ、緩冷却を行なうようにしたの
で、鋼板を全面積にわたって均一に緩冷却することがで
き、鋼板への形状不良や表面品質不良の発生をさらに確
実に防止することができる。
【0033】請求項3記載の連続焼鈍炉の最終冷却帯に
おける鋼板冷却方法においては、気水に用いる不活性ガ
スの一部として、最終冷却帯に設けたシール装置から排
気される不活性ガスの少なくとも一部を用いるようにし
ているので、今まで大気中に排気していた不活性ガスの
有効利用を図ることができる。
【0034】請求項4記載の連続焼鈍炉の最終冷却帯に
おける鋼板冷却装置においては、連続焼鈍炉の最終冷却
帯に、上流側から下流側に向けて、順に、鋼板を緩冷却
する気水噴霧冷却装置と、鋼板を急冷却する水噴出冷却
装置と、急冷却後の鋼板を常温まで冷却するディップ冷
却装置と、ディップ冷却装置による冷却を補助する補助
冷却装置を配列したので、鋼板への形状不良や表面品質
不良の発生を確実に防止する最終冷却を、円滑かつ最終
冷却帯をコンパクトに保持しながら行うことができる。
【0035】請求項5記載の連続焼鈍炉の最終冷却帯に
おける鋼板冷却装置においては、最終冷却帯に設けたシ
ール装置から排気される不活性ガスの少なくとも一部を
降温すると共に昇圧して気水噴霧冷却装置に供給するよ
うにしたので、不活性ガスの有効利用を図ることができ
ると共に、気水を強力に鋼板に向けて噴霧して均一かつ
効果的な緩冷却を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る連続焼鈍炉の最終
冷却帯における鋼板冷却装置の概念的構成説明図であ
る。
【図2】本発明の一実施の形態に係る連続焼鈍炉の最終
冷却帯における鋼板冷却方法による鋼板温度の冷却過程
を示すグラフである。
【図3】連続焼鈍炉の一般的構成を示す概念的構成説明
図である。
【図4】従来の連続焼鈍炉の最終冷却帯における鋼板冷
却装置の概念的構成説明図である。
【図5】従来の連続焼鈍炉の最終冷却帯における鋼板冷
却方法による鋼板温度の冷却過程を示すグラフである。
【符号の説明】
A 連続焼鈍炉の最終冷却帯における鋼板冷却装置 10 鋼板 11 2次冷却
帯 12 最終冷却帯 13 気水噴霧
冷却装置 14 水噴出冷却装置 15 ディップ
冷却装置 16 補助冷却装置 17 シール装
置 18 不活性ガス供給管 19 排気管 20 排気ブロワー 21 水噴出管 22 第1の水噴出管群 23 循環タン
ク 24 冷却水供給管 25 吐出ポン
プ 26 フィルタ 27 熱交換器 28 第1の冷却水分岐供給管 29 第1の開
閉弁 30 気体噴出管 31 気体噴出
管群 32 気水噴出管 33 熱交換器 34 開閉弁 35 圧縮気体
供給管 36 開閉弁 37 開閉弁 38 水噴出管 39 第2の水
噴出管群 40 第2の冷却水分岐供給管 41 第2の開
閉弁 42 ディップタンク 43 冷却水還
流管 44 水噴出管 45 第3の水
噴出管群 46 第3の冷却水分岐供給管 47 第3の開
閉弁

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続焼鈍炉の最終冷却帯に搬送されてき
    た鋼板を、鋼板温度が170〜200℃の範囲内の特定
    温度になるまで緩冷却を行ない、前記特定温度になって
    から直ちに急冷却するようにしたことを特徴とする連続
    焼鈍炉の最終冷却帯における鋼板冷却方法。
  2. 【請求項2】 水蒸気と不活性ガスの混合体と冷却水と
    からなる気水を前記鋼板の全体にわたって噴霧状に吹き
    かけ、前記緩冷却を行なうようにしたことを特徴とする
    請求項1記載の連続焼鈍炉の最終冷却帯における鋼板冷
    却方法。
  3. 【請求項3】 前記気水に用いる不活性ガスの一部とし
    て、前記最終冷却帯に設けたシール装置から排気される
    不活性ガスの少なくとも一部を用いることを特徴とする
    請求項2記載の連続焼鈍炉の最終冷却帯における鋼板冷
    却方法。
  4. 【請求項4】 連続焼鈍炉の最終冷却帯に、上流側から
    下流側に向けて、順に、鋼板を緩冷却する気水噴霧冷却
    装置と、前記鋼板を急冷却する水噴出冷却装置と、急冷
    却後の前記鋼板を常温まで冷却するディップ冷却装置
    と、該ディップ冷却装置による冷却を補助する補助冷却
    装置を配列したことを特徴とする連続焼鈍炉の最終冷却
    帯における鋼板冷却装置。
  5. 【請求項5】 前記最終冷却帯に設けたシール装置から
    排気される不活性ガスの少なくとも一部を降温する熱交
    換器と、該降温された不活性ガスの圧力を高める昇圧器
    と、前記気水噴霧冷却装置に前記不活性ガスを供給する
    不活性ガス供給流路とを具備することを特徴とする請求
    項4記載の連続焼鈍炉の最終冷却帯における鋼板冷却装
    置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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