JPH1118204A - 非接触式給電システムを用いた移動装置の制御方法及び同装置 - Google Patents

非接触式給電システムを用いた移動装置の制御方法及び同装置

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JPH1118204A
JPH1118204A JP9166018A JP16601897A JPH1118204A JP H1118204 A JPH1118204 A JP H1118204A JP 9166018 A JP9166018 A JP 9166018A JP 16601897 A JP16601897 A JP 16601897A JP H1118204 A JPH1118204 A JP H1118204A
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rotation speed
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drive motor
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Keiji Yamamoto
敬二 山本
Kazuhiro Murata
和弘 村田
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Yamaha Motor Co Ltd
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Yamaha Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 過負荷等により電圧降下が生じた場合でも速
やかにこれを是正して移動体の動作を継続させる。 【解決手段】 搬送台車に搭載される駆動源としてのモ
ータ9をモータ制御手段20により制御するようにし
た。モータ制御手段20には、受電・整流手段21、電
圧検出手段22、回転速度演算手段23、モータ駆動手
段24及び現在速度算出手段25を設け、受電・整流手
段21、モータ駆動手段24、現在速度算出手段25に
ピックアップコイル12、モータ9およびエンコーダ9
aを接続した。そして、モータ9を規定回転速度で作動
させつつ、検出電圧値が適正電圧置よりも低くなった場
合には、回転速度演算手段23において適正電圧値に対
する検出電圧値の割合を求め、この割合に応じて規定回
転速度よりも速度の低い修正回転速度を演算し、この回
転速度でモータ9を作動させるべくモータ駆動手段24
に制御信号を出力するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モノレール式搬送
装置等、モータ駆動により移動体を軌道に沿って移動さ
せるようにした移動装置において、特に、搬送台車等に
対して非接触で電力を供給するようにした非接式給電シ
ステムを用いた移動装置の制御方法及び同装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、高架のモノレールに沿って走
行する物品搬送用の搬送台車(移動体)に対して外部か
ら電力を供給しながら搬送台車を走行させるモノレール
式の搬送装置は種々知られており、近年では、摺接部分
での摩耗による粉塵が生じたり火花が発生したりするこ
とを防止することができるものとして非接触で搬送装置
に電力を供給するようにしたものが提案されている。
【0003】この装置では、移動体が走行するレール軌
道に沿って送電線を配設し、電源装置に上記送電線を接
続して送電線に高周波電流を流すようにする一方、上記
移動体に、受電用のコイルを有するピックアップ部と、
上記コイルに接続された整流部と、この整流部に接続さ
れてその出力を所定電圧に調整する電力変換部等を設
け、送電線に流れる高周波電流に応じた誘電起電力をピ
ックアップコイルに生じさせて、その電力を整流部及び
電力変換部を介して駆動用のモータに供給するようにし
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、搬送装置へ
の電力の供給を非接触で行うこの種のモノレール式の搬
送装置では、ピックアップコイルの容量によって決まる
受電側の供給電力には限界があり、そのため、次のよう
な解決すべき課題を有している。
【0005】すなわち、この種のモノレール式搬送装置
においては、搬送台車に荷物保持用のハンドリング装置
を昇降可能に搭載し、これをモータ駆動により作動させ
ることが行われているが、例えば、重量物を保持した状
態でハンドリング装置を昇降させたり、あるいは搬送台
車を走行させる等して過負荷が生じると、搬送台車に供
給される電力以上の電力が消費されて電圧降下が生じる
場合がある。この際、制御電源が遮断されて搬送台車の
動作制御がリセットされる場合もあり、このような場合
には、搬送作業が中断されて搬送動作に支障が生じるこ
とになる。
【0006】本発明は、上記問題を解決するためになさ
れたものであり、モータを駆動源として作動する移動体
に対して非接触で電力を供給するようにした移動装置に
おいて、過負荷等により電圧降下が生じた場合でも速や
かにこれを是正することにより移動体の動作を継続させ
ることができる非接触式給電システムを用いた移動装置
の制御方法及び同装置を提供することを目的としてい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る制御方法
の発明は、軌道に沿って配設された送電線に高周波電流
を流すことにより、この軌道に沿って移動する移動体に
誘電起電力を起こさせ、これを所定電圧に調整して移動
体の駆動モータを作動させるようにした移動装置におい
て、駆動モータに出力される電圧値を検出するととも
に、この検出電圧値と適正電圧値とを比較し、検出電圧
値が適正電圧値より低い場合に駆動モータの回転速度を
下げるようにモータを制御するようにしたものである。
【0008】この方法によれば、適正電圧値に対して検
出電圧値の割合が低くなると、つまり電圧降下が生じる
と、駆動モータの回転速度を下げて消費電力を減少させ
ることにより電圧降下が抑制される。そのため、過負荷
等により電圧降下が生じた場合に、供給電源が切れて移
動体の動作が中断されるという事態の発生を有効に回避
することができる。この場合、消費電力はモータのトル
クと回転数とに依存するが、回転数を下げることによ
り、トルクを落さずに消費電力を減少させることができ
る。
【0009】この方法において、上記適正電圧値に対す
る検出電圧値の割合に応じて駆動モータの回転速度を下
げるようにする(請求項2)のが好ましい。
【0010】上述のように駆動モータの回転速度を下げ
ると、これにより移動体の動作速度が低下することにな
るが、上記の割合に応じて回転速度を下げるようにすれ
ば、電源遮断が防止され得る範囲で、可及的に高い速度
で移動体の動作を行わせることができる。
【0011】請求項3に係る制御装置の発明は、高周波
電流を流す送電線を軌道に沿って配設するとともに、上
記軌道を移動する移動体に、上記高周波電流により誘導
起電力を起こさせて出力を所定電圧に調整する受電装置
と、この受電装置の出力側に接続される駆動モータとを
備えた移動装置において、受電装置から出力される電圧
の値を検出する電圧検出手段と、出力電圧の適正電圧値
と前記検出電圧値とを比較して、検出電圧値が適正電圧
値よりも低い場合に、適正電圧値に対する検出電圧値の
割合に応じて規定の回転速度よりも速度の低い修正回転
速度を演算する回転速度演算手段と、求められた修正回
転速度で駆動モータを作動させるべく駆動モータを制御
するモータ駆動手段とを備えているものである。
【0012】この装置によれば、請求項1又は2の方法
を実施することが可能となる。
【0013】また、この装置において、上記回転速度演
算手段が、修正回転速度の演算に際し、駆動モータの回
転速度を一定割合で下げるための安全率をさらに加味し
て修正回転速度を演算するように構成されていること
(請求項4)が好ましい。
【0014】この装置によれば、駆動モータの回転速度
が充分に余裕をもった速度まで下げられるため、電源遮
断による移動体の動作の中断をより確実に防止すること
ができる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を用いて説明する。
【0016】図1および図2は、本発明に係る移動装置
としてのモノレール式搬送装置を概略的に示している。
これらの図において、1はモノレールであって、工場内
等に高架状態に配設され、ブラケット2を介して天井部
分に支持されている。
【0017】このモノレール1の一側部には送電線4が
配設されている。送電線4は、モノレール1の一端側で
電源装置5に接続されるとともにモノレール1の他端側
で折り返されてループ状をなす状態でモノレール1の側
面にハンガー1aを介して取付けられている。
【0018】上記モノレール1には、搬送台車3が移動
可能に支持されている。この搬送台車3は、モノレール
1上を転動する走行用車輪6と、モノレール1の上部両
側面、下部両側面及び下面に当接するガイドローラ7,
8と、上記走行用車輪6を駆動するモータ9等とを備え
るとともに、上記送電線4から電磁誘導により給電され
る受電装置30を備えている。この受電装置30は、磁
性体からなる断面E字型のコア部材11と、このコア部
材11の中央突出部分11aに巻着されたピックアップ
コイル12とを有し、上記モノレール1に配設された送
電線4に対応するように配設されている。そして、送電
線4に交流電流が流れることにより、上記コア部材11
を磁路として磁束が形成され、電磁誘導による起電力が
上記ピックアップコイル12に生じ、これが受電装置3
0の後記受電部31および台車コントロール部32等を
介して上記モータ9に供給されるようになっている。
【0019】上記搬送台車3には、さらに、各種荷物を
保持するためのハンドリング装置14が設けられてお
り、これがベルト15を介して搬送台車3に懸吊状態で
連結されている。ベルト15はドラム16に巻回されて
おり、このドラム16の回転によるベルト15の導出及
び巻き上げに応じてハンドリング装置14を昇降させる
ようになっている。図示を省略するが、ドラム16は、
ベルト伝動機構等及び電磁クラッチ等からなるクラッチ
手段を介して上記モータ9に接続されており、前記クラ
ッチ手段のオンオフ切り替えに応じてドラム16に回転
力が伝達される状態と、遮断される状態とに切り替えら
れるようになっている。
【0020】なお、上記走行用車輪6も電磁クラッチ等
からなるクラッチ手段を介して上記モータ9に接続され
ており、このクラッチ手段のオンオフ切り替えに応じて
走行用車輪6に回転力が伝達される状態と、遮断される
状態とに切り替えられるようになっている。さらに、上
記ドラム16及び走行用車輪6に対し、電磁ブレーキ等
のブレーキ手段(図示せず)が設けられている。
【0021】図3は、上記モータ9の制御系を示すブロ
ックである。
【0022】この図に示すように、上記搬送台車3に
は、モータ制御手段20が設けられており、このモータ
制御手段20にピックアップコイル12、モータ9およ
びこのモータ9に一体に設けられるエンコーダ9a等が
接続されている。
【0023】モータ制御手段20には、受電・整流手段
21、電圧検出手段22、回転速度演算手段23、モー
タ駆動手段24が設けられ、これらがこの順で互いに接
続されているとともに、現在速度算出手段25が設けら
れてこれが上記回転速度演算手段23に接続されてい
る。そして、上記受電・整流手段21、モータ駆動手段
24、現在速度算出手段25に対してそれぞれ上記ピッ
クアップコイル12、モータ9およびエンコーダ9aが
接続されている。
【0024】上記受電・整流手段21は、ピックアップ
コイル12に生じた電磁誘導による起電力を整流すると
ともに、所定の直流電圧に調整して出力するもので、電
圧検出手段22は、この受電・整流手段21から出力さ
れる電圧値を検出して回転速度演算手段23に出力する
ようになっている。また、現在速度算出手段25は、上
記エンコーダ9aから出力されるエンコーダパルスに基
づいて、モータ9の回転速度を求めるもので、求めた回
転速度を回転速度演算手段23に出力する。
【0025】上記回転速度演算手段23は、通常は予め
設定されている制御パターンに基づいて回転速度を設定
し、一方、受電・整流手段21から通常出力されるべき
電圧値である適正電圧値(V0)と上記電圧検出手段2
2による検出電圧値(V1)とを比較して、適正電圧値
(V0)よりも検出電圧値(V1)が低くなった場合に、
供給電力と消費電力とのアンバランスを是正すべくモー
タ9の修正回転速度Nを演算するものである。
【0026】具体的には、上記モータ9の規定回転速
度、つまり、予め設定されている制御パターンに基づく
回転速度をN0、安全率をKとすると、上記検出電圧値
(V1)が適正電圧値(V0)より低くなった場合に、適
正電圧値(V0)に対する検出電圧値(V1)の割合X
(V1/V0)に応じ、以下の演算式に基づいて修正回転
速度Nを演算する。
【0027】
【数1】 N=(X−K)N0 なお、安全率Kとは、モータ9の回転速度を一定の割合
で余分に低下させるための定数である。
【0028】上記モータ駆動手段24は、モータ9へ供
給する電流及び電圧を制御してモータ9の駆動を直接的
に制御するもので、上記回転速度演算手段23により修
正回転速度が求められた場合には、この回転速度で作動
させるべくモータ9の駆動を制御するようになってい
る。
【0029】図4は、上記受電装置30の具体的な回路
構成を示している。この図に示すように、受電装置30
には、ピックアップコイル12に生じる誘導起電力を整
流、所定電圧に調整して出力する受電部31と、搬送台
車3を制御する台車コントロール部32とが設けられて
いる。
【0030】受電部31には、上記受電・整流手段21
となる受電回路35及び整流回路36、上記電圧検出手
段22となる電圧検出回路37及びA/Dコンバータ3
8、受電部31を統括的に制御するCPU39等が含ま
れている。そして、受電回路35に上記ピックアップコ
イル12が接続され、ピックアップコイル12に生じる
誘導起電力を整流して所定電圧に調整するとともに、こ
の電圧値を示す信号をCPU39に入力するように上記
電圧検出回路37等が互いに接続されている。
【0031】台車コントロール部32には、搬送台車3
を統括的に制御するためのCPU40と、上記モータ駆
動手段24となる増幅器41及びインバータ42とが含
まれており、CPU40が上記受電部31のCPU39
及び上記エンコーダ9aに接続され、インバータ42が
上記モータ9にそれぞれ接続されている。そして、CP
U40によりインバータ42を制御することにより、モ
ータ9への供給電流及び電圧を制御するとともに、これ
によるインバータ42からの出力電流等とCPU40か
らの指令値とを比較してインバータ42からの出力電流
等をフィードバック制御するようになっている。
【0032】また、CPU40において、上記受電部3
1のCPU39に入力される電圧値に関する情報と、C
PU40に記憶されている適正電圧値に関する情報とか
ら上述のような電圧降下を検出し、電圧降下が生じてい
る場合には、モータ9の規定回転速度と上記各電圧値に
関する情報とに基づいてモータ制御のための指令値を修
正して出力するようになっている。つまり、これらCP
U39,40により上記回転速度演算手段23及び現在
速度算出手段25が構成されている。
【0033】次に、上記搬送台車3におけるモータ9の
駆動制御の一例について図5のフローチャートを用いて
説明する。
【0034】例えば、搬送台車3の走行中又はハンドリ
ング装置14の昇降中には、上記回転速度演算手段23
において、検出電圧値(V1)が適正電圧値(V0)以上
か否かを判断し、検出電圧値(V1)が適正電圧値
(V0)以上の場合には、制御パターンに基づく規定回
転速度N0でモータ9を駆動させる指令信号を出力する
(ステップS1,S9)。
【0035】ステップS1でNOの場合、つまり、検出
電圧値(V1)が適正電圧値(V0)よりも低い場合に
は、適正電圧値(V0)に対する検出電圧値(V1)の割
合Xを演算し、検出電圧値(V1)が適正電圧値(V0
の90%以上100%未満の範囲にあるか否かを判断す
る(ステップS2)。そして、この範囲内にある場合に
は、安全率Kを加味した回転速度として規定回転速度N
0の80%の回転速度でモータ9を駆動させるべく回転
速度を修正して指令信号を出力し、ステップS1にリタ
ーンする。(ステップS10)。
【0036】ステップS2でNOの場合、つまり、検出
電圧値(V1)が適正電圧値(V0)の90%以上100
%未満の範囲にない場合には、さらに、検出電圧値(V
1)が適正電圧値(V0)の80%以上90%未満の範囲
にあるか否かを判断し、この範囲内にある場合には、安
全率Kを加味した回転速度として、規定回転速度N0
70%の回転速度でモータ9を駆動させるべく指令信号
を出力して、ステップS1にリターンする(ステップS
3,S11)。
【0037】同様に、ステップS3でNOの場合には、
さらに、検出電圧値(V1)が適正電圧値(V0)の70
%以上80%未満の範囲にあるか否かを判断し、この範
囲内にある場合には、安全率Kを加味した回転速度とし
て、規定回転速度N0の60%の回転速度でモータ9を
駆動させるべく指令信号を出力して、ステップS1にリ
ターンする(ステップS4,S12)。
【0038】そして、ステップS4でNOの場合には、
モータ9を作動させるのに必要な電圧が大幅に不足して
いるとして、モータ9の駆動を停止させ、当該搬送台車
3を車両ロックモード、例えば、搬送台車3において走
行ブレーキおよびハンドリング装置14の昇降ブレーキ
を作動させるモードを設定するとともに、例えば、当該
搬送台車3に接近中の搬送台車3を停止させる等の異常
状態モードを設定する(ステップS5〜7)。そして、
モノレール式搬送装置のコントロールパネル上のLED
を点灯させる等によりオペレータに異常を報知し(ステ
ップS8)、これにより本フローチャートを終了する。
【0039】以上説明したように、上記モノレール式搬
送装置では、検出電圧値(V1)と適正電圧値(V0)と
を比較し、検出電圧値(V1)が適正電圧値(V0)より
小さい場合、つまり電圧降下が生じた場合には、適正電
圧値(V0)に対する検出電圧値(V1)の割合に応じて
モータ9の回転速度を下げるようにしているので、電圧
降下により、電源供給自体が遮断され、これによって搬
送台車3の動作制御がリセットされてしまうことを有効
に回避することができる。
【0040】すなわち、搬送台車全体の消費電力は、
【0041】
【数2】 VI=TN+V′I′ V ;供給電圧 I ;搬送台車全体の消費電流 T ;モータ9の回転力(トルク) N ;モータ回転速度 V′;制御電圧 I′;制御用の消費電流 となるが、ここで、制御用の消費電力(V′I′)は搬
送台車全体の消費電力(VI)に比べると充分に小さく
無視することができる。そのため、搬送台車全体の消費
電力は、
【0042】
【数3】 VI=TN とすることができる。
【0043】ここで、搬送台車全体の消費電流Iとモー
タ9の回転力Tとは比例するため、電圧降下が生じた場
合には、モータ9の回転速度Nを下げることによりこの
ような電圧降下を是正することができる。
【0044】従って、上記のモノレール式搬送装置によ
れば、モータ9に過負荷が生じる等して電圧降下が生じ
た場合でもこれを速やかに是正することができ、その結
果、搬送台車3の走行速度、あるいはハンドリング装置
14の昇降速度を多少落すことにはなるものの、電源が
遮断されて作業が中断するという事態の発生を有効に回
避することができる。
【0045】なお、上記のようなモータ9の制御におい
ては、上記数1に示すように、適正電圧値(V0)に対
する検出電圧値(V1)の割合Xに応じて修正回転速度
Nを演算するようにしているが、例えば、上記の割合X
と無関係に一定の速度だけモータ9の回転速度を下げる
ようにしてもよい。しかし、この場合には、必要以上に
搬送台車3の走行速度等を低下させてしまうことが考え
られるので、搬送効率等を考慮すると、上記のように割
合Xに応じて修正回転速度Nを演算し、これにより搬送
台車3の走行速度等の低下等を必要最小限度に抑えるよ
うにする方が望ましい。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、軌道に
沿って配設された送電線に高周波電流を流すことによ
り、この軌道に沿って移動する移動体に誘電起電力を起
こさせ、これを所定電圧に調整して移動体の駆動モータ
を作動させるようにした移動装置において、駆動モータ
に出力される電圧値を検出するとともに、この検出電圧
値と適正電圧値とを比較し、検出電圧値が適正電圧値よ
り低い場合に駆動モータの回転速度を下げるようにモー
タを制御するようにしたので、過負荷等により電圧降下
が生じた場合でも、これを速やかに是正することができ
る。そのため、供給電源が切れて移動体の動作が中断さ
れるという事態の発生を有効に回避することができる。
【0047】特に、適正電圧値に対する検出電圧値の割
合に応じて駆動モータの回転速度を下げるようにすれ
ば、電源の遮断を防止し得る範囲で、可及的に高い速度
で移動体の動作を行わせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される非接触式給電システムを用
いた移動装置(モノレール式搬送装置)の一例を示す概
略図である。
【図2】上記移動装置(モノレール式搬送装置)の要部
断面図である。
【図3】搬送台車の制御系を示すブロック図である。
【図4】搬送台車に搭載される受電装置の具体的な構成
を示す回路図である。
【図5】搬送台車におけるモータ制御の一例を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1 モノレール 3 搬送台車 6 走行用車輪 9 モータ 9a エンコーダ 12 ピックアップコイル 20 モータ制御手段 21 受電・整流手段 22 電圧検出手段 23 回転速度演算手段 24 モータ駆動手段 25 現在速度算出手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軌道に沿って配設された送電線に高周波
    電流を流すことにより、この軌道に沿って移動する移動
    体に誘電起電力を起こさせ、これを所定電圧に調整して
    移動体の駆動モータを作動させるようにした移動装置に
    おいて、駆動モータに出力される電圧値を検出するとと
    もに、この検出電圧値と適正電圧値とを比較し、検出電
    圧値が適正電圧値より低い場合に駆動モータの回転速度
    を下げるようにモータを制御することを特徴とする非接
    触式給電システムを用いた移動装置の制御方法。
  2. 【請求項2】 上記適正電圧値に対する検出電圧値の割
    合に応じて駆動モータの回転速度を下げることを特徴と
    する請求項1記載の非接触式給電システムを用いた移動
    装置の制御方法。
  3. 【請求項3】 高周波電流を流す送電線を軌道に沿って
    配設するとともに、上記軌道を移動する移動体に、上記
    高周波電流により誘導起電力を起こさせて出力を所定電
    圧に調整する受電装置と、この受電装置の出力側に接続
    される駆動モータとを備えた移動装置において、受電装
    置から出力される電圧の値を検出する電圧検出手段と、
    出力電圧の適正電圧値と前記検出電圧値とを比較して、
    検出電圧値が適正電圧値よりも低い場合に、適正電圧値
    に対する検出電圧値の割合に応じて規定の回転速度より
    も速度の低い修正回転速度を演算する回転速度演算手段
    と、求められた修正回転速度で駆動モータを作動させる
    べく駆動モータを制御するモータ駆動手段とを備えてい
    ることを特徴とする非接触式給電システムを用いた移動
    装置の制御装置。
  4. 【請求項4】 上記回転速度演算手段は、修正回転速度
    の演算に際し、駆動モータの回転速度を一定の割合で下
    げる安全率をさらに加味して修正回転速度を演算するよ
    うに構成されていることを特徴とする請求項3記載の非
    接触式給電システムを用いた移動装置の制御装置。
JP9166018A 1997-06-23 1997-06-23 非接触式給電システムを用いた移動装置の制御方法及び同装置 Withdrawn JPH1118204A (ja)

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JP (1) JPH1118204A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2023515987A (ja) * 2020-02-27 2023-04-17 エムオーティーエックス リミテッド 非接触式電力伝送及びその運動デバイス
CN116826996A (zh) * 2023-07-05 2023-09-29 南京华易泰电子科技有限公司 一种具有自动调节输出的非接触式电源装置
WO2024136055A1 (ko) * 2022-12-19 2024-06-27 한국전기연구원 과부하 상태 자동조절식 비접촉 전원장치

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