JPH11182352A - 可変ベンチュリ式気化器 - Google Patents
可変ベンチュリ式気化器Info
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- JPH11182352A JPH11182352A JP36495097A JP36495097A JPH11182352A JP H11182352 A JPH11182352 A JP H11182352A JP 36495097 A JP36495097 A JP 36495097A JP 36495097 A JP36495097 A JP 36495097A JP H11182352 A JPH11182352 A JP H11182352A
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- 239000006200 vaporizer Substances 0.000 claims description 6
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- 238000005266 casting Methods 0.000 abstract description 7
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 abstract 1
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 7
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- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 2
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of The Air-Fuel Ratio Of Carburetors (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 吸気通路径より小径の円筒部20と該円筒部の
摺動方向に沿った側面より突出する板状部21とで形成さ
れるサクションピストンのガイド溝を気化器ボデーの一
体鋳造で形成する。 【解決手段】 吸気通路の上部に前記円筒部20を接触状
態に案内する挿通孔31を設けると共に、吸気通路の側面
に、下流側案内面30bを前記板状部21の摺動方向と平行
で、かつ、前記板状部の下流側面21bと接触状態に形成
し、また、上流側案内面30aを、前記サクションピスト
ンの板状部の上流側面21aと非接触に形成すると共に、
前記板状部21の摺動方向に対し上方に向かって上流方向
へ傾斜する抜き勾配θの傾斜面に形成する板状部ガイド
溝30を設ける。さらに前記挿通孔及びガイド溝が連通す
る大気室の底壁に、前記板状部ガイド溝の上流側面と前
記板状部の上流側面との間に形成される間隙を塞ぐシー
ル板50を配設することにより、前記間隙から負圧が大気
室に流入することを防止する。
摺動方向に沿った側面より突出する板状部21とで形成さ
れるサクションピストンのガイド溝を気化器ボデーの一
体鋳造で形成する。 【解決手段】 吸気通路の上部に前記円筒部20を接触状
態に案内する挿通孔31を設けると共に、吸気通路の側面
に、下流側案内面30bを前記板状部21の摺動方向と平行
で、かつ、前記板状部の下流側面21bと接触状態に形成
し、また、上流側案内面30aを、前記サクションピスト
ンの板状部の上流側面21aと非接触に形成すると共に、
前記板状部21の摺動方向に対し上方に向かって上流方向
へ傾斜する抜き勾配θの傾斜面に形成する板状部ガイド
溝30を設ける。さらに前記挿通孔及びガイド溝が連通す
る大気室の底壁に、前記板状部ガイド溝の上流側面と前
記板状部の上流側面との間に形成される間隙を塞ぐシー
ル板50を配設することにより、前記間隙から負圧が大気
室に流入することを防止する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は絞り弁より上流側の
吸気通路に生起する負圧によって吸気通路内を昇降する
サクションピストンを備えた可変ベンチュリ式気化器に
関する。
吸気通路に生起する負圧によって吸気通路内を昇降する
サクションピストンを備えた可変ベンチュリ式気化器に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記可変ベンチュリ式気化器は、
サクションピストンを吸気通路径より若干大きい円筒に
て形成し、吸気通路には前記サクションピストンをガイ
ドする円弧状のガイド溝が形成される。このようなサク
ションピストンを備えた可変ベンチュリ式気化器はサク
ションピストン底面に形成されるベンチュリ部が比較的
長くなるので、該ベンチュリ部を流れる空気流が安定す
ると共に、ニードルジェットに作用する負圧及びサクシ
ョンピストン上部に形成される負圧室へ流入する負圧が
安定し、ニードルジェットからの燃料の吸入およびサク
ションピストンの作動を正確におこなうことができる。
しかしながら、サクションピストンの高開度時には、吸
気通路の側壁に前記ガイド溝が露出するため、吸気通路
を流れる空気流はこのガイド溝部分で渦流が生じ、エン
ジンへ流入する空気流に対し抵抗となる欠点があった。
サクションピストンを吸気通路径より若干大きい円筒に
て形成し、吸気通路には前記サクションピストンをガイ
ドする円弧状のガイド溝が形成される。このようなサク
ションピストンを備えた可変ベンチュリ式気化器はサク
ションピストン底面に形成されるベンチュリ部が比較的
長くなるので、該ベンチュリ部を流れる空気流が安定す
ると共に、ニードルジェットに作用する負圧及びサクシ
ョンピストン上部に形成される負圧室へ流入する負圧が
安定し、ニードルジェットからの燃料の吸入およびサク
ションピストンの作動を正確におこなうことができる。
しかしながら、サクションピストンの高開度時には、吸
気通路の側壁に前記ガイド溝が露出するため、吸気通路
を流れる空気流はこのガイド溝部分で渦流が生じ、エン
ジンへ流入する空気流に対し抵抗となる欠点があった。
【0003】そこで、特公平1−35173号公報に示
されるように、サクションピストンを吸気通路径より小
径の円筒部と、該円筒部側方より吸気通路の長手方向と
直交方向に突出する板状部とにより設け、この板状部を
気化器本体に穿設したガイド溝に摺動自在に配置するこ
とによって、吸気通路側壁に形成されるガイド溝を渦流
が生じない程度に細くすると共に、前記円筒部によって
ベンチュリ部を長く形成し、上記の欠点を解消するよう
にした可変ベンチュリ式気化器が提案されている。
されるように、サクションピストンを吸気通路径より小
径の円筒部と、該円筒部側方より吸気通路の長手方向と
直交方向に突出する板状部とにより設け、この板状部を
気化器本体に穿設したガイド溝に摺動自在に配置するこ
とによって、吸気通路側壁に形成されるガイド溝を渦流
が生じない程度に細くすると共に、前記円筒部によって
ベンチュリ部を長く形成し、上記の欠点を解消するよう
にした可変ベンチュリ式気化器が提案されている。
【0004】そして、従来板状摺動弁を有する気化器の
ボデー60において、凹部となる前記板状摺動弁のガイ
ド溝61を、ダイカストで成形する場合、上流側案内面
または下流側案内面の一方または両方に通常1°から2
°の間の抜勾配が与えられる。従って、板状摺動弁のガ
イド溝を鋳抜き形成したのでは、抜勾配のため、該ガイ
ド溝61が上方になるほど広くなり前記板状摺動弁を安
定して保持することができず前記板状摺動弁の気化器の
性能機能に支障を来すので、図5及び図6に示すように
板状摺動弁の前面の案内面62を形成するブロック部材
63と、板状摺動弁の後面の案内面64を形成するボデ
ー本体65とに分割鋳造して、両者の組付により前記ガ
イド溝61を形成していた。
ボデー60において、凹部となる前記板状摺動弁のガイ
ド溝61を、ダイカストで成形する場合、上流側案内面
または下流側案内面の一方または両方に通常1°から2
°の間の抜勾配が与えられる。従って、板状摺動弁のガ
イド溝を鋳抜き形成したのでは、抜勾配のため、該ガイ
ド溝61が上方になるほど広くなり前記板状摺動弁を安
定して保持することができず前記板状摺動弁の気化器の
性能機能に支障を来すので、図5及び図6に示すように
板状摺動弁の前面の案内面62を形成するブロック部材
63と、板状摺動弁の後面の案内面64を形成するボデ
ー本体65とに分割鋳造して、両者の組付により前記ガ
イド溝61を形成していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述の気化器では、ボ
デー本体65とブロック部材63とを組み付ける時の組
付状態のバラツキによって気化器性能にバラツキを生じ
る問題がある。従って本発明は、板状摺動弁のガイド溝
を気化器ボデーの一体鋳造で形成することを課題とす
る。
デー本体65とブロック部材63とを組み付ける時の組
付状態のバラツキによって気化器性能にバラツキを生じ
る問題がある。従って本発明は、板状摺動弁のガイド溝
を気化器ボデーの一体鋳造で形成することを課題とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、サクションピ
ストンを吸気通路径より小径の円筒部と該円筒部の摺動
方向に沿った側面より突出する板状部と、により形成
し、前記サクションピストンの円筒部を前記吸気通路の
上部に形成される前記円筒部の挿通孔により接触状態に
案内し、前記挿通孔から吸気通路の側壁に至り前記吸気
通路と交差方向に設けられる前記板状部ガイド溝の下流
側案内面を前記板状部の摺動方向と平行で、かつ、前記
板状部の下流側面との間隙が可及的に小さくなるように
形成する。一方、前記板状部ガイド溝の上流側案内面
を、前記サクションピストンの板状部の上流側面と非接
触に形成すると共に、上方中子の抜き勾配を設けるべ
く、前記板状部の摺動方向に対し上方に向かって上流方
向へ傾斜する傾斜面に形成する。さらに前記挿通孔及び
ガイド溝が連通する大気室の底壁に前記板状部ガイド溝
の上流側案内面とサクションピストンの板状部の上流側
面との間に形成される間隙を塞ぐシール板を配設する。
これにより、前記サクションピストンは円筒部及び板状
部の下流側面のみが気化器ボデーと摺接し上下動が行わ
れるため、前記円筒部を案内する気化器ボデーの案内孔
及び板状部の下流側面と摺接する気化器ボデーのガイド
溝の下流側案内面のみを垂直かつ平坦面に形成するだけ
で前記サクションピストンは滑らかに摺動する。従っ
て、前記板状部ガイド溝を鋳抜き形状のままとすること
ができるので、前記ガイド溝を気化器ボデーの一体鋳造
で設けることができる。また、前記板状部ガイド溝の上
流側案内面とサクションピストンの板状部の上流側面と
の間に形成される間隙を塞ぐシール板を設けることによ
り、吸気通路から大気室への吸気負圧の洩れを小さくす
ることができる。
ストンを吸気通路径より小径の円筒部と該円筒部の摺動
方向に沿った側面より突出する板状部と、により形成
し、前記サクションピストンの円筒部を前記吸気通路の
上部に形成される前記円筒部の挿通孔により接触状態に
案内し、前記挿通孔から吸気通路の側壁に至り前記吸気
通路と交差方向に設けられる前記板状部ガイド溝の下流
側案内面を前記板状部の摺動方向と平行で、かつ、前記
板状部の下流側面との間隙が可及的に小さくなるように
形成する。一方、前記板状部ガイド溝の上流側案内面
を、前記サクションピストンの板状部の上流側面と非接
触に形成すると共に、上方中子の抜き勾配を設けるべ
く、前記板状部の摺動方向に対し上方に向かって上流方
向へ傾斜する傾斜面に形成する。さらに前記挿通孔及び
ガイド溝が連通する大気室の底壁に前記板状部ガイド溝
の上流側案内面とサクションピストンの板状部の上流側
面との間に形成される間隙を塞ぐシール板を配設する。
これにより、前記サクションピストンは円筒部及び板状
部の下流側面のみが気化器ボデーと摺接し上下動が行わ
れるため、前記円筒部を案内する気化器ボデーの案内孔
及び板状部の下流側面と摺接する気化器ボデーのガイド
溝の下流側案内面のみを垂直かつ平坦面に形成するだけ
で前記サクションピストンは滑らかに摺動する。従っ
て、前記板状部ガイド溝を鋳抜き形状のままとすること
ができるので、前記ガイド溝を気化器ボデーの一体鋳造
で設けることができる。また、前記板状部ガイド溝の上
流側案内面とサクションピストンの板状部の上流側面と
の間に形成される間隙を塞ぐシール板を設けることによ
り、吸気通路から大気室への吸気負圧の洩れを小さくす
ることができる。
【0007】
【実施例】実施例について図1、図2、図3、図4を参
照して説明すると、1は可変ベンチュリ型気化器であっ
て、このボデー2には吸気通路3が貫通され該吸気通路
3内には図示しない車両のアクセル操作子と連動する絞
り弁4が配設される。この絞り弁4下流にはアイドルポ
ート5、絞り弁4の周縁近傍にはバイパスポート6が設
けられている。前記アイドルポート5およびバイパスポ
ート6は低速燃料通路7によってスロージェット8に接
続され、フロート室9の燃料油面下に連通されている。
照して説明すると、1は可変ベンチュリ型気化器であっ
て、このボデー2には吸気通路3が貫通され該吸気通路
3内には図示しない車両のアクセル操作子と連動する絞
り弁4が配設される。この絞り弁4下流にはアイドルポ
ート5、絞り弁4の周縁近傍にはバイパスポート6が設
けられている。前記アイドルポート5およびバイパスポ
ート6は低速燃料通路7によってスロージェット8に接
続され、フロート室9の燃料油面下に連通されている。
【0008】また、前記吸気通路3の絞り弁4上流側に
は該吸気通路3内に上方から臨むよう進退動するサクシ
ョンピストン11が設けられる。前記サクションピスト
ン11にはジェットニードル12が垂下され、このジェ
ットニードル12の先端側はサクションピストン11下
方の吸気通路3底壁に開口するニードルジェット14内
に挿入されている。そして、前記サクションピストン1
1の進退動によりジェットニードル12とニードルジェ
ット14の間隙が変化し該ニードルジェット14からの
燃料吸出量が制御される。
は該吸気通路3内に上方から臨むよう進退動するサクシ
ョンピストン11が設けられる。前記サクションピスト
ン11にはジェットニードル12が垂下され、このジェ
ットニードル12の先端側はサクションピストン11下
方の吸気通路3底壁に開口するニードルジェット14内
に挿入されている。そして、前記サクションピストン1
1の進退動によりジェットニードル12とニードルジェ
ット14の間隙が変化し該ニードルジェット14からの
燃料吸出量が制御される。
【0009】前記ニードルジェット14の他方はメイン
ジェット15を介してフロート室9の油面下に連通され
ている。このフロート室9の燃料はフロート17とニー
ドル弁18により構成される一般的なフロート機構によ
って定油面に形成されている。
ジェット15を介してフロート室9の油面下に連通され
ている。このフロート室9の燃料はフロート17とニー
ドル弁18により構成される一般的なフロート機構によ
って定油面に形成されている。
【0010】前記サクションピストン11は、吸気通路
径より小径の円筒部20と、該円筒部20の摺動方向に
沿った側面より突出する板状部21と、により形成され
る。前記円筒部20は、上端を開方する有底の円筒で形
成され、この底壁22には、ジェットニードル挿通孔2
3が形成され、このジェットニードル挿通孔23に前記
ジェットニードル12を挿入することにより前述の如く
該ジェットニードル12が円筒部底壁22から垂下され
る。また、前記円筒部20の底壁22には、前記ジェッ
トニードル12の挿通孔23より下流側に負圧取出孔2
4が設けられる。前記円筒部底壁22の上流側縁周には
下方に突出する円弧状の突壁28が形成され、この突壁
28の両端は前記板状部21へ接続されている。
径より小径の円筒部20と、該円筒部20の摺動方向に
沿った側面より突出する板状部21と、により形成され
る。前記円筒部20は、上端を開方する有底の円筒で形
成され、この底壁22には、ジェットニードル挿通孔2
3が形成され、このジェットニードル挿通孔23に前記
ジェットニードル12を挿入することにより前述の如く
該ジェットニードル12が円筒部底壁22から垂下され
る。また、前記円筒部20の底壁22には、前記ジェッ
トニードル12の挿通孔23より下流側に負圧取出孔2
4が設けられる。前記円筒部底壁22の上流側縁周には
下方に突出する円弧状の突壁28が形成され、この突壁
28の両端は前記板状部21へ接続されている。
【0011】前記吸気通路3の側壁には前記板状部21
を摺動自在に案内するガイド溝30が形成されている。
一方前記吸気通路3上壁には前記円筒部20の挿通孔3
1が形成され、該挿通孔31の両側には前記ガイド溝3
0が接続される。前記ガイド溝30は、下流側案内面3
0bを前記板状部21の摺動方向と平行で、かつ、前記
板状部21の下流側面21bとの間隙が可及的に小さく
なるように形成すると共に、上流側案内面30aを前記
サクションピストンの板状部21の上流側面21aと非
接触に形成すると共に、ダイカスト成型時の上方中子の
抜き勾配θを設けるべく、前記板状部21の摺動方向に
対し上方に向かって上流側へ傾斜する傾斜面に形成す
る。また、前記円筒部20の挿通孔31にも上方中子の
抜き勾配が設けられるが該挿通孔31は加工により垂直
面に仕上げられる。そして該挿通孔31によってサクシ
ョンピストンの円筒部20を接触状態に案内することに
より前記サクションピストン11をほとんどガタのない
状態で上下方向にのみに摺動させている。一方、前記サ
クションピストン11の円筒部20による円周方向の回
転は前記板状部21の下流側面21bとガイド溝30の
下流側案内面30bとの接触によって止められる。従っ
て、前記板状部21の上流側面21aとガイド溝30の
上流側案内面30aは接触することはなく、前記サクシ
ョンピストン11は円筒部20及び板状部21の下流側
面21bのみが気化器ボデー2と摺接し上下動が行われ
るため、気化器ボデー2は前記ガイド溝の上流側案内面
30aに上方中子の抜き勾配θを設けた鋳抜きのままで
も前記サクションピストン11は滑らかに摺動すること
ができる。
を摺動自在に案内するガイド溝30が形成されている。
一方前記吸気通路3上壁には前記円筒部20の挿通孔3
1が形成され、該挿通孔31の両側には前記ガイド溝3
0が接続される。前記ガイド溝30は、下流側案内面3
0bを前記板状部21の摺動方向と平行で、かつ、前記
板状部21の下流側面21bとの間隙が可及的に小さく
なるように形成すると共に、上流側案内面30aを前記
サクションピストンの板状部21の上流側面21aと非
接触に形成すると共に、ダイカスト成型時の上方中子の
抜き勾配θを設けるべく、前記板状部21の摺動方向に
対し上方に向かって上流側へ傾斜する傾斜面に形成す
る。また、前記円筒部20の挿通孔31にも上方中子の
抜き勾配が設けられるが該挿通孔31は加工により垂直
面に仕上げられる。そして該挿通孔31によってサクシ
ョンピストンの円筒部20を接触状態に案内することに
より前記サクションピストン11をほとんどガタのない
状態で上下方向にのみに摺動させている。一方、前記サ
クションピストン11の円筒部20による円周方向の回
転は前記板状部21の下流側面21bとガイド溝30の
下流側案内面30bとの接触によって止められる。従っ
て、前記板状部21の上流側面21aとガイド溝30の
上流側案内面30aは接触することはなく、前記サクシ
ョンピストン11は円筒部20及び板状部21の下流側
面21bのみが気化器ボデー2と摺接し上下動が行われ
るため、気化器ボデー2は前記ガイド溝の上流側案内面
30aに上方中子の抜き勾配θを設けた鋳抜きのままで
も前記サクションピストン11は滑らかに摺動すること
ができる。
【0012】前記サクションピストン11の上端にはダ
イヤフラム34が取り付けられ、このダイヤフラム34
の周縁は気化器ボデー頂部2aとカバー35との合わせ
面で挟持され、該ダイヤフラム34の上側に負圧室3
6、下側に大気室37が形成される。該大気室37に
は、メインエア通路40、スローエア通路41が開口し
ている。前記メインエア通路40は他方を前記ニードル
ジェット14の外周に形成したメインエア室43に接続
され、該メインエア室43へ供給された空気はニードル
ジェット14の側面に設けられた複数の小孔44を経て
ニードルジェット14内を流れる燃料に混合される。一
方、前記スローエア通路41は他方を前記スロージェッ
ト8の外周に形成したスローエア室46に接続され、該
スローエア室46へ供給された空気はスロージェット8
の側面に設けられた複数の小孔47を経てスロージェッ
ト8内を流れる燃料に混合される。また、前記大気室3
7の底壁37aには、前記板状部ガイド溝30の上流側
案内面30aとサクションピストン11の板状部21の
上流側面21aとの間に形成される間隙を塞ぐシール板
50が配設され、吸気通路3から大気室37への吸気負
圧の洩れを少なくしている。前記シール板50には、金
属、合成樹脂、ゴム、等を使用することが可能である。
また、前記シール板50の厚さは自由に選定可能であ
り、例えば、上記実施例の他に、合成樹脂及びゴム等を
薄板に形成し、自由端側を前記板状部21に摺接させ
る、いわゆるプレードような使用方法も可能である。
イヤフラム34が取り付けられ、このダイヤフラム34
の周縁は気化器ボデー頂部2aとカバー35との合わせ
面で挟持され、該ダイヤフラム34の上側に負圧室3
6、下側に大気室37が形成される。該大気室37に
は、メインエア通路40、スローエア通路41が開口し
ている。前記メインエア通路40は他方を前記ニードル
ジェット14の外周に形成したメインエア室43に接続
され、該メインエア室43へ供給された空気はニードル
ジェット14の側面に設けられた複数の小孔44を経て
ニードルジェット14内を流れる燃料に混合される。一
方、前記スローエア通路41は他方を前記スロージェッ
ト8の外周に形成したスローエア室46に接続され、該
スローエア室46へ供給された空気はスロージェット8
の側面に設けられた複数の小孔47を経てスロージェッ
ト8内を流れる燃料に混合される。また、前記大気室3
7の底壁37aには、前記板状部ガイド溝30の上流側
案内面30aとサクションピストン11の板状部21の
上流側面21aとの間に形成される間隙を塞ぐシール板
50が配設され、吸気通路3から大気室37への吸気負
圧の洩れを少なくしている。前記シール板50には、金
属、合成樹脂、ゴム、等を使用することが可能である。
また、前記シール板50の厚さは自由に選定可能であ
り、例えば、上記実施例の他に、合成樹脂及びゴム等を
薄板に形成し、自由端側を前記板状部21に摺接させ
る、いわゆるプレードような使用方法も可能である。
【0013】前記円筒部20とカバー35との間にはコ
イルばね39が配設され、サクションピストン11を下
方へ付勢している。そして前記円筒部底壁22と吸気通
路3底壁とで形成されるベンチュリ部52の負圧は前記
円筒部20の底壁22に設けられる前記負圧取出孔24
を通り前記負圧室36へ流入される。一方前記大気室3
7は大気通路53によってサクションピストン11上流
の主吸気通路3または図示しないエアクリーナに接続さ
れている。従って、サクションピストン11は、前記負
圧室36と大気室37の差圧によって上下動し、ベンチ
ュリ部40の開口面積が変化する。
イルばね39が配設され、サクションピストン11を下
方へ付勢している。そして前記円筒部底壁22と吸気通
路3底壁とで形成されるベンチュリ部52の負圧は前記
円筒部20の底壁22に設けられる前記負圧取出孔24
を通り前記負圧室36へ流入される。一方前記大気室3
7は大気通路53によってサクションピストン11上流
の主吸気通路3または図示しないエアクリーナに接続さ
れている。従って、サクションピストン11は、前記負
圧室36と大気室37の差圧によって上下動し、ベンチ
ュリ部40の開口面積が変化する。
【0014】次に上記実施例の作用を説明する。機関運
転中は、吸気負圧が円筒部20底部の負圧取出孔24か
らダイヤフラム34上側の負圧室36に導入され、前記
サクションピストン11は前記大気室37との差圧によ
って上昇し、コイルばね39による下向きの作用力とつ
り合うベンチュリ開度を形成する。前記サクションピス
トン11は円筒部20及び板状部21の下流側面21b
のみが気化器ボデー2と摺接し上下動が行われるため、
前記円筒部20を案内する気化器ボデー2の挿通孔31
及び板状部21の下流側面21bと摺接する気化器ボデ
ー2のガイド溝30の下流側案内面30bのみを前記サ
クションピストン11の摺動方向と平行かつ平坦面に形
成するだけで前記サクションピストンは滑らかに摺動す
る。
転中は、吸気負圧が円筒部20底部の負圧取出孔24か
らダイヤフラム34上側の負圧室36に導入され、前記
サクションピストン11は前記大気室37との差圧によ
って上昇し、コイルばね39による下向きの作用力とつ
り合うベンチュリ開度を形成する。前記サクションピス
トン11は円筒部20及び板状部21の下流側面21b
のみが気化器ボデー2と摺接し上下動が行われるため、
前記円筒部20を案内する気化器ボデー2の挿通孔31
及び板状部21の下流側面21bと摺接する気化器ボデ
ー2のガイド溝30の下流側案内面30bのみを前記サ
クションピストン11の摺動方向と平行かつ平坦面に形
成するだけで前記サクションピストンは滑らかに摺動す
る。
【0015】また、前記ガイド溝30は鋳抜きのままで
あり、該ガイド溝30の上流側案内面30aは抜き勾配
θが付けられており、前記サクションピストン11の板
状部21の上流側面21aとの間に形成される間隙は若
干大きめとなるが、前記大気室37の底壁37aに設け
られるシール板50により前記間隙を塞ぐため、前記間
隙を経て大気室37への吸気負圧の流入は極めて少なく
なる。
あり、該ガイド溝30の上流側案内面30aは抜き勾配
θが付けられており、前記サクションピストン11の板
状部21の上流側面21aとの間に形成される間隙は若
干大きめとなるが、前記大気室37の底壁37aに設け
られるシール板50により前記間隙を塞ぐため、前記間
隙を経て大気室37への吸気負圧の流入は極めて少なく
なる。
【0016】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、前
記サクションピストンは円筒部及び板状部の下流側面の
みが気化器ボデーと摺接し上下動が行われ、前記板状部
の上流側面とガイド溝の上流側案内面は必ず非接触とな
るため、この上流側案内面に上部中子の抜き勾配を設け
ることができ、気化器ボデーのガイド溝を鋳抜きのまま
で形成することができ、しかも前記サクションピストン
は滑らかに摺動することができる。
記サクションピストンは円筒部及び板状部の下流側面の
みが気化器ボデーと摺接し上下動が行われ、前記板状部
の上流側面とガイド溝の上流側案内面は必ず非接触とな
るため、この上流側案内面に上部中子の抜き勾配を設け
ることができ、気化器ボデーのガイド溝を鋳抜きのまま
で形成することができ、しかも前記サクションピストン
は滑らかに摺動することができる。
【0017】また、ガイド溝の上流側案内面と前記サク
ションピストンの板状部の上流側面との間に形成される
間隙は、前記大気室の底壁に設けられるシール板により
塞がれるため、大気室への吸気負圧の流入は極めて少な
くなり、大気室に開口するスローエア通路及びメインエ
ア通路へ吸気負圧が作用することがなく、燃料の供給を
安定させることができる。
ションピストンの板状部の上流側面との間に形成される
間隙は、前記大気室の底壁に設けられるシール板により
塞がれるため、大気室への吸気負圧の流入は極めて少な
くなり、大気室に開口するスローエア通路及びメインエ
ア通路へ吸気負圧が作用することがなく、燃料の供給を
安定させることができる。
【0018】また、ガイド溝を鋳抜きのままで形成する
ことができるので、板状摺動弁を有する従来の気化器の
様にボデー本体とブロック部材とを分割鋳造する必要が
なく、分割鋳造したボデー本体とブロック部材との組付
上のバラツキによって、気化器性能のバラツキを生ずる
ことがなく、性能の均一化を図ることができる。
ことができるので、板状摺動弁を有する従来の気化器の
様にボデー本体とブロック部材とを分割鋳造する必要が
なく、分割鋳造したボデー本体とブロック部材との組付
上のバラツキによって、気化器性能のバラツキを生ずる
ことがなく、性能の均一化を図ることができる。
【図1】本発明の一実施例を示す縦断面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】図1のB−B線断面図である。
【図4】本発明の気化器ボデーの吸気通路方向の縦断面
図である。
図である。
【図5】従来の分割鋳造で形成された気化器ボデーの上
面図である。
面図である。
【図6】従来の分割鋳造で形成された気化器ボデーの吸
気通路方向の縦断面図である。
気通路方向の縦断面図である。
2 ボデー 3 吸気通路 4 絞り弁 11 サクションピストン 20 円筒部 21 板状部 30 ガイド溝 31 挿通孔 36 負圧室 37 大気室 50 シール板
Claims (1)
- 【請求項1】 絞り弁より上流側の吸気通路に生起する
負圧によって吸気通路内を昇降するサクションピストン
を備え、該サクションピストンを、吸気通路径より小径
の円筒部と、該円筒部の摺動方向に沿った側面より突出
する板状部と、により形成し、この板状部を気化器本体
に穿設したガイド溝に摺動自在に配置する可変ベンチュ
リ式気化器において、前記板状部ガイド溝の下流側案内
面を前記板状部の摺動方向と平行で、かつ、前記板状部
の下流側面との間隙が可及的に小さくなるように形成す
ると共に、前記板状部ガイド溝の上流側案内面を、前記
板状部の上流側面と非接触に形成し、かつ、上方中子の
抜き勾配を設けるべく、前記板状部の摺動方向に対し上
方に向かって上流方向へ傾斜する傾斜面に形成し、さら
に、前記挿通孔及びガイド溝が連通する大気室の底壁
に、前記板状部ガイド溝の上流側案内面とサクションピ
ストンの板状部の上流側面との間に形成される間隙を塞
ぐシール板を配設することを特徴とする可変ベンチュリ
式気化器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36495097A JPH11182352A (ja) | 1997-12-18 | 1997-12-18 | 可変ベンチュリ式気化器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36495097A JPH11182352A (ja) | 1997-12-18 | 1997-12-18 | 可変ベンチュリ式気化器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11182352A true JPH11182352A (ja) | 1999-07-06 |
Family
ID=18483063
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP36495097A Pending JPH11182352A (ja) | 1997-12-18 | 1997-12-18 | 可変ベンチュリ式気化器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11182352A (ja) |
-
1997
- 1997-12-18 JP JP36495097A patent/JPH11182352A/ja active Pending
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