JPH11182535A - ティルティングパッドジャーナル軸受 - Google Patents
ティルティングパッドジャーナル軸受Info
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- JPH11182535A JPH11182535A JP34916397A JP34916397A JPH11182535A JP H11182535 A JPH11182535 A JP H11182535A JP 34916397 A JP34916397 A JP 34916397A JP 34916397 A JP34916397 A JP 34916397A JP H11182535 A JPH11182535 A JP H11182535A
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- carrier ring
- tilting
- tilting pad
- mounting hole
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Links
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C17/00—Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement
- F16C17/02—Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement for radial load only
- F16C17/03—Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement for radial load only with tiltably-supported segments, e.g. Michell bearings
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Fluid Mechanics (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Sliding-Contact Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ティルティングパッドの保持とその軸受面へ
の給油の2つの機能を一つの部材に担わせることができ
て簡単な構造とすることができると共に、上記部材をね
じによることなく、容易にキャリアリングに取り付ける
ことができると共に、特別の後加工をせずとも、その部
材の抜け止めを行うことができるようにする。 【解決手段】 キャリアリング11に取付孔21を設
け、この取付孔21にスプリングピン22を、その先端
部がティルティングパッド12の相互間に突出するよう
に打ち込む。すると、スプリングピン22は割り溝23
を有しているので、縮径方向に弾性変形してその復元弾
発力により取付孔21の内面に圧接し、その圧接による
大きな摩擦力によって抜け止めされる。スプリングピン
22は、ティルティングパッド12の相互間に位置して
ティルティングパッド12が周方向に移動しないように
止めると共に、キャリアリング11の外周の油溝20に
供給された潤滑油を中空内部(油路24)を通じてティ
ルティングパッド12の軸受面Bに供給する。
の給油の2つの機能を一つの部材に担わせることができ
て簡単な構造とすることができると共に、上記部材をね
じによることなく、容易にキャリアリングに取り付ける
ことができると共に、特別の後加工をせずとも、その部
材の抜け止めを行うことができるようにする。 【解決手段】 キャリアリング11に取付孔21を設
け、この取付孔21にスプリングピン22を、その先端
部がティルティングパッド12の相互間に突出するよう
に打ち込む。すると、スプリングピン22は割り溝23
を有しているので、縮径方向に弾性変形してその復元弾
発力により取付孔21の内面に圧接し、その圧接による
大きな摩擦力によって抜け止めされる。スプリングピン
22は、ティルティングパッド12の相互間に位置して
ティルティングパッド12が周方向に移動しないように
止めると共に、キャリアリング11の外周の油溝20に
供給された潤滑油を中空内部(油路24)を通じてティ
ルティングパッド12の軸受面Bに供給する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キャリアリングに
複数のティルティングパッドを保持して構成されるティ
ルティングパッドジャーナル軸受に係り、特に、ティル
ティングパッドの保持構成および潤滑油供給構成に関す
るものである。
複数のティルティングパッドを保持して構成されるティ
ルティングパッドジャーナル軸受に係り、特に、ティル
ティングパッドの保持構成および潤滑油供給構成に関す
るものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】ティルティングパッド
ジャーナル軸受は、図7に示すように、キャリアリング
1に複数のティルティングパッド2を保持して構成され
ている。このティルティングパッドジャーナル軸受は、
例えばタービンのロータシャフトのように高速回転する
シャフトのジャーナル軸受として使用される。
ジャーナル軸受は、図7に示すように、キャリアリング
1に複数のティルティングパッド2を保持して構成され
ている。このティルティングパッドジャーナル軸受は、
例えばタービンのロータシャフトのように高速回転する
シャフトのジャーナル軸受として使用される。
【0003】かかるティルティングパッドジャーナル軸
受においては、ティルティングパッド2をキャリアリン
グ1に対してシーソー運動できるように、相互間に隙間
が存在するようにして保持する必要がある。そのため
に、従来では、パッドストップ3をキャリアリング1に
形成した複数のねじ孔4に螺着して、それらパッドスト
ップ3の先端部3aをティルティングパッド2の裏面側
に形成した保持穴5に挿入するようにし、更に、潤滑油
をティルティングパッド2の軸受面2aに供給するため
に、キャリアリング1にティルティングパッド2の相互
間の隙間に対応位置して孔6を形成したりしていた。な
お、パッドストップ3は設けず、孔6に給油ノズル(図
示せず)を取り付けるようにしたものもまれにある。
受においては、ティルティングパッド2をキャリアリン
グ1に対してシーソー運動できるように、相互間に隙間
が存在するようにして保持する必要がある。そのため
に、従来では、パッドストップ3をキャリアリング1に
形成した複数のねじ孔4に螺着して、それらパッドスト
ップ3の先端部3aをティルティングパッド2の裏面側
に形成した保持穴5に挿入するようにし、更に、潤滑油
をティルティングパッド2の軸受面2aに供給するため
に、キャリアリング1にティルティングパッド2の相互
間の隙間に対応位置して孔6を形成したりしていた。な
お、パッドストップ3は設けず、孔6に給油ノズル(図
示せず)を取り付けるようにしたものもまれにある。
【0004】しかしながら、上記従来構成では、ティル
ティングパッド2の保持のためと、その給油のためにパ
ッドストップ3又は給油ノズルとを必要とする。その
上、キャリアリング1とパッドストップ3或いは給油ノ
ズルには、取り付けるための面倒なねじ加工を施さねば
ならない。更に、パッドストップ3又は給油ノズルがね
じ止めであるが故に、振動等によって緩んだりしないよ
うに回り止めをしなければならないが、その回り止め
は、周囲部をカシメ加工する、という構造のものであっ
た。
ティングパッド2の保持のためと、その給油のためにパ
ッドストップ3又は給油ノズルとを必要とする。その
上、キャリアリング1とパッドストップ3或いは給油ノ
ズルには、取り付けるための面倒なねじ加工を施さねば
ならない。更に、パッドストップ3又は給油ノズルがね
じ止めであるが故に、振動等によって緩んだりしないよ
うに回り止めをしなければならないが、その回り止め
は、周囲部をカシメ加工する、という構造のものであっ
た。
【0005】このように従来のものでは、ティルティン
グパッド2の保持と給油のために、それぞれ専用のパッ
ドストップ3又は給油ノズルを必要とし、更に、その取
り付けおよび回り止めのために、種々の加工を施さねば
ならず、製造コストが高くなるという問題があった。
グパッド2の保持と給油のために、それぞれ専用のパッ
ドストップ3又は給油ノズルを必要とし、更に、その取
り付けおよび回り止めのために、種々の加工を施さねば
ならず、製造コストが高くなるという問題があった。
【0006】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、ティルティングパッドの保持とその軸
受面への給油の2つの機能を一つの部材に担わせること
ができて簡単な構造にすることができると共に、上記部
材をねじによることなく、容易にキャリアリングに取り
付けることができ、更には、ねじによる取り付け構造を
採用した場合のような座ぐり加工およびカシメ加工をせ
ずとも、その部材の抜け止めを行うことができるティル
ティングパッドジャーナル軸受を提供することにある。
で、その目的は、ティルティングパッドの保持とその軸
受面への給油の2つの機能を一つの部材に担わせること
ができて簡単な構造にすることができると共に、上記部
材をねじによることなく、容易にキャリアリングに取り
付けることができ、更には、ねじによる取り付け構造を
採用した場合のような座ぐり加工およびカシメ加工をせ
ずとも、その部材の抜け止めを行うことができるティル
ティングパッドジャーナル軸受を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、キャリアリングと、このキャリアリン
グの内周側に周方向に整列され、それぞれシャフトを受
ける円弧面状の軸受面を有する複数のティルティングパ
ッドと、これらティルティングパッドを相互に間隔をも
って保持する止めピンとを備え、前記止めピンは、前記
キャリアリングに形成された取付孔に挿入されて当該キ
ャリアリングに対して相対的に弾性変形し、この弾性変
形に伴う復元弾発力によって前記キャリアリングに抜け
止め状態に取り付けられ、この取付状態において、一端
部が前記ティルティングパッドの相互間に位置するよう
に前記キャリアリングの内側に突出して当該一端部によ
り前記ティルティングパッドを相互に間隔をもって保持
すると共に、他端側から前記一端部に延びる油路を有
し、当該油路により潤滑油を前記キャリアリングの外側
から前記ティルティングパッドの軸受面に供給すること
を特徴とするものである。
めに、本発明は、キャリアリングと、このキャリアリン
グの内周側に周方向に整列され、それぞれシャフトを受
ける円弧面状の軸受面を有する複数のティルティングパ
ッドと、これらティルティングパッドを相互に間隔をも
って保持する止めピンとを備え、前記止めピンは、前記
キャリアリングに形成された取付孔に挿入されて当該キ
ャリアリングに対して相対的に弾性変形し、この弾性変
形に伴う復元弾発力によって前記キャリアリングに抜け
止め状態に取り付けられ、この取付状態において、一端
部が前記ティルティングパッドの相互間に位置するよう
に前記キャリアリングの内側に突出して当該一端部によ
り前記ティルティングパッドを相互に間隔をもって保持
すると共に、他端側から前記一端部に延びる油路を有
し、当該油路により潤滑油を前記キャリアリングの外側
から前記ティルティングパッドの軸受面に供給すること
を特徴とするものである。
【0008】この構成によれば、止めピンは、ティルテ
ィングパッドの相互間に位置してそれらティルティング
パッドの周方向の移動を規制する。その上、止めピン
は、油路を有し、その油路により潤滑油をティルティン
グパッドの軸受面に供給する。このように、従来のパッ
ドストップと給油ノズルが果たしていた2つの機能を止
めピンだけで得ることができるので、簡単な構造とする
ことができる。
ィングパッドの相互間に位置してそれらティルティング
パッドの周方向の移動を規制する。その上、止めピン
は、油路を有し、その油路により潤滑油をティルティン
グパッドの軸受面に供給する。このように、従来のパッ
ドストップと給油ノズルが果たしていた2つの機能を止
めピンだけで得ることができるので、簡単な構造とする
ことができる。
【0009】しかも、その止めピンは、キャリアリング
に形成された取付孔に挿入すると、キャリアリングに対
して相対的に弾性変形し、その弾発力に伴う復元弾発力
によりキャリアリング側に圧接するので、この圧接によ
る摩擦係合力によって取付孔からの抜け止めがなされ
る。
に形成された取付孔に挿入すると、キャリアリングに対
して相対的に弾性変形し、その弾発力に伴う復元弾発力
によりキャリアリング側に圧接するので、この圧接によ
る摩擦係合力によって取付孔からの抜け止めがなされ
る。
【0010】このように止めピンは、取付孔に挿入する
だけで抜け止め状態に取り付けられるので、止めピンや
取付孔にねじ加工や座ぐり加工を施したり、緩み止めの
ためにカシメ加工したりする必要がなく、製造コストを
低く抑えることができる。
だけで抜け止め状態に取り付けられるので、止めピンや
取付孔にねじ加工や座ぐり加工を施したり、緩み止めの
ためにカシメ加工したりする必要がなく、製造コストを
低く抑えることができる。
【0011】本発明では、前記止めピンを、周壁部分に
割り溝を形成した中空状のものとすることができる。こ
のようにすれば、割り溝により止めピンの弾性変形性が
高められるので、キャリアリングの取付孔へ挿入する
際、楽に挿入できると共に、大きな弾性変形量が得ら
れ、抜け止め機能を高めることができる。また、止めピ
ンの中空内部をそのまま油路に利用でき、合理的に構成
することができる。
割り溝を形成した中空状のものとすることができる。こ
のようにすれば、割り溝により止めピンの弾性変形性が
高められるので、キャリアリングの取付孔へ挿入する
際、楽に挿入できると共に、大きな弾性変形量が得ら
れ、抜け止め機能を高めることができる。また、止めピ
ンの中空内部をそのまま油路に利用でき、合理的に構成
することができる。
【0012】また、本発明では、前記割り溝は、前記キ
ャリアリングの取付孔からティルティングパッド側に突
出する部分を除いた部分に形成することができる。これ
によれば、止めピンの中空内部(油路)を流れる潤滑油
が途中で漏れ出ることがなくなり、軸受面へ有効に給油
できる。
ャリアリングの取付孔からティルティングパッド側に突
出する部分を除いた部分に形成することができる。これ
によれば、止めピンの中空内部(油路)を流れる潤滑油
が途中で漏れ出ることがなくなり、軸受面へ有効に給油
できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図1〜
図3に基づいて説明する。ティルティングパッドジャー
ナル軸受は、キャリアリング11の内周に複数個のティ
ルティングパッド12を相互間に隙間Gが存在するよう
に周方向に等間隔に配列して構成される。そして、シャ
フト13がキャリアリング11の内側に通されてティル
ティングパッド12に支持されるようになっている。
図3に基づいて説明する。ティルティングパッドジャー
ナル軸受は、キャリアリング11の内周に複数個のティ
ルティングパッド12を相互間に隙間Gが存在するよう
に周方向に等間隔に配列して構成される。そして、シャ
フト13がキャリアリング11の内側に通されてティル
ティングパッド12に支持されるようになっている。
【0014】上記キャリアリング11は2個の半割りリ
ング14からなり、それら2個の半割りリング14は合
せピン15により互いに位置決めされてボルト16によ
り連結されている。このキャリアリング11の両側には
一対のシールリング17がボルト18によって取り付け
られており、ティルティングパッド12は、それら一対
のシールリング17により左右両側から挟まれて軸方向
の移動が規制されるようになっている。
ング14からなり、それら2個の半割りリング14は合
せピン15により互いに位置決めされてボルト16によ
り連結されている。このキャリアリング11の両側には
一対のシールリング17がボルト18によって取り付け
られており、ティルティングパッド12は、それら一対
のシールリング17により左右両側から挟まれて軸方向
の移動が規制されるようになっている。
【0015】一方、ティルティングパッド12の内周面
には、軸受合金層19がライニングされており、その軸
受合金層19の表面がシャフト13を直接受ける軸受面
Bとなっている。このティルティングパッド12は円弧
状に形成されている。この場合、ティルティングパッド
12の内周面と外周面とは非同心円となっており、内径
はシャフト13の径寸法と同等に設定され、外径はキャ
リアリング11の内径寸法よりも小なる寸法に設定され
ている。
には、軸受合金層19がライニングされており、その軸
受合金層19の表面がシャフト13を直接受ける軸受面
Bとなっている。このティルティングパッド12は円弧
状に形成されている。この場合、ティルティングパッド
12の内周面と外周面とは非同心円となっており、内径
はシャフト13の径寸法と同等に設定され、外径はキャ
リアリング11の内径寸法よりも小なる寸法に設定され
ている。
【0016】このようにティルティングパッド12の外
径寸法が、キャリアリング11の内径寸法よりも小さく
設定されていることにより、ティルティングパッド12
の外周面はキャリアリング11の内周面に対して頂部で
接触するようになり、その頂部を中心にシーソー運動可
能になっている。そして、このシーソー運動が可能なこ
とから、ティルティングパッド12は自動調心作用を呈
するようになるのである。
径寸法が、キャリアリング11の内径寸法よりも小さく
設定されていることにより、ティルティングパッド12
の外周面はキャリアリング11の内周面に対して頂部で
接触するようになり、その頂部を中心にシーソー運動可
能になっている。そして、このシーソー運動が可能なこ
とから、ティルティングパッド12は自動調心作用を呈
するようになるのである。
【0017】さて、キャリアリング11の外周面には、
その幅方向中央部に外周面を一周する油溝20が形成さ
れている。また、キャリアリング11には、複数個、す
なわちティルティングパッド12と同個数の取付孔21
が等間隔で形成されている。そして、この取付孔21に
は止めピンとしてのスプリングピン22が打ち込みによ
って挿入されている。
その幅方向中央部に外周面を一周する油溝20が形成さ
れている。また、キャリアリング11には、複数個、す
なわちティルティングパッド12と同個数の取付孔21
が等間隔で形成されている。そして、この取付孔21に
は止めピンとしてのスプリングピン22が打ち込みによ
って挿入されている。
【0018】上記スプリングピン22は、例えばばね鋼
により形成されて焼き入れされたもので、図3に示すよ
うに、中空状をなすと共に、その周壁部には軸方向の全
体にわたり割り溝23が形成されている。この割り溝2
3の存在により、スプリングピン22は径寸法が縮小す
る方向に弾性変形し易くされている。そして、スプリン
グピン22は、取付孔21に挿入されると、縮径するよ
うに弾性変形し、その復元弾発力により取付孔21の内
面に強く接する。
により形成されて焼き入れされたもので、図3に示すよ
うに、中空状をなすと共に、その周壁部には軸方向の全
体にわたり割り溝23が形成されている。この割り溝2
3の存在により、スプリングピン22は径寸法が縮小す
る方向に弾性変形し易くされている。そして、スプリン
グピン22は、取付孔21に挿入されると、縮径するよ
うに弾性変形し、その復元弾発力により取付孔21の内
面に強く接する。
【0019】スプリングピン22が取付孔21に挿入さ
れた状態では、その一端部はティルティングパッド12
の相互間に位置するようにしてシャフト13に当たらな
い程度の長さ寸法だけキャリアリング11の内側に突出
されている。また、スプリングピン22の他端は、キャ
リアリング11の油溝20の底面とほぼ面一になされて
おり、これにより油溝20内の潤滑油の流れをスプリン
グピン22により阻害しないようにすると共に、油溝2
0からスプリングピン22の中空内部への潤滑油の流入
が円滑に行われるようにしている。
れた状態では、その一端部はティルティングパッド12
の相互間に位置するようにしてシャフト13に当たらな
い程度の長さ寸法だけキャリアリング11の内側に突出
されている。また、スプリングピン22の他端は、キャ
リアリング11の油溝20の底面とほぼ面一になされて
おり、これにより油溝20内の潤滑油の流れをスプリン
グピン22により阻害しないようにすると共に、油溝2
0からスプリングピン22の中空内部への潤滑油の流入
が円滑に行われるようにしている。
【0020】このようにしてキャリアリング11の取付
孔21に取り付けられたスプリングピン22は、ティル
ティングパッド12の相互間に位置された一端部によ
り、それらティルティングパッド12を相互間に隙間G
が存在するように保持して周方向に自由に動くことのな
いように規制する。また、スプリングピン22の中空内
部は油路24とされ、キャリアリング11が図示しない
軸受ハウジングに取り付けられたとき、その軸受ハウジ
ングの油槽から油溝20に供給された潤滑油を油路24
を通じてティルティングパッド12の軸受面Bに供給す
る。この給油時において、スプリングピン22の一端部
はティルティングパッド12の軸受面Bの近くまで延び
ているので、軸受面Bへの給油を効率良く行うことがで
きる。なお、軸受面Bに供給された潤滑油はシールリン
グ17に形成された排油孔(図示せず)から油槽に戻さ
れるようになっている。
孔21に取り付けられたスプリングピン22は、ティル
ティングパッド12の相互間に位置された一端部によ
り、それらティルティングパッド12を相互間に隙間G
が存在するように保持して周方向に自由に動くことのな
いように規制する。また、スプリングピン22の中空内
部は油路24とされ、キャリアリング11が図示しない
軸受ハウジングに取り付けられたとき、その軸受ハウジ
ングの油槽から油溝20に供給された潤滑油を油路24
を通じてティルティングパッド12の軸受面Bに供給す
る。この給油時において、スプリングピン22の一端部
はティルティングパッド12の軸受面Bの近くまで延び
ているので、軸受面Bへの給油を効率良く行うことがで
きる。なお、軸受面Bに供給された潤滑油はシールリン
グ17に形成された排油孔(図示せず)から油槽に戻さ
れるようになっている。
【0021】このように本実施例によれば、スプリング
ピン22がティルティングパッド12の保持と軸受面B
への給油という2つの機能を果たすので、ティルティン
グパッドの保持のためのパッドストップ3又は給油のた
めの給油ノズルを設けていた従来に比べ、簡単な構造と
なり、これに伴い組み立て工数も減少する。
ピン22がティルティングパッド12の保持と軸受面B
への給油という2つの機能を果たすので、ティルティン
グパッドの保持のためのパッドストップ3又は給油のた
めの給油ノズルを設けていた従来に比べ、簡単な構造と
なり、これに伴い組み立て工数も減少する。
【0022】また、スプリングピン22は、ねじによる
取付構造ではなく、取付孔21への挿入により取り付け
られるので、キャリアリング11やスプリングピン22
に面倒なねじ加工を施す必要がない。しかも、スプリン
グピン22は、取付孔21に挿入されると弾性変形して
その復元弾発力により取付孔21の内周面に圧接し、そ
して、このスプリングピン22の取付孔21への圧接に
より生ずる摩擦係合力によりスプリングピン22の抜け
止めがなされる。このため、ねじによる取り付け構造を
採用していた従来とは異なり、キャリアリング11に座
ぐり加工を施したり、緩み止めのためのカシメ等の後加
工の必要がなく、単に使用するスプリングピン22に応
じた取付孔21を明けてスプリングピン22を打ち込む
だけで済む。そして、上記のような簡単な構造とするこ
とで、加工および組み立て工数が低減し、製造コストを
低くすることができるのである。
取付構造ではなく、取付孔21への挿入により取り付け
られるので、キャリアリング11やスプリングピン22
に面倒なねじ加工を施す必要がない。しかも、スプリン
グピン22は、取付孔21に挿入されると弾性変形して
その復元弾発力により取付孔21の内周面に圧接し、そ
して、このスプリングピン22の取付孔21への圧接に
より生ずる摩擦係合力によりスプリングピン22の抜け
止めがなされる。このため、ねじによる取り付け構造を
採用していた従来とは異なり、キャリアリング11に座
ぐり加工を施したり、緩み止めのためのカシメ等の後加
工の必要がなく、単に使用するスプリングピン22に応
じた取付孔21を明けてスプリングピン22を打ち込む
だけで済む。そして、上記のような簡単な構造とするこ
とで、加工および組み立て工数が低減し、製造コストを
低くすることができるのである。
【0023】なお、図4に示す本発明の他の実施例のよ
うに、スプリングピン22の他端部を広げるようにポン
チングすれば、仮にスプリングピン22が振動等により
取付孔21から抜け出ようとしても、キャリアリング1
1内にではなく、外側に抜け出ようとするので、高速回
転するシャフト13にスプリングピン22が当たるおそ
れがない。
うに、スプリングピン22の他端部を広げるようにポン
チングすれば、仮にスプリングピン22が振動等により
取付孔21から抜け出ようとしても、キャリアリング1
1内にではなく、外側に抜け出ようとするので、高速回
転するシャフト13にスプリングピン22が当たるおそ
れがない。
【0024】図5および図6は本発明の異なる他の実施
例を示すもので、上記一実施例との相違は止めピンに形
成する割り溝にある。すなわち、止めピンとしてのスプ
リングピン25は、前記スプリングピン22と同様にば
ね鋼により形成されて焼き入れされたもので、割り溝2
6は軸方向の全体ではなく、キャリアリング11の内側
に突出する部分を除いた部分、この実施例ではキャリア
リング11の取付孔21に嵌合されている部分に形成さ
れている。
例を示すもので、上記一実施例との相違は止めピンに形
成する割り溝にある。すなわち、止めピンとしてのスプ
リングピン25は、前記スプリングピン22と同様にば
ね鋼により形成されて焼き入れされたもので、割り溝2
6は軸方向の全体ではなく、キャリアリング11の内側
に突出する部分を除いた部分、この実施例ではキャリア
リング11の取付孔21に嵌合されている部分に形成さ
れている。
【0025】このように構成すれば、スプリングピン2
5の中空内部により構成される油路27が途中で割り溝
26によりキャリアリング11内に開放されることがな
い。このため、油溝20から油路27を通じて軸受面B
に供給される潤滑油が途中で割り溝26から漏洩するこ
とがなく、十分な量の潤滑油を軸受面Bに供給すること
ができるものである。
5の中空内部により構成される油路27が途中で割り溝
26によりキャリアリング11内に開放されることがな
い。このため、油溝20から油路27を通じて軸受面B
に供給される潤滑油が途中で割り溝26から漏洩するこ
とがなく、十分な量の潤滑油を軸受面Bに供給すること
ができるものである。
【0026】なお、止めピンとしては上述したようなス
プリングピン22,25に限られず、例えば鋼材製の中
空ピンの外側にゴム等の弾性材をコーティングしたもの
として構成し、その中空ピンをキャリアリング11の取
付孔21に打ち込んだとき、コーティング層が弾性変形
してその弾発力により中空ピンの抜け止めがなされるよ
うに構成しても良い。
プリングピン22,25に限られず、例えば鋼材製の中
空ピンの外側にゴム等の弾性材をコーティングしたもの
として構成し、その中空ピンをキャリアリング11の取
付孔21に打ち込んだとき、コーティング層が弾性変形
してその弾発力により中空ピンの抜け止めがなされるよ
うに構成しても良い。
【0027】また、キャリアリング11は構造用炭素鋼
のような通常の鋼材により形成されるが、止めピンをそ
れよりも硬度の高い鋼材により形成し、止めピンをキャ
リアリング11の取付孔21に打ち込んだとき、キャリ
アリング11が弾性変形(相対的な弾性変形)してその
復元弾発力により止めピンの抜け止めがなされるように
構成しても良い。
のような通常の鋼材により形成されるが、止めピンをそ
れよりも硬度の高い鋼材により形成し、止めピンをキャ
リアリング11の取付孔21に打ち込んだとき、キャリ
アリング11が弾性変形(相対的な弾性変形)してその
復元弾発力により止めピンの抜け止めがなされるように
構成しても良い。
【0028】止めピンの油路としては、止めピンの全体
を中空状に形成してその中空内部を油路とするものに限
られない。例えば、止めピンのうち、取付孔21に嵌合
される部分の外周面に溝を形成し、キャリアリング11
の内側に突出する部分を中空状に形成し、それら溝と中
空内部とで油路を構成するようにしても良い。
を中空状に形成してその中空内部を油路とするものに限
られない。例えば、止めピンのうち、取付孔21に嵌合
される部分の外周面に溝を形成し、キャリアリング11
の内側に突出する部分を中空状に形成し、それら溝と中
空内部とで油路を構成するようにしても良い。
【図1】本発明の一実施例を示す断面図
【図2】図1とは異なる方向で切断して示す断面図
【図3】スプリングピンの斜視図
【図4】本発明の他の実施例を示す要部の断面図
【図5】本発明の異なる他の実施例を示す図4相当図
【図6】図3相当図
【図7】従来例を示す図4相当図
図中、11はキャリアリング、12はティルティングパ
ッド、17はシールリング、20は油溝、21は取付
孔、22はスプリングピン(止めピン)、23は割り
溝、24は油路、25はスプリングピン(止めピン)、
26は割り溝、27は油路である。
ッド、17はシールリング、20は油溝、21は取付
孔、22はスプリングピン(止めピン)、23は割り
溝、24は油路、25はスプリングピン(止めピン)、
26は割り溝、27は油路である。
フロントページの続き (72)発明者 近藤 佳孝 名古屋市北区猿投町2番地 大同メタル工 業株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 キャリアリングと、 このキャリアリングの内周側に周方向に整列され、それ
ぞれシャフトを受ける円弧面状の軸受面を有する複数の
ティルティングパッドと、 これらティルティングパッドを相互に隙間をもって保持
する止めピンとを備え、 前記止めピンは、前記キャリアリングに形成された取付
孔に挿入されて当該キャリアリングに対して相対的に弾
性変形し、この弾性変形に伴う復元弾発力によって前記
キャリアリングに抜け止め状態に取り付けられ、 この取付状態において、一端部が前記ティルティングパ
ッドの相互間に位置するように前記キャリアリングの内
側に突出して当該一端部により前記ティルティングパッ
ドを相互に隙間を存して保持すると共に、 他端側から前記一端部に延びる油路を有し、当該油路に
より潤滑油を前記キャリアリングの外側から前記ティル
ティングパッドの軸受面に供給することを特徴とするテ
ィルティングパッドジャーナル軸受。 - 【請求項2】 前記止めピンは中空状をなし、その周壁
部分には、前記キャリアリングの取付孔への挿入により
弾性変形するために軸方向に延びる割り溝が形成されて
いると共に、中空内部が前記油路とされていることを特
徴とする請求項1記載のティルティングパッドジャーナ
ル軸受。 - 【請求項3】 前記割り溝は、前記キャリアリングの内
周面から前記ティルティングパッド側に突出する部分を
除いた部分に形成されていることを特徴とする請求項2
記載のティルティングパッドジャーナル軸受。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34916397A JPH11182535A (ja) | 1997-12-18 | 1997-12-18 | ティルティングパッドジャーナル軸受 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34916397A JPH11182535A (ja) | 1997-12-18 | 1997-12-18 | ティルティングパッドジャーナル軸受 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11182535A true JPH11182535A (ja) | 1999-07-06 |
Family
ID=18401902
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34916397A Pending JPH11182535A (ja) | 1997-12-18 | 1997-12-18 | ティルティングパッドジャーナル軸受 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11182535A (ja) |
Cited By (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006234147A (ja) * | 2005-02-28 | 2006-09-07 | Toshiba Corp | ジャーナル軸受およびこのジャーナル軸受を組み込んだ回転機械 |
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| JP2008533393A (ja) * | 2005-03-12 | 2008-08-21 | シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト | 回転軸の支持装置 |
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| CN115667738A (zh) * | 2020-06-15 | 2023-01-31 | 川崎重工业株式会社 | 可倾瓦轴承 |
-
1997
- 1997-12-18 JP JP34916397A patent/JPH11182535A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| US8123409B2 (en) | 2009-02-27 | 2012-02-28 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Journal bearing |
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