JPH11184865A - 文書要約装置 - Google Patents

文書要約装置

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JPH11184865A
JPH11184865A JP9350465A JP35046597A JPH11184865A JP H11184865 A JPH11184865 A JP H11184865A JP 9350465 A JP9350465 A JP 9350465A JP 35046597 A JP35046597 A JP 35046597A JP H11184865 A JPH11184865 A JP H11184865A
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JP
Japan
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importance
word
document
sentence
unit
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JP9350465A
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English (en)
Inventor
Ryuichi Shiomi
隆一 塩見
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP9350465A priority Critical patent/JPH11184865A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報閲覧者の視点、情報提供者の視点に応じ
た文書データの要約を提供することを目的とする。 【解決手段】 単語重要度決定部111は、不要語記憶
部109と一般単語出現頻度記憶部110を参照して単
語重要度を計算し、単語重要度記憶部113に記憶す
る。重要度変更部112は、キーワード指定部105を
参照し、単語重要度を変更する。文重要度決定部114
は、単語重要度記憶部113を参照し、文中の単語の単
語重要度の和を用いて文重要度を計算し文重要度記憶部
115に記憶する。文選択部117は要約文書量指定部
116が指定する要約文書量に応じて、重要度の高い文
を選択し、要約文書作成部118は、文選択部117が
選択した文を元文書内での出現順に並べ要約文書を作成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報閲覧者の視
点、情報提供者の視点に応じた文書データの要約に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】情報閲覧者の視点に応じた文書データの
要約技術の従来技術として、特開平5−233689号
公報の「文書自動要約方法」が開示されている。図29
は、特開平5−233689号公報の「文書自動要約方
法」に記述されている文書要約装置のブロック図であ
る。入力部2901よりキーワードが入力されると、文
書検索部2903が文書DB2902から、入力された
キーワードを含む文書を検索する。文書解析部2904
は解析用辞書2905を参照して検索された文書を解析
する。解析では、文書を文に分割し、さらに文を単語に
分割する。要約部2906は、解析された文書中から、
入力部2901から入力されたキーワードを含む文を重
要文として抽出し、要約文書を作成する。
【0003】また、近年コンピュータネットワークが発
達しWWW技術を用いて個人がホームページを通して情
報発信を行うことができ、誰もが情報提供者になれるよ
うになった。ホームページはHTMLという形式で記述
されている構造化文書である。情報提供者はHTML形
式によって文書中の文字の大きさを変えて表示させた
り、斜体や太字など修飾表示したりすることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の従来例
によれば、要約対象の文書中の全文に検索に使用したキ
ーワードが含まれていれば、全文が要約文書に残ってし
まうため、要約文書を作成することができない。
【0005】本発明は、この問題点を解決するため、文
の重要度を文中の単語の単語重要度を用いて計算する際
に、検索に使用したキーワードの重要度を変化させるこ
とで、情報閲覧者の視点を考慮した要約文書を作成し提
供する。
【0006】また、情報提供者が提供する文書データを
要約する場合、情報提供者の視点に応じた要約技術は従
来にはない。本発明は、この問題点を解決するため、文
書中の文字修飾を考慮し、情報提供者が強調したい部分
を重要視し、情報提供者の視点に応じた要約文書を作成
し提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の文書要約装置
は、文書データを記憶する文書データ記憶手段と、要約
視点となるキーワードが指定されるキーワード指定手段
と、前記文書データ記憶手段が記憶する文書データを指
定する文書データ指定手段と、前記指定された文書を文
に分割する文分割手段と、前記分割された各文を単語に
分割する単語分割手段と、前記指定された文書内の単語
の単語重要度を決定する単語重要度決定手段と、前記キ
ーワード指定手段で指定された単語の単語重要度を変更
する重要度変更手段と、単語重要度を記憶する単語重要
記憶手段と、前記単語重要度を用いて前記分割された各
文の文重要度を決定する文重要度決定手段と、文重要度
を記憶する文重要度記憶手段と、前記文重要度を用いて
前記分割された文を選択する文選択手段と、前記文選択
手段が選択した文を用いて要約文書を作成する要約文書
作成手段と、要約文書を出力する出力手段を備える。
【0008】請求項2の文書要約装置は、請求項1の文
章要約装置において、キーワードを入力する入力手段
と、入力されたキーワードで前記文書記憶手段の文書デ
ータを検索する検索手段と、検索された文書データを記
憶する文書データ一時記憶手段とを備え、前記キーワー
ド指定手段は、前記検索手段が検索に用いたキーワード
を指定する。
【0009】請求項3の文書要約装置は、請求項1の文
章要約装置において、キ重要度の変更量を記憶する重要
度変更量記憶手段を備え、前記重要度変更手段は、前記
重要度変更量記憶手段が記憶する重要度の変更量を用い
て前記キーワード指定手段で指定された単語の単語重要
度を変更する。
【0010】請求項4の文書要約装置は、タグ付き文書
データを記憶する文書データ記憶手段と、前記文書デー
タ記憶手段が記憶するタグ付き文書データを文に分割す
る文分割手段と、前記分割された各文を単語に分割する
単語分割手段と、前記指定された文書内の単語の単語重
要度を決定する単語重要度決定手段と、タグに対する重
要度の変化量を記憶するタグ重要度記憶手段と、前記タ
グ付き文書データ内の各位置における単語重要度の変化
量を記憶する状態記憶手段と、前記タグ重要度記憶手段
を参照し、前記タグ付き文書データのタグに応じて前記
状態記憶手段が記憶する単語重要度の変化量を更新し、
前記単語重要度と前記状態記憶手段が記憶する単語重要
度の変化量を用いて、前記分割された各文の文重要度を
決定する文重要度決定手段と、文重要度を記憶する文重
要度記憶手段と、前記文重要度を用いて前記分割された
文を選択する文選択手段と、前記文選択手段が選択した
文を用いて要約文書を作成する要約文書作成手段と、要
約文書を出力する出力手段を備える。
【0011】請求項5の文書要約装置は、請求項1又は
請求項4記載の文書要約装置において、前記要約文作成
手段は、前記文選択手段が選択した文を、前記各文が文
書中に記述されている順に並べて要約文書を作成する。
【0012】請求項6の文書要約装置は、請求項1又は
請求項4記載の文書要約装置において、要約文書の量を
指定する要約文書量指定手段を備える。
【0013】請求項7の文書要約装置は、請求項1又は
請求項4記載の文書要約装置において、不要語を記憶す
る不要語記憶手段を備え、前記単語重要度決定手段は、
前記不要語記憶手段が記憶する不要語の重要度の判定を
行わない。
【0014】請求項8の文書要約装置は、請求項1又は
請求項4記載の文書要約装置において、前記単語重要度
決定手段は、文書内での単語の出現頻度を用いて単語重
要度を決定する。
【0015】請求項9の文書要約装置は、請求項1又は
請求項4記載の文書要約装置において、一般的な単語の
出現頻度を記憶する一般単語出現度記憶手段を備え、前
記単語重要度決定手段は、前記一般単語出現度記憶手段
を用いて単語重要度を決定する。
【0016】請求項10の文書要約装置は、請求項1又
は請求項4記載の文書要約装置において、前記文重要度
決定手段は、文内の単語重要度の和を用いて文重要度を
決定する。
【0017】請求項11の文書要約装置は、請求項6の
文書要約装置において、要約文書を表示する表示手段を
備え、前記要約文書量指定手段は、要約文書量として、
前記表示手段が表示可能な文書量を指定する。
【0018】請求項12の文書要約装置は、請求項4の
文書要約装置、前記要約文書作成手段は、前記文選択手
段が選択しなかった文に含まれるタグを要約文書に含め
る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下本発明の文書要約装置につい
ての実施の形態を図面を参照しながら説明する。
【0020】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1における文書要約装置の構成を示すブロック図であ
る。
【0021】図1において、101は文書データ記憶
部、102は入力部、103は検索部、104は文書デ
ータ一時記憶部、105はキーワード指定部、106は
文書データ指定部、107は文分割部と、108は単語
分割部、109は不要語記憶部、110は一般単語出現
頻度記憶部、111は単語重要度決定部、112は重要
度変更部、113は単語重要度記憶部、114は文重要
度決定部、115は文重要度記憶部、116は要約文書
量指定部、117は文選択部、118は要約文書作成
部、119は出力部である。
【0022】文書データ記憶部101は、磁気ディスク
などによって構成されるものであり複数の文書データを
記憶している。図2は、文書データ記憶部101が記憶
する文書データの例である。201から210は文書デ
ータである。図中、各文書デーには文書データ中に含ま
れる主な単語を記述している。211から220は各文
書データを識別するための識別子である。識別子はなく
てもよい。
【0023】入力部102は、キーボードやマウスなど
で構成され、文書データ記憶部101から文書データを
検索するための検索式が入力される。検索式は、キーワ
ードとAND、OR、NOT演算子で構成される。本実
施の形態では、AND演算子を「*」で、OR演算子を
「+」で、NOT演算子を「#」で表現する。例えばキ
ーワード「経済」とキーワード「金融」のANDは「経
済*金融」と表現する。また、入力部102は、検索指
示や検索部103が検索した文書データの表示指示や要
約指示を受け付ける。
【0024】検索部103は、入力部102から入力さ
れた検索式を満たす文書データを文書データ記憶部10
1から検索する。
【0025】文書データ一時記憶部104は、検索部1
03が検索した文書データを一時記憶する。ここで、文
書データ一時記憶部104は、検索された文書データを
文書データ記憶部101から複写して記憶してもよい
し、文書データ記憶部101が記憶する文書データの識
別子のみを記憶してもよい。
【0026】図3は、文書記憶部101が図2の文書デ
ータを記憶するとき、検索式「経済#金融」が入力部1
02から入力され、検索部103が検索式を文書データ
を文書記憶部101から検索した時の、文書データ一時
記憶部104の状態を表す。図2を参照して、まず、識
別子「1」「2」「3」「5」「8」の5つの文書デー
タがキーワード「経済」を含むので検索され、次に、識
別子「3」はキーワード「金融」を含むので検索対象外
となる。最終的に識別子「1」「2」「5」「8」の4
つの文書データが検索式を満たす文書データとして検索
される。文書データ一時記憶部104はこれらの識別子
を記憶している。
【0027】キーワード指定部105は、磁気ディスク
やRAMにより構成され、入力部102から入力され、
検索に使用された検索式中のキーワードを記録する。こ
こで、NOT演算子のキーワードには、マークをつけ
る。図4は、入力された検索式と、キーワード指定部1
05が記憶するキーワードの関係を例示した表である。
401は検索式がキーワード「経済」のみで構成されて
おり、このときキーワード指定部105は、キーワード
「経済」を記憶する。402、403は2つのキーワー
ドで検索式が構成されており、このときキーワード指定
部105は、これら複数のキーワードを記憶する。40
4は、検索式がキーワード「経済」とNOT演算子のキ
ーワード「金融」で構成されているので、2つのキーワ
ード「経済」と「金融」が記憶されている。またキーワ
ード「金融」はNOT演算子のキーワードであるので、
キーワードの前に「N」というマークが付けられてい
る。405は、NOT演算子のキーワードが括弧でくく
られた検索式となっている。この場合、検索式は展開さ
れ、括弧内の2つのキーワードはそれぞれNOT演算子
のマーク「N」が付けられ、キーワード指定部105に
記憶される。
【0028】文書データ指定部106は、磁気ディスク
などで構成され、入力部102で要約指定された文書デ
ータの1つあるいは複数を記憶する。
【0029】文分割部107は、文書データ指定部10
6が記憶する文書を文に分割する。文の分割は、文の終
端を表す文字「。」や「!」「?」などによって分割す
ることが可能である。
【0030】単語分割部108は、文分割部107が分
割した文を、さらに単語に分割する。単語分割は、形態
素解析を用いる方法や、漢字、仮名、カタカナ、記号の
字種の変化点によって分割する方法などによって実現さ
れる。ここでは形態素解析を用いることとする。形態素
解析では、分割された単語に対して品詞を割り当てるこ
とも可能である。形態素解析の具体的な方法について
は、たとえば「自然言語解析の基礎 田中穂積著 産業
図書 pp133−153」などに記述されている。
【0031】図5は、文書データ指定部106が記憶す
る文書が、文分割部107が文に分割し、さらに単語分
割部108が単語に分割した例である。(1)は文書デ
ータ指定部106が記憶する元の文書である。(2)は
文分割部107が文書を文に分割した状態を表し、図中
「//」は文の区切りを表す。(3)は単語分割部10
8が文を単語に分割した状態を表し、図中「/」は単語
の区切りを表す。また、単語分割部108は分割した各
単語に対して品詞も割り当てる。図6は、図5の文書の
1文目の各単語に品詞を割り当てた例である。図中、品
詞には「名詞」、「助詞」、「動詞」、「特殊」しかな
いが、「形容詞」、「形容動詞」、「助動詞」、「副
詞」、「接続詞」など他の品詞もある。これらの品詞は
形態素解析の辞書の作成者によって決定されるものであ
り、本発明ではどのような品詞体系を用いても実施可能
である。また、品詞のない字種による単語切出しでも実
施可能である。
【0032】不要語記憶部109は、磁気ディスクやR
OM、RAMなどで構成され、不要語を記憶する。不要
語は、単語の表記や品詞で指定される。図7は、不要語
記憶部109が記憶する不要語の例である。品詞とし
て、「助詞」「助動詞」「特殊」「接続詞」「数詞」が
記憶され、単語の表記として「動詞:する」が記憶され
ている。「動詞:する」は「する」だけでなく、「す
る」が動詞として語形変化した表記も不要語であること
を表す。
【0033】一般単語出現頻度記憶部110は、磁気デ
ィスクなどで構成され、単語の一般的な出現頻度を記憶
している。一般的な単語の出現頻度は、大量の文書デー
タを収集し、各単語の出現頻度を計数して得ることがで
きる。この出現頻度は、1文書中に複数回出現した場合
その数をすべて計数したものでもよいし、文書に1回以
上出現したら1、なければ0という基準で計数されたも
のでも良い。また、簡単化のため単語出現頻度を0から
100までの間の整数値などに正規化してもよい。もち
ろん、実数値を用いても実施可能である。ここでは単純
な頻度を用いたものとする。図8は、一般単語出現頻度
記憶部110が記憶する一般的な単語の出現頻度の例で
ある。
【0034】単語重要度決定部111は、文書中の単語
の頻度を、一般単語出現頻度記憶部110が記憶する単
語の一般的な出現頻度で割ることによって文書中の単語
の単語重要度を決定する。ただし、不要語記憶部109
が記憶する不要語が文書中の単語に一致した場合、その
単語の単語重要度は0とする。例えば、図5の文書中の
単語「経済」は、文書中に2回出現する。図8を参照し
て単語「経済」の一般的な出現頻度は4である。よっ
て、単語「経済」の単語重要度は「2」を「4」で割っ
た「0.5」となる。また、図7を参照して、図5の文
書中の単語「の」や「。」など、不要語記憶部109が
記憶する不要語と一致するため、単語重要度は「0」と
なる。図9は、単語重要度決定部111が決定した図5
の文書中の単語の単語重要度の例である。
【0035】重要度変更部112は、単語重要度決定部
111が決定した単語重要度のうち、キーワード指定部
105が記憶するキーワードの単語重要度を変更する。
例えば、キーワード指定部105がキーワード「経済」
を記憶し、単語重要度決定部111が図9のように単語
重要度決定したとすると、決定した単語「経済」の単語
重要度「0.5」に「1」を加えて単語重要度を「1.
5」とする。ここで加える値「1」はそれ以外の値でも
良い。この値が大きいほど、検索者の検索視点を重要視
していることとなる。また、ここでは定数を加算してい
るが、例えば、「2」倍するなどの定数をかけることも
実施可能である。さらに加える単語重要度の値を記憶す
る重要度変更値記憶部を設け、これを情報閲覧者が変更
できるようにすることも実施可能である。
【0036】更にキーワード指定部105がNOT演算
子のマーク「N」が付けられているキーワードを記憶し
ているとき、重要度変更部112は、単語重要度決定部
111が決定した単語重要度から定数を減じるもんとす
る。例えばキーワード指定部105が「N動向」を記憶
していれば、図9を参照して単語重要度決定部111が
決定した単語「動向」の単語重要度「0.5」に「1」
を減じて単語重要度を「−0.5」とする。ここで減じ
る値「1」はそれ以外の値でも良い。この値が大きいほ
ど、検索者の検索視点を重要視していることとなる。ま
た、ここでは定数を減じているが、例えば、「−2」倍
するなどの定数をかけることも実施可能である。
【0037】単語重要度記憶部113は、磁気ディスク
やRAMなどで構成され、単語重要度決定部111が計
算した単語重要度、また、重要度変更部112が変更し
た単語重要度を記憶する。図10は、単語重要度決定部
111が単語重要度を計算し、重要度変更部112が単
語重要度を変更したあとの、単語重要度記憶部113が
記憶する単語重要度の例である。
【0038】文重要度決定部114は、単語重要度を用
いて文重要度を決定する。文分割部107が分割した文
に含まれる単語の単語重要度の和を文重要度とする。例
えば、図5の文書の最初の文は、12個の単語で構成さ
れる。単語重要度記憶部113が図10のよう単語重要
度を記憶しているとき、「1+0+0.25+1.5+
0+0.5+0+0.1+0+0.06+0+0」を計
算し、文重要度「3.41」とする。ここで、文中には
単語「の」が2回出現しているが、同じ単語が複数ある
場合、その出現回数だけ単語重要度を加算する。また、
この文重要度の計算手法は多くの単語を含む長文ほど文
重要度が高くなる傾向があるので、単語重要度の和を文
中の単語数で割り正規化することも実施可能である。
【0039】文重要度記憶部115は、磁気ディスクな
どで構成され、文重要度決定部114が決定した文重要
度を記憶する。図11は、文重要度決定部114が図5
の文書中の各文に対して文重要度を計算した結果を文重
要度記憶部115が記憶している例である。7つの文に
対する文重要度を順に記憶している。
【0040】要約文書量指定部116は、磁気ディスク
やRAMなどで構成され、要約文書を作成する際、元文
書に対してどの程度に要約するかを表す要約文書量を記
憶する。例えば図12は、要約文書量指定部116が要
約文書量として「30%」を記憶していることを表す。
ここでは「30%」と表現しているが、要約文書量が明
確にわかれば「1/3」など、他の記述方法でも良い。
また、要約文書量を「5文以内」「100文字以内」な
ど絶対量で指定することも実施可能である。
【0041】文選択部117は、文重要度記憶部115
と要約文書量指定部116を参照し要約文書に採用する
文を選択する。まず選択する文数を計算する。図10と
図11を参照して、元文書は7文を含み、要約文書量は
「30%」であることから「7*0.3=2.1」を計
算し、この結果を四捨五入して要約文書に採用する文数
を「2」と決定する。ここで文数を決定する際、端数を
四捨五入したが、切り上げや切り上げを用いても実施可
能である。次に文重要度記憶部115を参照して、重要
度の高い文から順に必要な文数だけ選択する。図11を
参照して、ここでは1文目と6文目が選択される。
【0042】要約文書作成部118は、文選択部117
が選択した文を、原文書の中の出現中に並べ要約文書を
作成する。文選択部117が図5の文書の1文目と6文
目を選択したとすると、要約文書作成部118は、これ
らの文を並べて要約文書を作成する。図12は作成され
た要約文書の例である。
【0043】出力部119は、ディスプレイなどで構成
される。図14は出力部119の出力例である。140
1は、文書データ記憶部101が記憶する文書データ及
びその一覧、検索部103が検索した文書データの一
覧、要約文書作成部118が作成した要約文書などを表
示するデータ表示部である。データ表示部1401が、
文書データの一覧を表示している際は、入力部102か
らその1つまたは複数を選択できる。1402は検索式
を入力するための検索式入力フィールドである。140
3は検索指示を行うための検索ボタン、1404は要約
指示を行うための要約ボタンである。1405は表示状
態を前の状態に戻すための戻るボタンである。
【0044】図15は、実施の形態1の文書要約装置の
動作をまとめたフローチャートである。これを実例を交
えながら説明する。
【0045】文書要約装置は起動されると、出力部11
9は初期画面としてデータ記憶部101が記憶する文書
データの一覧をデータ表示部1401に表示する(ステ
ップS1501)。文書データにタイトルがあればタイ
トルの一覧を表示してもよいし、タイトルがなければ、
各文書データの先頭文を表示してもよい。
【0046】入力部102から検索式の入力があると
(ステップS1502)、出力部119は検索式入力フ
ィールド1402に検索式を出力する(ステップS15
03)。
【0047】出力部119が表示している文書データを
入力部102で指定されたとき(ステップS150
4)、出力部119は対応する文書データを文書データ
記憶部101から読みだしデータ表示部1401に表示
する(ステップS1505)。戻るボタン1405が押
下されると(ステップS1506)、ステップS150
1に制御は移され、出力部119は再びデータ表示部1
401に文書データの一覧を表示する。
【0048】検索ボタン1403が押下され(ステップ
S1507)、検索式が検索式入力フィールド1402
に入力されていれば(ステップS1508)、検索部1
03は検索式を満たす文書データを文書データ記憶部1
01から検索し、文書データ一時記憶部104に記憶す
る(ステップS1509)。例えば、データ記憶部10
1が図2に示す文書データを記憶し、検索入力フィール
ド1402に検索式「経済#金融」が入力されていると
き、検索部103は4つの文書データを検索し、その結
果を文書データ一時記憶部104は図3のように記憶す
る。
【0049】次に、キーワード指定部105は検索式中
のキーワードを記憶する(ステップS1510)。例え
ば、検索式「経済#金融」で検索がなされたとき、図4
の404のようにキーワード指定部105にキーワード
「経済」と「N金融」が記憶される。
【0050】このあと、制御をステップS1501に移
し、出力部119は検索された文書データの一覧を表示
する。
【0051】要約ボタン1404が押下され(ステップ
S1511)、入力部102より文書データの指定を受
け付けると(ステップS1512)、指定された1つ以
上の文書データを文書データ指定部106に記憶する
(ステップ1513)。例えば、ここで指定された文書
は図5(1)であったとする。
【0052】文分割部107は指定された文書を文に分
割する(ステップS1514)。図5(1)の文書は、
図5(2)のように文に分割される。
【0053】単語分割部108は文分割部107が分割
した文を単語に分割する(ステップS1515)。図5
(2)の各文は、図5(3)のように単語に分割され
る。また、各単語には図6に示すように品詞が割り当て
られる。
【0054】単語重要度決定部111は、不要語記憶部
109と一般単語出現頻度記憶部110を参照して単語
重要度を計算し、単語重要度記憶部113に記憶する
(ステップS1516)。不要語記憶部109が図7の
ような不要語を記憶するとき、まず、単語重要度決定部
111は、文書中の単語でこれらの不要語と一致する単
語の単語重要度を0に決定する。次に、一般単語出現頻
度記憶部110が図8のような一般単語出現頻度を記憶
するとき、単語重要度決定部111は、残りの文書中の
各単語に対して文書中の出現回数を一般単語出現頻度で
割ることによって単語重要度を計算する。その結果、図
9に示す単語重要度が計算され、単語重要度記憶部11
3に記憶される。
【0055】重要度変更部112は、キーワード指定部
105を参照し、単語重要度を変更する(ステップS1
517)。キーワード指定部105が図4の404のよ
うに「経済」というキーワードを記憶しているとき、こ
の単語の単語重要度を「1」加える。図10は、図9か
ら単語重要度の変更を終了した状態を表す。
【0056】文重要度決定部114は、単語重要度記憶
部113を参照し、文中の単語の単語重要度の和を用い
て文重要度を計算し文重要度記憶部115に記憶する
(ステップS1518)。図11は、図5(2)の各文
に対する文重要度が計算された結果を表す。
【0057】文選択部117は要約文書量指定部116
が指定する要約文書量に応じて、重要度の高い文を選択
する(ステップS1519)。図5(2)の文書は7文
で構成されており、要約文書量指定部116が図12で
表されている要約文書量「30%」を記憶するとき、図
11を参照して、1文目と6文目の2文が文選択部11
7によって選択される。
【0058】要約文書作成部118は、文選択部117
が選択した文を元文書内での出現順に並べ要約文書を作
成する(ステップS1520)。図13は、選択された
2文を用いて作成された要約文を表す。
【0059】出力部119は作成された要約文書をデー
タ表示部1401に表示する(ステップS1521)。
【0060】戻るボタン1405が押下されると(ステ
ップS1522)、ステップS1501に制御は移さ
れ、出力部119は再びデータ表示部1401に文書デ
ータの一覧を表示する。
【0061】なお、本実施の形態における文書要約装置
は検索部103がなくても実施可能である。キーワード
指定部105には予め閲覧者の好みに応じたキーワード
を登録しておくことにより好みに応じた要約文書が作成
することが可能である。また、要約文書量指定部116
が記憶する要約文書量を閲覧者によって変更する手段を
設けることによって、閲覧者の所望する量の要約文書を
作成することができる。また、一般単語出現頻度記憶部
110がなくても実施可能である。単語重要度決定部1
11は、単語重要度は文書内の単語出現頻度のみで計算
することが可能である。また、不要語記憶部109がな
くても実施可能である。この場合、単語重要度決定部1
11は、すべての単語に対して単語重要度を計算すれば
よい。
【0062】(実施の形態2)図16は本発明の実施の
形態2における文書要約装置の構成を示すブロック図で
ある。
【0063】図16を参照して、1601はHTMLデ
ータ記憶部、1602は入力部、1603は表示部、1
604は文分割部、1605は単語分割部、1606は
単語重要度決定部、1607は単語重要度記憶部、16
08はHTMLタグ重要度記憶部、1609は状態記憶
部、1610は文重要度決定部、1611は文重要度記
憶部、1612は要約文書量指定部、1613は文選択
部、1614は要約文書作成部である。
【0064】HTMLデータ記憶部1601は、磁気デ
ィスクなどによって構成され、ネットワークなどから受
信したHTMLデータを記憶する。図17はHTMLデ
ータの一例である。HTMLデータの記述文法について
は「HTML入門 WWWページの作成と公開」(ロー
ラ メリイ著 武舎広幸他訳 株式会社プレンティスホ
ール)などに記述されている。ここでは、関係する部分
のみを簡単に説明する。HTMLデータでは「<」と
「>」で囲まれた文字列をHTMLタグと呼び、タグを
記述することによって文字修飾を行うことができる。例
えば「<b>」と「</b>」で囲まれた文字列は太字
で表示される。HTMLタグは一般に開始と終了があ
り、開始に対して終了はタグ内の同じ文字列の先頭に
「/]をつけることによって表現する。
【0065】入力部1602は、情報閲覧者からの要約
の指示を受け付ける。表示部1603は、HTMLデー
タ記憶部1601が記憶するHTMLデータを組み立て
表示したり、要約文書作成部1615が作成した要約文
書を表示する。図18は、表示部1603が、図17の
HTMLデータを表示している例である。1801はタ
イトル表示部であり、「<TITLE>」と「</TI
TLE>」で囲まれた文字列がここに表示される。18
01は本文表示部であり、「<BODY>」と「</B
ODY>」で囲まれた文字列がここに表示される。HT
MLデータでは「<H1>」と「</H1>」で囲まれ
た文字列は大きな文字で表示される。よって図17中の
「松下太郎」と「リンク集」は図18で示される通り、
大きな文字で表示される。また、HTMLデータでは
「<A>」と「</A>」で囲まれた文字列は下線付き
で表示される。よって図17中の「京都」と「松下グル
ープのホームページ」は図18で示される通り、大きな
文字で表示される。
【0066】文分割部1604は、HTMLデータ記憶
部1601が記憶するHTMLデータを文に分割する。
文の分割は、文の終端を表す文字「。」や「!」「?」
などによって分割することが可能である。また、文の終
端に記述されるHTMLタグ「<hr>」(文書の区切
り線を表示するタグ)などによって文に分割することも
可能である。図19は図17のHTMLデータを文分割
部1604が文に分割した結果を表す。図中「//」が
文の区切りを表す。
【0067】単語分割部1605は、文分割部1604
が分割した文を、さらに単語に分割する。実施の形態1
における単語分割部108と同様の働きをする。図20
は図19の文に分割されたHTMLデータを単語分割部
1605が単語に分割した状態を表す。図中「/」が単
語の区切りを表す。
【0068】単語重要度決定部1606は、文書中に出
現する単語の単語重要度を決定する。本実施の形態で
は、名詞以外の単語の単語重要度は0とし、名詞の単語
は文書中の単語の出現頻度を単語重要度とする。なお、
実施の形態1同様、不要語記憶部や一般単語出現頻度記
憶部を設けて単語重要度を決定することも実施可能であ
る。図21は、図20の単語分割されたHTMLデータ
から作成された単語重要度である。図中、単語重要度0
の単語は記述を省略している。
【0069】単語重要度記憶部1607は、磁気ディス
クやメモリーなどによって構成され、単語重要度決定部
1606が決定した単語重要度を記憶する。例えば図2
1のような単語重要度を記憶する。ここで単語重要度記
憶部1607が記憶していない単語の単語重要度は0と
定義することで単語重要度0の単語は記憶しないことも
実施可能である。
【0070】HTMLタグ重要度記憶部1608は、磁
気ディスクなどによって構成され、HTMLタグに対し
て、このタグに囲まれた単語の単語重要度の変化量を記
憶する。図22は、HTMLタグ重要度記憶部1608
が記憶するHTMLタグと単語の単語重要度の変化量の
例である。字を大きく表示するHTMLタグ「<H1
>」や文字を太字で強調する「<B>」タグには大きな
値を設定している。これは、情報提供者がその部分を強
調していることから重要な部分と考えられるからであ
る。
【0071】ここで、HTMLタグ重要度記憶部160
8が記憶していないHTMLタグに対応する重要度の変
化量は「0」とする。なお、図22では一部のHTML
タグに対応する重要度の変化量しか記憶していないが、
これに限定するものではく、他のHTMLタグに対する
重要度の変化量を定義することができる。また、HTM
Lタグにはオプション指定が可能である。例えばフォン
トサイズを指定する場合「<FONT SIZE=6
>」などと記述できるが、このオプションの値も含めた
形に対応する重要度の変化量を定義することが可能であ
る。
【0072】状態記憶部1609は、磁気ディスクなど
によって構成され、文重要度決定部1610が文重要度
を決定するため、HTMLデータの解析を行う際の解析
結果を一時的に記憶する。
【0073】文重要度決定部1610は、HTMLタグ
重要度記憶部1608を参照しながらHTMLデータの
解析を行い、文中の単語への重要度の変化量を決定す
る。この変化量を、単語重要度記憶部1607が記憶す
る単語重要度に加算した結果を、文中の単語の単語重要
度と決定し、文中の単語の単語重要度の和を文の重要度
として決定する。
【0074】図20、図21、図22を参照して文重要
度決定部1610の動作を具体的に説明する。文重要度
決定部1610は、最初に状態記憶部1609に単語重
要度変化量の初期値として「0」を記憶する。文重要度
決定部1610は、HTMLデータを先頭から順にHT
MLタグと単語に選別して読み込んでいく。
【0075】文重要度決定部1610は、HTMLタグ
を読み込むと、読み込んだHTMLタグに対応する単語
重要度の変化量をHTMLタグ重要度記憶部1608か
ら取り出す。なお、読み込んだHTMLタグが終了タグ
のときはタグ中の「/」を外した形でHTMLタグ重要
度記憶部1608を参照する。読み込んだHTMLタグ
が開始タグのときは、状態記憶部1609が記憶する変
化量に取り出した変化量を加える。また、読み込んだH
TMLタグが終了タグのときは状態記憶部1609が記
憶する変化量から取り出した変化量を引く。図23は、
図20のHTMLデータを順次読み込み、HTMLデー
タ内にあるHTMLタグの読み込みを終了した時点での
状態記憶部1609が記憶する変化量をまとめたもので
ある。
【0076】文重要度決定部1610は、単語を読み込
むと単語重要度記憶部1607を参照して対応する単語
重要度を取り出し、その時点での状態記憶部1609が
記憶する変化量を加える。例えば「<TITLE>」
「</TITLE>」で囲まれた単語「自己」「紹介」
が読み込まれたときは、それぞれ、単語重要度記憶部1
607を参照して単語重要度は「1」であり、その時点
での状態記憶部1609が記憶する変化量「100」を
加え「101」という単語重要度を計算する。
【0077】文重要度決定部1610は、上述のように
状態記憶部1609が記憶する変化量を更新しながら各
文中の単語の単語重要度を決定し、その和を計算するこ
とによって文の重要度を決定する。例えば、文「<HT
ML><HEAD> <TITLE> 自己紹介</T
ITLE>」では単語「自己」「紹介」の単語重要度が
それぞれ「101」であるので文の重要度は「202」
となる。図24は、文重要度決定部1610が図20の
文書の各文に対して決定した文重要度である。
【0078】文重要度記憶部1611は、磁気ディスク
やメモリーなどで構成され、文重要度決定部1610が
決定した文重要度を記憶する。
【0079】要約文書量指定部1612は、磁気ディス
クやメモリーなどで構成され、要約文書を作成する際、
元文書に対してどの程度に要約するかを表す要約文書量
を記憶する。これは実施の形態1の要約文書量指定部1
16と同じである。図25は要約文書量指定部1612
が要約文書量として「1/2」を記憶していることを表
す。
【0080】文選択部1613は、文重要度記憶部16
11と要約文書量指定部1612を参照し要約文書に採
用する文を選択する。これは実施の形態1の文選択部1
17と同じである。図20と図25を参照して文選択部
1613は、5文を選択することを決定し、文重要度の
高い1、2、3、7、8文目を選択する。
【0081】要約文書作成部1614は、文選択部16
13が選択した文を、元のHTMLデータの中の出現順
に並べ要約文書を作成する。文選択部1613が図20
の文書の1、2、3、7、8文目を選択したとすると、
要約文書作成部1614は、これらの文を並べて要約文
書を作成する。ただし、採用されなかった文中のHTM
Lはそのまま残すこととする。これによりHTMLタグ
によって構成される文書構造を保持することができる。
図26は作成された要約文書の例である。図27は、表
示部1603が図26のHTMLデータを表示した場合
の表示例を表す。
【0082】図28は、実施の形態2の文書要約装置の
動作をまとめたフローチャートである。これを実例を交
えながら説明する。
【0083】文書要約装置は起動されると、表示部16
03はHTMLデータ記憶部1601が記憶するHTM
Lデータを組み立て表示する(ステップS2801)。
HTMLデータ記憶部1601が図17のHTMLデー
タを記憶するとき、表示部1603が図18のように表
示する。
【0084】入力部1602より要約指示を受け付ける
と(ステップS2802)、文分割部1604はHTM
Lデータ記憶部1601が記憶するHTMLデータを文
に分割する(ステップS2802)。図17のHTML
データは、図19のように文に分割される。
【0085】単語分割部1605は文分割部1604が
分割した文を単語に分割する(ステップS2804)。
図19の各文は、図20のように単語に分割される。ま
た、各単語には品詞が割り当てられる。
【0086】単語重要度決定部1606は、名詞以外の
単語の単語重要度は「0」、名詞の単語は文書中の単語
の出現頻度を単語重要度と決定し、単語重要度記憶部1
13に記憶する(ステップS2805)。図20の単語
に分割されたHTMLデータから図21のような単語重
要度が作成される。
【0087】文重要度決定部1610は、HTMLタグ
を読み込んだ際、HTMLタグ重要度記憶部1608を
参照し、状態記憶部1609が記憶する変化量を更新
し、単語重要度記憶部1607を参照して取り出した単
語重要度と状態記憶部1609が記憶する変化量の和を
単語の単語重要度と決定し、文中の単語の単語重要度の
和を計算することによって文の重要度を決定する。決定
した文の重要度は文重要度記憶部1611に記憶する
(ステップS2806)。HTMLタグ重要度記憶部1
608が図21の状態のとき、文重要度決定部1610
は、図20のHTMLデータに対して、図23のように
HTMLタグを読み込む毎に状態記憶部1609が記憶
する変化量を更新する。最終的に図24のような文重要
度が決定される。
【0088】文選択部1613は要約文書量指定部16
12が指定する要約文書量に応じて、重要度の高い文を
選択する(ステップS2807)。図20の文書は9文
で構成されており、要約文書量指定部1612が図25
で表されている要約文書量「1/2」を記憶するとき、
図24を参照して、1、2、3、7、8文目の5文が文
選択部1613によって選択される。
【0089】要約文書作成部1614は、文選択部16
13が選択した文を元のHTMLデータ内での出現順に
並べ要約文書を作成する(ステップS28008)。た
だし、採用されなかった文中のHTMLはそのまま残
す。図26は、選択された5文を用いて作成された要約
文を表す。
【0090】表示部1603は作成された要約文書を表
示する(ステップS2809)。なお、実施の形態2で
要約対象のデータはHTMLデータであったがSGML
データでも実施可能である。この場合、HTMLタグ重
要度記憶部1608は、SGMLタグに対する重要度の
変化量を記憶する。
【0091】また、HTMLタグ重要度記憶部1608
が記憶する重要度の変化量を更新する手段を設けること
により、情報提供者が強調のために使用しているHTM
Lタグがわかっているときは、その情報を容易に反映し
た要約文書を作成することができる。
【0092】さらに、HTMLタグやSGMLタグがな
くとも、表示のための文字修飾情報が含まれる文書デー
タであれば、その文字修飾に対してHTMLタグ重要度
記憶部1608が重要度の変化量を記憶することで実施
可能である。
【0093】また、要約文書量指定部1612は要約文
書が表示部1603に表示可能な量を要約文書量として
していることも可能である。このとき、要約文書量指定
部1612は要約文書量として表示部1603が表示で
きる行数や文字数、画素数を記憶する。文選択部161
3は文を選択する際、文を表示するのに必要な文字数や
行数、画素数を計算し、要約文書量指定部1612が記
憶する要約文書量を越えないところまで文を選択する。
【0094】なお、上記2つの実施の形態に関して、本
発明はプログラムによって実現し、これをフロッピーデ
ィスクな等の記録媒体に記録して移送する、あるいは、
通信回線を通して移送することにより、独立した他のコ
ンピュータシステムで容易に実施することができる。
【0095】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、情報閲覧者が
重要と判断している単語の単語重要度を増加させたり、
情報閲覧者が不要と判断している単語の単語重要度を減
少させることによって要約文書を作成する際の重要文の
判定を行い、情報閲覧者の視点に応じた要約文書を作成
できる。
【0096】請求項2の発明によれば、キーワード検索
に用いたキーワードを情報閲覧者の視点として自動的に
使用できることから、情報閲覧者が重要あるいは不要な
単語を設定する手間を省くことができる。
【0097】請求項3の発明によれば、情報閲覧者が単
語重要度を設定できるので同じ重要な単語間での格差を
つけることができ、よりよい要約文書を作成することが
できる。
【0098】請求項4の発明によれば、タグ付き文書デ
ータのタグを解析し、文書内の単語重要度に反映させる
ことによって情報提供者が強調したい部分を考慮した要
約文書を作成することができる。
【0099】請求項5の発明によれば、要約文書に含ま
れる文書が、原文書の出現順に組合わせられるので、読
みやすい要約文書を作成することができる。
【0100】請求項6の発明によれば、要約文書の量を
指定できるため、そのときの必要に応じて要約文書の長
さを情報閲覧者が変更することができる。
【0101】請求項7の発明によれば、不要語の重要度
を計算を不要にすることができるので、高速に要約文書
を作成することができる。
【0102】請求項8の発明によれば、文書内で多く出
現する単語を重要単語と見なし要約文書を作成すること
ができる。
【0103】請求項9の発明によれば、一般の文書にお
ける単語の出現頻度を用いることによって、その文書特
有に頻出する単語を重要単語と見なして要約文書を作成
することができる。
【0104】請求項10の発明によれば、単語重要度の
和を用いて文の重要度を決定することから単語重要度を
反映した要約文書を作成できる。
【0105】請求項11の発明によれば、表示手段に表
示できる要約文書を作成できることから、情報閲覧者
は、表示画面の改ページやスクロールなしに要約文書を
読むことができる。
【0106】請求項12の発明によれば、作成される要
約文書は、元のHTMLデータが持つHTMLタグによ
って構成される文書構造を保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における文書要約装置の
構成図
【図2】本発明の実施の形態1における文書データ記憶
部に格納されているデータの例を説明する図
【図3】本発明の実施の形態1における文書データ一時
期億部に格納されているうん諸データ識別子の例を説明
する図
【図4】本発明の実施の形態1における検索式から抽出
されキーワード指定部に記憶されるキーワードの例を説
明する図
【図5】本発明の実施の形態1における文書データ指定
部に格納されている文書データの例を説明する図
【図6】本発明の実施の形態1における形態素解析結果
の例を説明する図
【図7】本発明の実施の形態1における不要語記憶部に
格納されている不要語の例を説明する図
【図8】本発明の実施の形態1における一般単語出現頻
度記憶部に格納されている一般の単語出現頻度の例を説
明する図
【図9】本発明の実施の形態1における単語重要度記憶
部に格納されている単語重要度の例を説明する図
【図10】本発明の実施の形態1における単語重要度記
憶部に格納されている単語重要度の例を説明する図
【図11】本発明の実施の形態1における文重要度記憶
部に格納されている文重要度の例を説明する図
【図12】本発明の実施の形態1における要約文書量指
定部が格納する要約文書量の例を説明する図
【図13】本発明の実施の形態1における要約文書の例
を説明する図
【図14】本発明の実施の形態1における出力部の例を
説明する図
【図15】本発明の実施の形態1の文書要約装置の動作
を表すフローチャート
【図16】本発明の実施の形態2における文書要約装置
の構成図
【図17】本発明の実施の形態2におけるHTMLデー
タ記憶部が格納するHTMLデータの例を説明する図
【図18】本発明の実施の形態2における表示部の表示
例を説明する図
【図19】本発明の実施の形態2におけるHTMLデー
タ記憶部が格納するHTMLデータの例を説明する図
【図20】本発明の実施の形態2におけるHTMLデー
タ記憶部が格納するHTMLデータの例を示す図
【図21】本発明の実施の形態2における単語重要度記
憶部が格納する単語重要度の例を説明する図
【図22】本発明の実施の形態2におけるHTMLタグ
重要度記憶部が格納するHTMLタグの重要度の例を説
明する図
【図23】本発明の実施の形態2における状態記憶部が
格納する単語重要度の変化量の例を説明する図
【図24】本発明の実施の形態2における文重要度記憶
部に格納されている文重要度の例を説明する図
【図25】本発明の実施の形態2における要約文書量指
定部が格納する要約文書量の例を説明する図
【図26】本発明の実施の形態2における要約文書の例
を説明する図
【図27】本発明の実施の形態2における表示部の要約
文書の表示例を説明する図
【図28】本発明の実施の形態2の文書要約装置の動作
を表すフローチャート
【図29】従来の文書要約装置の構成図
【符号の説明】
101 文書データ記憶部 102 入力部 103 検索部 104 文書データ一時記憶部 105 キーワード指定部 106 文書データ指定部 107 文分割部 108 単語分割部 109 不要語記憶部 110 一般単語出現頻度記憶部 111 単語重要度決定部 112 重要度変更部 113 単語重要度記憶部 114 文重要度決定部 115 文重要度記憶部 116 要約文書量指定部 117 文選択部 118 要約文書作成部 119 出力部

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】文書データを記憶する文書データ記憶手段
    と、要約視点となる単語が指定されるキーワード指定手
    段と、前記文書データ記憶手段が記憶する文書データを
    指定する文書データ指定手段と、前記指定された文書デ
    ータを文に分割する文分割手段と、前記分割された文を
    単語に分割する単語分割手段と、前記指定された文書デ
    ータ内の単語の単語重要度を決定する単語重要度決定手
    段と、前記キーワード指定手段で指定された単語の単語
    重要度を変更する重要度変更手段と、単語重要度を記憶
    する単語重要記憶手段と、前記単語重要度を用いて前記
    分割された文の文重要度を決定する文重要度決定手段
    と、文重要度を記憶する文重要度記憶手段と、前記文重
    要度を用いて前記分割された文を選択する文選択手段
    と、前記文選択手段が選択した文を用いて要約文書を作
    成する要約文書作成手段と、要約文書を出力する出力手
    段を備えることを特徴とする文書要約装置。
  2. 【請求項2】キーワードを入力する入力手段と、入力さ
    れたキーワードで前記文書記憶手段の文書データを検索
    する検索手段と、検索された文書データを記憶する文書
    データ一時記憶手段とを備え、前記キーワード指定手段
    は、前記検索手段が検索に用いたキーワードを指定する
    ことを特徴とする請求項1記載の文書要約装置。
  3. 【請求項3】重要度の変更量を記憶する重要度変更量記
    憶手段を備え、前記重要度変更手段は、前記重要度変更
    量記憶手段が記憶する重要度の変更量を用いて前記キー
    ワード指定手段で指定された単語の単語重要度を変更す
    ることを特徴とする請求項1記載の文書要約装置。
  4. 【請求項4】タグ付き文書データを記憶する文書データ
    記憶手段と、前記文書データ記憶手段が記憶するタグ付
    き文書データを文に分割する文分割手段と、前記分割さ
    れた文を単語に分割する単語分割手段と、前記指定され
    た文書データ内の単語の単語重要度を決定する単語重要
    度決定手段と、タグに対する重要度の変化量を記憶する
    タグ重要度記憶手段と、前記タグ付き文書データ内の各
    位置における単語重要度の変化量を記憶する状態記憶手
    段と、前記タグ重要度記憶手段を参照し、前記タグ付き
    文書データのタグに応じて前記状態記憶手段が記憶する
    単語重要度の変化量を更新し、前記単語重要度と前記状
    態記憶手段が記憶する単語重要度の変化量を用いて、前
    記分割された文の文重要度を決定する文重要度決定手段
    と、文重要度を記憶する文重要度記憶手段と、前記文重
    要度を用いて前記分割された文を選択する文選択手段
    と、前記文選択手段が選択した文を用いて要約文書を作
    成する要約文書作成手段と、要約文書を出力する出力手
    段を備えることを特徴とする文書要約装置。
  5. 【請求項5】前記要約文作成手段は、前記文選択手段が
    選択した文を、前記各文が文書データ中に記述されてい
    る順に並べて要約文書を作成することを特徴とする請求
    項1又は請求項4記載の文書要約装置。
  6. 【請求項6】要約文書の量を指定する要約文書量指定手
    段を備えることを特徴とする請求項1又は請求項4記載
    の文書要約装置。
  7. 【請求項7】不要語を記憶する不要語記憶手段を備え、
    前記単語重要度決定手段は、前記不要語記憶手段が記憶
    する不要語の単語重要度の判定を行わないことを特徴と
    する請求項1又は請求項4記載の文書要約装置。
  8. 【請求項8】前記単語重要度決定手段は、文書データ内
    での単語の出現頻度を用いて単語重要度を決定すること
    を特徴とする請求項1又は請求項4記載の文書要約装
    置。
  9. 【請求項9】一般的な単語の出現頻度を記憶する一般単
    語出現度記憶手段を備え、前記単語重要度決定手段は、
    前記一般単語出現度記憶手段が記憶する一般的な単語の
    出現頻度を用いて単語重要度を決定することを特徴とす
    る請求項1又は請求項4記載の文書要約装置。
  10. 【請求項10】前記文重要度決定手段は、文中の単語の
    単語重要度の和を用いて文重要度を決定することを特徴
    とする請求項1又は請求項4記載の文書要約装置。
  11. 【請求項11】要約文書を表示する表示手段を備え、前
    記要約文書量指定手段は、要約文書量として、前記表示
    手段が表示可能な文書量を指定することを特徴とする請
    求項6記載の文書要約装置。
  12. 【請求項12】前記要約文書作成手段は、前記文選択手
    段が選択しなかった文に含まれるタグを要約文書に含め
    ることを特徴とする請求項4記載の文書要約装置。
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