JPH11188422A - 熱間圧延鋼帯の巻取り方法 - Google Patents

熱間圧延鋼帯の巻取り方法

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JPH11188422A
JPH11188422A JP36041597A JP36041597A JPH11188422A JP H11188422 A JPH11188422 A JP H11188422A JP 36041597 A JP36041597 A JP 36041597A JP 36041597 A JP36041597 A JP 36041597A JP H11188422 A JPH11188422 A JP H11188422A
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JP
Japan
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steel strip
tension
winding
value
time
Prior art date
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Pending
Application number
JP36041597A
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English (en)
Inventor
Keiichiro Nishi
圭一郎 西
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JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Publication date
Application filed by Kawasaki Steel Corp filed Critical Kawasaki Steel Corp
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Publication of JPH11188422A publication Critical patent/JPH11188422A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】張力を付与しながら熱間圧延鋼帯をマンドレル
に巻き取る方法において、有効なネッキング防止効果が
得られる方法を提供する。 【解決手段】鋼帯に付与する張力を、鋼帯の先端がマン
ドレルに巻き付いた時刻t1 から初期巻き付け完了時刻
t2 の間は、定常時の設定張力(定常値)τ2 より小さ
い初期値τ1 とする。時刻t2 からさらに所定巻き数の
巻き付けを終了した(巻き付け状態が安定化した)時刻
t3 までの間は、初期値τ1 から定常値τ 2 まで一定の
変化率で漸増させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、張力を付与しなが
ら熱間圧延鋼帯をマンドレルに巻き取る熱間圧延鋼帯の
巻取り方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図1に示すように、熱間圧延鋼帯1は、
仕上圧延機2を出た後、搬送ローラ3で案内されてピン
チロール4で曲げられた後、マンドレル5に巻き取られ
る。この巻取りの際には、鋼帯1に幅方向の巻取りずれ
や巻き緩みなどが生じないように、仕上圧延機2とマン
ドレル5との間またはピンチローラ4とマンドレル5と
の間で鋼帯1に所定の張力を付与している。また、鋼帯
1の先端がマンドレル5に巻き付くまでは、マンドレル
5の回転速度を鋼帯1の供給速度より速く設定しておい
て、鋼帯1の先端がマンドレル5に巻き付いた時点で鋼
帯1に所定の張力が付与されるようにしてある。
【0003】このような熱間圧延鋼帯の巻取り方法にお
いては、特に、低炭素鋼で厚さが例えば3mm以下と薄
い場合には、鋼帯の先端がマンドレルに巻き付いてマン
ドレルに負荷トルクが発生したタイミングで、仕上圧延
機の最終スタンドを出た直後の位置(温度が700〜9
00℃と非常に高くなっている部分)にネッキング(鋼
帯の幅および厚さが局部的に小さくなること)が生じ易
いという問題点がある。
【0004】このネッキングを防止するために、例えば
特開昭59−78721号公報には、図4に示すような
張力設定を行うことが開示されている。すなわち、この
方法では、鋼帯の先端がマンドレルに巻き付き始めてか
ら所定巻き数の巻き付けを終える(初期巻き付け完了
時)までの間(時刻t1 〜t2 )は、鋼帯に付与する張
力を定常時の設定張力τ2 より小さく、巻き付き開始時
にネッキングが発生しない程度の初期値τ1 に設定し、
初期巻き付け完了時t2 には定常時の設定張力τ 2 を設
定値としている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の方法では、初期巻き付け完了時点でいきなりステッ
プ状に定常時の設定張力まで張力設定値を上げるため、
マンドレル、ピンチロール、圧延ロールなどの揃速性が
失われ易く、張力設定値の切替点付近で巻き緩みなどの
巻き姿不良が生じる恐れがある。また、制御の応答性が
低いとともに、外乱も大きいため、ネッキング防止の効
果は期待通りには得られない。
【0006】本発明は、このような従来技術の問題点に
着目してなされたものであり、張力を付与しながら熱間
圧延鋼帯をマンドレルに巻き取る熱間圧延鋼帯の巻取り
方法において、コイルの巻き姿や通板性に悪影響を与え
ずに有効なネッキング防止効果が得られる方法を提供す
ることを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の熱間圧延鋼帯の巻取り方法は、熱間圧延さ
れて所定速度で搬送されている鋼帯の先端をマンドレル
に巻き付け、張力を付与しながら当該鋼帯をマンドレル
に巻き取る熱間圧延鋼帯の巻取り方法において、鋼帯先
端のマンドレルへの巻き付き時は、鋼帯に付与する張力
を定常時の設定張力より小さい初期値に設定し、その後
所定の巻き状態となるまで(例えば、所定巻き数の巻き
付けが完了するまで、または所定時間が経過するまで)
の間は、鋼帯に付与する張力を前記初期値から定常時の
設定張力まで漸増させることを特徴とする熱間圧延鋼帯
の巻取り方法。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図1〜3により本発明の方
法の一実施形態について説明する。図1は、熱間圧延鋼
帯の巻取り側設備を示す概略構成図であり、図2は鋼帯
の巻取り張力を制御する張力制御装置を示す概略ブロッ
ク図であり、図3は本実施形態で制御される張力設定値
と時刻との関係を示すグラフである。
【0009】図1に示すように、熱間圧延鋼帯1は、仕
上圧延機2の最終スタンド2aを出た後、搬送ローラ3
で案内されてピンチロール4で曲げられた後、マンドレ
ル5に巻き取られるようになっている。また、マンドレ
ル5と最終スタンド2aとの間の鋼帯10に付与する張
力は、図2に示すように、マンドレル5を回転させる電
動機6に供給する電流値Aによって制御されるようにな
っている。
【0010】電動機6には電流検出器7が接続され、こ
の電流検出器7からの電流検出値A 1 が電流制御装置8
に出力されるようになっている。電流制御装置8には張
力設定器9が接続され、この電流制御装置8は、張力設
定器9から入力された張力設定値τが実現されるための
電動機6の電流値Aτと電流検出値A1 との偏差を算出
して、この偏差分の電流値Aを電動機6に出力する。
【0011】張力設定器9は、張力設定値τとして、図
3に示すように、鋼帯の先端がマンドレルに巻き付いた
時刻t1 から所定巻き数の巻き付けを終了した時刻(初
期巻き付け完了時)t2 の間は、定常時の設定張力(定
常値)τ2 より小さく、巻き付き開始時にネッキングが
発生しない程度の初期値τ1 を、時刻t2 からさらに所
定巻き数の巻き付けを終了した時刻t3 までの間は、初
期値τ1 から定常値τ 2 まで一定の変化率で漸増する値
を、時刻t3 より後のしばらくの間は定常値τ 2 をそれ
ぞれ電流制御装置8に出力する。また、時刻t3 より後
のしばらくの間は定常値τ2 の張力を維持した後、巻き
終わり側で張力を例えば徐々に減少させるようにするこ
とが好ましい。
【0012】したがって、この設備によれば、マンドレ
ル5と最終スタンド2aとの間の鋼帯10に、鋼帯の先
端がマンドレルに巻き付き初めてから初期巻き付けが完
了するまでの間は定常時より小さい張力(初期値)τ1
が付与され、さらに所定巻き数の巻き付けを終えるまで
の間に、初期値τ1 から定常値τ2 まで一定割合で増大
する張力が付与される。
【0013】このように、本実施形態の方法では、初期
巻き付け完了後直ちに(すなわち、時刻t2 で)定常値
τ2 まで張力を上げるのではなく、巻き付けがより安定
するまで徐々に張力を増大させて安定巻き付けとなった
時点(すなわち、時刻t3 )で定常値τ2 となるように
しているため、巻き姿不良等を伴わずに効果的にネッキ
ングが防止される。また、制御の応答性も高く、外乱も
小さい。
【0014】具体例としては、初期巻き付け数(時刻t
2 での巻き数)を5〜10巻とし、安定巻き付け数(時
刻t3 での巻き数)を10〜20巻とし、張力の初期値
τ1は定常値τ2 の50〜90%程度に設定することが
挙げられる。初期値τ1 から定常値τ2 まで張力を変化
させる速度が小さいほどネッキング防止効果は高くなる
が、この速度が小さいほど巻取りに時間がかかって生産
能力が低下するため、前記速度は両者の兼ね合いから最
適な値とする。また、いずれの値も、圧延設備や巻取り
装置の能力や操業条件に応じて最適な値に設定する。
【0015】実際に、一般の低炭素鋼であるSPHCか
らなる、厚さ1.8mm×幅1000mmの熱間圧延鋼
帯の巻取りにおいては、張力の定常値τ2 を1.3〜
1.6kgf/mm2 とし、この定常値τ2 の85%を
張力の初期値τ1 に設定し、時刻t2 から時刻t3 まで
の時間を3〜5秒としたところ、時刻t2 で定常値τ2
とした場合と比較して、幅方向のネッキング量の平均値
が3.2mmから2.5mmへ減少するという効果が得
られた。
【0016】なお、前記実施形態では、張力設定値を初
期値τ1 から定常値τ2 まで一定割合で増大させている
が、本発明はこれに限定されず、時刻t2 から時刻t3
の間で張力の増大速度を変化させてもよい。
【0017】また、前記実施形態では、初期巻き付け完
了時(時刻t2 )で張力の漸増を開始しているが、本発
明はこれに限定されず、鋼帯の先端がマンドレルに巻き
付いた時点(時刻t1 )またはその直後から張力を漸増
させるようにしてもよい。そして、この場合は、時刻t
1 における張力設定値を「0」としてもよい。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
張力を付与しながら熱間圧延鋼帯をマンドレルに巻き取
る熱間圧延鋼帯の巻取り方法において、コイルの巻き姿
や通板性に悪影響を与えずに有効なネッキング防止効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】熱間圧延鋼帯の巻取り側設備を示す概略構成図
である。
【図2】本発明の一実施形態における鋼帯の巻取り張力
を制御する張力制御装置を示す概略ブロック図である。
【図3】本発明の一実施形態における、鋼帯の巻取り時
初期の張力設定値と時刻との関係を示すグラフである。
【図4】従来例における、鋼帯の巻取り時初期の張力設
定値と時刻との関係を示すグラフである。
【符号の説明】
1 熱間圧延鋼帯 2 仕上圧延機 2a 最終スタンド 3 搬送ローラ 4 ピンチロール 5 マンドレル 6 電動機 7 電流検出器 8 電流制御装置 9 張力設定器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱間圧延されて所定速度で搬送されてい
    る鋼帯の先端をマンドレルに巻き付け、張力を付与しな
    がら当該鋼帯をマンドレルに巻き取る熱間圧延鋼帯の巻
    取り方法において、 鋼帯先端のマンドレルへの巻き付き時は、鋼帯に付与す
    る張力を定常時の設定張力より小さい初期値に設定し、
    その後所定の巻き状態となるまでの間は、鋼帯に付与す
    る張力を前記初期値から定常時の設定張力まで漸増させ
    ることを特徴とする熱間圧延鋼帯の巻取り方法。
JP36041597A 1997-12-26 1997-12-26 熱間圧延鋼帯の巻取り方法 Pending JPH11188422A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009279638A (ja) * 2008-05-26 2009-12-03 Hitachi Ltd 圧延機および圧延機の張力制御方法
CN116532488A (zh) * 2023-06-12 2023-08-04 重庆钢铁股份有限公司 一种卷取小张力控制方法及系统
JP2023111102A (ja) * 2022-01-31 2023-08-10 Jfeスチール株式会社 熱間圧延鋼帯の巻取り方法、コイラーおよび熱間圧延鋼帯の製造方法
CN116586439A (zh) * 2023-03-13 2023-08-15 山东钢铁集团日照有限公司 一种热轧薄规格带钢卷取机助卷辊控制方法
CN116921452A (zh) * 2022-03-30 2023-10-24 宝山钢铁股份有限公司 一种两段式卷取张力控制方法
CN117259451A (zh) * 2023-10-08 2023-12-22 山西太钢不锈钢股份有限公司 卷曲过程中的实时张力控制方法及装置

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Effective date: 20040831

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