JPH11189571A - スチルベン系化合物の製造方法 - Google Patents

スチルベン系化合物の製造方法

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JPH11189571A
JPH11189571A JP10269500A JP26950098A JPH11189571A JP H11189571 A JPH11189571 A JP H11189571A JP 10269500 A JP10269500 A JP 10269500A JP 26950098 A JP26950098 A JP 26950098A JP H11189571 A JPH11189571 A JP H11189571A
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JP
Japan
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group
general formula
stilbene compound
producing
compound
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JP10269500A
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English (en)
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Atsuro Saida
敦朗 齊田
Hitoshi Ono
均 小野
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Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Mitsubishi Chemical Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 電子写真用感光体に好適なスチルベン化合物
の新規な製造方法を提供する。 【解決手段】 対応する一般式IIのアルデヒド類をクロ
ロジフェニルホスフィンと水素化ナトリウムより調製し
た試薬の存在下で加熱し反応させて一般式Iのスチルベ
ン系化合物を合成する。 (R、R、RおよびRは水素、ハロゲン、置換
基を有してもよいアルキルもしくはアルコキシ基を表わ
し、かつR=R、R=Rであって、RとR
との、およびRとRとのベンゼン環における結合位
置は同じであるが、R、R、R及びRが全て水
素である場合を除く)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子写真用感光体に
好適なスチルベン系化合物の製造方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、電荷キャリヤーの発生と移動の機
能を別々の化合物に分担させる、いわゆる機能分離型の
電子写真感光体が開発の主流となっており、このタイプ
による有機系感光体の実用化も行なわれている。電荷キ
ャリヤー移動媒体としては、ポリビニルカルバゾールな
どの高分子光導電性化合物を用いる場合と低分子光導電
性化合物をバインダーポリマー中に分散溶解する場合と
がある。
【0003】特に、有機系の低分子光導電性化合物は、
バインダーとして皮膜性、可とう性、接着性などのすぐ
れたポリマーを選択することができるので容易で機械的
特性の優れた感光体を得ることができる。好適な有機低
分子電荷キャリヤー移動媒体として、スチルベン系化合
物が知られている(例えば特開昭60−196768号
公報など)。このようなスチルベン系化合物の製造法と
しては、テトラヒドロフラン、ジオキサン等の反応に不
活性な公知の有機溶剤中、三塩化チタンとカリウム、三
塩化チタンと水素化リチウムアルミニウム、四塩化チタ
ンと亜鉛、六塩化タングステンとブチルリチウムなど試
薬の存在化で、対応するアリールアルデヒド類を反応さ
せる方法が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、高感度およ
び高耐久性の電子写真用感光体を提供するに好適なスチ
ルベン系化合物の、新規は製造方法を提供するものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の要旨
は、下記一般式〔I〕
【0006】
【化3】
【0007】(式中、R1,R2,R3およびR4は、それ
ぞれ、水素原子,ハロゲン原子,置換基を有していても
よいアルキル基または置換基を有していてもよいアルコ
キシ基を表わし、かつ、R1=R2であって、R1とR2
の、それぞれのベンゼン環における、結合位置は同じで
あり、R3=R4であって、R3とR4との、それぞれのベ
ンゼン環における、結合位置は同じであるが、R1
2、R3及びR4が全て水素原子である場合を除く)で
表わされるスチルベン系化合物の製造方法であって、下
記一般式[II]
【0008】
【化4】
【0009】(式中、R1,R3は一般式[I]における
と同義)で表されるアルデヒド類をクロロジフェニルホ
スフィンと水素化ナトリウムより調製した試薬の存在下
で加熱して反応させることを特徴とするスチルベン系化
合物の製造方法、に存する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
前記一般式[I]において、R1,R2,R3およびR
4は、水素原子;塩素原子、臭素原子、よう素原子等の
ハロゲン原子;メチル基、エチル基、プロピル基、ブチ
ル基、ヘキシル基等のアルキル基;メトキシ基、エトキ
シ基、ブトキシ基等のアルコキシ基を表す。これらのア
ルキル基、アルコキシ基は、置換基を有していてもよ
く、置換基としては、水酸基;塩素原子、臭素原子、よ
う素原子等のハロゲン原子;メチル基、エチル基、プロ
ピル基、ブチル基、ヘキシル基等のアルキル基;メトキ
シ基、エトキシ基、ブトキシ基等のアルコキシ基;アリ
ル基;ベンジル基、ナフチルメチル基、フェネチル基等
のアラルキル基;フェノキシ基、トリロキシ基等のアリ
ールオキシ基;ベンジルオキシ基、フェネチルオキシ基
等のアリールアルコキシ基;フェニル基、ナフチル基等
のアリール基;スチリル基、ナフチルビニル基等のアリ
ールビニル基;ジメチルアミノ基、ジエチルアミノ基等
のジアルキルアミノ基;ジフェニルアミノ基、ジナフチ
ルアミノ基等のジアリールアミノ基;ジベンジルアミノ
基、ジフェネチルアミノ基等のジアラルキルアミノ基;
ジピリジルアミノ基、ジチェニルアミノ基等のジ複素環
アミノ基;ジアリルアミノ基又、上記のアミノ基の置換
基を組み合せたジ置換アミノ基等があげられる。
【0011】ただし、前記一般式〔I〕において、R1
=R2であって、R1とR2との、それぞれのベンゼン環
における、結合位置は同じであり、R3=R4であって、
3とR4との、それぞれのベンゼン環における、結合位
置は同じであるが、全て水素原子である場合は除かれ
る。以下に一般式〔I〕で表されるスチルベン系化合物
についてその代表例を挙げる。
【0012】なお、下記の例示においては、R1,R2
3及びR4の置換基の化学式とベンゼン環における結合
位置のみを示すが特に記載がなければこれらの置換基は
水素原子であるものとする。R1,R2,R3及びR4の置
換基のベンゼン環における結合位置は、窒素原子と結合
しているベンゼン環の炭素原子を1とし、その隣の炭素
原子を2とし、順次3,4,5,6としてその数字によ
り表わすものとする。
【0013】
【表1】 化合物No. 化合物例 1 R1及びR2; −Cl (4の位置) R3及びR4; −Cl (4の位置) 2 R1及びR2; −Cl (3の位置) R3及びR4; −Cl (4の位置) 3 R1及びR2; −CH3 (4の位置) R3及びR4; −CH3 (4の位置) 4 R1及びR2; −C25 (4の位置) 5 R1及びR2; −CH3 (3の位置) R3及びR4; −OCH3 (4の位置) 6 R1及びR2; −OCH3 (4の位置) 7 R1及びR2; −OC25 (4の位置) 8 R1及びR2; −OC37 (3の位置) 本発明では、上記一般式〔I〕で表されるスチルベン化
合物を、特定の反応試薬の存在下、対応するアルデヒド
化合物を2分子縮合反応により、目的の化合物を得る。
【0014】この方法を詳しく説明すると、まず、下記
の様に
【0015】
【化5】
【0016】一般式〔II〕(一般式〔II〕中、R1及び
3は、一般式〔I〕におけると同一の意義を有す
る。)で表されるアルデヒド類をテトラヒドロフラン、
ジオキサン等の反応に不活性な公知の有機溶剤中、クロ
ロジフェニルホスフィンと水素化ナトリウムより調整し
た試薬と加熱下反応させることにより一般式〔I〕で表
される化合物が得られる。この時、シス体、トランス体
およびシス体とトランス体の混合物のいずれかが得られ
る。(以下の式において一般式〔I〕は、シス体、トラ
ンス体およびシス体とトランス体の混合物のいずれかを
表す。)副反応を抑制するために場合によっては、ピリ
ジン、トリエチルアミン、トリ−n−ブチルアミン、
1,8−ビス(ジメチルアミノ)ナフタレン等の3級ア
ミンを加えてもよい。
【0017】これらの反応において、場合によっては、
各工程終了後、あるいは全工程終了後、再結晶精製、昇
華精製、カラム精製等の公知な精製手段により、高純度
体を得る事も可能である。一般式〔I〕で表わされるス
チルベン系化合物は有機光導電体としてきわめてすぐれ
た性能を示す。特に電荷移動媒体として用いた場合には
高感度で耐久性にすぐれた感光体を与える。
【0018】
【実施例】つぎに、本発明を実施例により更に具体的に
説明するが、本発明はその要旨を超えない限り以下の製
造例、実施例に限定されるものではない。なお、実施例
中「部」とあるのは「重量部」を示す。 実施例1 クロロジフェニルホスフィン 3.7gのジエチレング
リコールジメチルエーテル17ml溶液に水0.3gを
加え、その後、水素化ナトリウム(60%)1.3gを
加えた。次いで、4−メトキシ−トリフェニルアミンア
ルデヒド
【0019】
【化6】
【0020】4.0gを加え、その後、30分、加熱還
流した。放冷後、反応系に水10mlを加え、その後、
常法により抽出、濃縮、精製処理を行なうことにより、
黄色結晶(融点157〜159℃)1.5gを得た。こ
の化合物は、下記元素分析値、質量分析測定及び赤外吸
収スペクトル測定(第1図)により下記構造式で表され
るスチルベン系化合物(化合物No.6)であることが
判明した。 (元素分析値) C403422として C% H% N% 計測値 83.60 5.96 4.87 実測値 83.51 6.07 4.98 (質量分析測定結果) C403422として、M.W.=574 M+ =574
【0021】
【化7】
【0022】応用例 チタニウムオキシフタロシアニン顔料1.0部とポリビ
ニルブチラール(電気化学工業(株)社製、商品名ポリ
ビニルブチラール#6000)0.5部を30部の4−
メトキシ−4−メチルペンタノン−2(三菱化成(株)
社製)中で、分散微粒子化処理を行なった。
【0023】この分散液を100μmの膜厚のポリエス
テルフィルムに蒸着されたアルミ蒸着層の上に乾燥後の
重量が0.2g/m2になる様にワイヤーバーで塗布し
た後、乾燥して電荷発生層を形成させた。この上に実施
例1で製造したスチルベン系化合物70部と下記に示す
ポリカーボネート樹脂
【0024】
【化8】
【0025】100部をジオキサン900部に溶解した
塗布液を塗布、乾燥し、膜厚17μmの電荷移動層を形
成させた。このようにして得た2層からなる感光層を有
する電子写真感光体について感度すなわち半減露光量を
測定したところ2.6μW/cm2であった。半減露光
量はまず、感光体を暗所で−4.8kVのコロナ放電に
より帯電させ、次いで775nmの光で露光し、表面電
位が500Vから250Vまで減衰するのに要する露光
量を測定することにより求めた。
【0026】
【発明の効果】本発明により、電子写真感光体に好適な
スチルベン化合物を経済的に合成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1で得られたスチルベン系化合物の赤
外吸収スペクトル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C09B 23/00 C09B 23/00 J G03G 5/06 313 G03G 5/06 313 312

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式〔I〕 【化1】 (式中、R1,R2,R3およびR4は、それぞれ、水素原
    子,ハロゲン原子,置換基を有していてもよいアルキル
    基または置換基を有していてもよいアルコキシ基を表わ
    し、かつ、R1=R2であって、R1とR2との、それぞれ
    のベンゼン環における、結合位置は同じであり、R3
    4であって、R3とR4との、それぞれのベンゼン環に
    おける、結合位置は同じであるが、R1、R2、R3及び
    4が全て水素原子である場合を除く)で表わされるス
    チルベン系化合物の製造方法であって、下記一般式[I
    I] 【化2】 (式中、R1,R3は一般式[I]におけると同義)で表
    されるアルデヒド類をクロロジフェニルホスフィンと水
    素化ナトリウムより調製した試薬の存在下で加熱して反
    応させることを特徴とするスチルベン系化合物の製造方
    法。
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