JPH1119086A - 鉗子型電気処置器具 - Google Patents
鉗子型電気処置器具Info
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- JPH1119086A JPH1119086A JP9193248A JP19324897A JPH1119086A JP H1119086 A JPH1119086 A JP H1119086A JP 9193248 A JP9193248 A JP 9193248A JP 19324897 A JP19324897 A JP 19324897A JP H1119086 A JPH1119086 A JP H1119086A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 単極式の電気処置器具が有する不都合を有さ
ず、一対のカップ状鉗子片を開閉することにより、体腔
内の組織片を摘んで容易に焼き切ることができ、しかも
採取すべき生体組織までも焼いてしまうことが無い双極
式の鉗子型電気処置器具を提供すること。 【解決手段】 体内に挿入可能な可撓性を有するシース
4と、シース4の遠位端側に装着され、カップ状の第1
凹所24が形成された第1鉗子片12と、カップ状の第
2凹所26が形成され、第1鉗子片12に対して、第1
凹所24と第2凹所26とが向き合うように開閉自在に
連結された第2鉗子片14と、第1鉗子片12の第1凹
所24の先端側縁部に形成された第1電極30と、第2
鉗子片14の第2凹所26の先端側縁部に形成された第
2電極32と、第1電極30と第2電極32との間に高
周波電圧を供給するように、シース4の近位端側に接続
される高周波電源40と、第1鉗子片12と第2鉗子片
14との開閉を制御する開閉制御手段17,19,1
8,22とを有する。
ず、一対のカップ状鉗子片を開閉することにより、体腔
内の組織片を摘んで容易に焼き切ることができ、しかも
採取すべき生体組織までも焼いてしまうことが無い双極
式の鉗子型電気処置器具を提供すること。 【解決手段】 体内に挿入可能な可撓性を有するシース
4と、シース4の遠位端側に装着され、カップ状の第1
凹所24が形成された第1鉗子片12と、カップ状の第
2凹所26が形成され、第1鉗子片12に対して、第1
凹所24と第2凹所26とが向き合うように開閉自在に
連結された第2鉗子片14と、第1鉗子片12の第1凹
所24の先端側縁部に形成された第1電極30と、第2
鉗子片14の第2凹所26の先端側縁部に形成された第
2電極32と、第1電極30と第2電極32との間に高
周波電圧を供給するように、シース4の近位端側に接続
される高周波電源40と、第1鉗子片12と第2鉗子片
14との開閉を制御する開閉制御手段17,19,1
8,22とを有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉗子型電気処置器
具に係り、さらに詳しくは、体腔内の病変部などの組織
片をカップ状の鉗子を用いて摘み、鉗子間に高周波電流
を流すことにより組織片の基部を焼き切り、病変部の治
療と組織片の採取を可能とする双極式の鉗子型電気処置
器具に関する。
具に係り、さらに詳しくは、体腔内の病変部などの組織
片をカップ状の鉗子を用いて摘み、鉗子間に高周波電流
を流すことにより組織片の基部を焼き切り、病変部の治
療と組織片の採取を可能とする双極式の鉗子型電気処置
器具に関する。
【0002】
【従来の技術】体腔内の病変部が良性か悪性かを組織学
的に診断を行うためなどに、生検鉗子が用いられる。従
来の生検鉗子としては、たとえば特開昭59−9055
3号公報および特開平5−42159号公報に示すよう
に、一対のカップ状鉗子片を開閉させて、カップのエッ
ジ部により切断するタイプのものが知られている。
的に診断を行うためなどに、生検鉗子が用いられる。従
来の生検鉗子としては、たとえば特開昭59−9055
3号公報および特開平5−42159号公報に示すよう
に、一対のカップ状鉗子片を開閉させて、カップのエッ
ジ部により切断するタイプのものが知られている。
【0003】しかしながら、カップのエッジにより切断
するタイプの生検鉗子では、鋭利なエッジ部が、病変部
以外の正常組織を傷つける可能性が高いという課題を有
する。また、このタイプの生検鉗子では、数回の採取に
より、エッジ部の鋭利性が鈍化すると共に、エッジ部の
噛み合わせにずれが生じる結果、切れ味が著しく低下
し、良好な採取が不可能になると言う課題を有してい
る。
するタイプの生検鉗子では、鋭利なエッジ部が、病変部
以外の正常組織を傷つける可能性が高いという課題を有
する。また、このタイプの生検鉗子では、数回の採取に
より、エッジ部の鋭利性が鈍化すると共に、エッジ部の
噛み合わせにずれが生じる結果、切れ味が著しく低下
し、良好な採取が不可能になると言う課題を有してい
る。
【0004】そこで、実開昭62−186,708号公
報に示すように、単極式の鉗子型電気処置器具が提案さ
れている。この単極式の電気処置器具では、体腔内に挿
入されるカップ状鉗子片に電極を設け、他の電極を構成
する電極プレートを患者の体外で接触させて配置し、こ
れら電極間に高電圧の高周波電圧を印加させる。カップ
状鉗子片で組織片を摘むことにより、摘まれた組織片の
基部に電流が集中し、その部分の患部組織を凝固壊死さ
せると共に焼き切ることができる。焼き切られた組織片
は、カップ状鉗子片の内部に残り、これを採取すること
ができる。
報に示すように、単極式の鉗子型電気処置器具が提案さ
れている。この単極式の電気処置器具では、体腔内に挿
入されるカップ状鉗子片に電極を設け、他の電極を構成
する電極プレートを患者の体外で接触させて配置し、こ
れら電極間に高電圧の高周波電圧を印加させる。カップ
状鉗子片で組織片を摘むことにより、摘まれた組織片の
基部に電流が集中し、その部分の患部組織を凝固壊死さ
せると共に焼き切ることができる。焼き切られた組織片
は、カップ状鉗子片の内部に残り、これを採取すること
ができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記公
報に開示された単極式の鉗子型電気処置器具では、単極
式であるために、電流が完全に患者の体を突き抜けるこ
とから、鉗子片の電極から目的としない部分にもアーク
を生成したり、患者の体内を流れる電流が迷走して、損
傷を与えるべきでない組織にも損傷を与え得る可能性が
ある。また、単極式では、比較的高出力を必要とするた
めに、アークによって過度の組織破壊を生じる可能性も
ある。
報に開示された単極式の鉗子型電気処置器具では、単極
式であるために、電流が完全に患者の体を突き抜けるこ
とから、鉗子片の電極から目的としない部分にもアーク
を生成したり、患者の体内を流れる電流が迷走して、損
傷を与えるべきでない組織にも損傷を与え得る可能性が
ある。また、単極式では、比較的高出力を必要とするた
めに、アークによって過度の組織破壊を生じる可能性も
ある。
【0006】そこで、一対のカップ状鉗子片相互を、そ
れぞれ別の電極として、これら電極の間に高周波電圧を
印加する双極式の電気処置器具も考えられるが、採取す
べき組織までも焼かれてしまい、採取した組織の検査を
正確にできないおそれがある。
れぞれ別の電極として、これら電極の間に高周波電圧を
印加する双極式の電気処置器具も考えられるが、採取す
べき組織までも焼かれてしまい、採取した組織の検査を
正確にできないおそれがある。
【0007】本発明は、このような実状に鑑みてなさ
れ、単極式の電気処置器具が有する不都合を有さず、一
対のカップ状鉗子片を開閉することにより、体腔内の患
部組織片を摘んで容易に凝固壊死および焼き切ることが
でき、しかも採取すべき生体組織までも焼いてしまうこ
とが無い双極式の鉗子型電気処置器具を提供することを
目的とする。
れ、単極式の電気処置器具が有する不都合を有さず、一
対のカップ状鉗子片を開閉することにより、体腔内の患
部組織片を摘んで容易に凝固壊死および焼き切ることが
でき、しかも採取すべき生体組織までも焼いてしまうこ
とが無い双極式の鉗子型電気処置器具を提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る鉗子型電気処置器具は、体内に挿入可
能な可撓性を有するシースと、前記シースの遠位端側に
装着され、カップ状の第1凹所が形成された第1鉗子片
と、カップ状の第2凹所が形成され、前記第1鉗子片に
対して、前記第1凹所と第2凹所とが向き合うように開
閉自在に連結された第2鉗子片と、前記第1鉗子片の第
1凹所の先端側縁部に形成された第1電極と、前記第2
鉗子片の第2凹所の先端側縁部に形成された第2電極
と、前記第1電極と第2電極との間に高周波電圧を供給
するように、前記シースの近位端側に接続される電圧供
給手段と、前記第1鉗子片と第2鉗子片との開閉を制御
する開閉制御手段とを有することを特徴とする。
に、本発明に係る鉗子型電気処置器具は、体内に挿入可
能な可撓性を有するシースと、前記シースの遠位端側に
装着され、カップ状の第1凹所が形成された第1鉗子片
と、カップ状の第2凹所が形成され、前記第1鉗子片に
対して、前記第1凹所と第2凹所とが向き合うように開
閉自在に連結された第2鉗子片と、前記第1鉗子片の第
1凹所の先端側縁部に形成された第1電極と、前記第2
鉗子片の第2凹所の先端側縁部に形成された第2電極
と、前記第1電極と第2電極との間に高周波電圧を供給
するように、前記シースの近位端側に接続される電圧供
給手段と、前記第1鉗子片と第2鉗子片との開閉を制御
する開閉制御手段とを有することを特徴とする。
【0009】前記第1鉗子片と第2鉗子片とが完全に閉
じた状態で、第1電極と第2電極との間には所定の隙間
が形成されるようになっていることが好ましい。本発明
において、所定の隙間とは、第1電極と第2電極との間
に生体組織が介在されない状態で、これら電極間を絶縁
状態に保ち、アークなどを発生させない程度の距離であ
り、具体的には、好ましくは0.3〜1.5mm、さら
に好ましくは0.5〜1.0mmである。この隙間が離
れすぎると、生体組織の切断が困難になり、近すぎる
と、絶縁を保てなくなる。
じた状態で、第1電極と第2電極との間には所定の隙間
が形成されるようになっていることが好ましい。本発明
において、所定の隙間とは、第1電極と第2電極との間
に生体組織が介在されない状態で、これら電極間を絶縁
状態に保ち、アークなどを発生させない程度の距離であ
り、具体的には、好ましくは0.3〜1.5mm、さら
に好ましくは0.5〜1.0mmである。この隙間が離
れすぎると、生体組織の切断が困難になり、近すぎる
と、絶縁を保てなくなる。
【0010】本発明において、第1電極および第2電極
を、それぞれ第1および第2鉗子片の第1および第2凹
所の先端側縁部に形成するには、各々の鉗子片を絶縁性
部材で構成し、先端側縁部にのみ、導電性膜を成膜すれ
ば良い。または、各々の鉗子片を導電性部材で構成し、
先端側縁部を除いて、絶縁性膜を成膜すれば良い。
を、それぞれ第1および第2鉗子片の第1および第2凹
所の先端側縁部に形成するには、各々の鉗子片を絶縁性
部材で構成し、先端側縁部にのみ、導電性膜を成膜すれ
ば良い。または、各々の鉗子片を導電性部材で構成し、
先端側縁部を除いて、絶縁性膜を成膜すれば良い。
【0011】鉗子片を構成する導電性部材としては、た
とえばステンレス鋼、炭素鋼、金、銀、白金、ニッケ
ル、アルミニウムなどの耐熱性および耐腐食性に優れた
金属であることが好ましい。このような導電性部材から
成る鉗子片の表面に成膜する絶縁性膜としては、特に限
定されないが、アルミナ、窒化チタン、炭化チタンなど
のセラミックコーティング膜、ガラスコーティング膜、
合成ダイヤモンド膜、ポリイミド樹脂、フッ素樹脂など
が、耐熱性の観点から好ましい。コーティング方法とし
ては、イオンプレーティング法、プラズマまたは火炎溶
射堆積法、浸漬法、塗布法などを例示することができ
る。
とえばステンレス鋼、炭素鋼、金、銀、白金、ニッケ
ル、アルミニウムなどの耐熱性および耐腐食性に優れた
金属であることが好ましい。このような導電性部材から
成る鉗子片の表面に成膜する絶縁性膜としては、特に限
定されないが、アルミナ、窒化チタン、炭化チタンなど
のセラミックコーティング膜、ガラスコーティング膜、
合成ダイヤモンド膜、ポリイミド樹脂、フッ素樹脂など
が、耐熱性の観点から好ましい。コーティング方法とし
ては、イオンプレーティング法、プラズマまたは火炎溶
射堆積法、浸漬法、塗布法などを例示することができ
る。
【0012】また、鉗子片を構成する絶縁部材として
は、アルミナ、窒化チタン、炭化チタンなどのセラミッ
ク;ポリイミド、ポリエーテルイミド、ポリエーテルス
ルホン、フッ素系樹脂などの樹脂が、耐熱性の観点から
好ましい。このような絶縁性部材から成る鉗子片の表面
に成膜する導電性膜としては、特に限定されないが、
銀、銅、金、白金などが好ましい。導電性が高いからで
ある。コーティング方法としては、金属メッキ法、スパ
ッタリング法、蒸着法、塗布法などを例示することがで
きる。
は、アルミナ、窒化チタン、炭化チタンなどのセラミッ
ク;ポリイミド、ポリエーテルイミド、ポリエーテルス
ルホン、フッ素系樹脂などの樹脂が、耐熱性の観点から
好ましい。このような絶縁性部材から成る鉗子片の表面
に成膜する導電性膜としては、特に限定されないが、
銀、銅、金、白金などが好ましい。導電性が高いからで
ある。コーティング方法としては、金属メッキ法、スパ
ッタリング法、蒸着法、塗布法などを例示することがで
きる。
【0013】本発明において、一対の鉗子片の開閉のた
めの連結部分は、絶縁部材で構成してあることが好まし
い。
めの連結部分は、絶縁部材で構成してあることが好まし
い。
【0014】本発明において、第1鉗子片と第2鉗子片
との開閉を制御する開閉制御手段は、特に限定されない
が、シース内に進退移動自在に配置される可撓性長手部
材と、この可撓性長手部材の進退移動を、鉗子片相互の
開閉移動に変換するリンク機構と、前記可撓性長手部材
の近位端に接続され、当該長手部材のシース内進退移動
を操作する操作部とを有することが好ましい。
との開閉を制御する開閉制御手段は、特に限定されない
が、シース内に進退移動自在に配置される可撓性長手部
材と、この可撓性長手部材の進退移動を、鉗子片相互の
開閉移動に変換するリンク機構と、前記可撓性長手部材
の近位端に接続され、当該長手部材のシース内進退移動
を操作する操作部とを有することが好ましい。
【0015】本発明において、電圧供給手段から供給さ
れる高周波電圧の周波数は、特に限定されないが、10
0kHz〜800kHz程度が好ましく、電力は、好ま
しくは5〜35ワット程度である。
れる高周波電圧の周波数は、特に限定されないが、10
0kHz〜800kHz程度が好ましく、電力は、好ま
しくは5〜35ワット程度である。
【0016】
【作用】本発明に係る鉗子型電気処置器具を用いて、た
とえば病変部組織の凝固壊死および生体組織を採取する
には、まず、内視鏡などを用いて本処置器具の遠位端を
体腔内の病変部近くまで導く。次に、シースの体外側近
位端に接続された操作部を操作して、シースの遠位端に
装着された一対の鉗子片を閉じる方向に回動させる。一
対の鉗子片を閉じることにより、病変部の生体組織片を
摘み上げ、鉗子片に形成されたカップ状の第1,第2凹
所内に位置させる。摘み上げられた病変部の生体組織片
の基部は、各鉗子片の先端側縁部の第1電極および第2
電極間に挟まれた状態となる。
とえば病変部組織の凝固壊死および生体組織を採取する
には、まず、内視鏡などを用いて本処置器具の遠位端を
体腔内の病変部近くまで導く。次に、シースの体外側近
位端に接続された操作部を操作して、シースの遠位端に
装着された一対の鉗子片を閉じる方向に回動させる。一
対の鉗子片を閉じることにより、病変部の生体組織片を
摘み上げ、鉗子片に形成されたカップ状の第1,第2凹
所内に位置させる。摘み上げられた病変部の生体組織片
の基部は、各鉗子片の先端側縁部の第1電極および第2
電極間に挟まれた状態となる。
【0017】次に、シースの近位端側に接続される電圧
供給手段からシース内に配線された導電線などを通し
て、第1電極および第2電極間に高周波電圧を印加す
る。これら電極間に高周波電圧が印加されると、電極間
に挟まれた組織片の基部にのみ電流が流れて加熱し、基
部が焼き切られる。この加熱により、切断された部分の
止血および凝固壊死も行われる。鉗子片の凹所内には、
切断された生検用組織片が残る。したがって、鉗子片相
互が閉じたまま、処置器具を体腔内から体外へ取り出せ
ば、生検用組織片の採取が完了する。
供給手段からシース内に配線された導電線などを通し
て、第1電極および第2電極間に高周波電圧を印加す
る。これら電極間に高周波電圧が印加されると、電極間
に挟まれた組織片の基部にのみ電流が流れて加熱し、基
部が焼き切られる。この加熱により、切断された部分の
止血および凝固壊死も行われる。鉗子片の凹所内には、
切断された生検用組織片が残る。したがって、鉗子片相
互が閉じたまま、処置器具を体腔内から体外へ取り出せ
ば、生検用組織片の採取が完了する。
【0018】本発明では、鉗子片の先端側縁部に形成さ
れた各電極間に挟まれる生体組織にのみ電流が流れる。
したがって、単極式に比較して、生体組織の焼灼が少な
く、且つ小さな電力で確実な病変部の凝固壊死および組
織片の切除が可能となる。また、通電に必要な部分のみ
に電極が形成してあり、切除された生体組織片が収容さ
れる鉗子片のカップ状凹所内は絶縁してあるので、切除
された生体組織片の損傷がない。
れた各電極間に挟まれる生体組織にのみ電流が流れる。
したがって、単極式に比較して、生体組織の焼灼が少な
く、且つ小さな電力で確実な病変部の凝固壊死および組
織片の切除が可能となる。また、通電に必要な部分のみ
に電極が形成してあり、切除された生体組織片が収容さ
れる鉗子片のカップ状凹所内は絶縁してあるので、切除
された生体組織片の損傷がない。
【0019】特に、鉗子片相互が閉じられた状態で、第
1電極および第2電極間には、所定の隙間を形成するこ
とで、これら電極間の短絡を有効に防止することができ
る。
1電極および第2電極間には、所定の隙間を形成するこ
とで、これら電極間の短絡を有効に防止することができ
る。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、図面に示す実施
形態に基づき説明する。
形態に基づき説明する。
【0021】図1は本発明の一実施形態に係る鉗子型電
気処置器具の概略図、図2は図1に示す鉗子型電気処置
器具の遠位端側要部平面図、図3は図2の側面図、図4
は鉗子片単独の平面図、図5は本発明の他の実施形態に
係る鉗子型電気処置器具の概略図である。
気処置器具の概略図、図2は図1に示す鉗子型電気処置
器具の遠位端側要部平面図、図3は図2の側面図、図4
は鉗子片単独の平面図、図5は本発明の他の実施形態に
係る鉗子型電気処置器具の概略図である。
【0022】第1実施形態 図1に示すように、本実施形態に係る鉗子型電気手術用
処置器具2は、体内に挿入可能なシース4を有する。シ
ース4は、内部にルーメンを有し、可撓性のある材料で
構成してある。シース4を構成する材料としては、可撓
性を有する電気絶縁材料であれば特に制限はなく、ポリ
エチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリウレ
タン、ポリアミド、ポリエステル、ポリカーボネート、
ポリエーテルスルホン、フッ素系樹脂などのプラスチッ
ク類を使用することができ、目的に応じて適切な弾性率
を有する材料を選択することができる。
処置器具2は、体内に挿入可能なシース4を有する。シ
ース4は、内部にルーメンを有し、可撓性のある材料で
構成してある。シース4を構成する材料としては、可撓
性を有する電気絶縁材料であれば特に制限はなく、ポリ
エチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリウレ
タン、ポリアミド、ポリエステル、ポリカーボネート、
ポリエーテルスルホン、フッ素系樹脂などのプラスチッ
ク類を使用することができ、目的に応じて適切な弾性率
を有する材料を選択することができる。
【0023】シース4の外径は、特に限定されないが、
好ましくは1.0〜5.0mm、さらに好ましくは1.
5〜3.0mmである。シースの肉厚は、特に限定され
ないが、好ましくは0.1〜1.5mm、さらに好まし
くは0.2〜1.0mmである。
好ましくは1.0〜5.0mm、さらに好ましくは1.
5〜3.0mmである。シースの肉厚は、特に限定され
ないが、好ましくは0.1〜1.5mm、さらに好まし
くは0.2〜1.0mmである。
【0024】シース4の遠位端部(体内に挿入される
側)には、図1,2に示すように、支持具6が接着また
は融着などの手段で固定してある。支持具6は、たとえ
ばセラミック、ポリイミド、ポリエーテルスルホン、フ
ッ素系樹脂などの絶縁性部材で構成してあり、軸方向に
突出する一対の支持片8を有する。
側)には、図1,2に示すように、支持具6が接着また
は融着などの手段で固定してある。支持具6は、たとえ
ばセラミック、ポリイミド、ポリエーテルスルホン、フ
ッ素系樹脂などの絶縁性部材で構成してあり、軸方向に
突出する一対の支持片8を有する。
【0025】支持片8,8の遠位端側には、支点軸10
が掛け渡してあり、この支点軸10に第1鉗子片12お
よび第2鉗子片14のそれぞれのリンク片13,15
が、回動自在に装着してある。図2に示すように、リン
ク片13,15の間には、絶縁スペーサ16が装着して
あり、これらの絶縁が保持してある。支点軸10および
絶縁スペーサ16は、たとえばポリイミド、ポリエーテ
ルスルホン、フッ素系樹脂などの耐熱プラスチックで構
成してある。
が掛け渡してあり、この支点軸10に第1鉗子片12お
よび第2鉗子片14のそれぞれのリンク片13,15
が、回動自在に装着してある。図2に示すように、リン
ク片13,15の間には、絶縁スペーサ16が装着して
あり、これらの絶縁が保持してある。支点軸10および
絶縁スペーサ16は、たとえばポリイミド、ポリエーテ
ルスルホン、フッ素系樹脂などの耐熱プラスチックで構
成してある。
【0026】図1に示すように、各鉗子片12,14の
リンク片13,15には、他のリンク片17,19がパ
ンタグラフ状に連結してあり、リンク片17,19の後
端には、長手部材18の遠位端が連結してある。長手部
材18は、シース4の内部のルーメンに沿って長手方向
Xに進退移動自在に装着してある。長手部材18は、そ
の長手方向Xに沿っては操作力が伝達可能になってお
り、且つシース4の半径方向には、シース4と共に湾曲
可能なように、十分な可撓性を有している。また、長手
部材18は絶縁性材料で構成してあることが好ましい。
このような要求を満足する長手部材18としては、ポリ
アミド、ポリアセタール、フッ素系樹脂などのプラスチ
ック製ロッド、あるいは絶縁被覆を施したステンレス鋼
などを用いることができる。
リンク片13,15には、他のリンク片17,19がパ
ンタグラフ状に連結してあり、リンク片17,19の後
端には、長手部材18の遠位端が連結してある。長手部
材18は、シース4の内部のルーメンに沿って長手方向
Xに進退移動自在に装着してある。長手部材18は、そ
の長手方向Xに沿っては操作力が伝達可能になってお
り、且つシース4の半径方向には、シース4と共に湾曲
可能なように、十分な可撓性を有している。また、長手
部材18は絶縁性材料で構成してあることが好ましい。
このような要求を満足する長手部材18としては、ポリ
アミド、ポリアセタール、フッ素系樹脂などのプラスチ
ック製ロッド、あるいは絶縁被覆を施したステンレス鋼
などを用いることができる。
【0027】長手部材18の近位端は、体外に配置され
る操作部20に対して長手方向Xに移動自在に装着され
たハンドル22に対して連結してある。操作部20は、
片手で持ちやすい程度の外径を有し、シース4の近位端
に接着または融着の手段で接合してある。なお、シース
4と一体に成形しても良い。操作部20の材質は、シー
ス4と同様な絶縁性材質で構成してある。
る操作部20に対して長手方向Xに移動自在に装着され
たハンドル22に対して連結してある。操作部20は、
片手で持ちやすい程度の外径を有し、シース4の近位端
に接着または融着の手段で接合してある。なお、シース
4と一体に成形しても良い。操作部20の材質は、シー
ス4と同様な絶縁性材質で構成してある。
【0028】操作部20に対してハンドル22を長手方
向Xに前進および後退させることで、長手部材18がシ
ース4のルーメン内を矢印X方向に沿って移動し、リン
ク17,19を動作させて、鉗子片12,14を矢印Y
方向に回動させ、それらの開閉を制御可能になってい
る。
向Xに前進および後退させることで、長手部材18がシ
ース4のルーメン内を矢印X方向に沿って移動し、リン
ク17,19を動作させて、鉗子片12,14を矢印Y
方向に回動させ、それらの開閉を制御可能になってい
る。
【0029】図1,4に示すように、各鉗子片12,1
4には、カップ状の第1凹所24および第2凹所26が
各々形成してある。各凹所12,14の容積は、特に限
定されないが、採取すべき生体組織片の体積などに応じ
て決定され、各々好ましくは0.5〜33.0mm3 、
さらに好ましくは1.0〜18.0mm3 程度である。
各凹所24,26が向き合うように、鉗子片12,14
の各リンク片13,15が支点軸10に対して回動自在
に装着される。
4には、カップ状の第1凹所24および第2凹所26が
各々形成してある。各凹所12,14の容積は、特に限
定されないが、採取すべき生体組織片の体積などに応じ
て決定され、各々好ましくは0.5〜33.0mm3 、
さらに好ましくは1.0〜18.0mm3 程度である。
各凹所24,26が向き合うように、鉗子片12,14
の各リンク片13,15が支点軸10に対して回動自在
に装着される。
【0030】各鉗子片12,14の凹所24,26の先
端側縁部には、それぞれ第1電極30および第2電極3
2が形成してある。各電極31,32の電極面積は、特
に限定されないが、それぞれ0.3〜5.0mm2 であ
ることが好ましい。
端側縁部には、それぞれ第1電極30および第2電極3
2が形成してある。各電極31,32の電極面積は、特
に限定されないが、それぞれ0.3〜5.0mm2 であ
ることが好ましい。
【0031】各電極30,32には、シース4内を通し
て相互に絶縁状態で延びる導電線(図示省略)の遠位端
が各々電気的に接続してある。各導電線の近位端は、操
作部20から分岐している電気コード42を介して電圧
供給手段としての高周波電源40に接続してあり、高周
波電源40から各電極30,32間に高周波電圧が印加
されるようになっている。
て相互に絶縁状態で延びる導電線(図示省略)の遠位端
が各々電気的に接続してある。各導電線の近位端は、操
作部20から分岐している電気コード42を介して電圧
供給手段としての高周波電源40に接続してあり、高周
波電源40から各電極30,32間に高周波電圧が印加
されるようになっている。
【0032】高周波電源40から供給される高周波電圧
の周波数は、特に限定されないが、100kHz〜80
0kHz程度が好ましく、電力は、好ましくは5〜35
ワット程度である。
の周波数は、特に限定されないが、100kHz〜80
0kHz程度が好ましく、電力は、好ましくは5〜35
ワット程度である。
【0033】本実施形態では、各鉗子片12,14は、
ステンレス鋼で構成し、前記第1電極30および第2電
極32に相当する部分以外を全て絶縁性膜で被覆してあ
る。絶縁性膜は、本実施形態では、アルミナなどのセラ
ミックコーティング膜を採用している。このセラミック
コーティング膜は、イオンプレーティング法などにより
成膜することができる。この絶縁性膜の膜厚は、両鉗子
片12,14の絶縁性が保たれる程度の膜厚であり、好
ましくは0.01〜0.06mmである。
ステンレス鋼で構成し、前記第1電極30および第2電
極32に相当する部分以外を全て絶縁性膜で被覆してあ
る。絶縁性膜は、本実施形態では、アルミナなどのセラ
ミックコーティング膜を採用している。このセラミック
コーティング膜は、イオンプレーティング法などにより
成膜することができる。この絶縁性膜の膜厚は、両鉗子
片12,14の絶縁性が保たれる程度の膜厚であり、好
ましくは0.01〜0.06mmである。
【0034】なお、図示省略してあるが、各鉗子片1
2,14のリンク片13,15も絶縁性膜が被覆してあ
り、その一部にのみ各々絶縁性膜が被覆されていない部
分を形成し、そこに各々導電線の遠位端を接続し、シー
ス4を通して高周波電源40が接続してある。その結
果、高周波電源40から、両電極30,32間に高周波
電圧が印加されるようになっている。
2,14のリンク片13,15も絶縁性膜が被覆してあ
り、その一部にのみ各々絶縁性膜が被覆されていない部
分を形成し、そこに各々導電線の遠位端を接続し、シー
ス4を通して高周波電源40が接続してある。その結
果、高周波電源40から、両電極30,32間に高周波
電圧が印加されるようになっている。
【0035】また、本実施形態では、図3に示すよう
に、一対の鉗子片12,14が完全に閉じられた状態
で、鉗子片12,14の電極30,32には、所定の隙
間tが形成されるように、図1に示すリンク17,19
が調節してある。図3に示す所定の隙間tとは、第1電
極30と第2電極32との間に生体組織が介在されない
状態で、これら電極30,32間を絶縁状態に保ち、ア
ークなどを発生させない程度の距離であり、具体的に
は、0.4〜1.5mmである。
に、一対の鉗子片12,14が完全に閉じられた状態
で、鉗子片12,14の電極30,32には、所定の隙
間tが形成されるように、図1に示すリンク17,19
が調節してある。図3に示す所定の隙間tとは、第1電
極30と第2電極32との間に生体組織が介在されない
状態で、これら電極30,32間を絶縁状態に保ち、ア
ークなどを発生させない程度の距離であり、具体的に
は、0.4〜1.5mmである。
【0036】本実施形態に係る鉗子型電気手術用処置器
具2を用いて、たとえば病変部の生体組織を採取するに
は、まず、内視鏡などを用いて処置器具2の遠位端を、
図3に示す体腔50内の病変部52近くまで導く。次
に、図1に示すシース4の体外側近位端に接続された操
作部20からハンドル22を引っ張るように操作して、
シース4の近位端に装着された一対の鉗子片12,14
を閉じる方向に回動させる。一対の鉗子片12,14を
閉じることにより、病変部52の生体組織片を摘み上
げ、鉗子片12,14に形成されたカップ状の第1,第
2凹所24,26内に位置させる。摘み上げられた病変
部52の生体組織片の基部は、各鉗子片12,14の先
端側縁部の第1電極30および第2電極32間に挟まれ
た状態となる。その状態を図3に示す。
具2を用いて、たとえば病変部の生体組織を採取するに
は、まず、内視鏡などを用いて処置器具2の遠位端を、
図3に示す体腔50内の病変部52近くまで導く。次
に、図1に示すシース4の体外側近位端に接続された操
作部20からハンドル22を引っ張るように操作して、
シース4の近位端に装着された一対の鉗子片12,14
を閉じる方向に回動させる。一対の鉗子片12,14を
閉じることにより、病変部52の生体組織片を摘み上
げ、鉗子片12,14に形成されたカップ状の第1,第
2凹所24,26内に位置させる。摘み上げられた病変
部52の生体組織片の基部は、各鉗子片12,14の先
端側縁部の第1電極30および第2電極32間に挟まれ
た状態となる。その状態を図3に示す。
【0037】次に、シース4の近位端側に接続される高
周波電源40からシース4内に配線された導電線などを
通して、第1電極30および第2電極32間に高周波電
圧を印加する。これら電極30,32間に高周波電圧が
印加されると、電極30,32間に挟まれた組織片の基
部にのみ電流が流れて加熱し、基部が焼き切られる。こ
の加熱により、切断された周囲の凝固壊死および止血も
行われる。鉗子片の凹所24,26内には、切断された
生検用組織片が残る。したがって、鉗子片相互が閉じた
まま、処置器具を体腔内から体外へ取り出せば、生検用
組織片の採取が完了する。
周波電源40からシース4内に配線された導電線などを
通して、第1電極30および第2電極32間に高周波電
圧を印加する。これら電極30,32間に高周波電圧が
印加されると、電極30,32間に挟まれた組織片の基
部にのみ電流が流れて加熱し、基部が焼き切られる。こ
の加熱により、切断された周囲の凝固壊死および止血も
行われる。鉗子片の凹所24,26内には、切断された
生検用組織片が残る。したがって、鉗子片相互が閉じた
まま、処置器具を体腔内から体外へ取り出せば、生検用
組織片の採取が完了する。
【0038】本実施形態では、鉗子片12,14の先端
側縁部に形成された各電極30,32間に挟まれる生体
組織にのみ電流が流れる。したがって、単極式に比較し
て、生体組織の焼灼が少なく、且つ小さな電力で確実な
組織片の切除が可能となる。また、通電に必要な部分の
みに電極30,32が形成してあり、切除された生体組
織片が収容される鉗子片のカップ状凹所24,26内は
絶縁してあるので、切除された生体組織片の損傷がな
い。
側縁部に形成された各電極30,32間に挟まれる生体
組織にのみ電流が流れる。したがって、単極式に比較し
て、生体組織の焼灼が少なく、且つ小さな電力で確実な
組織片の切除が可能となる。また、通電に必要な部分の
みに電極30,32が形成してあり、切除された生体組
織片が収容される鉗子片のカップ状凹所24,26内は
絶縁してあるので、切除された生体組織片の損傷がな
い。
【0039】また、鉗子片12,14相互が閉じられた
状態で、第1電極30および第2電極32間には、所定
の隙間を形成してあるので、これら電極30,32間の
短絡を有効に防止することができる。鉗子片12,14
に一体に成形されたリンク片13,15相互の絶縁は、
図2に示す絶縁部材から成る支点軸10および絶縁スペ
ーサ16により確保される。
状態で、第1電極30および第2電極32間には、所定
の隙間を形成してあるので、これら電極30,32間の
短絡を有効に防止することができる。鉗子片12,14
に一体に成形されたリンク片13,15相互の絶縁は、
図2に示す絶縁部材から成る支点軸10および絶縁スペ
ーサ16により確保される。
【0040】第2実施形態 本実施形態では、図5に示すように、鉗子片12,14
を開閉制御する開閉制御手段が、遠位端が各鉗子片1
2,14のリンク片13,15に直接連結してある二本
の可撓性線条体18aを有する。可撓性線条体18aの
近位端は、ハンドル22に連結してある。二本の線条体
18aは、相互に絶縁してあり、各線条体18aの内部
に導電線が内蔵してある。各導電線の近位端がコード4
2に接続されることにより、図1に示す電極30,32
と高周波電源40とを接続し、各電極間に高周波電圧を
印加可能になっている。その他の構成および作用は前記
第1実施形態と同様である。
を開閉制御する開閉制御手段が、遠位端が各鉗子片1
2,14のリンク片13,15に直接連結してある二本
の可撓性線条体18aを有する。可撓性線条体18aの
近位端は、ハンドル22に連結してある。二本の線条体
18aは、相互に絶縁してあり、各線条体18aの内部
に導電線が内蔵してある。各導電線の近位端がコード4
2に接続されることにより、図1に示す電極30,32
と高周波電源40とを接続し、各電極間に高周波電圧を
印加可能になっている。その他の構成および作用は前記
第1実施形態と同様である。
【0041】なお、本発明は、上述した実施形態に限定
されるものではなく、本発明の範囲内で種々に改変する
ことができる。
されるものではなく、本発明の範囲内で種々に改変する
ことができる。
【0042】たとえば、前記実施形態では、鉗子片1
2,14を、導電性部材で構成し、電極30,32に相
当する部分以外を絶縁性膜で被覆したが、本発明では、
各々の鉗子片12,14を絶縁性部材で構成し、各鉗子
片12,14の電極30,32に相当する先端側縁部に
のみ、導電性膜を成膜しても良い。
2,14を、導電性部材で構成し、電極30,32に相
当する部分以外を絶縁性膜で被覆したが、本発明では、
各々の鉗子片12,14を絶縁性部材で構成し、各鉗子
片12,14の電極30,32に相当する先端側縁部に
のみ、導電性膜を成膜しても良い。
【0043】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、鉗子片の先端側縁部に形成された各電極間に挟まれ
る生体組織にのみ電流が流れる。したがって、単極式に
比較して、生体組織の焼灼が少なく、且つ小さな電力で
確実な患部組織の凝固壊死および組織片の切除が可能と
なる。また、通電に必要な部分のみに電極が形成してあ
り、切除された生体組織片が収容される鉗子片のカップ
状凹所内は絶縁してあるので、切除された生体組織片の
損傷がない。
ば、鉗子片の先端側縁部に形成された各電極間に挟まれ
る生体組織にのみ電流が流れる。したがって、単極式に
比較して、生体組織の焼灼が少なく、且つ小さな電力で
確実な患部組織の凝固壊死および組織片の切除が可能と
なる。また、通電に必要な部分のみに電極が形成してあ
り、切除された生体組織片が収容される鉗子片のカップ
状凹所内は絶縁してあるので、切除された生体組織片の
損傷がない。
【0044】特に、鉗子片相互が閉じられた状態で、第
1電極および第2電極間には、所定の隙間を形成するこ
とで、これら電極間の短絡を有効に防止することができ
る。
1電極および第2電極間には、所定の隙間を形成するこ
とで、これら電極間の短絡を有効に防止することができ
る。
【図1】図1は本発明の一実施形態に係る鉗子型電気処
置器具の概略図である。
置器具の概略図である。
【図2】図2は図1に示す鉗子型電気処置器具の遠位端
側要部平面図である。
側要部平面図である。
【図3】図3は図2の側面図である。
【図4】図4は鉗子片単独の平面図である。
【図5】図5は本発明の他の実施形態に係る鉗子型電気
処置器具の概略図である。
処置器具の概略図である。
2… 鉗子型電気処置器具 4… シース 10… 支点軸 12… 第1鉗子片 14… 第2鉗子片 18… 長手部材 20… 操作部 22… ハンドル 24… 第1凹所 26… 第2凹所 30… 第1電極 32… 第2電極
Claims (2)
- 【請求項1】 体内に挿入可能な可撓性を有するシース
と、 前記シースの遠位端側に装着され、カップ状の第1凹所
が形成された第1鉗子片と、 カップ状の第2凹所が形成され、前記第1鉗子片に対し
て、前記第1凹所と第2凹所とが向き合うように開閉自
在に連結された第2鉗子片と、 前記第1鉗子片の第1凹所の先端側縁部に形成された第
1電極と、 前記第2鉗子片の第2凹所の先端側縁部に形成された第
2電極と、 前記第1電極と第2電極との間に高周波電圧を供給する
ように、前記シースの近位端側に接続される電圧供給手
段と、 前記第1鉗子片と第2鉗子片との開閉を制御する開閉制
御手段とを有する鉗子型電気処置器具。 - 【請求項2】 前記第1鉗子片と第2鉗子片とが完全に
閉じた状態で、第1電極と第2電極との間には所定の隙
間が形成されるようになっている請求項1に記載の鉗子
型電気処置器具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9193248A JPH1119086A (ja) | 1997-07-03 | 1997-07-03 | 鉗子型電気処置器具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9193248A JPH1119086A (ja) | 1997-07-03 | 1997-07-03 | 鉗子型電気処置器具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1119086A true JPH1119086A (ja) | 1999-01-26 |
Family
ID=16304804
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9193248A Pending JPH1119086A (ja) | 1997-07-03 | 1997-07-03 | 鉗子型電気処置器具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1119086A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6969389B2 (en) | 2002-04-09 | 2005-11-29 | Pentax Corporation | Bipolar hemostatic forceps for an endoscope |
| US7951165B2 (en) | 2003-08-18 | 2011-05-31 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Endoscopic medical instrument and related methods of use |
| US9186204B2 (en) | 2008-05-15 | 2015-11-17 | River Seiko Corporation | Endoscopic high-frequency hemostatic forceps |
| US9681857B2 (en) | 2003-06-18 | 2017-06-20 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Endoscopic instruments and methods of manufacture |
| CN111491579A (zh) * | 2017-12-22 | 2020-08-04 | 马尔体多功能医疗器械公司 | 内窥镜外科手术装置及使用方法 |
| WO2020249089A1 (zh) * | 2019-06-14 | 2020-12-17 | 袁美欣 | 一种取样装置及取样系统 |
| CN114302681A (zh) * | 2019-06-14 | 2022-04-08 | 谭子隽 | 一种取样系统 |
| CN116725586A (zh) * | 2020-03-11 | 2023-09-12 | 杭州安杰思医学科技股份有限公司 | 双极电处理装置 |
-
1997
- 1997-07-03 JP JP9193248A patent/JPH1119086A/ja active Pending
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6969389B2 (en) | 2002-04-09 | 2005-11-29 | Pentax Corporation | Bipolar hemostatic forceps for an endoscope |
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| CN111491579A (zh) * | 2017-12-22 | 2020-08-04 | 马尔体多功能医疗器械公司 | 内窥镜外科手术装置及使用方法 |
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| CN114302681A (zh) * | 2019-06-14 | 2022-04-08 | 谭子隽 | 一种取样系统 |
| EP3984469A4 (en) * | 2019-06-14 | 2023-06-21 | Tam, Chi Chun Terence | SAMPLING SYSTEM |
| CN114302681B (zh) * | 2019-06-14 | 2024-01-02 | 谭子隽 | 一种取样系统 |
| US12446866B2 (en) | 2019-06-14 | 2025-10-21 | Chi Chun Terence TAM | Sampling system |
| CN116725586A (zh) * | 2020-03-11 | 2023-09-12 | 杭州安杰思医学科技股份有限公司 | 双极电处理装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040409 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060815 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070220 |