JPH11190882A - フィルム給送装置 - Google Patents

フィルム給送装置

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JPH11190882A
JPH11190882A JP9358922A JP35892297A JPH11190882A JP H11190882 A JPH11190882 A JP H11190882A JP 9358922 A JP9358922 A JP 9358922A JP 35892297 A JP35892297 A JP 35892297A JP H11190882 A JPH11190882 A JP H11190882A
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film
numbered
perforations
perforation
hole width
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JP9358922A
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Takashi Arai
隆史 新井
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フィルム給送速度に対する磁気記録情報の書
込み周波数の修正を緻密におこなうことができるように
する。 【解決手段】 パーフォレーションを有するフィルム8
を給送する給送手段4と、前記パーフォレーションの給
送方向に沿っての穴幅を検出する検出手段10と、該検
出手段10により検出された複数の穴幅検出情報を比較
演算して前記フィルム8の給送速度を演算する演算手段
と、該演算手段により算出された給送速度に応じて磁気
記録情報の書込み周波数を可変させる磁気記録情報書込
み手段13とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フィルムへの磁気
記録情報の書込み周波数の修正をフィルムの給送速度に
基づいて行うフィルム給送装置に関するものである。
【0002】
【従来の発明】近年カメラ側の磁気ヘッドによりフィル
ムに磁気記録することのできるカメラ及びフィルム(I
X240フィルムと呼ばれる)が製品化されている。フ
ィルムのパーフォレーションの名称は、フィルムリーダ
ー部から給送し始めて奇数番目に現れるパーフォレーシ
ョンを奇数番のパーフォレーション、偶数番目に現れる
パーフォレーションを偶数番のパーフォレーションと称
す。
【0003】フィルム上のパーフォレーションの穴幅に
より給送速度計測を行い、フィルムへの磁気記録情報の
書込みを行うフィルム給送装置において、パーフォレー
ション検出素子上をパーフォレーションが通過すること
によって生じる信号レベル変化の間隔から給送時間を計
測し、フィルム給送速度を算出して磁気記録情報の書込
み周波数を可変させてフィルムへの書込み密度を一定に
保つようにする手法がある。
【0004】一方、IX240フィルムには、一般のカ
メラに用いるフィルムと、レンズ付きフィルム用のもの
とがあり、一般のカメラに用いるフィルムでは、パーフ
ォレーションの穴幅は全て2mmであり、レンズ付きフ
ィルム用のものではパーフォレーションの穴幅が全て2
mmのものと、奇数番のパーフォレーションの穴幅が3
mmで、偶数番目のパーフォレーションの穴幅が2mm
のものとが存在する。従って、カメラなどのフィルム給
送装置では、2mm幅と3mm幅のパーフォレーション
が混在するフィルムの給送を行うことはなく、フィルム
上のすべてのパーフォレーションの幅が2mmであるフ
ィルムに磁気記録情報の書込みを行うものであった。従
って、磁気記録情報を書き込むための給送では、パーフ
ォレーションの穴幅が2mmであることを基準にして、
フィルムの給送速度計測を行い、磁気記録情報の書込み
周波数を可変させてフィルムへの書込み密度を一定に保
つようにする方式が広く用いられてきた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】現像済みのフィルムを
給送してフィルムへの磁気記録情報の書込みまたは磁気
記録情報の書き換えを行うフィルム給送装置において、
使用されるフィルムの種類は、一般のカメラに用いるフ
ィルムとレンズ付きフィルム用フィルムのどちらも用い
られることになる。
【0006】従って、この種のフィルムへの磁気記録情
報の書込みまたは磁気記録情報の書き換えを行うフィル
ム給送装置においては、磁気記録情報の書込みを行うた
めの磁気記録情報の書込み周波数を可変させてフィルム
への書込み密度を一定に保つようにするために、フィル
ムのパーフォレーションの幅からフィルムの給送速度の
計測を行おうとした場合、偶数番のパーフォレーション
の穴幅はどのようなフィルムにおいても2mmである
が、奇数番のパーフォレーションの穴幅はフィルムによ
って2mmのときもあるし3mmのときもあるため、偶
数番のパーフォレーションでのみ給送速度計測を行い、
奇数番のパーフォレーションを給送速度計測に用いるこ
とがなかった。
【0007】従って、偶数番のパーフォレーションの穴
幅による速度計測結果に基づいてのみ、磁気記録情報の
書込み周波数を修正するため、給送速度の変動に対する
磁気記録情報の書込み周波数の修正の回数が少なくて、
フィルムの給送速度と磁気記録情報の書込み周波数との
間にズレが生じやすく、フィルムへの書込み密度を一定
に保つことが困難で大きなジッタが生じるという場合が
あった。
【0008】本出願に係る第1の発明の目的は、フィル
ム給送速度に対する磁気記録情報の書込み周波数の修正
を緻密におこなうことができるようにすることにある。
【0009】本出願に係る第2の発明の目的は、フィル
ムの給送速度と磁気記録情報の書込み周波数との間のズ
レをなくし、フィルムの書込み密度を一定に保つように
することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本出願に係る第1の発明
の目的を実現する構成としては、請求項1記載のよう
に、パーフォレーションを有するフィルムを給送する給
送手段と、前記パーフォレーションの給送方向に沿って
の穴幅を検出する検出手段と、該検出手段により検出さ
れた複数の穴幅検出情報を比較演算して前記フィルムの
給送速度を演算する演算手段と、該演算手段により算出
された給送速度に応じて磁気記録情報の書込み周波数を
可変させる磁気記録情報書込み手段とを備えたことを特
徴とする。また、本出願に係る第1の発明の目的を実現
する他の構成としては、請求項2に記載のように、請求
項1記載において、給送されるフィルムはパーフォレー
ションの穴幅が2mmであるか、または2mmと3mm
の併用であることを特徴とする。
【0011】上記した構成によれば、演算手段により複
数の穴幅検出情報を比較演算してフィルムの給送速度を
演算することができ、フィルム給送速度に対する磁気記
録情報の書込み周波数の修正を緻密におこなうことがで
きる。
【0012】本出願に係る第2の発明の目的を実現する
構成としては、請求項3記載のように、請求項2記載に
おいて、前記演算手段は、奇数番のパーフォレーション
の穴幅と偶数番のパーフォレーションの穴幅を比較し、
比較結果が比率1倍近傍である場合は奇数番のパーフォ
レーションならびに偶数番のパーフォレーションの穴幅
を2mmとして、奇数番のパーフォレーションならびに
偶数番のパーフォレーションを用いてフィルムの給送速
度を演算することを特徴とする。
【0013】また、本出願に係る第2の発明の目的を実
現する他の構成としては、請求項4に記載のように、請
求項2記載において、前記演算手段は、奇数番のパーフ
ォレーションの穴幅と偶数番のパーフォレーションの穴
幅を比較し、比較結果が比率1.5倍近傍である場合は
奇数番のパーフォレーションの穴幅を3mm、偶数番の
パーフォレーションの穴幅を2mmとして、奇数番のパ
ーフォレーションならびに偶数番のパーフォレーション
を用いてフィルムの給送速度を演算することを特徴とす
る。
【0014】さらに、本出願に係る第2の発明の目的を
実現する他の構成としては、請求項5に記載のように、
請求項4記載において、前記演算手段は、給送速度の演
算に奇数番のパーフォレーションの穴幅を計測すること
によることを特徴とする。
【0015】あるいは、本出願に係る第2の発明の目的
を実現する他の構成としては、請求項6に記載のよう
に、請求項4記載において、前記演算手段は、給送速度
の演算に偶数番のパーフォレーションの穴幅を計測する
ことによることを特徴とする。上記した構成によれば、
フィルムの磁気記録情報の書込みに際して、フィルム給
送時に奇数番のパーフォレーションの穴幅を識別し、奇
数番のパーフォレーションの穴幅の大きさによって給送
速度の計算式等を変えることで、偶数番のパーフォレー
ションの穴幅による給送速度計測に加えて、奇数番のパ
ーフォレーションの穴幅による給送速度計測をも可能に
するものであり、奇数番のパーフォレーションと偶数番
のパーフォレーション双方のパーフォレーションを用い
て給送速度計測を行い、フィルムの給送速度に対する磁
気記録情報書込み周波数の修正回数を倍増することで、
フィルムの給送速度変動の影響を受けないようにしてフ
ィルムへの書込み密度を一定に保つようにすることがで
き、フィルムの給送速度と磁気記録情報書込み周波数と
の差によって生じるジッタが充分抑えられた良好な磁気
記録情報の書込みが可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)図1は本実
施の形態におけるフィルム給送装置の構成を示すブロッ
ク図であり、同図において1はフィルム給送装置に接続
されたパソコンで、操作者はパソコン1によりフィルム
給送装置を操作する。
【0017】2はフィルムを給送する機構並びに磁気記
録情報書込回路及び機構を制御するところのCPU、3
はCPU2からの信号によりフィルムを給送するモータ
を駆動するフィルム給送機構駆動回路、4はギア列を内
蔵したフィルム給送機構、5はフィルムを給送するため
のモータで、軸に結合されたピニオンギア(不図示)で
フィルム給送機構4にギア連結され、フィルム給送機構
駆動回路3の駆動電流によりON/OFFしてセットさ
れたフィルムの給送を行う。
【0018】6はフィルムを巻き取るスプール(不図
示)が内蔵されたスプール室、7はフィルムカートリッ
ジ(不図示)をセットするところのカート室、8はフィ
ルム、9はフィルム8の走行をガイドするところのフィ
ルムガイド、10はフィルム8のパーフォレーションを
検出するところの検出器でLEDとフォトトランジスタ
から構成されたフォトリフレクタである。
【0019】11は検出器10のセンサーアンプ回路、
12は磁気記録情報を書込むための磁気ヘッド、13は
パソコン1から入力された書込み情報を磁気ヘッド12
でフィルム8へ書込むように磁気ヘッド12を駆動する
磁気信号書込回路である。フィルム8上のパーフォレー
ションの穴幅の計測は検出器10で行なわれそこで検出
された計測信号がセンサーアンプ回路11を通してCP
U2に送出されCPU2で演算される。
【0020】図2はフィルムの先頭部分を表わす正面図
で、図2(a)はフィルム8の奇数番のパーフォレーシ
ョンと偶数番のパーフォレーションの幅が共に2mmで
あるもの、図2(b)はフィルム8の奇数番のパーフォ
レーションの幅が3mmで、偶数番のパーフォレーショ
ンの幅が2mmであるものを表わしたものである。
【0021】14は奇数番のパーフォレーションと偶数
番のパーフォレーションの幅が共に2mmのフィルムの
奇数番のパーフォレーション、15は奇数番のパーフォ
レーションと偶数番のパーフォレーションの幅が共に2
mmのフィルムの偶数番のパーフォレーション、16,
17は第一コマと第二コマである。
【0022】一方、18は奇数番のパーフォレーション
の幅が3mmで偶数番のパーフォレーションの幅が2m
mのフィルムの奇数番のパーフォレーション、19は奇
数番のパーフォレーションの幅が3mmで偶数番のパー
フォレーションの幅が2mmのフィルムの偶数番のパー
フォレーション、20,21は第一コマと第二コマであ
る。
【0023】図3はセンサーアンプ回路11からCPU
2へ送出される信号のタイミングチャートで、図3
(a)は奇数番のパーフォレーションと偶数番のパーフ
ォレーションの幅が共に2mmのフィルムの場合のセン
サーアンプ回路11の信号、図3(b)は奇数番のパー
フォレーションの幅が3mmで偶数番のパーフォレーシ
ョンの幅が2mmのフィルムの場合のセンサーアンプ回
路11の信号である。t1は奇数番のパーフォレーショ
ン14が検出器10を通過したとき、t2は偶数番のパ
ーフォレーション15が検出器10を通過したとき、t
3は奇数番のパーフォレーション18が検出器10を通
過したとき、t4は偶数番のパーフォレーション19が
検出器10を通過したときの信号である。
【0024】次に、図4、図5に示すフローチャートを
用いて、本実施の形態の磁気記録情報の書込み周波数の
修正方法を説明する。今、撮影現像済みのフィルムカー
トリッジをカート室7にセットし、フローチャートのス
テップ31にてパソコン1のブラウザに設けられた「書
込みスタートスイッチ」(不図示)をクリックして磁気
記録情報の書込みを開始させると、ステップ32でCP
U2はモータ5をONして回転させ、フィルム8が給送
される。
【0025】フィルム8の給送が開始されるとステップ
33,34にてパーフォレーションの検出が開始され、
フィルム8の奇数番のパーフォレーション14または奇
数番のパーフォレーション18が検出器10を通過する
と、ステップ34で検出器10で検出された1つ目のパ
ーフォレーションであるか否かが判別される。
【0026】いま、検出器10で検出されたパーフォレ
ーションは1つ目のパーフォレーション、即ち奇数番の
パーフォレーション14または奇数番のパーフォレーシ
ョン18であるので、そのパーフォレーションが検出器
10を通過するのに要した時間がステップ35でCPU
2の「メモリ1」に記憶される。
【0027】更に、フィルム8が給送されて次のパーフ
ォレーションが検出器10を通過すると、ステップ33
でこのパーフォレーションは検出された2つ目のパーフ
ォレーションであるからステップ34からステップ36
へ進む。ここで2つ目のパーフォレーション、即ち偶数
番のパーフォレーション15または偶数番のパーフォレ
ーション19が検出器10を通過するのに要した時間が
CPU2の「メモリ2」に記憶される。
【0028】次に、ステップ37でフィルム8の給送を
一旦停止した後、ステップ38でフィルム8をフィルム
8のリーダー部まで巻き戻す。フィルム8がリーダー部
まで巻き戻るとステップ39にてフィルム8の巻き戻し
給送を停止した後、ステップ40へ進み再びフィルム8
の給送が開始されるとすぐにステップ41へ進んで「メ
モリ1」に記憶された時間と「メモリ2」に記憶された
時間との比較が行われる。
【0029】フィルム8の給送速度は一定速度になるよ
うに制御されているわけではないので、「メモリ1」に
記憶された測定結果、即ち奇数番のパーフォレーション
14または奇数番のパーフォレーション18が検出器1
0を通過するのに要した時間と、「メモリ2」に記憶さ
れた測定結果、即ち偶数番のパーフォレーション15ま
たは偶数番のパーフォレーション19が検出器10を通
過するのに要した時間を測定した時のフィルム8の給送
速度は異なる。その為、例えばフィルム8が奇数番のパ
ーフォレーションと偶数番のパーフォレーション双方と
も2mmのフィルムの場合においても「メモリ1」と
「メモリ2」に記憶されている測定結果は全く等しくな
るわけではないが、奇数番のパーフォレーション14と
偶数番のパーフォレーション15または奇数番のパーフ
ォレーション18と偶数番のパーフォレーション19と
は充分に近い距離で隣り合っているので、「メモリ1」
に記憶された時間を測定したときのフィルム8の給送速
度と、「メモリ2」に記憶された時間を測定したときの
フィルム8の給送速度とはほぼ同じとなり、ステップ4
2で「メモリ1」と「メモリ2」の時間の比較を行った
ときに概略1:1であるか3:2であるかの判別は可能
である。
【0030】例えば給送されたフィルム8が奇数番のパ
ーフォレーションと偶数番のパーフォレーション双方と
も2mmのフィルムの場合、「メモリ1」と「メモリ
2」の比は概略1:1であるので、ステップ43へ進み
CPU2は「奇数番のパーフォレーション」の幅=「偶
数番のパーフォレーション」の幅=2mmと定義する。
その後、ステップ44、45でパーフォレーションが検
出され、パーフォレーションが検出器10を通過したと
きの時間がステップ46で測定される。その結果を“T
n”とすると、奇数番のパーフォレーション14も偶数
番のパーフォレーション15も2mmであるのでフィル
ム8の給送速度の計算式は計算式のようになる。
【0031】 フィルムの給送速度(mm/s)=2(mm)/Tn(s)・・・計算式 ステップ47にて計算式を用いてCPU2はフィルム
8の給送速度を計算し、その計算された給送速度を基に
ステップ48でCPU2はフィルム8への書込み密度が
一定になるように磁気記録情報を書込む周波数を計算し
て、その計算結果を磁気記録情報書込回路13へ送出す
れば、磁気記録情報書込回路13は磁気記録情報の書込
み周波数を修正してフィルム8への書込み密度を一定に
保つようにする。
【0032】ステップ49でフィルム8の給送が最終コ
マまで終了されたか否かが判別され、最終コマまで進ん
でいない場合はステップ44へ戻り、次のパーフォレー
ションによる磁気記録情報の書込み周波数の修正ルーチ
ンが再び繰り返される。
【0033】ステップ49で最終コマであることが判別
された場合は、ステップ50へ進みフィルム8の給送が
停止して、フィルム8への磁気記録情報の書込み動作が
ステップ51で終了する。
【0034】一方、ステップ42で「メモリ1」と「メ
モリ2」の時間の比較を行ったときに概略3:2であっ
た場合、即ちセットされたフィルム8が奇数番のパーフ
ォレーションの幅が3mmで偶数番のパーフォレーショ
ンの幅が2mmのフィルムの場合は、ステップ61へ進
みCPU2は「奇数番のパーフォレーション」の幅=3
mm、「偶数番のパーフォレーション」の幅=2mmと
定義する。
【0035】その後、ステップ62,63でパーフォレ
ーションが検出され、パーフォレーションが検出器10
を通過したときの時間がステップ64で測定される。
【0036】次に、ステップ65で検出器10を通過し
たパーフォレーションは奇数番のパーフォレーション1
8であるか、偶数番のパーフォレーション19であるか
判別され、奇数番のパーフォレーション18であった場
合はステップ64で測定された結果を“Ts”とする
と、奇数番のパーフォレーション18は3mmであるの
でフィルム8の給送速度の計算式は計算式のようにな
る。
【0037】 フィルムの給送速度(mm/s)=3(mm)/Ts(s)・・・計算式 一方、検出器10を通過したパーフォレーションが偶数
番のパーフォレーション19であった場合はステップ6
4で測定された結果を“Tn”とすると、偶数番のパー
フォレーション19は2mmであるのでフィルム8の給
送速度の計算式は前記した計算式になる。
【0038】従って、検出器10を通過したパーフォレ
ーションが奇数番のパーフォレーション18であるか偶
数番のパーフォレーション19であるかによって、フィ
ルム8の給送速度の計算式が異なり、パーフォレーショ
ンが奇数番のパーフォレーション18の場合はステップ
66へ、パーフォレーションが偶数番のパーフォレーシ
ョン19の場合はステップ67へ進み、CPU2はフィ
ルム8の給送速度を計算した後、その計算された給送速
度を基にステップ68でCPU2はフィルムへの書込み
密度が一定になるように磁気記録情報を書込む周波数を
計算する。そして、その計算結果を磁気記録情報書込回
路13へ送出すると、磁気記録情報書込回路13は磁気
記録情報の書込み周波数を修正してフィルム8への書込
み密度を一定に保つようにする。
【0039】ステップ69でフィルム8の給送が最終コ
マまで終了されたか否かが判別され、最終コマまで進ん
でいない場合はステップ62へ戻り、次のパーフォレー
ションによる磁気記録情報の書込み周波数の修正ルーチ
ンが再び繰り返される。ステップ69で最終コマである
ことが判別された場合は、ステップ50へ進みフィルム
8の給送が停止して、フィルム8への磁気記録情報の書
込み動作がステップ51で終了する。
【0040】以上説明したように、フィルムのパーフォ
レーションの穴幅を計測し、奇数番のパーフォレーショ
ンの穴幅の大きさが2mmであるか3mmであるかを判
別して、その結果に応じて奇数番のパーフォレーション
と偶数番のパーフォレーション、それぞれのパーフォレ
ーションの穴幅に応じたフィルムの給送速度の計算式
ないしを適用するので、フィルム8上の全てのパーフ
ォレーションを用いたフィルム給送速度の計測が可能と
なり、偶数番のパーフォレーションによってのみフィル
ム給送速度を計測する従来の方法に比べて、フィルム給
送速度を計測するタイミングが2倍となり、フィルム給
送速度に対する磁気記録情報の書込み周波数の修正が緻
密に行えるようになる。
【0041】そのため、フィルムと連動して回転するエ
ンコーダ等の高価なフィルムの速度計測機構を備えるこ
となく、フィルムへの書込み密度を一定に保つようにす
ることができ、フィルムの速度と磁気記録情報書込み周
波数との差によって生じるジッタが充分抑えられた良好
な磁気記録情報の書込みが可能となるフィルム給送装置
を提供することができる。
【0042】なお、本実施の形態ではパーフォレーショ
ンの穴幅の検出手段にフォトリレフクタを用いている
が、他に同様の効果が得られるものとしてフォトインタ
ーラプタなどが考えられる。また、パーフォレーション
の穴幅の検出を光学的検知によらず、機械的に行っても
同様の効果が得られることは言うまでもない。このよう
にパーフォレーションの穴幅検出に対していずれの方式
を用いたとしても、奇数番のパーフォレーションの穴幅
の大きさが2mmであるか3mmであるかを判別して、
その結果に応じて奇数番のパーフォレーションと偶数番
のパーフォレーションそれぞれのパーフォレーションの
穴幅に応じたフィルムの給送速度の計算式ないしを
適用して、フィルム上の全てのパーフォレーションを用
いたフィルム給送速度の計測を行い、計測されたフィル
ム給送速度に応じた磁気記録情報書込み周波数の修正を
行うことによって、ジッタが充分抑えられた良好な磁気
記録情報の書込みが可能なフィルム給送装置を提供する
ことができる。
【0043】
【発明の効果】請求項1,2に係る発明によれば、演算
手段により複数の穴幅検出情報を比較演算してフィルム
の給送速度を演算することができ、フィルム給送速度に
対する磁気記録情報の書込み周波数の修正を緻密におこ
なうことができる。
【0044】請求項3,4,5,6に係る発明によれ
ば、フィルムの磁気記録情報の書込みに際して、フィル
ム給送時に奇数番のパーフォレーションの穴幅を識別
し、奇数番のパーフォレーションの穴幅の大きさによっ
て給送速度の計算式等を変えることで、偶数番のパーフ
ォレーションの穴幅による給送速度計測に加えて、奇数
番のパーフォレーションの穴幅による給送速度計測をも
可能にするものであり、奇数番のパーフォレーションと
偶数番のパーフォレーション双方のパーフォレーション
を用いて給送速度計測を行い、フィルムの給送速度に対
する磁気記録情報書込み周波数の修正回数を倍増するこ
とで、フィルムの給送速度変動の影響を受けないように
してフィルムへの書込み密度を一定に保つようにするこ
とができ、フィルムの給送速度の磁気記録情報書込み周
波数との差によって生じるジッタが充分抑えられた良好
な磁気記録情報の書込みが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本出願に係る発明の第1の実施の形態における
フィルム給送装置の構成を示すプロック図。
【図2】本出願に係る発明の第1の実施の形態における
フィルムの先頭部分を示す正面図であり、(a)は奇数
番のパーフォレーションと偶数番のパーフォレーション
の穴幅が共に2mmである場合を示し、(b)は奇数番
のパーフォレーションの穴幅が3mmで偶数番のパーフ
ォレーションの穴幅が2mmである場合を示す。
【図3】本出願に係る発明の第1の実施の形態における
センサーアンプ回路からCPUへ送出される信号のタイ
ミングチャートを示し、(a)は奇数番のパーフォレー
ションと偶数番のパーフォレーションの穴幅が共に2m
mである場合を示し(b)は奇数番のパーフォレーショ
ンの穴幅が3mmで偶数番のパーフォレーションの穴幅
が2mmである場合を示す。
【図4】本出願に係る発明の第1の実施の形態における
フィルム給送装置のフローチャート。
【図5】本出願に係る発明の第1の実施の形態における
フィルム給送装置のフローチャート。
【符号の説明】
1…パソコン 2…CPU 3…フィルム給送機構駆動回路 4…フィルム給
送機構 5…モータ 8…フィルム 10…検出器 11…センサー
アンプ回路 12…磁気ヘッド 13…磁気記録
情報書込回路 14,18…奇数番のパーフォレーション 15,19…偶数番のパーフォレーション t1,t3…奇数番のパーフォレーションの通過時間 t2,t4…偶数番のパーフォレーションの通過時間

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パーフォレーションを有するフィルムを
    給送する給送手段と、前記パーフォレーションの給送方
    向に沿っての穴幅を検出する検出手段と、該検出手段に
    より検出された複数の穴幅検出情報を比較演算して前記
    フィルムの給送速度を演算する演算手段と、該演算手段
    により算出された給送速度に応じて磁気記録情報の書込
    み周波数を可変させる磁気記録情報書込み手段とを備え
    たことを特徴とするフィルム給送装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載において、給送されるフィ
    ルムはパーフォレーションの穴幅が2mmであるか、ま
    たは2mmと3mmの併用であることを特徴とするフィ
    ルム給送装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載において、前記演算手段
    は、奇数番のパーフォレーションの穴幅と偶数番のパー
    フォレーションの穴幅を比較し、比較結果が比率1倍近
    傍である場合は奇数番のパーフォレーションならびに偶
    数番のパーフォレーションの穴幅を2mmとして、奇数
    番のパーフォレーションならびに偶数番のパーフォレー
    ションを用いてフィルムの給送速度を演算することを特
    徴とするフィルム給送装置。
  4. 【請求項4】 請求項2記載において、前記演算手段
    は、奇数番のパーフォレーションの穴幅と偶数番のパー
    フォレーションの穴幅を比較し、比較結果が比率1.5
    倍近傍である場合は奇数番のパーフォレーションの穴幅
    を3mm、偶数番のパーフォレーションの穴幅を2mm
    として、奇数番のパーフォレーションならびに偶数番の
    パーフォレーションを用いてフィルムの給送速度を演算
    することを特徴とするフィルム給送装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載において、前記演算手段
    は、給送速度の演算に奇数番のパーフォレーションの穴
    幅を計測することによることを特徴とするフィルム給送
    装置。
  6. 【請求項6】 請求項4記載において、前記演算手段
    は、給送速度の演算に偶数番のパーフォレーションの穴
    幅を計測することによることを特徴とするフィルム給送
    装置。
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