JPH11191702A - 積層型誘電体フィルタ - Google Patents
積層型誘電体フィルタInfo
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- JPH11191702A JPH11191702A JP35693897A JP35693897A JPH11191702A JP H11191702 A JPH11191702 A JP H11191702A JP 35693897 A JP35693897 A JP 35693897A JP 35693897 A JP35693897 A JP 35693897A JP H11191702 A JPH11191702 A JP H11191702A
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Abstract
した回路基板に一体的に内蔵可能で、急峻な減衰特性を
もつ積層型誘電体フィルタを提供する。 【解決手段】1/4波長ストリップライン型共振器を、
同一平面に形成された複数の共振電極13A〜13D
と、両脇の共振電極13A、13Dの上下にそれぞれ形
成され、両脇の共振電極13A、13Dおよびこれらと
隣り合う共振電極13B、13Cとビアホール導体31
〜34によりそれぞれ接続される容量形成用電極14A
〜14Dとを具備して構成するとともに、共振電極13
A〜13Dと容量形成用電極14A〜14Dとの間にそ
れぞれ入出力電極15A〜B、16A〜Bを形成してな
り、両脇の共振電極13A、13Dと共振電極13B、
13Cとが近接し、電磁結合しているものである。
Description
回路基板等に内蔵可能で、携帯通信用電話機等の高周波
回路無線部に組み込まれるフィルタやデュプレクサ等に
利用される積層型誘電体フィルタに関する。
衰を必要とする携帯電話の受信RFフィルタとして用い
られてきたのは、その急峻な減衰特性から専らSAWフ
ィルタで、積層型誘電体フィルタはほとんど用いられて
いない(急峻な減衰特性の必要ないコードレス電話は除
く)。また、同軸型誘電体フィルタはそのサイズが大き
いために、使用される機会が少なくなってきた。
部品の小型化の要求は強く、電子部品のモジュール化が
進み、帯域通過フィルタ(Band Pass Filterで、以下、
BPFという)、低域通過フィルタ(Low Pass Filter
で、以下、LPFという)等のフィルタや、インピーダ
ンスマッチング用のマッチング回路などの受動回路を、
回路基板に内蔵することが要求されている。
900MHz帯と1800MHz帯の両方を送受信可
能)に伴い、単純には受信用RFフィルタが2つ、送信
用LPFが2つ必要になり、今後、トリプル化、多シス
テム化に進むにつれ、フィルタの数は増加していく。し
かしながら、携帯電話のサイズの大型化は許されず、更
なる小型化が要求されている。
Fやマッチング回路等とともに内蔵できるよう、最大2
0程度までの比誘電率の回路基板に内蔵可能なフィルタ
が求められる。更に、2mm以下の低背化が要求される
電子部品で用いる回路基板に内蔵できるよう、フィルタ
の厚みは最大1.2mm程度に制限される(実装される
チップ品が最大0.7mmと仮定)。
性を有する同軸型誘電体フィルタが実現されている(OK
I Technical Review 150 Vol.60 P45〜P52 )。
軸型誘電体フィルタではサイズが大きくなり、上記した
ような近年の小型化、低背化には対応できないという問
題があった。また、この回路図によれば、積層型誘電体
フィルタでは実現困難な大きなインダクタンスLが必要
であった。
グ回路等を内蔵した回路基板に一体的に内蔵可能で、急
峻な減衰特性をもつ積層型誘電体フィルタを提供するこ
とを目的とする。
ィルタは、誘電体層を複数積層してなる積層体内に、複
数段の1/4波長ストリップライン型共振器を有する積
層型誘電体フィルタであって、前記1/4波長ストリッ
プライン型共振器を、同一平面に形成された複数の共振
電極と、両脇の共振電極の上下にそれぞれ形成され、両
脇の共振電極および該両脇の共振電極にそれぞれ隣り合
う共振電極とビアホール導体によりそれぞれ接続される
容量形成用電極とを具備して構成するとともに、前記ビ
アホール導体により接続された共振電極と容量形成用電
極との間にそれぞれ入出力電極を形成してなり、前記両
脇の共振電極と、該両脇の共振電極にそれぞれ隣り合う
共振電極とが近接し、電磁結合しているものである。こ
こで、両脇の共振電極と、該両脇の共振電極にそれぞれ
隣り合う共振電極との間隔が0.3mm以下であること
が望ましい。
振電極と、これらの共振電極にそれぞれ隣り合う共振電
極とが近接し、電磁結合しているため、相互インダクン
スが発生し、この相互インダクタンスと、入出力電極と
共振電極間で発生する複数の入出力容量、及び共振器か
ら構成される共振回路により、通過帯域高周波側近傍に
極が形成され、急峻な減衰特性が実現される。
極とアース電極間に発生する容量により、共振電極の長
さを短縮でき、フィルタの小型化が図られる。
回路のインダクタンスLの代わりに、図7に示す回路の
ように共振電極間の相互インダクタンスを用いたもの
で、このような構成とすることにより、積層型誘電体フ
ィルタにおいて急峻な減衰特性を実現できるのである。
極にそれぞれ隣り合う共振電極との間隔を0.3mm以
下とすることにより、これらの共振電極間の磁器結合が
強固となり、相互インダクンスが大きくなり、通過帯域
高周波側近傍に極を確実に形成でき、より急峻な減衰特
性を実現できる。
ルタ(以下、フィルタという)の模式的展開図、図2は
フィルタの外観を示すもので内部構成を省略した斜視
図、図3はフィルタの断面図である。
る。符号13A〜13Dは誘電体層5の一主面に形成さ
れた共振電極で、符号11、12はアース電極である。
符号14A、14Dは誘電体層7の一主面に形成された
容量形成用電極で、それぞれ共振電極13A、13Dの
上方に形成され、共振電極13A、13Dとビアホール
導体31、34によって接続されている。同様に、符号
14B、14Cは誘電体層2の一主面に形成された容量
形成用電極で、それぞれ共振電極13B、13Cの下方
に形成され、共振電極13B、13Cとビアホール導体
32、33によって接続されている。
電極11、12、容量形成用電極14A、14B、14
C、14D、ビアホール導体31、32、33、34
で、4段の1/4波長ストリップライン型共振器を形成
している。
共振電極13Bは近接して配置されており、電極13
A、13B間に相互インダクタンスが形成されている。
同様に、終段の共振器の共振電極13Dと隣り合う共振
電極13Cも近接して配置されており、電極13C、1
3D間に相互インダクタンスが形成されている。つま
り、両脇の共振電極13A、13Dと、これらにそれぞ
れ隣り合う共振電極13B、13Cとがそれぞれ近接し
て配置されている。
C、13Dの相互インダクタンスが小さすぎると通過帯
域近傍の高周波側に極を発生させることが困難になるた
め、共振電極13Aと13B、共振電極13Cと13D
間は0.3mm以下、さらにフィルタの特性を調整する
ことを考えると0.15mm以下が望ましい。
た容量形成用電極14Aと共振電極13Aとの間には、
第1入出力電極15Aが形成され、ビアホール導体32
により接続された容量形成用電極14Bと共振電極13
Bとの間には、第2入出力電極16Aが形成され、ビア
ホール導体33により接続された容量形成用電極14C
と共振電極13Cとの間には、第2入出力電極16Bが
形成され、ビアホール導体34により接続された容量形
成用電極14Dと共振電極13Dとの間には、第1入出
力電極15Bが形成されている。
Bが、容量形成用電極14A、14Dと対向することで
第1入出力容量を形成している。また、第2入出力電極
16A、16Bが、容量形成用電極14B、14Cと対
向することで第2入出力容量を形成している。相互イン
ダクタンス、第1入出力容量、第2入出力容量および共
振器により、減衰極発生のための共振回路が構成されて
いる。
遊容量電極17は共振電極13B、13Cと対向し、そ
れらの電極間の段間容量を形成している。
成のグリーンシート等からなる複数の誘電体層の片面に
導電性材料からなる電極を印刷法等により形成し、基本
的には各電極が誘電体層1〜9間で接触短絡しないよう
にしてこれらの誘電体層を積層し、焼結一体化すること
によって作製される。
ては、比誘電率が最大20程度のもので、aMgO・b
CaO・cTiO2 (25≦a≦35,0.3≦b≦
7,60≦c≦70,a+b+c=100重量比)に、
ホウ素含有化合物をB2 O3 換算で3〜20重量部、リ
チウム含有化合物をLi2 O3 換算で1〜10重量部添
加したものなどが良く、これにより、フィルタが内蔵さ
れる回路基坂内にLPFやマッチング回路を一体的に内
蔵させることが可能となる。
用電極14A〜14D,入出力電極15A、15B、1
6A、16B等は、銅、銀、金などの低抵抗の導体を用
いて形成することが望ましい。そして、各誘電体層1〜
9は900〜1000℃程度の低温焼成材料を用いて回
路基板との同時焼成を行うことが好ましく、低温での同
時焼成により効率的に製造できる。
ような外観形状となる。入出力電極15A、16Aと、
15B、16Bに対応する位置に、外部入出力電極2
1、22が形成され、残りの2側面に外部アース電極2
3、24が形成されている。外部アース電極23にはア
ース電極11、12が接続されるが、外部アース電極2
4には、更に共振電極13A〜13Dの一端が接続され
る。
合、図4に示す構成となる。この図4はフィルタを内蔵
した回路基板の断面図を示すものである。この場合、外
部アース電極23、24、外部入出力電極21、22の
代わりにビアや垂直電極等を用い、回路基板の任意の箇
所にフィルタを設置できる。また、図4に示すようにア
ース電極11、12は回路基板のアース電極で代用して
も良い。
し、これについて以下に説明する。共振電極13A〜1
3D及びビアホール導体31〜34により共振インダク
タ41〜44が構成され、容量形成用電極14A〜14
Dとアース電極11、12の間で、共振コンデンサ45
〜48が構成される。第1入出力電極15Aと容量形成
用電極14Aとの間で第1入出力コンデンサ51、第2
入出力電極16Aと容量形成用電極14Bとの間で第2
入出力コンデンサ53が構成される。同様に、第1入出
力電極15Bと容量形成用電極14Dとの間で第1入出
力コンデンサ52、第2入出力電極16Bと容量形成用
電極14Cとの間で第2入出力コンデンサ54が構成さ
れる。浮遊容量電極17により、段間コンデンサ55が
構成される。
の線路間で磁気結合しており、それは等価回路において
相互インダクタンスMにより表される。特に、本発明の
フィルタでは初段の共振電極13Aとその隣の共振電極
13B間の相互インダクタンスM1 と終段の共振電極1
3Dとその隣の共振電極13C間の相互インダクタンス
M3 が急峻な減衰特性を得るために不可欠である。
過帯域における整合は、主に共振インダクタ41〜44
と共振コンデンサ45〜48により調整し、相互インダ
クタンスM1 と第1入出力容量51及び第2入出力容量
53、同じく相互インダクタンスM3 と第1入出力容量
52及び第2入出力容量54の比率により通過帯域近傍
の減衰極位置を調整する。
力コンデンサ、段間コンデンサ等を用いて調整する。例
えば、通過帯域の高周波側では、第2入出力コンデンサ
53、54と共振電極13A〜13Dにより1/2波長
型共振回路が構成され、減衰極を形成することが可能で
ある。
ミュレーションにより減衰量および極の発生を求めた。
フィルタのサイズは3.5×3.5×1.2mmとし、
共振電極13A〜13Dのサイズを0.5mm×3mm
とし、共振電極13Aと共振電極13Bとの間隔d、お
よび共振電極13Cと共振電極13Dとの間隔dを、表
1に記載するように変化させた場合の+40MHzにお
ける減衰量および極の発生を求めた。
帯域でのマッチングをとり、入出力容量で極位置を調整
し、挿入損失3dBのときの高周波側の周波数を基準
に、高周波側に+40MHzずれた時の減衰量を求め、
減衰特性の急峻性を評価した。減衰量が大きいものほど
急峻な減衰特性を有するものである。
る場合、特に0.15mm以下である場合には、共振電
極間に発生する相互インダクタンスが大きくなた、極が
発生し、急峻な減衰特性を有することが判る。
レーションによる伝送特性を図6に示す。この図6よ
り、通過周波数帯域1805〜1880MHzにおい
て、挿入損失3dB以下、−40MHzにおける減衰量
9dB、+40MHzにおける減衰量14dBであっ
た。
電極に接続された容量形成用電極とアース電極間の容量
により、共振電極長の短縮を図ることができ、小型化を
達成できる。また、共振電極間を近接することで発生す
る相互インダクタンスと入出力容量及び共振器から共振
回路が構成され、通過帯域近傍の高周波側に極が発生す
る。それにより、フィルタの急峻な減衰特性が実現され
る。さらに、本発明のフィルタは1.2mm以下で、R
Fモジュール用回路基板に一体的に製造可能である。
視図である。
視図である。
る。
蔵した場合の断面図である。
ある。
レーションによる伝送特性図である。
Claims (2)
- 【請求項1】誘電体層を複数積層してなる積層体内に、
複数段の1/4波長ストリップライン型共振器を有する
積層型誘電体フィルタであって、前記1/4波長ストリ
ップライン型共振器を、同一平面に形成された複数の共
振電極と、両脇の共振電極の上下にそれぞれ形成され、
両脇の共振電極および該両脇の共振電極にそれぞれ隣り
合う共振電極とビアホール導体によりそれぞれ接続され
る容量形成用電極とを具備して構成するとともに、前記
ビアホール導体により接続された共振電極と容量形成用
電極との間にそれぞれ入出力電極を形成してなり、前記
両脇の共振電極と、該両脇の共振電極にそれぞれ隣り合
う共振電極とが近接し、電磁結合していることを特徴と
する積層型誘電体フィルタ。 - 【請求項2】両脇の共振電極と、該両脇の共振電極にそ
れぞれ隣り合う共振電極との間隔が0.3mm以下であ
ることを特徴とする請求項1記載の積層型誘電体フィル
タ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35693897A JP3522098B2 (ja) | 1997-12-25 | 1997-12-25 | 積層型誘電体フィルタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35693897A JP3522098B2 (ja) | 1997-12-25 | 1997-12-25 | 積層型誘電体フィルタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11191702A true JPH11191702A (ja) | 1999-07-13 |
| JP3522098B2 JP3522098B2 (ja) | 2004-04-26 |
Family
ID=18451536
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35693897A Expired - Fee Related JP3522098B2 (ja) | 1997-12-25 | 1997-12-25 | 積層型誘電体フィルタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3522098B2 (ja) |
Cited By (7)
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-
1997
- 1997-12-25 JP JP35693897A patent/JP3522098B2/ja not_active Expired - Fee Related
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|---|---|
| JP3522098B2 (ja) | 2004-04-26 |
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