JPH11193444A - 高温強度と耐酸化性に優れた低合金耐熱鋼及びその製造方法 - Google Patents

高温強度と耐酸化性に優れた低合金耐熱鋼及びその製造方法

Info

Publication number
JPH11193444A
JPH11193444A JP36498A JP36498A JPH11193444A JP H11193444 A JPH11193444 A JP H11193444A JP 36498 A JP36498 A JP 36498A JP 36498 A JP36498 A JP 36498A JP H11193444 A JPH11193444 A JP H11193444A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steel
temperature
oxidation resistance
strength
less
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP36498A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Toyama
晃 遠山
Yusuke Minami
雄介 南
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NKK Corp, Nippon Kokan Ltd filed Critical NKK Corp
Priority to JP36498A priority Critical patent/JPH11193444A/ja
Publication of JPH11193444A publication Critical patent/JPH11193444A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Heat Treatment Of Steel (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】Crを5%含有し耐酸化性を保持しながら同時
に蒸気条件の高温・高圧化に対応可能な高温強度に優れ
た低合金耐熱鋼及びその製造方法を提供する。 【解決手段】重量%で、C:0.05〜0.2%と、S
i:0.05〜0.4%と、Mn:0.1〜1%と、C
r:4.5〜5.5%と、Mo:0.1〜1%と、W:
0.1〜1%と、V:0.2〜0.5%と、Ti:0.
02〜0.12%と、B:0.001〜0.006%
と、Nb:0.01%以下(0%を含む)とを含有し、
残部Fe及び不可避的不純物からなり、且つ(Mo%+
W%):0.2〜1.5%であることを特徴とする、高
温強度と耐酸化性に優れた低合金耐熱鋼。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特にボイラ用鋼
管、化学プラント配管用鋼管などに使用される高温強度
と耐酸化性に優れた低合金耐熱鋼及びその製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】ボイラ用鋼として、使用温度、圧力に応
じて炭素鋼からオーステナイトステンレス鋼まで使用さ
れているが、近年蒸気条件の高温、高圧化が計画されて
おり、従来材よりも高強度の材料が要求されている。現
在の蒸気圧力246kgf/cm2 を350kgf/c
2 まで高圧にする場合、同じ管肉厚で設計するために
は約1.3倍の強度が必要となる。すなわち、現用の
2.25Cr−1Mo鋼の600℃の許容応力2.8k
gf/mm2 の1.3倍の許容応力3.6kgf/mm
2 を有する必要がある。低合金鋼のクリープ破断強度
は、高温長時間側で急激に低下する傾向があるため、こ
の許容応力を満たすためには、600℃,1万時間のク
リープ破断強度として、12kgf/mm2 以上が要求
される。この低合金鋼における高温長時間側でのクリー
プ破断強度の低下の一因に、酸化による減肉がある。6
00℃以下の温度においては、現在2.25Cr−1M
o鋼が主に使用されているが、今後の蒸気温度及び圧力
の高温高圧化を考えた場合、現用の2.25Cr−1M
o鋼の管肉厚を厚くして対処することは、プラントの大
幅な重量増加を招き、大幅な設計変更を余儀なくされ、
コストも増加する。
【0003】一方、より高強度で耐酸化性も有する材料
として、STBA28(9Cr−1Mo−Nb−V)鋼
が火力技術基準に規格化されているが、この材料は、C
rを多量添加することから高価になり、経済性に難があ
る。また、耐酸化性を持たせるために適正量Crを増量
したSTBA25(5Cr−0.5Mo)鋼は、耐酸化
性は有するが、クリープ破断強度は、2.25Cr−1
Mo鋼よりも劣っている。そこで、上記のような従来鋼
の欠点を改善するための高強度の5%Cr系耐熱鋼とし
て、クリープ破断強度に有効な、V,Nb等の添加(特
開平3−20440号公報,特開平6−49601号公
報)、Wの添加(特開平4−165043号公報,特開
平6−88167号公報)、それらの複合添加(特開平
7−286248号公報,特開平8−134584号公
報)を特徴とする技術が各々開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たV,Nb,W等の添加を特徴の一つとした高強度の5
%Cr系耐熱鋼においても、前記の蒸気条件の高温・高
圧化に対応可能なクリープ破断強度(600℃,1万時
間のクリープ破断強度≧12kgf/mm2 )を十分に
満足していない。本発明の目的は、上記の問題点を解決
するために、Crを5%含有し耐酸化性を保持しながら
同時に蒸気条件の高温・高圧化に対応可能な高温強度に
優れた低合金耐熱鋼及びその製造方法を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決し目的を
達成するために、本発明は以下に示す手段を用いてい
る。 (1)本発明の鋼は、重量%で、C:0.05〜0.2
%と、Si:0.05〜0.4%と、Mn:0.1〜1
%と、Cr:4.5〜5.5%と、Mo:0.1〜1%
と、W:0.1〜1%と、V:0.2〜0.5%と、T
i:0.02〜0.12%と、B:0.001〜0.0
06%と、Nb:0.01%以下(0%を含む)とを含
有し、残部Fe及び不可避的不純物からなり、且つ(M
o%+W%):0.2〜1.5%であることを特徴とす
る、高温強度と耐酸化性に優れた低合金耐熱鋼である。
【0006】(2)本発明の製造方法は、上記(1)に
記載の組成を有する鋼を所定の温度で加熱し、熱間仕上
加工した後、1000〜1150℃で焼準し、700℃
以上Ac1 点以下で焼き戻すことを特徴とする、高温強
度と耐酸化性に優れた低合金耐熱鋼の製造方法である。
【0007】(3)本発明の製造方法は、上記(1)に
記載の組成を有する鋼を1000℃以上で加熱し、10
00〜800℃で30%以上の加工を加えた後200℃
以下まで冷却し、700℃以上Ac1 点以下で焼き戻す
ことを特徴とする、高温強度と耐酸化性に優れた低合金
耐熱鋼の製造方法である。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明者らは、上記の課題を解決
すべく、従来鋼(2.25Cr−1Mo)に比べて耐酸
化性を向上させることを目的にCrを重量%で5%程度
含有させると同時に、クリープ破断強度に有効な固溶強
化元素Mo,Wとともに、析出強化元素Ti,V,Nb
を添加して、所望のクリープ破断強度を有し、蒸気条件
の高温高圧化に対応し得る鋼について研究した。
【0009】その結果、5%Cr鋼では、Nbは、T
i,Vと複合添加すると、著しく鋼の靭性を低下させる
ため、Ti,Vとは複合添加しない方がよいという知見
と、さらにBは、Ti,Vの析出強化作用を補助する役
割があり、クリープ破断強度の改善に寄与するので、積
極的に複合添加しなければならないという知見を得た。
【0010】これらの知見に基づき、本発明者らは、T
i,V,Bと複合添加させる場合のNbの添加量を一定
値以下に制限するようにして、Crを多量に添加するこ
となく耐酸化性を有する適正量の添加で、蒸気条件の高
温・高圧化に対応できる本発明の鋼及びその製造方法を
見出し、本発明を完成した。
【0011】すなわち、本発明は、鋼組成及び製造条件
を下記範囲に限定することにより、ボイラ鋼管として必
要な溶接性及び加工性を保持しつつ、蒸気条件の高温・
高圧化に対応できる高温強度と耐酸化性に優れた鋼を得
ることができる。
【0012】以下に本発明の成分添加理由、成分範囲限
定理由、及び製造条件の限定理由について説明する。 (1)成分組成範囲 C:0.05〜0.2% CはTi,VとMC型炭化物、CrとM236 型炭化
物、また、Mo,Wとも炭化物を形成し、引張・クリー
プ破断強度を向上させる元素である。その添加量が、
0.05%未満では炭化物の析出量が少なく十分な強度
が得られない。0.2%を超えると靭性が低下するとと
もに、溶接による高温割れが生じるため、0.05〜
0.2%の範囲である。 Si:0.05〜0.4% Siは脱酸剤として添加されるが、0.05%未満の添
加では脱酸が十分でなく靭性を低下させる。耐酸化性の
観点からは有効な元素であるが、0.4%を超えると炭
化物の凝集・粗大化を促進しクリープ破断強度を低下さ
せ、焼戻し後の靭性も低下させることから、0.05〜
0.4%の範囲である。 Mn:0.1〜1% Mnは脱酸、脱硫剤として添加されるが、0.1%未満
では十分な脱酸、脱硫効果が得られないこと、1%を超
えるとSiと同様に靭性を低下させるため、0.1〜1
%の範囲である。
【0013】Cr:4.5〜5.5% Crは耐酸化性に有効であり、M236 型炭化物を形成
し、高温強度を向上させる元素であるが、4.5%未満
では耐酸化性が十分でないこと、5.5%を超えるとM
C炭化物の生成量を減少させクリープ破断強度を低下さ
せるため、その範囲は4.5〜5.5%である。 Mo:0.1〜1%,W:0.1〜1%,Mo%+W
%:0.2〜1.5% Mo,Wは固溶強化元素、炭化物形成元素として高温強
度に有効であるが、高価な元素であるため過剰な添加は
経済性を損なう。また、凝固時に偏析しやすい元素であ
り、材質の不均一さを生じ靭性等を低下させるため、そ
の添加量はそれぞれ0.1〜1%であり、かつその合計
含有量は0.2〜1.5%に限定される。 V:0.2
〜0.5% VはVCを形成して、高温強度特に高温側のクリープ破
断強度の向上に有効な元素である。0.2%未満では、
VCとしての析出量が少ないため目標とするクリープ破
断強度が得られない。0.5%を超えると1000℃以
上の高温加熱を実施しても未固溶の粗大なVCとして残
存し、クリープ破断強度低下の原因になる。また、靭性
も低下させるため、その範囲は0.2〜0.5%であ
る。 Ti:0.02〜0.12% TiはVと同様にMC炭化物形成元素であり、TiCと
して析出しクリープ破断強度を向上させる。0.02%
未満ではその効果が現れず、0.12%を超えると高温
加熱時にVと同様に未固溶のTiCとして残存し、クリ
ープ破断強度を低下させるため、その範囲は0.02〜
0.12%である。 B:0.001〜0.006% Bはクリープ破断強度の改善に有効な元素であるが、
0.001%未満では、その効果が認められず、0.0
06%を超えると熱間加工性を低下させ、キズ等の発生
原因になるため、その添加量は0.001〜0.006
%である。 Nb:0.01%以下(0%を含む) Nbはクリープ破断強度の改善に有効な元素であるが、
Ti,Vと複合添加した場合、その上限が0.01%を
超えると著しく靭性を低下させるため、その範囲は0.
01%以下(0%を含む)である。上記の成分組成範囲
に調整することにより、蒸気条件の高温・高圧化に対応
可能な高温強度と耐酸化性に優れた性能を得ることが可
能である。
【0014】このような特性の鋼は、以下の製造方法に
より製造することができる。 (2)製造工程 (2−1)態様1の製造条件 (製造方法)上記(1)の成分組成範囲に調整した鋼を
転炉にて溶製した後、連続鋳造により鋼スラブにし、所
定の温度で加熱して、熱間加工(粗圧延・仕上圧延)を
行う。次に、熱間仕上圧延された鋼を、1000〜11
50℃の温度範囲で焼準して、700℃以上Ac1 点以
下で焼き戻す。
【0015】a.焼準温度:1000〜1150℃ 1150℃を超えて焼準した場合、結晶粒が粗大化する
ため靭性が低下する。このため焼準温度の上限は115
0℃である。また、1000℃未満では、炭化物析出元
素が十分に固溶せず、強度、靭性バランスが劣化するた
め、下限は1000℃である。
【0016】b.焼戻し温度:700℃以上Ac1 点以
下 焼戻し処理は、鋼の靭性改善と溶接、応力除去処理等に
よる軟化を防止するために必須である。しかし、その温
度が、Ac1 点を超えると、オーステナイト相へのCの
再固溶が生じ強度が低下するため、上限はAc1 点であ
る。また、700℃未満では、強度が高くなり、靭性を
劣化させるため、下限は700℃である。
【0017】(2−2)態様2の製造条件 (製造方法)上記(1)の成分組成範囲に調整した鋼を
転炉で溶製した後、連続鋳造により鋼スラブにし、10
00℃以上で加熱して、十分炭化物析出元素を固溶さ
せ、1000〜800℃で30%以上の加工を加えた後
200℃以下まで冷却し、700℃以上Ac1 点以下で
焼き戻す。 a.加熱温度:1000℃以上 加熱温度を1000℃未満にすると、炭化物析出元素が
十分に固溶せず、クリープ破断強度が劣化するため、下
限は1000℃である。 b.熱間加工率:30%以上 加熱温度を1000℃以上にしても圧延時の加工量が3
0%未満の場合、結晶粒の細粒化が十分になされず、靭
性が劣化するため、加工量の下限は30%である。 c.冷却温度:200℃以下 加工後の冷却を200℃より高い温度で停止すると、ベ
イナイト変態が未完了になり強度が低下するため、冷却
温度の上限は200℃である。 d.焼戻し温度:700℃以上Ac1 点以下 態様1の製造条件と同様。
【0018】なお、鋼の溶製方法等は特に限定されず、
高炉や電炉で溶製したものであってもまた、連続鋳造に
よらず分塊圧延により作成した鋼スラブであっても本発
明の効果を得ることができる。以下に、本発明の実施例
を挙げ、本発明の効果を立証する。
【0019】
【実施例】表1に示す化学組成の鋼(No.1〜No.
8:本発明鋼、No.9〜No.16:比較鋼)を、真
空溶解し10kgの鋼塊としたのち1000〜1200
℃に加熱し、熱間圧延で仕上げ板厚12mmの鋼板を製
造した。熱間での加工率は85%である。
【0020】比較鋼No.9は、規格化されており現用
のSTBA24(2.25Cr−1Mo)鋼である。ま
た比較鋼No.10も規格化されており、耐酸化性は有
するが高温強度が不足しているSTBA25(5Cr−
0.5Mo)鋼である。比較鋼No.11は本発明の成
分を有する鋼にNbを過剰に添加した鋼、比較鋼No.
12,13,14は、Mo,Wを過剰に添加した鋼、比
較鋼No.15はVを、比較鋼No.16はTiをそれ
ぞれ過剰に添加した鋼である。熱処理は、比較鋼No.
9,10は、通常の930℃のオーステナイト化後徐冷
し690℃で保持する恒温焼鈍を行い、比較鋼No.
9,10以外は、1050℃×1時間空冷した後780
℃×1時間の焼戻し処理を施した。各供試鋼の熱処理材
から、試験片を採取し常温の引張試験、クリープ破断試
験、シャルピー衝撃試験および水蒸気酸化試験を実施し
た。クリープ破断試験は、600℃および650℃で実
施し、600℃,1万時間の破断強度を求めた。また、
水蒸気酸化試験は、600℃×1000時間で実施し、
生成した酸化スケールの全厚さを測定した。これらの結
果を表2に示す。
【0021】比較鋼No.9の現用2.25Cr−1M
o鋼は、クリープ破断強度が12kgf/mm2 未満で
ある。また、水蒸気酸化スケール生成量も多く、耐酸化
性も劣る。比較鋼No.10の規格5Cr−0.5Mo
鋼は、耐酸化性は良好ながらも、クリープ破断強度は、
2.25Cr−1Mo鋼(比較鋼No.9)よりもさら
に低い。一方、比較鋼No.11〜14は、クリープ破
断強度は12kgf/mm2 以上であるが、衝撃特性が
いずれも10kgf・m以下になり、靭性が劣る。特に
Nb過剰添加の比較鋼No.11は、1kgf・m程度
の著しく低い吸収エネルギーしか示さない。
【0022】比較鋼No.15,16は、衝撃特性は比
較的良好であるが、クリープ破断強度の低下が顕著であ
り、いずれも12kgf/mm2 未満になる。これに対
して、本発明鋼No.1〜8はいずれも良好な12kg
f/mm2 以上のクリープ破断強度、衝撃特性および耐
酸化性を有している。
【0023】表3に、本発明鋼No.2を用いて、熱処
理条件を変化させた場合の結果を示す(3A〜3C:本
発明鋼、3D〜3F:比較鋼)。素材の加熱、圧延条件
は1150℃加熱で85%加工し、970℃の圧延仕上
がり温度である。焼準温度が高い場合、クリープ破断強
度は向上するが、本発明の範囲外の1150℃超えで焼
準した比較鋼2Dの場合、結晶粒が粗大化するため、衝
撃特性が低下する。また、また本発明の範囲外の100
0℃未満の比較鋼2E,2Fの場合は、クリープ破断強
度が明らかに低下し、12kgf/mm2 未満となる。
これに対して本発明の熱処理条件を満たす本発明鋼2
A,2B,2Cはいずれも良好な12kgf/mm2
上のクリープ破断強度及び衝撃特性を有している。
【0024】焼準温度と600℃,1万時間クリープ破
断強度の関係を図1に示す。1000℃以上の焼準温度
(本発明の範囲内)でクリープ破断強度が12kgf/
mm2 以上に向上することがわかる。
【0025】表4に、本発明鋼No.2を用いて、加熱
温度、圧延仕上がり温度、加工率を変化させた場合の結
果を示す(2A,2B,2C:本発明鋼、2D,2E:
比較鋼)。加熱温度が低い比較鋼2Eは、クリープ破断
強度が12kgf/mm2 未満になる。加熱温度を10
00℃以上にしても、圧延時の加工量が少ない場合、比
較鋼2Dに示すようにクリープ破断強度は高いが衝撃特
性が低下する。
【0026】これに対して、本発明の熱間圧延条件(加
熱温度、加工率)を満たす本発明鋼2A,2B,2Cは
いずれも良好な12kgf/mm2 以上のクリープ破断
強度及び衝撃特性を有している。
【0027】
【表1】
【0028】
【表2】
【0029】
【表3】
【0030】
【表4】
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、鋼組成及び製造条件を
特定することにより、Crを大量に添加しないで、耐酸
化性を有する適性量の添加で蒸気条件の高温・高圧化に
対応可能な高温強度と耐酸化性に優れた耐熱鋼を製造す
ることができる。この鋼は、高温強度と耐酸化性に優れ
るとともに、靭性、溶接性、加工性にも優れていること
から、ボイラ用鋼管として、蒸気条件を高温高圧にした
火力発電設備の実現を可能にする。また、石油精製プラ
ント用配管としても、その優れた高温強度により、設計
肉厚の許容範囲が広がることから、プラント全体の低コ
スト化に寄与し得るものであるなど、産業上の利用価値
は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る焼準温度と、600℃,
1万時間クリープ破断強度の関係を示す図。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 重量%で、C:0.05〜0.2%と、
    Si:0.05〜0.4%と、Mn:0.1〜1%と、
    Cr:4.5〜5.5%と、Mo:0.1〜1%と、
    W:0.1〜1%と、V:0.2〜0.5%と、Ti:
    0.02〜0.12%と、B:0.001〜0.006
    %と、Nb:0.01%以下(0%を含む)とを含有
    し、残部Fe及び不可避的不純物からなり、且つ(Mo
    %+W%):0.2〜1.5%であることを特徴とす
    る、高温強度と耐酸化性に優れた低合金耐熱鋼。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の組成を有する鋼を所定
    の温度で加熱し、熱間仕上加工した後、1000〜11
    50℃で焼準し、700℃以上Ac1 点以下で焼き戻す
    ことを特徴とする、高温強度と耐酸化性に優れた低合金
    耐熱鋼の製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の組成を有する鋼を10
    00℃以上で加熱し、1000〜800℃で30%以上
    の加工を加えた後200℃以下まで冷却し、700℃以
    上Ac1 点以下で焼き戻すことを特徴とする、高温強度
    と耐酸化性に優れた低合金耐熱鋼の製造方法。
JP36498A 1998-01-05 1998-01-05 高温強度と耐酸化性に優れた低合金耐熱鋼及びその製造方法 Pending JPH11193444A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36498A JPH11193444A (ja) 1998-01-05 1998-01-05 高温強度と耐酸化性に優れた低合金耐熱鋼及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36498A JPH11193444A (ja) 1998-01-05 1998-01-05 高温強度と耐酸化性に優れた低合金耐熱鋼及びその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11193444A true JPH11193444A (ja) 1999-07-21

Family

ID=11471750

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP36498A Pending JPH11193444A (ja) 1998-01-05 1998-01-05 高温強度と耐酸化性に優れた低合金耐熱鋼及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11193444A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100330453B1 (ko) * 1999-10-28 2002-04-01 윤영석 압력용기용 크롬-몰리브데늄-바나듐강

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100330453B1 (ko) * 1999-10-28 2002-04-01 윤영석 압력용기용 크롬-몰리브데늄-바나듐강

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2022022047A1 (zh) 一种低温环境下使用的低屈强比粒状贝氏体高强钢板及其制造方法
KR20240099374A (ko) 내후성이 우수한 고강도 스틸 및 이의 제조방법
CN107208212B (zh) 厚壁高韧性高强度钢板及其制造方法
CN101691640B (zh) 一种高强度低合金耐磨钢板及其制造方法
CN116200662B (zh) 一种回火型低屈强比高性能桥梁耐候钢及其制造方法
JP5659758B2 (ja) 優れた生産性と溶接性を兼ね備えた、PWHT後の落重特性に優れたTMCP−Temper型高強度厚鋼板の製造方法
CN101965414A (zh) 低温韧性优异的高强度钢板和钢管以及它们的制造方法
JP2567150B2 (ja) 低温用高強度低降伏比ラインパイプ材の製造法
JP5630322B2 (ja) 靭性に優れる高張力鋼板とその製造方法
JP5630321B2 (ja) 靭性に優れる高張力鋼板とその製造方法
JP2579094B2 (ja) 耐硫化物応力割れ性に優れた油井用鋼管の製造法
CN111519093A (zh) 一种耐低温高强度马氏体不锈钢锻件材料
CN116145051A (zh) 一种高耐蚀经济型油井管钢及其制备方法
JPH029647B2 (ja)
JP3319222B2 (ja) 溶接継手のクリープ特性に優れた高クロムフェライト鋼の製造方法
JPH062904B2 (ja) 高強度低合金鋼極厚鋼材の製造方法
CN113604746B (zh) 一种耐高温热轧h型钢及其生产方法
JP3705391B2 (ja) 熱延板の低温靱性に優れたNb含有フェライト系ステンレス鋼
JP3301284B2 (ja) 高Crフェライト系耐熱鋼
JPH11193444A (ja) 高温強度と耐酸化性に優れた低合金耐熱鋼及びその製造方法
JPH0832945B2 (ja) 耐火強度の優れた建築構造用鋼材およびその製造方法
JPH101737A (ja) 高温強度と靭性に優れた低合金耐熱鋼及びその製造方法
CN120738562B (zh) 一种极限规格x100管线钢及其生产方法
CN111778450A (zh) 一种800MPa工程机械用中锰中厚钢及其制造方法
JPH079027B2 (ja) 高温用低合金鋼の成形加工方法