JPH1119380A - 洗濯機 - Google Patents

洗濯機

Info

Publication number
JPH1119380A
JPH1119380A JP9179976A JP17997697A JPH1119380A JP H1119380 A JPH1119380 A JP H1119380A JP 9179976 A JP9179976 A JP 9179976A JP 17997697 A JP17997697 A JP 17997697A JP H1119380 A JPH1119380 A JP H1119380A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
rotation speed
predetermined
value
washing machine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9179976A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3428863B2 (ja
Inventor
Takatomo Matsumi
孝友 松實
Toshiaki Hosono
俊昭 細野
Naohiko Aoki
尚彦 青木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP17997697A priority Critical patent/JP3428863B2/ja
Publication of JPH1119380A publication Critical patent/JPH1119380A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3428863B2 publication Critical patent/JP3428863B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B40/00Technologies aiming at improving the efficiency of home appliances, e.g. induction cooking or efficient technologies for refrigerators, freezers or dish washers

Landscapes

  • Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)
  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 脱水槽内の洗濯物の量の多少にかかわらず、
脱水槽を回転させるモータを確実にかつ静かに起動し、
その回転数を速やかに目標回転数まで上昇させて安定さ
せることが可能な洗濯機を提供する。 【解決手段】 ブートストラップ方式の電源回路を備え
たインバータ回路によってモータを駆動する。停止して
いるモータに所定の時間通電しても回転しないときは、
所定の時間の範囲内でモータが回転を開始するまでモー
タに通電し、それでも回転しないときは、起動失敗と判
断して再起動を試みる。起動後にモータの回転数が所定
回転数以下に低下したときには、モータロックが発生し
たと判断して、モータ停止後再起動を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は洗濯機に関し、より
詳しくは、脱水槽を回転させるモータの回転数を調節し
て脱水槽の回転数を調節する洗濯機に関する。
【0002】
【従来の技術】脱水槽を回転させるモータの単位時間当
たりの回転数の制御に関して、従来より様々な方法が提
案されている。起動時の制御については、例えば、特開
平3−182294号公報に、出力周波数を調節してモ
ータの回転数を徐々に上昇させて所定の回転数に到達さ
せる技術が示されており、特開平5−115661号公
報には、目標とする回転数に対応する通電率に達した時
点で、通電率を一定に保持して回転数を検出し、その後
目標回転数に近づくように通電率を所定の上昇率、下降
率で変化させる技術が示されている。
【0003】また、特開平4−108496号公報で
は、モータの回転数が急激に低下する現象、いわゆるモ
ータロックの検出とその対処方法が提案されている。こ
の方法は、目標回転数に対応する駆動電圧を与え始めた
後、モータの回転数を検出して目標回転数に応じた基準
回転数と比較することを所定の単位時間ごとに行い、検
出した回転数が所定の回数連続して基準回転数以下とな
ったときにモータロックが生じたと判断するものであ
る。ロックが生じたと判断したときは、モータを停止さ
せるとともに、警報音を発して使用者に知らせるように
している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、特開平3−
182294号公報の方法ではモータの回転数を目標回
転数まで上昇させるのに長時間を要し、特開平5−11
5661号公報の方法では、洗濯物の量が多ければ目標
回転数到達までに長時間を要し、洗濯物の量が少なけれ
ばモータの回転数が一旦目標回転数を大きく超えるいわ
ゆるオーバーシュートを生じるという問題がある。ま
た、脱水槽内の洗濯物のアンバランスによるモータの起
動失敗やロックに対応した制御を行うことは開示されて
いない。
【0005】特開平4−108496号公報の技術は、
モータがある程度回転してから後にロックの有無を判定
するものであるから、起動直後にロックが生じたときは
対応することができない。しかも、モータロックが生じ
たときはモータを停止させて使用者の処置を待つから、
脱水を自動的に完結することはできない。
【0006】近年では、洗濯機の大容量化と構造のコン
パクト化が図られ、1台の洗濯機で1kg程度の少量洗
濯物から9kg程度の多量洗濯物までを脱水することが
可能になっている。このような洗濯機では、脱水槽の回
転前や回転中に槽内の洗濯物にアンバランスが生じる頻
度が高くなり、アンバランスの程度も大きくなる。
【0007】当然、脱水槽を回転させるモータに加わる
負荷には、洗濯物の量の差により従来以上に大きな差が
生じ、また、洗濯物のアンバランスの有無による負荷の
差も大きくなっている。このため、従来の起動方法の不
都合が一層顕著になってきた。また、回転中に生じるア
ンバランスにより負荷が激変してモータロックを生じる
可能性も高くなっており、従来のロック検出と対処方法
では、能率よく脱水を行うことは困難である。
【0008】モータの回転はクラッチやギヤを介して脱
水槽に伝達されるのが一般的であり、このような伝達機
構を有する洗濯機では、モータ起動時にギヤが噛み合う
音が生じ易い。特に、大容量の洗濯機では、必然的にモ
ータの駆動力が大きくなってこのギヤ音も大きくなる恐
れがあるから、その発生を抑制する配慮も必要である。
【0009】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、脱水槽内の洗濯物の量の多少にかかわらず、
脱水槽を回転させるモータを確実にかつ静かに起動し、
その回転数を速やかに目標回転数まで上昇させて安定さ
せることが可能な洗濯機を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、脱水槽と脱水槽を回転させるモータを
有し、モータの回転数を調節して脱水槽の回転数を調節
する洗濯機において、モータに供給する回転駆動力の大
きさを表す制御値を出力する制御手段と、制御手段が出
力する制御値に応じた大きさの回転駆動力をモータに供
給する駆動手段と、モータが回転して所定の位置になっ
た時に検出信号を制御手段に与える検出手段とを備える
構成とし、制御手段は、モータが停止しているときに、
第1の期間に制御値を所定の初期値から始めて所定の時
間間隔で第1の所定値ずつ増大させ、第1の期間に検出
信号を与えられないときは、第1の期間に続く第2の期
間に制御値を第2の所定値ずつ増大させる起動処理を行
うものとする。
【0011】この洗濯機では、制御手段が出力する制御
値に応じた回転駆動力が駆動手段よりモータに供給され
る。モータの回転数は、何も負荷がないときは制御値に
応じた回転数となり、負荷が大きいときは、制御値に応
じた回転数とはならず、制御値が変化しても遅れて変化
する。モータの位置すなわちステータに対するロータの
回転位置は検出手段によって検出され、モータが所定位
置に来るごとに、検出信号が制御手段に与えられる。制
御手段は、与えられた検出信号の数によってモータが回
転した角度を知ることができ、与えられた検出信号の時
間間隔からモータの回転数を知ることができる。
【0012】検出手段はどのような方法でモータの位置
を検出するものであってもよいが、例えば、モータの磁
気極性の変化に基づいてモータの位置を検出する検出手
段を用いれば、1つの検出手段で1回転以下の回転を検
出することも可能である。また、検出手段を複数備えれ
ば、より小さな回転角度を検出することもできる。
【0013】制御手段は停止しているモータを起動する
ために、制御値をまず初期値とし、所定の時間間隔で第
1の所定値ずつ増大させる。モータにはまず初期値に対
応した回転駆動力が供給され、その駆動力は制御値の増
大に応じて段階的に増強される。モータは、大きな負荷
が加わっていなければ、駆動力が増強される間に回転を
開始する。モータが回転して所定位置に来ると検出信号
が制御手段に与えられるが、制御手段は検出信号の有無
にかかわらず制御値を増大させることを第1の期間継続
する。
【0014】制御値の初期値と時間間隔および第1の所
定値で定まる第1の期間の制御値の増大率は、大きな駆
動力が急激にモータに供給されないように、小さく設定
しておく。こうすることでモータはゆっくりと回転を始
め、モータの回転をギヤを介して脱水槽に伝える構成と
するときでも、ギヤは静かに噛み合う。
【0015】第1の期間中に制御手段が検出信号を与え
られないのは、モータが回転しなかった場合か、あるい
は期間の終了間際に回転を始めた場合である。どちらの
場合も、制御手段は続く第2の期間に制御値を第2の所
定値ずつ増大させる。これにより、モータに供給される
駆動力が段階的にさらに増強されていく。したがって、
モータが回転していなかった場合でも回転を始める可能
性は高くなり、既に回転していた場合には回転数が少し
ずつ上昇していく。いずれの場合もモータの回転数は急
激には変化しない。
【0016】制御手段は、第1の期間中に検出信号を与
えられたときは第1の期間終了後に、また第2の期間中
に検出信号を与えられたときはその信号の直後に、モー
タが起動したことに対応する次の段階の処理を行うこと
ができる。
【0017】上記洗濯機に制御手段が起動処理を行った
回数を計る計数手段を備え、制御手段は、第1の期間も
しくは第2の期間に検出信号を与えられるまでまたは計
数手段の計数値が所定値に達するまで、起動処理を繰り
返して行うようにするとよい。第1の期間と第2の期間
のいずれにも検出信号を与えられないのは、モータの負
荷が大きく、モータが回転を始めなかった場合か、第2
の期間の終了間際にモータが回転を始めた場合である。
このような場合に起動処理を再度行う。
【0018】脱水開始前には脱水槽内の洗濯物に多量の
水が付着しており、この水はモータが回転せずしたがっ
て脱水槽が回転しないときでも、重力によって洗濯物か
ら分離していく。したがって、時間の経過とともにモー
タに加わる負荷は減少し、また負荷のアンバランスも軽
減されていく。よって、最初の起動処理でモータが回転
しなかった場合でも、起動処理を再度行うことによりモ
ータが回転し始める可能性は高い。また、負荷の大きさ
やアンバランスに変化がないときでも、モータの回転方
向を逆にすることによりモータが回転し始めることもあ
るから、起動処理を再び行う際に回転方向を逆にすれ
ば、起動に成功する可能性は一層高くなる。
【0019】ただし、アンバランスが大きすぎる場合
等、そのままではモータを起動することが不可能となる
ことも皆無とはいえないから、起動処理を所定回数行っ
てみてもモータが回転しないときは、起動処理を止め
る。このために、起動処理を行った回数を数える計数手
段を備える。
【0020】2回目以降の起動処理では、制御値を1回
目と異なる初期値から始めて増大させるようにしてもよ
い。2回目以降の起動処理ではより大きな回転駆動力が
モータに供給されることになり、モータの起動が成功し
易くなる。制御値の初期値を、最初の起動処理では少量
の洗濯物に対応する小さな値とし、起動処理を行うごと
に増大させるように設定しておけば、洗濯物の量にかか
わらず確実にモータを起動することが可能であり、しか
も、洗濯物が少量であっても多量であっても、ゆっくり
とモータを回転させ始めることができる。
【0021】制御手段は、検出信号に基づいてモータの
回転角度および回転数を算出し、第1の期間に検出信号
を与えられたときは第1の期間の終了時から、第2の期
間に検出信号を最初に与えられたときはその時点から、
モータの回転角度が所定の角度に達するまで、モータの
目標回転数に対応する検出信号の周期の時間間隔で制御
値を増大させるものとする。
【0022】第1の期間または第2の期間に検出信号が
与えられたということは、停止していたモータが回転を
開始したということであり、このとき制御手段は、モー
タの回転を加速するために制御値を所定の時間間隔で増
大させる。この加速は、制御手段に最初の検出信号が与
えられた時または第1の期間の終了時のいずれか遅い時
から、モータの回転角度が所定の角度に達するまで行
う。モータの回転角度が所定角度に達したか否かは検出
信号の数から判断する。
【0023】最終的にはモータを所定の回転数で等速回
転させるのであるが、この目標回転数に応じて、制御値
を増大させる時間間隔を設定する。検出信号の周期はモ
ータの回転数に反比例するから、目標回転数が高いほど
制御値を増大させる時間間隔は短くなる。したがって、
モータの回転は、目標回転数が高いほど速やかに加速さ
れることになる。
【0024】制御手段は、検出信号を最初に与えられた
後モータの回転角度が上記所定の角度に達するまでにモ
ータの回転数が所定の第1の回転数以下に低下したとき
は、起動処理を行い、計数手段の計数値を更新させる。
これは、モータが回転を始めてもその直後に負荷のアン
バランスが生じて、モータがロックし停止することがあ
るからである。モータの回転数の低下の判断基準とする
第1の回転数は小さな値に設定しておく。
【0025】制御手段は、モータの回転角度が上記所定
の角度に達した後モータの回転数が目標回転数に達する
までは、所定の時間間隔で制御値を増大させる。モータ
がある程度の回転数に達すると、多量の水が洗濯物から
脱水され始めて、モータに加わる負荷は急激に減少して
いく。このような状態で過度に加速すると、モータに過
電流が流れたり高調波電流が規格を超えたりする恐れが
あるが、制御値を増大させる時間間隔を一定にすること
により、過度の加速を防止することができる。
【0026】モータの回転角度が前記所定の角度に達し
た後、モータの回転数が所定の第2の回転数以下に低下
したときは、制御手段は起動処理を行い、計数手段の計
数値を更新させる。回転開始直後のみならず暫時経過後
も負荷にアンバランスが生じて、モータがロックするこ
とがあるからである。モータの回転数の低下の判断基準
とする第2の回転数は、前記第1の回転数よりも大きな
値に設定する。なお、起動処理を行った回数を表す計数
値は、モータが回転しなかった場合、回転開始直後に第
1の回転数以下となった場合、およびその後に第2の回
転数以下になった場合に更新され、それらの総回数が所
定値に達した後は、再起動は試みられないことになる。
【0027】モータの回転数が目標回転数に達した時点
で、制御手段が制御値を所定値まで減少させるものとす
るとよい。目標回転数に達するまでモータを加速したこ
とにより、モータの回転数は目標回転数を超えて、オー
バーシュートが生じる。しかし、モータの回転数が目標
回転数に達した時点で制御値を所定値まで減少させるこ
とで、モータに供給される回転駆動力は目標回転数を維
持するに足る駆動力以下となり、目標回転数を超えたモ
ータの回転数は速やかに低下する。したがって、僅かな
オーバーシュートに止めることができる。
【0028】制御手段は、制御値を上記所定値まで減少
させた後、モータの回転数が目標回転数を下回るまでは
制御値を変更せず、モータの回転数が目標回転数を下回
った後は、モータの回転数が目標回転数になるように、
所定の時間間隔で制御値を変更するものとする。制御値
を所定値まで減少させたことにより、モータの回転数は
低下するが、制御値の変更は回転数が目標回転数を下回
った時点で始めて行う。ここでの最初の変更は制御値の
増大であるが、その後は、モータの回転数が目標回転数
よりも高いか低いかに応じて、それぞれ制御値を減少ま
たは増大させる。この制御値の変更は、回転数を略一定
とするに足る時間間隔で行えばよい。
【0029】モータが回転を開始した後に目標回転数を
変更するときは、モータの回転数が一旦元の目標回転数
に達した後に、モータの回転数が新たな目標回転数にな
るように、所定の時間間隔で制御値を変更するようにす
るとよい。モータの目標回転数を段階的に変更すること
でオーバーシュートをより小さくすることができる上、
回転数がある程度安定した後に目標回転数を変更するの
で、新たな目標回転すに変更する時にオーバーシュート
が生じ難い。
【0030】前記目的を達成するために、本発明ではま
た、脱水槽と脱水槽を回転させるモータを有し、モータ
の回転数を調節して脱水槽の回転数を調節する洗濯機に
おいて、停止しているモータを起動して目標回転数で回
転させるときに、所定の回数の範囲内で、モータが起動
しなかったときまたは前記目標回転数に達するまでに停
止したときは、再起動を試み、モータの回転数が所定回
転数を超えた後この所定回転数以下に低下したときは、
モータを停止させて再起動を試みるようにする。
【0031】モータが回転しなかった場合や回転開始後
モータロックが生じた場合でも、少時経過する間に脱水
槽内の洗濯物の水が重力により抜けるから、再起動によ
り正常にモータが回転する可能性は高い。負荷が大きす
ぎるときまたは槽内の洗濯物のアンバランスが大きすぎ
るときは、時間が経過してもモータは正常に回転せず、
このようなときは、無意味に再起動を試みることを避け
るために、所定の回数で打ち切る。
【0032】本発明では、さらに、脱水槽と脱水槽を回
転させるモータを有し、モータの回転数を調節して脱水
槽の回転数を調節する洗濯機において、停止しているモ
ータを起動して目標回転数で回転させるときに、モータ
の回転数が目標回転数に達するまでは、モータに供給す
る回転駆動力を次第に増加させ、モータの回転数が目標
回転数に達した時点で、モータに供給する回転駆動力を
所定の駆動力に減少させ、モータの回転数が目標回転数
以下になった後は、モータの回転数が目標回転数に近づ
くように、モータに供給する回転駆動力を調節し続ける
ようにする。
【0033】回転駆動力を次第に増加させることで、モ
ータは加速して速やかに目標回転数に到達するが、目標
回転数到達時に供給されている駆動力がその回転数の維
持に過不足のない駆動力であっても、脱水槽の回転およ
びモータ自体の回転の慣性によりオーバーシュートが発
生する。このオーバーシュートを軽微に抑えるために、
回転駆動力を目標回転数到達時に所定の駆動力に減少さ
せる。所定の駆動力は目標回転数の維持には不足であ
り、当然、モータの回転数は目標回転数以下になる。こ
の時点で駆動力の調節を開始して、目標回転数の維持を
図る。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用した洗濯機の
一実施形態について図面を参照して説明する。図1に、
本実施形態の洗濯機1の内部の概略構成を示す。洗濯機
1は、一槽式の全自動洗濯機であり、本体11の内部に
洗濯槽を兼ねた脱水槽12および水槽13を備えてい
る。水槽13はサスペンション14によって本体11に
弾性吊持されており、脱水槽12は水槽13の内側に回
転可能に設置されている。また脱水槽12の底部にはパ
ルセータ15が設けられている。本体11は洗濯物を出
し入れするための蓋11aを有する。
【0035】洗濯機1は、水槽13に給水するための給
水管16、給水を制御するための給水弁17、水槽13
から排水するための排水管18、排水を制御するための
排水弁19、および水槽13の水を循環させるための循
環ポンプ20を備えている。通常、給水管16は水道に
接続されるが、給水管16を不図示の風呂ポンプに接続
して、風呂水を水槽13に注入することも可能である。
また、循環ポンプ20を動作させることにより空気を水
槽13の水に混入させて、洗剤の溶解を促進することや
洗いの効果を高めることもできる。
【0036】水槽13の下部にはモータ21と、回転軸
22aを有する伝達機構22が固定されている。モータ
21の回転は、その回転軸21aに設けられたプーリー
21bと回転軸22aに設けられたプーリー22bの間
に掛けられたベルト23を介して、伝達機構22に伝え
られる。伝達機構22は減速ギヤおよびクラッチを内蔵
しており、モータ21の回転を減速して、脱水槽12お
よびパルセータ15に伝達する。
【0037】洗い工程やすすぎ工程においては、モータ
21の回転を伝達されたパルセータ15が回転して、水
槽13内に回転水流を生じさせる。脱水工程において
は、モータ21の回転を伝達された脱水槽12がパルセ
ータ15と同速度で回転し、これにより生じる遠心力で
脱水槽12内の洗濯物から水が除去される。なお、脱水
槽12には、分離した水を排出するための小孔が多数設
けられている。
【0038】クラッチにより回転軸22aに連結された
状態にあるとき、脱水槽12やパルセータ15は、モー
タ21の回転に同期して回転し、モータ21が停止して
いるときは停止する。また、回転中の脱水槽12やパル
セータ15に加わる負荷は、モータ21の負荷となる。
【0039】本体11の上部には、操作部24、表示部
25、ブザー26、および蓋11aの開閉を検知する蓋
センサー27が備えられており、水槽13の側方には水
槽13内の水位を検出する水位センサー28が備えられ
ている。また、操作部24の下部には、洗濯機1の動作
全体を制御するための、マイクロコンピュータより成る
主制御部31が設けられ、モータ21の近傍には、モー
タ21に回転駆動力を供給するための駆動部32、およ
びこの駆動部32を介してモータ21の回転を制御する
ための、マイクロコンピュータより成る副制御部33が
設けられている。
【0040】洗濯機1の動作制御に関する構成の概略を
図2に示す。主制御部31は、洗い、すすぎ、脱水等の
各工程の動作の内容や、工程の実行順序すなわち処理コ
ースを記したプログラムを記憶しており、このプログラ
ムに従って、給水弁17や排水弁19の開閉、循環ポン
プ20の運転、および伝達機構22におけるモータ21
の回転の伝達先の切り換えを制御し、また、副制御部3
3を介してモータ21の回転を制御する。
【0041】主制御部31は、蓋センサー27の出力に
基づいて蓋11aの開閉状態を判断し、蓋11aが開い
ているときには脱水槽12を高速で回転させる脱水工程
を開始しない。また、脱水工程の途中で蓋11aが開け
られたときは、モータ21を停止させて脱水槽12の回
転を直ちに停止させる。
【0042】処理コースには、洗い、中間脱水、すす
ぎ、脱水の各工程をこの順序で行う全自動コースのほか
に、途中の工程までで処理を中止したり、途中の工程か
ら処理を開始したりするいくつかのコースがある。使用
者は、操作部24を操作することにより、所望のコース
を選択することができる。また、任意の1工程のみを行
う指示を与えることも可能である。
【0043】全自動コースでは洗い工程に先だって洗濯
物の量の検出を行う。これは水位やモータ21の回転数
の適正値を算出するための処理であり、主制御部31
は、洗濯物が洗濯槽12に入れられている状態で、水槽
13に給水する前にパルセータを少時回転させ、この時
モータ21にかかる負荷から洗濯物の量を判断する。主
制御部31は、後続の洗い工程やすすぎ工程では、こう
して検出した洗濯物の量に応じて、水位センサー28の
出力を監視しつつ給水量を制御する。また、モータ21
を回転させるときには、検出した洗濯物の量に基づいて
目標回転数を定める。
【0044】使用者は、操作部24を操作することによ
り、所望の水位を指定することや、洗い、すすぎおよび
脱水の強さや時間を指定することも可能である。これら
の手動操作による指定は、全自動コース以外のコースを
選択したときに有用である。洗い等の強さを指定された
とき、主制御部31は、その指定に基づいてモータ21
の目標回転数を設定する。
【0045】表示部25は、使用者の操作を援助するた
めの情報、進行中の工程、全工程終了までの残り時間等
を表示するためのものである。主制御部31は、脱水工
程開始時に蓋11aが開いている場合や、何らかの異常
が生じた場合には、その旨を表示部25に表示するとと
もに、ブザー26より警報音を発する。
【0046】本実施形態の洗濯機1では、モータ21と
して3相4極DCブラシレスモータを使用し、6個のス
イッチング素子を3相全波ブリッジ構成にしたインバー
タ回路41からモータ21に駆動電力を供給するように
している。駆動部32は、このインバータ回路41と、
副制御部33から与えられる駆動信号に基づいてインバ
ータ回路41のスイッチング素子を駆動する駆動回路4
5より成る。モータ21の回転を制御するための構成を
図3に示す。
【0047】インバータ回路41は、6個のスイッチン
グ素子42a〜42fおよび6個のダイオード43a〜
43fで構成され、モータ21の巻線21a〜21cに
接続されている。インバータ回路41には、ダイオード
ブリッジ37とコンデンサ38で商用電源39の交流1
00Vを整流平滑した直流電力が与えられる。駆動回路
45は、スイッチング素子42a〜42fの駆動用IC
46a〜46f、ブートストラップ回路のダイオード4
7a〜47cおよびコンデンサ48a〜48c、ならび
に電源回路49で構成される。スイッチング素子42a
〜42fは、駆動用IC46a〜46fから与えられる
制御電圧が低レベルの時に動作する。33aは副制御部
33の電源である。
【0048】モータ21には、ロータの位置を検出する
ために等間隔で配置された3個のホールセンサー50a
〜50cと、ホールセンサー50a〜50cの出力を波
形成形するためのモータ位置検出回路51が備えられて
いる。モータ位置検出回路51より出力されるモータ位
置検出信号は副制御部33に与えられて、モータ21を
駆動するための駆動信号の切り換えのタイミングに利用
され、また、モータ21の加速や減速の制御の参考にさ
れる。
【0049】モータ21の正回転時および逆回転時のモ
ータ位置検出信号および駆動信号をそれぞれ図4および
図5に示す。これらの図において、Ha〜Hcはそれぞ
れホールセンサー50a〜50cの波形成形後のモータ
位置検出信号であり、La+、La−はそれぞれ副制御
部33からスイッチング素子42aの駆動用IC46a
およびスイッチング素子42dの駆動用IC46dに与
えられる駆動信号である。同様に、Lb+、Lb−、L
c+およびLc−は、それぞれ駆動用IC46b、46
e、46cおよび46fに与えられる駆動信号である。
【0050】ホールセンサー50a〜50cの出力はロ
ータの磁気極性に応じてレベルが変化し、モータ21が
4極であることから、ロータが1回転する間に高レベル
および低レベルの期間がそれぞれ2回出現する。また、
ホールセンサー50a〜50cは30゜の間隔で配置さ
れており、それぞれの出力には60゜の位相差がある。
結局、副制御部33に与えられるモータ位置検出信号に
は、ロータが1回転する間にレベル変化が12回現れる
ことになる。
【0051】副制御部33は、モータ位置検出信号のレ
ベルが変化するタイミングで、駆動信号のレベルを変化
させる。ここで、駆動信号の高レベルの区間は、15k
Hzのクロック信号でチョッピングされているPWM波
形であり、そのデューティによってモータ21の巻線に
印加される実効電圧が定まる。モータ21を駆動させる
べき回転数は0〜511の512段階の制御値で表さ
れ、副制御部33は、ここの制御値に応じたデューティ
で駆動用IC46a〜46fを動作させて、制御値に応
じた実効電圧をインバータ回路41からモータ21に供
給させる。
【0052】図2に示したように、主制御部31はモー
タ21の回転を制御するために制御信号S1を、そのタ
イミングを表す2.5kHz程度のクロック信号CLと
ともに、副制御部33に送信する。一方、副制御部33
は、制御信号S1に対する応答やモータ21の回転状況
に関する情報を表す信号S2を主制御部31に送信す
る。副制御部33はクロック信号CLの立ち上がりのタ
イミングで制御信号S1を読み込む。ところが、このク
ロック信号CLとチョッピング用の15kHzのクロッ
ク信号とは互いに独立したものであるから、インバータ
回路41を駆動することにより生じるノイズが読み取り
のタイミングと重なることがある。
【0053】その場合、副制御部33は制御信号S1を
正しく読み取ることができなくなり、応答信号を送信し
ない。制御信号S1に対する応答信号がないとき、主制
御部31はクロック信号CLの立ち上がりにノイズが重
なったと判断して、クロック信号CLを遅延させる。こ
れにより、副制御部33は制御信号S1を読み込むこと
が可能になる。
【0054】なお、主制御部31は脱水工程を行ってい
る間に蓋11aが開かれたときは、クロック信号CLを
低レベルに保つ。副制御部33は、クロック信号CLの
レベルを常時監視しており、数十mS(ミリ秒)程度の
所定の時間継続してクロック信号CLが低レベルのとき
は、駆動用IC46a〜46fに駆動信号を与えること
を停止する。これにより、脱水中に蓋11aが開かれた
ときは、直ちにモータ21を停止させることができる。
【0055】モータ21の回転数制御について説明す
る。本実施形態の洗濯機1では、主制御部31が制御信
号S1として副制御部33に前述の512段階の制御値
を与え、副制御部33が与えられた制御値に応じたデュ
ーティで駆動回路45を駆動させて、モータ21に供給
する回転駆動力を調節するようにしている。また、副制
御部33はモータ位置検出回路51の3つの出力信号を
監視し、いずれかの信号にレベル変化があるごとにモー
タ位置検出信号S2を主制御部31に与え、主制御部3
1はこれに基づいて制御値を変化させる。したがって、
モータ21の回転数調節は主として主制御部31が行う
ことになる。
【0056】以下、脱水工程におけるモータ21の回転
数制御について詳述する。この制御は中間脱水と最終脱
水の双方に用いられるものである。主制御部31は、停
止しているモータ21を起動するとき、制御値をまず所
定の初期値とし、続いて所定の微少な第1の期間、制御
値を所定の時間間隔で所定値ずつ増大させる。例えば、
初期値を100とし、50mSの間、制御値を1mSご
とに1ずつ増大させる。この間、モータ21に供給され
る回転駆動力は、例えば最大駆動力の約20%程度か
ら、僅かずつ段階的に上昇することになり、モータ21
は、伝達機構22のギヤが噛み合って大きな負荷が加わ
っている場合を除き、回転を開始する。この初期の回転
はきわめてゆっくりであり、噛み合っていなかったギヤ
は静かに噛み合うことになる。
【0057】モータ21がある程度回転すると、モータ
位置検出信号が主制御部31に与えられる。最初のモー
タ位置検出信号が与えられるまでの時間はモータ21が
停止していた位置によって異なるが、本実施形態の洗濯
機1ではモータ21が1/12回転するごとにモータ位
置が検出されるから、遅くとも30゜回転した時点で最
初の検出信号が与えられる。主制御部31は、最初のモ
ータ位置検出信号によりモータ21が回転し始めたこと
を知るが、第1の期間が終了するまでは、制御値を所定
の時間間隔で所定値ずつ増大させることを継続する。
【0058】負荷が大きくモータ21が回転しなかった
場合、あるいは第1の期間の終了直前にモータ21が回
転し始めた場合は、第1の期間内にモータ位置検出信号
は与えられない。そのとき制御部31は、第1の期間に
続く第2の期間も制御値を所定の時間間隔で所定値ずつ
増大させる。第2の期間は、例えば80mSであるが、
後述するように制限を設ける。第2の期間における所定
の時間間隔と所定値は、第1の期間の時間間隔や制御値
と同じであっても異なっていてもよいが、ここでは、時
間間隔を同じにし所定値を大きく設定して、制御値の増
大率を第1の期間よりも大きくするようにしている。
【0059】第2の期間、モータ21に供給される回転
駆動力は第1の期間の終了時よりも大きくなり、しかも
さらに増強されていくから、第1の期間に回転していな
かった場合でも、モータ21が回転し始める可能性は高
くなる。第2の期間に最初のモータ位置検出信号が与え
られると、主制御部31は、制御値を所定の時間間隔で
所定値ずつ増大させることをその時点で止めて、次の制
御に移る。
【0060】第2の期間内にモータ位置検出信号を与え
られなかったときは、主制御部31は、モータ21の起
動に失敗したと判断して再起動を試みる。再起動は第1
の期間の処理から始めるが、再起動に際しては制御値の
初期値を大きくして、モータ21に供給する回転駆動力
をより大きくする。これにより、起動しなかったモータ
21が起動する可能性は高くなる。
【0061】第1の期間と第2の期間の合計時間Tは、
次のように定める。インバータ回路41の片側のアーム
の3つのスイッチング素子42a〜42cを駆動するI
C46a〜46cは、ダイオード47a〜47cおよび
コンデンサ48a〜48cから成るブートストラップ方
式の電源回路より電力を供給される。コンデンサ48a
〜48cは駆動用IC46a〜46cを動作させるとき
に放電していくが、スイッチング素子42a〜42cを
駆動するに足るだけの充電量がなくなった後にまでモー
タ21の起動を試みることは無益である。また一般に、
コンデンサは年が経つにつれ劣化し、容量が減少してい
く。
【0062】そこで、スイッチング素子42a〜42c
を駆動するに足るだけの充電量をコンデンサ48a〜4
8cが保持し得る最悪の条件である駆動用IC46a〜
46cをデューティ100%で動作させたときの放電時
間に、コンデンサ容量の経年劣化を考慮した安全率を乗
じた時間を合計時間Tとする。例えば、スイッチング素
子42a〜42cの駆動可能電圧が11.5V、コンデ
ンサ48a〜48cの製造時の容量が47μF、デュー
ティ100%で動作させたときに電圧が11.5Vまで
低下する時間が270mS、経年劣化により容量が10
年間に1/2に低下するとした場合、第1の期間と第2
の期間の合計時間Tは135mSである。
【0063】主制御部31は、第1の期間に1以上のモ
ータ位置検出信号を与えられたときは第1の期間終了時
から、第2の期間に最初のモータ位置検出信号を与えら
れたときはその時点から、モータ21の回転角度が所定
の角度Kに達するまで、目標回転数に対応するモータ位
置検出信号の周期で制御値を増大させていく。この第3
の期間中にモータ21の回転数が第1の所定の回転数よ
りも低くなったときは、モータロックが生じたと判断し
て、モータ21を停止して再起動を行う。所定の角度K
は、モータ21の極数をPとするとき、K=360゜×
2/Pとする。モータ21は4極であるから、ここでは
K=180゜、すなわちモータ半回転となる。
【0064】モータ21が所定の角度Kまで回転した
後、モータ21の回転数が目標回転数に達するまでの第
4の期間、主制御部31は所定の時間間隔、例えば60
mSで、制御値を所定値ずつ増大させる。この第4の期
間においては、モータ21の回転数が第2の所定の回転
数よりも低くなったときに、モータロックが生じたと判
断して、モータ21を停止して再起動を行う。第2の所
定の回転数は第1の所定の回転数よりも大きく設定され
ている。
【0065】このように、主制御部31は、停止してい
るモータ21を起動してその回転数を目標回転数まで上
昇させるまでを4つの期間に分割し、制御値の変化のさ
せ方をそれぞれの期間で違えている。なお、第1の期間
内にモータ位置検出信号が与えられたときは、第2の期
間はなくなる。
【0066】モータ21の回転数が目標回転数に達した
時点以降の第5の期間、主制御部31は、モータ21の
回転数が目標回転数に一致するように制御信号を変化さ
せる。モータ21は目標回転数到達時まで加速され続け
ているため、脱水槽12の慣性も加わり、その回転数は
目標回転数を超える。このオーバーシュートを僅かなも
のとするために、主制御部31は、目標回転数到達時
に、制御値を所定の固定値まで減少させる。これによ
り、モータ21に供給される回転駆動力は目標回転数を
維持するに足る駆動力以下になって、モータ21の回転
数は速やかに低下する。
【0067】主制御部31は、制御値を所定の固定値ま
で減少させた後、モータ21の回転数が低下して目標回
転数になるまでは制御値を変化させず一定に保つ。その
後は、モータ位置検出信号を与えられるごとに、回転数
が目標回転数よりも低いか高いかに応じて、制御値を所
定値ずつ増大または減少させる。この第5の期間におい
ても、モータ21の回転数が第2の所定の回転数よりも
低くなったときは、モータロックが生じたと判断して、
モータ21を停止して再起動を行う。
【0068】モータ21を起動した後に目標回転数を変
更することも可能である。その場合、主制御部31は、
回転数が元の目標回転数に達した後に、新たな目標回転
数に近づくように制御値を所定値ずつ変化させる。目標
回転数を段階的に上昇させるようにすれば、オーバーシ
ュートの発生は効率よく抑制される。
【0069】起動に失敗したときあるいは起動後にモー
タロックが発生したときには、上述のように再起動を行
うが、負荷が過大で起動が不可能な場合に無制限に再起
動を試みることは無意味なので、再起動を試みる回数に
は上限を設定しておく。再起動の回数を数えるためのカ
ウンターは、主制御部31のプログラムに設けられてい
る。主制御部31は、所定回数、例えば5回再起動を試
みてもモータ21を起動することができないときには、
表示部25にその旨を表示させるとともに、ブザー26
を鳴らして使用者に報知する。再起動を行った後に目標
回転数を変更する場合も、カウンターはリセットしな
い。
【0070】モータ21の回転数制御の具体的な処理の
流れを、図6〜図13のフローチャートに例示する。図
6〜図12は、モータ21を起動して目標回転数で回転
させるまでの処理を示すものである。
【0071】図6において、制御部31は、まず、モー
タ21が目標回転数で回転した場合のモータ位置検出信
号の周期時間TMを算出し(ステップ#2)、再起動を
行った回数を計るカウンターEをクリアする(#4)。
次いで、制御値Sに初期値S1をセットして(#6)、
モータの駆動を開始する(#8)。そして、モータ位置
検出信号を計数するカウンターPをクリアし(#1
0)、モータ位置検出信号の時間間隔を計るためのタイ
マーA、制御値を更新する時間間隔を計るためのタイマ
ーB、第1の期間の長さを計るためのタイマーCをスタ
ートする(#12、#14、#16)。タイマーCは第
1の期間終了後、第2の期間の長さを計る等の他の目的
に使用する。
【0072】続いて、モータ位置検出信号の有無を判定
し(#18)、検出信号があれば#54に進む。モータ
位置検出信号がないときは、タイマーBが1mSになっ
たか否かを判定し(#20)、なっていなければ#18
に戻る。タイマーBが1mSに達していれば、制御値S
に第1の所定値G1を加算し(#22)、タイマーBを
リセットして再スタートする(#24、#26)。次い
で、タイマーCが第1の期間を表す所定値T1になって
いるか否かを判定し(#28)、なっていなければ#1
8に戻る。
【0073】タイマーCが所定値T1に達しているとき
は、第2の期間の処理を行う。まず、モータ位置検出信
号の有無を判定し(図7、#30)、検出信号があれば
#54に進む。モータ位置検出信号がないときは、タイ
マーBが1mSになっているか否かを判定し(#3
2)、なっていなければ#30に戻る。タイマーBが1
mSに達していれば、制御値Sに第2の所定値G2を加
算し(#34)、タイマーBをリセットして再スタート
する(#36、#38)。次いで、タイマーCが第2の
期間を表す所定値T2になっているか否かを判定し(#
40)、なっていなければ#30に戻る。
【0074】タイマーCが所定値T2に達しているとき
は、第2の期間が終了するまでモータが回転を始めなか
ったか終了直前に回転を始めたと判断し、再起動の準備
のために、モータを停止して(#42)、制御値Sに第
2の初期値S2をセットする(#44)。そして、カウ
ンターEに1を加算して(#46)、その値が再起動を
試みる回数の上限を表す所定値E1に達したか否かを判
定する(#48)。カウンターEの値が所定値E1に達
していれば、異常が生じたことを報知し(#50)、達
していなければ、モータの駆動を再び開始して(#5
2)、#10に戻る。
【0075】#18または#30の判定でモータ位置検
出信号があったときは、第3の期間の処理を行う。ま
ず、カウンターPの値に1を加算し(図8、#54)、
回転数を算出するためには検出信号が2以上必要である
から、カウンターPが2以上であるか否かを判定して
(#56)、2以上であればタイマーAの時間から回転
数Nを算出する(#58、#60)。次いで、タイマー
Aをリセットして再スタートする(#62、#64)。
【0076】そして、算出した回転数Nが目標回転数以
上であるか否かを判定し(#66)、回転数Nが目標回
転数に達しているときは、第5の期間の処理を行うため
に#130に進む。回転数Nが目標回転数に達していな
いときは、タイマーCの値が所定値T1以上であるか否
か、すなわち、第1の期間が終了したか否かを判定し
(#68)、終了していなければ#18に戻って第1の
期間の処理を再開する。タイマーCの値が所定値T1以
上になっているときは、カウンターPの値が6以上であ
るか否か、すなわち、モータが所定の角度Kまで回転し
たか否かを判定し(#70)、回転しているときは#9
6に進む。
【0077】モータが所定の角度Kまで回転していない
ときは、回転数が第1の所定の回転数R1よりも低いか
否かを判定し(#72)、所定の回転数R1以上であれ
ば#86に進む。ここで、R1は起動直後のモータロッ
クを検出するための小さな値である。モータの回転数が
所定値R1よりも低いときは、モータを停止し(#7
4)、カウンターEに1を加算して(#76)、制御値
Sに第1の初期値S1をセットする(#78)。そし
て、カウンターEの値が所定値E1に達しているか否か
を判定して(#80)、達していれば異常を報知し(#
82)、達していなければモータの駆動を再び開始して
(#84)、#10に戻る。
【0078】#72の判定でモータの回転数が所定値R
1以上のときは、タイマーBが目標回転数に対応する検
出信号の周期時間TMになっているか否かを判定し(図
9、#86)、なっていなければ#94に進む。タイマ
ーBが周期時間TMに達していれば、制御値Sに第3の
所定値G3を加算し(#88)、タイマーBをリセット
して再スタートする(#90、#92)。そして、モー
タ位置検出信号の有無を判定し(#94)、検出信号が
あれば#54に戻り、なければ#86に戻る。
【0079】#70の判定でモータが所定の角度Kまで
回転していたときは、第4の期間の処理を行う。まず、
タイマーCをリセットして再スタートし(図10、#9
6、#98)、モータ位置検出信号の有無を判定する
(#100)。モータ位置検出信号があれば、タイマー
Aの値から回転数Nを算出し(#102、#104)、
タイマーAをリセットして再スタートする(#106、
#108)。そして、回転数Nが目標回転数以上である
か否かを判定し(#110)、目標回転数に達している
ときは、#130に進む。
【0080】回転数Nが目標回転数に達していないと
き、および#100の判定でモータ位置検出信号がなか
ったときは、回転数が第2の所定の回転数R2よりも低
いか否かを判定する(#112)。回転数が所定の回転
数R2以上であれば、タイマーCが所定値T3以上であ
るか否かを判定する(#114)。この所定値T3は、
第4の期間における制御値Sの変更の時間間隔を表すも
のである。タイマーCが所定値T3未満のときは#10
0に戻り、所定値T3以上のときは、制御値Sに第4の
所定値G4を加算して(#116)、#96に戻る。
【0081】#112の判定でモータの回転数が所定の
回転数R2よりも低いときは、モータを停止し(#11
8)、カウンターEに1を加算して(#120)、制御
値Sに第1の初期値S1をセットする(#122)。そ
して、カウンターEの値が所定値E1に達しているか否
かを判定して(#124)、達していれば異常を報知し
(#126)、達していなければモータの駆動を再び開
始して(#128)、#10に戻る。
【0082】#66または#110の判定でモータの回
転数が目標回転数に達していたときは、第5の期間の処
理を行う。まず、オーバーシュートを軽減するために制
御値Sを、目標回転数を維持することができない所定値
S3とする(図11、#130)。次いで、回転数Nと
目標回転数を比較し(#132)、回転数が目標回転数
以下であれば#158に進む。回転数が目標回転数を超
えているときは、モータ位置検出信号を与えられるのを
待つ(#134)。そして、タイマーAの値から回転数
Nを算出して(#136、#138)、タイマーAをリ
セットして再スタートする(#140、#142)。
【0083】次いで、回転数Nが第2の所定の回転数R
2よりも低いか否かを判定し(#144)、回転数が所
定の回転数R2以上であれば、#132に戻る。回転数
が所定の回転数R2よりも低いときは、モータを停止し
(#146)、カウンターEに1を加算して(#14
8)、制御値Sに第1の初期値S1をセットする(#1
50)。そして、カウンターEの値が所定値E1に達し
ているか否かを判定して(#152)、達していれば異
常を報知し(#154)、達していなければモータの駆
動を再び開始して(#156)、#10に戻る。
【0084】#130で制御値を所定値S3とすること
で、モータに供給される回転駆動力が減少し、モータの
回転数は低下し始めるが、目標回転数を超えている間
は、#132の判定結果が真となって#134から#1
44までの処理が繰り返されることになる。したがっ
て、#132から#144までの処理は、モータの回転
数が目標回転数まで低下するのを待つための処理に相当
する。この間にモータロックが発生した場合は、#14
6以降の処理が行われる。
【0085】#132の判定でモータの回転数が目標回
転数以下になったときは、タイマーCをリセットして再
スタートする(図12、#158、160)。そして、
モータ位置検出信号の有無を判定し(#162)、検出
信号がなければ#172に進む。モータ位置検出信号が
あれば、タイマーAに基づいて回転数Nを算出し(#1
64、166)、タイマーAをリセットして再スタート
する(#168、#170)。
【0086】次いで、回転数Nが第2の所定の回転数R
2よりも低いか否かを判定し(#172)、回転数が所
定の回転数R2以上であれば、#186に進む。回転数
が所定の回転数R2よりも低いときは、モータを停止し
(#174)、カウンターEに1を加算して(#17
6)、制御値Sに第1の初期値S1をセットする(#1
78)。そして、カウンターEの値が所定値E1に達し
ているか否かを判定して(#180)、達していれば異
常を報知し(#182)、達していなければモータの駆
動を再び開始して(#184)、#10に戻る。
【0087】#172の判定で回転数が所定の回転数R
2以上のときは、タイマーCが制御値変更の所定の時間
間隔T3に達したか否かを判定し(#186)、達して
いなければ#162に戻る。タイマーCが時間間隔T3
に達しているときは、回転数が目標回転数を超えている
か否かを判定し(#188)、超えていれば制御値Sか
ら所定値Wを減算して(#190、#192)、#15
8に戻る。超えていなければ、回転数が目標回転数未満
であるか否かを判定し(#194)、目標回転数未満で
あれば制御値Sに所定値Wを加算して(#196、#1
92)、#158に戻る。#194の判定で回転数が目
標回転数未満でないときは、回転数は目標回転数に一致
しており、そのときは制御値を変更することなく#15
8に戻る。
【0088】上記処理では、回転駆動力の供給を開始し
て所定時間T(=T1+T2)以内にモータが回転し始
めなかったときには、再起動を試みるとともに(#40
〜#52)、その再起動に際しては制御値の初期値を大
きく設定するから、負荷が大きい場合でも起動に成功す
る可能性は高いものとなる。また、起動後目標回転数に
到達する前にモータの回転数が所定値R1や所定値R2
を下まわった場合や、目標回転数到達後に所定値R2を
下まわった場合にも、再起動を行うから(#72〜#8
4、#112〜#128、#144〜#156、#17
2〜#184)、起動後にたとえモータロックが発生し
ても、脱水工程を確実に完了することができる。なお、
所定値E1の値を1以下に設定しておけば、再起動を行
わないことになる。
【0089】起動後に目標回転数を変更する場合の処理
を図13に示す。まず、目標回転数の初期値N1をMと
して記憶しておき(#202)、目標回転数NMにその
初期値N1をセットする(#204)。そして、目標回
転数を変更する命令があったか否を表すフラグFKをク
リアするとともに(#206)、再起動を試みた回数を
表すカウンターEをクリアして(#208)、モータ2
1の駆動を開始し(#210)、前述の一連の起動時の
処理を行う(#212)。
【0090】次いで、目標回転数を変更する命令があっ
たか否かを判定し(#214)、変更命令があったとき
には、記憶している目標回転数Mを新たな目標回転数に
更新し(#216)、フラグFKに1をセットする(#
218)。そして、その時点でのモータの回転数Nが目
標回転数NM以上であるか否かを判定し(#220)、
目標回転数NM未満であれば#214に戻る。回転数N
が目標回転数NM以上のときには、フラグFKが1であ
るか否かを判定して(#222)、1であれば目標回転
数NMを記憶した新たな目標回転数Mに変更して(#2
24)、#214に戻る。フラグFKが1でなければ、
回転数を一定に保つ制御すなわち目標回転数NMに近づ
ける処理を行って(#226)、#214に戻る。
【0091】#214の判定で目標回転数を変更する命
令がないときには、起動に失敗したか否かを判定し(#
228)、起動に成功しているときは、回転数を所定値
と比較してモータロックが発生したか否かを判定する
(#230)。モータロックが発生していなければ#2
20に進む。起動に失敗したときまたはモータロックが
発生したときには、モータを停止し(#232)、カウ
ンターEに1を加算して(#234)、その値を再起動
の上限回数E1と比較する(#236)。再起動の回数
が上限回数E1に達していなければ、#210に戻って
再起動を行い、達していれば、異常を報知する(#23
8)。
【0092】この処理では、目標回転数の変更命令は起
動後任意の時に任意の回数受け付けられるが、実際に目
標回転数を変更するのは、#220の判定結果が真とな
った後、すなわち回転数が目標回転数の初期値N1に達
した後である。この初期値N1を比較的小さく設定して
おくことで、最初に目標回転数に到達したときのオーバ
ーシュートを軽減することができる。その後、次第に目
標回転数を増大させていけば、一旦目標回転数に到達し
た後の回転数の増大は、#226の目標回転数を一定に
保つための緩やかな処理によって行われるので、オーバ
ーシュートの発生が避けられる。
【0093】以上、本実施形態の洗濯機について具体的
な数値を多数掲げて説明したが、本発明はこれらの数値
に限定されるものではない。例えば、モータ21を4極
ではなく他の極数としてもよいし、制御値を512段階
以外としてもよい。また、第1の期間と第2の期間の長
さの割合、起動の成否を判定するための所定の角度、モ
ータロックの発生を判定するための所定の回転数、再起
動を試みる回数の上限等も、任意に設定してよいもので
ある。
【0094】
【発明の効果】請求項1の洗濯機によるときは、静止し
ているモータを起動する際の最も初期である第1の期間
に、小さな回転駆動力をモータに与えることができて、
洗濯物の量が少なく負荷が小さい場合でも、ゆっくりと
回転を始めさせることができる。したがって、モータの
回転をギヤによって脱水槽に伝達する構成とする場合で
も、ギヤは静かに噛み合うことになって、ギヤ音を小さ
くすることができる。また、モータに供給される駆動力
は次第に大きくなるから、洗濯物の量が多い場合でも、
モータが起動する可能性は高い。
【0095】第1の期間内にモータが回転し始めないと
きは、第2の期間により大きな率で駆動力を増強してい
くことができるから、モータが起動する可能性は一層高
くなる。しかも、第1の期間内にモータが回転を開始し
たときは第2の期間の処理を省略して、また、第2の期
間にモータが回転を開始したときはその時点以降の第2
の期間の処理を省略して、モータを大きく加速する処理
に移行することができるから、起動直後の低速回転の期
間を短くすることができる。
【0096】請求項2の洗濯機では、起動に失敗したと
きには再起動を試みるから、洗濯物の量が多く負荷が大
きい場合でも、起動に成功する可能性が高くなる。ま
た、再起動を試みる回数に上限を設けることで、モータ
が起動し得ないほど負荷が大きいときに、再起動を無意
味に何度も試みることを避けることができる。
【0097】請求項3の洗濯機では、モータに供給する
回転駆動力の初期値を、再起動では最初の起動の時より
も大きくすることができるから、負荷が大きい場合でも
起動に成功し易くなる。
【0098】請求項4の洗濯機では、モータが起動した
後その回転角度が所定の角度に達するまでは、目標回転
数に応じた率で速やかに加速することができる。
【0099】請求項5の洗濯機では、起動後に洗濯物の
アンバランスが大きくなってモータロックが生じた場合
でも、再起動を行って脱水工程を完了することができ
る。また、ここでの再起動の回数を起動失敗の再起動の
回数に加えて上限回数に達したか否かを判定することに
なり、アンバランスが過大で再起動が不可能になったと
きに、そのことを速やかに判断することができる。
【0100】請求項6の洗濯機では、目標回転数に達す
るまでは、モータに供給する回転駆動力を、洗濯物の量
に応じた適正な率で変化させることができる。この間、
モータの回転数の上昇に伴って洗濯物に付着していた水
は急速に分離していき、負荷が大きく変動することにな
るが、モータに供給する回転駆動力を洗濯物の量に応じ
た量で変化させることで、モータが加速し過ぎることが
防止され、過電流や規格を超える高調波が流れたりする
恐れがない。
【0101】請求項7の洗濯機では、目標回転数到達後
にモータロックが発生した場合でも、再起動を行って脱
水工程を完了することができる。また、ここでの再起動
の回数を目標回転数到達前の再起動の回数に加えて上限
回数に達したか否かを判定することになり、アンバラン
スが過大で再起動が不可能になったときに、そのことを
速やかに判断することができる。
【0102】請求項8の洗濯機では、目標回転数到達時
に、モータに供給する回転駆動力を目標回転数を維持し
得る駆動力以下に低下させることが可能であり、これに
よりオーバーシュートを容易に軽減することができる。
【0103】請求項9の洗濯機では、モータに供給する
回転駆動力を目標回転数到達後に過剰に変更する恐れが
なく、モータの回転数を目標回転数に安定させることが
容易になる。
【0104】請求項10の洗濯機によるときは、目標回
転数を変更する場合でも、最初の目標回転数に応じて設
定した起動から目標回転数到達までの処理を、途中で変
更する必要がない。また、最初の目標回転数を比較的低
くしておき、段階的に目標回転数を上昇させて最終の目
標回転数とすることも可能であり、これにより、オーバ
ーシュートを軽減することが一層容易になる。
【0105】請求項11の洗濯機によるときは、起動に
失敗したときや、起動後にモータロックが発生したとき
でも、自動的に脱水工程を完了することができる。ま
た、洗濯物の量が多すぎる場合等、モータが起動しない
ほどの負荷があるときに、不可能な再起動を何度も試み
るという無駄を避けることができる。
【0106】請求項12の洗濯機によるときは、起動し
たモータを目標回転数まで加速したときに生じるオーバ
ーシュートを容易に軽減することができる上、容易にモ
ータの回転数を目標回転数に安定させることできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態の洗濯機の内部の概略構
成を示す図。
【図2】 洗濯機の動作制御に関する構成の概略を示す
図。
【図3】 洗濯機のモータの回転を制御するための構成
を示す図。
【図4】 正回転時のモータ位置検出信号および駆動信
号を示す図。
【図5】 逆回転時のモータ位置検出信号および駆動信
号を示す図。
【図6】 モータを起動して目標回転数で回転させるま
での制御処理の一部を示すフローチャート。
【図7】 図6に続く制御処理を示すフローチャート。
【図8】 図6に続く他の制御処理を示すフローチャー
ト。
【図9】 図8に続く制御処理を示すフローチャート。
【図10】 図8に続く他の制御処理を示すフローチャ
ート。
【図11】 図10に続く制御処理を示すフローチャー
ト。
【図12】 図11に続く制御処理を示すフローチャー
ト。
【図13】 モータの目標回転数を変更する場合の制御
処理を示すフローチャート。
【符号の説明】
1 洗濯機 11 本体 11a 蓋 12 洗濯槽兼脱水槽 13 水槽 15 パルセータ 16 給水管 17 給水弁 18 排水管 19 排水弁 20 循環ポンプ 21 モータ 22 伝達機構 24 操作部 25 表示部 26 ブザー 27 蓋センサー 28 水位センサー 31 主制御部 32 駆動部 33 副制御部 37 ダイオードブリッジ 38 コンデンサ 41 インバータ回路 42a〜42f スイッチング素子 43a〜43f ダイオード 45 駆動回路 46a〜46f 駆動用IC 47a〜47c ダイオード 48a〜48c コンデンサ 49 電源回路 50a〜50c ホールセンサー 51 モータ位置検出回路

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脱水槽と該脱水槽を回転させるモータを
    有し、該モータの回転数を調節して前記脱水槽の回転数
    を調節する洗濯機において、 前記モータに供給する回転駆動力の大きさを表す制御値
    を出力する制御手段と、 前記制御手段が出力する制御
    値に応じた大きさの回転駆動力を前記モータに供給する
    駆動手段と、 前記モータが回転して所定の位置になった時に検出信号
    を前記制御手段に与える検出手段とを備え、 前記制御手段は、前記モータが停止しているときに、第
    1の期間に前記制御値を所定の初期値から始めて所定の
    時間間隔で第1の所定値ずつ増大させ、前記第1の期間
    に前記検出信号を与えられないときは、前記第1の期間
    に続く第2の期間に前記制御値を第2の所定値ずつ増大
    させる起動処理を行うことを特徴とする洗濯機。
  2. 【請求項2】 前記制御手段が前記起動処理を行った回
    数を計る計数手段を備え、前記制御手段は、前記第1の
    期間もしくは前記第2の期間に前記検出信号を与えられ
    るまでまたは前記計数手段の計数値が所定値に達するま
    で、前記起動処理を繰り返して行うことを特徴とする請
    求項1に記載の洗濯機。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、2回目以降の起動処理
    では前記制御値を1回目と異なる初期値から始めて増大
    させることを特徴とする請求項2に記載の洗濯機。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記検出信号に基づい
    て前記モータの回転角度および回転数を算出し、前記第
    1の期間に前記検出信号を与えられたときは前記第1の
    期間の終了時から、前記第2の期間に前記検出信号を最
    初に与えられたときはその時点から、前記モータの回転
    角度が所定の角度に達するまで、前記モータの目標回転
    数に対応する前記検出信号の周期の時間間隔で前記制御
    値を増大させることを特徴とする請求項2に記載の洗濯
    機。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記検出信号を最初に
    与えられた後前記モータの回転角度が前記所定の角度に
    達するまでに前記モータの回転数が所定の第1の回転数
    以下に低下したときは、前記起動処理を行うとともに前
    記計数手段の計数値を更新させることを特徴とする請求
    項4に記載の洗濯機。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、前記モータの回転角度
    が前記所定の角度に達した後前記モータの回転数が前記
    目標回転数に達するまでは、所定の時間間隔で前記制御
    値を増大させることを特徴とする請求項4に記載の洗濯
    機。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は、前記モータの回転角度
    が前記所定の角度に達した後、前記モータの回転数が所
    定の第2の回転数以下に低下したときは、前記起動処理
    を行うとともに前記計数手段の計数値を更新させること
    を特徴とする請求項6に記載の洗濯機。
  8. 【請求項8】 前記制御手段は、前記モータの回転数が
    前記目標回転数に達した時点で、前記制御値を所定値ま
    で減少させることを特徴とする請求項6に記載の洗濯
    機。
  9. 【請求項9】 前記制御手段は、前記制御値を前記所定
    値まで減少させた後、前記モータの回転数が前記目標回
    転数を下回るまでは前記制御値を変更せず、前記モータ
    の回転数が前記目標回転数を下回った後は、前記モータ
    の回転数が前記目標回転数になるように、所定の時間間
    隔で前記制御値を変更することを特徴とする請求項8に
    記載の洗濯機。
  10. 【請求項10】 前記制御手段は、前記モータが回転を
    開始した後に前記目標回転数を変更するときは、前記モ
    ータの回転数が前記目標回転数に達した後に、前記モー
    タの回転数が新たな目標回転数になるように、所定の時
    間間隔で前記制御値を変更することを特徴とする請求項
    4または請求項6に記載の洗濯機。
  11. 【請求項11】 脱水槽と該脱水槽を回転させるモータ
    を有し、該モータの回転数を調節して前記脱水槽の回転
    数を調節する洗濯機において、 停止している前記モータを起動して目標回転数で回転さ
    せるときに、所定の回数の範囲内で、 前記モータが起動しなかったときまたは前記目標回転数
    に達するまでに停止したときは、再起動を試み、 前記モータの回転数が所定回転数を超えた後該所定回転
    数以下に低下したときは、前記モータを停止させて再起
    動を試みることを特徴とする洗濯機。
  12. 【請求項12】 脱水槽と該脱水槽を回転させるモータ
    を有し、該モータの回転数を調節して前記脱水槽の回転
    数を調節する洗濯機において、 停止している前記モータを起動して目標回転数で回転さ
    せるときに、 前記モータの回転数が前記目標回転数に達するまでは、
    前記モータに供給する回転駆動力を次第に増加させ、 前記モータの回転数が前記目標回転数に達した時点で、
    前記モータに供給する回転駆動力を所定の駆動力に減少
    させ、 前記モータの回転数が前記目標回転数以下になった後
    は、前記モータの回転数が前記目標回転数に近づくよう
    に、前記モータに供給する回転駆動力を調節し続けるこ
    とを特徴とする洗濯機。
JP17997697A 1997-07-04 1997-07-04 洗濯機 Expired - Fee Related JP3428863B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17997697A JP3428863B2 (ja) 1997-07-04 1997-07-04 洗濯機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17997697A JP3428863B2 (ja) 1997-07-04 1997-07-04 洗濯機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1119380A true JPH1119380A (ja) 1999-01-26
JP3428863B2 JP3428863B2 (ja) 2003-07-22

Family

ID=16075285

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17997697A Expired - Fee Related JP3428863B2 (ja) 1997-07-04 1997-07-04 洗濯機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3428863B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006109651A (ja) * 2004-10-07 2006-04-20 Yaskawa Electric Corp 永久磁石形ブラシレスモータの磁極位置推定方法
JP2008263709A (ja) * 2007-04-11 2008-10-30 Shotatsu Kagi Kofun Yugenkoshi モータ駆動時の初期電流値制御方法
JP2011104197A (ja) * 2009-11-19 2011-06-02 Toshiba Corp 洗濯機
JP2011205826A (ja) * 2010-03-26 2011-10-13 Toshiba Corp モータ制御装置及び洗濯機
JP2015123105A (ja) * 2013-12-25 2015-07-06 三菱電機株式会社 食器洗浄機
JP2016214609A (ja) * 2015-05-21 2016-12-22 東芝ライフスタイル株式会社 洗濯機
JP2021194359A (ja) * 2020-06-17 2021-12-27 東芝ライフスタイル株式会社 洗濯機

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006109651A (ja) * 2004-10-07 2006-04-20 Yaskawa Electric Corp 永久磁石形ブラシレスモータの磁極位置推定方法
JP2008263709A (ja) * 2007-04-11 2008-10-30 Shotatsu Kagi Kofun Yugenkoshi モータ駆動時の初期電流値制御方法
JP2011104197A (ja) * 2009-11-19 2011-06-02 Toshiba Corp 洗濯機
JP2011205826A (ja) * 2010-03-26 2011-10-13 Toshiba Corp モータ制御装置及び洗濯機
JP2015123105A (ja) * 2013-12-25 2015-07-06 三菱電機株式会社 食器洗浄機
JP2016214609A (ja) * 2015-05-21 2016-12-22 東芝ライフスタイル株式会社 洗濯機
JP2021194359A (ja) * 2020-06-17 2021-12-27 東芝ライフスタイル株式会社 洗濯機

Also Published As

Publication number Publication date
JP3428863B2 (ja) 2003-07-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3428863B2 (ja) 洗濯機
JP3394687B2 (ja) インバータ装置及び洗濯機
JP4822974B2 (ja) 洗濯機
JP3755984B2 (ja) 洗濯機
JP3739186B2 (ja) 洗濯機
JP2000014961A (ja) 洗濯機
JP2944784B2 (ja) 洗濯機
JP4103250B2 (ja) 洗濯機
JP2008307414A (ja) 洗濯機
JP4806436B2 (ja) 洗濯機
JP3394686B2 (ja) 通信制御装置及び洗濯機
JPH0817869B2 (ja) 全自動洗濯機の制御装置
JP3691282B2 (ja) 洗濯機
JPH08877A (ja) 脱水機及び洗濯機
JP3423231B2 (ja) ドラム式洗濯機
JP4158295B2 (ja) 洗濯機
JP2008307413A (ja) 洗濯機
JP2003190689A (ja) 洗濯機
JPH08881A (ja) 全自動洗濯機
KR19990035189A (ko) 세탁기 및 그 제어방법
JPH08229283A (ja) 全自動洗濯機
JPH11342289A (ja) 洗濯機の負荷量検知装置
JPH0323180Y2 (ja)
JP2004337340A (ja) 洗濯機
KR19990016984A (ko) 세탁기의 탈수제어방법

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080516

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090516

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100516

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110516

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees