JPH1119703A - 金属箔の製造方法 - Google Patents
金属箔の製造方法Info
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- JPH1119703A JPH1119703A JP21110197A JP21110197A JPH1119703A JP H1119703 A JPH1119703 A JP H1119703A JP 21110197 A JP21110197 A JP 21110197A JP 21110197 A JP21110197 A JP 21110197A JP H1119703 A JPH1119703 A JP H1119703A
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Landscapes
- Metal Rolling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 金属箔を圧延により製造するとき、箔の厚
さが薄いために、座屈に対する抵抗力が非常に小さい。
それ故に、圧延時のロール軸方向力が非常に小さいとき
でも、箔は座屈して、きずやヘリングボーン模様が発生
することになる。これを防ぎつつ箔を圧延することが課
題である。 【解決手段】 箔を一枚(単板)で圧延すると座屈抵抗
がない。それ故に、補強板で挟んで座屈しないようにし
て圧延する手段を考えた。しかし、この時、補強板が犠
牲板にならないように、順繰りに、すなわち、補強板→
箔素材→箔となるサンドイッチ構成と圧下率の調和をと
る手段を考案した。
さが薄いために、座屈に対する抵抗力が非常に小さい。
それ故に、圧延時のロール軸方向力が非常に小さいとき
でも、箔は座屈して、きずやヘリングボーン模様が発生
することになる。これを防ぎつつ箔を圧延することが課
題である。 【解決手段】 箔を一枚(単板)で圧延すると座屈抵抗
がない。それ故に、補強板で挟んで座屈しないようにし
て圧延する手段を考えた。しかし、この時、補強板が犠
牲板にならないように、順繰りに、すなわち、補強板→
箔素材→箔となるサンドイッチ構成と圧下率の調和をと
る手段を考案した。
Description
【0001】
【0002】 圧延金属箔の製造技術
【0003】 金属箔は、従来の技術では1枚板の精密
な圧延技術により製造されていたが、極薄板の1枚板は
ロールの幅方向分力の微かな値で座屈し、その表面状
態や形状に欠陥がでることが多かった。
な圧延技術により製造されていたが、極薄板の1枚板は
ロールの幅方向分力の微かな値で座屈し、その表面状
態や形状に欠陥がでることが多かった。
【0004】 この困難な領域から脱出して、簡明にこ
の表面性状や形状に欠陥が出ない箔の圧延技術を解決し
ようとしたものである。
の表面性状や形状に欠陥が出ない箔の圧延技術を解決し
ようとしたものである。
【0005】 そのために、保護板を用いて、箔に圧延
しようとしている箔素材を挟み、見掛上厚い板にして圧
延する手段をとって解決したものである。この際、保護
板が犠牲材とならないように工夫している。
しようとしている箔素材を挟み、見掛上厚い板にして圧
延する手段をとって解決したものである。この際、保護
板が犠牲材とならないように工夫している。
【0006】 実施した圧延設備の基本特性として、圧
延荷重と出側板圧の基本特性を図1に示す。これによ
り、箔を単板で圧延して製造する困難さを認識し、これ
に対処するために、保護板で座屈などを保護するサンド
イッチを考案し、その圧下率との調和を示すものを図2
に示し、サンドイッチを剥離するときの条件として図3
を示し、これを実験する圧延設備のレイアウトを図4に
示した。
延荷重と出側板圧の基本特性を図1に示す。これによ
り、箔を単板で圧延して製造する困難さを認識し、これ
に対処するために、保護板で座屈などを保護するサンド
イッチを考案し、その圧下率との調和を示すものを図2
に示し、サンドイッチを剥離するときの条件として図3
を示し、これを実験する圧延設備のレイアウトを図4に
示した。
【0007】 純度99.3重量%のアルミニウム板を
100mm幅として用い、ワークロール直径100m
m、胴長200mmの4段冷間圧延機において、tを
0.1mm、nを5としたサンドイッチ圧延をおこなっ
た。よって、保護板厚は、0.1×5=0.5mm、箔
素材厚さは0.1mmである。これを4枚重ねでサンド
イッチ厚さは1.2mmとなし、これを1/5の厚さ
0.24mmに圧延した。すなわち、合計圧下率は
(1.2−0.24)/1.2×100%=80%であ
り、箔の厚さは0.1/5=0.02mm、すなわち2
0μmに仕上げた。
100mm幅として用い、ワークロール直径100m
m、胴長200mmの4段冷間圧延機において、tを
0.1mm、nを5としたサンドイッチ圧延をおこなっ
た。よって、保護板厚は、0.1×5=0.5mm、箔
素材厚さは0.1mmである。これを4枚重ねでサンド
イッチ厚さは1.2mmとなし、これを1/5の厚さ
0.24mmに圧延した。すなわち、合計圧下率は
(1.2−0.24)/1.2×100%=80%であ
り、箔の厚さは0.1/5=0.02mm、すなわち2
0μmに仕上げた。
【発明の効果】 20μm箔を一枚板で仕上げていくと
き、通常はヘリングボーン、しわ発生などの欠陥発生が
多発するが、サンドイッチ圧延では全くそのおそれはな
かった。このように、サンドイッチ各層の厚さの構成と
圧下率とを調和させるとき、次のサンドイッチ圧延のサ
ンドイッチの組立てを調和させることができる。すなわ
ち、前の箔素材は箔として仕上がっているが、前の保護
板を次の箔素材に用い得る。換言すれば、犠牲材なし
に、順繰りにサンドイッチを構成して行く。箔の希望厚
により、nとtとを調和させて対応していけば良い。そ
して、基本的に比較的厚い板を圧延することになるの
で、表面品質に欠陥はない。そして、仕上がり面はマッ
ト仕上げである。
き、通常はヘリングボーン、しわ発生などの欠陥発生が
多発するが、サンドイッチ圧延では全くそのおそれはな
かった。このように、サンドイッチ各層の厚さの構成と
圧下率とを調和させるとき、次のサンドイッチ圧延のサ
ンドイッチの組立てを調和させることができる。すなわ
ち、前の箔素材は箔として仕上がっているが、前の保護
板を次の箔素材に用い得る。換言すれば、犠牲材なし
に、順繰りにサンドイッチを構成して行く。箔の希望厚
により、nとtとを調和させて対応していけば良い。そ
して、基本的に比較的厚い板を圧延することになるの
で、表面品質に欠陥はない。そして、仕上がり面はマッ
ト仕上げである。
【図1】 ヘリングボーン発生域の測定図 圧延設備の基本特性として、初期ロール開度と初期ロー
ル予圧を種々に固定し、その中で種々の板厚の板(箔を
含む)を圧延し、圧延荷重と仕上げ厚(出側板厚)の関
係を測定し、8本の特性曲線を求めた。この線上におい
て、ヘリングボーン(表面きず、しわなど)の発生点を
連ねて、3領域を確定した。
ル予圧を種々に固定し、その中で種々の板厚の板(箔を
含む)を圧延し、圧延荷重と仕上げ厚(出側板厚)の関
係を測定し、8本の特性曲線を求めた。この線上におい
て、ヘリングボーン(表面きず、しわなど)の発生点を
連ねて、3領域を確定した。
1…ヘリングボーン発生域、2…境界域、3…ヘリング
ボーン未発生域
ボーン未発生域
【図2】 サンドイッチ板組立の説明図 最初のサンドイッチは、中央に2枚の箔素材(圧延して
箔にする材料)、両外側にこれを挟んで、2枚の保護
板、合計4枚で構成される。これをサンドイッチ圧延す
ると、中央の箔素材は箔に、外側の保護板は箔素材にな
る。これをそれぞれ剥がして箔を得る。次のサンドイッ
チは、最初のサンドイッチの保護板から箔素材にした2
枚の箔素材を中央にし、新しい保護板2枚で両側から挟
み、前と同様の4枚構成のサンドイッチとする。 第3,第4・・・ と順繰りに、箔を圧延していく。
箔にする材料)、両外側にこれを挟んで、2枚の保護
板、合計4枚で構成される。これをサンドイッチ圧延す
ると、中央の箔素材は箔に、外側の保護板は箔素材にな
る。これをそれぞれ剥がして箔を得る。次のサンドイッ
チは、最初のサンドイッチの保護板から箔素材にした2
枚の箔素材を中央にし、新しい保護板2枚で両側から挟
み、前と同様の4枚構成のサンドイッチとする。 第3,第4・・・ と順繰りに、箔を圧延していく。
1…保護板、 2…箔素材、 3…箔
【図3】 サンドイッチ層間の剥離強度 図2の第1圧延(第2圧延以下同じ)において、1/n
厚に圧延するとき、この圧下率を数パスに分けて行って
もよい。このときの各パスと剥離強度の関係を示す。
厚に圧延するとき、この圧下率を数パスに分けて行って
もよい。このときの各パスと剥離強度の関係を示す。
1…第1パスの箔と箔間、 2…第1パスの箔と板間、
3…第2パスの箔と箔間、 4…第2パスの箔と板間、
3…第2パスの箔と箔間、 4…第2パスの箔と板間、
【図4】 圧延設備例 この方法を実現するための圧延設備の一例を図4に示
す。
す。
1…可逆式冷間圧延機、 2…保護板コイル(もしくは
箔素材コイル)、3…箔素材コイル(もしくは箔コイ
ル)、
箔素材コイル)、3…箔素材コイル(もしくは箔コイ
ル)、
Claims (2)
- 【請求項1】(1)金属箔を圧延により製造する方法に
おいて、材料をサンドイッチ状に組み合わせて、サンド
イッチ圧延することを特徴とする金属箔の製造方法。 - 【請求項2】(1)サンドイッチの状態を、保護版(厚
さn×t)、箔素材(厚さt)、箔素材、保護版の4枚
重ねとし、これを合計圧下で1/nの厚みに圧延し、箔
素材を箔(厚さt/n)に、保護版を箔素材(厚さt)
に圧延することを特徴とする金属箔の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21110197A JPH1119703A (ja) | 1997-07-02 | 1997-07-02 | 金属箔の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21110197A JPH1119703A (ja) | 1997-07-02 | 1997-07-02 | 金属箔の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1119703A true JPH1119703A (ja) | 1999-01-26 |
Family
ID=16600434
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21110197A Pending JPH1119703A (ja) | 1997-07-02 | 1997-07-02 | 金属箔の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1119703A (ja) |
-
1997
- 1997-07-02 JP JP21110197A patent/JPH1119703A/ja active Pending
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