JPH11197935A - ピンミラーカッタおよび該カッタ用のチップ - Google Patents
ピンミラーカッタおよび該カッタ用のチップInfo
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- JPH11197935A JPH11197935A JP611198A JP611198A JPH11197935A JP H11197935 A JPH11197935 A JP H11197935A JP 611198 A JP611198 A JP 611198A JP 611198 A JP611198 A JP 611198A JP H11197935 A JPH11197935 A JP H11197935A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 切刃の有効刃数を増加させることにより、切
刃寿命を延長すること。 【解決手段】 円環状をなすカッタ本体21の内周面
に、該周面から切刃24を突出させた状態で第一のチッ
プ22を装着するとともに、同じく前記周面から切刃2
5を突出させた状態でカッタ本体21の側面に第二のチ
ップ23を装着した。そして、第二のチップ23の切刃
25に、第一のチップ22における切刃24の端部24
aと回転軌跡を重複させる切刃部25aを形成した。
刃寿命を延長すること。 【解決手段】 円環状をなすカッタ本体21の内周面
に、該周面から切刃24を突出させた状態で第一のチッ
プ22を装着するとともに、同じく前記周面から切刃2
5を突出させた状態でカッタ本体21の側面に第二のチ
ップ23を装着した。そして、第二のチップ23の切刃
25に、第一のチップ22における切刃24の端部24
aと回転軌跡を重複させる切刃部25aを形成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば往復動式内
燃機関のクランクシャフトを加工するピンミラーカッタ
および該カッタ用のチップに係わり、特に、切刃寿命の
延長に有効な技術に関するものである。
燃機関のクランクシャフトを加工するピンミラーカッタ
および該カッタ用のチップに係わり、特に、切刃寿命の
延長に有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、往復動式内燃機関のクランクシャ
フトを加工する工具として、例えば図11に示すよう
な、インターナル型のピンミラーカッタがある。このピ
ンミラーカッタ1は、インターナル円環状をなすカッタ
本体2の内周部に、複数のチップ3,4がそれぞれの切
刃5,6をカッタ本体2の内周面から突出させた状態で
クランプねじ7によって着脱可能に取り付けられてい
る。
フトを加工する工具として、例えば図11に示すよう
な、インターナル型のピンミラーカッタがある。このピ
ンミラーカッタ1は、インターナル円環状をなすカッタ
本体2の内周部に、複数のチップ3,4がそれぞれの切
刃5,6をカッタ本体2の内周面から突出させた状態で
クランプねじ7によって着脱可能に取り付けられてい
る。
【0003】また、ピンミラーカッタ1は、図12に示
すように、加工機8に設けられたカッタ取付部9にその
軸線を主軸(図示せず)と一致させて取り付けられ、加
工機8に設けられたチャック10には、ピンミラーカッ
タ1の内空部を貫通して被削材であるクランクシャフト
(図示せず)が架け渡される。
すように、加工機8に設けられたカッタ取付部9にその
軸線を主軸(図示せず)と一致させて取り付けられ、加
工機8に設けられたチャック10には、ピンミラーカッ
タ1の内空部を貫通して被削材であるクランクシャフト
(図示せず)が架け渡される。
【0004】そして、駆動時には、ピンミラーカッタ1
は主軸によって自身の軸線回りに一定方向(図11の矢
印A方向)に回転させられるともに、固定保持されたク
ランクシャフトに対して、自転しながら公転して前記軸
線に直交する方向へと適宜移動させられる。
は主軸によって自身の軸線回りに一定方向(図11の矢
印A方向)に回転させられるともに、固定保持されたク
ランクシャフトに対して、自転しながら公転して前記軸
線に直交する方向へと適宜移動させられる。
【0005】これにより、ピンミラーカッタ1は、図1
3に示すように、クランクシャフトにおけるカウンター
ウェイト部11の側面11aを切刃5および切刃6によ
って加工するとともに、シャフト部12の外周面12a
を加工する。
3に示すように、クランクシャフトにおけるカウンター
ウェイト部11の側面11aを切刃5および切刃6によ
って加工するとともに、シャフト部12の外周面12a
を加工する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記ピンミ
ラーカッタ1では、図11および図13に示すように、
チップ3に形成された切刃5に対して、チップ4に形成
された切刃6が、カッタ本体2の半径外方向側に後退し
て配設された構成とされている。
ラーカッタ1では、図11および図13に示すように、
チップ3に形成された切刃5に対して、チップ4に形成
された切刃6が、カッタ本体2の半径外方向側に後退し
て配設された構成とされている。
【0007】このため、切刃5および切刃6の回転軌跡
が異なり、それぞれが独立して別々の部分を切削するた
め、切削時に、これら切刃5および切刃6にかかる切削
負荷が大きいという欠点があった。
が異なり、それぞれが独立して別々の部分を切削するた
め、切削時に、これら切刃5および切刃6にかかる切削
負荷が大きいという欠点があった。
【0008】特に、切刃5の端部5aについては、図1
3に示すように、前記シャフト部12の外周面12a
と、切削ボリュームの大きいカウンターウェイト部11
の側面11aの双方の切削に供されるため、早期に摩耗
したり、欠損が生じ易いという問題があった。
3に示すように、前記シャフト部12の外周面12a
と、切削ボリュームの大きいカウンターウェイト部11
の側面11aの双方の切削に供されるため、早期に摩耗
したり、欠損が生じ易いという問題があった。
【0009】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、切刃端部における有効刃数を増加させることによ
り、切刃の寿命を延長することのできるピンミラーカッ
タおよび該カッタ用のチップを提供することを目的とす
る。
で、切刃端部における有効刃数を増加させることによ
り、切刃の寿命を延長することのできるピンミラーカッ
タおよび該カッタ用のチップを提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するために以下の構成を採用した。請求項1記載の発
明は、円環状をなすカッタ本体の内周部または外周部
に、その周面から切刃を突出させた状態で前記カッタ本
体の周面に装着される第一のチップと、前記周面から切
刃を突出させた状態で前記カッタ本体の一側面と他側面
とに互い違いに装着される第二のチップとが、周方向に
交互に配列されてなるピンミラーカッタにおいて、前記
第二のチップの切刃には、前記第一のチップにおける切
刃の端部と回転軌跡が重複する切刃部が形成されている
ことを特徴とするものである。
決するために以下の構成を採用した。請求項1記載の発
明は、円環状をなすカッタ本体の内周部または外周部
に、その周面から切刃を突出させた状態で前記カッタ本
体の周面に装着される第一のチップと、前記周面から切
刃を突出させた状態で前記カッタ本体の一側面と他側面
とに互い違いに装着される第二のチップとが、周方向に
交互に配列されてなるピンミラーカッタにおいて、前記
第二のチップの切刃には、前記第一のチップにおける切
刃の端部と回転軌跡が重複する切刃部が形成されている
ことを特徴とするものである。
【0011】このような構成によれば、第一のチップの
切刃端部によって切削される被削部分が、第二のチップ
の切刃部によっても切削されることになる。このため、
かかる被削部分の切削に供される有効刃数が増加して、
前記第一のチップの切刃端部に作用する切削負荷の軽減
が図られ、早期摩耗および欠損の発生を抑制することが
できる。
切刃端部によって切削される被削部分が、第二のチップ
の切刃部によっても切削されることになる。このため、
かかる被削部分の切削に供される有効刃数が増加して、
前記第一のチップの切刃端部に作用する切削負荷の軽減
が図られ、早期摩耗および欠損の発生を抑制することが
できる。
【0012】請求項2記載の発明は、略方形板状をなす
チップ本体の側面がすくい面とされ、該すくい面の稜辺
部に切刃が形成されてなるスローアウェイチップであっ
て、前記切刃の端部に、前記チップ本体の上面または下
面のいずれか一方の面から他方の面に向けて一段低めて
形成された切刃部を備えることを特徴とするものであ
る。
チップ本体の側面がすくい面とされ、該すくい面の稜辺
部に切刃が形成されてなるスローアウェイチップであっ
て、前記切刃の端部に、前記チップ本体の上面または下
面のいずれか一方の面から他方の面に向けて一段低めて
形成された切刃部を備えることを特徴とするものであ
る。
【0013】このような構成のチップを、例えば請求項
1記載のピンミラーカッタに用いれば、該ピンミラーカ
ッタにおける第2のチップのように、切刃部を第一のチ
ップの切刃端部の回転軌跡と重複させることができる。
よって、ピンミラーカッタに装着される第一のチップの
切刃端部の有効刃数を増加させ、上述と同様、切刃の早
期摩耗および欠損の発生を抑制することができる。
1記載のピンミラーカッタに用いれば、該ピンミラーカ
ッタにおける第2のチップのように、切刃部を第一のチ
ップの切刃端部の回転軌跡と重複させることができる。
よって、ピンミラーカッタに装着される第一のチップの
切刃端部の有効刃数を増加させ、上述と同様、切刃の早
期摩耗および欠損の発生を抑制することができる。
【0014】ここで、前記切刃部は、前記上面または下
面のいずれか一方に連なる切刃の両端部に形成したり
(請求項3記載の発明)、前記上面に連なる切刃の一端
部と、前記下面に連なる切刃の他端部とに形成してもよ
い(請求項4記載の発明)。これらの場合には、一のチ
ップに切刃部が4箇所形成されることになるので、切刃
部が摩耗したり欠損した場合であっても、他の切刃部を
使い回すことによって、一のチップを効率的に使用する
ことができる。
面のいずれか一方に連なる切刃の両端部に形成したり
(請求項3記載の発明)、前記上面に連なる切刃の一端
部と、前記下面に連なる切刃の他端部とに形成してもよ
い(請求項4記載の発明)。これらの場合には、一のチ
ップに切刃部が4箇所形成されることになるので、切刃
部が摩耗したり欠損した場合であっても、他の切刃部を
使い回すことによって、一のチップを効率的に使用する
ことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係わるピンミラー
カッタおよびチップの第一の実施形態について、図1か
ら図8を参照しながら説明する。図1は、ピンミラーカ
ッタの正面図であり、同図中、符号21はカッタ本体を
示している。
カッタおよびチップの第一の実施形態について、図1か
ら図8を参照しながら説明する。図1は、ピンミラーカ
ッタの正面図であり、同図中、符号21はカッタ本体を
示している。
【0016】カッタ本体21は、円環状をなし、その内
周部には、複数のチップ22,23が、それぞれの切刃
24,25(以下、ピン刃24,ウェイブ刃25と称す
る。)をカッタ本体21の内周面から突出させた状態で
クランプねじ26によって着脱可能に取り付けられてい
る。
周部には、複数のチップ22,23が、それぞれの切刃
24,25(以下、ピン刃24,ウェイブ刃25と称す
る。)をカッタ本体21の内周面から突出させた状態で
クランプねじ26によって着脱可能に取り付けられてい
る。
【0017】チップ22(第一のチップ)は、図5およ
び図6に示すように、略長方形板状をなし、その長辺部
に連なる側面がすくい面22aとされるとともに、この
すくい面22aの直線状辺稜部24a、および前記すく
い面22aとチップ22の短辺部に連ねて形成された凸
状面22bとの円弧状交差稜線部24bには、ピン刃2
4が形成されている。
び図6に示すように、略長方形板状をなし、その長辺部
に連なる側面がすくい面22aとされるとともに、この
すくい面22aの直線状辺稜部24a、および前記すく
い面22aとチップ22の短辺部に連ねて形成された凸
状面22bとの円弧状交差稜線部24bには、ピン刃2
4が形成されている。
【0018】そして、チップ22は、図1に示すよう
に、前記すくい面22aを回転方向前方(図1における
矢印A方向)に向けた状態で、前記カッタ本体21の内
周面に所定の間隔をおいて周方向に複数装着され、その
装着状態は、図4に示すように、カッタ本体21の幅方
向に対してピン刃24が所定の角度傾斜した状態、すな
わち、前記幅方向外方に位置するピン刃24の端部24
aが、該幅方向内方に位置する端部24bよりも、カッ
タ本体21の回転方向後方(図示下方)に変位した状態
となっている。
に、前記すくい面22aを回転方向前方(図1における
矢印A方向)に向けた状態で、前記カッタ本体21の内
周面に所定の間隔をおいて周方向に複数装着され、その
装着状態は、図4に示すように、カッタ本体21の幅方
向に対してピン刃24が所定の角度傾斜した状態、すな
わち、前記幅方向外方に位置するピン刃24の端部24
aが、該幅方向内方に位置する端部24bよりも、カッ
タ本体21の回転方向後方(図示下方)に変位した状態
となっている。
【0019】また、このピン刃24の端部24aは、カ
ッタ本体21の一方の側面と他方の側面とに交互に、か
つこれらの側面から僅かに前記幅方向外方に突出した状
態になっている。
ッタ本体21の一方の側面と他方の側面とに交互に、か
つこれらの側面から僅かに前記幅方向外方に突出した状
態になっている。
【0020】一方、チップ23(第二のチップ)は、図
7および図8に示すように、略長方形板状をなすチップ
本体の短辺部に連なる側面に、長辺部の延長方向に突出
する突出部23Aを備えた概略構成とされている。この
突出部23Aの上面側は凸状面に形成され、その最上部
は、前記チップ本体の上面23aよりも下面23b側に
一段低められている。
7および図8に示すように、略長方形板状をなすチップ
本体の短辺部に連なる側面に、長辺部の延長方向に突出
する突出部23Aを備えた概略構成とされている。この
突出部23Aの上面側は凸状面に形成され、その最上部
は、前記チップ本体の上面23aよりも下面23b側に
一段低められている。
【0021】また、チップ23は、チップ本体の長辺部
に連なる側面がカッタ本体21への装着時に前記回転方
向前方に臨まされるすくい面23cとされ、該すくい面
23cと前記突出部23Aおよび該突出部23Aから上
面23aに連なる凸状面23Bとの交差稜線部にウェイ
ブ刃25が形成されている。
に連なる側面がカッタ本体21への装着時に前記回転方
向前方に臨まされるすくい面23cとされ、該すくい面
23cと前記突出部23Aおよび該突出部23Aから上
面23aに連なる凸状面23Bとの交差稜線部にウェイ
ブ刃25が形成されている。
【0022】すなわち、本実施形態におけるチップ23
は、図7に示すように、4つの各コーナ部にウェイブ刃
25が形成されている。このため、ウェイブ刃25が摩
耗したり欠損した場合であっても、チップ23を交換す
ることなく、カッタ本体21の一方の側面側で対角配置
された一対のウェイブ刃25をそれぞれ使用して2回、
また、当該チップ23を他方の側面側に付け変えて残り
の一対のウェイブ刃25をそれぞれ使用して2回と、計
4回にわたって各ウェイブ刃25を使い回すことができ
る。
は、図7に示すように、4つの各コーナ部にウェイブ刃
25が形成されている。このため、ウェイブ刃25が摩
耗したり欠損した場合であっても、チップ23を交換す
ることなく、カッタ本体21の一方の側面側で対角配置
された一対のウェイブ刃25をそれぞれ使用して2回、
また、当該チップ23を他方の側面側に付け変えて残り
の一対のウェイブ刃25をそれぞれ使用して2回と、計
4回にわたって各ウェイブ刃25を使い回すことができ
る。
【0023】そして、チップ23は、図1に示すよう
に、カッタ本体21の周方向に沿って、該カッタ本体2
1の一方の側面と他方の側面とに交互に配列され、かつ
前記チップ22に対しても交互に配列されるように装着
される。
に、カッタ本体21の周方向に沿って、該カッタ本体2
1の一方の側面と他方の側面とに交互に配列され、かつ
前記チップ22に対しても交互に配列されるように装着
される。
【0024】このとき、チップ23は、図2および図3
に示すように、前記ウェイブ刃25における突出部23
Aとすくい面23cとの交差稜線部(切刃部25a)の
回転軌跡が、前記ピン刃24の端部24aの回転軌跡と
重複するように、前記カッタ本体21の内空部27に向
けて突出させた状態で装着される。
に示すように、前記ウェイブ刃25における突出部23
Aとすくい面23cとの交差稜線部(切刃部25a)の
回転軌跡が、前記ピン刃24の端部24aの回転軌跡と
重複するように、前記カッタ本体21の内空部27に向
けて突出させた状態で装着される。
【0025】上記構成からなるピンミラーカッタは、加
工機に装着された後、内空部27にクランクシャフトを
貫通させた状態で、自身の軸線回りに一定方向(図1の
矢印A方向)に回転させられるともに、固定保持された
クランクシャフトに対して、自転しながら公転して当該
ピンミラーカッタの軸線に直交する方向へと適宜移動さ
せられる。
工機に装着された後、内空部27にクランクシャフトを
貫通させた状態で、自身の軸線回りに一定方向(図1の
矢印A方向)に回転させられるともに、固定保持された
クランクシャフトに対して、自転しながら公転して当該
ピンミラーカッタの軸線に直交する方向へと適宜移動さ
せられる。
【0026】これにより、ピンミラーカッタは、図3の
二点鎖線で示すように、クランクシャフトのカウンター
ウェイト部51の側面51aをピン刃24およびウェイ
ブ刃25によって加工するとともに、シャフト部52の
外周面52aを加工する。
二点鎖線で示すように、クランクシャフトのカウンター
ウェイト部51の側面51aをピン刃24およびウェイ
ブ刃25によって加工するとともに、シャフト部52の
外周面52aを加工する。
【0027】このとき、前記ウェイブ刃25における切
刃部25aの回転軌跡が、前記ピン刃24の端部24a
の回転軌跡と重複するため、これら端部24aおよび切
刃部25aは交互に切削に供されることになる。すなわ
ち、チップ22,23を同数配列した場合には、有効刃
数が2倍に増加することになる。
刃部25aの回転軌跡が、前記ピン刃24の端部24a
の回転軌跡と重複するため、これら端部24aおよび切
刃部25aは交互に切削に供されることになる。すなわ
ち、チップ22,23を同数配列した場合には、有効刃
数が2倍に増加することになる。
【0028】これにより、かかる被削部分において個々
のピン刃24の端部24aに作用する切削負荷を軽減さ
せることができ、端部24aの早期摩耗および欠損の発
生が抑制され、切刃寿命の延長を図ることができる。
のピン刃24の端部24aに作用する切削負荷を軽減さ
せることができ、端部24aの早期摩耗および欠損の発
生が抑制され、切刃寿命の延長を図ることができる。
【0029】次に、本発明に係わるチップの第二の実施
形態について、図9および図10を参照しながら説明す
る。図9および図10は、それぞれ、本実施形態におけ
るチップの正面図および側面図である。
形態について、図9および図10を参照しながら説明す
る。図9および図10は、それぞれ、本実施形態におけ
るチップの正面図および側面図である。
【0030】チップ31は、前述のチップ23と同様、
チップ本体の短辺部に連なる側面に、長辺部の延長方向
に突出する突出部32を備えた概略構成とされている。
但し、本実施形態では、一方の突出部32については、
チップ本体の長手方向一端部側(図10における右側端
部)において上面31aに連なり、また、他方の突出部
32については、チップ本体の長手方向他端部側(図1
0における左側端部)において下面31bに連なる点
で、チップ23の構成とは相違している。
チップ本体の短辺部に連なる側面に、長辺部の延長方向
に突出する突出部32を備えた概略構成とされている。
但し、本実施形態では、一方の突出部32については、
チップ本体の長手方向一端部側(図10における右側端
部)において上面31aに連なり、また、他方の突出部
32については、チップ本体の長手方向他端部側(図1
0における左側端部)において下面31bに連なる点
で、チップ23の構成とは相違している。
【0031】そして、チップ31は、チップ23と同
様、チップ本体の長辺部に連なる側面が前記カッタ本体
21への装着時に前記回転方向前方に臨まされるすくい
面31cとされ、該すくい面31と突出部32および該
突出部32から上面31aおよび下面31bに連なる凸
状面33との交差稜線部に、ウェイブ刃34が形成され
ている。
様、チップ本体の長辺部に連なる側面が前記カッタ本体
21への装着時に前記回転方向前方に臨まされるすくい
面31cとされ、該すくい面31と突出部32および該
突出部32から上面31aおよび下面31bに連なる凸
状面33との交差稜線部に、ウェイブ刃34が形成され
ている。
【0032】すなわち、本実施形態におけるチップ31
においても、図9に示すように、4つの各コーナ部にウ
ェイブ刃34が形成された構成であるため、ウェイブ刃
34が摩耗したり欠損した場合には、チップ31を交換
することなく、カッタ本体21の一方の側面側で対角配
置された一対のウェイブ刃34をそれぞれ使用して2
回、また、当該チップ31を他方の側面に付け変えて残
りの一対のウェイブ刃34をそれぞれ使用して2回と、
計4回にわたって各ウェイブ刃34を使い回すことがで
きるようになっている。
においても、図9に示すように、4つの各コーナ部にウ
ェイブ刃34が形成された構成であるため、ウェイブ刃
34が摩耗したり欠損した場合には、チップ31を交換
することなく、カッタ本体21の一方の側面側で対角配
置された一対のウェイブ刃34をそれぞれ使用して2
回、また、当該チップ31を他方の側面に付け変えて残
りの一対のウェイブ刃34をそれぞれ使用して2回と、
計4回にわたって各ウェイブ刃34を使い回すことがで
きるようになっている。
【0033】また、チップ31は、前記チップ23と同
様、前記ウェイブ刃34における前記突出部32とすく
い面31cとの交差稜線部(切刃部34a)の回転軌跡
が、前記ピン刃24の端部24aの回転軌跡と重複する
ように、前記カッタ本体21の内空部27に向けて突出
させられた状態で装着される。
様、前記ウェイブ刃34における前記突出部32とすく
い面31cとの交差稜線部(切刃部34a)の回転軌跡
が、前記ピン刃24の端部24aの回転軌跡と重複する
ように、前記カッタ本体21の内空部27に向けて突出
させられた状態で装着される。
【0034】よって、上記構成からなるピンミラーカッ
タにおいても、前記ウェイブ刃34における切刃部34
aの回転軌跡が、前記ピン刃24の端部24aの回転軌
跡と重複するため、被削部分の切削に供される有効刃数
が増加することになる。よって、ピン刃24の端部24
aに作用する切削負荷を軽減して、早期摩耗および欠損
の発生が抑制され、切刃寿命の延長を図ることができ
る。
タにおいても、前記ウェイブ刃34における切刃部34
aの回転軌跡が、前記ピン刃24の端部24aの回転軌
跡と重複するため、被削部分の切削に供される有効刃数
が増加することになる。よって、ピン刃24の端部24
aに作用する切削負荷を軽減して、早期摩耗および欠損
の発生が抑制され、切刃寿命の延長を図ることができ
る。
【0035】なお、上述した各実施形態では、カッタ本
体21の内周部にチップを装着した、いわゆるインター
ナル型のピンミラーカッタについて説明したが、これに
限らず、カッタ本体の外周部に切刃を突出させた状態で
各チップを装着する、いわゆるエクスターナル型のピン
ミラーカッタとしても良いことはもちろんである。
体21の内周部にチップを装着した、いわゆるインター
ナル型のピンミラーカッタについて説明したが、これに
限らず、カッタ本体の外周部に切刃を突出させた状態で
各チップを装着する、いわゆるエクスターナル型のピン
ミラーカッタとしても良いことはもちろんである。
【0036】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のピンミラーカッタによれば、第二のチップの切刃に第
一のチップにおける切刃の端部と回転軌跡が重複する切
刃部を形成したことにより、第一のチップの切刃端部に
よって切削される被削部分が、切刃部によっても切削さ
れることになり、かかる被削部分の切削に供される有効
刃数が増加して、各切刃に作用する切削負荷の軽減が図
られ、早期摩耗および欠損の発生を抑制することができ
る。
のピンミラーカッタによれば、第二のチップの切刃に第
一のチップにおける切刃の端部と回転軌跡が重複する切
刃部を形成したことにより、第一のチップの切刃端部に
よって切削される被削部分が、切刃部によっても切削さ
れることになり、かかる被削部分の切削に供される有効
刃数が増加して、各切刃に作用する切削負荷の軽減が図
られ、早期摩耗および欠損の発生を抑制することができ
る。
【0037】特に、このピンミラーカッタにおける第二
のチップとして、本発明のチップを用いれば、上述と同
様、第一のチップの切刃端部の有効刃数を増加させ、切
刃の早期摩耗および欠損の発生を抑制することができる
とともに、一のチップにつき切刃部が4箇所形成される
ことになるので、切刃部が摩耗したり欠損した場合であ
っても、他の切刃部を使い回すことによって、一のチッ
プを効率的に使用することができる。
のチップとして、本発明のチップを用いれば、上述と同
様、第一のチップの切刃端部の有効刃数を増加させ、切
刃の早期摩耗および欠損の発生を抑制することができる
とともに、一のチップにつき切刃部が4箇所形成される
ことになるので、切刃部が摩耗したり欠損した場合であ
っても、他の切刃部を使い回すことによって、一のチッ
プを効率的に使用することができる。
【図1】 本発明に係わるピンミラーカッタの一実施形
態を示す要部正面図である。
態を示す要部正面図である。
【図2】 図1のX−X線断面図である。
【図3】 図2の要部拡大図である。
【図4】 図1に示すピンミラーカッタの内周面の一部
を示す要部拡大図である。
を示す要部拡大図である。
【図5】 図1に示すピンミラーカッタに装着される第
一のチップを示す平面図である。
一のチップを示す平面図である。
【図6】 図5に示すチップを示す側面図である。
【図7】 本発明に係わるチップの第一の実施形態を示
す平面図である。
す平面図である。
【図8】 図7に示すチップを示す側面図である。
【図9】 本発明に係わるチップの第二の実施形態を示
す平面図である。
す平面図である。
【図10】 図9に示すチップを示す側面図である。
【図11】 従来のピンミラーカッタの一例を示す要部
正面図である。
正面図である。
【図12】 ピンミラーカッタが取り付けられる加工機
の一例を示す正面図である。
の一例を示す正面図である。
【図13】 図11のX−X線断面図である。
21 カッタ本体 22 チップ(第一のチップ) 23 チップ(第二のチップ) 23a、31a チップ本体の上面 23b、31b チップ本体の下面 24 ピン刃(第一のチップにおける切刃) 24a ピン刃の端部(第一のチップにおける切刃の端
部) 25、34 ウェイブ刃(第一のチップにおける切刃) 25a、34a 切刃部 23c、31c すくい面
部) 25、34 ウェイブ刃(第一のチップにおける切刃) 25a、34a 切刃部 23c、31c すくい面
Claims (4)
- 【請求項1】 円環状をなすカッタ本体の内周部または
外周部に、その周面から切刃を突出させた状態で前記カ
ッタ本体の周面に装着される第一のチップと、前記周面
から切刃を突出させた状態で前記カッタ本体の一側面と
他側面とに互い違いに装着される第二のチップとが、周
方向に交互に配列されてなるピンミラーカッタにおい
て、 前記第二のチップの切刃には、前記第一のチップにおけ
る切刃の端部と回転軌跡が重複する切刃部が形成されて
いることを特徴とするピンミラーカッタ。 - 【請求項2】 略方形板状をなすチップ本体の側面がす
くい面とされ、該すくい面の稜辺部に切刃が形成されて
なるスローアウェイチップであって、 前記切刃の端部に、前記チップ本体の上面または下面の
いずれか一方の面から他方の面に向けて一段低めて形成
された切刃部を備えることを特徴とするスローアウェイ
チップ。 - 【請求項3】 前記切刃部が、前記上面または下面のい
ずれか一方に連なる切刃の両端部に形成されていること
を特徴とする請求項2記載のスローアウェイチップ。 - 【請求項4】 前記切刃部が、前記上面に連なる切刃の
一端部と、前記下面に連なる切刃の他端部とに形成され
ていることを特徴とする請求項2記載のスローアウェイ
チップ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP611198A JPH11197935A (ja) | 1998-01-14 | 1998-01-14 | ピンミラーカッタおよび該カッタ用のチップ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP611198A JPH11197935A (ja) | 1998-01-14 | 1998-01-14 | ピンミラーカッタおよび該カッタ用のチップ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11197935A true JPH11197935A (ja) | 1999-07-27 |
Family
ID=11629403
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP611198A Pending JPH11197935A (ja) | 1998-01-14 | 1998-01-14 | ピンミラーカッタおよび該カッタ用のチップ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11197935A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002046009A (ja) * | 2000-08-03 | 2002-02-12 | Sumitomo Electric Ind Ltd | スローアウェイチップ及びそれを用いたピンミラーカッタ |
| US6684752B2 (en) | 2001-07-04 | 2004-02-03 | Iscar, Ltd. | Milling cutter and cutting insert therefor |
| JP2009500184A (ja) * | 2005-07-11 | 2009-01-08 | ケンナメタル ヴィディア プロドゥクツィオーンス ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフト | クランク軸を切削加工するための方法及び該方法を実施するための装置 |
| JP2009066748A (ja) * | 2007-08-23 | 2009-04-02 | Komatsu Machinery Corp | クランクシャフトミラーのミーリングカッタ、及びクランクシャフトミラーのミーリングカッタに用いられるカッタチップ及びカッタチップセット |
| US20130294849A1 (en) * | 2012-05-03 | 2013-11-07 | Kennametal Inc. | Method and milling cutter for machining hardened crankshafts or camshafts |
| US8858132B2 (en) | 2005-08-08 | 2014-10-14 | Kennametal Inc. | Cutting insert |
-
1998
- 1998-01-14 JP JP611198A patent/JPH11197935A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US6764254B2 (en) | 2000-08-03 | 2004-07-20 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Throwaway insert and pin mirror cutter using the same |
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| JP2009500184A (ja) * | 2005-07-11 | 2009-01-08 | ケンナメタル ヴィディア プロドゥクツィオーンス ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフト | クランク軸を切削加工するための方法及び該方法を実施するための装置 |
| US8858132B2 (en) | 2005-08-08 | 2014-10-14 | Kennametal Inc. | Cutting insert |
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| US20130294849A1 (en) * | 2012-05-03 | 2013-11-07 | Kennametal Inc. | Method and milling cutter for machining hardened crankshafts or camshafts |
| US9370831B2 (en) * | 2012-05-03 | 2016-06-21 | Kennametal Inc. | Method and milling cutter for machining hardened crankshafts or camshafts |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
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