JPH11198881A - スクータ型車両のフロントカバー装置 - Google Patents

スクータ型車両のフロントカバー装置

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JPH11198881A
JPH11198881A JP699398A JP699398A JPH11198881A JP H11198881 A JPH11198881 A JP H11198881A JP 699398 A JP699398 A JP 699398A JP 699398 A JP699398 A JP 699398A JP H11198881 A JPH11198881 A JP H11198881A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メンテナンス用開口部の開口面積を大きく
し、かつメンテナンス用リッドの着脱を容易にする。 【解決手段】 フロントカバー20を、メンテナンス用
開口部30が形成されたフロントカバー本体22と、こ
れを開閉するメンテナンス用リッド23で構成する。フ
ロントカバー本体22はヘッドパイプ4から突出する下
部ステー24に対して、メンテナンス用開口部30下方
の段部36において左右2ヶ所の取付穴でビス38によ
り取付け、かつ、周囲をレッグシールド21とビス止め
する。フロントカバー本体22は中央部の取付穴42だ
けの1ヶ所でヘッドパイプ4から延出する上部ステー2
5へビス44で取付け、かつ上端部左右のボス45でレ
ッグシールド21のボス46とビス47で締結する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はスクータ型車両の
フロントカバー装置に係り、特にフロントカバーを、前
面にメンテナンス用開口部を設けたフロントカバー本体
とこのメンテナンス用開口部を覆うメンテナンスリッド
に分割構成したものに関する、
【0002】
【従来の技術】特開平5−254472号には、前面に
メンテナンス用開口部を設けたフロントカバー本体と、
このメンテナンス用開口部を覆うメンテナンスリッドで
構成したフロントカバーが示されている。このメンテナ
ンス用開口部はフロントカバー本体の前面中央部に窓穴
状に形成され、メンテナンス用リッドは、その上縁部に
形成された係止片をメンテナンス用開口部の上方に形成
された係止穴へ差し込み、下部左右をメンテナンス用開
口部の下部内側左右に形成された段部に重ねてビス止め
により取付けている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、メンテ
ナンス用リッドの周囲をフロントカバー本体へ取付ける
ように固定すると、メンテナンス用開口部を窓穴状に形
成しなければならないため、それだけメンテナンス用開
口部の開口面積が小さくなってしまう。また、取付ヶ所
も可能な限り少なくしてメンテナンス性を向上すること
が望まれる。本願発明は係る課題の解決を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
スクータ型車両のフロントカバー装置に係る第1の発明
は、レッグシールド前方に設けたフロントカバーを、前
面にメンテナンス用開口部を設けたフロントカバー本体
部とこのメンテナンス用開口部を覆うメンテナンス用リ
ッドで構成したスクータ型車両において、フロントカバ
ー本体メンテナンス部の上部左右をレッグシールドに取
付け、前方下部を車体フレームへ取付けるとともに、メ
ンテナンス用リッドの上部左右をレッグシールドに取付
け、この取付部よりも下方側を車体フレームへ取付けた
ことを特徴とする。
【0005】第2の発明は前記第1の発明において、前
記メンテナンス用リッドの下端部をフロントカバー本体
の車体側取付部よりも上方位置にしたことを特徴とす
る。
【0006】
【発明の効果】第1の発明によれば、メンテナンス用リ
ッドの上部をレッグシールドへ取付け、その取付位置よ
りも下方側を車体フレームへ取付けたので、フロントカ
バー本体へ取付ける必要が無くなる。したがって、メン
テナンス用リッドの周囲をフロントカバー本体へ取付け
る従来例と比べてメンテナンス用開口部の開口面積をよ
り大きくできる。
【0007】また、メンテナンス用リッドの取付ヶ所
は、最小にした場合上部左右とその下方部1ヶ所の計3
ヶ所で済むため、取付ヶ所を可能な限り少なくしてメン
テナンス性を向上できる。
【0008】第2の発明によれば、メンテナンス用リッ
ドの下端部をフロントカバー本体の車体側取付部よりも
上方位置にしたので、メンテナンス用リッドにフロント
カバー本体取付用の取付穴を形成しないで済む。したが
って、フロントカバーにかごを取付けない場合は、外観
性が向上する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて実施例を説
明する。図1は実施例のフロントカバーの構造を示す分
解斜視図、図2は本実施例の適用されたスクータ型車両
の全体側面形状を示す図、図3は車体前部の断面図、図
4はフロントカバーの正面図、図5は図4の5−5線断
面図、図6はレッグシールドの分解斜視図である。
【0010】まず、図2により自動2輪車の全体概略構
造を説明する。図中符号1は前輪、2はフロントフォー
ク、3はボトムブリッジ、4はヘッドパイプ、5はステ
アリングステム、6はハンドルであり、ヘッドパイプ4
から斜め下がりに後方へ延出するセンターフレーム7の
下部は左右のリヤフレーム8の各前端部へ接続してい
る。
【0011】リヤフレーム8はステップフロア9の下方
を通って斜め上がりに後方へ延び、リンクアーム10を
介してスイング式パワーユニット11を揺動自在に支持
している。パワーユニット11の後部は後輪12を支持
するとともに、緩衝器13で、リヤフレーム8の後部へ
懸架されている。
【0012】パワーユニット11上方のリヤフレーム8
には上方へ開放された物入れ14が支持され、シート1
5により開口部を開閉されるようになっている。符号1
6はオイルタンク、17はキャリヤ、18はリヤカウル
である。
【0013】車体前部はヘッドパイプ4の前後からフロ
ントカバー20とレッグシールド21で覆われ、かつ、
フロントカバー20はフロントカバー本体22とメンテ
ナンス用リッド23に分離構成されている。
【0014】フロントカバー本体22はヘッドパイプ4
から前方へ延出する下部ステー24に前面下部を取付け
られ、メンテナンス用リッド23も中央部でヘッドパイ
プ4から前方へ延出する上部ステー25へ取付けられて
いる。
【0015】下部ステー24及び上部ステー25は車体
フレームの一部を構成するヘッドパイプ4と一体である
から、フロントカバー本体22及びメンテナンス用リッ
ド23はそれぞれ、車体フレームへ取付けられることに
なる。なお、ヘッドパイプ4、センターフレーム7、及
びリヤフレーム8により車体フレームが構成されてい
る。
【0016】フロントカバー本体22と下部ステー24
の取付部及びメンテナンス用リッド23と上部ステー2
5との各取付部には、仮想線で示すように長尺ボルト2
6を設けることにより、かご27を支持することができ
る。
【0017】さらに、フロントカバー20の内側の空間
である物品収納部29(図3)を利用して下部ステー2
4と上部ステー25の間でバッテリ28がヘッドパイプ
4へ支持されている。なお、符号Fはボトムブリッジ3
へ一体化されている可動フェンダである。
【0018】次に、フロントカバー20について説明す
る。図1に明らかなように、フロントカバー本体22の
前面部は上部側大半部が切り欠かれてメンテナンス用開
口部30をなし、このメンテナンス用開口部30によ
り、物品収納部29内のヘッドパイプ4へ支持されてい
るバッテリ28のメンテナンスが可能になっている。
【0019】メンテナンス用開口部30の左右側縁部
は、メンテナンス用リッド23の肉厚分だけ後方へ落ち
込んだ段部31をなし、ここに係合スリット32が上下
に隔たって形成されている。
【0020】左右の段部31の各上部間はクロス部33
で連結されるとともに、各段部31の上方延長上に取付
部34が形成され、ここでレッグシールド21の上端部
左右から前方へ突出するボス35へそれぞれビス止めさ
れる。
【0021】メンテナンス用開口部30の下側縁部は、
車体後方側へ落ち込む段部36をなし、この左右に取付
穴37が形成され、この取付穴37を介してボルト38
により下部ステー24へ取付けられる。
【0022】段部36の下方にも、斜め下向きの開口部
39が形成され、この開口部39を通してフロントカバ
ー20の内側に配設されて下部ステー24により支持さ
れたホーン40の警笛が外部へ聞こえるようになってい
る。
【0023】メンテナンス用リッド23はメンテナンス
用開口部30を開閉する部材であり、メンテナンス用リ
ッド23でメンテナンス用開口部30を覆うとその左右
両端部は左右の段部31に重なり、一体に形成されてい
る係止突起41が対応する係合スリット32へ係合する
ようになっている。
【0024】また、中央部に形成された取付穴42が上
部ステー25の前端部に設けられたナット43(図3)
と一致し、ここでビス44により取付けられる。
【0025】さらに、メンテナンス用リッド23の上端
部左右の背面には後方へ向かって突出するボス45が形
成され、レッグシールド21の上端部左右でボス35と
別に前方へ向かって突出するよう形成されたボス46と
一致し、後方よりビス47をボス46へ通してボス45
にインサートされているナットへ締結することにより一
体化される。
【0026】フロントカバー本体22へメンテナンス用
リッド23を取付けた状態は図3乃至図5に示すよう
に、メンテナンス用リッド23の下端部48が段部36
並びにその取付穴37より上方に位置するようになって
いる。
【0027】メンテナンス用リッド23とフロントカバ
ー本体22は図5に明らかなように、連続曲面49を形
成するようになっており、この連続曲面49に対して開
口部39へ続く傾斜部39a及び段部36はそれぞれ車
体後方側へ後退している。
【0028】図6は、レッグシールド21を背面側から
示し、背面上部に形成された取付穴21aにてヘッドパ
イプ4の上部から後方へ延びる背面側ステー12bへボ
ルト12cで取付けられ(図3)、かつ周囲のフランジ
部50に取付部51が適当間隔で形成され、フロントカ
バー本体22の対応部位に形成されたボス52(図4)
とビス止めされるようになっている。
【0029】背面中央部には前方へ向かって突出する凹
部53が一体に形成され、その後方へ向かって開放され
た開口部は背面リッド54によって開閉されるようにな
っている、符号55はヒンジである。
【0030】次に、本実施例の作用を説明する。まず、
フロントカバー本体22を車体へ取付けるには前面下部
のメンテナンス用開口部30より下方位置である取付穴
37にて、ビス38により左右2ヶ所で下部ステー24
へ取付ける。
【0031】続いて、周囲の取付部34及びボス52を
予め車体側へ取付けられているレッグシールド21のボ
ス35及び取付部51と合わせ、レッグシールド21の
背面側よりビス止めで一体化する。
【0032】次に、メンテナンス用リッド23をメンテ
ナンス用開口部30の上方に被せ、左右の端部を段部3
1へ重ねて係止突起41を係合スリット32と係合さ
せ、かつ取付穴42を上部ステー25のナット43と合
わせてビス44で取付け、さらに上端部左右のボス45
をレッグシールド21の上部左右に形成されているボス
46と合わせて、後方よりビス47で一体化する。
【0033】これにより、メンテナンス用リッド23で
メンテナンス用開口部30を覆うとともに、逆手順でメ
ンテナンス用リッド23を取り外せば、メンテナンス用
開口部30よりバッテリ28をメンテナンス可能にな
る。
【0034】このように、メンテナンス用リッド23を
フロントカバー本体22へ直接取付けないように構成す
ることにより、メンテナンス用開口部30の開口面積を
十分に大きくして、メンテナンス性を向上させることが
できる。
【0035】しかも、メンテナンス用リッド23の締結
ヶ所は、上部左右のボス45及び中央部の取付穴42に
おける計3ヶ所で済むので、締結数を最小限にすること
ができ、それだけ着脱が容易になるので、この点でもメ
ンテナンス性が向上する。
【0036】特に、フロントカバー全体を着脱する従来
タイプはレッグシールド及びフロントフェンダと締結す
るようなっていることが多いが、このような従来形式の
ものと比べれば、著しくメンテナンス性が向上している
ことを理解できる。
【0037】また、ビス38及びビス44に代えて長尺
ボルト26(図2)を取付ければ、この長尺ボルト26
を利用してかご27を取付けることができる。しかしな
がら、メンテナンス用リッド23の取付時に下端部48
をかご27よりも上方に位置させたので取付穴42以外
に長尺ボルト26を通すための通し穴をメンテナンス用
リッド23に形成する必要がない。
【0038】ゆえに、かごを使用しない状態ではメンテ
ナンス用リッド23の外観される取付穴の数を最小限に
できるので、外観性を向上させることができる。このと
き、取付穴37は下端部48よりも後退した段部36状
に形成されているので、取付穴37及びビス38がさら
に見えにくくなり、この点でも外観性の向上に貢献でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のフロントカバーの構造を示す分解斜視
【図2】本実施例の適用されたスクータ型車両の全体側
面形状を示す図
【図3】車体前部の断面図
【図4】フロントカバーの正面図
【図5】図4の5−5線断面図
【図6】レッグシールドの分解斜視図
【符号の説明】
4:ヘッドパイプ、20:フロントカバー、21:レッ
グシールド、22:フロントカバー本体、23:メンテ
ナンス用リッド、24:下部ステー、25:上部ステ
ー、28:バッテリ、30:メンテナンス用開口部、3
6:段部、37:取付穴、38:ビス、42:取付穴、
44:ビス、45:ボス

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レッグシールド前方に設けたフロントカバ
    ーを、前面にメンテナンス用開口部を設けたフロントカ
    バー本体部とこのメンテナンス用開口部を覆うメンテナ
    ンス用リッドで構成したスクータ型車両において、フロ
    ントカバー本体メンテナンス部の上部左右をレッグシー
    ルドに取付け、前方下部を車体フレームへ取付けるとと
    もに、メンテナンス用リッドの上部左右をレッグシール
    ドに取付け、この取付部よりも下方側を車体フレームへ
    取付けたことを特徴とするスクータ型車両のフロントカ
    バー装置。
  2. 【請求項2】前記メンテナンス用リッドの下端部をフロ
    ントカバー本体の車体側取付部よりも上方位置にしたこ
    とを特徴とするスクータ型車両のフロントカバー装置。
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