JPH11278338A - フロントカバー取付構造 - Google Patents

フロントカバー取付構造

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JPH11278338A
JPH11278338A JP10082275A JP8227598A JPH11278338A JP H11278338 A JPH11278338 A JP H11278338A JP 10082275 A JP10082275 A JP 10082275A JP 8227598 A JP8227598 A JP 8227598A JP H11278338 A JPH11278338 A JP H11278338A
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cover
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Abstract

(57)【要約】 【課題】フロントカバー内側の収容空間を大きくし、か
つ部品点数を削減する。 【解決手段】前輪1を支持するフロントフォーク2を回
動自在に支持するヘッドパイプ6が設けられている車体
前部に対して、前方からフロントカバー21で覆い後方
からレッグシールド22で覆う。フロントカバー21
は、そのノーズ部31を可動式のフロントフェンダ25
よりも前方への突出量を少なくし、かつ左右の側面下部
33をノーズ部31よりも下方へ延出させるとともに、
ヘッドパイプ6へ支持させずに背面周囲を直接レッグシ
ールド22の周囲へ当接させて、両部材を周囲で相互に
ネジ止めする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は自動2輪車や自動
3輪車に用いられるフロントカバーの取付構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】特開平2−279482号には、ヘッド
パイプ後方側へレッグシールドを取付けるとともに、ヘ
ッドパイプの前方にはフロントカバーをヘッドパイプか
ら前方へ延出するステーへ取付け、フロントカバーの前
部を前方へ長く突出させて、その底部がフロントフェン
ダを兼ねるように構成したフロントカバーが示されてい
る。また、フロントカバーの左右下方はレッグシールド
の前部左右へ取付けられる別体の左右カバー部材で覆わ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記構造の場合、フロ
ントカバーはフロントフェンダを兼ねるため、あたかも
鳥の嘴状に細長く前方へ突出する必要があり、フロント
カバーとレッグシールドの間に物品収納用の空間を形成
しても、小さくなり勝ちであって、バッテリのような大
型物品の収納が困難であった。
【0004】また、フロントカバーの前方突出量が多く
なるだけ全体が大型化するので、これを支持するための
ステーをヘッドパイプから前方へ突出させて設けなけれ
ばならず、このステーの存在によっても、上記空間のう
ち物品の収納に有効利用できる部分がさらに狭くなっ
た。
【0005】そのうえ、フロントカバーをステーへ取付
ける場合、予め車体フレームの組立工程においてステー
をヘッドパイプへ溶接するため、車体フレームの組立精
度により、フロントカバーとレッグシールドとの合わせ
精度に影響が生じ、合わせ精度の向上が難しかった。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本願発明に係るフロントカバー取付構造は、前輪の操向
軸を操向自在に支持するヘッドパイプの前方側にフロン
トカバーを取付け、後方側にレッグシールドと取付けた
車両において、前輪の上方に前輪と一体に回動される可
動式のフロントフェンダをフロントカバーと別体に設け
るとともに、このフロントカバーは、前部が前記フロン
トフェンダ先端よりも短く前方へ突出するノーズ部をな
し、かつこのノーズ部の後部側にノーズ部よりも下方へ
延出する左右の側面部を備え、この側面部を含むフロン
トカバーの背面側周囲をレッグシールドの前面側周囲と
合わせて結合したことを特徴とする。
【0007】
【発明の効果】フロントカバーを可動式のフロントフェ
ンダと別体とし、前部に設けノーズ部の前方突出量をフ
ロントフェンダよりも短くし、かつ両側部にノーズ部よ
りも下方へ延出する左右の側面部を設けたので、ノーズ
部を従来のように細長く突出させる必要がなく、上方へ
膨らむように形成でき、かつ左右の側面部によりレッグ
シールド近傍を下方へ延長したことにより、フロントカ
バーとレッグシールド間に形成される空間を大型化でき
る。
【0008】また、フロントカバーの側面部を含む背面
側周囲をレッグシールドの前面側周囲と結合したため、
カバー相互が直接結合され、従来のようにヘッドパイプ
から延出するステーへ取付ける必要がなくなるので、車
体フレーム側の組立精度に影響されることなく、フロン
トカバーとレッグシールドの合わせ精度を向上させるこ
とができ、ステーを省略できるので部品点数を削減でき
る。
【0009】そのうえ、前記空間における物品の収納に
利用できる有効容積は、ステーを設けないことにより、
さらに大きくなり、バッテリなどの大型物品の収納も可
能になる。
【0010】
【発明の実施の形態】まず、図2により本実施例の適用
された自動2輪車の概要を説明する。前輪1を支持する
フロントフォーク2の上端部はボトムブリッジ3を介し
てステムパイプ4へ連結され、その上端部に設けられた
ハンドル5により操向される。
【0011】ステムパイプ4を回動自在に支持するヘッ
ドパイプ6を前端に設けたメインフレーム7は、車体中
心をバックボーン状をなして斜め下がりに後方へ延び、
その中心部左右一対をなすリヤフレーム8の各前端部が
連結されている。
【0012】左右のリヤフレーム8は略水平方向へ延び
てから斜め上がりにさらに後方へ延び、ここで物入れボ
ックス9を支持している。物入れボックス9はヘルメッ
ト10等の大型物品を収容可能な大容量であり、上方に
開放した開口部をシート11で開閉されるようになって
いる。左右のリヤフレーム8の各後端部には側方へ突出
するグラブレール12が支持されている。
【0013】メインフレーム7の下方には前傾したエン
ジン13がメインフレーム7の中間部及びメインフレー
ム7の下端部左右を囲んで下方へ延出形成されたボック
ス状のピボットプレート14に支持されている。
【0014】ピボットプレート14にはリヤスイングア
ーム15の前端部がピボット軸16により回動自在に軸
着され、その後端部に後輪17が支持されるとともに、
リヤスイングアーム15の後端部とその上方に位置する
リヤフレーム8の後部間に緩衝器18が左右一対で設け
られている。
【0015】車体は各種のカバー類で覆われており、ま
ずハンドル5はハンドルカバー20で覆われ、ヘッドパ
イプ6の前方側はフロントカバー21で覆われ、ヘッド
パイプ6の後方側から物入れボックス9にかけてレッグ
シールド22で覆われ、物入れボックス9の前方はボッ
クスカバー23で覆われ、ボックスカバー23より後方
における物入れボックス9の側面大部分を含むシート1
1下方はリヤカバー24で覆われている。
【0016】また、前輪1の上方にはフロントフォーク
2と一体に動く可動式のフロントフェンダ25がボトム
ブリッジ3へ取付けられ、その中央部で左右のフロント
フォーク2により挟まれた部分には外側よりフォークカ
バー26が取付けられてフロントフォーク2の外側が覆
われている。
【0017】次に、フロントカバー21及びレッグシー
ルド22について説明する。図1はフロントカバー21
を取付けた状態における車体前部の側面図、図3は図2
の3−3線に沿う概略断面図、図4はフロントカバー2
1の正面図、図5はレッグシールド22の背面図、図6
は図4及び図5の6−6線相当部の結合状態を示す断面
図、図7は同様の7−7線相当図、図8は同様の8−8
線相当図である。
【0018】これらの図において、フロントカバー21
はABS樹脂で成形され、上部中央にスリット30が形
成されるとともに、中央部は下方へ向かって徐々に前方
へ突出し、中央下部はノーズ部31をなして庇状にリヤ
カバー24の上方へ張り出している。
【0019】両側部32は前面から車体両側まで回り込
んでレッグシールド22の前側縁部へ重なって接続され
るとともに、側面下部33はノーズ部31よりも下方へ
延びてレッグシールド22の側面に形成された段部に重
なっている。
【0020】フロントカバー21は各両側部32のう
ち、上側取付部34、中間取付部35、下側取付部36
が形成され、それぞれ後述するレッグシールド22側に
対応して形成されている取付部において車体後方よりネ
ジ止めされている。
【0021】図3に示すように、フロントカバー21と
レッグシールド22の間には、大きな空間26が形成さ
れ、この空間26を利用してバッテリ27が収容されて
いる。但し、この空間26には、図示を省略してある
が、CDI、リレー等の電装品などが適宜収容されるま
た、フロントカバー21を支持するためにヘッドパイプ
6から前方へ突出するようなステー類は設けられず、フ
ロントカバー21はヘッドパイプ6に対しても結合され
ていない。
【0022】図4に示すように、上側取付部34、中間
取付部35及び下側取付部36はそれぞれフロントカバ
ー21の裏側へリブ状をなして一体に突出成形され、そ
の先端部にナット部材37が取付けられている。
【0023】図5に示すように、レッグシールド22は
ポリプロピレン等の適宜樹脂で成形され、前部側は中央
部40がヘッドパイプ6を収容するための後方へ凸状の
凹部をなして、ヘッドパイプ6と平行に上下方向へ形成
されている。
【0024】中央部40の両側部41の周囲には、左右
両側それぞれに上側取付部34、中間取付部35及び下
側取付部36に対応するボス42、43及び44が形成
され、図6乃至図8に示すように各ボス42、43及び
44をフロントカバー21側の上側取付部34、中間取
付部35及び下側取付部36と突出端同士を当接させて
車体後方側(すなわち図5の表示側)からネジ38を用
いて締結する。
【0025】リヤカバー24の中央部40後方はメイン
フレーム7の上を鞍状に覆う屋根部45をなし、そのヘ
ッドパイプ6とメインフレーム7の接続部近傍側面でボ
ルト46によりメインフレーム7側へ固定される。ま
た、後端部左右に設けられた凹部47でボックスカバー
23の先端と結合される。
【0026】次に、本実施例の作用を説明する。ヘッド
パイプ6を挟んで、後方からメインフレーム7の上へレ
ッグシールド22を被せ、ボルト46でメインフレーム
7へ固定する。
【0027】その後、ヘッドパイプ6の前方からフロン
トカバー21を被せ、その上側取付部34、中間取付部
35及び下側取付部36をそれぞれ対応するレッグシー
ルド22のボス42、43及び44へ当接し、レッグシ
ールド22の後方からネジ38でネジ止めすると、フロ
ントカバー21及びレッグシールド22が一体化され
る。
【0028】このとき、フロントカバー21はヘッドパ
イプ6へ取付けず、レッグシールド22へ取付けたの
で、ステーを介してヘッドパイプ6へ取付ける場合と比
べて車体フレーム側における組立精度に影響されず、精
度よくフロントカバー21とレッグシールド22を合わ
せることができるため合わせが容易になり、取付作業性
が向上する。また、ステーを省略できるので部品点数を
削減できる。
【0029】また、可動式フロントフェンダ25を別体
に設け、これよりも突出量の小さなノーズ部31とこれ
よりも下方へ延出する左右の側面下部33をフロントカ
バー21に設けたので、レッグシールド22との間に形
成される空間27を十分に大きくでき、その結果、バッ
テリ28等の大型物品に対する収容空間として利用でき
る。
【0030】しかも、フロントカバー21を支持するた
めのヘッドパイプ6のステー類が不要になるから、空間
27内における物品収容に有効利用でき容積がさらに増
大する。
【図面の簡単な説明】
【図1】フロントカバー21を取付けた状態における車
体前部の側面図
【図2】実施例の適用された自動2輪車の全体側面図
【図3】図2における3−3線相当部の概略断面図
【図4】フロントカバー21の正面図
【図5】レッグシールド22の背面図
【図6】図4及び図5の6−6線相当部の結合状態を示
す断面図
【図7】同様の7−7線相当図
【図8】同様の8−8線相当図
【符号の説明】
2:フロントフォーク、6:ヘッドパイプ、7:メイン
フレーム、21:フロントカバー、22:レッグシール
ド、26:空間34:上側取付部、35:中間取付部、
36:下側取付け部、42:ボス、43:ボス、44:
ボス

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前輪の操向軸を操向自在に支持するヘッド
    パイプの前方側にフロントカバーを取付け、後方側にレ
    ッグシールドと取付けた車両において、前輪の上方に前
    輪と一体に回動される可動式のフロントフェンダをフロ
    ントカバーと別体に設けるとともに、このフロントカバ
    ーは、前部が前記フロントフェンダ先端よりも短く前方
    へ突出するノーズ部をなし、かつこのノーズ部の後部側
    にノーズ部よりも下方へ延出する左右の側面部を備え、
    この側面部を含むフロントカバーの背面側周囲をレッグ
    シールドの前面側周囲と合わせて結合したことを特徴と
    するフロントカバー取付構造。
  2. 【請求項2】前記フロントカバーとレッグシールドの間
    に形成される空間内へバッテリを収納したことを特徴と
    する請求項1に記載したフロントカバー取付構造。
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