JPH11199077A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH11199077A
JPH11199077A JP10003705A JP370598A JPH11199077A JP H11199077 A JPH11199077 A JP H11199077A JP 10003705 A JP10003705 A JP 10003705A JP 370598 A JP370598 A JP 370598A JP H11199077 A JPH11199077 A JP H11199077A
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JP
Japan
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recording paper
recording
unit
image forming
roller
Prior art date
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Pending
Application number
JP10003705A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihisa Takanozawa
義久 高野澤
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH11199077A publication Critical patent/JPH11199077A/ja
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  • Handling Of Cut Paper (AREA)
  • Counters In Electrophotography And Two-Sided Copying (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録材料の重送による画像形成処理効率が低
下するのを防止する。 【解決手段】 給紙部14には、捌き部30が設けられ
ており、トレイ20から記録紙12A、12Bが重ねて
取り出されたときには、この記録紙12A、12Bが駆
動ローラ44とリタードローラ46による挟持位置に達
すると、リタードローラの回転が停止して、記録紙12
Aのみが搬送ローラ34へ向けて送り出される。この
後、駆動ローラを一旦停止させて、記録紙12Aを両面
印刷部16へ送り出してから、駆動ローラを再駆動する
ことにより、残った記録紙12Bが両面印刷部へ送られ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機やプリンタ
等の記録材料に画像を形成する画像形成装置に関する。
詳細には、記録材料の表裏両面に画像を形成する画像形
成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機やプリンタ等の画像形成装
置を含む印刷装置では、記録材料の一方の面に画像を形
成するものが一般的であった。近年、省資源化や刊行物
の多様化に伴い、記録材料の表裏両面に画像を形成する
所謂両面印刷装置が普及しつつある。
【0003】一方、画像が形成される記録材料は、画像
形成後の取り扱いの容易性の面から連続用紙よりも定型
サイズにカットされ単票の記録紙(以下「記録紙」とす
る)が使用されることが多い。
【0004】図10(A)には、一例として両面印刷装
置200を示している。この両面印刷装置200は、記
録紙12が積層されて収容されているトレイ20が給紙
部202に装填されるようになっており、給紙部202
では、このトレイ20上から記録紙を1枚ずつ取り出し
て両面印刷部204へ送り込む。両面印刷部204で
は、給紙された記録紙12の一方の面(表面)と他方の
面(裏面)のそれぞれに順に画像を形成して、排出部2
06の排出トレイ208上へ送り出す。
【0005】これにより、図10(B)に示されるよう
に、排出トレイ208に収容される記録紙12には、表
裏両面に所定の画像が形成される。
【0006】ところで、給紙部202でトレイ20上か
ら記録紙を取り出すときに、記録紙12が密着している
と複数枚の記録紙12が同時に取り出されて両面印刷部
204へ送り込まれてしまうことがある。例えば、2枚
の記録紙12が重なって両面印刷部204へ送り込まれ
る、所謂重送が発生する。記録紙12が重送された場
合、図10(C)に示されるように、一方の記録紙12
Aには、通常、表面に印刷される画像が形成され、他方
の記録紙12Bには、裏面に印刷される画像が形成され
てしまうなどし、片面ずつに画像が形成されて排出され
ることになる。
【0007】これに対して、特開昭64−48733号
公報等では、ホッパ(給紙部210)から記録紙12を
印字部(両面印刷部204)へ搬送する搬送路の途中
に、記録紙の重送を検出するダブルフィード検出器21
2を設けると共に、ダブルフィード検出器212と両面
印刷部204の間にセレクタ214と回収用スタッカ2
16を設けている。
【0008】通常、給紙部210から記録紙12を1枚
ずつ取り出して両面印刷部204へ給紙するが、給紙部
210に積層している記録紙12が密着しているなどし
て、複数枚の記録紙12が同時に取り出されて重送され
たときには、この記録紙12の重送をダブルフィード検
出器212によって検出する。ダブルフィード検出器2
12によって記録紙12の重送を検出すると、セレクタ
214によって記録紙12が回収用ホッパへ向けて案内
されるように搬送路を切り換える。
【0009】これによって、記録紙の重送が発生したと
きには、重送している記録紙を回収用スタッカ216へ
回収して、重送が生じていない記録紙12のみが両面印
刷部204へ給紙されるようになっている。
【0010】したがって、両面印刷部204では、1枚
ずつの記録紙12の表裏両面へ印字を行うことができ、
記録紙の重送が発生しても、両面印刷するはずの記録紙
の片面のみに印字される状態が生じるの防止することが
できる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、記録紙
に重送が生じたときに、この記録紙を排出して新たな記
録紙を送り込むようにした場合、新たな記録紙を取り出
して給紙するまでの間、実質的に印刷等の画像形成処理
が中断してしまうことになってしまう。特に、近年は、
印刷する情報量等の増加に伴って印刷等の記録紙へ画像
を形成する作業の効率化が望まれている。
【0012】本発明は上記事実に鑑みてなされたもので
あり、記録紙の重送等が生じても記録紙の搬送を停止さ
せること無く、円滑に給紙して画像形成作業を行うこと
ができる画像形成装置を提案することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
積層されて装填されている記録材料を取り出して送り出
す給紙部と、前記給紙部から送り込まれる記録材料の表
裏両面に画像を形成する画像形成部と、を含む画像形成
装置であって、前記給紙部から複数枚の記録材料が重ね
られて重送されたときに該複数枚の記録材料のうちの1
枚を分離して前記画像形成部へ送り出す捌き部を備えた
ことを特徴とする。
【0014】この発明によれば、給紙部ないし給紙部と
画像形成部の間に捌き部を設けている。この捌き部は、
複数枚の記録材料が重なって搬送される重送が生じたと
きに、重なっている記録材料のうちの1枚を捌き出して
画像形成部へ向けて送り出す。
【0015】これによって、記録材料に重送が生じて
も、記録材料の搬送を停止させること無く画像形成部へ
給紙することができるので、画像形成を中断する必要が
無い。また、画像形成部には、記録材料が1枚ずつ給紙
されるので、両面印刷を行うときにも、2枚の記録材料
の片面ずつに画像を形成してしまうことがなく、適切な
両面印刷が可能となる。
【0016】請求項2に係る発明は、前記捌き部が、前
記記録材料の搬送路に沿った所定の範囲を移動する無端
の主搬送ベルトと、前記主搬送ベルトに対向して設けら
れて前記記録材料の搬送路に沿って移動する無端の副搬
送ベルトと、前記搬送路上を搬送される記録材料を前記
主搬送ベルトへ向けて吸引して主搬送ベルトへ密着させ
る第1の吸着手段と、前記搬送路上を搬送される記録材
料を前記副搬送ベルトへ向けて吸引して副搬送ベルトへ
密着させる第2の吸着手段と、を含むことを特徴とす
る。
【0017】この発明によれば、主搬送ベルトと副搬送
ベルトを記録材料の搬送路を挟んで対で配置するととも
に、第1及び第2の吸着手段によって記録材料が主搬送
ベルト又は副搬送ベルトに密着して移動するように捌き
部を形成している。
【0018】記録材料が1枚ずつ主搬送ベルトと副搬送
ベルトの間に送り込まれたときには、第1の吸着手段に
よってこの記録材料を主搬送ベルトに密着させる。これ
によって、記録材料は主搬送ベルトの移動に伴って画像
形成部へ向けて送られる。
【0019】また、記録材料に重送が生じることによ
り、2枚の記録材料が重なって主搬送ベルトと副搬送ベ
ルトの間に送り込まれたときには、一方の記録紙(主搬
送ベルト側の記録紙)が主搬送ベルトに密着し、他方の
記録紙(副搬送ベルト側の記録紙)が第2の吸着手段に
よって副搬送ベルト側へ向けて吸引され、副搬送ベルト
に密着されることにより捌かれる。
【0020】これによって、主搬送ベルトに密着した記
録材料のみが画像形成部へ向けて送られることになる。
したがって、記録材料の重送が発生しても、重送してい
る記録材料の搬送を中断させることなく、1枚の記録材
料を捌き出して画像形成部へ送り出すことができる。
【0021】請求項3に係る発明は、前記捌き部によっ
て前記画像形成部へ送られる記録材料から分離された記
録材料を回収する記録材料回収手段を備えたことを特徴
とする。
【0022】この発明によれば、記録材料回収手段を設
け、重送された記録材料の中から1枚の記録材料を送り
出した時に残った記録材料を記録材料回収手段によって
記録材料の搬送路上から回収する。これによって、記録
材料の重送が発生しても、新たな記録材料の搬送が可能
となるので、記録材料を連続して画像形成部へ送り込む
ことができる。
【0023】このような記録材料回収手段としては、例
えば、副搬送ベルトに密着させた記録材料を、副搬送ベ
ルトによって通常の記録材料の搬送路とは異なる経路で
搬送し、さらに、トレイ等に送り込むことがより好まし
い。
【0024】請求項4に係る発明は、前記捌き部によっ
て前記画像形成部へ送られる記録材料から分離された記
録材料を所定のタイミングで前記画像形成部へ送り出す
再送手段を備えたことを特徴とする。
【0025】この発明によれば、重送された記録材料の
中から1枚の記録材料を送り出した時に残った記録材料
を、次の記録材料として画像形成部へ送り込む。これに
よって、重送されている記録材料のうちの1枚を捌き出
したときに、残った記録材料を回収する必要がなく、記
録材料を効率的に画像形成部へ送り込むことができる。
【0026】なお、このときには、積載されている記録
材料の取り出しを一時的に中断し、重送されたすべての
記録材料を画像形成部へ送り込んでから記録材料の取り
出しを再開することが好ましい。記録材料の取り出しを
一時的に中断しても、画像形成部には連続して記録材料
を送り込むことができるので、記録材料への画像形成処
理を滞らせることはない。
【0027】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照しながら本発明
の実施の形態を説明する。 [第1の実施の形態]図1には、第一の実施の形態に画
像形成装置として適用した両面印刷装置10の概略構成
を示している。この両面印刷装置10は、記録材料とし
て用いられる記録紙12に文字や画像等の種々の情報を
記録する。この記録紙12は、所定のサイズに形成され
たカット紙となっている。両面印刷装置10は、給紙部
14、記録紙12の片面ないし両面に所定の情報を印字
する両面印刷部16及び印刷処理の終了した記録紙12
を集積するスタッカ18によって構成されている。
【0028】図1及び図2に示されるように、給紙部1
2には、トレイ20上に記録紙12が積層されて装填さ
れている。なお、一つのトレイ20上には、同一サイズ
の記録紙12が積層されて装填されるようになってお
り、給紙部14には、それぞれがサイズの異なる記録紙
12を積層して収容している複数のトレイ20が装填さ
れるようになっていても良い。
【0029】この給紙部14には、トレイ20上に積層
された記録紙12の両面印刷部16側の端部に対向して
給紙ローラ22が設けられている。給紙ローラ22は駆
動手段28の駆動力によって回転し、トレイ20上の記
録紙12を最表層から1枚ずつ送り出す。
【0030】この給紙部14と両面印刷部16の間に
は、トレイ20から取り出した記録紙12を両面印刷部
16へ搬送する搬送路24が形成されている。トレイ2
0から取り出された記録紙12は、搬送路24上を両面
印刷部16へ向けて搬送され、両面印刷部16へ給紙さ
れる。なお、この搬送路24には、ガイドが設けられて
おり、記録紙12は、略水平状態で搬送される。
【0031】両面印刷部16では、例えば図示しない感
光体に形成したトナー像を記録紙12へ転写することに
より、記録紙12に所定の画像を形成する。このとき、
両面印刷部16では、記録紙12を反転させることによ
り、記録紙12の表裏両面に画像を形成することができ
る。
【0032】なお、両面印刷部16としては、インクを
用いて記録紙12に画像を形成するインクジェット方式
などの従来公知の種々の画像形成手段を適用することが
でき、本実施の形態では、詳細な説明を省略する。ま
た、両面印刷部16は、記録紙12を反転させて記録紙
12の表裏両面に画像を形成するものに限らず、例え
ば、記録紙12の表裏両面のそれぞれに対応して画像形
成手段を設けた構成を用いることもできる。
【0033】両面印刷部16で画像形成処理が施された
記録紙12は、両面印刷部16からスタッカ18へ排出
される。図1に示されるように、スタッカ18は、例え
ば排出トレイ26上に記録紙12を積層して集積する。
【0034】ところで、給紙部14には、発明に係る捌
き部30が設けられている。図1及び図2に示されるよ
うに、捌き部30には、トレイ20側と両面印刷部16
側のそれぞれに搬送ローラ32、34が設けられてい
る。搬送ローラ32、34は、搬送路24を挟んで上下
に対で配置されているローラによって記録紙12を挟持
するようになっている。
【0035】図2に示されるように、搬送ローラ32、
34のそれぞれは、個別の駆動手段36、38によって
回転駆動される。これにより、トレイ20から取り出さ
れた記録紙12は、搬送ローラ32、34のそれぞれ
が、駆動手段36、38の駆動力によって回転駆動する
ことにより両面印刷部16へ向けて搬送路24上を一定
の速度で搬送される。
【0036】一方、捌き部30には、記録紙12の重送
検出手段として、記録紙検出器40、42が設けられて
いる。記録紙検出器40は、搬送ローラ32の記録紙1
2の搬送方向下流側に配置され、記録紙検出器42は、
搬送ローラ34の下流側に配置されている。記録紙検出
器40、42としては、例えば、投光部から照射した光
が記録材料に反射して受光部で受光されることにより記
録紙12を検出するものであっても良く、また、記録紙
12の搬送路24を挟んで投光部と受光部が配置され、
この投光部と受光部の間を記録紙12が通過するとき
に、記録紙12が投光部から照射した光が受光部に達す
るのを遮ることにより、記録紙12を検出するものであ
っても良い。
【0037】また、記録紙検出器40と搬送ローラ34
の間には、駆動ローラ44とリタードローラ46が対で
設けられている。駆動ローラ44は、駆動手段48から
の駆動力によって回転駆動し、リタードローラ46は、
駆動ローラ44の回転に追従して回転可能となってい
る。記録紙12は、駆動ローラ44とリタードローラ4
6に挟持されて、駆動ローラ44の駆動力によって送り
出される。
【0038】このリタードローラ46は、所定以上の回
転トルクが加わることにより回転を停止するようになっ
ており、本実施の形態では、1枚の記録紙12を駆動ロ
ーラ44とリタードローラ46によって挟持したときに
は、駆動ローラ44の回転によって搬送される記録紙1
2の移動に追従してリタードローラ46が回転するが、
2枚以上の記録紙12を駆動ローラ44とリタードロー
ラ46の間で挟もうとしたときには、記録紙12との間
で滑りが生じてトルク伝達ができなくなり、駆動ローラ
44の回転に拘わらずリタードローラ46の回転が停止
するようになっている。
【0039】これにより、例えば、図3(A)に示され
るように、駆動ローラ44とリタードローラ46との間
を記録紙12が1枚ずつ通過するときには、リタードロ
ーラ46が駆動ローラ44に追従して回転して、記録紙
12を送り出す。これに対して、図3(B)に示される
ように、2枚以上の記録紙12が重なって駆動ローラ4
4とリタードローラ46との間に送り込まれたときに
は、リタードローラ46の回転が停止し、駆動ローラ4
4に接触している記録紙12のみが駆動ローラ44の回
転によって駆動ローラ44とリタードローラ46の間か
ら送り出される。
【0040】すなわち、2枚以上の記録紙12が重なっ
て駆動ローラ44とリタードローラ46へ送り込まれる
と、記録紙12は、駆動ローラ44とリタードローラ4
6によって捌かれて、1枚だけ送り出され、残りの記録
紙12は、先端がリタードローラ46に当接した位置で
停止する。
【0041】一方、図2に示されるように、捌き部30
では、記録紙12の搬送方向に沿った長さL1 に対し
て、リタードローラ46(駆動ローラ44)の軸心と記
録紙検出器40の検出位置との間隔D1 がL1 >D1 と
なっている。また、記録紙検出器42の検出位置とリタ
ードローラ46(駆動ローラ44)の軸心の間隔D
2 は、連続して記録紙12を給紙するときの記録紙12
の後端と次の記録紙12の先端との間隔L2 に対し、一
例としてD2 =L2 /2としている。また、記録紙検出
器40の記録紙検出位置と記録紙検出器42の検出位置
の間隔Dは、D=D1+D2 >L1 となっている。
【0042】これにより、記録紙12が1枚ずつ等間隔
(間隔L2 )で搬送されている通常状態では、記録紙検
出器42が記録紙12の先端を検出したときに、この記
録紙12の後端が記録紙検出器40を通過しており、ま
た、次の記録紙12の先端は、記録紙検出器40に達し
ていないので、記録紙検出器40は、非検出状態(オ
フ)となっている。
【0043】これに対して、記録紙12が重送されてい
るときには、1枚の記録紙12のみが搬送され、残りの
記録紙12の搬送が停止している。このため、記録紙検
出器42が駆動ローラ44とリタードローラ46によっ
て捌かれて送り出された記録紙12の先端を検出したと
きに、記録紙検出器40が記録紙12を検出(オン)し
ているときには、記録紙12の重送が発生して、記録紙
12の搬送がリタードローラ46によって停止されてい
ると判断することができる。
【0044】なお、間隔D2 を間隔L2 以上(D2 ≧L
2 )とした場合、記録紙12に重送が発生したときに、
次の記録紙12が重送している記録紙12の後端に当た
る可能性がある。このため、記録紙12の重送の発生を
的確に検出するためには、間隔D2 を間隔L2 より短く
する(D2 <L2 )ことが好ましく、また、間隔D1、
D2 、L2 及び長さL1 は、L1 <D1 +D2 <L1 +
L2 とすることが好ましい。
【0045】給紙部14には、給紙コントローラ50が
設けられており、給紙ローラ22、搬送ローラ32、3
4及び駆動ローラ44を駆動する駆動手段28、36、
38、48のそれぞれが、この給紙コントローラ50に
よって制御されている。また、この給紙コントローラ5
0には、記録紙検出器40、42が接続されており、給
紙コントローラ50は、記録紙検出器40、42の検出
結果から、記録紙12の重送の発生を含む搬送状態を判
断できるようになっている。
【0046】給紙コントローラ50は、記録紙検出器4
0、42の検出結果から記録紙12の重送が発生したと
判断したときには、搬送ローラ34のみを駆動し、給紙
ローラ22、搬送ローラ32及び駆動ローラ44の駆動
を停止させる。この後、給紙コントローラ50は、記録
紙検出器42がオフして、捌かれた記録紙12が通過し
たことを検出すると、まず、駆動ローラ44を駆動し
て、残った記録紙12を送り出した後に、通常の給紙処
理を再開する。
【0047】なお、給紙ローラ22、搬送ローラ34及
び駆動ローラ44のそれぞれには、ワンウエイクラッチ
機構が設けられており、駆動手段28、38、48の駆
動が停止していても、接触している記録紙12が他の駆
動力によって搬送(搬送方向に沿った移動)されていれ
ば、この記録紙12の移動に追従して回転して記録紙1
2を円滑に送り出す。
【0048】また、給紙コントローラ50は、給紙部1
2から両面印刷部16へ連続して給紙するときには、給
紙ローラ22を時間t1 の間隔で、時間t2 (何れも、
図6(A)及び図6(B)参照)だけ駆動する。これに
よって、記録紙12は、所定の間隔L2 で両面印刷部1
6へ向けて搬送される。
【0049】さらに、駆動手段28、36、38、48
としては、それぞれ別々のモータ等の駆動源を有するも
のであっても良く、また、単一の駆動源を用いたもので
あっても良い。単一の駆動源を用いる場合、クラッチ手
段を設けて駆動力の継/断を行うようにすれば良い。
【0050】以下に本実施の形態の作用として、給紙コ
ントローラ50による給紙処理を図4、図5に示すフロ
ーチャートに沿って説明する。
【0051】図3のフローチャートは、給紙コントロー
ラ50による給紙部14から両面印刷部16への記録紙
12の給紙処理の流れを示しており、両面印刷部16か
らの給紙要求に基づいて実行される。なお、以下では、
多数枚の記録紙12を所定の時間間隔で給紙するものと
して説明する。
【0052】給紙要求がなされることにより、最初のス
テップ100では、駆動手段36、38、48を作動さ
せて、搬送ローラ32、34及び駆動ローラ44の回転
を開始する。これと共に、ステップ102が実行され
る。このステップ102では、駆動手段28を時間t1
の間隔で時間t2 ずつ駆動し、給紙ローラ22によって
トレイ20上から記録紙12を1枚ずつ搬送路24上へ
送り出す。これによって、記録紙12は、所定の間隔L
2 で搬送路24上を搬送される。トレイ20からの記録
紙12の送り出しは、所定の給紙枚数だけ送り出すまで
繰返される。
【0053】トレイ20から取り出された記録紙12
は、搬送ローラ32、駆動ローラ44及び搬送ローラ3
4によって順に搬送される。これにより、図6(A)に
示されるように、記録紙12が搬送ローラ32から送り
出されると、記録紙検出器40が記録紙12を検出して
オンする。また、この記録紙12が駆動ローラ44から
送り出されると、記録紙12の後端が記録紙検出器40
を通過するので、記録紙検出器40がオフする。
【0054】一方、図4に示されるフローチャートのス
テップ104では、搬送ローラ34から送り出された記
録紙12の先端を記録紙検出器42によって検出したか
否かを確認しており、記録紙検出器42が記録紙12の
先端を検出すると、ステップ104で肯定判定されて、
ステップ106へ移行する。このステップ106では、
記録紙検出器40が記録紙12を検出しているか否かを
確認している。
【0055】図6(A)に示されるように、通常、記録
紙検出器42が記録紙12の先端を検出したときは、こ
の記録紙12の後端は、既に記録紙検出器40の検出位
置を通過しており、また、次の記録紙12は、記録紙検
出器40の検出位置に達していないために、記録紙検出
器40はオフしている。したがって、図4に示されるフ
ローチャートのステップ106では、否定判定される。
【0056】ステップ106で否定判定されることによ
り移行するステップ108では、給紙処理が終了したか
否かを確認し、給紙処理が終了していなければ、ステッ
プ104へ移行してして、記録紙12の給紙が終了する
まで繰返される。これにより、給紙部14では、記録紙
12を所定の間隔L2 で順に両面印刷部16へ給紙す
る。
【0057】また、記録紙12の給紙が終了(ステップ
108で肯定判定)すると、ステップ110へ移行し
て、搬送ローラ32、34及び駆動ローラ44を停止し
て、給紙処理を終了する。
【0058】両面印刷部16では、給紙部14から所定
の時間間隔で給紙される記録紙12の表裏両面に所定の
画像を記録し、スタッカ18へ送り出す。スタッカ18
では、両面印刷部16によって画像が形成された記録紙
12がトレイ26へ順に積層される。このトレイ26に
積層された記録紙12には、図10(B)に示されるよ
うに、表裏両面に画像が形成された状態となっている。
【0059】ところで、給紙部14のトレイ20上に積
層されている記録紙12は静電気等によって密着するこ
とがあり、互いに密着している記録紙12は、上側の記
録紙12を給しローラ22によってトレイ20上から送
り出そうとしたときに、重なって送り出されてしまうこ
とがあり、これによって記録紙12の重送が発生する。
【0060】ここで、図3(B)に示されるように、複
数枚が密着した記録紙12(図3(B)では、一例とし
て2枚の記録紙12A、12Bとしている)が駆動ロー
ラ44とリタードローラ46による挟持位置に達する
と、リタードローラ46の回転が停止し、駆動ローラ4
4のみが回転する。これによって、リタードローラ46
に接触する下側の記録紙12Bは、リタードローラ46
の回転が停止するために、先端部がリタードローラ46
の周面に接触した位置で停止する。
【0061】これに対して、上側の記録紙12Aは駆動
ローラ44に接触するので、駆動ローラ44の回転によ
って駆動ローラ44とリタードローラ46の間を通過し
て搬送ローラ34へ向けて送られる。すなわち、上側の
記録紙12Aが捌かれて送り出される。
【0062】ここで、駆動ローラ44とリタードローラ
46によって捌かれた記録紙12Aが、搬送ローラ34
を通過することにより、記録紙検出器42がオンする。
これにより、図4に示されるフローチャートのステップ
104で肯定判定される。
【0063】このとき、図3(B)及び図6(B)に示
されるように、記録紙検出器40は、リタードローラ4
6の回転が停止することにより搬送路24の途中で残っ
ている記録紙12Bの後端部を検出しているので、オン
状態となっている。これにより、図4に示されるフロー
チャートの次のステップ106で肯定判定され、記録紙
12の重送が検出される。
【0064】記録紙12の重送を検出することにより、
ステップ112へ移行する。このステップ112では、
記録紙12の重送を解消するための重送復旧処理を行
う。
【0065】図5には、重送復旧処理の一例を示してお
り、また、図6(B)には、重送復旧処理時のタイミン
グチャートを示している。記録紙12の重送が発生した
ことを検出すると、ステップ120では、給紙ローラ2
2は勿論、搬送ローラ32及び駆動ローラ44の駆動を
停止する。
【0066】これにより、図6(B)に示されるよう
に、搬送ローラ34のみが駆動され、記録紙検出器42
に検出されている記録紙12のみが両面印刷部16へ送
られる。このとき、駆動ローラ44にワンウエイクラッ
チ機構を設けておくことにより、搬送ローラ34によっ
て搬送される記録紙12は、円滑に駆動ローラ44とリ
タードローラ46の間から引き出される。
【0067】ステップ122では、記録紙検出器42が
オフしたか否かを確認している。搬送ローラ34が記録
紙12Aを両面印刷部16へ送り出すことにより、この
記録紙12Aの後端が記録紙検出器42の検出位置を通
過すると、記録紙検出器42がオフする。これにより、
ステップ122で肯定判定されて、ステップ124へ移
行する。このステップ124では、駆動ローラ44のみ
を駆動する。
【0068】図3(C)に示されるように、駆動ローラ
44が回転駆動することにより、リタードローラ46に
当接して残っている記録紙12Bが駆動ローラ44とリ
タードローラ46の間から送り出される。これにより、
記録紙12Aと重送されていた記録紙12Bが、記録紙
12Aに続いて両面印刷部16へ送られる。
【0069】図5に示されるフローチャートのステップ
126では、記録紙検出器42が搬送が開始された記録
紙12Bを検出したか否かを確認している。ここで、記
録紙検出器42が駆動ローラ44の駆動によって送り出
された記録紙12Bを検出して、ステップ126で肯定
判定されると、ステップ128へ移行して、記録紙検出
器40が記録紙12を検出しているか否かを確認する。
すなわち、リタードローラ46によって搬送が停止され
ている記録紙12が残っているか否かを確認し、記録紙
検出器40がオフ状態であり、記録紙12が残っていな
いことを確認すると、重送復旧処理を終了する。
【0070】なお、3枚以上の記録紙12が重送されて
いたときには、駆動ローラ44の駆動を再開して記録紙
12の搬送を開始したときに、2枚以上の記録紙12が
残っていることになる。このときには、駆動ローラ44
が駆動してもリタードローラ46が停止しているので、
駆動ローラ44に接触している1枚の記録紙12のみが
搬送ローラ34へ向けて送り出され、残りの記録紙12
の搬送が停止した状態となる。これによって、記録紙検
出器42が記録紙12を検出したときに、記録紙検出器
40も記録紙12を検出することになるので、ステップ
128で肯定判定されてステップ120へ移行して、再
度、重送復旧処理が行われることになる。
【0071】図4に示されるフローチャートでは、重送
復旧処理が終了することにより、ステップ114へ移行
して給紙作業が終了したか否かを確認し、終了していな
ければ(ステップ114で否定判定)、ステップ116
へ移行して、搬送ローラ32の駆動を再開して、ステッ
プ104へ移行する。このとき、給紙ローラ22による
トレイ22からの記録紙12の取り出しも再開される。
【0072】このように、捌き部30では、記録紙12
の重送が発生すると、重送状態となっている記録紙12
を1枚ずつに捌いて、順に両面印刷部16へ送り込み、
重送状態となっている記録紙12を回収するなどの除去
作業が必要なくなると共に、この除去作業のために、両
面印刷部16への記録紙12の給紙が中断されてしまう
こともない。したがって、両面印刷部16による画像形
成作業を円滑に、かつ効率的に行うことができる。
【0073】なお、図6(B)に示されるように、記録
紙12の重送を検出したときに、給紙ローラ22が駆動
状態であれば、時間t2 のうち、時間t3 を残して停止
される。このため、重送復旧処理が終了して給紙ローラ
22の駆動を再開するときには、残っている時間t3 を
考慮したタイミングで給紙ローラ22を駆動させること
により、給紙ローラ22を駆動するタイミング、すなわ
ちトレイ20から記録紙12を取り出すタイミングを、
重送が発生する前に戻すことができる。
【0074】すなわち、記録紙12の重送が発生して
も、重送が発生していないときと同じタイミングで記録
紙12の給紙が可能となり、両面印刷装置10の印刷作
業に支障をきたすことが無い。
【0075】[第2の実施の形態]次に本発明の第2の
実施の形態を説明する。図7には、第2の実施の形態に
適用した両面印刷装置60の概略構成を示している。な
お、第2の実施の形態の基本的構成は、第1の実施の形
態と同一であり、同一の部品には同一の符号を付与して
その説明を省略する。
【0076】両面印刷装置60は、給紙部62に第1の
実施の形態に適用した捌き部30に換えて捌き部64を
設けている。
【0077】捌き部64には、搬送ローラ32と搬送ロ
ーラ34の間に、無端の主搬送ベルト66と副搬送ベル
ト68が記録紙12の搬送路24を挟んで対で設けられ
ている。
【0078】図7及び図8に示されるように、主搬送ベ
ルト66は、搬送路24の上方(図7の紙面上側)に配
置された巻掛けローラ70A、70Bに巻き掛けられて
いる。この主搬送ベルト66は、巻掛けローラ70A、
70Bが図示しない駆動手段の駆動力によって回転する
ことにより、記録紙12の搬送路24側が搬送路24に
接近した位置を搬送路24に沿って両面印刷部16側へ
向けて、記録紙12の搬送速度と同じ速度で移動するよ
うになっている。
【0079】副搬送ベルト68は、巻掛けローラ72
A、72B、72Cに巻掛けられている。この副搬送ベ
ルト68は、巻掛けローラ72A〜72Dが図示しない
駆動手段の駆動力によって回転することにより、記録紙
12の搬送速度と等速で移動するようになっている。
【0080】巻掛けローラ72Aは、主搬送ベルト66
の巻掛けローラ70Aに対向して搬送路24に接近して
設けられ、巻掛けローラ72Bは、主搬送ベルト66の
巻掛けローラ70Aと巻掛けローラ70Bの間に、搬送
路24に接近して配置されている。これにより、副搬送
ベルト68は、巻掛けローラ72Aと巻掛けローラ72
Bの間で、主搬送ベルト66と所定の間隔で記録紙12
の搬送方向へ平行移動するようになっている。
【0081】また、巻掛けローラ72Cは、主搬送ベル
ト66の巻掛けローラ70Bの下方に搬送路24から離
れて配置されている。これにより、副搬送ベルト68
は、巻掛けローラ72Bと巻掛けローラ72Cの間で
は、搬送路24に対して下方へ徐々に離れるように移動
する。
【0082】すなわち、主搬送ベルト66と副搬送ベル
ト68は、記録紙12の搬送方向の上流側では、複数枚
の記録紙12が通過可能な間隔が設けられており、記録
紙12の搬送方向の下流側では、副搬送ベルト68が主
搬送ベルト66から徐々に離されている。
【0083】図7に示されるように、搬送ローラ34の
下方には、記録紙12を回収するための回収箱74が設
けられており、巻掛けローラ72Bと巻掛けローラ72
Cの間での副搬送ベルト68の移動方向の延長線がこの
回収箱74の上部開口へ向けられている。また、巻掛け
ローラ72Cと回収箱74の間には、搬送ローラ75が
設けられている。
【0084】一方、捌き部64には、記録紙12の搬送
路24の上方に吸引ダクト76が設けられ、搬送路24
の下方に吸引ダクト78が設けられている。吸引ダクト
76は、先端部が巻掛けローラ70Aと巻掛けローラ7
0Bの間で、主搬送ベルト66の搬送路24と反対側に
接近して開口されている。また、吸引ダクト78は、先
端部が巻掛けローラ72Aと巻掛けローラ72Cの間
で、副搬送ベルト68の搬送路24と反対側に接近して
開口されている。
【0085】吸気ダクト76、78のそれぞれは、吸気
ファン等の図示しない吸気手段に連結されており、この
吸気手段が作動することにより搬送路24の近傍の空気
を吸引するようになっている。なお、吸気ダクト76の
吸引力は、吸気ダクト78の吸引力よりも大きくなって
いる。
【0086】図8に示されるように、例えば、吸気ダク
ト76、78の端部には、記録紙12の搬送方向に沿っ
て長尺に形成されている複数の吸気孔80、82が設け
られているグリル84、86が配置されている。主搬送
ベルト66及び副搬送ベルト68は、内面(搬送路24
と反対側の面)がそれぞれのグリル84、86の表面に
接触しながら滑るように移動するようになっている。
【0087】また、主搬送ベルト66及び副搬送ベルト
68には、図示しない多数の貫通孔が穿設されており、
吸気ダクト76内には、グリル82の吸気孔80と主搬
送ベルト66の図示しない貫通孔を介して搬送路24近
傍の空気が吸引され、吸気ダクト78内には、グリル8
4の吸気孔82と副搬送ベルト68の図示しない貫通孔
を介して搬送路24近傍の空気が吸引される。なお、貫
通孔としては、円孔であっても良く、また、長手方向が
記録紙12の搬送方向に沿った長孔であっても良い。
【0088】これにより、主搬送ベルト66と副搬送ベ
ルト68の間に記録紙12が送り込まれると、記録紙1
2は、主搬送ベルト66又は副搬送ベルト68へ吸い寄
せされる。このとき、記録紙12が1枚であったときに
は、主搬送ベルト66側の吸引ダクト76の空着力が強
いので、記録紙12は、主搬送ベルト12へ吸着され
る。また、2枚の記録紙12が重なって送り込まれた場
合、主搬送ベルト66には、主搬送ベルト66側の記録
紙12が吸着され、副搬送ベルト68には、副搬送ベル
ト68側の記録紙12が吸着される。これにより、重送
されている記録紙12が捌かれ、それぞれが主搬送ベル
ト66と副搬送ベルト68に密着して移動される。
【0089】なお、図8に示されるように、搬送ローラ
34の上流側には、主搬送ベルト66に対向したガイド
面90と、下方へ向けて傾斜して移動する副搬送ベルト
68に対向したガイド面92が設けられているセパレー
タ94がガイドとして配置されており、主搬送ベルト6
6に密着して移動する記録紙12と副搬送ベルト68に
密着して移動する記録紙12の搬送路を分離している。
【0090】以下に第2の実施の形態の作用を、図9
(A)乃至図9(E)を参照しながら説明する。
【0091】両面印刷装置60では、トレイ20から記
録紙12を1枚ずつ取り出して、搬送路24上を搬送し
て、両面印刷部16へ送り込む。このとき、トレイ20
から取り出された記録紙12は、捌き部64を通過し
て、両面印刷部16へ送られる。
【0092】図9(A)に示されるように、捌き部64
には吸引ダクト76、78が設けられており、記録紙1
2が通過するときに図示しない吸引手段によって吸引力
が与えられている。記録紙12は、通常、1枚ずつ搬送
されるので、主搬送ベルト66と副搬送ベルト68の間
に送り込まれた記録紙12は、吸引ダクト76側の吸引
力が、吸引ダクト78の吸引力より強いので、主搬送ベ
ルト66側へ引き上げられる。
【0093】これにより、記録紙12は、主搬送ベルト
66に密着されて、主搬送ベルト66の移動に伴って、
搬送ローラ34へ送られる。この後、巻掛けローラ70
Bの近傍で主搬送ベルト66が吸引ダクト76から外
れ、さらに、巻掛けローラ70Bでは、主搬送ベルト6
6が反転されているので、記録紙12は、主搬送ベルト
66から離れて搬送ローラ34へ向けて送られれる。
【0094】ところで、図9(B)に示されるように、
記録紙12の重送が発生した場合、2枚の記録紙12
(記録紙12Aと記録紙12B)が、主搬送ベルト66
と副搬送ベルト68の間へ送り込まれることになる。
【0095】このとき、吸引ダクト76、78が搬送路
24の近傍の空気を吸引しているため、図9(C)に示
されるように、主搬送ベルト66に対向する上側の記録
紙12Aは、主搬送ベルト66へ向けて吸引されて、主
搬送ベルト66に密着される。また、副搬送ベルト68
に対向する下側の記録紙12Bは、副搬送ベルト68へ
向けて吸い寄せされて、副搬送ベルト68へ密着され
る。
【0096】これによって、図9(D)及び図9(E)
に示されるように、重送している2枚の記録紙12A、
12Bのうち、主搬送ベルト66に密着している記録紙
12Aは、主搬送ベルト66によって搬送ローラ34へ
向けて移動され、さらに、搬送ローラ34によって両面
印刷部16へ送られる。したがって、記録紙12の重送
が発生しても、両面印刷部16へは、記録紙12が1枚
だけ送り込まれる。
【0097】これによって、トレイ20から取り出した
記録紙12に重送が生じても、両面印刷部16には、記
録紙12が1枚ずつ送り込まれ、記録紙12の表裏両面
に記録されるべき画像が、2枚の記録紙12の片面ずつ
に別れて記録されてしまうのを確実に防止することがで
きる。一方、重送されている2枚の記録紙12A、12
Bのうち、記録紙12Bは、副搬送ベルト68に密着す
ることにより、両面印刷部16へ送られる記録紙12A
から剥がされる。さらに、図9(D)に示されるよう
に、副搬送ベルト68は、巻掛けローラ72Bを通過す
ると、記録紙12の搬送路24から徐々に離れる。これ
によって、副搬送ベルト68に密着している記録紙12
Bも搬送路24から離れる。
【0098】この後、副搬送ベルト68の記録紙12B
の先端部が密着している部分が、吸引ダクト78から外
れることにより、副搬送ベルト68への記録紙12の吸
着が解除され、さらに副搬送ベルト68が巻掛けローラ
72Cで反転されていることにより、この記録紙12B
は、搬送ローラ75へ向けて送り出される。
【0099】これにより、図9(E)に示されるよう
に、記録紙12は副搬送ベルト68から搬送ローラ75
へ受け渡され、この搬送ローラ75によって回収箱74
へ送り込まれる。
【0100】このように、記録紙12に重送が生じたと
きに、残った記録紙12を搬送路24から除去すること
により、次の記録紙12の搬送を中断させる必要がなく
なる。これにより、記録紙12に重送が生じても、記録
紙12を円滑に一定間隔で両面印刷部16へ送り込むこ
とができ、記録紙12に重送が生じることにより、両面
印刷部16での処理を中断させたり、処理が遅れてしま
うのを確実に防止することができる。
【0101】また、重送していた記録紙12Bを回収箱
74へ案内して、この回収箱74に回収することによ
り、給紙部62での給紙処理を中断させて、記録紙12
Bの除去を行う必要がなくなり、常に記録紙12の搬送
が可能な状態に維持することができる。
【0102】なお、本実施の形態では、吸気ダクト7
6、78の双方に常に吸引力を付与するように説明した
が、捌き部64の上流側に記録紙12の重送を検出する
重送検出器を設け、通常は、主搬送ベルト66に記録紙
12が密着するように吸引ダクト76側にのみ吸引力を
与えるようにし、重送検出器が記録紙12の重送を検出
したときに副搬送ベルト68に記録紙12が密着するよ
うに吸引ダクト78へ吸引力を与えるようにしても良
い。
【0103】このときの重送検出器としては、例えば、
記録紙12の搬送路24を挟んで投光部と受光部を配置
し、この投光部と受光部の間を記録紙12が通過すると
きに、投光部から照射した光が受光部に達するときの光
量を検出する一般的構成を適用することができる。これ
により、例えば1枚の記録紙12が通過するときと2枚
以上の記録紙12が通過するときでは、受光部に達する
光量(光の透過率)が変化する。この光量の差から記録
紙12が1枚ずつ通過しているか、又は2枚以上の記録
紙12が重なって通過する重送状態となっているか否か
を判断することができる。
【0104】また、以上説明した本実施の形態では、記
録紙12の表裏両面に画像を形成する両面印刷装置に本
発明を適用したが、本発明を適用される画像形成装置と
しては、記録紙12の片面のみに画像を形成するもので
あっても良い。この場合、記録紙12の重送を防止する
ことにより、記録紙12の重送によってジャム等の記録
紙12の搬送不良を防止することができるのは勿論、画
像が形成されていない記録紙12がトレイ26に排出さ
れてしまうのを防止することができ、円滑かつ効率的な
画像形成処理が可能となる。
【0105】
【発明の効果】以上説明した如く、給紙部ないし給紙部
と画像形成部との間で捌き部を設けることにより、給紙
部から画像形成部へ給紙される記録材料に重送が生じて
いても、記録材料を1枚ずつ画像形成部へ送ることがで
きる。これによって、画像形成部で記録材料の表裏両面
に形成すべき画像が2枚の記録紙の片面ずつに記録され
てしまうのを確実に防止することができる。
【0106】さらに、本発明によれば、捌き部で捌いて
残った記録材料を、記録材料の搬送路から回収すること
により、次の記録材料の搬送を円滑に行うことができ
る。また、本発明によれば、捌き部で捌いて残った記録
材料を画像形成部へ送ることにより、記録材料の無駄を
省くことができる。これにより給紙部からの円滑な給紙
が可能となるとともに、記録材料への画像形成作業に遅
延を生じさせることがないと言う優れた効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係る両面印刷装置を示す概
略構成図である。
【図2】本発明を適用した給紙部の概略図構成図であ
る。
【図3】(A)乃至(C)は、図2に示す給紙部の動作
を示す概略図であり、(A)は記録紙の通常の搬送を示
し、(B)は記録紙の重送を検出したときの記録紙の搬
送状態を示し、(C)は記録紙の重送を復旧させたとき
の搬送状態をそれぞれ示している。
【図4】第1の実施の形態に係る給紙部の処理の一例を
示すフローチャートである。
【図5】図4に示すフローチャートで記録紙の重送を検
出したときに実行される重送復旧処理の一例を示すフロ
ーチャートである。
【図6】(A)及び(B)は給紙部に設けている給紙ロ
ーラ、2組の搬送ローラ、駆動ローラ及び対の記録紙検
出器の作動を示すタイミングチャートであり、(A)は
記録紙が正常に搬送されている状態を示し、(B)は記
録紙の重送を検出したとき及び重送復旧時を示してい
る。
【図7】第1の実施の形態に係る両面印刷装置を示す概
略構成図である。
【図8】本発明を適用した給紙部の概略図構成図であ
る。
【図9】(A)乃至(E)は、図8に示す給紙部の動作
を示す概略図であり、(A)は記録紙の通常の搬送を示
し、(B)から(E)はその順番で記録紙に重送が生じ
たときの重なりあっているそれぞれの記録紙の移動を示
している。
【図10】(A)従来の両面印刷装置を示す概略図、
(B)は両面印刷した記録紙を示す概略図、(C)は重
送によって両面印刷すべき画像が別々の記録紙に記録さ
れた状態を示す概略図、(D)は記録紙が重送されて両
面印刷部へ送り込まれるのを防止した例を示す両面印刷
装置の概略図である。
【符号の説明】
10、60 両面印刷装置(画像形成装置) 12 記録紙(記録材料) 14、62 給紙部 16 両面印刷部(画像形成部) 18 スタッカ 30、64 捌き部 40、42 記録紙検出器 44 駆動ローラ 46 リタードローラ 50 給紙コントローラ 66 主搬送ベルト 68 副搬送ベルト(記録紙回収手段) 74 回収箱(記録紙回収手段) 76 吸引ダクト(第1の吸着手段) 78 吸引ダクト(第2の吸着手段)
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G03G 15/00 106 G03G 15/00 106 516 516

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 積層されて装填されている記録材料を取
    り出して送り出す給紙部と、前記給紙部から送り込まれ
    る記録材料の表裏両面に画像を形成する画像形成部と、
    を含む画像形成装置であって、前記給紙部から複数枚の
    記録材料が重ねられて重送されたときに該複数枚の記録
    材料のうちの1枚を分離して前記画像形成部へ送り出す
    捌き部を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記捌き部が、前記記録材料の搬送路に
    沿った所定の範囲を移動する無端の主搬送ベルトと、 前記主搬送ベルトに対向して設けられて前記記録材料の
    搬送路に沿って移動する無端の副搬送ベルトと、 前記搬送路上を搬送される記録材料を前記主搬送ベルト
    へ向けて吸引して主搬送ベルトへ密着させる第1の吸着
    手段と、 前記搬送路上を搬送される記録材料を前記副搬送ベルト
    へ向けて吸引して副搬送ベルトへ密着させる第2の吸着
    手段と、 を含むことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】 前記捌き部によって前記画像形成部へ送
    られる記録材料から分離された記録材料を回収する記録
    材料回収手段を備えたことを特徴とする請求項1又は請
    求項2の何れかに記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記捌き部によって前記画像形成部へ送
    られる記録材料から分離された記録材料を所定のタイミ
    ングで前記画像形成部へ送り出す再送手段を備えたこと
    を特徴とする請求項1又は請求項2の何れかに記載の画
    像形成装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007246207A (ja) * 2006-03-15 2007-09-27 Konica Minolta Business Technologies Inc 用紙搬送装置及び画像形成装置
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