JPH11201280A - 田植機の油圧装置 - Google Patents
田植機の油圧装置Info
- Publication number
- JPH11201280A JPH11201280A JP654198A JP654198A JPH11201280A JP H11201280 A JPH11201280 A JP H11201280A JP 654198 A JP654198 A JP 654198A JP 654198 A JP654198 A JP 654198A JP H11201280 A JPH11201280 A JP H11201280A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transmission
- hydraulic
- shaft
- lifting device
- case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Transplanting Machines (AREA)
- Lifting Devices For Agricultural Implements (AREA)
- Control Of Fluid Gearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来の田植機において、静油圧式無段変速装
置に対する作動油補給及び油圧式昇降装置に対する作動
油供給が各々専用の油圧ポンプにより行われていたため
に高コストについていた。また、油圧ポンプをエンジン
の近傍に配置した構成であると、配管が長くなり、効率
も悪くなっていた。 【解決手段】 エンジン9の動力を車軸79・99へ伝
動する走行伝動系に静油圧式無段変速装置31を介在さ
せると共に、植付部2が油圧式昇降装置を介し機体に連
結された田植機において、前記油圧式昇降装置の戻り油
を前記静油圧式無段変速装置の作動油補給に導入させ、
また、前記油圧式昇降装置に備わる油圧ポンプ46を前
記静油圧式無段変速装置のハウジングに取り付けてその
入力軸26により駆動させるようにした。
置に対する作動油補給及び油圧式昇降装置に対する作動
油供給が各々専用の油圧ポンプにより行われていたため
に高コストについていた。また、油圧ポンプをエンジン
の近傍に配置した構成であると、配管が長くなり、効率
も悪くなっていた。 【解決手段】 エンジン9の動力を車軸79・99へ伝
動する走行伝動系に静油圧式無段変速装置31を介在さ
せると共に、植付部2が油圧式昇降装置を介し機体に連
結された田植機において、前記油圧式昇降装置の戻り油
を前記静油圧式無段変速装置の作動油補給に導入させ、
また、前記油圧式昇降装置に備わる油圧ポンプ46を前
記静油圧式無段変速装置のハウジングに取り付けてその
入力軸26により駆動させるようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、歩行型または乗用
型の田植機を静油圧式無段変速装置によって変速走行
し、更に、油圧によって植付部を昇降できるようにした
田植機の油圧構成に関する。
型の田植機を静油圧式無段変速装置によって変速走行
し、更に、油圧によって植付部を昇降できるようにした
田植機の油圧構成に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の田植機の主変速装置は正確な植付
作業と微妙な走行変速ができて、所望の走行速度に合わ
せられるようにするために静油圧式無段変速装置が多く
用いられるようになってきている。このような静油圧式
無段変速装置は可変容積型の油圧ポンプと固定容積型の
油圧モータより構成されて、油圧ポンプと油圧モータは
流体接続されて閉回路が構成されている。この閉回路へ
の作動油の補給は、植付部を昇降させるための油圧式昇
降装置の油圧ポンプとは別のチャージポンプから供給さ
れていたのである。
作業と微妙な走行変速ができて、所望の走行速度に合わ
せられるようにするために静油圧式無段変速装置が多く
用いられるようになってきている。このような静油圧式
無段変速装置は可変容積型の油圧ポンプと固定容積型の
油圧モータより構成されて、油圧ポンプと油圧モータは
流体接続されて閉回路が構成されている。この閉回路へ
の作動油の補給は、植付部を昇降させるための油圧式昇
降装置の油圧ポンプとは別のチャージポンプから供給さ
れていたのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記のように静油圧式
無段変速装置及び油圧式昇降装置に対して別々の油圧ポ
ンプによって圧油を供給する構成であったために、高コ
ストになっていた。また、油圧ポンプをエンジンの近傍
に配置した構成であると、静油圧式無段変速装置や油圧
式昇降装置に対する配管が長くなり、効率も悪くなって
いたのである。
無段変速装置及び油圧式昇降装置に対して別々の油圧ポ
ンプによって圧油を供給する構成であったために、高コ
ストになっていた。また、油圧ポンプをエンジンの近傍
に配置した構成であると、静油圧式無段変速装置や油圧
式昇降装置に対する配管が長くなり、効率も悪くなって
いたのである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するため
の手段を説明する。即ち、請求項1においては、エンジ
ン動力を車軸へ伝動する走行伝動系に静油圧式無段変速
装置を介在させると共に、植付部が油圧式昇降装置を介
し機体に連結された田植機において、前記油圧式昇降装
置の戻り油を前記静油圧式無段変速装置の作動油補給ポ
ートに導入させたものである。
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するため
の手段を説明する。即ち、請求項1においては、エンジ
ン動力を車軸へ伝動する走行伝動系に静油圧式無段変速
装置を介在させると共に、植付部が油圧式昇降装置を介
し機体に連結された田植機において、前記油圧式昇降装
置の戻り油を前記静油圧式無段変速装置の作動油補給ポ
ートに導入させたものである。
【0005】請求項2においては、前記油圧式昇降装置
に備わる油圧ポンプを前記静油圧式無段変速装置のハウ
ジングに取り付けてその入力軸により駆動させるように
したものである。
に備わる油圧ポンプを前記静油圧式無段変速装置のハウ
ジングに取り付けてその入力軸により駆動させるように
したものである。
【0006】
【発明の実施の形態】次に、本発明を小型乗用田植機に
適用した実施の形態を説明する。図1は本発明の油圧装
置を装備した乗用田植機の全体側面図、図2はトランス
ミッションの平面図、図3は片側のケース半部を外した
側面図、図4はミッションケースの平面展開断面図、図
5はミッションケース前部の平面展開断面図、図6は第
一変速装置の平面断面図、図7は一側のフロントスアク
スルケースの後面断面図、図8はミッションケース後部
の平面展開断面図、図9はミッションケース前部の側面
断面図、図10は本発明の油圧回路図である。
適用した実施の形態を説明する。図1は本発明の油圧装
置を装備した乗用田植機の全体側面図、図2はトランス
ミッションの平面図、図3は片側のケース半部を外した
側面図、図4はミッションケースの平面展開断面図、図
5はミッションケース前部の平面展開断面図、図6は第
一変速装置の平面断面図、図7は一側のフロントスアク
スルケースの後面断面図、図8はミッションケース後部
の平面展開断面図、図9はミッションケース前部の側面
断面図、図10は本発明の油圧回路図である。
【0007】まず、乗用田植機の全体構成を図1より説
明する。田植機は前部の走行部1と後部に配置した植付
部2よりなり、走行部1は機体フレーム10の前部上に
エンジン9が載置され、該エンジン9はボンネット3に
より覆われ、該ボンネット3の後部上面に配したハンド
ルポスト5より上方に操向ハンドル4を配置している。
機体フレーム1を車体カバー6で覆い、その上に座席7
を配置し、前記車体カバー6と前記ボンネット3両側及
び座席7前部のステップ8は合成樹脂にて一体的に構成
されている。
明する。田植機は前部の走行部1と後部に配置した植付
部2よりなり、走行部1は機体フレーム10の前部上に
エンジン9が載置され、該エンジン9はボンネット3に
より覆われ、該ボンネット3の後部上面に配したハンド
ルポスト5より上方に操向ハンドル4を配置している。
機体フレーム1を車体カバー6で覆い、その上に座席7
を配置し、前記車体カバー6と前記ボンネット3両側及
び座席7前部のステップ8は合成樹脂にて一体的に構成
されている。
【0008】そして、本発明のミッションケース11は
機体フレーム10の前後中央下部より機体フレーム10
の後下方まで延出され、側面視において前高後低に配さ
れて、前後方向に長く形成されている。該ミッションケ
ース11の前部左右両側にフロントアクスルケース12
を介して前輪13が支持され、前記ミッションケース1
1の後部より左右両側に後車軸99を突出して後輪15
を支持している。
機体フレーム10の前後中央下部より機体フレーム10
の後下方まで延出され、側面視において前高後低に配さ
れて、前後方向に長く形成されている。該ミッションケ
ース11の前部左右両側にフロントアクスルケース12
を介して前輪13が支持され、前記ミッションケース1
1の後部より左右両側に後車軸99を突出して後輪15
を支持している。
【0009】また、前記植付部2は走行部1の後部に油
圧式昇降装置17を介して対地昇降自在に装着されてお
り、機体フレーム10後部とミッションケース11後部
の間に連結した支持フレーム16に油圧式昇降装置17
が支持され、該油圧式昇降装置17の前部と機体フレー
ム10の間には油圧シリンダー19が介装されて、該油
圧シリンダー19を伸縮させることで植付部2を昇降可
能としている。
圧式昇降装置17を介して対地昇降自在に装着されてお
り、機体フレーム10後部とミッションケース11後部
の間に連結した支持フレーム16に油圧式昇降装置17
が支持され、該油圧式昇降装置17の前部と機体フレー
ム10の間には油圧シリンダー19が介装されて、該油
圧シリンダー19を伸縮させることで植付部2を昇降可
能としている。
【0010】前記油圧式昇降装置17の後部に装着され
た植付部2は通例の如く、植付ケース20上に苗載台2
1を左右往復動可能に配置し、下方にフロート22を吊
設し、後部には伝動ケース23を突出して、該伝動ケー
ス23にクランク機構を介して植付爪24を装着してい
る。
た植付部2は通例の如く、植付ケース20上に苗載台2
1を左右往復動可能に配置し、下方にフロート22を吊
設し、後部には伝動ケース23を突出して、該伝動ケー
ス23にクランク機構を介して植付爪24を装着してい
る。
【0011】そして、前記ミッションケース11前部上
より後方にへ突出したPTO軸25にユニバーサルジョ
イントや伝動軸等を介して前記植付ケース20に動力を
伝えて、苗載台21や植付爪24を駆動し、走行しなが
ら苗載台21から苗を植付爪24によって取り出し、走
行中に連続的に苗植え作業を行うように構成している。
より後方にへ突出したPTO軸25にユニバーサルジョ
イントや伝動軸等を介して前記植付ケース20に動力を
伝えて、苗載台21や植付爪24を駆動し、走行しなが
ら苗載台21から苗を植付爪24によって取り出し、走
行中に連続的に苗植え作業を行うように構成している。
【0012】次に、本発明のトランスミッションの構成
を図2〜図9より説明する。該トランスミッションを収
容するミッションケース11は左右分離可能な左右半割
り型のケース半部11L・11Rから構成されている。
該ミッションケース11内の前部に原動軸34、ミッシ
ョン入力軸35、ファイナル軸60が平行に横架され、
該原動軸34はミッションケース11の左側面より貫通
して外方へ突出し、その端部上に入力プーリー30が固
設されている。該入力プーリー30にはベルト33を介
して前記エンジン9から動力が入力される。ミッション
ケース11の右側面前部には主変速装置となる第一変速
装置31が付設され、該第一変速装置31は、ミッショ
ンケース11の左側面に露出させた前記原動軸34の端
面に入力軸26が連結され、また、同様にミッションケ
ース11の左側面に露出させた前記ミッション入力軸3
5の端面に出力軸27が連結され、それぞれ変速ケース
36内に機体左右方向に沿わせて互いに平行に横架され
ている。
を図2〜図9より説明する。該トランスミッションを収
容するミッションケース11は左右分離可能な左右半割
り型のケース半部11L・11Rから構成されている。
該ミッションケース11内の前部に原動軸34、ミッシ
ョン入力軸35、ファイナル軸60が平行に横架され、
該原動軸34はミッションケース11の左側面より貫通
して外方へ突出し、その端部上に入力プーリー30が固
設されている。該入力プーリー30にはベルト33を介
して前記エンジン9から動力が入力される。ミッション
ケース11の右側面前部には主変速装置となる第一変速
装置31が付設され、該第一変速装置31は、ミッショ
ンケース11の左側面に露出させた前記原動軸34の端
面に入力軸26が連結され、また、同様にミッションケ
ース11の左側面に露出させた前記ミッション入力軸3
5の端面に出力軸27が連結され、それぞれ変速ケース
36内に機体左右方向に沿わせて互いに平行に横架され
ている。
【0013】前記第一変速装置31は図5、図6に示す
ように、可変容積型の油圧ポンプ40と固定容量型の油
圧モータ41からなる静油圧式無段変速装置であって、
変速ケース36とセンタセクション37によって区画さ
れた空間内に収納され、該センタセクション37内側面
にはポンプ付設面とモータ付設面が形成されている。こ
のポンプ付設面とモータ付設面と反対側のセンタセクシ
ョン37は前記ミッションケース11の右ケース半部1
1Rの前外側面に固定されている。
ように、可変容積型の油圧ポンプ40と固定容量型の油
圧モータ41からなる静油圧式無段変速装置であって、
変速ケース36とセンタセクション37によって区画さ
れた空間内に収納され、該センタセクション37内側面
にはポンプ付設面とモータ付設面が形成されている。こ
のポンプ付設面とモータ付設面と反対側のセンタセクシ
ョン37は前記ミッションケース11の右ケース半部1
1Rの前外側面に固定されている。
【0014】前記センタセクション37と変速ケース3
6とに回転自在に支持された入力軸26上にシリンダブ
ロック42の回転軸心部が相対回転不能に係止され、前
記ポンプ付設面に回転摺動自在に配置されている。該シ
リンダブロック42の複数のシリンダ孔内に、付勢バネ
を介してピストン43・43・・・が往復動自在に嵌合
され、該ピストン43・43・・・の頭部は可動斜板4
4のスラストベアリング44aに当接され、該可動斜板
44の中央開口に入力軸26が貫通されている。このよ
うにしてアキシャルピストンタイプの油圧ポンプ40が
構成されている。
6とに回転自在に支持された入力軸26上にシリンダブ
ロック42の回転軸心部が相対回転不能に係止され、前
記ポンプ付設面に回転摺動自在に配置されている。該シ
リンダブロック42の複数のシリンダ孔内に、付勢バネ
を介してピストン43・43・・・が往復動自在に嵌合
され、該ピストン43・43・・・の頭部は可動斜板4
4のスラストベアリング44aに当接され、該可動斜板
44の中央開口に入力軸26が貫通されている。このよ
うにしてアキシャルピストンタイプの油圧ポンプ40が
構成されている。
【0015】前記可動斜板44のピストン接当面をシリ
ンダブロック42の回転軸芯に対して傾動操作すること
で、油圧ポンプ40の油の吐出量及び吐出方向を変更で
きるようにしており、この可動斜板44は通例の如く左
右のトラニオン軸39に連結されて、ケース外に延びる
一方のトラニオン軸39に固定した図示しない変速アー
ムを回動することにより、可動斜板44の傾動操作がで
きるようにしている。
ンダブロック42の回転軸芯に対して傾動操作すること
で、油圧ポンプ40の油の吐出量及び吐出方向を変更で
きるようにしており、この可動斜板44は通例の如く左
右のトラニオン軸39に連結されて、ケース外に延びる
一方のトラニオン軸39に固定した図示しない変速アー
ムを回動することにより、可動斜板44の傾動操作がで
きるようにしている。
【0016】また、前記センタセクション37と変速ケ
ース36との間に回転自在に横架された出力軸27上に
シリンダブロック52の回転軸心部が相対回転不能に係
止され、前記モータ付設面に回転摺動自在に配置されて
いる。該シリンダブロック52の複数のシリンダ孔内
に、付勢バネを介してピストン53・53・・・が往復
動自在に嵌合され、該ピストン53・53・・・の頭部
は固定斜板54のスラストベアリング54aに当接さ
れ、該固定斜板54の中央開口に出力軸27が貫通され
ている。このようにしてアキシャルピストンタイプの油
圧モータ41が構成されている。
ース36との間に回転自在に横架された出力軸27上に
シリンダブロック52の回転軸心部が相対回転不能に係
止され、前記モータ付設面に回転摺動自在に配置されて
いる。該シリンダブロック52の複数のシリンダ孔内
に、付勢バネを介してピストン53・53・・・が往復
動自在に嵌合され、該ピストン53・53・・・の頭部
は固定斜板54のスラストベアリング54aに当接さ
れ、該固定斜板54の中央開口に出力軸27が貫通され
ている。このようにしてアキシャルピストンタイプの油
圧モータ41が構成されている。
【0017】そして、前記油圧ポンプ40と油圧モータ
41の各々の吸入部と吐出部は図示しないセンタセクシ
ョン37に設けた油路によって流体接続されて閉回路を
構成し、原動軸34に動力が伝えられると、入力軸26
が回転されて油圧ポンプ40が駆動され、このとき可動
斜板44を傾動操作して、圧油を油圧モータ41へ送る
ことによって出力軸27、ミッション入力軸35を無段
に回転駆動し、その回転方向及び回転数は可動斜板44
の傾動操作によって変更できるものである。このように
して静油圧式無段変速装置が構成されるのである。
41の各々の吸入部と吐出部は図示しないセンタセクシ
ョン37に設けた油路によって流体接続されて閉回路を
構成し、原動軸34に動力が伝えられると、入力軸26
が回転されて油圧ポンプ40が駆動され、このとき可動
斜板44を傾動操作して、圧油を油圧モータ41へ送る
ことによって出力軸27、ミッション入力軸35を無段
に回転駆動し、その回転方向及び回転数は可動斜板44
の傾動操作によって変更できるものである。このように
して静油圧式無段変速装置が構成されるのである。
【0018】また、図6に示すように、前記入力軸26
の右端は変速ケース36の右側面を貫通してバルブケー
ス45内に延伸して、該バルブケース45内に配設した
油圧ポンプ46を駆動し、該バルブケース45には更に
昇降切換バルブ47、リリーフバルブ48、可変絞り4
9、チェックバルブ50等が配設されている。但し、変
速ケース36とバルブケース45は一つのハウジングで
構成することも可能であり、油圧ポンプ46は変速ケー
ス36に内装することも可能である。
の右端は変速ケース36の右側面を貫通してバルブケー
ス45内に延伸して、該バルブケース45内に配設した
油圧ポンプ46を駆動し、該バルブケース45には更に
昇降切換バルブ47、リリーフバルブ48、可変絞り4
9、チェックバルブ50等が配設されている。但し、変
速ケース36とバルブケース45は一つのハウジングで
構成することも可能であり、油圧ポンプ46は変速ケー
ス36に内装することも可能である。
【0019】次に、図4、図5、図7を用いて、前記ミ
ッションケース11内の走行伝動系における前輪の動力
伝達構成について説明する。前記第一変速装置31を設
置した右ケース半部11Rとは反対側の左ケース半部1
1Lの前部には左側方(伝動軸34及びミッション入力
軸35の軸方向)へ膨らんだ膨出部11aが形成され、
該膨出部11a内に第二変速装置32が収納されてい
る。即ち、前記ミッション入力軸35上に大径の歯車6
7と幅広の小径歯車68とが固設され、また、前記ミッ
ション入力軸35と平行でその下方にファイナル軸60
がミッションケース11内に横架され、該ファイナル軸
60上には前記歯車67・68に噛合可能な二連の変速
歯車63が軸方向摺動自在にスプライン嵌合され、更
に、出力スプロケット65と出力歯車66が固設されて
いる。
ッションケース11内の走行伝動系における前輪の動力
伝達構成について説明する。前記第一変速装置31を設
置した右ケース半部11Rとは反対側の左ケース半部1
1Lの前部には左側方(伝動軸34及びミッション入力
軸35の軸方向)へ膨らんだ膨出部11aが形成され、
該膨出部11a内に第二変速装置32が収納されてい
る。即ち、前記ミッション入力軸35上に大径の歯車6
7と幅広の小径歯車68とが固設され、また、前記ミッ
ション入力軸35と平行でその下方にファイナル軸60
がミッションケース11内に横架され、該ファイナル軸
60上には前記歯車67・68に噛合可能な二連の変速
歯車63が軸方向摺動自在にスプライン嵌合され、更
に、出力スプロケット65と出力歯車66が固設されて
いる。
【0020】前記変速歯車63は座席7の側部に設けた
副変速レバーの操作でファイナル軸60上を軸方向に摺
動して、前記大径歯車67と小径歯車68の何れか一方
と噛合させて高低2段の変速回転をファイナル軸60に
得ることができるのである。そして、前記出力歯車66
は、ファイナル軸60の前方に配置したデフギア装置6
9の入力ギア70と常時噛合し、該フロントデフギア装
置69は左右両側の前輪駆動軸71L・71Rを差動的
に結合している。72はデフロック装置である。
副変速レバーの操作でファイナル軸60上を軸方向に摺
動して、前記大径歯車67と小径歯車68の何れか一方
と噛合させて高低2段の変速回転をファイナル軸60に
得ることができるのである。そして、前記出力歯車66
は、ファイナル軸60の前方に配置したデフギア装置6
9の入力ギア70と常時噛合し、該フロントデフギア装
置69は左右両側の前輪駆動軸71L・71Rを差動的
に結合している。72はデフロック装置である。
【0021】そして、図7に示すように、左右ケース半
部11L・11Rの外側面に装着されて前記前輪駆動軸
71L・71Rを収容するフロントアクスルケース12
L・12R内にはベベルギア73が支持されて、前輪駆
動軸71L・71Rの端部に結合している。また、該フ
ロントアクスルケース12L・12R内には略上下方向
に沿わせるようにキングピン軸75が支持されて下方へ
突出し、該キングピン軸75の下部は回動ケース76内
に延伸して回動自在に軸支され、該キングピン軸75の
上端にはベベルギア74が固設されて前記ベベルギア7
3と噛合され、キングピン軸75の下端にはベベルギア
77が固設されて、回動ケース76下部に水平に横架し
た前車軸79L・79Rに固設したベベルギア78と噛
合している。該前車軸79L・79Rの外端に前輪13
・13が固定される。
部11L・11Rの外側面に装着されて前記前輪駆動軸
71L・71Rを収容するフロントアクスルケース12
L・12R内にはベベルギア73が支持されて、前輪駆
動軸71L・71Rの端部に結合している。また、該フ
ロントアクスルケース12L・12R内には略上下方向
に沿わせるようにキングピン軸75が支持されて下方へ
突出し、該キングピン軸75の下部は回動ケース76内
に延伸して回動自在に軸支され、該キングピン軸75の
上端にはベベルギア74が固設されて前記ベベルギア7
3と噛合され、キングピン軸75の下端にはベベルギア
77が固設されて、回動ケース76下部に水平に横架し
た前車軸79L・79Rに固設したベベルギア78と噛
合している。該前車軸79L・79Rの外端に前輪13
・13が固定される。
【0022】また、前記回動ケース76の上面には図2
に示すように、ナックルアーム59が固設され、該ナッ
クルアーム59は図外のタイロッドを介し前記操向ハン
ドル4と連動連結されて、操向ハンドル4の回動によっ
て前輪13・13を左右に操舵できるようにしている。
に示すように、ナックルアーム59が固設され、該ナッ
クルアーム59は図外のタイロッドを介し前記操向ハン
ドル4と連動連結されて、操向ハンドル4の回動によっ
て前輪13・13を左右に操舵できるようにしている。
【0023】次に、作業伝動系の動力伝達構成を説明す
る。前記ファイナル軸60上で変速歯車63とスプロケ
ット65との間には、2連のPTO伝動歯車64a・6
4bが軸方向移動不能に遊嵌設置されている。また、前
記膨出部11aの後部上には、図5、図9に示すよう
に、第一カウンター軸61と第二カウンター62が左ケ
ース半部11Lの左内側面に回転自在に支持され、該第
一カウンター軸61上には一方向クラッチ80を介して
歯車81が外嵌され、該歯車81は前記ファイナル軸6
0上に固設したPTO伝動歯車64aと常時噛合してい
る。該PTO伝動歯車64bは前記ミッション入力軸3
5上の小径歯車68と常時噛合している。前記一方向ク
ラッチ80は、ミッション入力軸35が機体前進方向に
回転するときにのみ前記歯車81を第一カウンター軸6
1に係合させるよう作動してミッション入力軸35の動
力を第一カウンター軸61、即ち、植付部2側へ伝え
る。そして、前記第一カウンター軸61は左ケース半部
11Lの左側面より外側に突出して株間変速用の歯車8
2が着脱自在に固設され、該歯車82は同様に左ケース
半部11Lの左側面より外側に突出した第二カウンター
軸62上に着脱自在に固設した歯車83と噛合し、歯車
82・83は左ケース半部11Lの左側面に着脱自在に
装着したカバーによって覆われている。前記第二カウン
ター軸62のミッションケース11内にはベベルギア8
4が固設され、PTOクラッチ軸86上に固設したベベ
ルギア85と噛合させている。
る。前記ファイナル軸60上で変速歯車63とスプロケ
ット65との間には、2連のPTO伝動歯車64a・6
4bが軸方向移動不能に遊嵌設置されている。また、前
記膨出部11aの後部上には、図5、図9に示すよう
に、第一カウンター軸61と第二カウンター62が左ケ
ース半部11Lの左内側面に回転自在に支持され、該第
一カウンター軸61上には一方向クラッチ80を介して
歯車81が外嵌され、該歯車81は前記ファイナル軸6
0上に固設したPTO伝動歯車64aと常時噛合してい
る。該PTO伝動歯車64bは前記ミッション入力軸3
5上の小径歯車68と常時噛合している。前記一方向ク
ラッチ80は、ミッション入力軸35が機体前進方向に
回転するときにのみ前記歯車81を第一カウンター軸6
1に係合させるよう作動してミッション入力軸35の動
力を第一カウンター軸61、即ち、植付部2側へ伝え
る。そして、前記第一カウンター軸61は左ケース半部
11Lの左側面より外側に突出して株間変速用の歯車8
2が着脱自在に固設され、該歯車82は同様に左ケース
半部11Lの左側面より外側に突出した第二カウンター
軸62上に着脱自在に固設した歯車83と噛合し、歯車
82・83は左ケース半部11Lの左側面に着脱自在に
装着したカバーによって覆われている。前記第二カウン
ター軸62のミッションケース11内にはベベルギア8
4が固設され、PTOクラッチ軸86上に固設したベベ
ルギア85と噛合させている。
【0024】該PTOクラッチ軸86は左右ケース半部
11L・11Rの合わせ面の箇所で前後方向に横架され
て、PTOクラッチ軸86後端で同一軸心上に前記PT
O軸25を回転自在に配置している。該PTOクラッチ
軸86とPTO軸25との間にはPTOクラッチ90と
トルクリミッター91が配置されている。PTOクラッ
チ90は、PTOクラッチ軸86上の前部にクラッチ爪
92を固設し、後部に中空軸93を回転自在に外嵌し、
該中空軸93上に摺動爪94を軸方向に摺動自在にスプ
ライン嵌合し、前記クラッチ爪92と係脱可能に配置し
ている。該摺動爪94は右ケース半部11Rの右側面に
軸支したPTO操作軸95を回動することによって摺動
され、該PTO操作軸95にはリンクやワイヤー等を介
して座席7側部の植付操作レバーと接続され、該植付操
作レバーを「入」位置とすることによってクラッチ爪9
2に摺動爪94が係合して植付部2を駆動することがで
きる。
11L・11Rの合わせ面の箇所で前後方向に横架され
て、PTOクラッチ軸86後端で同一軸心上に前記PT
O軸25を回転自在に配置している。該PTOクラッチ
軸86とPTO軸25との間にはPTOクラッチ90と
トルクリミッター91が配置されている。PTOクラッ
チ90は、PTOクラッチ軸86上の前部にクラッチ爪
92を固設し、後部に中空軸93を回転自在に外嵌し、
該中空軸93上に摺動爪94を軸方向に摺動自在にスプ
ライン嵌合し、前記クラッチ爪92と係脱可能に配置し
ている。該摺動爪94は右ケース半部11Rの右側面に
軸支したPTO操作軸95を回動することによって摺動
され、該PTO操作軸95にはリンクやワイヤー等を介
して座席7側部の植付操作レバーと接続され、該植付操
作レバーを「入」位置とすることによってクラッチ爪9
2に摺動爪94が係合して植付部2を駆動することがで
きる。
【0025】そして、中空軸93の後部とPTO軸25
との間に爪クラッチ式のトルクリミッター91が配置さ
れ、該トルクリミッター91を介してPTO軸25に動
力を伝え、植付部2側に過負荷がかかると、トルクリミ
ッター91でPTO軸25が空回りするように構成し
て、作業伝動系の伝動部品の破損を防止している。91
aは設定トルクを規定するスプリングである。前記PT
O軸25は前記ミッションケース11の前上部の膨出部
11aより後方へ突出されており、ユニバーサルジョイ
ントや伝動軸を介して植付部2に動力を伝える構成とし
ている。
との間に爪クラッチ式のトルクリミッター91が配置さ
れ、該トルクリミッター91を介してPTO軸25に動
力を伝え、植付部2側に過負荷がかかると、トルクリミ
ッター91でPTO軸25が空回りするように構成し
て、作業伝動系の伝動部品の破損を防止している。91
aは設定トルクを規定するスプリングである。前記PT
O軸25は前記ミッションケース11の前上部の膨出部
11aより後方へ突出されており、ユニバーサルジョイ
ントや伝動軸を介して植付部2に動力を伝える構成とし
ている。
【0026】次に、後輪の動力伝達構成について説明す
る。ミッションケース11の後部には図8に示すよう
に、サイドクラッチ軸97と減速軸98と後車軸99L
・99Rが平行に回転自在に支持されており、前記サイ
ドクラッチ軸97の左右中央にスプロケット100が固
設され、該スプロケット100と前記ファイナル軸60
上に固定した出力スプロケット65との間にチェーン1
01が巻回されて、ファイナル軸60の動力が後輪15
へ伝達されるようにしている。100b・100bはチ
ェーン101の上部、下部に配したチェーン張りであ
る。
る。ミッションケース11の後部には図8に示すよう
に、サイドクラッチ軸97と減速軸98と後車軸99L
・99Rが平行に回転自在に支持されており、前記サイ
ドクラッチ軸97の左右中央にスプロケット100が固
設され、該スプロケット100と前記ファイナル軸60
上に固定した出力スプロケット65との間にチェーン1
01が巻回されて、ファイナル軸60の動力が後輪15
へ伝達されるようにしている。100b・100bはチ
ェーン101の上部、下部に配したチェーン張りであ
る。
【0027】前記サイドクラッチ軸97上のスプロケッ
ト100の両側にはサイドギア102L・102Rが回
転自在かつ軸方向摺動自在に外嵌され、スプロケット1
00の両側に設けた内歯100a・100aと係脱可能
としてサイドクラッチ111L・111Rが構成されて
いる。また、サイドギア102L・102Rと各左右ケ
ース半部11L・11Rには摩擦板がそれぞれ係止され
て重合され、更に、サイドギア102L・102Rの外
周部には鍔状の押圧体を形成して、サイドブレーキ10
3L・103Rが構成されている。そして、前記サイド
ギア102L・102Rはサイドクラッチアーム104
L・104Rを回動することによって摺動され、該サイ
ドクラッチアーム104L・104Rはミッションケー
ス11外に設けたアーム106L・106R(図2)に
リンク等を介して運転部のステップ上に設けた左右サイ
ドブレーキペダルの各々と連動連係され、一方のサイド
ブレーキペダルを踏むことによって、サイドギア102
を摺動してサイドクラッチ111L又は111Rを切っ
て旋回内側の後輪の駆動力を断って緩旋回でき、更にサ
イドブレーキ103L・103Rを制動させることによ
って急旋回できるようにしている。
ト100の両側にはサイドギア102L・102Rが回
転自在かつ軸方向摺動自在に外嵌され、スプロケット1
00の両側に設けた内歯100a・100aと係脱可能
としてサイドクラッチ111L・111Rが構成されて
いる。また、サイドギア102L・102Rと各左右ケ
ース半部11L・11Rには摩擦板がそれぞれ係止され
て重合され、更に、サイドギア102L・102Rの外
周部には鍔状の押圧体を形成して、サイドブレーキ10
3L・103Rが構成されている。そして、前記サイド
ギア102L・102Rはサイドクラッチアーム104
L・104Rを回動することによって摺動され、該サイ
ドクラッチアーム104L・104Rはミッションケー
ス11外に設けたアーム106L・106R(図2)に
リンク等を介して運転部のステップ上に設けた左右サイ
ドブレーキペダルの各々と連動連係され、一方のサイド
ブレーキペダルを踏むことによって、サイドギア102
を摺動してサイドクラッチ111L又は111Rを切っ
て旋回内側の後輪の駆動力を断って緩旋回でき、更にサ
イドブレーキ103L・103Rを制動させることによ
って急旋回できるようにしている。
【0028】また、前記サイドギア102L・102R
の各々は減速軸98上に設置した二連の減速歯車105
L・105Rの大径歯車と噛合され、該減速歯車105
L・105Rの小径歯車は後車軸99L・99Rの内端
部上に固設した歯車107L・107Rと噛合され、該
後車軸99L・99Rの外側端上に後輪15・15が装
着されている。該後輪15・15は、ミッションケース
11の後部の両側より突出した後車軸99L・99Rに
装着されるので、減速装置を収納するリアアクスルケー
スは不要となり、コンパクトな構成とできるのである。
このようにして、第一変速装置31及び第二変速装置3
2で変速された後の動力が、出力スプロケット65、チ
ェーン101、スプロケット100、サイドクラッチ装
置111L・111R、サイドブレーキ103L・10
3Rを介して後車軸99に差動回転が伝えられて、後輪
15が駆動される。
の各々は減速軸98上に設置した二連の減速歯車105
L・105Rの大径歯車と噛合され、該減速歯車105
L・105Rの小径歯車は後車軸99L・99Rの内端
部上に固設した歯車107L・107Rと噛合され、該
後車軸99L・99Rの外側端上に後輪15・15が装
着されている。該後輪15・15は、ミッションケース
11の後部の両側より突出した後車軸99L・99Rに
装着されるので、減速装置を収納するリアアクスルケー
スは不要となり、コンパクトな構成とできるのである。
このようにして、第一変速装置31及び第二変速装置3
2で変速された後の動力が、出力スプロケット65、チ
ェーン101、スプロケット100、サイドクラッチ装
置111L・111R、サイドブレーキ103L・10
3Rを介して後車軸99に差動回転が伝えられて、後輪
15が駆動される。
【0029】次に、本発明の油圧回路構成を、図10を
参照しつつ説明する。油圧ポンプ46は前述のように、
エンジン9からの動力がベルト33、入力プーリー3
0、伝動軸34を介して入力軸26に伝えられることで
駆動される。該油圧ポンプ46の吸入ポートには配管5
5が接続されてミッションケース11内の前底部に配し
た油フィルタFを介して潤滑油兼作動油を吸入できるよ
うにしている。該油圧ポンプ46の吐出ポートには昇降
切換バルブ47とロードチェックバルブ50とリリーフ
バルブ48とが並列に接続され、該昇降切換バルブ47
の二次側のAポートには可変絞り49、配管57を介し
て植付部2を昇降するための油圧シリンダー19が連通
され、また、前記チェックバルブ50の二次側は可変絞
り49を迂回して配管57を介し油圧シリンダー19に
連通されている。
参照しつつ説明する。油圧ポンプ46は前述のように、
エンジン9からの動力がベルト33、入力プーリー3
0、伝動軸34を介して入力軸26に伝えられることで
駆動される。該油圧ポンプ46の吸入ポートには配管5
5が接続されてミッションケース11内の前底部に配し
た油フィルタFを介して潤滑油兼作動油を吸入できるよ
うにしている。該油圧ポンプ46の吐出ポートには昇降
切換バルブ47とロードチェックバルブ50とリリーフ
バルブ48とが並列に接続され、該昇降切換バルブ47
の二次側のAポートには可変絞り49、配管57を介し
て植付部2を昇降するための油圧シリンダー19が連通
され、また、前記チェックバルブ50の二次側は可変絞
り49を迂回して配管57を介し油圧シリンダー19に
連通されている。
【0030】また、前記昇降切換バルブ47の二次側の
Bポートは一次側のタンクポートTと共に、前記リリー
フバルブ48の二次側と連通され、更に、配管56、ラ
インフィルター51を介して静油圧式無段変速装置の閉
回路の作動油補給ポートCに連通している。28・28
は作動油補給ポートCから閉回路方向への油通過のみを
許容するチェック弁である。この閉回路内の油圧はリリ
ーフバルブ58によって一定圧に設定されている。
Bポートは一次側のタンクポートTと共に、前記リリー
フバルブ48の二次側と連通され、更に、配管56、ラ
インフィルター51を介して静油圧式無段変速装置の閉
回路の作動油補給ポートCに連通している。28・28
は作動油補給ポートCから閉回路方向への油通過のみを
許容するチェック弁である。この閉回路内の油圧はリリ
ーフバルブ58によって一定圧に設定されている。
【0031】前記昇降切換バルブ47は5位置切換のバ
ルブであって、座席7側部に配置した昇降レバーを操作
して切り換えることができ、(イ)の位置ではタンクポ
ート及びBポートを配管56に連通させ、油圧ポンプ4
6からの圧油はタンクポートTから配管56へドレン
し、油圧シリンダー19からの戻り油は可変絞り49、
Aポート、昇降切換バルブ47、Bポートから配管56
へドレンし合流するドレン油を閉回路の作動油補給ポー
トCへ導入させる。このとき前記油圧シリンダー19は
縮小して植付部2が急速に下降する。
ルブであって、座席7側部に配置した昇降レバーを操作
して切り換えることができ、(イ)の位置ではタンクポ
ート及びBポートを配管56に連通させ、油圧ポンプ4
6からの圧油はタンクポートTから配管56へドレン
し、油圧シリンダー19からの戻り油は可変絞り49、
Aポート、昇降切換バルブ47、Bポートから配管56
へドレンし合流するドレン油を閉回路の作動油補給ポー
トCへ導入させる。このとき前記油圧シリンダー19は
縮小して植付部2が急速に下降する。
【0032】(ロ)の位置は油圧シリンダー19のドレ
ン油量を制限し植付部2をゆっくり下降させるための過
渡位置であり、(ハ)の位置はAポート及びBポートを
ブロックして、ロードチェックバルブ50を閉じて植付
部2を任意の高さの位置で止める中立位置であり、油圧
ポンプ46の吐出油はタンクポートTを経てアンロード
される。(ニ)の位置は油圧ポンプ46のドレン油量を
制限して植付部2をゆっくり上昇させる過渡位置であ
り、(ホ)の位置は油圧ポンプ46及び油圧シリンダー
19のドレンをブロックしてロードチェックバルブ50
を開いて配管57を介し油圧シリンダー19に送油し
て、植付部2を上昇させる位置である。このようにして
昇降切換バルブ47を任意の(イ)から(ホ)位置へ切
り換えることによって油圧シリンダー19を伸縮して植
付部2を昇降できるのである。
ン油量を制限し植付部2をゆっくり下降させるための過
渡位置であり、(ハ)の位置はAポート及びBポートを
ブロックして、ロードチェックバルブ50を閉じて植付
部2を任意の高さの位置で止める中立位置であり、油圧
ポンプ46の吐出油はタンクポートTを経てアンロード
される。(ニ)の位置は油圧ポンプ46のドレン油量を
制限して植付部2をゆっくり上昇させる過渡位置であ
り、(ホ)の位置は油圧ポンプ46及び油圧シリンダー
19のドレンをブロックしてロードチェックバルブ50
を開いて配管57を介し油圧シリンダー19に送油し
て、植付部2を上昇させる位置である。このようにして
昇降切換バルブ47を任意の(イ)から(ホ)位置へ切
り換えることによって油圧シリンダー19を伸縮して植
付部2を昇降できるのである。
【0033】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏するのである。即ち、請求項1に記載す
るように、エンジン動力を車軸へ伝動する走行伝動系に
静油圧式無段変速装置を介在させると共に、植付部が油
圧式昇降装置を介し機体に連結された田植機において、
前記油圧式昇降装置の戻り油を前記静油圧式無段変速装
置の作動油補給ポートに導入したので、油圧式昇降装置
の戻り油を静油圧式無段変速装置の作動油に利用するこ
とができて、従来の静油圧式無段変速装置に専用の作動
油補給用の油圧ポンプを設けて駆動し、補給する構成に
比べてポンプ個数を削減でき、コスト低減化が図れる。
ような効果を奏するのである。即ち、請求項1に記載す
るように、エンジン動力を車軸へ伝動する走行伝動系に
静油圧式無段変速装置を介在させると共に、植付部が油
圧式昇降装置を介し機体に連結された田植機において、
前記油圧式昇降装置の戻り油を前記静油圧式無段変速装
置の作動油補給ポートに導入したので、油圧式昇降装置
の戻り油を静油圧式無段変速装置の作動油に利用するこ
とができて、従来の静油圧式無段変速装置に専用の作動
油補給用の油圧ポンプを設けて駆動し、補給する構成に
比べてポンプ個数を削減でき、コスト低減化が図れる。
【0034】また、請求項2記載の如く、前記油圧式昇
降装置に備わる油圧ポンプを前記静油圧式無段変速装置
のハウジングに取り付けてその入力軸により駆動させる
ようにしたので、油圧ポンプをエンジン近傍に配置する
よりも、両者が近くに配置されて油圧配管を短くでき、
部品点数も減少してコスト低減化を図ることができる。
また、油圧ポンプは静油圧式無段変速装置の変速入力軸
で駆動されるので、駆動系統の簡略化が図れ、動力損失
が低減される。そして、油圧系統を集中して配置するこ
とができるようになり、配管経路が短くなり、メンテナ
ンスもやりやすくなる。
降装置に備わる油圧ポンプを前記静油圧式無段変速装置
のハウジングに取り付けてその入力軸により駆動させる
ようにしたので、油圧ポンプをエンジン近傍に配置する
よりも、両者が近くに配置されて油圧配管を短くでき、
部品点数も減少してコスト低減化を図ることができる。
また、油圧ポンプは静油圧式無段変速装置の変速入力軸
で駆動されるので、駆動系統の簡略化が図れ、動力損失
が低減される。そして、油圧系統を集中して配置するこ
とができるようになり、配管経路が短くなり、メンテナ
ンスもやりやすくなる。
【図1】本発明の油圧装置を装備した乗用田植機の全体
側面図である。
側面図である。
【図2】トランスミッションの平面図である。
【図3】片側のケース半部を外した側面図である。
【図4】ミッションケースの平面展開断面図である。
【図5】ミッションケース前部の平面展開断面図であ
る。
る。
【図6】第一変速装置の平面断面図である。
【図7】一側のフロントスアクスルケースの後面断面図
である。
である。
【図8】ミッションケース後部の平面展開断面図であ
る。
る。
【図9】ミッションケース前部の側面断面図である。
【図10】本発明の油圧回路図である。
【符号の説明】 2 植付部 9 エンジン 11 ミッションケース 19 油圧シリンダー 31 静油圧式無段変速装置 26 入力軸 46 油圧ポンプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂倉 信也 兵庫県尼崎市猪名寺2丁目18番1号 株式 会社神崎高級工機製作所内
Claims (2)
- 【請求項1】 エンジン動力を車軸へ伝動する走行伝動
系に静油圧式無段変速装置を介在させると共に、植付部
が油圧式昇降装置を介し機体に連結された田植機におい
て、前記油圧式昇降装置の戻り油を前記静油圧式無段変
速装置の作動油補給ポートに導入させたことを特徴とす
る田植機の油圧装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の油圧式昇降装置に備わる
油圧ポンプを前記静油圧式無段変速装置のハウジングに
取り付けてその入力軸により駆動させるようにしたこと
を特徴とする田植機の油圧装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP654198A JPH11201280A (ja) | 1998-01-16 | 1998-01-16 | 田植機の油圧装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP654198A JPH11201280A (ja) | 1998-01-16 | 1998-01-16 | 田植機の油圧装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11201280A true JPH11201280A (ja) | 1999-07-27 |
Family
ID=11641215
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP654198A Pending JPH11201280A (ja) | 1998-01-16 | 1998-01-16 | 田植機の油圧装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11201280A (ja) |
-
1998
- 1998-01-16 JP JP654198A patent/JPH11201280A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP1329354B1 (en) | Working vehicle | |
| US6233931B1 (en) | Transmission for a working vehicle | |
| US9487085B2 (en) | Transaxle and working vehicle equipped with the transaxle | |
| US7621353B2 (en) | Vehicle transmission | |
| US7866152B2 (en) | Hydrostatic transaxle | |
| US8997914B2 (en) | Work vehicle | |
| EP1413498A2 (en) | Four-wheel drive vehicle | |
| US9248737B2 (en) | Transmission for working vehicle | |
| EP1415848B1 (en) | Transaxle apparatus and four-wheel driving working vehicle using the apparatus | |
| JP6229133B2 (ja) | 作業車の車軸駆動装置 | |
| CN103291893B (zh) | 作业车辆的变速器及联合收割机的变速器 | |
| JP3526113B2 (ja) | モアトラクタ | |
| JP3881761B2 (ja) | 乗用田植機のトランスミッション | |
| JPH11201280A (ja) | 田植機の油圧装置 | |
| JP2003011684A (ja) | トラクタのトランスミッション | |
| JP2000142141A (ja) | 乗用田植機のトランスミッション | |
| JP4436618B2 (ja) | トランスミッション | |
| KR100576140B1 (ko) | 트랙터 | |
| JP4230790B2 (ja) | トランスミッション | |
| JP3760842B2 (ja) | 動力車両の油圧装置 | |
| JPH10127131A (ja) | コンバインの油圧供給装置 | |
| JPH09248024A (ja) | 農作業機 | |
| JP3678665B2 (ja) | 作業車 | |
| JP4131834B2 (ja) | トランスミッション | |
| JP3693586B2 (ja) | 作業車の車体構造 |